robot

申请号 JP9251597 申请日 1997-04-10 公开(公告)号 JP2818407B2 公开(公告)日 1998-10-30
申请人 三星電子株式会社; 发明人 志▲ソク▼ 柳; 庸秀 申;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ベ−スと、 前記ベ−スに設けられたコラムと、 前記コラム上に回転自在に一端が結合され、少なくとも一つの通孔が形成された第1ア−ムと、 前記第1ア−ムの他端に回動自在に結合され、少なくとも一つの通孔が形成された第2ア−ムと、 前記第2ア−ムに対して回転及び垂直昇降動自在に設けられた第3ア−ムと、 前記第1ア−ムに設けられて前記第1及び第2ア−ムをそれぞれ駆動する第1及び第2駆動手段と、 前記第2ア−ムに設けられて前記第3ア−ムを駆動させる第3駆動手段と、 前記ベ−ス、前記コラム、前記第1乃至第3ア−ムの内部に形成された空間を通して延び、前記第1及び第2ア−ムに形成されたそれぞれの通孔を介して前記第1乃至第3駆動手段に連結されるケ−ブルと、 前記第1ア−ムの内部に設けられるケ−ブル支持手段を
    含み、 前記ケ−ブル支持手段は、前記第1アームの回動軸と略
    平行な軸を中心として回転自在なホルダと、前記ホルダ
    に取り付けられたリングとを含み、前記ケ−ブルが前記
    リングを貫通して支持されていることを特徴とするロボット。
  • 【請求項2】 前記ケ−ブル支持手段は、 円形の上板と、前記ケ−ブルが貫通する通孔が形成された円形の下板と、前記上板と下板との間に延びる垂直部とが一体に形成されたブラケットと、 前記ブラケットの上板に固定されたシャフトとをさらに備え、 前記ホルダが前記シャフトに回転自在に保持されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  • 【請求項3】 前記シャフトの中心は前記ブラケットの下板に形成された前記通孔の中心から偏心していることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  • 【請求項4】 前記ケ−ブルが貫通するように前記第1
    及び第2ア−ムに形成された通孔には塵の排出が防止できるシ−ル部材が備えられていることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明はロボットに係り、より詳しくは、塵の発生を抑制するようにロボットの胴体内にケ−ブルを内蔵するロボットに関する。

    【0002】

    【従来の技術】通常、ロボットは様々な産業分野に用いられるが、このロボットは個別作業現場で必要とする各種の条件を満たすように製作されるべきである。 特に、
    電子産業分野において多用される部品実装ロボットは、
    非常に小さい電子部品を印刷回路基板上に実装するものであるが、この場合、電子製品の性能が作業時に発生する塵により大いに影響を受けることがある。 さらに、半導体製造用のロボットにおいても、微細な塵が半導体の不良をもたらすことがあるため、作業場を清潔にしなければならない。 したがって、ロボットの作業において、
    塵が発生する要因を最大に抑制するための各種の方法が提案している。

    【0003】図1には従来の技術によるロボットの概略図を示している。 同図を参照すれば、ロボット10は、
    ベ−ス11に固定されたコラム12と、第1乃至第3ア−ム13,14,15とを備える。 第1ア−ム13は、
    第1ア−ム13の上部に固定された第1モ−タ16によりコラム12を軸回動することができ、別途の駆動手段(図示せず)によりベ−ス11に対してコラム12に沿って昇降動を可能にする。 第2ア−ム14は第1ア−ム13の端部に回動自在に結合され、第1ア−ム13の上部に設けられた第2モ−タ17の駆動により第1ア−ム13に対して回動する。 第2ア−ム14の端部に設けられた第3ア−ム15は第3モ−タ18の駆動により回転自在であり、別途の駆動手段(図示せず)による昇降動も可能である。

    【0004】第3ア−ム15の端部には作動部25が設けられるが、この作動部25はロボットの機能に応じて構成される。 例えば、作動部25は、半導体チップを吸着する吸着ノズル又は部品を持ち上げるハンドで構成されてもよい。 さらに、ロボット10は、前記作動部25
    を駆動させるエアシリンダ−(図示せず)又は電気モ−
    タ(図示せず)などをさらに備えてもよい。

    【0005】このような構成のロボットにおいて、それぞれのモ−タ16,17,18及びア−ム13,14,
    15に動を供給し、前記ア−ム13,14,15の運動を制御するケ−ブル19はそのア−ム13,14,1
    5の外部に露出されている。 すなわち、ベ−ス11に形成されたホ−ル20から引き出されたケ−ブル19が第1ア−ム13の上面に形成されたホ−ル21,22を介して第1モ−タ16及び第2モ−タ17に連結される。
    その後、前記ケ−ブル19は第3モ−タ18に連結される。

    【0006】ロボットの作動時には、第1ア−ム13がベ−ス11に対して回動するので、ケ−ブル19も動く。 この際、ア−ム13,14,15の相対的な回動によりケ−ブル19のねじれが発生する。 かつ、ケ−ブル19が動くとき、ケ−ブル19とロボットのア−ム1
    3,14,15との間に摩擦を発生させるか、ケ−ブル19とホ−ル20,21,22との間に摩擦を発生させる。 このようなケ−ブルの摩擦は塵の発生をもたらすことにより、清潔な作業環境を要求する条件を満たさない。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題点を解決するために案出されたものであり、本発明の目的はケ−ブルのねじれ及びケ−ブルの摩擦による塵の発生を防止して清潔な作業環境を提供するロボットを提供することにある。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために本発明によるロボットは、ベ−スと、前記ベ−スに設けられたコラムと、前記コラム上に回転自在に一端が結合され、少なくとも一つの通孔が形成された第1ア−ムと、前記第1ア−ムの他端に回動自在に結合され、少なくとも一つの通孔が形成された第2ア−ムと、前記第2
    ア−ムに対して回転及び垂直昇降動自在に設けられた第3ア−ムと、前記第1ア−ムに設けられて前記第1及び第2ア−ムをそれぞれ駆動する第1及び第2駆動手段と、前記第2ア−ムに設けられて前記第3ア−ムを駆動させる第3駆動手段と、前記ベ−ス、前記コラム、前記第1乃至第3ア−ムの内部に形成された空間を通して延び、前記第1及び第2ア−ムに形成されたそれぞれの通孔を介して前記第1乃至第3駆動手段に連結されるケ−
    ブルと、 前記第1ア−ムの内部に設けられるケ−ブル支
    持手段を含み、前記ケ−ブル支持手段は、前記第1アー
    ムの回動軸と略平行な軸を中心として回転自在なホルダ
    と、前記ホルダに取り付けられたリングとを含み、前記
    ケ−ブルが前記リングを貫通して支持されていることを特徴とする。

    【0009】前記ケ−ブル支持手段は、円形の上板と、
    前記ケ−ブルが貫通する通孔が形成された円形の下板と、前記上板と下板との間に延びる垂直部とが一体に形成されたブラケットと、前記ブラケットの上板に固定されたシャフトとをさらに備え、 前記ホルダが前記シャフ
    トに回転自在に保持されていることを特徴とする。

    【0010】前記シャフトの中心は前記ブラケットの下板に形成された前記通孔の中心から所定の距離ほど偏心していることを特徴とする。 前記ケ−ブルが貫通するように前記第1及び第2ア−ムに形成された通孔には塵の排出が防止できるシ−ル部材が備えられていることを特徴とする。

    【0011】

    【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発明の実施の形態を詳しく説明する。 図2を参照すれば、
    本発明によるロボット30は、ベ−ス31の上部に固定されたコラム32と、一端が前記コラム32に回転自在に結合された第1ア−ム33と、前記第1ア−ムの他端に回動自在に結合された第2ア−ム34と、前記第2ア−ムの端部に回転自在に結合された第3ア−ム35とを備える。 さらに、前記第1ア−ム33と第3ア−ム35
    は別途の駆動手段(図示せず)によりそれぞれ昇降動を可能にする。 望ましくは、第3ア−ム35の端部には吸着ノズルやハンドのような作動部45が設けられてもよい。 第1モ−タ36及び第2モ−タ37は第1ア−ム3
    3の上部に固定され、第3モ−タ38は第2ア−ム34
    の上部に固定される。

    【0012】本発明の特徴によれば、ロボットに動力を伝達したり、ロボットを制御するためのケ−ブルは、ベ−ス31、コラム32及びア−ム33,34の内部に形成された空間を通して延びる。 外部からベ−ス31の内部に引き込まれたケ−ブル41はケ−ブル41はコラム32の内部を通して垂直に延びた後、第1ア−ム33の内部を通して平に延びる。 ケ−ブル41が直に曲がる部分にはケ−ブル支持手段43が備えられる。

    【0013】ケ−ブル41は、第1ア−ム33の上部に形成されたホ−ル39,40を貫通して第1モ−タ36
    及び第2モ−タ37に連結される。 このような連結方式において、第1ア−ム33が回転しても、ケ−ブル41
    とホ−ル39,40との摩擦は発生しない。

    【0014】第1ア−ム33の内部を通して延びるケ−
    ブル41はシャフト37aに巻き取られながら、第2ア−ム34の内部に延びる。 その後、ケ−ブル41は第2
    ア−ム34の上部に形成されたホ−ル44を介して引き出されて第3モ−タ38に連結される。 したがって、第2ア−ム34が回動しても、ケ−ブル41とホ−ル44
    との間には摩擦が発生しない。 ケ−ブル41とホ−ル3
    9,40,44との間隙は、ロボットの内部空間で発生する塵の外部への流出を防止するようにシ−ル部材によりシ−リングされることが望ましい。

    【0015】図3(a)は図2のケ−ブル支持手段43
    を示した平面図であり、図3(b)は図3(a)のII
    I−III線の断面図である。 図3(a),3(b)を参照すれば、ケ−ブル支持手段は、ブラケット51と、
    ブラケット51に固定されたシャフト52と、シャフト52に結合されてケ−ブル支持用のリング55を有するホルダ54とを備える。 前記ブラケット51は、円形の上板51aと、コラム32の上部に配置される円形の下板51bと、前記上板51aと下板51bを相互に連結する垂直部51cとを備える。 さらに、ホルダ54は軸受53によりシャフト52の中心に回転自在である。 ケ−ブル支持用のリング55はコラム32から第1ア−ム33に延びるケ−ブル41の部分を支持する。 第1ア−
    ム33が回転すると、ケ−ブル支持用のリング55に垂れ下がるケ−ブル41によりホルダ51も所定の角度に回転する。

    【0016】図3(a),3(b)に示したように、ブラケット51に固定されるシャフト52の中心57は、
    ケ−ブル41が通過する通孔59の中心56から所定の距離ほど偏心している。 このようなシャフト52の中心57の偏心はケ−ブル41が垂直状態から水平状態に延びるときに形成される円弧の曲率半径を大きくすることにより、ケ−ブル41に加えられるねじれ応力を最小とする。 すなわち、ケ−ブル41の特定部分に対する応力集中を防止し、第1ア−ム33の回転時にケ−ブル41
    の曲げ応力を受ける場合、ケ−ブル41の全体湾曲長さにかけて均一に応力を分布させる。 さらに、ホルダ54
    のリング55によりケ−ブルを保持し、ホルダ54が回転自在なので、ケ−ブル41とブラケット51の下板5
    1bに形成された通孔59との間の摩擦も最小とすることができ、ケ−ブル41のねじれも防止し得る。

    【0017】

    【発明の効果】上述したように、本発明によるロボットでは、ロボットに動力を伝達したり、ロボットを制御するケ−ブルがロボットの各部品の内部空間を通して延びることにより、ケ−ブルとそのケ−ブルが貫通するホ−
    ルとの間の摩擦を低減して塵の発生が防止できる。 さらに、ロボットの運動によるケ−ブルの動きをスム−ズに誘導するケ−ブル支持手段を備えることにより、ロボットの繰り返し動作によるケ−ブルの断線及び破損の防止が可能である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 従来の技術によるロボットの斜視図である。

    【図2】 本発明によるロボットの概略断面図である。

    【図3】 (a)及び(b)は図2に示したケ−ブル支持手段を示す平面図及び断面図である。

    【符号の説明】

    11,31 ベース 12,32 コラム 13,33 第1アーム 14,34 第2アーム 15,35 第3アーム 16,36 第1モータ 17,37 第2モータ 18,38 第3モータ 43 ケーブル支持手段 51 ブラケット 51a 上板 51b 下板 52 シャフト 54 ホルダ 55 リング

    フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl. 6 ,DB名) B25J 19/00 B25J 9/06

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