Automobile power seat switch device

申请号 JP2000341851 申请日 2000-11-09 公开(公告)号 JP2002144937A 公开(公告)日 2002-05-22
申请人 Tokai Rika Co Ltd; 株式会社東海理化電機製作所; 发明人 SAIKI SHINICHI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent simultaneous switching states of a plurality of switches.
SOLUTION: A switch part 16 for longitudinal seat motion is operated longitudinally to move an entire seat 11 longitudinally. A switch part 17 for vertical seat part front motion is operated vertically to adjust the front of a seat part 12 vertically. A switch part 18 for vertical seat part rear motion is operated vertically to adjust the rear of the seat part 12 vertically. An angle adjusting switch part 19 is operated longitudinally to adjust the angle of a backrest part 13. A first knob 20 is operable longitudinally and vertically to operate the longitudinal seat switch part 16 and the vertical seat part front switch part 17. A second knob 21 is operable longitudinally and vertically to operate the vertical seat part rear switch part 18 and the angle adjusting switch part 19.
COPYRIGHT: (C)2002,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 前後方向に操作される第1の被操作子を有し、シート全体を前後に動かすためにシート前後用スイッチ部と、 上下方向に操作される第2の被操作子を有し、前記シートの座部の前部を上下調整するための座部前部上下用スイッチ部と、 上下方向に操作される第3の被操作子を有し、前記座部の後部を上下調整するための座部後部上下用スイッチ部と、 前後方向に操作される第4の被操作子を有し、前記シートの背もたれ部の角度調整用スイッチ部と、 前後操作および上下操作が可能で前記シート前後用スイッチ部および前記座部前部上下用スイッチ部の第1および第2の操作子を操作する第1のノブと、 前後操作および上下操作が可能で前後操作および上下操作が可能で前記座部後部上下用スイッチ部および角度調整用スイッチ部の第3および第4の操作子を操作する第2のノブとを備えて構成される自動車用パワーシートスイッチ装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用パワーシートスイッチ装置の改良に関する。

    【0002】

    【発明が解決しようとする課題】従来より、自動車用シート1は、図8に示すように、ベース1aに配設されていて、座部2と背もたれ部3とから構成されており、ベース1aの側面には、このシート1の形態を使用者の好みに変更するための自動車用パワーシートスイッチ装置4が設けられている。 この自動車用パワーシートスイッチ装置4は、シート前後用スイッチ部5と、座部前部上下用スイッチ部6と、座部後部上下用スイッチ部7と、
    度調整用スイッチ部8を備えている。 なお、図示はしないが、各スイッチ部5〜8に個別に対応して、座部2
    および背もたれ部3を各方向に移動あるいは角度調整するための、モータおよび機構部からなるパワー部が設けられている。

    【0003】そして、シート前後用スイッチ部5、座部前部上下用スイッチ部6および座部後部上下用スイッチ部7は、ノブ9によって操作されるようになっている。
    すなわち、このノブ9は、前後方向(矢印A方向)に移動操作可能であると共に、後端を中心として前部分が上下方向(矢印B方向)に移動操作可能であり、さらには前端を中心として後部分が上下方向(矢印C方向)へ移動操作可能である。

    【0004】そして、このノブ9が矢印A方向に移動操作されると、シート前後用スイッチ部5の被操作子(図示せず)が矢印A方向に操作されて、スイッチ動作する。 これによって図示しないパワー部が駆動されてシート1が矢印A方向に移動する。 また、ノブ9が矢印B方向に移動操作されると、座部前部上下用スイッチ部6がスイッチ動作され、パワー部により座部2の前部が上下動し、さらにまた、ノブ9が矢印C方向に移動操作されると、座部後部上下用スイッチ部7がスイッチ動作され、パワー部により座部2の後部が上下動する。

    【0005】また、前記角度調整用スイッチ部8に対応して別のノブ10が設けられており、このノブ10は、
    下部を中心として上部が前後方向(矢印D方向)に移動可能である。 このノブ10が前後方向に移動操作されると、角度調整用スイッチ部8がスイッチ動作してパワー部により背もたれ部3の角度が調整される。

    【0006】ところで、上述の構成の場合、ノブ9の前部および後部がいずれも上下方向へ移動操作可能であることから、ノブ9の前部を矢印B方向へ操作しつつ後部も矢印C方向へ操作されることがあり、あるいは、ノブ9の中央部を上下方向へ操作することも可能であり、この場合、座部前部上下用スイッチ部6および座部後部上下用スイッチ部7が同時期にスイッチオン状態となることがあり、この場合二つのパワー部が時間的にラップして駆動されることになる。 この場合、使用電流が増加する。

    【0007】本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のスイッチ部が同時期にスイッチ動作状態となることがない自動車用パワーシートスイッチ装置を提供するにある。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前後方向に操作される第1の被操作子を有し、シート全体を前後に動かすためにシート前後用スイッチ部と、上下方向に操作される第2の被操作子を有し、前記シートの座部の前部を上下調整するための座部前部上下用スイッチ部と、上下方向に操作される第3の被操作子を有し、前記座部の後部を上下調整するための座部後部上下用スイッチ部と、前後方向に操作される第4の被操作子を有し、前記シートの背もたれ部の角度調整用スイッチ部と、前後操作および上下操作が可能で前記シート前後用スイッチ部および前記座部前部上下用スイッチ部の第1
    および第2の操作子を操作する第1のノブと、前後操作および上下操作が可能で前後操作および上下操作が可能で前記座部後部上下用スイッチ部および角度調整用スイッチ部の第3および第4の操作子を操作する第2のノブとを備えて構成される。

    【0009】上記構成においては、第1のノブは、前後方向に操作されてスイッチ動作するシート前後用スイッチ部と、上下方向に操作されてスイッチ動作する座部前部上下用スイッチ部とを操作するものであるから、つまり、第1のノブが同方向でスイッチ動作する複数のスイッチ部を操作しないようになっているから、第1のノブの操作によって複数のスイッチ部が同時期にスイッチ動作するようなことがない。 また、第2のノブも、上下方向へ操作されてスイッチ動作する座部後部上下用スイッチ部および前後方向へ操作されてスイッチ動作する角度調整用スイッチ部を操作するものであるから、これら複数のスイッチ部が同時期にスイッチ動作するようなことがない。

    【0010】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について、図1ないし図7を参照して説明する。 まず図1において、シート11はベース11aに配設されていて、座部12と背もたれ部13とから構成されており、ベース11aの側面には、このシート11の座部12の前後位置や傾斜および高ささらには背もたれ角度といった形態を使用者の好みに変更するための自動車用パワーシートスイッチ装置14が設けられている。

    【0011】このスイッチ装置14は、図2ないし図4
    に示すように、装置ケース15を備えており、この装置ケース15には、シート前後用スイッチ部16、座部前部上下用スイッチ部17、座部後部上下用スイッチ部1
    8および角度調整用スイッチ部19が設けられている。
    そして、後述するが、シート前後用スイッチ部16および座部前部上下用スイッチ部17は第1のノブ20により操作され、また、座部後部上下用スイッチ部18および角度調整用スイッチ部19は第2のノブ21により操作されるようになっており、スイッチ部16、17および第1のノブ20部分を含む構成について説明する。

    【0012】まずシート前後用スイッチ部16について図3および図4を参照して説明する。 このスイッチ部1
    6は、第1の被操作子22と、可動接点23、23′
    と、複数の固定接点24a、24b、24c、24
    a′、24b′、24c′とを有して構成されている。
    前記被操作子22は、装置ケース15の案内壁部15
    a、15aにガイドされて図3の矢印AL、AR方向へ移動可能に配置されている。 この被操作子22の上面には、矢印AL、AR方向とは直交する方向(矢印BU、
    BD方向)に延びる係合溝22a(図6にも図示)が形成され、下面には、二つの突起部22c(一方のみ図示)を有する押圧子22bがばねと共に嵌合配置されている。 上記接点23、24a、24bおよび24cにより一つの単一スイッチが構成され、そして、このスイッチ部の向こう側に、左右対称形にて上記接点23′、2
    4a′、24b′および24c′により別の単一スイッチが構成されている。 したがって、スイッチ部16は二つの単一スイッチにより構成されている。

    【0013】上記スイッチ部16において、被操作子2
    2が中立位置(図4の状態、および図5(a)の状態、
    斜線部分は導通箇所を示す)にあるときには、接点24
    a、23、24bが導通状態となっていると共に、接点24a′、23′、24c′が導通状態となっている。
    このときパワー部は断電状態となっている。 そして、被操作子22が矢印AL方向へ移動されると接点24a、
    23、24bの導通状態はそのままで、他の接点24
    a′、23′、24b′が導通状態に切り替わる(図5
    (b)参照)。 この状態となるとパワー部のモータが一方向へ回転するように通電される。

    【0014】また、図4の状態から、被操作子22が、
    矢印AR方向へ移動されると、接点24a′、23′、
    24c′の導通状態はそのままで、他の24a、23、
    24cが導通状態に切り替わり(図5(c)参照)、パワー部のモータが逆方向へ回転するように通電される。

    【0015】つぎに、座部前部上下用スイッチ部17について説明する。 このスイッチ部17も、前記スイッチ部16と基本的に同一構成であり、は、第2の被操作子25と、可動接点26、26′と、6つの固定接点(そのうち2つの接点27b、27b′(前記接点24b、
    24b′に対応)を示す)とを有して構成されている。
    前記被操作子25は、装置ケース15の案内壁部15
    b、15bにガイドされて図4の矢印BU、BD方向へ移動可能に配置されている。 この被操作子25の上面には、矢印BU、BD方向とは直交する方向(矢印AL、
    AR方向)に延びる係合溝25aが形成され、下面には、前記押圧子22bと同様の押圧子25bがばねと共に嵌合配置されている。

    【0016】このスイッチ部17において、被操作子2
    5が中立位置にある状態(図1参照)から、被操作子2
    5が矢印BU方向へ移動されると、各接点がスイッチ部16の場合と同様に動作して、パワー部のモータが一方向へ回転するように通電される。 また、矢印BD方向へ移動されるとパワー部のモータが逆方向へ回転させるように通電されるようになっている。

    【0017】前記装置ケース15の上板部15cには、
    スイッチ部16の第1の被操作子22に対応して矢印A
    L、AR方向に沿う操作突起配置孔15dが形成されていると共に、スイッチ部17の第2の被操作子25に対応してほぼ十字状の操作突起配置孔15eが形成されている。

    【0018】また前記装置ケース15の上板部15cには、各スイッチ部16、17の被操作子22、25を操作するための操作子26が配置されている。 この操作子26の一面(図2下面)には、操作突起26a、26b
    が形成されており、一方の操作突起26aは、前記操作突起配置孔15dを通して前記被操作子22の係合溝2
    2aに嵌合されており、また他方の操作突起26bは、
    前記操作突起配置孔15eを通して前記被操作子25の係合溝25aに嵌合されている。 さらにこの操作子26
    の他面(図2および図4上面)には、ノブ連結軸部26
    cが突設されており、このノブ連結軸部26cは、ベース11aに形成されたほぼ十字状の通し孔11bからベース11a外部に突出している。 このベース11aの外面には、支え軸部11cが突設されている。

    【0019】第1のノブ20は、やや横長な形状をなしていて、その裏面には嵌合孔20aと横長な摺接孔20
    bとが形成されており、嵌合孔20aには、ノブ連結軸部26cが圧入状態に嵌合されている。 また、摺接孔2
    0bには、支え軸部11cが移動可能に挿入配置されている。

    【0020】しかして、第1のノブ20が矢印AL方向に操作されると、スイッチ部16が既述したように一方の形態に接点動作することにより、図示しないパワー部のモータが一方向回転駆動してシート11を矢印AL方向へ移動させ、逆に第1のノブ20が矢印AR方向に操作されると、スイッチ部16が他方の形態に接点動作することにより、同じく図示しないパワー部のモータが逆方向回転駆動してシート11を矢印AR方向へ移動させるようになる。

    【0021】さらに、第1のノブ20が矢印BU方向へ移動操作されると、スイッチ部17が一方の形態に接点動作して、図示しないパワー部のモータが一方向駆動して座部12の前部を矢印BU方向へ移動させ、逆に第1
    のノブ20が矢印BD方向へ操作されると、スイッチ部17が他方の形態に接点動作することにより、同じく図示しないパワー部のモータが逆方向回転駆動してシート11を矢印BD方向へ移動させるようになっている。

    【0022】一方、スイッチ18、19および第2のノブ21部分を含む構成は、図7に示しており、基本的にはスイッチ16、17および第1のノブ20部分を含む構成と同じであり、主たる部分について簡単に説明すると、スイッチ18は、第3の被操作子28と、スイッチ部16同様の複数の接点とを有して構成されている。 また、スイッチ19は、第3の被操作子29と、スイッチ部17同様の複数の接点とを有して構成されている。

    【0023】上記構成において、第2のノブ21が矢印CU方向へ移動操作されると、スイッチ部18が一方の形態に接点動作して、図示しないパワー部のモータを一方向回転駆動して座部12の後部を矢印CU方向へ移動させ、また、第2のノブ21が矢印CD方向へ移動操作されると、逆に座部12の後部が矢印CD方向(矢印C
    U方向と逆方向)に移動させるようになっている。 また、第2のノブ21を矢印DL方向へ移動操作すると、
    スイッチ19が一方の形態に接点動作して、図示しないパワー部のモータが一方向回転駆動して背もたれ部13
    を矢印DL方向へ回動させ、逆に第2のノブ21を矢印DR方向へ移動操作すると、背もたれ部13が矢印DR
    方向へ回動させるようになっている。

    【0024】このように本実施例によれば、第1のノブ20により、前後方向に操作されてスイッチ動作するシート前後用スイッチ部16と、上下方向に操作されてスイッチ動作する座部前部上下用スイッチ部17とを操作するようにしたから、つまり、第1のノブ20が同方向でスイッチ動作する複数のスイッチ部(例えばスイッチ部17とスイッチ部18)を操作しないようになっているから、第1のノブの操作20によって、スイッチ部1
    6と17とが同時期にスイッチ動作するようなことがない。 また、第2のノブ21も、上下方向へ操作されてスイッチ動作する座部後部上下用スイッチ部18および前後方向へ操作されてスイッチ動作する角度調整用スイッチ部19を操作するものであるから、これら両スイッチ部18および19が同時期にスイッチ動作するようなことがない。 さらに、スイッチ部16とスイッチ部18あるいは19が同時期にスイッチ動作することもなければ、スイッチ部17とスイッチ部18あるいは19が同時期にスイッチ動作することもない。

    【0025】

    【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなように、複数のスイッチ部が同時期にスイッチ動作状態となることがない自動車用パワースイッチ装置を提供できるものである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例を示すシート部分の側面図

    【図2】ノブを取り外して示すスイッチ装置ほぼ全体の側面図

    【図3】図4の矢印Pに沿う断面図

    【図4】図2の矢印Qに沿う断面図

    【図5】(a)、(b)、(c)は夫々スイッチ部16
    の異なる接点状態を示す図

    【図6】第1のノブ20、操作子26などの分解斜視図

    【図7】図2の矢印Rに沿う断面図

    【図8】従来例を示す図1相当図

    【符号の説明】

    11はシート、12は座部、13は背もたれ部、14は自動車用パワーシートスイッチ装置、16はシート前後用スイッチ部、17は座部前部上下用スイッチ部、18
    は座部後部上下用スイッチ部、19は角度調整用スイッチ部、20は第1のノブ、21は第2のノブ、22は第2の被操作子、25は第2の被操作子、28は第3の被操作子、29は第4の被操作子を示す。

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