Method and apparatus for supplying a current to the inside of the object or medium |
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申请号 | JP2007519563 | 申请日 | 2005-07-06 | 公开(公告)号 | JP2008505460A | 公开(公告)日 | 2008-02-21 |
申请人 | コモンウェルス オブ オーストラリア; | 发明人 | ケリー、ピーター、ヴィンセント; | ||||
摘要 | 本発明は、物体もしくは媒質内に電流を提供または誘起する技術に関する。 特に、電流は、媒質内の物体もしくは1以上の 生物 に影響を与え、殺し、動きを阻害し、または衝撃を与える。 分散磁心(2)上に分散1次巻線(1)を有する装置が開示されるだけでなく、変圧器の2次巻線(3)として、導電媒質(導管内)を有する新規な装置が開示される。 本発明は、相対的な電気的対称性と拡張性を有する。 【選択図】図6 |
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权利要求 | 1次巻線と、 2次巻線と、 磁心と、を備え、 前記2次巻線は、非導電性導管内の導電媒質であることを特徴とする変圧器構成。 前記導電媒質は、流体またはマルチフェーズスラリーであることを特徴とする請求項1に記載の構成。 複数の1次巻線を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の構成。 ただ1つの2次巻線を備えることを特徴とする請求項1、2または3に記載の構成。 少なくとも2つの2次巻線が、並列に設けられていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の構成。 前記2次巻線の巻き数は、1回だけであることを特徴とする請求項4または5に記載の構成。 前記2次巻線の巻き数は、複数回であることを特徴とする請求項4または5に記載の構成。 前記巻線は、放射状の外部電場を実質的に低減するように、またはごくわずかしか供給しないように配置されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の構成。 前記巻線は、比較的高い放射状の外部電場を実質的に供給するように配置されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の構成。 請求項1から9のいずれかの構成を含む変圧器。 導電媒質内の生物に電流を印加するために構成された装置であって、 請求項1から9のいずれかに記載の構成と、 前記2次巻線として機能する媒質を供給するように構成された導管と、 前記1次巻線に電気エネルギーを供給するように構成された電源供給手段と、 を備えることを特徴とする装置。 前記媒質は、導電媒質であることを特徴とする請求項11に記載の装置。 前記電気エネルギーは、導電媒質と電気的に絶縁された状態で供給されることを特徴とする請求項11または12に記載の装置。 当該装置は、前記媒質に電圧勾配を与えることを特徴とする請求項11、12または13に記載の装置。 当該装置は、前記媒質に電流を供給することを特徴とする請求項11から14のいずれかに記載の装置。 請求項11から15のいずれかに記載の装置を含む流体処理装置。 請求項16に記載の装置を含むボートまたは船舶。 養殖業における流体処理に用いられることを特徴とする請求項16に記載の装置。 導電媒質内の生物に電流を印加する変圧器を構成する方法であって、 1次巻線を設けるステップと、 2次巻線として導電媒質を設けるステップと、 を含むことを特徴とする方法。 導電媒質内の生物に電気エネルギーを印加する方法であって、 ここに開示された変圧器構成を設けるステップと、 変圧器の1次巻線に電気エネルギーを印加することにより、少なくとも1つの電気エネルギーのパルスを導電媒質内に誘起するステップと、 を含むことを特徴とする方法。 当該方法は、生物に影響を与える、または衝撃を与えるために用いられることを特徴とする請求項13に記載の方法。 当該方法は、生物を殺すために用いられることを特徴とする請求項13に記載の方法。 ここに開示された方法。 ここに開示された装置および/またはデバイス。 |
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说明书全文 | 本発明は、電流を物体もしくは媒質の内部に供給、および/または誘起する技術に関する。 特に、電流は、媒質内の物体または1以上の生物に影響を与え、殺し、動きを阻害し、または衝撃を与える。 本発明は、多くのアプリケーションを有する。 そのいくつかはここに詳細に説明され、海洋または船舶のアプリケーション、養殖業のアプリケーション、廃棄物処理のアプリケーションおよび流体処理を必要とするその他のアプリケーションを含む(これらに限定されるものではない)。 ある形態において、本発明は、流体などの媒質内に電界もしくは電流を誘起する技術に関する。 流体は、たとえば水、体液、食物および関連製品などである。 他の形態において、本発明は、離れた物体に、電界もしくは電流を供給することのできる手段および/または方法に関する。 アプリケーションの特定の形態において、本発明は、所謂「バイオファウリング」に関する。 パイプおよびその他の流体導管は、導管を流れる媒質内に存在する生物によって妨害され、さらには塞がれる。 たとえば、船、船舶、潜水艦の内部のパイプや貯水槽は、海水に存在する生物によって導管が狭くなる可能性がある。 本発明は、バイオファウリングおよび侵入生物種が移送されるのを軽減または防止する技術に関する。 他の特定の形態において、本発明は、媒質内に電流を誘起する技術に関する。 これは、相対的に「非接触」な形態で、電界もしくは電流を媒質内に供給する。 たとえば、電流は、媒質と直接接触する電極を必要とすることなく、媒質内へと供給される。 以下、本発明を、バイオファウリングを軽減するために電界もしくは電流を導管内に誘起する技術に関して説明するが、本発明は、そうした使用のみに限定されるものではないことは理解されるところである。 「バイオブロック」という語は、本明細書の主題である方法および/または装置に対して与えられた名前である。 本発明者は、フジツボやイガイなどの海洋生物により船舶の配管が汚れ、その結果配管が閉塞するために、海水冷却システムや海水消火システムに障害が生じていることを認識した。 さらに、船舶輸送により引き起こされる全世界的な環境問題として、さまざまな生物が、船舶のバラスト水に入って、ある国から他の国に移送されうることがある。 船舶は、荷物を積み込んだり、降ろしたりする際に、海中における安定性を保つために、海水を排出したり吸い込んだりする。 この結果、海洋生物および海洋生物種が港から港へ、国から国へと移送され、これは、場合によっては環境や養殖業に壊滅的な影響を及ぼすことが分かっている。 本発明者は、従来提案されているバイオファウリングを扱う様々な手法について認識している。 生体細胞、特に海洋で付着する可能性のある生物を殺すために電界もしくは電流のパルスを用いるアイデアは、新しいものではない。 たとえば、以下の2つの文献が存在する。 しかしながら、これらの開示は、実験的には動作することが示されているものの、本発明者により、船舶のアプリケーションや、その他の一般的に用いられるアプリケーションなどの大きなスケールに対しては、実用的ではないことが分かった。 たとえば、水が流れるパイプに電極が設けられおり、この電極は、水に接触し、水に電流を供給するために用いられる。 電極は、1.5mmから1cmの間隔で配置され、従って、同じような小さい直径のパイプにのみ適用可能である。 電極を介して付与される電圧は、8kV/cmのオーダである。 従って、より大きなパイプに適用するためには、数十万もの電圧が必要となるであろう。 特に、このような大きな電圧が、たとえば海水のような導電媒質と接触して用いられる場合には、安全性に対する心配が生じる。 また、電極故障や電極におけるイオン放出だけでなく、このような大きな電圧を生成し、スイッチングすることは困難である。 その他の問題として、養殖業に関するものがある。 本発明者は、養殖業の将来は、スペース、水および動物飼料用のフィッシュミールなどの天然資源に大きく依存していることを認識した。 その他の問題は、ヨーロッパの養殖業において広まった懸念を引き起こしている異なるウィルス性の病気の数と関係がある。 たとえば、伝染性サケ貧血(ISA)である。 これは、大西洋サケが直面した壊滅的な病気であり、スコットランド、ノルウェーおよびカナダにおいて症例が報告されている。 EU法では、この病気は、EUの水に対して外来のものと考えられている。 病気が確認された場合、緊急の魚の排除が必要となり、病気が疑われた場合には、多くの規制が導入される。 それらは、魚、設備、材料、人などの移動規制、ネットの消毒、および下記の事項を含む。 疑わしく、確認された場所の周囲には、ゾーンが設けられ、危険因子の評価に基づいて、類似の広い規制が、そのゾーンに位置する感染していない飼育場に適用される。 EU法では、感染したストックからの血液および内臓の水は、排出する前に、処理がなされなければならない。 他の悪性の病気は、ウイルス性出血性敗血症および伝染性膵臓壊死症である。 これらの病気は、マスやサケの自然の群れに多く見られる傾向があり、一般的に、高い死亡率である。 それゆえ、自然の生物資源が飼育場に入らないようにするだけでなく、非常に高い基準の給水を維持することは、重要な目的である。 磁気誘導により電流を導電性流体に誘起するという概念は、1970年代中頃に、本発明者により最初に考え出された。 本明細書における資料、装置、言動または知見の考察は、本発明の内容を説明するために含まれている。 構成要素のいずれかが、ここでの開示および請求項の優先日もしくはそれ以前の従来技術の一部、または、オーストラリアまたはその他の国における関連技術の一般知識の一部を構成すると認めるべきではない。 本発明の目的は、導電媒質内に電流を供給するために用いられる改良された方法および装置を提供することにある。 また、本発明のさらなる目的は、従来技術に付きものであった少なくとも1つの不都合な点を、多少なりとも解決することにある。 本発明は、ある態様において、電極を用いることなく、またいかなる外部電場を生じることなく、導電媒質(たとえば海水など)に電界もしくは電流を磁気的に誘起する。 また、本発明は、他の態様において、電気的に接触することなく(すなわち、完全に電気的に絶縁された状態で)、かつ(望ましくは)外部電場を生じることなく、流体もしくはその他の媒質内に電流を誘起する方法および/または装置を提供する。 さらに、本発明は、さらなる態様において、電気的に接触することなく(すなわち、電気的に絶縁された状態で)、かつ望ましくは外部電場を生じることなく、流体もしくは他の媒質内に電圧勾配を誘起する方法および装置を提供する。 本質的に、本発明は、媒質内の生物学的存在に影響を与え、殺し、または衝撃を与えるために、導電媒質内に電圧勾配を生じさせるのに用いられる方法および/または装置を提供する。 研究により、いくつかの生物は、存在する流体内の電流密度により影響を受けることがが示されている。 また、他の生物は、媒質内の電圧勾配により影響を受ける。 生物の物理的な大きさは、本発明を実行するために必要とされる大きさ(マグニチュード)の影響因子である。 たとえば淡水などの相対的に非導電性の媒質を処理するために、本発明は、ある態様において、印加電圧、および複数の変圧器鉄心の数と配置を操作することにより、好適な電圧勾配を印加する方法および/または装置を提供する。 この処理は、媒質内におけるパワーロスが最小となるので、比較的安価になると考えられる。 たとえば海水や血液などの相対的に導電性の媒質を処理するために、本発明は、ある態様において、印加電圧および複数の変圧器鉄心の数と配置を操作することにより、好適な電流密度を印加する方法および/または装置を提供する。 また、電力消費は、印加される電圧と電流の積に比例するので、本発明のジオメトリーは、パワーエレクトロニクスの電気容量を供給するために調整されてもよい。 他の態様および好ましい態様は、本明細書において開示され、および/または、本発明の記載の一部を構成する添付の特許請求の範囲に規定される。 さらなる発明の態様は、以下に関する。 本発明に係る装置は、あるアプリケーションにおいて、船舶の冷却、消火、バラストに用いられる海水を消毒するために、船舶および港のインフラに取り付けられてもよい。 本発明のさらなる適用の範囲は、以下の詳細な説明によって明らかになる。 しかしながら、詳細な説明および具体例は、本発明の好適な実施の形態を示すものではあるが、例示として与えられただけであり、本発明の精神および範囲内の様々な変更および改良が明らかであることは、当業者であればこの詳細な説明から理解されるところである。 本発明のさらなる開示、目的、利点および態様は、添付の図面と併せて以下の好適な実施の形態の説明を参照することにより、関連する技術分野の当業者であればより理解されるであろう。 図面は、説明図として与えられるが、これらは、本発明を限定するものではない。 本発明は、従来技術を経由して、従来技術の問題に対する代替的な解法を考察する発明者によって創作された。 代替的な解法は、いくつかの比較的よく知られた電気理論に対してなされたいくつかのさらなる発展から生じている。 これに関して、本発明者は、図1に示すように、ワイヤーを流れる電流を取り囲む磁場が存在することが公知であることを理解している。 鉄くずは、磁場により磁気的に分極され、「先頭から最後尾へ」と、より適切には「一方の極から反対の極へ」と並べられる。 このように並ぶとき、鉄くずは、環状のパターンを形成し、このようにして、電流を取り囲む磁場の存在を示す。 本発明者は、さらに、図2に示すように、ワイヤーが図1の状態から円筒形のコイルに形成され、厚紙に通した場合、鉄くずは図2に示すような破線のようなパターンを形成し、それは、電気コイルに伴う磁場の存在と形状を表すことを理解している。 本発明者は、さらに、図3に示すように、コイルに磁心を追加することにより、磁束が大幅に増加されることを理解している。 たとえば、磁心が高透磁率の鉄で形成される場合、磁束密度は、磁心がない場合の100,000倍程度に増大される。 磁心の透磁率は、磁心ない場合に生成される磁場における増加率を表す。 本発明者は、さらに、図4に示すように、2次コイルN 2を磁心に追加することにより、変圧器が形成されることを理解している。 基本的に、変圧器は、図4に示されるような、磁気的に結合されたN 1およびN 2の電気コイルのセットである。 一方のコイルN 1に「交流」電圧が印加された場合、磁心内における交番磁界が電圧、望ましくは交流電圧を、2次コイルN 2に誘起する。 2つのコイルN 1およびN 2間には、電気的な接続がないことを留意する。 2次コイルN 2における電圧は、第1もしくは1次コイルN 1において交番電流により生じた磁界を拡大および崩壊させることにより、全体におよび排他的に生成される。 たとえば、それぞれのコイルが5回のワイヤーの巻き数を有しており、たとえば10Vが1次コイルN 1に印加された場合、2次コイルN 2で10Vが誘起され、測定される。 1次巻線N 1の巻き数が5回のままで、2次巻線N 2の巻き数が10回に増えた場合、コイルN 1とN 2の比は1:2となり、その結果、2次巻線N 2には20ボルトが誘起され、測定される。 この関係は、 本発明者は、さらに、図5に示すように、2次コイルN 2に負荷R Lを追加することにより、負荷R Lと2次コイルN 2を流れる電流I 2が生じ、これは、1次電流(1次磁束)とは反対方向の磁束(2次磁束)を発生させることを理解している。 本発明者は、1次コイルはワイヤーで形成するが、2次コイルを、たとえば海水(本発明のアプリケーションの例として船舶がある)などのような電気的に導電性の媒質の回路(circuit)で形成することにより、さらなる発展を行った。 この媒質は、負荷としてだけでなく2次コイルとしても機能し、導電媒質に直接電気的な接触をする必要なく、導電媒質内に電流を誘起させることができる。 本発明者は、ごく限られた2次巻線の巻き数で2次側を形成することにより、さらなる発展を行った。 2次側は、導電媒質を運ぶ非導電パイプ(導管)の1巻き(single winding)を含むことが好ましい。 絶縁パイプ内の媒質そのものは、「負荷」を構成し、その内部に、電界/電流が誘起される。 従って、海洋環境のアプリケーションにおいて、水は、導電性である海水とすることが可能である。 他のアプリケーションにおいては、媒質は、その他の流体とすることも可能である。 図6は、この発展の一構成要素の実施の形態を示す。 1次巻線1は、磁心2の周囲に設けられる。 2次巻線3は、磁心を通る断面図に示される。 2次側の「巻線」の例は、パイプ構成4に示される。 図7は、本発明の実施の形態をさらに示す。 導電媒質6の流路5を備えるパイプは、2次巻線3として、磁心2を通過する。 第1の1次巻線7および第2の1次巻線8は、反対向きの構成となるように設けられる。 これにより、巻線によって生じる外部電場は、巻線が反対向きに配置されるので、互いに打ち消し合う。 電圧は、第1および第2の1次巻線7,8に印加され、導電媒質が2次巻線3を通過する際に、導電媒質6内に電流が誘起される。 電圧、およびその結果生じる電流は、それぞれの「セクション」すなわち2次巻線を通過する導電媒質のボリュームが、生成される電流を伴って誘起されるように、パルス状にされ、時間が調整されることが好ましい。 本発明では、電圧およびタイミングが印加され、誘導電流は、導電媒質内の生物に影響を与え、衝撃を与え、または殺すのに十分な程度に発生される。 また、本発明を用いる際には、たとえば、それ自体をパイプの内部に取り付けることはできず、生物がパイプを通って力尽きるのには時間が掛かるので、単に生物に影響を与え、衝撃を与えるだけで十分であることが分かっている。 しかしながら、たとえば食品滅菌などのアプリケーションの場合には、生物を殺すのに効果的なレベルに達することは必要である。 当然であるが、求める結果に応じて、さまざまな電流、電圧およびタイミングが用いられる。 たとえば、海洋のアプリケーションでは、フジツボなどを殺すか、衝撃を与えることが望まれる。 このために、特定の電圧が1次巻線に印加され、その結果、特定の電圧勾配を生じ、特定の電流密度が海水内部に誘起される。 これに伴って、本発明者は、単一の2次巻線とあわせて、複数の1次巻線を設けるというさらなる発展を行った。 海水内の電流は、これは十分に大きい場合には海洋付着生物(バイオファウラント)を殺すが、海水ループの抵抗によって制限される。 複数の1次巻線および単一の2次巻線により、2次電圧は、効果的に増大され、ステップアップ構成の形態を提供する。 図8は、複数の1次巻線を含む本発明の好適な実施の形態を示す。 この実施の形態は、たとえば、船舶のエンジンに冷却液を供給するために用いられる冷却管に用いられる。 海水6すなわち導電媒質が本発明に入るとき、その流路は、分割される。 海水の一部は第1の1次巻線7を通り、他の海水は、第2の1次巻線8を通る。 領域3および全体の水ループは、本発明の2次的な負荷であり、これに電流が誘起される。 2次側のパイプは、たとえばPVCチューブなどのように、電気的に非導電性であることが好ましい。 図9は、本発明の一実施形態に係る駆動回路を示す。 AC電源9は、高圧電源10に電源を供給する。 供給電圧は、海洋アプリケーション用としては、1000Vから2000Vのオーダであってよい。 タイマー12およびドライバ回路13とともに、適当な回路のパルス発生器11が、1次巻線7および8にエネルギーのパルスを供給するために用いられる。 パイプ内の導電媒質3および6は、2次巻線を形成する。 図10は、本実施の形態の好適なタイミングパルスを示す。 発明のアプリケーションにもよるが、海洋のアプリケーションでは、だいたい700ナノ秒の時間幅の多数のパルス14を用いることが好ましい。 1つもしくは複数のパルスを、導電性流体に誘起させるべき電流の程度に応じて用いることができる。 たとえば、パイプ内の流体の流速および発明のアプリケーションに応じて、8から10ミリ秒のディレイが、パルス間もしくはパルス列に設けられてもよい。 多くの研究者が、水生およびその他の生物学的種のさまざまな種類に対し、電気パルスの効果を調査している。 適確な大きさの電気パルスは、海洋生物のいくつかの種類を殺すことがよく知られており、また文献により裏付けられている。 これらの生物は、代表的なバイオファウリングの生物である。 本発明が適用されるアプリケーションに応じて、適当なパルスが導電媒質内に誘起されてもよい。 本発明の磁心は、さまざまな材質、たとえば、鉄、金属合金、フェライト、アモルファス合金(ガラス金属)などで形成することができる。 本発明のアプリケーションは、多くあり、以下のものを含むが、これらに限定されるものではない。 本発明を具体的な実施の形態に基づいて説明したが、さらなる変形が可能であることは理解されるところである。 本出願は、一般に本発明の原理に従い、本発明の属する技術分野における既知のまたは慣習的な実践法の中に入るようなしかも上述の基本的特長に適用されうるような本開示からの逸脱を内含する、本発明のあらゆる変形形態、用途又は適合を網羅するように意図されている。 本発明は、発明の本質的特徴の精神から逸脱することなくいくつかの態様において具現化することが可能であるので、上記の実施の形態は、他に特段の断りがなければ、本発明を限定するものではなく、むしろ添付の特許請求の範囲に記載された発明の精神と範囲内であると広く解釈されるべきであることは、理解されるところである。 いろいろな変形例および等価なアレンジメントが、本発明および添付の特許請求の範囲の精神および範囲に含まれることは意図されている。 それゆえ、特定の実施の形態は、本発明の原理が実行されうる多くの手段の具体例であることは理解されるところである。 特許請求の範囲で、ミーンズプラスファンクション条項は、規定された機能を実現する構造物と、構造的均等物だけでなく均等な構造物とをカバーすることを意図している。 たとえば、釘とねじは、釘は、木製部材をともに固定するために円柱面を有し、一方でねじは、木製部材をともに固定するためにらせん状の面を有しているという点において、構造的均等物ではないかもしれないが、木製部材を固定するという環境においては、釘とねじは均等な構造物である。 本明細書において、特徴、整数、ステップまたは構成要素の存在を特定するために、「〜を含む」が用いたが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、構成要素もしくはそのグループの存在もしくは追加を排除するものではない。 |