車両用スイッチ装置

申请号 JP2014152813 申请日 2014-07-28 公开(公告)号 JP2016031800A 公开(公告)日 2016-03-07
申请人 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社; 发明人 森 幸治; 南出 守;
摘要 【課題】操作性を良好にしつつ、誤操作を防止することができる車両用スイッチ装置を提供する。 【解決手段】パワーウインドウスイッチ装置10は、車両の窓を開閉するために操作する窓開閉スイッチ2と、開閉対象の窓を選択するために操作する窓選択スイッチ3とを備える。窓開閉スイッチ2は、上面21uに片手(右手)Hrの掌をのせて、該片手Hrの親指F1以外の指F2〜F5と掌とで包み込むように把持して、押し下げたり引き上げたりするように揺動操作可能な単一の把持型操作ノブ21を有する。窓選択スイッチ3は、把持型操作ノブ21を把持した片手Hrの親指F1で操作可能に把持型操作ノブ21の側面に設けられた操作部34a〜34eを有する。 【選択図】図4
权利要求

車両に装備された車両部品を駆動するために操作する操作スイッチと、駆動対象の車両部品を選択するために操作する選択スイッチとを備えた車両用スイッチ装置であって、 前記操作スイッチは、上面に片手の掌をのせて、該片手の親指以外の指と掌とで包み込むように把持して、押し下げたり引き上げたりするように揺動操作可能な単一の把持型操作ノブを有し、 前記選択スイッチは、前記把持型操作ノブを把持した片手の親指で操作可能に前記把持型操作ノブの側面に設けられた操作部を有する、ことを特徴とする車両用スイッチ装置。請求項1に記載の車両用スイッチ装置において、 前記把持型操作ノブは、車両の運転席のドアのアームレストに設けられ、 前記把持型操作ノブの前部には、片手の親指以外の指が係合する係合部が設けられ、 片手の掌を前記把持型操作ノブの上面にのせて、該片手の親指以外の指を曲げた状態で前記係合部に係合することにより、前記把持型操作ノブが把持される、ことを特徴とする車両用スイッチ装置。請求項1または請求項2に記載の車両用スイッチ装置において、 前記車両部品は、車両の各席の窓であり、 当該車両用スイッチ装置は、前記各窓を開閉するためのパワーウインドウスイッチ装置であり、 前記操作スイッチは、前記各窓を開閉するために操作する窓開閉スイッチであり、 前記選択スイッチは、開閉対象の窓を選択するために操作する窓選択スイッチであり、 前記把持型操作ノブは、押し下げ方向と引き上げ方向にそれぞれ2段階の揺動操作が可能であり、 前記把持型操作ノブを押し下げ方向または引き上げ方向に1段階揺動操作することで、該操作中は前記窓選択スイッチで選択された窓が開動作または閉動作し、 前記把持型操作ノブを押し下げ方向または引き上げ方向に2段階揺動操作することで、前記窓選択スイッチで選択された窓が全開または全閉する、ことを特徴とする車両用スイッチ装置。請求項3に記載の車両用スイッチ装置において、 前記窓選択スイッチの前記操作部を操作することにより、車両の運転席の窓、助手席の窓、右後部座席の窓、および左後部座席の窓がそれぞれ選択可能である、ことを特徴とする車両用スイッチ装置。請求項3または請求項4に記載の車両用スイッチ装置において、 前記窓選択スイッチにより選択した窓を表示するための表示部をさらに備え、 前記表示部は、前記把持型操作ノブの把持方向から視認可能に、前記把持型操作ノブの前方に設けられている、ことを特徴とする車両用スイッチ装置。

说明书全文

本発明は、たとえばパワーウインドウスイッチ装置のような、車両に装備された車両部品を操作する車両用スイッチ装置に関するものである。

車両用スイッチ装置として、たとえばパワーウインドウスイッチ装置がある。パワーウインドウスイッチ装置は、車両に搭載され、車両の各席の窓の開閉を操作するものである。パワーウインドウスイッチ装置には、たとえば特許文献1〜4に開示されているように、運転席のドアのアームレストに設けられたものがある。

また、特許文献1および特許文献2に開示されているように、窓を開閉するために操作する窓開閉スイッチを、窓毎に複数備えたパワーウインドウスイッチ装置もある。

特許文献1では、パワーウインドウスイッチ装置のケースが、片手で把持可能にアームレストに設けられている。ケースの上面には、各席(運転席、助手席、および左右の後席)の窓をそれぞれ開閉するために操作する窓開閉スイッチの操作ノブが4つ設けられている。各操作ノブは、人差し指や中指で揺動操作可能である。ケースの側面には、車両のサイドミラーの度を変えるときなどに操作するミラーコントロールスイッチが設けられている。ミラーコントロールスイッチには、左右のミラーを選択するスライド式のノブ、ミラーの角度を変える多方向スイッチのノブ、およびミラーを開閉する押圧式のノブが設けられている。これらのミラーコントロールスイッチの各ノブは、親指で操作される。

特許文献2では、アームレストの前部に竜頭状の湾曲部が形成され、手を挿入可能な湾曲部の内側底部に、窓開閉スイッチの操作ノブが4つ設けられている。また、湾曲部の上端部に、オーディオやナビゲーションを操作するための操作スイッチが設けられている。さらに、アームレストの側面に、パワーシート用の操作スイッチが設けられている。アームレストに片腕をのせた状態で、窓開閉スイッチの操作ノブとオーディオなどの操作ノブは、人差し指や中指で操作可能であり、パワーシート用の操作スイッチは、親指で操作可能である。

また、特許文献3および特許文献4に開示されているように、開閉対象の窓を選択するために操作する窓選択スイッチを設けて、窓開閉スイッチの数を減らしたパワーウインドウスイッチ装置もある。

特許文献3では、パワーウインドウスイッチ装置の操作盤の上面に、右側窓用の窓開閉スイッチの操作ノブと、左側窓用の窓開閉スイッチの操作ノブとが設けられている。そして、操作盤の側面に、前席の窓を選択する位置と後席の窓を選択する位置とに操作盤をスライドするための凸状の操作部が設けられている。アームレストに片腕をのせた状態で、各窓開閉スイッチの操作ノブは、人差し指や中指で操作可能であり、操作部は、親指で操作可能である。

特許文献4では、パワーウインドウスイッチ装置のケースが、片手で把持可能にアームレストに設けられている。ケース上の前部には、右前席の窓用の窓開閉スイッチの操作ノブと、左前席の窓用の窓開閉スイッチの操作ノブとが設けられている。ケースの側面には、後席の窓を選択するための窓選択スイッチの操作ノブが1つ設けられている。片手でケースを把持した状態で、各窓開閉スイッチの操作ノブは、人差し指や中指で揺動操作可能であり、窓選択スイッチの操作ノブは、親指で押圧操作可能である。

特開平11−70843号公報

特開平11−208385号公報

実開昭63−58437号公報

特開平7−249339号公報

従来は、片手の人差し指または中指で操作できるように、窓開閉スイッチの操作ノブを小型にして複数設けていた。しかし、開閉対象の窓に対応する操作ノブに、1本の指を的確に係合させて操作するのは難しかった。特に、窓開閉スイッチの操作ノブを前後に2つずつ配置した場合は、人差し指または中指を前後や左右に動かして、開閉対象の窓に対応する操作ノブに係合させなければならず、操作が煩雑で、違う操作ノブを誤操作してしまうおそれがあった。また、窓開閉スイッチの操作ノブを左右に2つ並べて配置した場合は、各操作ノブに人差し指と中指をそれぞれ係合させることができるが、操作ノブが2つあると、咄嗟に操作するときなどには、どちらの指を係合した操作ノブが開閉対象の窓に対応しているのか混乱して、誤操作するおそれがあった。

本発明の課題は、操作性を良好にしつつ、誤操作を防止することができる車両用スイッチ装置を提供することである。

本発明による車両用スイッチ装置は、車両に装備された車両部品を駆動するために操作する操作スイッチと、駆動対象の車両部品を選択するために操作する選択スイッチとを備えた車両用スイッチ装置であって、操作スイッチは、上面に片手の掌をのせて、該片手の親指以外の指と掌とで包み込むように把持して、押し下げたり引き上げたりするように揺動操作可能な単一の把持型操作ノブを有し、選択スイッチは、把持型操作ノブを把持した片手の親指で操作可能に把持型操作ノブの側面に設けられた操作部を有する。

上記によると、操作スイッチの把持型操作ノブを片手で把持した状態で、該片手の親指で選択スイッチの操作部を操作して、駆動対象の車両部品を選択することができ、その後把持型操作ノブを揺動操作することで、駆動対象の車両部品を駆動することができる。このため、操作スイッチや選択スイッチを操作するために、片手や該片手の親指以外の指を前後や左右に動かす必要がないので、操作が煩雑にならず、操作性を良好にすることが可能となる。また、操作スイッチの把持型操作ノブが1つしか設けられておらず、選択スイッチの操作部を片手の親指で安定に操作できるので、操作スイッチと選択スイッチの誤操作を防止することが可能となる。

また、本発明では、上記車両用スイッチ装置において、把持型操作ノブは、車両の運転席のドアのアームレストに設けられ、把持型操作ノブの前部には、片手の親指以外の指が係合する係合部が設けられ、片手の掌を把持型操作ノブの上面にのせて、該片手の親指以外の指を曲げた状態で係合部に係合することにより、把持型操作ノブが把持されてもよい。

また、本発明では、車両部品は、車両の各席の窓であって、車両用スイッチ装置は、各窓を開閉操作するためのパワーウインドウスイッチ装置であり、操作スイッチは、各窓を開閉するために操作する窓開閉スイッチであり、記選択スイッチは、開閉対象の窓を選択するために操作する窓選択スイッチであってもよい。この場合、把持型操作ノブは、押し下げ方向と引き上げ方向にそれぞれ2段階の揺動操作が可能であってもよい。この場合、把持型操作ノブを押し下げ方向または引き上げ方向に1段階揺動操作することで、該操作中は窓選択スイッチで選択された窓が開動作または閉動作する。また、把持型操作ノブを押し下げ方向または引き上げ方向に2段階揺動操作することで、窓選択スイッチで選択された窓が全開または全閉する。

また、本発明では、上記車両用スイッチ装置において、窓選択スイッチの操作部を操作することにより、車両の運転席の窓、助手席の窓、右後部座席の窓、および左後部座席の窓がそれぞれ選択可能であってもよい。

さらに、本発明では、上記車両用スイッチ装置において、窓選択スイッチにより選択した窓を表示するための表示部をさらに備え、該表示部は、把持型操作ノブの把持方向から視認可能に、把持型操作ノブの前方に設けられていてもよい。

本発明によれば、操作性を良好にしつつ、誤操作を防止することができる車両用スイッチ装置を提供することが可能となる。

本発明の実施形態によるパワーウインドウシステムの構成を示した図である。

本発明の実施形態によるパワーウインドウスイッチ装置の設置例を示した図である。

図2のパワーウインドウスイッチ装置とアームレストの拡大図である。

図2の把持型操作ノブの把持状態を示した図である。

図2の把持型操作ノブの支持構造を示した図である。

図2のパワーウインドウスイッチ装置の内部構造を示した図である。

図2のパワーウインドウスイッチ装置の内部構造を示した図である。

図5〜図7のプランジャを示した図である。

図2のパワーウインドウスイッチ装置の把持型操作ノブの裏側を示した図である。

図2のパワーウインドウスイッチ装置の把持型操作ノブの裏側を示した図である。

以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。

まず、実施形態によるパワーウインドウシステム100の構成を、図1を参照しながら説明する。

図1において、パワーウインドウシステム100は、自動四輪車(以下、「車両」という。)に搭載されていて、パワーウインドウスイッチ装置10、駆動部6a〜6d、アクチュエータ7a〜7d、窓位置検出部8a〜8d、および各席の窓9a〜9dなどから構成されている。パワーウインドウシステム100により開閉される窓9a〜9dは、車両の運転席の窓9a、助手席の窓9b、右後部座席の窓9c、および左後部座席の窓9dである。パワーウインドウスイッチ装置10は、本発明の「車両用スイッチ装置」の一例である。窓9a〜9dは、本発明の「車両部品」の一例である。

アクチュエータ7a〜7dは、各窓9a〜9dの窓ガラスを開閉動作させるためのモータや開閉機構から成る。駆動部6a〜6dは、各アクチュエータ7a〜7dを駆動するための回路から成る。窓位置検出部8a〜8dは、各窓9a〜9dの窓ガラスの開閉位置を検出する。

パワーウインドウスイッチ装置10には、制御部1、窓開閉スイッチ2、窓選択スイッチ3、表示部4、および記憶部5が備わっている。制御部1は、マイクロコンピュータから成る。記憶部5は、ROMやRAMなどのメモリから成る。

窓開閉スイッチ2は、車両の窓9a〜9dをそれぞれ開閉するために操作される。窓開閉スイッチ2には、電気的スイッチとして、MO(マニュアルオープン)スイッチ2a、MC(マニュアルクローズ)スイッチ2b、AO(オートオープン)スイッチ2c、およびAC(オートクローズ)スイッチ2dが備わっている。窓開閉スイッチ2は、本発明の「操作スイッチ」の一例である。

窓選択スイッチ3は、開閉対象の窓9a〜9dを選択するために操作される。窓選択スイッチ3には、電気的スイッチとして、運転席の窓9aに対応するDRスイッチ3a、助手席の窓9bに対応するASスイッチ3b、右後部座席の窓9cに対応するRRスイッチ3c、および左後部座席の窓9dに対応するRLスイッチ3dが備わっている。さらに、窓選択スイッチ3には、電気的スイッチとして、全窓9a〜9dを一度に選択するためのALLスイッチ3eも備わっている。窓選択スイッチ3は、本発明の「選択スイッチ」の一例である。

表示部4は、窓選択スイッチ3により選択された開閉対象の窓9a〜9dを表示するものである。表示部4には、DR発光部4a、AS発光部4b、RR発光部4c、およびRL発光部4dが備わっている。これらの発光部4a〜4dは、たとえばLED(発光ダイオード)から成る。

窓選択スイッチ3が操作されて、DRスイッチ3aがオン状態になると、制御部1は、運転席の窓9aが選択されたと判断し、対応するDR発光部4aを発光させる。また、ASスイッチ3bがオン状態になると、制御部1は、助手席の窓9bが選択されたと判断し、対応するAS発光部4bを発光させる。また、スイッチ3cがオン状態になると、制御部1は、右後部座席の窓9cが選択されたと判断し、対応するRR発光部4cを発光させる。また、RLスイッチ3dがオン状態になると、制御部1は、左後部座席の窓9dが選択されたと判断し、対応するRL発光部4dを発光させる。さらに、ALLスイッチ3eがオン状態になると、制御部1は、全ての窓9a〜9dが選択されたと判断し、全ての発光部4a〜4dを発光させる。

窓選択スイッチ3により開閉対象の窓9a〜9dが選択された後、後述するように、窓開閉スイッチ2で開閉操作が行われる。すると、制御部1は、開閉対象の窓9a〜9dに対応する駆動部6a〜6dでアクチュエータ7a〜7dを駆動して、開閉対象の窓9a〜9dの窓ガラスをマニュアルまたはオートで開閉動作させる。

次に、パワーウインドウスイッチ装置10の構造を、図2〜図10を参照しながら説明する。

図2は、パワーウインドウスイッチ装置10の設置状態を示した図である。図3は、パワーウインドウスイッチ装置10とこれを設置したアームレスト12の拡大図である。図4は、パワーウインドウスイッチ装置10に備わる把持型操作ノブ21の把持状態を示した図である。

また、図5は、把持型操作ノブ21の支持構造を示した図である。図6および図7は、パワーウインドウスイッチ装置10の内部構造を示した図である。図5および図7は、パワーウインドウスイッチ装置10の内部を運転席Sdのドア11側から見た状態を示し、図6は、パワーウインドウスイッチ装置10の内部を運転席Sd側から見た状態を示している。図8は、図5〜図7のプランジャ27a、27bの拡大図である。図9および図10は、把持型操作ノブ21の裏側を示した図であって、運転席Sdのドア11側から見ている。

図2に示すように、パワーウインドウスイッチ装置10は、車両の運転席Sdのドア11のアームレスト12に設けられている。なお、本例の車両は、右ハンドルの自動4輪車である。

パワーウインドウスイッチ装置10に備わる窓開閉スイッチ2は、単一の把持型操作ノブ21を有している。把持型操作ノブ21は、図3および図4に示すように、アームレスト12の前部に取り付けられたベゼル14の窪み14aに、上面と左側面が露出するように設けられている。把持型操作ノブ21の上面および左側面は、アームレスト12の上面および左側面と略面一になっている。

把持型操作ノブ21の前側(図2のハンドル13側)とベゼル14の間には、凹部14bが設けられている。把持型操作ノブ21の前部には、図4に示すように、片手(右手)Hrの親指F1以外の指F2〜F5が係合する係合部21aが設けられている。この係合部21aは、前方に向かって円弧状に突出するように形成されている。運転席Sdに座った運転手が、右手Hrの掌を把持型操作ノブ21の上面21uに上方からのせて、該右手Hrの親指F1以外の指F2〜F5を凹部14bに挿入し、該指F2〜F5を曲げた状態で係合部21aに係合する。これにより、把持型操作ノブが片手(右手)Hrの親指F1以外の指F2〜F5と掌とで包み込まれるように把持される。

図5に示すように、アームレスト12の内側には、ケース22が設けられている。ケース22は、ベゼル14とドア11に固定されている。ケース22上には、ブラケット23が固定されている。ブラケット23には、運転席Sd側へ突出するように、支持軸24が固定されている。

図5および図7に示すように、把持型操作ノブ21の内側天面の中央には、軸受25が固定されている。この軸受25に支持軸24を通すことで、把持型操作ノブ21がケース22上に支持される。

そして、図4のように把持型操作ノブ21を右手Hrで把持して、把持型操作ノブ21の前部(係合部21aの付近)を押し下げると、把持型操作ノブ21が支持軸24を中心に前傾するように揺動する。また、前頭部21aを引き上げると、把持型操作ノブ21が支持軸24を中心に後傾するように揺動する。つまり、把持型操作ノブ21は、片手Hrで把持した状態で、押し下げたり引き上げたりするように揺動操作可能になっている。

また、図5〜図7に示すように、把持型操作ノブ21の内側天面の前後端部には、押圧板26a、26bが固定されている。各押圧板26a、26bの下方には、プランジャ27a、27bが設けられている(図7)。各プランジャ27a、27bは、図5に示すように、ケース22に設けられた円筒部22aを貫通している。各プランジャ27a、27bの筒部27cは、ケース22に固定されている。

図8に示すように、各プランジャ27a、27bの筒部27cの上面から突出するピン28は、上下へ移動可能に筒部27cに内挿されている。各ピン28は、各押圧板26a、26bによって上方から押圧される。筒部27c内にあるばね29は、ピン28を上方へ付勢している。各プランジャ27a、27bの筒部27cの下面から突出する下突出部27dは、筒部27cに固定されている。

他の例として、下突出部27dも、ピン28のように、上下へ移動可能に筒部27cに内挿して、ばねで下方へ付勢してもよい。

図5のケース22の下方は開口していて、図6および図7に示すカバー30で覆われる。ケース22とカバー30はねじなどで固定される。カバー30とベゼル14もねじなどで固定される。カバー30上には、メイン基板31が固定されている。メイン基板31には、前述の制御部1と記憶部5を構成するICチップが実装されている。

図7に示すように、メイン基板31上の前部には、MOスイッチ2aとAOスイッチ2cが設けられている。メイン基板31上の後部には、MCスイッチ2bとACスイッチ2dが設けられている。これらのスイッチ2a〜2dは、ラバーコンタクトスイッチで構成されている。各スイッチ2a〜2dの固定接点は、メイン基板31上に形成されている(図示省略)。各スイッチ2a〜2dのラバー部(符号省略)は、保持部材32a、32bによりメイン基板31の各固定接点上に保持されている。各スイッチ2a〜2dのラバー部の内側には、可動接点が形成されている(図示省略)。

MOスイッチ2aとAOスイッチ2cの上には、押圧片33aが載置されている。MCスイッチ2bとACスイッチ2dの上には、押圧片33bが載置されている。各押圧片33a、33bの上部には、各プランジャ27a、27bの下突出部27dが係合している。

詳しくは、プランジャ27aの下突出部27dは、MOスイッチ2aとAOスイッチ2cの中間位置より、MOスイッチ2a側で押圧片33a上に係合している。プランジャ27bの下突出部27dは、MCスイッチ2bとACスイッチ2dの中間位置より、MCスイッチ2b側で押圧片33b上に係合している。

図2〜図4、および図6に示すように、窓開閉スイッチ2の把持型操作ノブ21の左側面には、窓選択スイッチ3の操作部34a〜34eが設けられている。具体的には、把持型操作ノブ21の左側面に開口された5つの孔から、押しボタン式の各操作部34a〜34eが露出するように設けられている。このため、図4に示すように、把持型操作ノブ21を把持した右手Hrの親指F1で、各操作部34a〜34eは押し操作可能である。各操作部34a〜34eの露出した表面は、把持型操作ノブ21の左側面に対して、若干突出していてもよいし、若干引っ込んでいてもよいし、面一であってもよい。

操作部34eを中心にして、操作部34a〜34dは等角度間隔で配置されている。具体的には、操作部34eの前側上方には、操作部34aが配置され、操作部34eの前側下方には、操作部34bが配置され、操作部34eの後ろ側上方には、操作部34cが配置され、操作部34eの後ろ側下方には、操作部34dが配置されている。

このような操作部34a〜34eの位置関係は、運転席Sdと各窓9a〜9dの位置関係に対応している。ブラインドタッチで各操作部34a〜34eを認識できるように、中心の操作部34eには小突起35が設けられている。

図9に示すように、操作部34aの裏側には、DRスイッチ3aが配置されている。操作部34bの裏側には、ASスイッチ3bが配置されている。操作部34cの裏側には、RRスイッチ3cが配置されている。操作部34dの裏側には、RLスイッチ3dが配置されている。操作部34eの裏側には、ALLスイッチ3eが配置されている。これらのスイッチ3a〜3eは、それぞれプッシュスイッチから構成されていて、図10に示すように、把持型操作ノブ21の内側に設けられたサブ基板36に実装されている。図9では、サブ基板36の図示を省略している。

具体的には、スイッチ3a〜3eが実装されたサブ基板36を把持型操作ノブ21の内側に固定することで、各スイッチ3a〜3eが各操作部34a〜34eの裏側に配置される。そして、各操作部34a〜34eを押圧操作することにより、各スイッチ3a〜3eがオンする。なお、本例では、各スイッチ3a〜3eはタクタイルスイッチから成るが、これ以外に、たとえばラバーコンタクトスイッチなどを用いてもよい。

サブ基板36は、図示しないねじなどにより把持型操作ノブ21の内側面に固定されている。また、サブ基板36は、図示しない接続部材によりメイン基板31(図6)と電気的に接続されている。

図2〜図5に示すように、ベゼル14上の把持型操作ノブ21の前方には、表示部4が設けられている。ベゼル14の上面とアームレスト12の上面とは、面一になっている。表示部4において、右前方には、DR発光部4aが配置され、左前方には、AS発光部4bが配置され、右後方には、RR発光部4cが配置され、左後方には、RL発光部4dが配置されている。これらの発光部4a〜4dは、把持型操作ノブ21の把持方向(上方)から視認可能になっている。

次に、パワーウインドウスイッチ装置10の作用を説明する。

図4に示すように、窓開閉スイッチ2の把持型操作ノブ21を右手Hrで把持した状態で、窓選択スイッチ3の操作部34aを親指F1で押し操作すると、DRスイッチ3aがオン状態になって、制御部1は運転席Sdの窓9aが選択されたと判断する。また、操作部34bを親指F1で押し操作すると、ASスイッチ3bがオン状態になって、制御部1は助手席の窓9bが選択されたと判断する。また、操作部34cを親指F1で押し操作すると、RRスイッチ3cがオン状態になって、制御部1は右後部座席の窓9cが選択されたと判断する。また、操作部34dを親指F1で押し操作すると、RLスイッチ3dがオン状態になって、制御部1は左後部座席の窓9dが選択されたと判断する。さらに、操作部34eを親指F1で押し操作すると、ALLスイッチ3eがオン状態になって、制御部1は全席の窓9a〜9dが選択されたと判断する。

上記のように開閉対象の窓9a〜9dが選択されると、制御部1は、選択された窓9a〜9dに対応する表示部4の発光部4a〜4dを点灯させる。たとえば、窓9a〜9dのいずれか1つが選択されると、該窓に対応するいずれか1つの発光部4a〜4dが点灯する。また、全ての窓9a〜9dが選択されると、全ての発光部4a〜4dが点灯する。

なお、窓選択スイッチ3による窓9a〜9dの選択と、選択された窓9a〜9dの表示部4による表示は、操作部34a〜34eが操作される度に更新される。

開閉対象の窓9a〜9dを選択した後、把持型操作ノブ21を把持している右手Hrで、把持型操作ノブ21の前部を押し下げ方向に1段階揺動操作する(揺動角度θ1)。すると、図7に示す前側の押圧板26aがプランジャ27aのピン28を押下し、さらにプランジャ27aの下突出部27dが押圧片33aを押圧する。そして、押圧片33aが前傾して、MOスイッチ2aのラバー部を押下し、MOスイッチ2aがオン状態になる。このように押圧片33aが前傾するのは、前述したように、プランジャ27aの下突出部27dが押圧片33aを押圧している位置が、AOスイッチ2cよりMOスイッチ2aに近い位置であるため、プランジャ27aからAOスイッチ2cに加わるよりも、プランジャ27aからMOスイッチ2aに加わる力の方が大きくなるからである。上記のように、MOスイッチ2aがオン状態になっている間、制御部1は、開閉対象の窓9a〜9dに対応する駆動部6a〜6dでアクチュエータ7a〜7dを駆動して、開閉対象の窓9a〜9dを開動作させる(いわゆるマニュアル開動作)。

また、右手Hrで把持型操作ノブ21の前部を押し下げ方向に2段階揺動操作する(揺動角度θ2;θ2>θ1)。すると、前側の押圧板26aがプランジャ27aのピン28をさらに押下し、プランジャ27aの下突出部27dが押圧片33aをさらに押圧する。その結果、押圧片33aがさらに前傾しようと変位するが、MOスイッチ2aはすでに接点が閉じる(オン状態になる)まで変位しているので、押圧片33aの後部が下降するように変位して、AOスイッチ2cのラバー部が押下される。このため、MOスイッチ2aだけでなく、AOスイッチ2cもオン状態になる。このように、AOスイッチ2cが一旦オン状態になると、制御部1は、開閉対象の窓9a〜9dに対応する駆動部6a〜6dでアクチュエータ7a〜7dを駆動して、開閉対象の窓9a〜9dを自動で全開させる(いわゆるオート開動作)。

また、右手Hrで把持型操作ノブ21の前部を引き上げ方向に1段階揺動操作する(揺動角度θ3)。すると、後ろ側の押圧板26bがプランジャ27bのピン28を押下し、さらにプランジャ27bの下突出部27dが押圧片33bを押圧する。そして、押圧片33bが後傾して、MCスイッチ2bのラバー部を押下し、MCスイッチ2bがオン状態になる。このように押圧片33aが後傾するのは、前述したように、プランジャ27bの下突出部27dが押圧片33bを押圧している位置が、ACスイッチ2dよりMCスイッチ2bに近い位置であるため、プランジャ27bからACスイッチ2dに加わる力よりも、プランジャ27bからMCスイッチ2bに加わる力の方が大きくなるからである。上記のように、MCスイッチ2bがオン状態になっている間、制御部1は、開閉対象の窓9a〜9dに対応する駆動部6a〜6dでアクチュエータ7a〜7dを駆動して、開閉対象の窓9a〜9dを閉動作させる(いわゆるマニュアル閉動作)。

また、右手Hrで把持型操作ノブ21の前部を引き上げ方向に2段階揺動操作する(揺動角度θ4;θ4>θ3)。すると、後ろ側の押圧板26bがプランジャ27bのピン28をさらに押下し、プランジャ27bの下突出部27dが押圧片33bをさらに押圧する。その結果、押圧片33bがさらに後傾しようと変位するが、Mcスイッチ2bはすでに接点が閉じる(オン状態になる)まで変位しているので、押圧片33bの後部が下降するように変位して、ACスイッチ2dのラバー部が押下される。このため、MCスイッチ2bだけでなく、ACスイッチ2dもオン状態になる。このように、ACスイッチ2dが一旦オン状態になると、制御部1は、開閉対象の窓9a〜9dに対応する駆動部6a〜6dでアクチュエータ7a〜7dを駆動して、開閉対象の窓9a〜9dを自動で全閉させる(いわゆるオート閉動作)。

上記実施形態によると、窓開閉スイッチ2の把持型操作ノブ21を片手(右手)Hrで把持した状態で、該片手Hrの親指F1で窓選択スイッチ3の操作部34a〜34eを操作して、開閉対象の窓9a〜9dを選択することができる。さらにその後、片手Hrで把持型操作ノブ21を揺動操作することで、開閉対象の窓9a〜9dを開閉することができる。このため、窓開閉スイッチ2や窓選択スイッチ3を操作するために、片手Hrや該片手Hrの親指F1以外の指F2〜F5を前後や左右に動かす必要がないので、操作が煩雑にならず、操作性を良好にすることが可能となる。また、窓開閉スイッチ2の把持型操作ノブ21が1つしか設けられておらず、窓選択スイッチ3の操作部34a〜34eを片手Hrの親指F1で安定に操作できるので、窓開閉スイッチ2と窓選択スイッチ3の誤操作を防止することが可能となる。

また、上記実施形態では、把持型操作ノブ21が運転席Sdのドア11のアームレスト12に設けられていて、片手Hrの掌を把持型操作ノブ21の上面にのせて、該片手Hrの親指F1以外の指F2〜F5をベゼル14の凹部14bに挿入する。これにより、把持型操作ノブ21を片手Hrで安定に把持することができ、窓開閉スイッチ2と窓選択スイッチ3の操作性をより良好にすることが可能となる。

また、上記実施形態では、窓選択スイッチ3で開閉対象の窓9a〜9dを選択した後、把持型操作ノブ21を押し下げ方向または引き上げ方向に1段階揺動操作することで、開閉対象の窓9a〜9dをマニュアルで開閉することができる。また、把持型操作ノブ21を押し下げ方向または引き上げ方向に2段階揺動操作することで、開閉対象の窓9a〜9dをオートで全開または全閉することができる。

また、上記実施形態では、把持型操作ノブ21を片手Hrで把持した状態で、該片手Hrの親指F1で窓選択スイッチ3の操作部34a〜34eをブラインドタッチで操作することができる。また、この1本の指F1での操作部34a〜34eの操作により、車両の運転席Sdの窓9a、助手席の窓9b、および左右後部座席の窓9c、9dのいずれか1つまたは全部を選択することができる。

さらに、上記実施形態では、窓選択スイッチ3により選択した窓9a〜9dを表示する表示部4が、把持型操作ノブ21の把持方向から視認可能に、把持型操作ノブ21の前方に設けられている。このため、窓選択スイッチ3の操作部34a〜34eをブラインドタッチで操作しても、該操作により選択した窓9a〜9dを表示部4の目視により確認することができる。そして、選択した窓9a〜9dが開閉したい窓9a〜9dであることを確認した上で、窓開閉スイッチ2の把持型操作ノブ21を揺動操作することで、開閉したい窓9a〜9dをより確実に開閉することができる。よって、窓開閉スイッチ2と窓選択スイッチ3の誤操作を一層効果的に防止することが可能となる。

本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、以上の実施形態では、車両の運転席Sdのドア11のアームレスト12に、パワーウインドウスイッチ装置10を設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、車両の運転席のドアや、他席のドアや、他席のドアのアームレストや、車両の中央にあるアームレストなどに、パワーウインドウスイッチ装置を設けてもよい。

また、以上の実施形態では、把持型操作ノブ21を揺動操作することで、プランジャ27a、27bにより押圧片33a、33bをそれぞれ押下して、スイッチ2a〜2dをオンした例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、各スイッチ2a〜2dに対応するようにプランジャを4つ設けて、AOスイッチ2cやACスイッチ2dに対応するプランジャより、MOスイッチ2aやMCスイッチ2bに対応するプランジャの方を長くし、各プランジャを押圧する押圧部を把持型操作ノブ21に4つ設けてもよい。この場合、把持型操作ノブ21を1段階押し下げ方向または引き上げ方向に揺動操作することで、MOスイッチ2aまたはMCスイッチ2b用の押圧部がプランジャを押圧して、MOスイッチ2aまたはMCスイッチ2bがオンすればよい。また、把持型操作ノブ21を2段階押し下げ方向または引き上げ方向に揺動操作することで、AOスイッチ2cまたはACスイッチ2d用の押圧部がプランジャを押圧して、AOスイッチ2cまたはACスイッチ2dがオンすればよい。

また、たとえば、把持型操作ノブ21の上下方向の変位を、レバーなどの変換部材により、メイン基板上のスライダの平方向の変位に変換し、スライダに設けた可動接点とメイン基板に設けた固定接点とをオン・オフさせるスライドスイッチ方式を採用してもよい。

また、以上の実施形態では、図4などに示したように、把持型操作ノブ21を片手Hrで包み込むように把持できる形状に形成した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、指F2〜F5が当たる位置に窪みを設けたり、把持型操作ノブ21の上面12uに、掌や指F2〜F5の根元部分がフィットし易い凹部や凸部を設けたりしてもよい。また、把持型操作ノブ21を卵形やボール形などのような、把持し易い形状に形成してもよい。

また、以上の実施形態では、把持型操作ノブ21の前部に、前方に向かって円弧状に突出し、片手Hrの親指F1以外の指F2〜F5を曲げた状態で係合する係合部21aを設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、把持型操作ノブ21の前部に、前方に向かって円弧状に突出する凸部と、該凸部の下方にあって指F2〜F5の指先をあてがう凹部とから成る係合部を設けてもよい。つまり、手や指から力を加えて操作し易い形状に、把持型操作ノブや該ノブの係合部を形成すればよい。

また、以上の実施形態では、ベゼル14上の把持型操作ノブ21の前側近傍に、窓選択スイッチ3で選択した窓9a〜9dを表示する表示部4を設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、車両の前側にあるインストルメントパネルやその他の操作パネルに、窓選択スイッチで選択した窓を表示する表示部を設けてもよい。

また、以上の実施形態では、窓選択スイッチ3で運転席Sd、助手席、および左右後部座席の各窓や全窓を選択可能にした例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、窓選択スイッチ3のALLスイッチ3eと操作部34eを省略して、運転席Sd、助手席、および左右後部座席のうち、いずれか1つの席の窓を選択可能にしてもよい。また、操作部34a〜34dのうち、2つ以上を同時に押し操作することで、2席以上の窓を選択可能にしてもよい。また、DRスイッチ3aと操作部34aを省略し、他の操作部34b〜34eの未操作状態でかつ他のスイッチ3b〜3eのオフ状態で、窓開閉スイッチ2の把持型操作ノブ21が揺動操作された場合に、運転席Sdの窓9aを開閉させてもよい。

また、以上の実施形態では、窓選択スイッチ3の操作部34a〜34eのそれぞれを、押しボタンで構成した例を挙げたが、これらの操作部34a〜34eを1つのタッチパネル上に設けてもよい。また、操作部34a〜34eが配置される操作面の形状も、図3などに示した円形に限らず、四角形、長方形、楕円形、十字形などとしてもよい。

さらに、以上の実施形態では、右ハンドルの自動4輪車の運転席Sd、助手席、および左右後部座席の窓9a〜9dの開閉を操作するパワーウインドウスイッチ装置10に本発明を適用した例を挙げたが、これに限るものではない。これ以外の、車両の複数の窓の開閉を操作するパワーウインドウスイッチ装置にも、本発明を適用することは可能である。

また、操作対象となる車両部品は、窓に限らず、ドアミラーや、ドアのロック機構などであってもよい。したがって、本発明は、パワーウインドウスイッチ装置に限らず、たとえば、ドアミラーの開閉や角度を操作するドアミラースイッチ装置や、ドアのロックとロック解除を操作するドアロックスイッチ装置や、窓の開閉禁止を操作する窓ロックスイッチ装置などのような、車両に装備された各種の車両部品を操作する操作スイッチを備えた車両用スイッチ装置に適用することが可能である。また、単一の車両用スイッチ装置だけでなく、たとえば、パワーウインドウスイッチ装置の把持型操作ノブの側面に、窓選択スイッチだけでなく、窓ロックスイッチやドアロックスイッチの操作部を設けるなどのように、複数の車両用スイッチ装置に本発明を適用することも可能である。

2 窓開閉スイッチ(操作スイッチ) 3 窓選択スイッチ(選択スイッチ) 4 表示部 9a 運転席の窓(車両部品) 9b 助手席の窓(車両部品) 9c 右後部座席の窓(車両部品) 9d 左後部座席の窓(車両部品) 10 パワーウインドウスイッチ装置(車両用スイッチ装置) 11 運転席のドア 12 アームレスト 14b 凹部 21 把持型操作ノブ 21a 係合部 21u 上面 34a〜34e 操作部 F1 右手の親指 F2〜F5 右手の親指以外の指 Hr 片手(右手) Sd 運転席

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