Antenna unit

申请号 JP2009069325 申请日 2009-03-23 公开(公告)号 JP2009136022A 公开(公告)日 2009-06-18
申请人 Sumida Corporation; スミダコーポレーション株式会社; 发明人 UEDA HOZUMI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To easily and appropriately position a cross-shaped core, an X-axis arm and a Y-axis arm in the height direction.
SOLUTION: An antenna unit comprises a cross-shaped core 2 having a pair of X-axis arms 22a, 22b projecting in the X-axis direction and a pair of Y-axis arms 23a, 23b projecting in the Y-axis direction orthogonal to the X-axis direction in an orthogonal coordinate system; an X-axis winding wire 24 wound around the X-axis arms 22a, 22b; a Y-axis winding wire 25 wound around the Y-axis arms; a Z-axis winding wire 26; a case 1 with a bottom, housing the cross-shaped core 22 and the Z-axis winding wire 26; and four retaining tabs 4 for retaining the head sections of the X-axis arms and the head sections of the Y-axis arms, respectively, to determine the positions, in the Z-axis direction, of the X-axis arms 22a, 22b and the Y-axis arms 23a, 23b.
COPYRIGHT: (C)2009,JPO&INPIT
权利要求
  • 直交座標系におけるX軸方向に突出した一対のX軸アームと、前記X軸方向に直交するY軸方向に突出した一対のY軸アームとを備える十字型コアと、
    前記X軸アームに巻回されたX軸巻線と、
    前記Y軸アームに巻回されたY軸巻線と、
    前記X軸アームの先端部及び前記Y軸アームの先端部の外側に前記十字型コアを囲んだ状態に設けられるZ軸巻線と、
    前記十字型コア及び前記Z軸巻線とを収容する有底ケースと、
    前記十字型コアが前記有底ケースにおいてセットされた場合に、前記X軸アームの先端部及び前記Y軸アームの先端部をそれぞれ挟持し、X軸アーム及び前記Y軸アームのZ軸方向位置を決定する4つの挟持片とを具備したことを特徴とするアンテナコイルユニット。
  • 前記有底ケースの四隅には凸部が形成され、この凸部により挟まれた溝に前記十字型コアの前記一対のX軸アーム及び前記一対のY軸アームが配置されることを特徴とする請求項1に記載のアンテナコイルユニット。
  • 前記凸部に凹部が形成され、この凹部に前記挟持片が配置されることを特徴とする請求項2に記載のアンテナコイルユニット。
  • 前記挟持片には、巻線端部を絡げるための突片が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナコイルユニット。
  • 说明书全文

    この発明は、例えば、自動車のドアの施錠及び解錠を無線操作により行うためのキーレスエントリーシステムなどに用いるアンテナユニットに関するものである。

    従来のアンテナユニットにおける3軸アンテナとしては、1つのコアに3軸の巻線が施されたものが知られている。 これに対し、2軸アンテナと1軸アンテナを組み合わせて3軸アンテナとしたものが特開2003−92509号公報に示されている。 しかしながら、上記のものは2軸アンテナにおいて一方の軸における巻線と他方の軸における巻線とが重なっているため、厚みが生じ、高さ方向の小型化に適していない。

    これに対し、2軸アンテナとしては、上記文献には十文字型のコアに巻線を施したものが示されており、これを用いて適切な3軸アンテナを提供することにより、上記高さ方向の小型化の要望に応え得る(特許文献1参照)。

    解決しようとする課題は、十文字型のコアに巻線を施したものを用いて直交座標系におけるXYZのいずれの方向についても偏りのない感度を実現することである。

    本発明に係るアンテナコイルユニットは、直交座標系におけるX軸方向に突出した一対のX軸アームと、前記X軸方向に直交するY軸方向に突出した一対のY軸アームとを備える十字型コアと、前記X軸アームに巻回されたX軸巻線と、前記Y軸アームに巻回されたY軸巻線と、前記X軸アームの先端部及び前記Y軸アームの先端部の外側に前記十字型コアを囲んだ状態に設けられるZ軸巻線と、前記十字型コア及び前記Z軸巻線とを収容する有底ケースと、前記十字型コアが前記有底ケースにおいてセットされた場合に、前記X軸アームの先端部及び前記Y軸アームの先端部をそれぞれ挟持し、X軸アーム及び前記Y軸アームのZ軸方向位置を決定する4つの挟持片とを具備したことを特徴とする。

    本発明に係るアンテナコイルユニットは、前記有底ケースの四隅には凸部が形成され、この凸部により挟まれた溝に前記十字型コアの前記一対のX軸アーム及び前記一対のY軸アームが配置されることを特徴とする。

    本発明に係るアンテナコイルユニットは、前記凸部に凹部が形成され、この凹部に前記挟持片が配置されることを特徴とする。

    本発明に係るアンテナコイルユニットでは、前記挟持片には、巻線端部を絡げるための突片が設けられていることを特徴とする。

    本発明に係るアンテナコイルユニットによれば、十字型コアのX軸アームに巻回されたX軸巻線と、Y軸アームに巻回されたY軸巻線と、X軸アームの先端部及びY軸アームの先端部の外側に前記十字型コアを囲んだ状態に設けられるZ軸巻線を具備しているので、各アームの先端部に近接するZ軸巻線から各アームの先端へ入り込む磁束の数が略同数となり、XYZ軸巻線に関して偏りのない感度を実現することができる。

    本発明に係るアンテナコイルユニットによれば、巻線が重ならないので高さ方向に小型化を実現でき、十字型コアが有底ケースにおいてセットされた場合に、X軸アームの先端部及びY軸アームの先端部をそれぞれ挟持し、X軸アーム及びY軸アームのZ軸方向位置を決定する挟持片を備えているので、十字型コア、X軸アーム及びY軸アームの高さ方向の位置決めを容易に適切に行うことができ、各軸の結合を回避することが可能となり、XYZ軸巻線に関して偏りのない感度を実現することができる。

    本発明に係るアンテナコイルユニットの実施例を示す斜視図。

    本発明に係るアンテナコイルユニットに用いられるケースを示す斜視図。

    本発明に係るアンテナコイルユニットに用いられる挟持片の斜視図。

    本発明に係る3軸アンテナにおける巻線を施していない状態の斜視図。

    本発明に係る3軸アンテナの斜視図。

    本発明に係る3軸アンテナの巻線方法を示す斜視図。

    本発明に係るアンテナコイルユニットにおける巻線を施していない状態の斜視図。

    本発明に係るアンテナコイルユニットの実施例を示す正面図。

    図8の本発明に係るアンテナコイルユニットについてのA−A断面図。

    本発明に係るアンテナコイルユニットの高さ方向の位置合わせに関する効果を説明するための断面図。

    本発明に係る受信装置の第1の実施例を示す回路図。

    本発明に係る受信装置の第2の実施例を示す回路図。

    本発明に係る受信装置の第3の実施例を示す回路図。

    本発明に係る受信装置において図11に示すCCS結線を行った場合の周波数特性を示す図。

    本発明に係る受信装置において図11と異なるFFF結線を行った場合の周波数特性を示す図。

    本発明に係る3軸アンテナの巻線方法を示す斜視図。

    本発明に係る3軸アンテナの巻線方法を示す斜視図。

    XYZ軸巻線に関して偏りのない感度を実現するという目的を、十字型コアにXY軸巻線を施し、Z軸巻線をX軸アームの先端部及びY軸アームの先端部の外側に前記十字型コアを囲んだ状態に設けることにより実現した。 以下、添付図面を参照して本発明に係る3軸コイル、アンテナコイルユニット及び受信装置の実施例を説明する。 各図において同一の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。

    本発明の第1の実施例に係るアンテナコイルユニットを、図1に示す。 ケース1は、斜視図を図2に示すように、1対の側壁が切欠されているが、ほぼ筒状の有底ケースであり、例えば樹脂により構成される。 このケース1の底部には、底面をほぼ9等分した4角の位置に4分の1の扇状の凸部12が形成され、この凸部12の間に、巻線が施された図5に示される十字型コア2を収容するための溝11が上記十字型コア2の十字形状に応じて形成されている。 十字型コア2は図4に示されるように、中央部に角柱状の基部21を有し、この基部21から90度異なる4方向にX軸アーム22a、22b、Y軸アーム23a、23bが延びている。 また、ケース1の底面中央部には、図2に示すように突起13が形成され、上記十字型コア2の基部21に形成された穴に挿入され、十字型コア2の位置決めを行う構成とされている。 十字型コア2のX軸アーム22a、22b、Y軸アーム23a、23bの各先端部22aa、22bb、23aa、23bbは、幅広に形成されている。 これにより先端部の面積が広くなるため、磁束が発生し、アンテナの感度が向上する。

    この各先端部22aa、22bb、23aa、23bbを挟持する挟持片4が図3に示されている。 挟持片4は、長尺の受部41の両端部から立ち上がった挟持部42、42を有し、挟持部42、42の上側部には、このケース1の底部に形成された穴部に配置されたときに下方へ落ち込まないようにするストッパの機能を有する突片43、43が外側横方向へ突出して形成されている。 また、突片43、43には、コイルの端部が絡げられ、このコイルの端部は外部端子31〜38から突片43、43近傍に延出している端子に半田によって接続される。 各先端部22aa、22bb、23aa、23bbと当接する挟持片4における面は平坦に形成されている。

    上記挟持片4は、ケース1の底部に形成されている凸部12に形成された凹部に配置される。 十字型コア2が図2に示す如く収納され、先端部22aa、22bb、23aa、23bbがそれぞれ対応する挟持片4に挟持されることになる。 このように、X軸アーム22a、22bの先端部22aa、22bb及びY軸アーム23a、23bの先端部23aa、23bbをそれぞれ挟持し、X軸アーム22a、22b及びY軸アーム23a、23bのZ軸方向位置(高さ方向の位置)を決定する挟持片4を備えているので、十字型コア2、X軸アーム22a、22b及びY軸アーム23a、23bの高さ方向の位置決めを容易に適切に行うことができる。

    この3軸アンテナの構成のように、高さ方向の位置決めをすることにより、十字型コア2におけるX軸アーム22a、22bの先端面及びY軸アーム23a、23bの先端面を均等に覆う状態にZ軸巻線が設けられる(先端面に対応する部分とその上下方向にZ軸巻線が均等に設けられる)ことになり、各先端部22aa、22bb、23aa、23bbと対向しているZ軸巻線の一部分(上記先端部に対応する部分)を通過する磁束の数が、図10(a)に示すように、先端部22aaと先端部22bbにおいて略同数となり、更に先端部23aaと先端部23bbにおいて略同数となるため、Z軸巻線において電位差が生じなくなる。 これにより、各軸の結合を回避することが可能となり、XYZ軸巻線24〜26に関して偏りのない感度を実現することができる。 これに対し、十字型コア2におけるX軸アーム22a、22bの先端面及びY軸アーム23a、23bの先端面を均等に覆う状態にZ軸巻線を設けない構成(先端面に対応する部分とその上下方向にZ軸巻線を均等に設けない構成)の場合、またはZ軸方向位置(高さ方向の位置)を決定する構成がなければ、図10(b)に示すように、Z軸巻線が十字型コア2におけるX軸アーム22a、22bの先端面やY軸アーム23a、23bの先端面のいずれかにおいてズレが生じ、各先端面を通過する磁束の数が異なる状態を呈し、上記先端面に対向するZ軸巻線の部分において電位差が生じる。

    更に、本実施例では次の通りの構成を採用している。 十字型コア2においては図5に示すように、X軸アーム22a、22bにX軸巻線24が巻回されており、Y軸アーム23a、23bにY軸巻線25が巻回されている。 ここで、X軸巻線24とY軸巻線25の巻回方法について説明する。 図6(a)に示すSを巻き始め端として、X軸巻線24において矢印の示す方向に巻回してゆく。 X軸巻線24の巻回範囲は、X軸アーム22aの付根部から巻き始めて一方のアームであるX軸アーム22aの先端部22aaへ向かって巻き進められる(矢印D1の方向)。

    そして、先端部22aaとの境界部分まで巻回すると、図6(b)に巻線の矢印で示すように、先端部22aaからX軸アーム22aの中間点と付根部を介して基部21を跨ぎ他方のアームであるX軸アーム22bの付根部と中間点を経由して、X軸アーム22bの先端部22bb側へ巻回することなく渡し、渡し先に係る先端部22bbの境界部分からX軸巻線24の巻回を再び開始する。 ここで、X軸巻線24の巻回範囲は、X軸アーム22bとの先端部22bbとの境界部分から巻き始めてX軸アーム22bの付根部へ向かって巻き進められる(矢印D2の方向)。

    以降巻回する場合には、図6(a)に示したように、巻き始め端Sへ戻り、上記図6(a)、図6(b)を用いて説明した如くにして巻回を行う。 そして、最終的は、次6(b)の巻き終わり端Fにて巻回を終了する。 Y軸巻線25の巻回方法については、X軸巻線24の巻回の場合と全く同じであって、図6の状態を90度反時計回りに回転した状態において、上記図6(a)、図6(b)の手順で巻回がなされるものである。

    X軸巻線24の末端は、それぞれ先端部22aa、22bbに対応する挟持片4の突片43に絡げられ、このコイルの端部は外部端子31〜38から突片43近傍に延出している端子に半田により接続される。 同様にY軸巻線25の末端は、それぞれ先端部23aa、23bbに対応する挟持片4の突片43に絡げられ、このコイルの端部は外部端子31〜38から突片43近傍に延出している端子に半田により接続される。

    Z軸巻線26は図7に示すように、ほぼ四角形枠状に空芯巻されたものが、ケース1の内壁に沿ってリング状に形成されている通路に配置され固定される。 勿論、Z軸巻線26の巻線形状は上記四角形枠状に限らず、円枠状や楕円枠状等適宜な形状とされる。 X軸巻線24とY軸巻線25が巻回された十字型コア2が図7に示すように配置される。 この結果、Z軸巻線26は、X軸アーム22a、22bの先端部22aa、22bb及びY軸アーム23a、23bの先端部23aa、23bbの外側を囲む如くに、ほぼ四角形枠状に設けられる(図1、図7)。 十字型コア2におけるX軸アーム22a、22bの先端面の全面及びY軸アーム23a、23bの先端面の全面をそれぞれ覆う状態に、Z軸巻線が設けられる。

    ケース1におけるZ軸巻線26が配置される位置の近傍には、ケース1の外部に設けられる外部端子35、36の端部が突出しており、Z軸巻線26の各末端が接続される。 更に、ケース1の底部における配置された十字型コア2の近傍には、外部に設けられる外部端子37、38の端部が突出しており、X軸巻線24及びY軸巻線25のセンタタップが接続される。

    そして、3軸アンテナの完成図は平面図が図8に示されるように構成されており、図8のA−A断面図が図9に示される如くになる。 図6を用いて説明した通りにX軸巻線24及びY軸巻線25が巻回されているので、一対のX軸アーム22a、22bの先端部22aa、22bb側において、また一対のY軸アーム23a、23bの先端部23aa、23bb側において、巻線24、25の電位が等しくなり、X軸アーム22a、22bの先端部22aa、22bb及びY軸アーム23a、23bの先端部23aa、23bbの外側にほぼ四角形枠状に設けられるZ軸巻線26に対して上記X軸巻線24及びY軸巻線25による電界の影響を等しくでき、Z軸巻線26に関して偏りのない感度を実現することができる。

    上記のように構成した3軸アンテナを備えたアンテナコイルユニット100を用いて、受信装置を構成すると図11に示されるようになる。 X軸巻線24の巻始め端部XS に接続された端子31及び巻終わり端部XF に接続された端子32に接続された第1のアンプ81と、Y軸巻線25の巻始め端部YS に接続された端子33及び巻終わり端部YF に接続された端子34に接続された第2のアンプ82と、Z軸巻線26の巻始め端部ZS に接続された端子35及び巻終わり端部ZF に接続された端子36と接続された第3のアンプ83とを備えている。

    第1のアンプ81の2入端子間に接続されたコンデンサC1、第2のアンプ82の2入力端子間に接続されたコンデンサC2、第3のアンプ83の2入力端子間に接続されたコンデンサC3とを具備している。 第1乃至第3のアンプ81〜83のいずれかの出力を受信信号とする受信選択回路84とを備えている。 つまり、受信選択回路84は、アンプ81〜83の出力レベルを比較し、最も大きな出力レベルの信号を選択して受信信号の処理回路へ出力する。 X軸巻線24とY軸巻線25とのセンタタップXC 、YC に接続された端子37、38とZ軸巻線26の巻始め端部ZS に接続された端子35が、回路基板側において共通接続されて接地されている。 この接続をXC 、YC 、ZS のサフィックスをとって、CCSと表す。 すると、Z軸巻線26の巻終わり端部ZF に接続された端子とセンタタップXC 、YC を接地する場合は、CCFと表すことができる。

    これに対し、X軸巻線24とY軸巻線25とのセンタタップXC 、YC を用いずに、端部XS 、XF のいずれかと端部YS 、YF のいずれかを、端部ZS 、ZF のいずれかと接続する場合には、SSS、FFF、FFS、FSF、FSS、SFF、SFS、SSFで表すことができる接続が存在する。 この8通りの受信感度特性と、上記CCSとの受信感度特性との比較試験を行ったところ、CSS接続の場合に、ピーク値が高く、しかもXYZ軸についてピークの周波数が揃った特性、つまり3軸で偏りの少ない特性が得られた。 CCS接続の場合を図14に示し、FFF接続の場合を図15に示す。 図15の試験結果のようにFFF接続の場合は結合により中心周波数がずれていることがわかる。 なお、各チャートにおいて、縦軸はインピーダンスであり、1目盛りが50KΩであり、横軸は周波数であり、横軸の中心が134.2KHz、横軸の幅が30KHzである。 尚、CCFについても特性試験を行ったところ、CCSとほぼ同様な特性が得られた。

    上記図11の構成では、3軸アンテナにおいて端子31〜38の8端子を備える構成としたが、図12に示すように3軸アンテナにおいて端子37、38と端子35を共通接続し、6端子を備える構成を採用することもできる。 更に図13に示す如く、X軸巻線24を2個の巻線で構成すると共にY軸巻線25についても2個の巻線で構成する。 これらX軸巻線24とY軸巻線25の各センタタップXC 、YC に接続された端子37A、37B、38A、38Bを回路基板側で端子35と共に共通接続し、接地する構成を採用することもできる。

    コンデンサC1〜C3まで含めてケース1に組み込むことにより、6端子の外部端子を備えるアンテナコイルユニットを実現できる。 また、アンプ81〜83をケース1に組み込んだアンテナコイルユニットを実現することもできる。 また、グランドに接続する巻線の端末を一つの端子にまとめることによって6端子とすることも可能である。

    図3における挟持片4は、十字型コア2の先端部22aa、22bb、23aa、23bbを覆うように十字型コア2と一体に形成される構造を採用しても良い。

    図2に示されるケース1における扇状の凸部12は、この形状に限定されるものではなく、略矩形状であっても、或いは略円形状であっても良い。

    図6に示した巻線のX軸巻線24の巻回方法に代えて、図16、図17に示すように巻回を行うことも可能である。 即ち、図16に示すように、十字型コア2の先端部22aaから巻き始めてX軸アーム22aの付根部方向へ巻回してゆき、基部21を対角的に跨いで他方のアームであるX軸アーム22bの付根部へ到り、X軸アーム22a、22bに巻回された巻線による磁束の向きが一致するように、上記X軸アーム22bの付根部から先端部22bb側へ巻回するようにしても良い。 更に、図17に示すように、十字型コア2の先端部22aaから巻き始めてX軸アーム22aの付根部方向へ巻回してゆき、基部21を対向辺側へ跨いで他方のアームであるX軸アーム22bの付根部へ到り、X軸アーム22aと、X軸アーム22bに巻回された巻線による磁束が打ち消し合うように、上記X軸アーム22bの付根部から先端部22bb側へ巻回するようにしても良い。 また、先端部22aaからX軸アーム22aの付根部までの間に何層にも巻回を行うことが可能でバンク巻きすることもできる。 勿論、X軸アーム22bの付根部から先端部22bbまでの間における巻線の巻回手法も同様にすることができる。

    1 ケース2 十字型コア4 挟持片11 溝12 凸部13 突起21 基部22a、22b X軸アーム23a、23b Y軸アーム24 X軸巻線25 Y軸巻線26 Z軸巻線81 第1のアンプ82 第2のアンプ83 第3のアンプ84 受信選択回路100 アンテナコイルユニット

    特開2003−92509号公報

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