飲料調製マシンのインターフェースシステム

申请号 JP2017531866 申请日 2015-12-17 公开(公告)号 JP2017538504A 公开(公告)日 2017-12-28
申请人 ネステク ソシエテ アノニム; ネステク ソシエテ アノニム; 发明人 アレクサンドル プグリエセ,; アレクサンドル プグリエセ,;
摘要 コントロールパネル(5)を備える食品又は飲料調製マシンのインターフェースシステムであって、コントロールパネルは、マシン(1)のパラメータを既定値に設定するアクチュエータ(5x)と、制御ユニットとを備え、システムは圧 力 センサ(6x)を備え、圧力センサは、マシンの機能を制御する制御ユニットに接続され、アクチュエータと関連付けられ、アクチュエータは感圧式であり、ユーザの押圧動作(F)を受けるように構成された第1の変形表面(51)を有する第1端部(50)と、圧力センサと 接触 する第2の変形表面(53)を有する第2端部(52)と、第1端部と第2端部とを接続する長尺状部分(54)とを備え、長尺状部分は、第1端部において生じた圧力を第2端部に伝達するように構成され、第1の変形表面に押圧動作が加えられると、長尺状部分によって第2の変形表面に圧力を伝達し、パラメータを設定するように圧力センサに圧力を加える。【選択図】図1
权利要求

コントロールパネル(5)を備えている食品又は飲料調製マシン(1)のインターフェースシステムであって、前記コントロールパネル(5)が、前記食品又は飲料調製マシン(1)の少なくとも1つの食品又は飲料調製パラメータを既定値に設定するためのアクチュエータ(5x)を備えている、インターフェースシステムにおいて、 前記インターフェースシステムは圧センサ(6x)を備えており、前記圧力センサ(6x)は、制御ユニットと電子的に接続されていてもよく、かつ前記アクチュエータと関連付けられており、前記アクチュエータ(5x)は、感圧式であり、ユーザの押圧動作を受けるように構成された第1の変形可能表面(51)を有する第1端部(50)と、前記圧力センサ(6x)と物理的に接触している第2の変形可能表面(53)を有する第2端部(52)と、前記第1端部(50)と前記第2端部(52)とを接続している長尺状部分(54)と、を備えており、 前記長尺状部分(54)は、前記第1端部(50)において生じた圧力を前記第2端部(52)に伝達するように構成されており、もって、前記第1の変形可能表面に押圧動作(F)が加えられると、前記長尺状部分によって前記第2の変形可能表面(53)に前記圧力を伝達し、前記少なくとも1つの食品又は飲料調製パラメータを設定するように前記圧力センサ(6x)に前記圧力を加えるようになっていることを特徴とする、インターフェースシステム。前記長尺状部分は、変形不可能であり、流体で満たされた中空キャビティ(58)を備えている、請求項1に記載のインターフェースシステム。前記感圧式アクチュエータ(5x)と関連付けられた光源(7x)を更に備えており、前記感圧式アクチュエータ(5x)は、第3端部(55)と、前記第1端部(50)と前記第3端部(55)とを接続している第2の長尺状部分(57)と、を備えており、前記第3端部(55)は、前記光源(7x)によって照らされるように配置された表面(56)を備えており、前記第2の長尺状部分(57)は、前記光源(7x)から発生する光を前記第1端部(50)に伝達するように構成されている、請求項1又は2に記載のインターフェースシステム。前記第2の長尺状部分(57)は、変形不可能であり、流体で満たされた中空キャビティ(58)を備えている、請求項3に記載のインターフェースシステム。前記中空キャビティ(58)の内壁(59)は、反射面によって形成されている、請求項4に記載のインターフェースシステム。前記流体は、光伝達媒体を含む、請求項4又は5に記載のインターフェースシステム。前記長尺状部分(54)は、前記アクチュエータの前記第1端部(50)と前記アクチュエータ(5x)の前記第2端部(52)とを接続している第1のチューブを備えており、前記第2の長尺状部分は、前記アクチュエータの前記第1端部と前記アクチュエータ(5x)の前記第3端部(55)とを接続している第2のチューブを備えている、請求項3〜6のいずれか一項に記載のインターフェースシステム。前記長尺状部分(54)と前記第2の長尺状部分(57)とは、T分岐を形成している、請求項3〜7のいずれか一項に記載のインターフェースシステム。前記アクチュエータ(5x)は、可撓性押しボタンを備えている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のインターフェースシステム。前記可撓性押しボタンは、前記第1の変形可能表面(51)を構成している表面部分を備えている、請求項9に記載のインターフェースシステム。前記表面部分は、少なくとも部分的に透明である、請求項8に記載のインターフェースシステム。前記可撓性押しボタンは、透明パッドを備えている、請求項9〜11のいずれか一項に記載のインターフェースシステム。小分けされた飲料原材料を収容するための受け部であって、食品又は飲料を調製するための流体が注入される前記受け部を有するマシンヘッド(2)と、機能性部品を備えているマシン本体(3)と、を備えており、前記コントロールパネル(5)は、前記マシンヘッド(2)に配置されており、前記圧力センサ(6x)は、前記マシン本体(3)に配置されている、請求項1〜12のいずれか一項に記載のインターフェースシステム。前記マシンヘッド(2)と前記マシン本体(3)とは、漏れ止め壁によって隔てられている、請求項13に記載のインターフェースシステム。

说明书全文

本発明は、食品又は飲料調製マシンに関し、より正確には、このような食品調製マシンのインターフェースシステムに関する。

液体食品又は飲料調製マシンは食品科学及び消費財分野において良く知られている。こうしたマシンにより、消費者は家庭で、所与のタイプの食品又は飲料、例えば、エスプレッソ若しくはフィルタコーヒーなどのコーヒーベース飲料を調製することができる。

現在、家庭用の多くの飲料調製マシンは、小分けされた飲料原材料を収容することができるシステムを備えている。このような小分けは、典型的には、ポッド、サッシェ、又はカプセルに収容することができる。

マシンは、小分けされた飲料原材料を収容するための受け部又はキャビティと、圧下でポッド又はカプセル内になどの流体を注入するための流体注入システムとを備えている。したがって例えば、湯又は冷水などの流体がカプセル又はポッドを通過して、液体食品又は飲料を供給する。

飲料調製マシンは、通常、上記小分けされた飲料原材料を収容するための受け部が配置されているマシンヘッドと、水ポンプ、水ヒータ、及び飲料調製のためにマシンの機能性部品を管理する制御ユニットなどのマシンの他の機能性部品を含むマシン本体と、を備えている。飲料はマシンの飲料調製パラメータを考慮に入れて調製される。特定の飲料調製パラメータの値は、飲料調製マシンのユーザがヒューマンマシンインターフェース(Human Machine Interface、HMI)を用いることにより設定される。

ヒューマンマシンインターフェースはコントロールパネルを備えており、コントロールパネルは、ユーザが特定の飲料調製パラメータの値を選択する及び/又は設定することを可能にするアクチュエータを含む。例えば、現在の飲料調製マシンのコントロールパネルは押しボタン又は触覚タッチスクリーン領域を含む場合があり、この押しボタン又は触覚タッチスクリーン領域によって、ユーザは複数の調理法の中から1つの調理法、流体量、流体温度、圧力又は浸出時間を選択してもよい。ユーザが行った選択に従い、特定の飲料調製パラメータが既定値に設定される。

ヒューマンマシンインターフェースは、また、電子回路と、コントロールパネルの押しボタン及び/又は触覚タッチスクリーン領域と電子回路との間の電気/電子的な接続と、を含む。ユーザの選択は電子的に処理され、制御ユニットに送信され、飲料の調製において考慮に入れられる。

ヒューマンマシンインターフェースは、マシンヘッドの、受け部又はキャビティの近傍に配置されている。受け部又はキャビティは小分けされた飲料原材料を収容するためのものであり、水などの流体が注入される。

したがって、ヒューマンマシンインターフェースと流体が注入される受け部とが近接していることにより、流体がヒューマンマシンインターフェースの近傍を流れる。飲料調製マシンが流体の漏れを防止するように設計されていたとしても漏れが発生した場合には電気部品が流体に接触する可能性があり、飲料調製マシンを損傷させる短絡に至るおそれがある。

したがって、本発明の目的は、上記の問題の少なくともいくつかを解決して短絡の防止を向上させること、ゆえに、食品又は飲料調製マシンのインターフェースシステムを操作するユーザの更なる安全を提供することを可能にする食品又は飲料調製マシンを提供することである。

本発明の第1の態様では、コントロールパネルを備えている食品又は飲料調製マシンが提供される。コントロールパネルは、食品又は飲料調製マシンの少なくとも1つの食品又は飲料調製パラメータを既定値に設定するためのアクチュエータと、食品又は飲料調製マシンの機能を制御するための制御ユニットと、を備えており、食品又は飲料調製マシンは圧力センサを備えており、圧力センサは、制御ユニットと電子的に接続されており、かつアクチュエータと関連付けられており、アクチュエータは感圧式であるとともに、ユーザの押圧動作を受けるように構成された第1の変形可能表面を有する第1端部と、圧力センサと物理的に接触している第2の変形可能表面を有する第2端部と、第1端部と第2端部とを接続している長尺状部分と、を備えており、長尺状部分は、第1端部において生じた圧力を第2端部に伝達するように構成されており、もって、第1の変形可能表面に押圧動作が加えられると、長尺状部分によって第2の変形可能表面に圧力を伝達し、少なくとも1つの食品又は飲料調製パラメータを設定するように圧力センサに圧力を加えるようになっている。

したがって、長尺状部分はアクチュエータの第1端部と第2端部とを結合し、圧力センサをアクチュエータの第1端部からある距離を開けて配置することを可能にする。アクチュエータの第1端部に加えられた押圧動作は長尺状部分によって第2端部に伝達され、変形可能な第2端部は受け取った押圧動作を圧力センサに加える。したがって、圧力センサは第1端部からある距離を開けて配置してもよく、第1端部に加えられる押圧動作は圧力センサによって検知される。

したがって、食品又は飲料調製マシンのコントロールパネルは、圧力センサがコントロールパネルから離れるように配置されていてもよい。コントロールパネルは、飲料調製マシンのユーザがアクセス可能な食品又は飲料調製マシンの部分である。流体が注入される小分けされた飲料原材料を収容するための受け部の近傍にコントロールパネルが配置される飲料調製マシンの場合、圧力センサはこの受け部からある距離を開けて配置される。したがって、電気/電子回路に流体が接触することによる短絡のリスクが低下する。

一特徴によれば、長尺状部分は変形不可能であり、流体で満たされた中空キャビティを備えている。

ユーザが第1の変形可能表面に押圧動作を加えると中空キャビティ内の流体の圧力は増加する。流体の圧力の増分が圧力センサの押圧動作を生成する。このため、圧力センサは第1の変形可能表面に加えられた押圧動作を検知する。

一実施形態によれば、食品又は飲料マシンは、感圧式アクチュエータと関連付けられた光源を更に備えており、感圧式アクチュエータは、第3端部と、第1端部と第3端部とを接続している第2の長尺状部分と、を備えており、第3端部は、光源によって照らされるように配置された表面を備えており、第2の長尺状部分は、光源から発生する光を第1端部に伝達するように構成されている。

したがって、第1端部は光源によって照らされる。光源は、アクチュエータの第3端部の近傍に配置されているとともに、流体が注入される、小分けされた飲料原材料を収容するための受け部からある距離を開けて配置されている。

一特徴によれば、第2の長尺状部分は変形不可能であり、流体で満たされた中空キャビティを備えている。

一特徴によれば、中空キャビティの内壁は反射面によって形成されている。

このため、光源から発生する光は内壁によって反射され、第1の変形可能表面に到達するまで中空キャビティ内を移動し、これにより照らされる。

一実施形態によれば、流体は光伝達媒体を含む。

このため、光源から発生する光は第1端部に伝達され、これにより照らされる。

したがって、光伝達媒体を通じた光の伝達により、アクチュエータの第1端部の照明を向上させる。

一実施形態によれば、長尺状部分は、アクチュエータの第1端部とアクチュエータの第2端部とを接続している第1のチューブを備えており、第2の長尺状部分は、アクチュエータの第1端部とアクチュエータの第3端部とを接続している第2のチューブを備えている。

特定の実施形態によれば、長尺状部分と第2の長尺状部分とはT分岐を形成している。

一実施形態によれば、アクチュエータは可撓性押しボタンを備えている。

一特徴によれば、可撓性押しボタンは、第1の変形可能表面を構成している表面部分を備えている。

このため、ユーザが第1の変形可能表面上の可撓性押しボタンを押圧と、長尺状部分内の流体が第2の変形可能表面に圧力を伝達する。

別の特徴によれば、表面部分は少なくとも部分的に透明である。

この透明表面は光源から発せられる光によって照らされてもよい。

一実施形態によれば、可撓性押しボタンは透明パッドを備えている。

このため、第2の変形可能表面に加えられる押圧動作はより大きく、感度があまり高くない圧力センサが使用され得ることを可能にしてもよい。

一実施形態によれば、食品又は飲料調製マシンは、小分けされた飲料原材料を収容するための、及び飲料を調製するための流体が注入される受け部を有するマシンヘッドと、機能性部品を有するマシン本体と、を備えており、コントロールパネルはマシンヘッドに配置されており、圧力センサは本体マシンに配置されている。

したがって、この飲料調製マシンにおいて、圧力センサは、飲料の調製のために液体が注入される受け部の近傍には配置されていない。

一実施形態によれば、マシンヘッドとマシン本体とは漏れ止め壁によって隔てられている。

このため、こうした飲料調製マシンの安全は更に向上する。

本発明の第2の態様によれば、コントロールパネルを備えている食品又は飲料調製マシンのインターフェースシステムが提供される。コントロールパネルは、食品又は飲料調製マシンの少なくとも1つの食品又は飲料調製パラメータを既定値に設定するためのアクチュエータを備えており、インターフェースシステムは圧力センサを更に備えており、圧力センサは、制御ユニットと電子的に接続されていてもよく、かつ上記アクチュエータと関連付けられており、上記アクチュエータは感圧式であり、ユーザの押圧動作を受けるように構成された第1の変形可能表面を有する第1端部と、上記圧力センサと物理的に接触している第2の変形可能表面を有する第2端部と、上記第1端部と上記第2端部とを接続している長尺状部分と、を備えており、上記長尺状部分は、上記第1端部において生じた圧力を上記第2端部に伝達するように構成されており、もって、上記第1の変形可能表面に押圧動作が加えられると、上記長尺状部分によって上記第2の変形可能表面に圧力を伝達し、上記少なくとも1つの食品又は飲料調製パラメータを設定するように上記圧力センサに圧力を加えるようになっている。

インターフェースシステムの利点は食品又は飲料調製マシンの利点と同様である。

本明細書中で使用する場合、用語「を含む」「を含んでいる」、及び類似の単語は、限定的又は包括的な意味で解釈されるべきではない。換言すれば、これらは「を含むが、これらに限定されない」ことを意味することを目的としている。

本発明の更に他の特徴及び利点については、以下に図面を参照して説明する本発明の好適な実施形態の説明に記載しており、そこから明らかとなろう。

本発明の一実施形態による飲料調製マシンである。

本発明の一実施形態によるコントロールパネル及びコントロールパネルに関連する要素を備えているマシンの一部の断面模式図である。

本発明は以下の実施例を参照に、更に記載される。特許請求される本発明は、決してこれらの実施例によって限定されるものではないことが理解される。

図1は、一実施形態による液体食品又は飲料調製マシン1を示す。飲料調製マシン1はマシンヘッド2とマシン本体3とを備えている。

説明を簡略化するため、食品又は飲料調製マシン1は、以下、飲料調製マシン1と称する。しかしながら、本発明は食品の調製にも適している。

飲料調製マシン1は、小分けされた飲料原材料を収容するための受け部(図示せず)と、飲料を調製する際に受け部に流体を注入するための流体注入システム(図示せず)と、を備えている。受け部及び流体注入システムはマシンヘッド2に配置されている。

飲料調製マシン1はコントロールパネル5を備えている。コントロールパネル5は、ユーザが飲料の調製を命令すること、及び特定の飲料調製パラメータ又は機能パラメータの値を設定することを可能にする。

例えば、ユーザはそれぞれ調理法一式、量一式又は温度一式の中から調理法、量又は温度を選択してもよい。このように、飲料調製パラメータが既定値に設定され、この既定値はユーザが行った選択に依存する。

コントロールパネル5は飲料調製マシン1のユーザがアクセス可能であるようにマシンヘッド2に配置されている。

コントロールパネル5は、少なくとも1つの飲料調製パラメータを既定値に設定するための少なくとも1つのアクチュエータ51、52...57を備えている。

アクチュエータ51、52...57は感圧式である。

図示されている実施形態では、コントロールパネル5はアクチュエータ51、52、...57一式を備えている。アクチュエータ一式は、例えば、調製される飲料の量を量一式の中から選択するための選択デバイスを形成している。したがって、この例では、アクチュエータ51、52、53、...57一式のアクチュエータそれぞれが量の既定値と関連付けられている。

当然、コントロールパネル5は、温度、圧力、浸出時間、調理法などの他の飲料調製パラメータを設定するためのアクチュエータ、又はマシンをオン及びオフにするためのアクチュエータを備えてもよい。

飲料調製マシン1は、アクチュエータ51、52、...57と関連付けられた圧力センサ61、62、...67を備えている。

したがって、示されている実施形態では、飲料調製マシン1は、圧力センサ6一式を備えており、各圧力センサ61...67はそれぞれ、アクチュエータ51...57のそれぞれと関連付けられている。

圧力センサ6一式はマシン本体3に、コントロールパネル5からある距離を開けて配置されている。

飲料調製マシン1は、マシン本体3に、機能性部品と、飲料を調製するために機能性部品を管理するための制御ユニット(図示せず)と、を備えている。

制御ユニットは圧力センサと通信し、少なくとも1つのアクチュエータがユーザの押圧動作を受け取ると、制御ユニットは少なくとも1つの飲料調製パラメータを既定値に設定する。

したがって、飲料調製パラメータを考慮に入れた飲料が調製される。飲料調製パラメータのうち特定のものは飲料調製マシン1のユーザによって設定されるものである。

図示されている実施形態では、ユーザがコントロールパネル5を用いて飲料の量値を選択してもよい。例えば、ユーザは、アクチュエータ51...57のうちの1つに押圧動作などの動作を加える。

選択された値に応じて、制御ユニットは飲料の量に関する飲料調製パラメータを既定値に設定する。

図2を参照し、上記の要素の機能及び相互作用を説明する。

示されている実施形態では、飲料マシン1は光源7一式を備えている。光源7一式の光源71...77のそれぞれはアクチュエータ51...57のそれぞれと関連付けられている。

光源7一式はマシン本体3に、コントロールパネル5からある距離を開けて配置されている。

アクチュエータ5xに動作、例えば、押圧動作が加えられると、光源71...77のそれぞれは、光源71...77と関連付けられたアクチュエータ51...57に対応するコントロールパネル5の部分を点灯させる。

一実施形態によれば、光源71...77は、少なくとも1つの発光ダイオード(light emitting diode、LED)を備えている。

一実施形態によれば、マシンヘッド2とマシン本体3とは漏れ止め壁(図示せず)によって隔てられている。

漏れ止め壁によって、マシン本体3内に配置されている電気的/電子的要素は、マシンヘッド2内の要素から、特に、ユーザに接触するとともに、漏れが発生した場合に流体に接触する可能性のあるコントロールパネル5から隔離されている。

したがって、マシンヘッド2とマシン本体3とを隔てているこの漏れ止め壁は、コントロールパネル5を操作するユーザのための付加的な安全策を提供する。

図2は、コントロールパネル及びコントロールパネルと対話する要素の断面模式図を示す。

この図では、1つのアクチュエータ5xと、1つの圧力センサ6xと、1つの光源7xとが示され得る。

圧力センサ6x及び光源7xは、例えばチップ基板4に配置されている。

これら要素の全般的な機能を、この図を参照して説明する。

飲料調製マシン1は、概して、アクチュエータ一式と、圧力センサ一式と、光源一式と、を備えており、各アクチュエータは、図1を参照して記載した実施形態などの圧力センサと光源とに関連付けられていることに留意すべきである。

別の実施形態によれば、アクチュエータ5xは、 押圧 ユーザの動作Fを受けるように構成された第1の変形可能表面51を備えている第1端部50と、 上記圧力センサ6xと物理的に接触している第2の変形可能表面53を備えている第2端部52と、 第1端部50と第2端部52との間に延びる長尺状部分54と、を備えている。

第1の変形可能表面51に押圧動作Fが加えられると、圧力が長尺状部分54によって第2の変形可能表面53に伝達され、圧力センサ6xに加えられるように、長尺状部分54は、上記第1端部50において生じた圧力を第2端部52に伝達するように構成されている。

図2を参照して記載される実施形態によれば、アクチュエータ5xは、第3端部55と、上記第1端部50と上記第3端部55との間に延びる第2の長尺状部分57と、を備えており、第3端部55は、光源7xによって照らされるように配置された表面56を備えている。

第2の長尺状部分57は、光源6xから発生する光を第1端部50に伝達するように構成されている。

第1の長尺状部分54及び第2の長尺状部分56は変形不可能であり、流体で満たされた中空キャビティ58を備えている。

長尺状部分54、57は変形不可能であり、ユーザが第1の変形可能表面51に押圧動作Fを加えると流体圧力が増加し、中空キャビティ58内の流体によって押圧動作F’が圧力センサ6xに加えられる。圧力センサ6xは信号を発生させ、この信号は、制御ユニットに送信される。この信号は、圧力センサ6xに関連付けられたアクチュエータ5xが押されたことを示す。

次いで、制御ユニットはこれに応じて飲料調製パラメータを設定する。

飲料調製マシン1が光源7xを備えている実施形態では、光源7xはオンにするため制御ユニットにより作動される。

中空キャビティ58内の流体は蛍光液などの光伝達媒体を含む。光伝達媒体は光源7xによって発生した光を第1端部50に伝達し、第1の変形可能表面51はこれにより照らされる。

一実施形態によれば、中空キャビティ58内の流体はフルオレセインを含む。

このような蛍光液の蛍光は非常に強力であり、フルオレセインを構成する分子の励起からこの分子による発光までに経過する時間の間隔は非常に短い。

このため、光源から発生する光は第1端部50に素早く伝達される。

一実施形態によれば、光源7xから発生する光が第2の長尺状の部分59に入る前に集束されるように、光源7xと第3の表面56との間に光学レンズ60が配置されていてもよい。

一実施形態によれば、長尺状部分54は、アクチュエータ5xの第1端部50とアクチュエータ5xの第2端部52とを接続している第1のチューブを備えており、第2の長尺状部分57は、アクチュエータ5xの第1端部50とアクチュエータ5xの第3端部55とを接続している第2のチューブを備えている。

記載されている実施形態では、第1のチューブと第2のチューブとは互いに連通していることに留意されたい。

例えば、長尺状部分54に相当するチューブと第2の長尺状部分57に相当する第2のチューブとはT分岐を形成している。

別の実施形態によれば、第1のチューブと第2のチューブとは互いに連通していない。

一実施形態によれば、第1の長尺状部分54及び第2の長尺状部分57は、光を反射することができる材料を含む。

例えば、長尺状部分54、57は、透明材料、例えばプラスチックを含み、透明材料及び中空キャビティ58内の流体は、光源7xから発生する光が透明材料によって反射され、アクチュエータ5xに到達するまで中空キャビティ58内を移動するようにそれぞれの反射率が算出されるように選択される。

例えば、透明材料の反射率は、中空キャビティ58内の流体の反射率よりも大きい。

この実施形態では、長尺状部分54、57内における光の反射を高めるために、中空キャビティ58の内壁59に到達する光の入射は既定値よりも大きい。

別の実施形態では、光源7xから発生する光が内壁59によって反射され、アクチュエータ5xの第1端部50に到達するまで中空キャビティ58内を移動し、第1の変形可能表面51がこれにより照らされるように、中空キャビティ58の内壁59は反射面、例えば金属反射面によって形成されている。

図2を参照して記載される例によれば、アクチュエータ5xは可撓性押しボタンを備えており、可撓性押しボタンは、第1の変形可能表面51を構成している表面部分を備えている。

この表面部分は種々の形状、例えば、円形、四角形又は長円形を呈してもよい。

例えば、第1の変形可能表面51を構成している表面部分は、関連付けられた光源7xから発生する光によって照らされるように透明である。

本明細書に記載される本明細書における好ましい実施形態に対する様々な変更及び修正が、当業者には明らかであることは理解されるべきである。このような変更及び修正は本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、かつその付随する利点を減じることなく施すことができる。したがって、このような変更及び修正は添付の請求項によって包含されるものとする。

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