Seat switch |
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申请号 | JP2006276585 | 申请日 | 2006-10-10 | 公开(公告)号 | JP2008097935A | 公开(公告)日 | 2008-04-24 |
申请人 | Mic Electron Co; ミック電子工業株式会社; | 发明人 | MIYATA TOMOYOSHI; HASEGAWA SHINJI; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a lightweight and low-cost seat switch. SOLUTION: The seat switch S is provided with: a plurality of switch parts S1, S2 and S3 operating a vehicular power sheet on a switch base 1; wiring lines LG and LB made of a metal plate and connected to fixed contacts 36 and 35 of the switch parts; and connector terminals CG and CB made of a metal plate and connected to the wiring lines. In the seat switch, the wiring lines LG and LB are formed by being stamped from a metal plate having a half thickness of those of the connector terminals CG and CB; the connector terminals CG and CB are formed into a double structure formed by stamping elongated plate-like members connected to the wiring lines from a metal plate identical to that of the wiring lines LG and LB, and bending and stacking tips of the elongated plate-like members. COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT | ||||||
权利要求 | スイッチベース上に、車両のパワーシートを操作する複数のスイッチ部と、該スイッチ部の固定接点に接続された金属板製の配線ラインと、該配線ラインに接続された金属板製のコネクタ端子とを備えてなるシートスイッチにおいて、 上記配線ラインは、上記コネクタ端子の半分の厚さの金属板から打ち抜き形成され、 上記コネクタ端子は、上記配線ラインと同じ金属板から該配線ラインに連結された細長板状部材を打ち抜き、この細長板状部材の先端を折り曲げて重ねた2重構造としたこと を特徴とするシートスイッチ。 上記コネクタ端子は、その折り曲げられた先端部が上記スイッチベース内に埋設されていること を特徴とするシートスイッチ。 |
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说明书全文 | 本発明は、車両のパワーシートを操作するシートスイッチに関し、特に、その軽量化と低コスト化を図ったものである。 従来、この種のシートスイッチとしては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。 同文献のシートスイッチは、車両のパワーシートを駆動するモータを正逆回転させることにより、パワーシートを前後や上下に移動させる、あるいは、パワーシートの背もたれをリクライニングさせたり元の姿勢に戻したりする等、当該パワーシートを操作するときに使用される。 上記のようなシートスイッチを構成するスイッチベースには、従来より、パワーシートを駆動するモータの配線ラインや電源およびグランドの配線ラインを有するとともに、さらに、これらの配線ラインをモータ、電源、グランドへ接続するためのコネクタ端子を備えている。 このような配線ラインとコネクタ端子は一枚の金属板から一部品として一体に打ち抜き形成され、スイッチベースに設置される。 しかしながら、従来のシートスイッチによると、そのスイッチベースに設置される配線ラインは、上述のようにコネクタ端子と同じ金属板から一部品として一体に打ち抜き形成されるから、コネクタ端子と同じ厚さになることは避けられない。 そのため、コネクタ端子の規格として例えば0.6mm厚の銅板製であることが必要とされる場合には、スイッチベースに設置される配線ラインも、0.6mm厚の銅板製となり、高価で重い銅材を多量に使用したものとなり、スイッチ全体の重量が増し、かつ、コスト高であるといった問題点を有している。 本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、軽量かつ低コストのシートスイッチを提供することにある。 上記目的を達成するために、本発明は、スイッチベース上に、車両のパワーシートを操作する複数のスイッチ部と、該スイッチ部の固定接点に接続された金属板製の配線ラインと、該配線ラインに接続された金属板製のコネクタ端子とを備えてなるシートスイッチにおいて、上記配線ラインは、上記コネクタ端子の半分の厚さの金属板から打ち抜き形成され、上記コネクタ端子は、上記配線ラインと同じ金属板から該配線ラインに連結された細長板状部材を打ち抜き、この細長板状部材の先端を折り曲げて重ねた2重構造としたことを特徴とする。 上記本発明において、上記コネクタ端子は、その折り曲げられた先端部が上記スイッチベース内に埋設される構成を採用してもよい。 このような構成によると、その折り曲げられた先端部がスイッチベース内に埋設されるから、その先端部がコネクタ側に引っ掛かるような不具合を効果的に防止することができる。 本発明にあっては、上記の如く、配線ラインの具体的な構成として、当該配線ラインはコネクタ端子の半分の厚さの金属板から打ち抜き形成されるものとし、また、コネクタ端子の具体的な構成として、当該コネクタ端子は、上記配線ラインと同じ金属板から該配線ラインに連結された細長板状部材を打ち抜き、この細長板状部材の先端を折り曲げて重ねた2重構造とする構成を採用した。 このため、例えば、コネクタ端子の規格として0.6mmの厚さが必要とされる場合、コネクタ端子だけが規格通りの0.6mmの厚さとなり、金属板製の配線ラインは0.3mmの厚さで構成されるから、この種のシートスイッチにおいて高価で重い金属部分を大幅に削減することができ、シートスイッチの軽量化とコスト低減を図れる等の作用効果が得られる。 以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は本発明の一実施形態であるシートスイッチの外観図、図2は図1のシートスイッチの断面図、図3は図1のシートスイッチの配線図、図4は図1のシートスイッチを構成するカバーの説明図、図5は図1のシートスイッチを構成するベースの説明図である。 図1の本シートスイッチSは、図5のスイッチベース1とこれに被せて固定された図4カバー2とで一つの筐体を構成し、この筐体内に、図2のように第1ないし第3のスイッチ部S1、S2、S3と、これらのスイッチ部を操作するアクチュエータA1、A2とを収容した構造になっている。 第1のスイッチ部S1は、パワーシートのリクライニング動作用モータM1を正逆回転させることにより、当該パワーシートをリクライニングさせたり元の状態に戻したりするときに使用されるものである。 上記第1のスイッチ部(以下「リクライニング用スイッチ部S1」という)は、図3の配線図に示したように、6つの固定接点31〜36と2つの可動接点5A、5Bを備えている。 上記6つの固定接点のうち、第1と第4の固定接点31、34は、モータ配線ラインLA、LBとモータ用コネクタ端子CA、CBを介してリクライニング動作用モータM1の端子に接続されている。 また、第2と第5の固定接点32、35は、電源配線ラインLVと電源用コネクタ端子CVを介して電源(Vcc)に接続され、第3と第6の固定接点33、36は、グランド配線ラインLGとグランド用コネクタ端子CGを介してグランドに接続されている。 2つの可動接点5A、5Bは、いずれも上記のように電源に接続された固定接点32、35とグランドに接続された固定接点33、36のうちいずれか一方を選択的に、リクライニング動作用モータM1に接続された固定接点31、34に接触させるように構成されている。 上記2つの可動接点5A、5Bのうち、第1の可動接点5Aが第3の固定接点33に接触し、かつ、第2の可動接点5Bが第6の固定接点36に接触しているときには、リクライニング動作用モータM1の両端子がグランド電位となるから、このリクライニング動作用モータM1は回転しない。 この状態から、例えば、第1の可動接点5Aのみが第2の固定接点32に接触すると、リクライニング動作用モータM1の一方の端子が電源電位になり、同モータM1の他方の端子がグランド電位になるため、このリクライニング動作用モータM1は例えば正方向に回転する。 この状態から、第1の可動接点5Aが第3の固定接点33に接触し、かつ、第2の可動接点5Bが第5の固定接点35に接触すると、リクライニング動作用モータM1の一方の端子がグランド電位となり、同モータM1の他方の端子が電源電位となるため、このリクライニング動作用モータM1は逆方向に回転する。 第2のスイッチ部S2は、パワーシートの前後移動用モータM2を正逆回転させることにより、当該パワーシート全体を前後移動させるときに使用されるものであり、第3のスイッチ部S3は、パワーシートの上下移動用モータM3を正逆回転させることにより、当該パワーシート全体を上下移動させるときに使用されるものである。 尚、第2のスイッチ部(以下「前後移動用スイッチ部S2」という)と第3のスイッチ部(以下「上下移動用スイッチ部S3」という)のスイッチ構成要素(固定接点、可動接点)や配線ライン等の回路構成については、前述したリクライニング用スイッチ部S1と同様であるため、同一部材には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。 図5に示したように、スイッチベース1の表面には、前述したリクライニング用スイッチ部S1、前後移動用スイッチ部S2、上下移動用スイッチ部S3という各スイッチ部ごとに、それぞれのスイッチ部を構成する上述した6つの固定接点31〜36が設けられている。 リクライニング用スイッチ部S1の固定接点31〜36の配置構成などを詳細に説明すると、第1ないし第3の固定接点31〜33は上段に横一列に並んで配置され、その下段に横一列に並んで第4ないし第6の固定接点34〜36が配置されている。 また、上記のような上段の3つの固定接点31〜33のうち、第1の固定接点31は、図6(c)のように、その両隣の固定接点(第2と第3の固定接点32、33)より低い位置に突出した形態で設けられるとともに、両隣の固定接点32、33の中間位置より後方にずれて配置されている。 また、上記のような下段の3つの固定接点34〜36のうち、第4の固定接点34は、図6(c)のように、その両隣の固定接点(第5と第6の固定接点35、36)より低い位置に突出した形態で設けられるとともに、両隣の固定接点35、36の中間位置より前方にずれて配置されており、このように第1の固定接点31と第4の固定接点34とは互いにずれて配置されている。 前後移動用スイッチ部S2の固定接点31〜36は、リクライニング用スイッチ部の固定接点31〜36と同様の配置構成を採っているため、その詳細説明は省略する。 上下移動用スイッチ部S3の固定接点31〜36は、リクライニング用スイッチ部S1の固定接点31〜36を右回りに90°回転させた配置構成を採っており、これ以外の具体的な構成は前述したリクライニング用スイッチ部S1の固定接点31〜36と同様であるため、その詳細説明は省略する。 前述した複数の固定接点31〜36を図3の配線図のように配線するために、本シートスイッチSのスイッチベース1には、図5のように、前述した固定接点31〜36と、電源配線ラインLV、グランド配線ラインLG、モータ配線ラインLA〜LFという3種の金属板製の配線ラインと、電源用コネクタ端子CV、グランド用コネクタ端子CG、モータ用コネクタ端子CA〜CFという3種のコネクタ端子とが設けられている。 なお、LCとLDは前後移動用モータM2用のモータ配線ライン、LEとLFは上下移動用モータM3のモータ配線ライン、CCとCDは前後移動用モータM2の端子に接続されるコネクタ端子、CEとCFは上下移動用モータM3の端子に接続されるコネクタ端子である。 上記スイッチベース1上の第2及び第5の固定接点32、35は、同スイッチベース1上の電源配線ラインLVに接続され、上記スイッチベース1上の第3および第6の固定接点32、35は、同スイッチベース1上のグランド配線ラインLGに接続されている。 上記スイッチベース1上の第1及び第4の固定接点31、34はスイッチベース1上のモータ配線ラインCF、CFに接続されている。 また、図7に示したように、スイッチベース1上の電源配線ラインLVとグランド配線ラインLGは、電源用コネクタ端子CVやグランド用コネクタ端子CGの約半分の厚さの金属板を用意し、この金属板から打ち抜き形成したものであり、また、その電源用コネクタ端子CVとグランド用コネクタ端子CGについては、電源配線ラインLVやグランド配線ラインLGと同じ金属板から該電源配線ラインに連結された細長板状部材を該配線ラインと一緒に打ち抜き、この細長板状部材の先端を折り曲げて重ねた2重構造としたものである。 なお、図7中の符号100で示す部位は、電源配線ラインCVとグランド配線ラインCGを一部品として打ち抜き形成したときの繋ぎ部であり、繋ぎ部100はスイッチ組立て後にカットされる。 図8に示したように、モータ配線ラインLA〜LFとモータ用コネクタ端子CA〜CFもまた、上記のような電源配線ラインLVや電源用コネクタ端子CVと同様の成形方法で同様の構成を採用している。 尚、図8中の符号100で示す部位は、モータ配線ラインLA〜LFを一部品として打ち抜き形成したときの繋ぎ部であり、繋ぎ部100はスイッチ組立て後にカットされる。 以上のような配線ラインおよびコネクタ端子の構成によると、例えば電源用、グランド用およびモータ用コネクタ端子の規格として銅板製で厚さ0.6mmが必要とされる場合、スイッチベース上の電源配線ライン、グランド配線ラインおよびモータ配線ラインはいずれも0.3mmの厚さの銅板で構成され、電源用、グランド用およびモータ用コネクタ端子だけが規格通りの0.6mm厚の銅板製となる。 電源配線ラインLV、グランド配線ラインLG、モータ配線ラインLA〜LFという3種の配線ラインと、電源用コネクタ端子CV、グランド用コネクタ端子CG、モータ用コネクタ端子CA〜CFという3種のコネクタ端子は、まとめて一度に一枚の金属板から打ち抜き形成してもよい。 この場合には、上記3種の配線ラインの厚さは上記3種のコネクタ端子の半分の厚さとなる。 本実施形態では、図5(a)(b)(c)のように、電源配線ラインLVとグランド配線ラインLGをスイッチベース1の表面に配置し、モータ配線ラインLA〜LFをそのスイッチベース1の裏面に配置し、電源用コネクタ端子CVとグランド用コネクタ端子CGとモータ用コネクタ端子CA〜CFはスイッチベース1の後部側面から突出するように構成するとともに、いずれのコネクタ端子も、その折り曲げられた先端部がスイッチベース1内に埋設されるように構成した(図2(b)参照)。 さらに、本実施形態においては、図8に示したように、上記のように突出した形態の第1及び第4の固定接点31、34の具体的な構造として、モータ配線ラインLA〜LFと同じ金属板から該モータ配線ラインLA〜LFに連結された細長板状部材を該モータ配線ラインLA〜LFと一緒に打ち抜き、この細長板状部材を90°折り曲げた構造を採用した。 次に、各スイッチ部S1、S2、S3の可動接点5A、5Bについて説明する。 各スイッチ部S1、S2、S3は、図9に示す金属バネ材製の可動接点5A、5Bを2つ備えており、この2つの可動接点5A、5Bはいずれも中央をV字形状に形成した構造になっている。 そして、図10(a)に示したように、第1の可動接点5Aは、そのV字形状部の左側外面が第1の固定接点31の先端に接触するように配置され、また、図10(b)に示したように、第2の可動接点5Bは、そのV字形状部の右側外面が第4の固定接点34の先端に接触するように配置される。 続いて、リクライニング用スイッチ部S1を操作するアクチュエータA1について説明する。 リクライニング用スイッチ部S1を操作するアクチュエータA1は、図11の揺動部品6と図12のバネホルダ7とで構成される。 揺動部品6は、その表面に立設された1つの軸部8と、裏面に形成されたバネホルダ収容部9とを備えるとともに、リクライニング用スイッチ部S1の上方に配置された状態でカバー2内に収容される(図2(b)参照)。 この収容状態で、上記軸部8は、図4のカバー2に設けた長孔形状の開口部2Aを貫通して、カバー2の上面に突出し、かつ、カバー2の上面に立設されている回転基準軸部11と平行に並んで配置される。 バネホルダ7は、その上面に開設されている孔12の内側にバネ13を収容するとともに、揺動部品6のバネホルダ収容部9にスライド可能に挿入される(図2(b)参照)。 このとき、バネ13の上端はバネホルダ収容部9の内壁に当接するように構成されている。 また、バネホルダ13の下面には2つの突起14A、14Bが形成されており、これら2つの突起のうち、第1の突起14Aは、図10(a)のように第1の可動接点41の上面に当接するように配置され、第2の突起14Bは、図10(b)のように第2の可動接点42の上面に当接するように配置されている。 そして、この2つの突起14A、14Bは、バネ13の力によって、2つの可動接点41、42の方向へ向って常時付勢される構造になっている。 また、上記のように並んで配置されたアクチュエータA1の軸部8とカバー2の回転基準軸部11には、図1に示すようにノブ15Aが取り付けられ、このノブ(以下「リクライニング用ノブ15A」という)を介して回転基準軸部11とアクチュエータA1が連結されており、図1の2点破線のように回転基準軸部11を中心としてリクライニング用ノブ15Aを前後に倒すと、揺動部品6とその軸部8、バネホルダ7、第1及び第2の突起14A、14Bが前後にスライド移動する。 <リクライニング用ノブが中立位置にあるときの動作説明> 上記のように第1の可動接点5Aの前端部が接触している第3の固定接点33と、第2の可動接点5Bの前端部が接触している第6の固定接点36は、いずれもグランド配線ラインLGとグランド用コネクタ端子CGを介してグランドに接続されているから、グランド電位となっている。 このようなグランド電位の第3及び第6の固定接点33、36から第1及び第2の可動接点5A、5B、第1及び第4の固定接点31、34、モータ配線ラインLE、LF、並びにモータ用コネクタ端子CE、CFを介して、リクライニング動作用モータM1の両端子にはグランド電位が印加されるため、リクライニング動作用モータM1は回転せず停止状態となる。 <リクライニング用ノブを前方へ倒したときの動作説明> そして、上記のように第1の可動接点5Aの後端部が接触している第2の固定接点32は、電源配線ラインLVと電源用コネクタ端子CVを介して電源に接続されていることから、電源電位になっている。 この一方、上記のように第2の可動接点5Bの後端部が接触している第6の固定接点36は、上述の通りグランド電位である。 このため、図3のように、電源電位の第2の固定接点32から第1の可動接点5A、第1の固定接点31、モータ配線ラインLA、並びにモータ用コネクタ端子CAを介して、リクライニング動作用モータM1の一方の端子に電源電圧が印加されるとともに、これと同時に、グランド電位の第6の固定接点36から第2の可動接点5B、第4の固定接点34、モータ配線ラインLB並びにモータ用コネクタ端子CBを介して、同モータM1の他方の端子にグランド電位が印加されるので、このリクライニング動作用モータM1は所定の方向に回転する。 なお、図1のように中立位置にあるリクライニング用ノブ15Aを後方へ倒すと、以上説明した可動接点5A、5Bの動作とは逆の動作によって、リクライニング動作用モータM1が逆方向に回転する。 次に、前後移動用スイッチ部S1と上下移動用スイッチ部S2を操作するアクチュエータ(以下「前後・上下移動用アクチュエータA2」という)について説明する。 前後・上下移動用アクチュエータA2は、図13の第1スライド部品16A、16B(2個)と、図14の第2スライド部品(1個)17と、図12のバネホルダ7(2個)とにより構成される。 第1スライド部品16A、16Bは、その表面に突出した凸部18と、裏面に形成したバネホルダ収容部9とを備えるとともに、図2のように前後移動用スイッチ部S2と上下移動用スイッチ部S3の上方に一つずつ配置された状態でカバー2内に収容される(図2(b)参照)。 これらの第1スライド部品16のバネホルダ収容部9には、図12のバネホルダ7がスライド可能に挿入される。 尚、バネホルダ7の具体的な構成については先に説明したので省略する。 第2スライド部品17は、その表面に立設された2つの軸部20と、裏面に形成された横溝21および縦溝22を備えるとともに、図2のように、第1スライド部品16A、16Bの表面側に配置された状態でカバー2内に収容される(図2(b)参照)。 この収容状態で、各軸部20は、カバー2に設けた十字形状の開口部2B(図4参照)の中心を貫通して、カバー2の上面に突出するように構成されている。 また、その突出した各軸部20の先端には、図1のようにノブ15B(以下「上下・前後移動用ノブ15B」という)が取り付けられるようになっている。 また、上記横溝21には一方の第1スライド部品16Aの凸部18がスライド可能に係合し、上記横溝22には他方の第2スライド部品16Bの凸部18がスライド可能に係合するように構成されている。 上記のような構成からなる前後・上下移動用アクチュエータ15Bにおいて、例えば上下・前後移動用ノブ15Bを図1の2点破線で示すように前後にスライドさせると、第2スライド部品17が前後にスライドする。 この際、前後移動用スイッチ部S2の上方に位置する第1スライド部品16Aの凸部18Bが第2スライド部品17裏面の縦溝22に引っ掛かって係合するため、この第1スライド部品16Aだけが第2スライド部品17と同じように前後にスライドする。 また、上記のような構成からなる前後・上下移動用アクチュエータ15Bにおいて、上下・前後移動用ノブを図1の2点破線で示すように上下にスライドさせると、第2スライド部品17が上下にスライドする。 このときは、上下移動用スイッチS3の上方に位置する第1スライド部品16Bの凸部18が、第2スライド部品裏面の横溝21に引っ掛かって係合するため、この第1スライド部品16Bだけが第2スライド部品17と同じように上下にスライドする。 <上下・前後移動用ノブが中立位置にあるときの動作説明> <上下・前後移動用ノブを前後にスライドさせたときの動作説明> <上下・前後移動用ノブを上下にスライドさせたときの動作説明> S シートスイッチ1 スイッチベース2 カバー2A、2B 開口部31〜36 固定接点5A、5B 可動接点6 揺動部品7 バネホルダ8 軸部9 バネホルダ収容部10 開口部11 回転基準軸部12 孔13 バネ14A、14B 突起15A ノブ(リクライニング用ノブ) |