Variable speed control device

申请号 JP12693399 申请日 1999-05-07 公开(公告)号 JP4206434B2 公开(公告)日 2009-01-14
申请人 タイコ エレクトロニクス ロジスティクス アーゲー; 发明人 ヘンリー スミス ジャクソン; トーマス リトル マイケル;
摘要
权利要求
  • 固体のスイッチ素子(22)に接続される、電池駆動の直流電気モータ用可変速度制御装置(10)であって、
    この可変速度制御装置は、モータ機能スイッチ(28)を有し、このスイッチが、
    (a) 前記電池(52)の第1端子(46)に接続するための第1接触子(40)と、
    (b) 前記スイッチ素子(22)に電流を供給するために、前記第1接触子(40)に隣接する速度制御接触子(41)と、
    (c) この速度制御接触子に隣接しかつ前記直流電気モータに直接接続されるバイパス接触子(42)と、
    (d) このバイパス接触子(42)に隣接しかつ前記電池(52)の第2端子(48)に接続する第2接触子(44)と、
    (e) 可動接触子(38)が第1接触子(40)をバイパス接触子(42)に接続する第1位置から、前記可動接触子が速度制御接触子(41)を第2接触子(44)に接続する第2位置の方向に移動し、さらに、可動接触子(38)がバイパス接触子(42)を第2接触子(44)に接触させる第3位置へと移動する可動接触子(38)と、
    を有することを特徴とする可変速度制御装置。
  • 第1接触子(40)は、電池の+側端子に接続され、第2接触子(44)は、電池の−側端子に接続されていることを特徴とする請求項1記載の可変速度制御装置。
  • 第1接触子(40)と速度制御接触子(41)との間に配置された電気絶縁材料からなる第1リブ(86)と、バイパス接触子(42)と第2接触子(44)の間に配置された電気絶縁材料からなる第2リブ(88)とをさらに有し、
    前記第1リブ(86)は、可動接触子(38)が第1接触子(40)と速度制御接触子(41)を同時に接触するのを防止し、また、前記第2リブ(88)は、可動接触子(38)がバイパス接触子(42)と第2接触子(44)を同時に接触するのを防止することを特徴とする請求項1記載の可変速度制御装置。
  • 第1接触子(40)、速度制御接触子(41)、バイパス接触子(42)、および第2接触子(44)が、一直線上に配置されていることを特徴とする請求項1記載の可変速度制御装置。
  • 第1接触子(40)、速度制御接触子(41)、バイパス接触子(42)、および第2接触子(44)が、横並びで配置されていることを特徴とする請求項1記載の可変速度制御装置。
  • 可動接触子を所定の位置に付勢するための機構(30)をさらに含み、可変速度制御装置がオフ状態にあるとき、前記機構により、可動接触子が第1接触子(40)をバイパス接触子(42)に接続することを特徴とする請求項1記載の可変速度制御装置。
  • 固体のスイッチ素子(22)に接続される、電池駆動の直流電気モータ用可変速度制御装置(10)であって、
    この可変速度制御装置は、
    (a) 接触子キャリア(37)を有する使用者操作部材(14,16) と、
    (b) 電池(52)の第1端子(46)に接続するための第1接触子(40)と、
    (c) 前記スイッチ素子(22)に電流を供給するために、前記第1接触子(40)に隣接する速度制御接触子(41)と、
    (d) この速度制御接触子に隣接しかつ直流電気モータ(54)に直接接続されるバイパス接触子(42)と、
    (e) このバイパス接触子(42)に隣接しかつ前記電池(52)の第2端子(48)に接続する第2接触子(44)と、
    (f) 可動接触子(38)が第1接触子(40)をバイパス接触子(42)に接続する第1位置から、前記可動接触子が速度制御接触子(41)を第2接触子(44)に接続する第2位置の方向に移動し、さらに、可動接触子(38)がバイパス接触子(42)を第2接触子(44)に接触させる第3位置へと移動するために、前記接触子キャリア(37)に取り付けられる可動接触子(38)と、
    を有することを特徴とする可変速度制御装置。
  • 使用者操作部材(14,16) は、シャフト(16)を有する引き手(14)を構成し、前記シャフトは、引き手を接触子キャリア(37)に連結していることを特徴とする請求項7記載の可変速度制御装置。
  • プリント回路基板(36)上に少なくとも部分的に形成されたポテンショメータ(64)をさらに含み、前記ポテンショメータは、接触子キャリア(37)に取付けられかつ前記プリント回路基板を擦るワイパ(34)を含んでいることを特徴とする請求項7記載の可変速度制御装置。
  • 可動接触子(38)は、接触子キャリア(37)の一側に取付けられ、ワイパ(34)は、接触子キャリア(37)の他側に取付けられていることを特徴とする請求項9記載の可変速度制御装置。
  • 第1接触子(40)、速度制御接触子(41)、バイパス接触子(42)、および第2接触子(44)が、横並びで配置されていることを特徴とする請求項7記載の可変速度制御装置。
  • 第1接触子(40)と速度制御接触子(41)との間に配置された電気絶縁材料からなる第1リブ(86)と、バイパス接触子(42)と第2接触子(44)の間に配置された電気絶縁材料からなる第2リブ(88)とをさらに有し、
    前記第1リブ(86)は、可動接触子(38)が第1接触子(40)と速度制御接触子(41)を同時に接触するのを防止し、また、前記第2リブ(88)は、可動接触子(38)がバイパス接触子(42)と第2接触子(44)を同時に接触するのを防止することを特徴とする請求項7記載の可変速度制御装置。
  • 電池駆動の直流電気モータ用可変速度制御装置(10)であって、
    この可変速度制御装置は、
    (a) 電池(52)を可変速度制御装置(10)に接続するための第1,第2の電池端子(4 6,48) と、
    (b) 前記モータを可変速度制御装置(10)に接続するための第1,第2のモータ端子(31,32) と、
    (c) 前記第1電池端子(46)と第1モータ端子(31)に接続された第1接触子(40)、この第1接触子に隣接した速度制御接触子(41)、この速度制御接触子に隣接しかつ第2モータ端子(32)に接続したバイパス接触子(42)、このバイパス接触子に隣接しかつ第2電池端子(48)に接続した第2接触子(44)、及びブリッジ接触子(38)が第1接触子(40)をバイパス接触子(42)に接続する第1位置から、前記ブリッジ接触子が速度制御接触子(41)を第2接触子(44)に接続する第2位置の方向に移動し、さらに、ブリッジ接触子(38)がバイパス接触子(42)を第2接触子(44)に接触させる第3位置へと移動可能なブリッジ接触子(38)を有する、モータ機能スイッチ(39)と、
    (d) 信号を発生する発振器(60)と、
    (e) この発振器を連結されかつ前記速度制御接触子(41)を第2モータ端子(32)に接続する導電径路を有し、この導電径路が前記信号に応答して導通または非導通となる固体のスイッチ素子(22)と、
    を有することを特徴とする可変速度制御装置。
  • 第1接触子(40)、速度制御接触子(41)、バイパス接触子(42)、および第2接触子(44)が、横並びで配置されていることを特徴とする請求項13記載の可変速度制御装置。
  • 第1接触子(40)と速度制御接触子(41)との間に配置された電気絶縁材料からなる第1リブ(86)と、バイパス接触子(42)と第2接触子(44)の間に配置された電気絶縁材料からなる第2リブ(88)とをさらに有し、
    前記第1リブ(86)は、ブリッジ接触子(38)が第1接触子(40)と速度制御接触子(41)を同時に接触するのを防止し、また、前記第2リブ(88)は、ブリッジ接触子(38)がバイパス接触子(42)と第2接触子(44)を同時に接触するのを防止することを特徴とする請求項13記載の可変速度制御装置。
  • ブリッジ接触子(38)は、オフ状態にある第1位置にあり、これにより、直流電気モータ(54)間に短絡回路を形成してブレーキ動作を生じさせることを特徴とする請求項13記載の可変速度制御装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、直流電気モータ用の可変速度制御装置に関し、特に、電気モータによって駆動されるハンドタイプの電池電源式の電動工具のための制御装置に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    電気ドリルやドライ−ウォール(dry wall)電動ドライバー等のハンドタイプの電動工具は、穴明けやドライバを回すために、先端刃先を回転させるのに直流電気モータを使用する。 これらの電動工具は、通常、引き手を備えるピストル状のグリップを有し、この引き手の引き具合により、使用者がモータの速度を手動で制御できるようになっている。 ドリルやドライバービットの速度は、工具の特定の利用時によって変化させることが可能である。 例えば、ドリルビットの速度は、穴明けされる材料の硬さに対応して制御することができ、材料が硬くなればなるほど、ドリルビットは、回転を遅くする。
    【0003】
    引き手は、ばね付勢されて機械的にスイッチをオンオフする位置にあり、使用者が引き手をオフ位置からオン位置に押圧してスイッチを閉じる。 引き手は、また、速度制御回路におけるポテンショメータのワイパに機械的に連結され、引き手の移動量に対してポテンショメータの抵抗を変化させる。 制御回路の1つのタイプでは、このポテンショメータの抵抗における変化に応じて、パルス幅変調された電流がモータに加えられる。 この電流は、パルスの形で加えられ、デューティサイクルを変えてモータの速度を制御する。 デューティサイクルが大きくなればなるほど電流パルスが長くなり、モータをより早く回転させることができる。
    【0004】
    この引き手は、速度制御スイッチのいくつかの接触子を操作し、かつコンパクトでコスト面でも有利になるとともに、工具速度をスムーズに制御できることが望ましい。
    【0005】
    【発明が解決しようとする課題】
    このような事情に鑑みて、本発明の主たる目的は、直流電流モータにより駆動されるハンドタイプの電動工具用の可変速度制御回路を提供することである。
    【0006】
    別の目的は、可変速度制御回路用のコンパクトな多機能スイッチを提供することである。
    【0007】
    また、本発明の別の目的は、モータの異なるモードに対して、複数の固定接触子に順次係合する単一の可動接触子を有するスイッチを提供することである。
    【0008】
    【課題を解決するための手段】
    上記目的を達成するために、本発明は、各請求項に記載の構成を有する。 具体的には、本発明の可変速度制御装置は、一連の固定接触子を有する機能スイッチを含む。 第1接触子は、第1電池端子に連結される。 速度制御接触子は、第1接触子に隣接しかつ固体のスイッチ素子によって第1モータ端子に接続される。 バイパス接触子は、速度制御接触子に隣接しかつ固体のスイッチ素子をバイパスするために第1モータ端子に接続される。
    【0009】
    機能スイッチは、また第2接触子を含み、この第2接触子は、第2電池端子に接続するためにバイパス接触子に隣接する。 可動接触子が一方向に移動するとき、順次、第1接触子をバイパス接触子に接続し、さらに、バイパス接触子を第2接触子に接続する。
    【0010】
    本発明の好ましい実施形態では、第1接触子、速度制御接触子、バイパス接触子、及び第2接触子が一直線上に配置されている。 また、この実施形態では、第1接触子と速度制御接触子の間、及びバイパス接触子と第2接触子との間に、電気的に絶縁材料からなるリブを有する。 これらのリブは、それぞれの接触子を分離し、これにより、可動接触子が、分離した接触子に同時に接触して短絡回路を形成しないようにする。
    【0011】
    【発明の実施の形態】
    本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 先ず、図1において、直流モータ駆動の電動工具用の可変速度制御装置10は、電気絶縁材料、例えばプラスチックからなるハウジング12を有する。 引き手14は、ハウジング12から突出し、開口を介してハウジング12から出入り可能なシャフト16上に設けられる。 引き手の上方には、方向制御レバー18があり、このレバーは、ハウジング12の別の開口を通って旋回可能に伸びている。 方向制御レバー18を旋回させることによって、電動工具の使用者は、工具のモータが正転側または逆転側のいずれの方向に回転するを決定することができる。 引き手14をハウジング側に押し込む度合いによって、選択された方向にモータが回転するときの速度を決定する。 ハウジングは、開口20を有し、この開口を通って電動工具内の外側熱シンクに取付けることができるように金属酸化物電界効果トランジスタ(MOSFET)22のケース部分が伸びている。
    【0012】
    図2は、内部アセンブリを見るために、ハウジング12の対面する部分を取り除いて可変速度制御装置10を示している。 速度制御レバー18は、外側レバー部分を内側レバー部分に連結する中間ピン24を有する。 内側レバー部分26は、二極二双投型(DPDT)の方向制御スイッチ28の可動接触子を作動し、このスイッチ28は、電動工具のモータ54を介して電池52からの直流電流の流れ方向を制御する。 この方向制御スイッチは、図3及び図4にその詳細が示されており、図4に示すように、一対のモータ端子31,32に接続されている。
    【0013】
    図2ないし図4を参照すると、圧縮ばね30は、トリガシャフト16をハウジングから外側に付勢して、電動工具がオフ状態となる通常位置にする。 トリガシャフトの内側端部は、接触子キャリア37を有する。
    【0014】
    可変速度制御装置10のポテンショメータ64用のワイパ34は、接触子キャリア37(図3参照)の一側に取り付けられ、このワイパ34は、引き手を押したり緩めたりするときハウジング12内で横方向に移動する。
    【0015】
    ワイパ34の一端にある接触子33は、プリント回路基板36の表面上の金属導体をこすり、この回路基板36は、図5のように、ハウジング12に取付けられ、他端にある接触子35は、回路基板36に付着した抵抗性被膜を横切る。
    【0016】
    図4及び図5において、機能スイッチにおける移動可能なブリッジ接触子(可動接触子)38は、引き手の接触子キャリア37の反対側に保持されている。 可動接触子38は、図5で見られるように、引き手14とその接触子キャリア37の位置に従って4つの固定接触子40,41,42,44の異なる組の1つに跨がる。
    【0017】
    正の固定接触子(第1接触子)40は、可変速度制御回路の+側電池端子46に接続され、負の固定接触子(第2接触子)44は、−側電池端子48に接続される。 引き手14がハウジング12の方に移動すると、接触子キャリア37は固定接触子40〜44を横切って図示のように可動接触子38を押す。
    【0018】
    可変速度制御装置10は、図6に示すように、手持ち電動工具の他の構成部品に電気的に接続される。 特に、電池52は、第1,第2の電池端子(第1,第2端子)46,48間に接続され、直流モータ54は、第1,第2のモータ端子31,32に接続されている。 2つのモータ端子31,32は、DPDTモータ方向制御スイッチ28の分離したスイッチ部分に接続される。
    【0019】
    各スイッチ極の1つの固定接触子は、+側電池端子46に接続され、他の固定接触子は、中間ノード51に接続されている。 フリーホィールダイオード50は、逆方向バイアス状態で、+側電池端子46と中間ノード51との間に接続される。 MOSFET22のソース・ドレイン導体径路は、中間ノード51と回路接地ノード80の間に接続される。 回路接地ノード80は、速度制御(SC)接触子として示される、モータ機能スイッチ39の固定接触子41に接続される。
    【0020】
    残りの固定接触子42は、バイパス(BP)接触子として示され、中間ノード51に直接接続されている。 ここで用いる「直接接続」とは、インピーダンスが無視できる電気接続という意味である。
    【0021】
    可変速度制御装置10の残りの構成部品は、プリント回路基板36に取付られる。 特に、一対のインバータ61,62の回りに組み立てられる発振器60は、ポテンショメータ64を含み、このポテンショメータは、引き手14の接触子キャリア37上に取付けられたワイパ34を含んでいる。 引き手に対するワイパの動きにより、ポテンショメータ64と発振器の固定抵抗66,68によって形成された電圧分割器を変化させる。 この動作は、発振器のデューテイサイクルを変化させる。 即ち、出ライン70上に発生するパルス幅が変化する。
    【0022】
    発振器の出力信号は、並列に接続された4つのインバータ72,73,74,75の各入力に加えられ、さらに、その共通出力が抵抗78を介してMOSFET22のゲート電極に連結されている。 並列接続のインバータ72〜75は、MOSFET22を駆動するためにソースインピーダンスを減少させる役目をするマルチ素子とともに電流増幅器として動作する。 MOSFET22を駆動するために、この特別の回路部品において、インバータが用いられているが、他の種類のバッファまたは増幅器を用いることもできる。
    【0023】
    可変速度制御装置10の異なる2組のインバータ61,62とインバータ72〜75は、端子46における正の電池電圧から供給電圧VDDが出力する電源82に接続される。
    【0024】
    使用者が可変速度制御装置10を操作する前は、ばね30が引き手14を十分に外側の位置に押圧し、図5,図6で示されている可動ブリッジ接触子38をスイッチオフの位置に保持されている。 使用者が先ず引き手を押圧すると、引き手の接触子キャリア37が上記図において矢印84で示す方向に可動接触子38を移動する。
    【0025】
    可動接触子38が、+側固定接触子40とバイパス用の固定接触子42の各端部に移動すると、可動接触子は、ハウジング12から突出する一対の絶縁端部86,88の上に乗る。 この移動により、可動接触子38が固定接触子40〜44から離れることから、可動接触子によって隣接する固定接触子間のギャップを橋渡しされることがない。
    【0026】
    この結果として、可動接触子38が、その移動径路の中間位置で、4つの固定接触子全部を一緒に短絡することはできない。 さらに、引き手14の押圧により、可動接触子38が速度制御接触子41と負の電池接触子(第2接触子)44上を移動する。 同時に、負の端子(第2の電池端子)48が可変速度制御装置10の接地ノード80に接続され、かつ電力が回路部品に供給される。
    【0027】
    引き手14の動きにおけるこの時点で、ポテンショメータ64のワイパ34は、発振器60に出力信号を発生させる初期位置にあり、この出力信号は各発振サイクル中に比較的長い正パルスを有している。 発振器の出力信号は、並列接続されたインバータ72〜75によって反転されるとき、各信号サイクル中、比較的短い正のパルスを有する信号がノード76に発生する。 この出力信号は、MOSFET22のゲートに加えられるとき、このトランジスタは、比較的長い非導通期間によって分離された短い期間の間導通する。 その結果、モータ54は、短いパルスの電流を受取り、比較的ゆっくりした速度で回転する。 移動方向は、方向制御スイッチ28の位置によって設定され、前進位置が図示されている。
    【0028】
    使用者が引き手14をさらにハウジング内に押圧すると、ポテンショメータのワイパ34の移動により、発振器60のデューテイサイクルが変化し、ノード70での正のパルスの持続時間を短くさせる。 インバータ72〜75によってこれらのパルスが反転すると、ノード76での正のパルスがますます長くなり、MODFET22が長い期間の間ターンオン状態となる。 こうして、使用者が引き手を押圧すればするほど、モータの速度が増加する。 この作動モード中、可動接触子38は、固定の速度制御接触子41と負の固定接触子44の表面を横切って矢印84で示した方向に移動し続ける。
    【0029】
    結局、モータ58の速度は、ほぼ最大速度にまで増加し、その時点で、可動接触子38の一端部は、図5に見られるように、速度制御接触子41とバイパス接触子42の間のギャップを橋渡しする。 これらの接触子間のギャップ45は、他の接触子の対40〜44の間のリッジ(第1,第2リブ)86,88と同様なリッジをしていないことに注目してほしい。 これは、電池端子がモータ54に直接接続される場合に、可変速度制御装置から作業のバイパスモードまでスムーズな変移を望むからである。
    【0030】
    引き手14が十分に押圧されると、可動接触子は、固定のバイパス接触子42を負の固定接触子44に接続する。 これは、モータ54の一側の中間ノード51に電池52の負の端子48を直接接続する。 モータ54の他側は、常に正の電池端子46に直接接続されている。 このバイパスモードにおいて、速度制御接触子41は、他の接触子40,42,44から非接続であり、電力は、発振器60および並列接続されたインバータ72〜75から取り除かれる。 こうして、MODFET22は、接触子42,44の接続によってバイパスされるバイパスモードではターンオフされる。
    【0031】
    速度制御過程は、使用者がハウジング12から離れる方向に引き手を移動することにより逆転する。 この状況では、可動接触子38は、矢印の逆方向にに移動中であり、そして、固定接触子42,44を橋渡しする位置から速度制御接触子41を負の固定接触子44に接続する位置に移動する。
    【0032】
    この状態では、電力が、発振器と並列接続されたインバータ72〜75に再び供給される。 さらに、引き手を緩めると、モータの速度が減少し、逆の操作では、前に記載したように、速度を増加させる。
    【0033】
    最終的に、引き手は、図6に示すように、可動接触子38が正及びバイパスの固定接触子40,42を橋渡しする外側の移動径路の端部に到達する。 モータのこの機能スイッチ39の位置では、負の電池端子48は、可変速度制御装置10から離れており、モータは、起動しない。 さらに、可動接触子38による固定接触子40,42の橋渡しにより、モータ端子31,32の間の径路の抵抗値が低くなる。 これにより、モータ54において生じた逆起電力を用いて、モータにブレーキをかける。 こうして、本発明の回路では、モータがオフ状態に入る時、モータ54の動的ブレーキを与える。
    【0034】
    以上述べた実例は、本発明の好ましい実施形態に本来的に指向しており、本発明の範囲内で、種々の代替例を与えることができる。 当業者であれば、本発明の実施形態の開示から明らかである付加的な代替例を実現することは容易に予期できる。 従って、本発明の範囲は、上記開示内容によって制限されるものではなく、特許請求の範囲によって決定されるものである。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明の係る電池駆動用工具のための可変速度制御装置の斜視図である。
    【図2】ハウジングを取り除いた部分の可変速度制御装置の側面から見た図である。
    【図3】プリント回路基板を取り除いた部分の可変速度制御装置の側面から見た図である。
    【図4】ハウジングを取り除いた別の部分の可変速度制御装置の側面から見た図である。
    【図5】図2の線5−5に沿って見た断面図である。
    【図6】電池駆動用電動工具のための電気回路の概略図である。
    【符号の説明】
    10 可変速度制御装置12 ハウジング14 引き手16 シャフト22 MOSFET
    28 スイッチ素子31,32 モータ端子37 接触子キャリア38 可動接触子40 ,41,42,44 固定接触子46,48 電池端子51 中間ノード52 電池54 電気モータ86,88 リブ

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