ヒュージブルリンク

申请号 JP2014251719 申请日 2014-12-12 公开(公告)号 JP2016115463A 公开(公告)日 2016-06-23
申请人 矢崎総業株式会社; 发明人 小野田 伸也;
摘要 【課題】小型化されたヒューズユニットを提供する。 【解決手段】ヒュージブルリンクにおいて、バッテリ 端子 が接続される接続端子13に設けられた給電部121と、回路が接続される回路端子122と、接続端子13における給電部121の近傍の外周縁のうちバッテリ端子11の延在方向D1と略平行な縁13bから、端子取付け面の面外方向D3に起立した給電側起立部123aと、回路端子122の外周縁のうち延在方向D1と略平行な縁122cから、給電側起立部123aと同じ方向に起立した回路側起立部123bと、給電側起立部123aと回路側起立部123bとの間に渡された橋状部123cと、を備え、給電側起立部123a、回路側起立部123b、及び橋状部123cが、閾値以上の電流が流れると溶断する可溶体123として機能することを特徴とする。 【選択図】図3
权利要求

導電性金属で形成されてバッテリにおける端子取付け面から突出した棒状電極に一端乃至その近傍が接続され、前記端子取付け面の外縁へと他端に向けて延在するバッテリ端子の他端側に設けられた、もしくは、導電性金属で板状に形成されるとともに前記端子取付け面と略平行に配置され、前記バッテリ端子の他端側に接続される接続端子に設けられた給電部と、 導電性金属で板状に形成されるとともに前記端子取付け面と略平行に配置され、前記バッテリからの電によって動作する回路が接続される回路端子と、 導電性金属で形成されるとともに、前記バッテリ端子における前記給電部近傍の外周縁、もしくは、前記接続端子における前記給電部近傍の外周縁、のうち前記バッテリ端子の延在方向と略平行な縁から、前記端子取付け面の面外方向に起立した給電側起立部と、 導電性金属で形成されるとともに、前記回路端子の外周縁のうち前記延在方向と略平行な縁から、前記給電側起立部と同じ方向に起立した回路側起立部と、 導電性金属で形成されるとともに、前記給電側起立部と前記回路側起立部との間に渡された橋状部と、を備え、 前記給電側起立部、前記回路側起立部、及び前記橋状部のうちの少なくとも何れかが、閾値以上の電流が流れると溶断する可溶体として機能することを特徴とするヒュージブルリンク。前記給電側起立部が、前記接続端子における前記延在方向と略平行な縁から帯状に延出し前記面外方向に曲げ起こされて形成されたものであり、 前記回路側起立部が、前記回路端子における前記延在方向と略平行な縁から帯状に延出し前記面外方向に曲げ起こされて形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のヒュージブルリンク。

说明书全文

本発明は、例えば車両用の回路に規定値よりも大きな電流が流れることを防止するためのヒュージブルリンクに関するものである。

従来、車両におけるバッテリから回路への電供給は、規定値よりも大きな電流が回路に流れることを防止するためにヒュージブルリンクを介して行われることが多い(例えば、特許文献1参照。)。

図4には、従来のヒュージブルリンクを有するヒューズユニットの一例が三面図で示されている。この図4に示されているヒューズユニット7は、バッテリ8における端子取付け面81から突出した棒状電極82に直に取り付けられるものであり、バッテリ端子71とヒュージブルリンク72とを有している。

バッテリ端子71は、平面視で略長方形状を有した端子であり、その長手方向の一端側にバッテリ8における棒状電極82が挿通する電極挿通孔711が設けられている。そして、長手方向の他端側には、バッテリ端子71とヒュージブルリンク72とを結合するためのネジ712が設けられている。バッテリ端子71は、一端近傍がバッテリ8の棒状電極82に接続されるとともに、端子取付け面81の外縁81aへと他端に向けて延在する。

ヒュージブルリンク72は、接続端子73に設けられた給電部721と、2つの回路端子722と、可溶体723とが、絶縁樹脂材料からなる樹脂ハウジング724に内蔵されて形成されている。図5には、図4に示されているヒュージブルリンクにおいて接続端子に設けられた給電部と、2つの回路端子と、可溶体とからなる構造物が示されている。

接続端子73にはバッテリ端子71が接続される。この接続端子73には、バッテリ端子71のネジ712が挿通する挿通孔73aが設けられている。この挿通孔73aを挿通したネジ712にナット713が締結されることで、接続端子73にバッテリ端子71が接続される。

給電部721は、接続端子73に一体的に設けられ、バッテリ端子71及び接続端子73を介して電力が供給される。

2つの回路端子722それぞれには、バッテリ8からの電力によって動作する回路が接続される。各回路端子722には、回路をなす例えば電線の丸端子等を接続するための接続ネジ722aが設けられる。回路端子722には、この接続ネジ722aが挿通する挿通孔722bが形成されている。回路端子722は、挿通孔722bを接続ネジ722aが挿通した状態で樹脂ハウジング724に内蔵されている。

可溶体723は、給電部721と2つの回路端子722それぞれを、給電部721や回路端子722よりも幅狭の帯状に繋いで形成されている。各回路端子722には、バッテリ8からの電流が給電部721から可溶体723を介して流れる。そして、閾値以上の電流が流れると可溶体723が溶断して、回路に過大な電流が流れることが防止される。

また、ヒュージブルリンク72は、上述したように、導電性金属で形成され接続端子73に設けられた給電部721、2つの回路端子722、及び可溶体723が、絶縁樹脂材料からなる樹脂ハウジング724に内蔵されて形成されている。樹脂ハウジング724は、接続端子73に設けられた給電部721、2つの回路端子722、及び可溶体723が、例えばインサート成形により絶縁性樹脂材料で覆い固められて(モールディングされて)形成される。絶縁樹脂材料からなる樹脂ハウジング724は、接続端子73及び回路端子722それぞれの接続面が露出し、かつ可溶体723の溶断が視認可能なように窓724aが設けられた状態で、接続端子73に設けられた給電部721、回路端子722、及び可溶体723それぞれの一部を覆い固めている。溶断視認用の窓724aには、透明カバー725が被せられており、可溶体723の溶断は、この透明カバー725越しに視認される。

特開2011−222189号公報

ここで、近年では、車両の省スペース化が進み、搭載されるバッテリの周囲における空間的な余裕が減りつつあり、バッテリの棒状電極の近傍で空間を占有しがちなヒュージブルリンクの小型化が求められている。

従って、本発明は、上記のような問題点に着目し、小型化されたヒュージブルリンクを提供することを目的とする。

上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、導電性金属で形成されてバッテリにおける端子取付け面から突出した棒状電極に一端乃至その近傍が接続され、前記端子取付け面の外縁へと他端に向けて延在するバッテリ端子の他端側に設けられた、もしくは、導電性金属で板状に形成されるとともに前記端子取付け面と略平行に配置され、前記バッテリ端子の他端側に接続される接続端子に設けられた給電部と、導電性金属で板状に形成されるとともに前記端子取付け面と略平行に配置され、前記バッテリからの電力によって動作する回路が接続される回路端子と、導電性金属で形成されるとともに、前記バッテリ端子における前記給電部近傍の外周縁、もしくは、前記接続端子における前記給電部近傍の外周縁、のうち前記バッテリ端子の延在方向と略平行な縁から、前記端子取付け面の面外方向に起立した給電側起立部と、導電性金属で形成されるとともに、前記回路端子の外周縁のうち前記延在方向と略平行な縁から、前記給電側起立部と同じ方向に起立した回路側起立部と、導電性金属で形成されるとともに、前記給電側起立部と前記回路側起立部との間に渡された橋状部と、を備え、前記給電側起立部、前記回路側起立部、及び前記橋状部のうちの少なくとも何れかが、閾値以上の電流が流れると溶断する可溶体として機能することを特徴とするヒュージブルリンクとなっている。

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のヒュージブルリンクにおいて、前記給電側起立部が、前記接続端子における前記延在方向と略平行な縁から帯状に延出し前記面外方向に曲げ起こされて形成されたものであり、前記回路側起立部が、前記回路端子における前記延在方向と略平行な縁から帯状に延出し前記面外方向に曲げ起こされて形成されたものであることを特徴とする。

請求項1に記載の発明によれば、接続端子における給電部近傍で前記延在方向と略平行な縁から前記面外方向に起立した給電側起立部、回路端子における前記延在方向と略平行な縁から前記面外方向に起立した回路側起立部、及び両者間に渡された橋状部のうちの少なくとも何れかが可溶体として機能する。これにより、可溶体を前記面外方向から見たときに、接続端子に設けられた給電部や回路端子から、延在方向と交差するとともに端子取付け面と略平行な交差方向への突出寸法を短縮することができるので、ヒュージブルリンクを前記交差方向について小型化することができる。

請求項2に記載の発明によれば、給電側起立部が、接続端子における給電部近傍の前記延在方向と略平行な縁から曲げ起こされて形成され、回路側起立部が、回路端子における前記延在方向と略平行な縁から曲げ起こされて形成されている。これにより、給電部が設けられた接続端子、回路端子、及び可溶体を、例えば導電性金属の一枚板から展開形状に切り抜いた後に折曲げ加工を行うといった簡易な工程で形成することができるので、部品点数の削減と製造工程の簡易化によるコストの低減を図ることができる。

本発明の一実施形態にかかるヒュージブルリンクを有するヒューズユニットを示す三面図である。

図1に示されているヒュージブルリンクを示す三面図である。

図1及び図2に示されているヒュージブルリンクにおいて接続端子に設けられた給電部と、2つの回路端子と、可溶体とからなる構造物を示す斜視図である。

従来のヒュージブルリンクを有するヒューズユニットの一例を示す三面図である。

図4に示されているヒュージブルリンクにおいて接続端子に設けられた給電部と、2つの回路端子と、可溶体とからなる構造物を示す平面図である。

本発明の一実施形態にかかるヒュージブルリンクについて図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるヒュージブルリンクを有するヒューズユニットを示す三面図である。図2は、図1に示されているヒュージブルリンクを示す三面図である。図1に示されているヒューズユニット1は、バッテリ2における端子取付け面21から突出した棒状電極22に直に取り付けられるものであり、バッテリ端子11と、図2にも示されているヒュージブルリンク12とを有している。

バッテリ端子11は、導電性金属で形成され、平面視で略長方形状を有した端子である。バッテリ端子11の長手方向の一端側にバッテリ2における棒状電極22が挿通する電極挿通孔111が設けられている。そして、長手方向の他端側には、バッテリ端子11とヒュージブルリンク12とを結合するためのネジ112が設けられている。バッテリ端子11は、一端近傍がバッテリ2の棒状電極12に接続されるとともに、端子取付け面21の外縁21aへと他端に向けて延在する。

バッテリ端子11には、電極挿通孔111へと至る切込み113が設けられている。電極挿通孔111は、この切込み113の幅を縮めることで縮径されるようになっており、バッテリ端子11には、この切込み113の幅を縮めるための締付けネジ114が設けられている。締付けネジ114のネジ頭114aと端子本体11aとの間には四ワッシャ115が配置され、この四角ワッシャ115との間に端子本体11aを挟んで配置されたナット116に、締付けネジ114の先端が螺合している。締付けネジ114が締め付けられると、四角ワッシャ115とナット116との間の距離が縮まり、その結果、切込み113の幅が縮められることで電極挿通孔111が縮径される。バッテリ端子11は、電極挿通孔111に棒状電極22が挿通した状態で締付けネジ114が締め付けられて電極挿通孔111が縮径されることより、棒状電極22に対する機械的な固定と電気的な接続とが行われる。

ヒュージブルリンク12は、接続端子13に設けられた給電部121と、2つの回路端子122と、可溶体123とが、絶縁樹脂材料からなる樹脂ハウジング124に内蔵されて形成されている。図3は、図1及び図2に示されているヒュージブルリンクにおいて接続端子に設けられた給電部と、2つの回路端子と、可溶体とからなる構造物を示す斜視図である。

接続端子13にはバッテリ端子11が接続される。給電部121は、この接続端子13に一体的に設けられる。給電部121と接続端子13は、導電性金属で板状に一体的に形成されるとともに端子取付け面21と略平行に配置される。給電部121が設けられた接続端子13は平面視で概ねT字型となっている。接続端子13には、バッテリ端子11のネジ112が挿通する挿通孔13aが設けられている。この挿通孔13aを挿通したネジ112にナット113が締結されることで、接続端子13にバッテリ端子11が接続される。給電部121は、上記の挿通孔13aを、バッテリ端子11側を開放したC字型に囲むように接続端子13に設けられている。給電部121には、バッテリ端子11及び接続端子13を介して電力が供給される。

2つの回路端子122それぞれは、導電性金属で板状に形成されるとともに端子取付け面21と略平行に配置され、バッテリ2からの電力によって動作する不図示の回路が接続される。本実施形態では、回路端子122は、給電部121から見てバッテリ端子11の延在方向D1の前方に、その給電部121との間に間隙を開けて、延在方向D1と交差するとともに端子取付け面21と略平行な交差方向D2に2つ並べられて配置されている。各回路端子122は、給電部121及び接続端子13と略同一平面をなすように配置されており、給電部121が設けられた接続端子13の延在方向D1の前方側の縁に沿ってL字型に形成されている。そして、バッテリ2からの電力で動作する不図示の回路を回路端子122に接続するための接続ネジ122aが挿通する挿通孔122bが、L字型における交差方向D2に沿った横棒部分に設けられている。回路端子122には、例えば不図示の回路から伸びてくる電線の先端に取り付けられた丸端子等が接続ネジ122aに通されてナット締めにより接続される。

そして、導電性金属で形成された可溶体123が、給電部121と2つの回路端子122それぞれとを、次のように繋いでいる。本実施形態では、可溶体123は、各回路端子122につき1つずつ、合計で2つ設けられている。そして、各可溶体123が、図3に示されているように、給電側起立部123aと、回路側起立部123bと、橋状部123cとを備えている。

給電側起立部123aは、給電部121が設けられ平面視で略T字型を有する接続端子13の外周縁のうち、給電部121の近傍でT字の横棒の端縁に相当し、バッテリ端子11の延在方向D1と略平行な縁13bから、端子取付け面21の面外方向D3に起立している。本実施形態では、給電側起立部123aは、給電部121が設けられた接続端子13における延在方向D1と略平行な縁13bから帯状に延出し面外方向D3に曲げ起こされて形成されている。

回路側起立部123bは、平面視でL字型を有する回路端子122の外周縁のうち、L字の縦棒の側縁に相当し、上記の延在方向D1と略平行な縁122cから、給電側起立部123aと同じ方向に起立している。本実施形態では、回路側起立部123bは、回路端子122における延在方向D1と略平行な縁122cから帯状に延出し面外方向D3に曲げ起こされて形成されている。

橋状部123cは、給電側起立部123aと回路側起立部123bとの間に渡されている。

本実施形態では、以上に説明した給電側起立部123a、回路側起立部123b、及び橋状部123cからなる可溶体123が、閾値以上の電流が流れると溶断するヒューズとなっている。また、本実施形態では、2つの可溶体123が、給電部121が設けられた接続端子13及び2つの回路端子122とともに、導電性金属の一枚板から展開形状に切り抜かれた後に折曲げ加工により給電側起立部123aと回路側起立部123bとを起立させることで形成される。

そして、本実施形態のヒュージブルリンク12は、図2に示されているように、接続端子13に設けられた給電部121、2つの回路端子122、及び2つの可溶体123からなる構造物が、絶縁性樹脂材料でモールディングされて形成されている。絶縁性樹脂材料からなる樹脂ハウジング124は、接続端子13及び各回路端子122の接続面が露出し、かつ可溶体123の溶断が視認可能なように窓124aが設けられた状態で、上記構造物の一部を覆い固めている。この樹脂ハウジング124は、インサート成形により、上記構造物と一体的に形成されている。また、このインサート成形は、回路端子122の挿通孔122bに接続ネジ122aが挿通された状態で行われる。そして、樹脂ハウジング124における溶断視認用の窓124aには、透明カバー125が被せられており、可溶体123の溶断は、この透明カバー125越しに視認される。透明カバー125は、上記のように起立した可溶体123を覆うべく、図3に示されているようにL字型の断面を有するカバーとなっている。

以上に説明した本実施形態のヒュージブルリンク12によれば、接続端子13における給電部121の近傍で延在方向D1と略平行な縁13bから面外方向D3に起立した給電側起立部123a、回路端子122における延在方向D1と略平行な縁122cから面外方向D3に起立した回路側起立部123b、及び両者間に渡された橋状部123cで可溶体123が形成されている。このため、可溶体123を面外方向D3から見たときに、給電部121や回路端子122から交差方向D2への突出寸法を短縮することができる。これにより、本実施形態のヒュージブルリンク12は交差方向D2について小型化が図られている。

また、本実施形態のヒュージブルリンク12によれば、給電側起立部123aが、接続端子13における給電部121の近傍で延在方向D1と略平行な縁13bから曲げ起こされて形成され、回路側起立部123bが、回路端子122における延在方向D1と略平行な縁122cから曲げ起こされて形成されている。これにより、本実施形態では、給電部121が設けられた接続端子13、回路端子122、及び可溶体123が、導電性金属の一枚板から展開形状に切り抜いた後に折曲げ加工を行うといった簡易な工程で形成され、部品点数の削減と製造工程の簡易化によるコストの低減が図られている。

尚、以上に説明した2つの実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明のヒュージブルリンクの構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。

例えば、上記の実施形態では、本発明にいう給電部の一例として、バッテリ端子11が接続される接続端子13に設けられた給電部121が例示されている。しかしながら、本発明にいう給電部はこれに限るものではなく、例えば、バッテリ端子に設けられたものであってもよい。この場合、可溶体は、このバッテリ端子に設けられた給電部と回路端子とを繋ぐように形成される。

また、上記の実施形態では、本発明にいうヒュージブルリンクの一例として、回路端子122が2つ設けられ、各回路端子122につき1つずつ可溶体123が設けられた形態のヒュージブルリンク12が例示されている。しかしながら、本発明にいうヒュージブルリンクは、この形態に限るものではなく、例えば、回路端子が1つ、あるいは3つ以上設けられた形態であってもよい。また、回路端子が複数設けられる場合、可溶体は、それら複数の回路端子の全てに設けられていなくともよく、溶断による保護を必要とする回路が接続される回路端子についてのみ可溶体が設けられる形態であってもよい。

また、上記の実施形態では、本発明にいう可溶体の一例として、給電側起立部123a、回路側起立部123bと、橋状部123cとを備え、これら全体が溶断機能を有する可溶体123が例示されている。しかしながら、本発明にいう可溶体はこれに限るものではなく、給電側起立部、回路側起立部、及び橋状部のうちの少なくとも何れかが、閾値以上の電流が流れると溶断する可溶体として機能するものであればよい。

また、上記の実施形態では、本発明にいう給電側起立部、回路側起立部、及び橋状部の各一例として、直線状の給電側起立部123a、直線状の回路側起立部123b、及び直線状の橋状部123cが例示されている。しかしながら、本発明にいう給電側起立部、回路側起立部、及び橋状部は、このような直線状の形状に限るものではなく、例えば蛇行した形状等であってもよく具体的な形状を問うものではない。

また、上記の実施形態では、本発明にいう給電部が設けられた接続端子及び回路端子の各一例として、平面視で略T字型の接続端子13と略L字型の回路端子122とが例示されているが、本発明にいう給電部が設けられた接続端子及び回路端子はこれらに限るものではない。本発明にいう給電部が設けられた接続端子及び回路端子は、給電側起立部や回路側起立部が起立するためのバッテリ端子の延在方向と略平行な縁を有していれば、例えば単純な四角形等であってもよく、その具体的な形状を問うものではない。

1 ヒューズユニット 2 バッテリ 11 バッテリ端子 12 ヒュージブルリンク 13 接続端子 13a,122b 挿通孔 13b,122c 縁 21 端子取付け面 21a 外縁 22 棒状電極 121 給電部 122 回路端子 122a 接続ネジ 123 可溶体 123a 給電側起立部 123b 回路側起立部 123c 橋状部 D1 延在方向 D2 交差方向 D3 面外方向

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