Switch board unit

申请号 JP18358092 申请日 1992-07-10 公开(公告)号 JPH0629677A 公开(公告)日 1994-02-04
申请人 Fujitsu Ltd; 富士通株式会社; 发明人 MITAMURA FUMIO; INAGAKI MITSUO;
摘要 PURPOSE:To realize a switch board unit wherein pattern layout is easy, reduction of size and weight is possible, and electric characteristics are excellent. CONSTITUTION:In a switch board unit wherein a flexible wiring board 3 on which a plurality of operation switch parts #1-#N are formed is mounted on a specified board 5, a terminal parts 31 for outer connection use, which are dispersively arranged on the peripheral part of the flexible wiring board 3 and correspond with each of the operation switch parts #1-#N, are electrically connected with the respective pad parts on the specified board 5 which parts correspond with the terminal parts.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 複数個の操作スイッチ部が形成されたフレキシブル配線板(3)が所定基板(5)の上に載置されて成るスイッチ基板ユニットにおいて、フレキシブル配線板(3)の周縁部に分散配設された、各操作スイッチ部に対応した外部接続用の端子部(31)が、それに対応する所定基板(5)上のパッド部にそれぞれ導通接合されることを特徴とするスイッチ基板ユニット。
  • 【請求項2】 上記端子部は、それに対応したフレキシブル配線板内部又は側面部分に形成された導体部を有することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ基板ユニット。
  • 【請求項3】 上記フレキシブル配線板と所定基板との間には、操作力緩和用の弾性部材が介在することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ基板ユニット。
  • 【請求項4】 上記フレキシブル配線板と所定基板との間には、両者固定用の粘着性部材が介在することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ基板ユニット。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、複数個の操作スイッチ部が形成されたフレキシブル配線板が所定基板の上に載置されて成るスイッチ基板ユニットに関する。

    【0002】

    【従来の技術】操作部を具えた電子機器、例えば携帯式電話機においては、小型化・軽量化のために、操作スイッチ部を具えたフレキシブル配線板が本体基板の上に実装構成される。 両者の電気的接続については、フレキシブル配線板の各操作スイッチ部からの配線(信号線)パターンが外周の一部分に集中するように布線(パターンレイアウト)し、そこを外部接続用の端子部と成している。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかるに、配線パターンがフレキシブル配線板外周の一部分に集中する上記従来構造においては、パターンの総占有面積が増大するためにフレキシブル配線板が不可避的に大型化し、また、
    当然に総配線長が増大するために電気ノイズ等の悪影響を受け易いといった不都合がある。

    【0004】そこで、本発明においては、上記従来の不都合を伴わない、パターンレイアウトが容易で小型化・
    軽量化の可能なスイッチ基板ユニットを提供することをその課題とする。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明は、複数個の操作スイッチ部が形成されたフレキシブル配線板が所定基板の上に載置されて成るスイッチ基板ユニットにおいて、フレキシブル配線板の周縁部に分散配設された、各操作スイッチ部に対応した外部接続用の端子部が、それに対応する所定基板上のパッド部にそれぞれ導通接合されることを構成上の特徴とする。

    【0006】好ましくは、上記端子部は、それに対応したフレキシブル配線板内部又は側面部分に形成された導体部を有する。 又は、上記フレキシブル配線板と所定基板との間には、操作緩和用の弾性部材が介在する。 あるいは、上記フレキシブル配線板と所定基板との間には、両者固定用の粘着性部材が介在する。

    【0007】

    【作用】所定基板上の対応パッド部に導通接合される外部接続用の端子部が、フレキシブル配線板の周縁部に分散配設されるので、外周一箇所に集中する従来と比較して、操作スイッチ部から端子部までの各パターン長を短くできると共にその占有面積を減少できる。

    【0008】

    【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。 図1は、本発明の一実施例の携帯式電話機の分解斜視図、図2は、スイッチパネルの操作スイッチ部の断面側面図、図3は、スイッチパネルが載置された本体基板の要部平面図、図4は、スイッチパネルに形成されている配線パターンの電気回路図、図5は、スイッチパネルの外周縁部に設けられた外部接続用の端子部の拡大図である。

    【0009】先ず、図1を参照すると、本実施例の小型の携帯式電話機は、プラスチック製の下側ケース2、スイッチパネル(フレキシブル配線板)3が実装された本体基板5、ゴム製のキーパッド7、液晶表示部8、及び折り畳み式の上側ケース10から基本的に構成される。
    本実施例の要部を成すスイッチパネル3は、図2に示すように、ポリイミド樹脂を母材21とし、2つの内層回路(表面パターンA及び裏面パターンB)を有した10
    0μm 程度の薄い多層の所謂フレキシブル印刷配線板から成り、その上には、ダイヤフラム式の操作スイッチ部#N(N=1・・・21)が碁盤の目状に複数個(左側の1列のみ6個で残り3列は5個ずつ)形成されている。 尚、2つのスイッチ部(#22、#23)は、特に図示しないが、スイッチパネルから突出した部分に形成されている。

    【0010】スイッチパネル3の両面には、図4に示したマトリックス状のスイッチ(電気)回路が、図3に例示したレイアウトで布線形成されている。 また、スイッチパネル3の外周縁部(四辺)には、本体基板5との接続のための端子部31(図3に示すNo.1〜No.13)が分散的に設けられ、他方、本体基板5の上には、これに対応するパッド部(図示せず)が形成され、両者の接合時には、これらの両部分に溶融状態の半田が供給されることによって当該接合が行われる(図3参照)。

    【0011】スイッチパネル外周のこれらの端子部31
    は、図5に示すように、配線導体32を外面の絶縁層(ポリイミドなどによるオーバーコート)33から露出するように形成したものであり、接合性の向上のための半田溜まりが形成し易いように半円柱状に切り欠いてある。 尚、この半円柱状の切り欠き部35は、例えば、一回り大きくしておいたスイッチパネル(その状態を図示せず)の外周に形成しておいたスルーホールが半分になるように、スイッチパネルの一辺を所定幅で切除することによって形成することができる。 この場合、半田付け接合時の熱がスルーホール部(導体部)37を伝って裏面側(本体基板5側)へ容易・確実に至るために、また、半田の浸透性が良好となるために、接合性(接合強度)が向上し得る。

    【0012】以上のように本実施例においては、外部接続用の端子部31を、スイッチパネル3の外周に布線経済的に合理的に点在させ、これらの端子部31を本体基板5の対応パッド部に半田付けしてスイッチ基板ユニットを構成するようにしたため、配線パターンの総占有面積の減少によるスイッチパネル3(本体基板5)の小型化・軽量化ないしパターンレイアウトの容易化あるいは高密度実装化、配線パターン長の減少(短縮)による耐ノイズ性(電気的特性)の向上等といった様々の優れた効果を得ることが可能となる。

    【0013】尚、スイッチパネル3と本体基板5との間に、例えば薄いシート状の弾性部材(図示せず)を介在させれば、スイッチ操作時に本体基板に作用する外力(操作力)を緩和できる。 例えばシート状の粘着部材(図示せず)を介在させれば、スイッチパネル3と本体基板5とを安全且つ確実に固定できる。 また、図6
    (a),(b),(c)に示す端子部61,71,81の配線導体62,72,82のように、それらを変形・変更することができる。

    【0014】最後に、上記実施例構造の製造工程の要部について以下概説すると、本体基板5に対するスイッチパネル3の半田付け接合は、先ず本体基板5にスイッチパネル3を位置合わせして仮搭載しておき、その後、クリーム半田を供給(ディスペンス)する。 または、本体基板に予め半田をプリコートしておく(この場合、半田供給はなくても良い)。 その後、熱圧着ツール又は光ビーム等で部分加熱させて半田を溶融せしめ、この半田によって接合を行う。 このように処理することで、部分加熱によるクリーンな半田付けが可能となる。

    【0015】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パターンレイアウトが容易であり、小型化・軽量化が可能な、電気的特性上好ましいスイッチ基板ユニットを実現することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】図1は、本発明の一実施例の携帯式電話機の分解斜視図である。

    【図2】図2は、スイッチパネルの操作スイッチ部の断面側面図である。

    【図3】図3は、スイッチパネルが載置された本体基板の要部平面図である。

    【図4】図4は、スイッチパネルに形成されている配線パターンの電気回路図である。

    【図5】図5は、スイッチパネルの外周縁部に設けられた外部接続用の端子部の拡大図である。

    【図6】図6は、外部接続用の端子部の変更例を示す図である。

    【符号の説明】

    3…スイッチパネル 5…本体基板 #N…操作スイッチ部 31…端子部

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