Diaphragm valve which is actuated by a hydraulic and pneumatic

申请号 JP2002557708 申请日 2002-01-19 公开(公告)号 JP4253761B2 公开(公告)日 2009-04-15
申请人 シン,ジェ−ヒョン; 发明人 シン,ヨン−フン;
摘要
权利要求
  • 中空状のボディを有し、該ボディ側壁に入口が、それから下端部に出口がそれぞれ貫通され、前記出口と対向するボディの上端部は内部と連通され、前記入口と出口との間は隔壁で遮断されその両側が入口側空間と出口側空間に両分され、前記隔壁には入口に流入された流体が出口に通過できるよう案内導管が突出形成されるハウジングと、
    該ハウジングの上部に着脱自在に組立てられ、ボディの上部を密閉させるキャップと、
    中央部に受入孔が形成され、該受入孔の外側に前記案内導管を通過した流体を出口に案内できるよう 少なくとも一つ以上の案内孔が形成され、前記受入孔が前記案内導管と一致するよう前記ハウジングの出口側空間に設けられるブラケットと、
    パイプの両端部に第1、2チャンバーが連通されるよう連結され、その内部に形成された空間に作動流体が充填され、前記第1チャンバーは前記ハウジングの側壁に形成された組立孔に突出して固定され、第2チャンバーは前記ブラケットの受入孔に挿入配置され第1チャンバーを押し及び解除する際第2チャンバーが膨張及び復元されるボタンと、
    前記案内導管とキャップとの間に設けられ、前記第1チャンバーの押圧操作によって膨張された第2チャンバーによってバルブステムが移動してオリフィスの流出口を開放する際キャップとダイアフラムとの空間に貯留される高圧の流体は前記流出口を通して低圧の出口側空間に排出されこの空間は低圧状態になって入口側空間の高圧流体によってダイアフラムが案内導管を開放して入口の流体が案内導管を通して出口に流れうるようにし、第1チャンバーの押圧操作が解除され第2チャンバーが復元される時キャップと支持板及びキャップとオリフィスとの間に介在された第1、2弾性部材によってダイアフラムとバルブステムが元の位置に戻り、よって入口側空間に貯留された高圧の流体がダイアフラムのパイロット孔を通して前記キャップとダイアフラムとの空間に流入されることによって前記入口側空間及びキャップとダイアフラムとの空間の圧力が同一になる時ダイアフラムが案内導管を閉鎖して流体の流れを遮断する流体制御手段と、
    前記案内導管の内部に収容されその一側端部は前記バルブステムに固定され、他側端部は前記第2チャンバーと接触され、前記ボタンの第2チャンバーが膨張する時オリフィスの流出口を閉鎖しているバルブステムを移動させ流出口を開放させうるようボタンの膨張力をバルブステムに伝達する動力伝達シャフトを含むことを特徴とする油圧及び空圧で作動されるダイアフラムバルブ。
  • 前記動力伝達シャフトの幅方向にスロットを貫通して形成し、
    前方部に偏心軸が形成されたレバーを前記ハウジングの側壁に回転自在に設け、その偏心軸が前記スロットに嵌込まれるようにし、
    ユーザによって前記レバーが回転して偏心軸が前記動力伝達シャフトを移動させダイアフラムが案内導管を開放した状態を維持させることを特徴とする 請求項1に記載の油圧及び空圧で作動されるダイアフラムバルブ。
  • 前記ボタンの第1チャンバーは、
    ハウジングの外部に引出されて設置場所に突出して設けられることを特徴とする 請求項1に記載の油圧及び空圧で作動されるダイアフラムバルブ。
  • 排出される流体の方向を案内できるよう入出口を有する排水案内部材を前記ハウジングの出口にさらに設け、前記ボタンの第1チャンバーを前記排水案内部材の内部から外部に突出して設けて、前記第1チャンバーを押しながら排水案内部材の出口に排出される流体を使用できるようにすることを特徴とする 請求項1に記載の油圧及び空圧で作動されるダイアフラムバルブ。
  • 前記排水案内部材は、
    前記ハウジングの出口に着脱自在に連結されるホースと、
    該ホースと連結されたハンドルに前記第1チャンバーを設けるための組立孔が開けられ、 該ハンドルの端部に複数個のノズルを有するノズルプレートが取付けられたヘッドを含むシャワー機であることを特徴とする 請求項4に記載の油圧及び空圧で作動されるダイアフラムバルブ。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、流体の流れをダイアフラムで開閉するダイアフラムバルブに係り、特にボタンと連結されたチャンバーが膨張する際ダイアフラムが流路を開放し、チャンバーが復元される時流路を遮断するよう構成して、電気が供給されなくてソレノイドバルブの使用が不可能な場所で油圧及び空圧で流体の流れを制御できるようにし、またダイアフラムを操作するボタンを密閉されるよう構成し、その内部に作動流体を貯留してこのボタンを押す時ボタンのチャンバーが膨張し押圧操作を解除する際チャンバーが復元され、これによって操作されたダイアフラムが流路を開閉させて手動で流体の流れを簡便に制御できるようにする油圧及び空圧で作動されるダイアフラムバルブに関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    従来の流体制御バルブはスティック型で構成されたレバーを左右側に回転させて流路を開閉したが、このような従来のバルブは流路を開閉する毎にレバーを回転させるべきなので使い勝手が良くないだけではなく、開放された流路を通して流体が排出し続けられるため、流体の浪費が酷くなる問題点があった。
    また、従来の技術による流体制御バルブは上部に設けられたレバーを上下に操作してバルブを開閉し、左右に回転させ冷温を調節できるよう構成されたが、このような流体制御バルブもレバーがバルブの上部に設けられているので、流路を開閉する度にレバーを操作すべきことから、使用が不便であり流体が浪費される問題点を解決できなかった。
    【0003】
    【発明が解決しようとする課題】
    本発明は前述した従来の諸問題点を解決するために案出されたもので、その目的はボタンと連結されたチャンバーが膨張する際ダイアフラムが流路を開放し、チャンバーが復元される時流路を遮断するよう構成して、電気が供給されなくてソレノイドバルブの使用が不可能な場所で油圧及び空圧で流体の流れを制御できるようにする油圧及び空圧で作動されるダイアフラムバルブを提供するところにある。
    【0004】
    本発明の他の目的は、ダイアフラムを操作するボタンを密閉されるよう構成し、その内部に作動流体を貯留してこのボタンを押す時ボタンのチャンバーが膨張し押圧操作を解除する際チャンバーが復元され、これによって操作されたダイアフラムが流路を開閉させて手動で流体の流れを簡便に制御できるようにする油圧及び空圧で作動されるダイアフラムバルブに関する。
    【0005】
    【課題を解決するための手段】
    前述した目的を達成するために、本発明に係る油圧及び空圧で作動されるダイアフラムバルブは、中空状のボディを有し、該ボディの側壁に入口が、それから下端部に出口がそれぞれ貫通され、前記出口と対向するボディの上端部は内部と連通され、前記入口と出口との間は隔壁で遮断されその両側が入口側空間と出口側空間に両分され、前記隔壁には入口に流入された流体が出口に通過できるよう案内導管が突出形成されるハウジングと、該ハウジングの上部に着脱自在に組立てられボディの上部を密閉させるキャップと、中央部に受入孔が形成され、この受入孔の外側に前記案内導管を通過した流体を出口に案内できるよう少なくとも一つ以上の案内孔が形成され、前記受入孔が前記案内導管と一致されるよう前記ハウジングの出口側空間に設けられるブラケットと、パイプの両端部に第1、2チャンバーが連通されるよう連結され、その内部に形成された空間に作動流体が充填され、前記第1チャンバーは前記ハウジングの側壁に形成された組立孔に突出固定され、第2チャンバーは前記ブラケットの受入孔に挿入配置され第1チャンバーを押し及び解除する際第2チャンバーが膨張及び復元されるボタンと、前記案内導管とキャップとの間に設けられ、前記第1チャンバーの押圧操作によって膨張された第2チャンバーによってバルブステムが移動してオリフィスの流出口を開放する際キャップとダイアフラムとの空間に貯留された高圧の流体は前記流出口を通して低圧の出口側の空間に排出され、この空間は低圧状態になって入口側空間の高圧流体によってダイアフラムが案内導管を開放して入口の流体が案内導管を通して出口に流れうるようにし、第1チャンバーの押圧操作が解除され第2チャンバーが復元される際キャップと支持板及びキャップとオリフィスとの間に介在された第1、2弾性部材によってダイアフラムとバルブステムが元の位置に戻り、よって入口側空間に貯留された高圧の流体がダイアフラムのパイロット孔を通して前記キャップとダイアフラムとの空間の圧が同一になる時、ダイアフラムが案内導管を閉鎖して流体の流れを遮断する流体制御手段と、前記案内導管の内部に収容され、その一側端部は前記バルブステムに固定され、他側端部は前記第2チャンバーと接触され、前記ボタンの第2チャンバーが膨張する際オリフィスの流出口を閉鎖しているバルブステムを移動させ流出口を開放できるようボタンの膨張力をバルブステムに伝達する動力伝達シャフトを含んで構成できる。
    【0006】
    【発明の効果】
    以上のように構成された本発明は、ボタンを油圧及び空圧で遠隔操作が可能なので、ソレノイドバルブの代りに使用でき、特に電気が供給されない場所で手作業でボタンを押圧して流体を制御できるようになる。 また、本発明は台所やお風呂に設けられ、水の浪費を防止し操作の便利な構成にすることができる。 そして本発明はトイレの小便器に連結して、突出したボタンを軽く押して排出される流体で小便器を洗浄できるため、子供や老弱者が弱い力でも楽に使用できるようになる。
    【0007】
    【発明を実施するための最良の形態】
    以下、添付した図面に基づき本発明に係る油圧及び空圧で作動されるダイアフラムバルブの参考例および各実施例の構成を説明する。
    【0008】
    図1ないし図4は参考例の油圧及び空圧で作動されるダイアフラムバルブ1を示している。 これら図面のように、前記バルブ1は内部に流路が形成されたハウジング2、該ハウジング2の上端開口部を密閉するキャップ3、前記ハウジング2の下端開口部に連結されるホルダー4、一側端部に形成されたチャンバーが前記ホルダー4に収容され、他側端部がホルダー4の外部に引出され、この他側端部を通して作動流体が供給される時チャンバーが膨張し、作動流体が排出される時チャンバーが復元されハウジングの流路を開閉させるボタン5、該ボタン5のチャンバーが膨張する時ダイアフラムが流路を開放し、ボタン5のチャンバーが復元される際ダイアフラムが流路を閉鎖する流体制御手段6、前記ボタン5と前記流体制御手段6との間に位置され、前記ボタン5が膨張する時移動してダイアフラムが流路を開放するよう動力を伝達する動力伝達手段を含む。
    【0009】
    前記ハウジング2は中空状のボディ側壁に入口7と出口8が貫通され、このボディの上部と下部は内部と連通される。 前記入口7と出口8との間は隔壁9で遮断され、入口側空間Aと出口側空間Bに両分され、この隔壁9の中央には入口7に流入された流体が出口8に通過できるよう案内導管10が突出形成される。
    【0010】
    前記入口7と出口8はその内壁にネジ山が形成される。 前記案内導管10はハウジング2の長手方向の概略中央部で上部側の開口部に被せられるキャップ3に向かって突出され、前記開口部の内部に設けられる流体制御手段6によって開閉される。
    【0011】
    前記キャップ3は前記ハウジング2の上端開口部に着脱自在に組立てられ、その開口部の内部に流体制御手段6を設けた後、前記開口部を閉鎖する。 このようなキャップ3は色々の方法で固定できるが、図面においてはロックナット11によって固定されることを示す。
    【0012】
    前記キャップ3は容器形状で構成され、その内側壁の中央部に後述する流体制御手段7のバルブステムの端部を収容するための収容部12が形成される。
    【0013】
    前記ホルダー4は前記ボタン5を収容するためのもので、内部が貫通されその内部の所定位置の幅方向に前記ボタン5のチャンバーを係止するための係止爪13が形成され、前記キャップ3と対向するハウジング2の他側開口部に締結式で着脱自在に組立てられる。
    【0014】
    前記ボタン5はパイプ状のボディの一側端部にチャンバー14が連通されるよう連結され、前記チャンバー14はホルダー4の係止爪13に係止されたままホルダー4の内部に収容され、パイプの他側自由端部は前記ホルダー4の外部に引き出される。 ここで、前記ボタン5のボディは外側に突出された突起15がホルダー4に締結された締めナット16によって締め付けられる。 このようなチャンバー14は軟質の材質で構成されることが良く、望ましくはゴム材が良い。
    【0015】
    このように構成されたボタン5はホルダー4の外部に引き出されたパイプを通して外部の作動流体が供給される時、チャンバー14が膨張して動力伝達手段を移動させ、該移動された動力伝達手段によってバルブステムがオリフィスの流出口を開放して流体を流れられるようにする。
    【0016】
    前記ホルダー4の外部に引き出されたボタン5の自由端部には本発明を用いた供給装置Sと連結され、その供給装置Sが供給する作動流体(空気または液体)によって前記チャンバー14が膨張して流体を制御できる。 前記供給装置Sは機械装置または手動力、すなわちユーザの押圧力になれる。
    【0017】
    ここで、前記ボタン5に供給される作動流体は空気も使われるが、望ましくは精度に鑑みて圧縮性の低い流体が使用されることが良い。
    【0018】
    前記流体制御手段6は弾性体で構成され、前記案内導管10を開閉するダイアフラム17、該ダイアフラム17に設けられるオリフィス18、該オリフィス18の内部に摺動自在に収容され前記オリフィス18の流出口19を開閉するバルブステム20、前記ダイアフラム17の側面に取付けられダイアフラム17を支持する支持板21、前記キャップ3と支持板21及び前記キャップ3とバルブステム20との間に介在され案内導管10を閉鎖する際ダイアフラム17とバルブステム20に復元力を提供する第1、第2弾性部材22、23を含む。
    【0019】
    前記流体制御手段6は既に流体制御分野において幅広く使用されている公知の技術であって、前記案内導管10とキャップ3との間に設けられる。
    【0020】
    このように構成された流体制御手段6は前記チャンバー14の膨張によって移動するバルブステム20がオリフィス18の流出口19を開放してキャップ3とダイアフラム17との空間Cに貯留された流体が前記流出口19を通して低圧の出口側空間Bに排出され、前記空間Cの流体圧力が低圧状態になる時入口側空間Aに貯留された高圧流体の圧力によってダイアフラム17が案内導管10を開放し、ボタン5に供給された作動流体が除去されチャンバー14が復元されれば、第1、2弾性部材22、23によってダイアフラム17とバルブステム20が元の位置に戻り、よって入口側空間Aの高圧流体がダイアフラム17のパイロット孔26を通してキャップ3とダイアフラム17との空間Cに流入され、両側空間A、Cの流体圧力が同一になる時ダイアフラム17が案内導管10を閉鎖するようになる。
    【0021】
    前記動力伝達手段は前記バルブステム20に固定される動力伝達シャフト27、該動力伝達シャフト27とボタン5のチャンバー14との間に置かれて動力を伝達する連接棒28、内部に前記連接棒28を収めてこの連接棒28の往復動を案内するスリーブ29、ダイアフラム17が案内導管10を遮断する際前記連接棒28に復元力を提供する第3弾性部材30を含む。
    【0022】
    前記動力伝達シャフト27は一端部が前記バルブステム20の端部に固定され前記チャンバー14が膨張される時移動してオリフィス18の流出口19を閉鎖することによってダイアフラム17が案内導管10を開放するようにする。
    前記連接棒26は一側端部に圧力板31が形成され、該圧力板31が前記ボタン5のチャンバー14に密着配置され、他側端部は前記動力伝達シャフト27の他端部に固定され、前記チャンバー14が膨張する時移動して前記動力伝達シャフト27を移動させる。
    【0023】
    前記スリーブ29は前記案内導管10とホルダー4との間に介在され、その内部に形成された通路32に前記連接棒28を収めて直線往復動する連接棒28を案内する。
    【0024】
    前記第3弾性部材30は前記連接棒28の圧力板31とスリーブ29との間に介在されチャンバー14の膨張力が解除され復元される時前記連接棒28を元の位置に戻らせる弾性力を提供する。
    【0025】
    次いで、前述したように構成された参考例のダイアフラムバルブが流体の流れを制御する過程を図3ないし図4に基づき説明する。
    【0026】
    図3はホルダー4の外部に延びたボタン5のチャンバー14が膨張される前の状態である。 このような状態では図4のような前記ボタン5と連結されたシステムが前記ボタン5に作動流体を供給してチャンバー14が膨張すれば、連接棒28が動力伝達シャフト27を移動させ、該移動された動力伝達シャフト27によってバルブステム20を移動させ、オリフィス18の流出口19を閉鎖しているバルブステム20が移動して前記流出口19を開放する。 この際、第1、2弾性部材22、23は押し出された状態になって弾性を蓄積する。 このようにオリフィス18の流出口19が開放されることによってキャップ3とダイアフラム17との空間Cに貯留された流体は高圧になって前記オリフィス18の流出口19を通して低圧状態である出口側空間Bに排出され、この空間Cは低圧状態になる。 この際、前記ダイアフラム17のパイロット孔26を通して入口側空間Aの高圧の流体がキャップ3とダイアフラム17との空間Cに流入され、この流入された流体量より流出口19を通して出口側空間Bに流入される流体量がさらに多くなって、空間Cに流体が低圧状態になってダイアフラム17が案内導管10を開放するようになる。
    【0027】
    従って、入口7の流体は前記開放された案内導管10を通して出口8に排出され、ユーザは前記排出された流体を使用できるようになる。
    【0028】
    そして、流体の流れを遮断するため、ボタン5の内部に供給される流体を排出させれば、チャンバー14が元の位置に戻り、よって第1、2弾性部材22、23の膨張力によってダイアフラム17が案内導管10に向かって移動し、かつバルブステム20がオリフィス18の流出口19を遮断して、入口側空間Aの高圧の流体が前記ダイアフラム17のパイロット孔26を通してキャップ3とダイアフラム17との低圧空間Cに流れ込まれて両側の圧力がバランスを取るようになる。 この際、前記ダイアフラム17が案内導管10に密着され、案内導管10を遮断して流体の流れが断続される。
    【0029】
    以上のように構成された本発明はボタン5を油圧及び空圧で遠隔操作が可能なのでソレノイドバルブの代りに使え、特に電気が供給されない場所では手作業でボタン5を押圧して流体を制御することができる。
    【0030】
    【実施例1】
    本発明に係る第1実施例のダイアフラムバルブ4は、図5ないし図7のように、内部に流路を有するハウジング41、該ハウジング41の上部に開口された開口部を密閉するキャップ42、前記ハウジング41の案内導管と一直線上に一致するハウジング41の出口側の所定位置に固定されるブラケット43、内部に形成された空間に作動流体が充填され、その内側端部が前記ブラケット43に固定され、外側端部が前記ハウジング41の出口側壁体に突出設置され、ユーザの操作によって内側端部が膨張して流路を開閉させるボタン44、該ボタン44を押す時ダイアフラムが流路を開け、ボタン44の押圧を解除する時ダイアフラムが流路を閉ざす流体制御手段45、前記ボタン44と前記流体制御手段45との間に固定され、前記ボタン44が膨張する際移動して前記ダイアフラムが流路を開けるよう動力を伝達する動力伝達シャフト46を含む。
    【0031】
    前記ハウジング41は中空状のボディを有し、該ボディ側壁に入口47が、それから長手方向の下端部に出口48がそれぞれ貫通され、前記入口47と出口48との間は隔壁49で遮断され、その両側が入口側空間Aと出口側空間Bに両分され、前記隔壁49は流体が通過できるよう案内導管52が突出形成され、前記出口48と対向するボディの他側端部は内部と連通され前記キャップ42によって遮断される。
    【0032】
    前記入口47と出口48はその内壁に供給管53及び排水案内部材54を締結固定できるようネジ山が形成される。
    【0033】
    前記案内導管52はハウジング41の長手方向の概略中央部で前記キャップ42に向かって突出され、前記キャップ42の内部に設けられる流体制御手段45によって開閉される。
    【0034】
    前記キャップ42は前記ハウジング41の開口部に着脱自在に組み立てられ、その開口部に流体制御手段45を設けた後前記開口部を閉鎖するもので、容器形状を有しその内側壁の中央部に流体制御手段45のバルブステム端部を受け入れるための受入部55が形成され、ロックナット56によって固定される。
    【0035】
    前記ブラケット43は容器形状のボディ中央に受入孔57が開けられ、この受入孔57の外側に前記案内導管52を通して流れる流体がハウジング41の出口48に流れうるよう少なくとも一つ以上の案内孔58が形成され、前記受入孔57が案内導管52と一直線上に一致されるようハウジング41の出口48壁体に固定される。
    【0036】
    ここで、前記案内孔58は受入孔57を中心にして放射状に複数個形成されることが良い。
    【0037】
    前記ボタン44はパイプ状のボディの両端部に第1、2チャンバー59、60が連通され、その内部に形成された空間に作動流体が充填され、前記第1チャンバー59は前記ハウジング41の壁体に形成された組立孔61に突出固定され、第2チャンバー60は前記ブラケット43の受入孔57に挿着され第1チャンバー59を押し及び解除する際第2チャンバー60が膨張及び復元され、膨張される時ダイアフラムが案内導管52を開放するようにする。 ここで、前記第1、2チャンバー50、60は軟質の材質で構成されるのが良く、望ましくはゴム材質が良い。
    【0038】
    前記流体制御手段45は参考例の流体制御手段6のように公知の技術であって、前記案内導管52とキャップ42との間に設けられ、前記ボタン44を押圧する時移動するバルブステム62がオリフィス63の流出口64を開放してキャップ42とダイアフラム65との空間Cに貯留される流体が前記流出口64を通して出口側空間Bに排出され、前記空間Cの流体圧力が低圧状態になる時高圧の入口側空間Aの流体圧力によってダイアフラム65が案内導管52を開放し、ボタン44の操作を解除する際キャップ42と支持板67及びキャップ42とオリフィス63との間に介在された第1、2弾性部材68、69によってダイアフラム65とバルブステム62が元の位置に戻り、よって入口側空間Aの高圧流体がダイアフラム65のパイロット孔70を通して前記空間Cに流入され両側空間A、Cの流体圧力が同一になる時ダイアフラム65が案内導管52を閉鎖するようになる。
    【0039】
    前記動力伝達シャフト46は前記案内導管52の内部に収められ、その一側端部が前記バルブステム62に固定され、前記ボタン44を操作する際膨張された第2チャンバー60によって移動し、ボタン44操作を解除する際元の位置に戻って、前記ダイアフラム65が案内導管52を開閉させる。
    前述したように構成された第1実施例のダイアフラムバルブ40が流体の流れを断続する過程を図6ないし図7に基づき説明する。
    【0040】
    図6はハウジング41に突出設置されたボタン44の第1チャンバー59が押圧される前の状態である。 この状態でユーザが前記第1チャンバー59を押圧操作すれば、ボタン44内部の作動流体によって第2チャンバー60が膨張して動力伝達シャフト46を移動させ、よってオリフィス63の流出口64を閉鎖しているバルブステム62が移動して流出口64を開放するようになる。 この際、第1、2弾性部材68、69は圧縮されたまま弾性を蓄積する。
    【0041】
    このようにオリフィス63の流出口64が開放されることによって、キャップ42とダイアフラム65との空間Cに貯留された流体は前記オリフィス63の流出口64を通して低圧状態である出口側空間Bに排出される。 この際、前記ダイアフラム65のパイロット孔70を通して入口側空間Aの高圧流体がキャップ42とダイアフラム65との空間Cに流入されるが、この流入された流体量より流出口64を通して出口側空間Bに排出された流体量がさらに多くて、空間Cに貯留された流体が低圧状態になって入口側空間Aの高圧流体によってダイアフラム65が案内導管52を開放するようになる。 従って、入口47に流入された流体は前記開放された案内導管52を通して出口48に排出され、ユーザは前記排出された流体を使用できるようになる。
    【0042】
    そして、このようにボタン44を操作した状態で流体の使用を終えた後前記第1チャンバー59の押しを解除すれば、第1、2弾性部材68、69の膨張力によってダイアフラム65が案内導管52に向かって移動し、かつバルブステム62がオリフィス63の流出口64を遮断するようになって、入口側空間Aの高圧の流体がパイロット孔70を通して低圧の空間Cに流れ込むようになって、両側空間A、Cの流体圧力が同一な時前記ダイアフラム65が案内導管52に密着され案内導管52を遮断して流体の流れが断続される。
    【0043】
    以上のように構成された第1実施例のダイアフラムバルブ40は、トイレの小便器に連結され、突出したボタンを軽く押して排出される流体で小便器を洗浄することができるため、子供や老弱者の弱い力でも楽に使える長所がある。
    【0044】
    【実施例2】
    本発明に係るダイアフラムバルブ40の第2実施例は、図8ないし図10に示した通り、 第1実施例のハウジング41の出口側空間Bの側壁に形成された組立孔61を通してボタン44の第1チャンバー59を引出させて、この引出された第1チャンバー59を任意の場所に突出設置して使用できるようにしたものである。
    【0045】
    ここで、前記ボタン44の第1チャンバー59は図9及び図10のように踏み台Fに取付けられ、ユーザの足によって押圧され流体の流れを制御するが、この制御工程は第1実施例において詳しく説明したので、その詳しい制御過程は省く。
    【0046】
    また、前記第2実施例のダイアフラムバルブ40は第1実施例のハウジング41の出口側空間Bの側壁にレバー71をさらに設けて、このレバー71の操作によってダイアフラム65が案内導管52を開放できるようにしたものである。
    【0047】
    ここで、前記レバー71はユーザの回転操作によって案内導管52を連続的に開放できるようにするものである。
    【0048】
    前記レバー71は前記動力伝達シャフト46の幅方向にスロット72を形成して、該スロット72に嵌め込まれるようハウジング41の出口48側壁に形成された組立孔73に回転自在に組立てられ、前記スロット72に嵌め込まれた部分は偏心軸74に連結され、ユーザの操作によって図面と反対方向に回転して前記偏心軸74がスロット72の一側端部を密着してダイアフラム65及びバルブステム62が案内導管52及びオリフィス63の流出口64を開放させ、ボタン44操作と関係なく流体が案内導管52に連続的に供給できるようにしたものである。
    【0049】
    そして、前記ハウジング41の出口48を通して排出される流体を任意の箇所に案内する排水案内部材75が固定手段76に回転自在に連結される。
    前記排水案内部材75を連結する固定手段76は前記ブラケット43の後端部の周縁に密着されるパッキング77、ハウジング41の出口48内部に収容され前記パッキング77と密接に接触され、その内側に排水案内部材75に形成された溝78に挿入される係止爪が突出されるパッキンググランド79、前記ハウジング41の出口48の外側に締結され前記パッキンググランド79を加圧する締めナット80を含む。
    【0050】
    以上のように構成された本発明の第2実施例のダイアフラムバルブは、シンク台やトイレに設置され使用でき、これは必要な時だけボタンを押して水を使用できるので節水効果があり、前記ボタンを体の操作の便利な箇所、例えば脚や膝で操作可能な箇所に設置可能なので体の不自由な方が便利に使用できる長所がある。
    【0051】
    【実施例3】
    次いで、本発明に係るダイアフラムバルブ40の第3実施例であって、これは図11ないし図13のように、 前記第1、2実施例のダイアフラムバルブ40のハウジング41の出口48に排水案内部材81を設け、この排水案内部材81の内部に前記ボタン44を固定してユーザが前記ボタン44を押しながら流体を使用できるようにして流体の浪費を防ぐようにしたものである。
    【0052】
    このような排水案内部材81は前記ハウジング41の出口48に連結され排出される流体を洗面台や台所のシンク台で使用できる。
    【0053】
    このような排水案内部材81は一側端部に前記ハウジング41の出口48に連結される入口82が形成され、他側端部に下向きに出口83が形成されるが、前記出口83の近傍には前記ボタン44の第1チャンバー59を組み立てるための組立孔84が形成される。 ここで、前記組立孔84は前記第1チャンバー59を手軽く押圧操作できるよう出口83近傍の底面に設けられることが望ましい。
    【0054】
    従って、ユーザは前記排水案内部材81の底面に突出設置された第1チャンバー59を押しながら流体制御手段45によって排水案内部材81の出口83を通して排出される流体を使用し、第1チャンバー59の押圧操作を解除すると同時に流体の排出が止まって流体の浪費を減らせる。
    【0055】
    この作動は前記第1チャンバー59をユーザが押せば、ダイアフラム65が案内導管52を開放して出口83を通して流体が排出され、第1チャンバー59の押圧操作を解除すれば、ダイアフラム65が案内導管52を遮断して流体の排出が止まるもので、前記第1実施例のダイアフラムバルブの作動のようにその詳しい説明は省く。
    【0056】
    以上のように構成された第3実施例のダイアフラムバルブは主に洗面台に設けられてボタンを押圧する時だけ水を使用するので水の浪費を防ぎ、ボタンが排水案内部材の下部に置かれて手で加圧しつつ手洗いができるので使い勝手が良い長所がある。
    【0057】
    【実施例4】
    本発明に係る第4実施例のダイアフラムバルブ40は、図14ないし図17のように、前記第3実施例において流体の方向を案内する排水案内部材81をシャワー機85に代用する。
    【0058】
    前記シャワー機85は前記ハウジング41の出口48にカップリングナット86で着脱自在に組立てられる。
    【0059】
    前記シャワー機85は通常の構造であって、ホース87と該ホース87の端部に装着されるヘッド88で構成される。
    【0060】
    前記シャワー機85はホース87が前記ハウジング41の出口48に連結されてハンドルを有するヘッド88に流体を供給し、前記ヘッド88は流体を噴射できるよう端部に複数個のノズルが形成されたノズルプレート89が形成され、前記ヘッド88のボディに形成された組立孔90には前記ボタン44の第1チャンバー59が突出設置されシャワーを浴びながらこの第1チャンバー59を操作できるように形成される。
    【0061】
    このように構成されたシャワー39の使用は図15ないし図16において詳しく示されているが、これはシャワー機85のヘッド88に設けられたボタン44の第1チャンバー59をユーザが押圧すれば、ダイアフラム65が案内導管52を開放してノズルプレート89を通して流体が排出され、第1チャンバー59の押圧操作を解除すれば、ダイアフラム65が案内導管52を遮断して流体の排出が止まる。 以上の作動状態は前記第1実施例のダイアフラムバルブの作動と同様なのでその詳しい説明は省く。
    【0062】
    以上のように構成された本発明の第4実施例のダイアフラムバルブはシャワーヘッドに取付けられたボタンを押圧する時だけ水が排出されるため、シャワーを浴びる際節水が可能であり、シャワーを止める時は別の操作なしに単にボタンの押圧力を解除するだけで済むので使い勝手が良い長所がある。
    【0063】
    【発明の効果】
    ボタンを押圧する時だけ流体が排出され、ボタンの加圧力を解除する際流体の流れが止まるので手動及び自動で操作可能である。 特に、手動で操作可能なので電源を要しなくなることから、電気が供給されない場所でソレノイドバルブの代りに使用でき、このように電気が供給されない箇所は殆んど水が足りない場合が多いので、節水が可能である。 また、本発明のバルブは台所のシンク台やお風呂またはトイレに設けられて水の浪費を防げる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明の参考例によるダイアフラムバルブの斜視図。
    【図2】図1のダイアフラムバルブの正面図。
    【図3】図1のダイアフラムバルブの側断面図であって、流路が閉じた状態を示す図。
    【図4】図1のダイアフラムバルブの側断面図であって、流路が開いている状態を示す図。
    【図5】本発明の第1実施例によるダイアフラムバルブの斜視図。
    【図6】図5のダイアフラムバルブの側断面図であって、流路が閉じた状態を示す図。
    【図7】図5のダイアフラムバルブの側断面図であって、流路が開いている状態を示す図。
    【図8】本発明の第2実施例によるダイアフラムバルブの斜視図。
    【図9】図8のダイアフラムバルブの側断面図及び部分正断面図であって、流路が閉じた状態を示す図。
    【図10】図8のダイアフラムバルブの側断面図及び部分正断面図であって、流路が開いている状態を示す図。
    【図11】本発明の第3実施例によるダイアフラムバルブの斜視図。
    【図12】図11のダイアフラムバルブの側断面図であって、流路が閉じた 状態を示す図。
    【図13】図11のダイアフラムバルブの側断面図であって、流路が開いている状態を示す図。
    【図14】本発明の第4実施例によるダイアフラムバルブの斜視図。
    【図15】図14のダイアフラムの側断面図であって、流路が閉じた状態を示す図。
    【図16】図14のダイアフラムの側断面図であって、流路が開いている状態を示す図。
    【図17】図14のダイアフラムバルブに係り、ボタンがシャワー機に取付けられ、該シャワー機の使用状態を示す正面図。
    【符号の説明】
    1、40 : ダイアフラムバルブ2、41 : ハウジング3、42 : キャップ4 : ホルダー5、44 : ボタン6、45: 流体制御手段10、52 : 案内導管14 : チャンバー17、65 : ダイアフラム18、63 : オリフィス

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