Vehicle gear change mechanism

申请号 JP52610599 申请日 1998-11-02 公开(公告)号 JP2001508009A 公开(公告)日 2001-06-19
申请人 スカニア シーブイ アクチボラグ(パブル); 发明人 スヨストロム,シュタファン; ノールド,クラエス−ゴラン; ミラー,ラルス; メランダー,インゲマル;
摘要 (57)【要約】 ギヤレバー7はトラックの運転席と助手席との間に配置される。 ギヤレバー7は解除可能な固定機構34を組合わされており、この固定機構によって実質的に使用時の垂直 位置 から運転室内での運転手の動きを制限することのない位置へギヤレバー7の高さを低くすることが可能とされる。 ギヤレバー7が高さを低くされると、運転者はトラックの運転席側から助手席側へ移動することができる。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 内部空間(1)およびギヤボックス(4)を備えた車輌のためのギヤチェンジ機構であって、内部空間(1)内に移動可能に支持されると共に、少なくとも1つの動作伝達装置(8,9,10,11)を介してギヤチェンジの動作をギヤボックス(4)に伝達するように配置されているギヤレバー(7)を具備している機構において、ギヤレバー(7)が固定機構(34)および解除装置(41 )と組合わされ、解除装置(41)が手動操作されたときに固定機構(34)に作用して、動作伝達装置(8,9,10,11)に対するギヤレバー(7)またはギヤレバー部材(17)の高さを低くすることができるようにする構成になっていることを特徴とするギヤチェンジ機構。 2. 請求項1に記載されたギヤチェンジ機構であって、ギヤレバー(7)またはギヤレバー部材(17)がヒンジ(19)において2つの端部位置の間を枢動するように、また一方の端部位置においては固定機構(34)で位置固定され、 その端部位置はストッパ装置(26)で構成されていることを特徴とするギヤチェンジ機構。 3. 請求項2に記載されたギヤチェンジ機構であって、ギヤレバー(7)またはギヤレバー部材(17)が実質的に垂直な位置から実質的に水平な位置へ枢動するように配置されていることを特徴とするギヤチェンジ機構。 4. 請求項2または請求項3に記載されたギヤチェンジ機構であって、ストッパ装置(26)が第1ストッパ面(33)および第2ストッパ面(37)を備え、第1ストッパ面(33)に対してギヤレバー(7)またはギヤレバー部材(1 7)を固定するために固定機構(34)が第2ストッパ面(37)に当接するようになっていることを特徴とするギヤチェンジ機構。 5. 請求項4に記載されたギヤチェンジ機構であって、第1ストッパ面(33 )および第2ストッパ面(37)がストッパ装置(26)のそれぞれの側面に形成されており、ストッパ装置(26)はディスク形の外観を有していることを特徴とするギヤチェンジ機構。 6. 請求項フレーム2および請求項4に記載されたギヤチェンジ機構であって、 第2ストッパ面(37)に対して固定的に当接するようにされた固定面(38) と、ギヤレバー(7)またはギヤレバー部材(17)を容易に固定できるようにする円弧面(39)とを備えた固定装置(35)に固定機構(34)が組合わされることを特徴とするギヤチェンジ機構。 7. 請求項6に記載されたギヤチェンジ機構であって、固定装置35が制御装置(40)を通して形成された開口内に移動可能に配置され、制御装置(40) はギヤレバー(7)またはギヤレバー部材(17)の外面にしっかりと連結されていることを特徴とするギヤチェンジ機構。 8. 請求項1に記載されたギヤチェンジ機構であって、解除装置(41)は固定機構(34)に連結され、第1位置および第2位置の間を移動できるように配置され、また一方の固定位置へ向けて解除装置(41)を押圧するばね装置(4 5)の作用を受けることを特徴とするギヤチェンジ機構。 9. 請求項8に記載されたギヤチェンジ機構であって、ばね装置がギヤレバー(7)を取巻いてギヤレバー(7)の支持面(44)と解除装置(41)との間に配置されたコイルばねであることを特徴とするギヤチェンジ機構。 10. 請求項8に記載されたギヤチェンジ機構であって、解除装置(41)がギヤレバー(7)を囲むスリーブの形態を有し、ギヤレバー(7)の長手方向に沿って移動可能に配置され、また保持し易くするために全周に沿う凹み(43)を備えていることを特徴とするギヤチェンジ機構。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 車輌のギヤチェンジ機構 本発明は請求項1の前文に示された種類のギヤチェンジ機構に関する。 技術の状況 トラックは広汎な輸送条件に合うように使用されている。 短距離旅程においては、トラックはしばしば仕事場として純粋に機能するが、長距離旅程においては仕事場であるだけでなく、仕事の合間の時間は寝床、また娯楽や緊張を緩和するための場所でもある。 したがって、長距離輸送を目的とするトラックは座席の後方にベッドを備えられる。 また或る場合には移動量が非常に大きい座席が備えられ、これらの座席がトラックの計器パネルへ向かって移動されたときに運転室内のベッドと後部座席との間の運転手の運動空間が増大される。 幾つかのトラックでは、ベッドは座席の上方に配置される。 そのようなトラックでは、座席が計器パネルへ向けて移動されると、後部座席と運転室の後部壁との間に大きな空間が形成される。 長距離走行の間、運転手がほとんど一人の場合には、助手席を取外し、助手席側をより簡単な座席と交換することは周知のことである。 この座席はたいていの場合、その座席と計器パネルとの間に比較的大きい空間を形成できるように車輌内の比較的後方に取付けられる。 トラック運転室の内部が比較的狭い場合には、 運転席から座席後方に配置されたベッド、または適用可能な場合には座席後部と車輌の後部壁との間の比較的広く何もない場所へ運転手が移動することは困難となる。 運転手にとって運転席側から助手席側の何もない空間へ移動することも困難となる。 前述した問題点は、運転室が車輌エンジンの上方に配置されたいわゆる前方配置車輌(forward-built vehicles)で特に目立つ。 そのような設計において、エンジンはしばしば運転室の運転席側と助手席側との間に突出た存在となる。 エンジンは騒音を減衰するエンジンカバーで覆われる。 ギヤレバーは、運転室に取付けられてエンジンカバーに構成されている取付け部に一般に配置される。 ギヤレバーはさらに、ギヤチェンジ動作を車輌のギヤボックス伝達するために配置され多少なくとも1つの動作伝達装置に連結される。 この形式の車輌における運転手の運動き易さは、ギヤレバーが運転室内に伸びており、運転手の動きの自由度を制限するという事実によって妨げられている。 それ故に、運転手がベッドや何もないいずれかの空間へ移るためには、車輌をよじ登った後、座席後方または助手席後部を登らなければならない。 この手順は当然のことながら面倒で具合が悪く、特に悪天候などの場合にそうである。 前述した問題はトラック以外の車輌形式においても生じる。 バスやモービルハウスでは、動きの自由度がギヤレバーで制限され得るのであり、乗用車の場合であっても運転席と助手席との間を双方向に容易に移動できることは必要とされ得る。 発明の目的 本発明の目的は、車輌内部で運転手が容易に動き回れるようにすることである。 このために、本発明は請求項1における特徴を記載した部分に示された特徴で特徴付けられる。 ギヤレバーは、使用時の実質的に垂直な位置から、運転室内での運転手の動きを制限することのない位置までギヤレバーの高さを低くできる解除可能な固定機構を組合わされる。 ギヤレバーが高さを低くされたとき、運転手は容易にエンジンカバーを越えて運転室内の何もない箇所またはベッドへ移動できる。 本発明の有利な適用例では、高さを低くされたギヤレバーは、車輌内部のパネルまたは車輌エンジンなどを覆うカバーとされることができる支持部に対して当接される。 本発明のさらに有利な適用例では、ギヤレバーは枢動されてパネルまたはカバーの凹みに受入れられるようになされ、これによって車輌内部での運転手の動きを妨げるギヤレバーのいずれの問題も解消する。 本発明を識別させることになる他の特徴は、従属請求項、および本発明を代表する実施例の添付図面を参照した以下の説明に示されている。 図面の簡単な説明 図1は、車輌の運転室に配置された本発明によるギヤチェンジ機構の概略図を 示している。 図2は、本発明によるギヤチェンジ機構の側面図を示している。 図3は、本発明によるギヤチェンジ機構の後方視図を示している。 実施例の説明 図1に概略的に示されるトラックに運転室1が配置されている。 運転室1はフレーム2上に支持されており、エンジン3およびギヤボックス4はフレーム2の内側に懸架されている。 エンジン3を覆うエンジンカバー6は運転室の床に配置されている。 ギヤレバー7はエンジンカバー6または運転室床に対して移動できないが、取付け部14の内部で移動できる。 ギヤチェンジの動作をギヤレバー7 からギヤボックス4へ伝達できるようにするために、ギヤレバー7の下部15は動作伝達装置8,9,10,11を経てギヤボックス4のギヤチェンジ装置(図示せず)に連結される。 運転室内での車輌運転手の動きの自由度を増大させるために、ギヤレバー7は使用時の位置と高さを低くされた位置との間で高さを低くするように移動できる。 使用時の位置は図1に実線で表示されており、高さを低くされた位置は点線で表示されている。 図2および図3に見られるように、ギヤレバー7は第1部材17と、第2部材18とを有して構成され、これらは順番に配置され、ヒンジ19によって互いに枢動連結されている。 ヒンジ19はピン20を組合わされており、このピンは第1ギヤレバー部材17の下端部13のブッシング21を通して、また実質的に垂直に配置された第1および第2支持装置22,23を通して、車輌の横方向に実質的に平に延在している。 ピン20の軸線方向位置は、ナット、クリップなどのいずれかの形態の固定装置24によってブッシング21および支持装置22, 23に対して固定されている。 支持装置22,23は車輌の長手方向に沿って互いに平行に延在しており、第2ギヤレバー部材18の上部25にしっかりと連結されると共に、実質的に垂直に延在するストッパ装置26によって互いに連結されている。 ストッパ装置26は車輌を横断して延在しており、図2に最も良く見られるように使用時の位置へ向うギヤレバー7の上方への枢動移動を制限するストッパ装置を構成している。 第1ギヤレバー部材17はピン20のまわりを、使用時の位置から、図2に点線で示された実質的に水平であるのが好ましい位置2 7へ向かって枢動できる。 第1ギヤレバー部材17は高さを低くされた実質的に水平位置にても示されている。 図3に最も良く見られるように、第1ギヤレバー部材17は図2に示された固定機構34によりストッパ装置26の第1ストッパ面33に対して固定できる。 固定機構34は、ピン20よりもギヤレバーの頂部に接近して配置されており、 またストッパ装置26の第2ストッパ面37に当接する位置とストッパ装置26 に対して当接しない位置との間でストッパ装置26に対して移動可能に配置された固定装置35を組合わされている。 固定装置35はストッパ装置26の第2ストッパ面37と協働するように意図された固定面38、および上方へ枢動されたときにギヤレバー7の固定を容易化することを意図された円弧面39を備えた固定ピンの形態を有している。 第1ストッパ面33および第2ストッパ面37はストッパ装置26のそれぞれの側面で有利に構成されている。 ストッパ装置26はディスク形の外観を有しており、プレートなどで有利に構成されている。 一方の第1ストッパ面33は車輌の前方に面するプレート側面に形成されるのに対し、 他方の第2ストッパ面37は車輌の後方に面するプレート側面に形成されている。 固定装置35は制御装置40を通して形成されている開口内に移動可能に配置されており、この制御装置は第1ギヤレバー部材の外側に対して強固に連結されると共に解除装置41に連結されており、解除装置はギヤレバー部材17,18 を固定する位置から非固定位置へ固定装置35を移動させるのに使用される。 解除装置41は手操作部材42を組合わされており、手操作部材はギヤレバー部材17,18に対して移動可能で、且つまた固定装置35を固定位置から非固定位置へ移動させるためにギヤレバーの長手方向へ手操作で作動されるように設計されている。 この実施例において、手操作部材42は第1ギヤレバー部材17を囲むスリーブの形態を有しており、また固定装置35の固定面38がストッパ装置26の第2ストッパ面37に固定的に当接する高さを低くされた位置と、固定装置35の固定面38がギヤレバー部材17,18に対してできるだけ上方へ移動されて、固定面38がもはやストッパ装置26に当接していない位置である高くされた位置との間で、手操作部材42は第1ギヤレバー部材に対して長手方向へ移動できる。 手操作部材42は保持し易くするために、全周にわたる凹み43を備えている。 上側の第1ギヤレバー部材17の支持面44と手操作部材42との間にばね装置45が配置されている。 上側の第1ギヤレバー部材17を取巻くコイルばねで構成されるのが有利であるが、これが必要条件ではないばね装置45は、ギヤレバー部材17,18を互いに対して自由状態にするために手操作部材42を持上げたときに圧縮されるが、手操作部材42の影響が減じられた途端にこのばね作用は手操作部材42を押圧し、したがって固定装置35を元々の位置へと下方へ押圧する。 最終的な製品では、プラスチック製スリーブまたは他のマスキング装置の裏側にばね装置45が隠される。 ギヤレバー7が作動位置にあって実質的に垂直方向へ延在するとき、ばね装置45の故障でギヤレバーが不用意に下がる危険性はない。 解除装置41および固定機構34の重量は固定装置35をストッパ29へ向けて下方へ押圧する。 作動位置において、図2に示されたようにギヤレバー7は運転室内で実質的に垂直な位置を有し、車輌のギヤボックスを作動できるようにされる。 ギヤレバー7の高さを低くするために、手操作部材42はギヤレバー7に対して引上げられる。 手操作部材42は固定装置35に連結されているので、固定装置35の固定面38はストッパ装置26の第2ストッパ面37に固定的に当接している状態から離れるように持上げられる。 その後、ギヤレバー7は実質的に垂直な位置へ枢動できる。 その後ギヤレバー7は、運転手が車輌のいずれもの側と運転室内に構成されたいずれのベッドとの間を、ギヤレバーによって邪魔されることなく容易に移動できるようにする位置となされる。 作動位置へ戻るようにギヤレバー7を持上げる最終段階は、固定装置の円弧面39をストッパ装置26の上部に押付けるようにする。 ばね装置45の従動性が固定装置35を上昇させ、ストッパ装置26の上部に沿って移動できるようにする。 固定装置35がストッパ装置26を通過すると、ばね装置45は固定装置35を押下げて、ストッパ装置の第2ストッパ面37に当接させ、これによりギヤレバー7は使用時の位置に復帰される。 上述の説明は非常に有利な実施例を参照しているが、本発明はその実施例に限定されることはなく、請求の範囲の欄に記載された本発明の範囲内で多数の代替実施例として変更されることができる。 記載した実施例において、2つのギヤレバー部材17,18は互いにヒンジ連結されているが、当然ながら発明の概念から逸脱することなく、ギヤレバー7がそれと動作伝達装置8との間でヒンジ連結されるようにギヤチェンジ機構を設計することが可能である。 発明の概念から逸脱することなく水平位置以外の位置となるようにギヤレバー7の高さを低くすることは当然可能であり、説明した実施例のように前方以外の方向へ向けてギヤレバー7の高さを低くすることが当然可能である。 記載した実施例は、ギヤレバー部材を互いに自由状態にするために、ギヤレバー7の長手方向に沿って固定装置35に作用する解除装置41を使用している。 代替実施例では、固定装置35の軸線方向に沿う移動以外の手段によってストッパ装置26から固定装置35を移動させる解除装置41を使用することができる。 1つの可能な方法は、解除装置41にレバーアームなどを備えて、固定装置35 がストッパ装置26から離れるように枢動されるか、または他の方法でストッパ装置26から離れる方向へ移動されて、固定部分35,26の間に十分な間隙を与えるようにすることである。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノールド,クラエス−ゴラン スウェーデン国 ムルスヨ,ハッセルガタ ン 11

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