Exhaust gas purification system for an internal combustion engine

申请号 JP22162494 申请日 1994-09-16 公开(公告)号 JP3119088B2 公开(公告)日 2000-12-18
申请人 トヨタ自動車株式会社; 发明人 幸平 五十嵐; 隆晟 伊藤; 幸夫 衣笠; 俊文 高岡;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 少なくとも通常運転領域でリーン空燃比運転を行う内燃機関の排気浄化装置であって、 前記内燃機関の排気通路に直列に配置された、それぞれ流入する排気の空燃比がリーンのときに排気中のNO X
    を吸収し排気酸素濃度が低下したときに吸収したNO X
    を放出する第1と第2のNO X吸収剤と、 前記第1と第2のNO X吸収剤との間の排気通路に還元剤を供給する還元剤供給装置と、 前記排気通路を通る排気の流れ方向を、排気が前記第1
    のNO X吸収剤を通過した後に前記第2のNO X吸収剤を通過する第1の方向と、排気が前記第2のNO X吸収剤を通過した後に前記第1のNO X吸収剤を通過する第2の方向とに切り換える切換手段と、 所定の条件が成立する毎に前記切換手段を作動させて、
    排気流れ方向を前記第1の方向と第2の方向とに交互に切り換える制御手段と、を備えた内燃機関の排気浄化装置。
  • 【請求項2】 少なくとも通常運転領域において理論空燃比以下の空燃比で運転を行う内燃機関の排気浄化装置であって、 前記内燃機関の排気通路に直列に配置された、それぞれ流入する排気の空燃比がリーンのときに排気中のNO X
    を吸収し排気酸素濃度が低下したときに吸収したNO X
    を放出する第1と第2のNO X吸収剤と、 前記第1と第2のNO X吸収剤との間の排気通路に二次空気を供給する二次空気供給装置と、 前記排気通路を通る排気の流れ方向を、排気が前記第1
    のNO X吸収剤を通過した後に前記第2のNO X吸収剤を通過する第1の方向と、排気が前記第2のNO X吸収剤を通過した後に前記第1のNO X吸収剤を通過する第2の方向とに切り換える切換手段と、 所定の条件が成立する毎に前記切換手段を作動させて、
    排気流れ方向を前記第1の方向と第2の方向とに交互に切り換える制御手段と、を備えた内燃機関の排気浄化装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関し、詳細には排気中のNO X成分を高い効率で浄化することが可能な内燃機関の排気浄化装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】内燃機関の排気中の窒素酸化物(N
    X )を除去することを目的とした排気浄化装置の例としては、例えば特開昭62−117620号公報に記載されたものがある。 同公報の装置は、リーン空燃比運転を行う内燃機関の排気通路を2つに分岐させ、それぞれの分岐通路に酸素存在下でNO Xを酸化吸収する触媒を配置し、機関からの排気を上記触媒を通過させることにより排気中のNO Xを触媒に吸収させるものである。

    【0003】同公報の装置では触媒のNO X吸収量が増大して触媒のNO X吸収効率が低下することを防止するために一定時間毎に排気を通過させる分岐通路を交互に切り換えて、一方の触媒で排気中のNO Xを吸収しながら他方の触媒では吸収したNO Xを還元除去する操作を行う。 すなわち、一方の触媒が配置された側の分岐通路への排気の流入を遮断して、他方の分岐通路に排気の全量を流すとともに、排気の流入を遮断した分岐通路の側の触媒には素等の還元剤を供給し、触媒に吸収されたNO Xを窒素に還元浄化する。

    【0004】上記公報の装置によれば、排気通路に並列に2つの触媒を設け、排気の流れを切り換えて一方の触媒で排気中のNO Xを吸収し、同時に他方の触媒には還元剤を供給して吸収したNO Xを還元除去するという操作を2つの触媒で交互に行うことにより、排気中のNO
    Xの吸収を停止することなく触媒のNO X吸収効率の低下を防止することができる。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のように排気通路に2つの触媒を並列に配置して交互にNO X
    の吸収と還元除去とを行う場合には、それぞれの触媒に個別に還元剤を供給する必要がある。 例えば、上記特開昭62−117620号公報の装置では、それぞれの分岐通路の触媒に個別に還元剤を供給するために、それぞれの分岐通路の触媒上流側に還元剤を供給する2つのノズルと、還元剤供給源から各ノズルへの還元剤供給を切り換える切換弁とが必要となる。 このため、装置が複雑になり配置上の問題を生じたり、切換弁の切換制御のために煩雑な制御が必要となる問題が生じる。

    【0006】本発明は上記問題に鑑み、装置や制御の複雑化を生じることなく簡易な構成でNO Xの高い浄化効率を達成可能な内燃機関の排気浄化装置を提供することを目的としている。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明によれば、少なくとも通常運転領域でリーン空燃比運転を行う内燃機関の排気浄化装置であって、前記内燃機関の排気通路に直列に配置された、それぞれ流入する排気の空燃比がリーンのときに排気中のNO Xを吸収し排気酸素濃度が低下したときに吸収したNO Xを放出する第1
    と第2のNO X吸収剤と、前記第1と第2のNO X吸収剤との間の排気通路に還元剤を供給する還元剤供給装置と、前記排気通路を通る排気の流れ方向を、排気が前記第1のNO X吸収剤を通過後に前記第2のNO X吸収剤を通過する第1の方向と、排気が前記第2のNO X吸収剤を通過した後に前記第1のNO X吸収剤を通過する第2の方向とに切り換える切換手段と、所定の条件が成立する毎に前記切換手段を作動させて、排気流れ方向を前記第1の方向と第2の方向とに交互に切り換える制御手段と、を備えた内燃機関の排気浄化装置が提供される。

    【0008】また、請求項2に記載の発明によれば、少なくとも通常運転領域において理論空燃比以下の空燃比で運転を行う内燃機関の排気浄化装置であって、前記内燃機関の排気通路に直列に配置された、それぞれ流入する排気の空燃比がリーンのときに排気中のNO Xを吸収し排気酸素濃度が低下したときに吸収したNO Xを放出する第1と第2のNO X吸収剤と、前記第1と第2のN
    X吸収剤との間の排気通路に二次空気を供給する二次空気供給装置と、前記排気通路を通る排気の流れ方向を、排気が前記第1のNO X吸収剤を通過後に前記第2
    のNO X吸収剤を通過する第1の方向と、排気が前記第2のNO X吸収剤を通過した後に前記第1のNO X吸収剤を通過する第2の方向とに切り換える切換手段と、所定の条件が成立する毎に前記切換手段を作動させて、排気流れ方向を前記第1の方向と第2の方向とに交互に切り換える制御手段と、を備えた内燃機関の排気浄化装置が提供される。

    【0009】

    【作用】請求項1に記載の発明では、切換手段により排気の流れが第1の流れ方向に切り換えられると、機関からのリーン空燃比の排気は先ず第1のNO X吸収剤に流入し、排気中のNO Xは第1のNO X吸収剤に吸収される。 また、第1のNO X吸収剤を通過した排気には第1
    のNO X吸収剤と第2のNO X吸収剤との間で還元剤供給装置から還元剤が添加される。 このため第2のNO X
    吸収剤に流入する排気の酸素濃度が低下し、第2のNO
    X吸収剤からは吸収したNO Xが放出され、還元剤により還元除去される。 すなわち、排気の流れが第1の流れ方向に切り換えられると、第1のNO X吸収剤では排気中のNO Xの吸収が、第2のNO X吸収剤では吸収したNO Xの還元除去が同時に行われる。

    【0010】一方、切換手段により排気の流れが第2の流れ方向に切り換えられると、機関からの排気は先ず第2のNO X吸収剤を通過し、第2のNO X吸収剤通過後に還元剤を添加されてから第1のNO X吸収剤に流入する。 このため、排気の流れが第2の流れ方向に切り換えられると、第2のNO X吸収剤では排気中のNO Xの吸収が、第1のNO X吸収剤では吸収したNO Xの還元除去が同時に行われる。

    【0011】従って、所定の条件成立毎に(例えば一定時間毎に)排気の流れを交互に第1と第2の流れ方向に切り換えることにより、全体として排気中のNO Xの吸収を停止することなく、それぞれのNO X吸収剤では、
    NO X吸収と吸収したNO Xの還元浄化とが交互に実行される。 請求項2に記載の発明では、機関からの排気の空燃比は理論空燃比以下であり、排気中の酸素濃度は低く排気中には未燃HC、CO成分が比較的多く含まれる。 このため、排気の流れが第1の流れ方向に切り換えられると、第1のNO X吸収剤には、酸素濃度が低い排気が流入し、第1のNO X吸収剤からは吸収したNO X
    が放出され排気中の未燃HC、CO成分と反応して還元浄化される。 第1のNO X吸収剤を通過した排気には、
    第1のNO X吸収剤と第2のNO X吸収剤との間で二次空気が供給されるため、第2のNO X吸収剤に流入する排気の空燃比はリーンになる。 このため、第2のNO X
    吸収剤では、第1のNO X吸収剤を通過した比較的少量のNO Xが吸収される。 すなわち、請求項2の発明では排気の流れが第1の流れ方向に切り換えられると、第1
    のNO X吸収剤では吸収したNO Xの還元除去が、第2
    のNO X吸収剤では排気中のNO Xの吸収が同時に行われる。 また、排気の流れが第2の流れ方向に切り換えられると、上記とは逆に第2のNO X吸収剤では吸収したNO Xの還元除去が、第1のNO X吸収剤では排気中のNO Xの吸収が同時に行われる。

    【0012】従って、所定の条件成立毎に(例えば一定時間毎に)排気の流れを交互に第1と第2の流れ方向に切り換えることにより、全体として排気中のNO Xの吸収を停止することなく、それぞれのNO X吸収剤では、
    NO X吸収と吸収したNO Xの還元浄化とが交互に実行される。

    【0013】

    【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例について説明する。 図1は本発明の排気浄化装置を車両用内燃機関に適用した場合の概略構成の一例を示す図である。
    図1において、1はディーゼルエンジン、希薄燃焼を行うリーンバーンガソリンエンジン等、少なくとも通常運転領域で理論空燃比より大きな空燃比の混合気で運転される内燃機関、3は機関1の排気通路を示す。 本実施例では、排気通路3は2つの分岐通路3a、3bに分岐しており、それぞれの分岐通路3a、3bはNO X吸収剤7a、7bに接続されている。 また、NO X吸収剤7
    a、7bは分岐通路3a、3bとは反対の側で連通路4
    により相互に接続されている。

    【0014】分岐通路3a、3bの排気通路3からの分岐部には排気切換弁5が設けられている。 排気切換弁5
    は後述する機関制御回路(ECU)20からの制御信号に応じて作動し、選択的に分岐通路3a、3bの一方の入口を閉塞して機関1からの排気を分岐通路3a、3b
    のいずれか一方に導く作用を行う。 また、分岐通路3
    a、3b上の、排気切換弁5とNO X吸収剤7a、7b
    との間の位置には、それぞれポート6a、6bと、このポート6a、6bを開閉する遮断弁8a、8bが設けられている。 図2は、図1のII−II線に沿った断面を示している。 図2に示すように、本実施例では、分岐通路3
    a、3bに隣接して共通の排気出口通路9が設けられており、ポート6a、6bは分岐通路3a、3bと排気出口通路9とを連通している。 すなわち、遮断弁8aが開弁すると分岐通路3aはポート6aを介して排気出口通路9に連通し、遮断弁8bが開弁すると分岐通路3bはポート6bを介して排気出口通路9に連通する。 排気出口通路9はその下流側で図示しないマフラーを介して大気に開放されている。

    【0015】排気切換弁5と遮断弁8a、8bは相互にリンク10で接続されており、共通のアクチュエータ1
    1により駆動される。 アクチュエータ11はソレノイド、負圧アクチュエータ等の適宜な形式のものが使用され、制御回路20からの駆動信号に応じて作動し、リンク10を介して排気切換弁5と遮断弁8a、8bを同時に動作させる。 本実施例では、遮断弁8a、8bはリンク10を介して排気切換弁5に連動して動作し、排気切換弁5が分岐通路3bを閉塞する位置(図1に示す位置)では遮断弁8bがポート6bを開放するとともに遮断弁8aがポート6aを閉塞し、逆に、排気切換弁5が分岐通路3aを閉塞する位置では遮断弁8bがポート6
    bを閉塞するとともに遮断弁8aがポート6aを開放するようにリンク10を構成している。

    【0016】このため、排気切換弁5が分岐通路3bを閉塞する位置では、機関からの排気は分岐通路3a→N
    X吸収剤7a→連通路4→NO X吸収剤7b→ポート6b→排気出口通路9の順に流れることになる(以下、
    この排気流れ方向を第1の方向という)。 また、同様に、排気切換弁5が分岐通路3aを閉塞する位置では、
    機関からの排気は分岐通路3b→NO X吸収剤7b→連通路4→NO X吸収剤7a→ポート6a→排気出口通路9の順に流れる(以下、この排気流れ方向を第2の方向という)。 すなわち、排気切換弁5を切り換えることにより、分岐通路3a、3b、NO X吸収剤7a、7b及び連通路4内の排気の流れ方向を逆転させることが可能である。

    【0017】図1に12で示したのは、連絡通路4内に還元剤を供給する還元剤供給装置である。 還元剤供給装置12は、加圧容器、ポンプ等の還元剤供給源12c
    と、この供給源12cからの還元剤を連通路4内に噴射する還元剤供給ノズル12a、及び制御回路20からの制御信号に応じてノズル12aからの還元剤噴射量を調節する流量制御弁12bとを備えている。

    【0018】還元剤供給装置12から供給する還元剤としては排気中でH 2 、CO等の還元成分やHC成分を発生するものが使用され、本実施例では、例えば水素、一酸化炭素等の還元性気体、プロパン、プロピレン、ブタン等の気体または液体の炭化水素、ガソリン、軽油、灯油等の液体燃料等が還元剤として使用できる。 また、図1に20で示すのは機関1の電子制御回路(ECU)である。 ECU20はCPU、RAM、ROM及び入ポート、出力ポートを相互に双方向性バスで接続した公知の構成のディジタルコンピュータからなる。 ECU20
    は機関の燃料噴射量制御等の基本制御を行うほか、本実施例ではNO X吸収剤7a、7bのNO X吸収と放出還元との制御を行っている。 これらの制御のため、ECU
    20の入力ポートには、機関回転数、アクセル開度、吸入空気量、排気温度等の機関の運転状態を表すパラメータ信号がそれぞれ図示しないセンサから入力されており、また、出力ポートは還元剤供給装置12の制御弁1
    2bに接続され、ノズル12aからの還元剤供給量を制御している。

    【0019】NO X吸収剤7a、7bは例えばアルミナを担体とし、この担体上に例えばカリウムK,ナトリウムNa ,リチウムLi ,セシウムCs のようなアルカリ金属、バリウムBa , カルシウムCa のようなアルカリ土類、ランタンLa ,イットリウムYのような希土類から選ばれた少なくとも一つと、白金Pt のような貴金属とが担持されている。 このNO X吸収剤は流入する排気の空燃比がリーンの場合にはNO Xを吸収し、酸素濃度が低下するとNO Xを放出するNO Xの吸放出作用を行う。

    【0020】なお、本明細書中では、排気系のある場所における排気空燃比とは機関燃焼室、吸気通路および、
    上記の場所の上流側の排気系に供給された空気量の合計と燃料及び還元剤の量との合計の比を意味するものとする。 従って、排気通路に燃料や還元剤または空気が供給されない場合には排気空燃比は機関の運転空燃比(機関燃焼室内の燃焼における空燃比)と等しくなる。

    【0021】NO X吸収剤におけるNO Xの吸放出作用の詳細なメカニズムについては明らかでない部分もある。 しかし、この吸放出作用は図3に示すようなメカニズムで行われているものと考えられる。 次にこのメカニズムについて担体上に白金PtおよびバリウムBa を担持させた場合を例にとって説明するが、他の貴金属、アルカリ金属、アルカリ土類、希土類を用いても同様なメカニズムとなる。

    【0022】すなわち、NO X吸収剤に流入する排気がリーン空燃比になると流入排気中の酸素濃度が大巾に増大し、図3(A) に示されるようにこれら酸素O 2がO 2
    -またはO 2-の形で白金Pt の表面に付着する。 一方、
    流入排気中のNOは白金Ptの表面上でこのO 2 -またはO 2-と反応し、NO 2となる(2NO+O 2 →2NO
    2 ) 。 次いで生成されたNO 2の一部は白金Pt上で酸化されつつ吸収剤内に吸収されて酸化バリウムBaOと結合しながら図3(A) に示されるように硝酸イオンNO
    3 -の形で吸収剤内に拡散する。 このようにしてNO X
    がNO X吸収剤7a、7b内に吸収される。

    【0023】従って、流入排気の空燃比がリーンであり、排気中の酸素濃度が高い限り白金Pt の表面でNO
    2が生成され、吸収剤のNO X吸収能力が飽和しない限りNO 2が吸収剤内に吸収されて硝酸イオンNO 3 -が生成される。 これに対して流入排気中の酸素濃度が低下してNO 2の生成量が減少すると反応が逆方向(NO 3
    - →NO 2 )に進み、吸収剤内の硝酸イオンNO 3 -がNO 2の形で吸収剤から放出される。 すなわち、流入排気中の酸素濃度が低下するとNO X吸収剤7a、7bからNO Xが放出されることになる。

    【0024】一方、流入排気中にCO等の還元成分やH
    C成分が存在すると、これらの成分は白金Pt 上の酸素O 2 -またはO 2-と反応して酸化され、排気中の酸素を消費して排気中の酸素濃度を低下させる。 また、排気中の酸素濃度低下によりNO X吸収剤7a、7bから放出されたNO 2は図3(B) に示すようにHC,COと反応して還元される。 このようにして白金Pt の表面上にN
    2が存在しなくなると吸収剤から次から次へとNO 2
    が放出される。 従って流入排気中のHC,CO成分が存在すると短時間のうちにNO X吸収剤からNO Xが放出され、還元されることになる。

    【0025】すなわち、流入排気中のHC,COは、まず白金Pt 上のO 2 -またはO 2-と直ちに反応して酸化され、次いで白金Pt 上のO 2 -またはO 2-が消費されてもまだHC,COが残っていればこのHC,COによって吸収剤から放出されたNO Xおよび機関から排出されたNO Xが還元される。 図1の実施例では、排気切換弁5により排気の流れを前述の第1と第2の方向に交互に切り換えることによりNO X吸収剤7a、7bに上記NO Xの吸放出作用を生じさせる。

    【0026】以下、本実施例の作用について説明する。
    まず、排気切換弁5が分岐通路3bを閉塞する位置(図1に示した位置)にある場合について説明する。 この場合には、排気は前述の第1の流れ方向に沿って、先ずN
    X吸収剤7aを通過し、次いでNO X吸収剤7bを通過する。 また、還元剤供給装置12から供給された還元剤は排気とともにNO X吸収剤7bに流入する。

    【0027】本実施例ではリーン空燃比運転を行う機関が使用されているため、機関から分岐通路3aに流入する排気の空燃比はかなりリーンになっている。 このため、NO X吸収剤7aに流入する排気中の酸素濃度は高くなっており、NO X吸収剤7aは図3(A) で説明した排気中のNO Xの吸収作用を行う。 従って、機関1からの排気中のNO XはNO X吸収剤7aに吸収され、NO
    X吸収剤7aを通過して連通路4に流入する排気は殆どNO Xを含まない。

    【0028】次いで、この排気には連通路4に配置された還元剤供給ノズル12aから還元剤が供給され、排気と還元剤との混合気体がNO X吸収剤7bに流入する。
    後述するように、還元剤供給ノズル12aから供給される還元剤の量は、NO X吸収剤7bに流入する排気の空燃比を少なくとも理論空燃比以下とする量とされる。 このため、NO X吸収剤7bでは還元剤の消費により酸素濃度が低下し、NO X吸収剤7bでは、吸収されていたNO Xが放出され、図3(B) で説明したように排気中の還元剤により放出されたNO Xが還元浄化される。 また、NO X吸収剤7aで吸収されずに通過してきたNO
    Xも同様にNO X吸収剤7bで還元浄化されるため、N
    X吸収剤7bからポート6bを経て排気出口通路9に流入する排気は略完全にNO Xを除去されたクリーンな状態になる。

    【0029】次に、排気切換弁5が分岐通路3aを閉塞する位置に切り換えられると、排気は前述の第2の方向に沿って流れることになる。 このため、排気は先ずNO
    X吸収剤7bに流入し、その後還元剤を添加されてからNO X吸収剤7aに流入するようになる。 この場合には、上記とは逆にNO X吸収剤7bでは排気中のNO X
    の吸収が、NO X吸収剤7aでは吸収したNO Xの放出と還元浄化とが行われることになる。

    【0030】従って、適宜なタイミングで排気切換弁5
    を切り換えて、上記第1と第2の流れ方向に排気を交互に流すことにより、NO X吸収剤7a、7bでは交互にNO Xの吸収と放出とが行われるため、NO X吸収剤の飽和を防止しながら常時排気の浄化を行うことができる。 本実施例では、ECU20は吸入空気量と機関燃料噴射量とから機関出口における排気空燃比を求め、排気空燃比を理論空燃比以下の所定の値とするために必要とされる還元剤の量を算出するとともに、制御弁12bの開度を制御して算出した量の還元剤を連通路4に供給する操作を行う。 必要とされる還元剤の量は、NO X吸収剤の種類、NO X吸収量や放出速度(吸収剤温度)等により定まるため、詳細には使用するNO X吸収剤の種類に応じて運転条件毎に実験等により決定することが好ましい。

    【0031】また、排気切換弁5は一定時間毎に切り換えることとしてもよいが、詳細にはNO X吸収剤のNO
    X吸収量が一定値(例えば飽和量の60%程度の値)に達する毎に切換を行い、NO X吸収剤が飽和する前に吸収したNO Xを放出させることが好ましい。 この場合には、例えば、予め各機関負荷条件毎に機関の単位時間当たりのNO X発生量を計測して、その結果を機関負荷条件を表すパラメータ(例えば、吸入空気量と回転数、アクセル開度と回転数等)を用いたマップとしてECU2
    0のROMに格納しておき、機関運転中に一定時間毎に上記パラメータから機関のNO X発生量を算出して積算を行い、この積算値が所定値を越えた場合に排気切換弁5の切換を行うようにすれば良い。

    【0032】また、本実施例ではNO Xの放出、還元を行うためにNO X吸収剤に還元剤を供給する必要があるが、NO X吸収剤のNO X放出、還元に要する時間は、
    NO X吸収剤に吸収されたNO X量が所定値に達する時間に較べて極めて短い(例えば、NO Xを吸収可能な時間は数分から数十分であるのに対してNO Xの放出、還元に要する時間は数秒から数十秒である)、このため、
    実際には還元剤の供給は排気切換弁5の切換直後の短時間のみ行われることになり、機関の燃費が大幅に悪化することはない。 また、NO Xの放出還元が終了し、還元剤の供給が停止されると下流側のNO X吸収剤に流入する排気はリーン空燃比に復帰するため、上流側のNO X
    吸収剤を通過した微量のNO Xは下流側のNO X吸収剤で吸収されるようになり、還元剤供給停止後も排気中のNO Xの除去が完全に行われる。

    【0033】また、本実施例では還元剤供給装置12は連通路4のみに還元剤を供給すれば足り、分岐通路3
    a、3bのそれぞれに個別に還元剤を供給する必要がないため、それぞれの分岐通路にノズルや制御弁を配置したり還元剤供給源12cと各ノズルとの間に切換弁を設ける必要がなくなり、装置が簡略化されるとともに還元剤供給装置の制御が簡易なものになる利点がある。

    【0034】次に、図4を用いて本発明の上記とは別の実施例を説明する。 なお、図4において、図1と同じ参照符号は図1と同じ要素を示しているので詳細な説明は省略する。 以下、図1の実施例と相違する点について説明する。 図4において40は内燃機関を示している。 本実施例では、図1の機関1とは異なり、機関40は少なくとも通常運転領域では理論空燃比以下の空燃比(機関燃費の低減をはかるため、好ましくは、例えば空気過剰率で0.98〜0.99程度の、理論空燃比より僅かにリッチな空燃比)で運転される。 また、分岐通路3a、
    3b分岐部の上流側の排気通路3には、理論空燃比近傍で排気中のHC、CO、NO Xの3成分を高い効率で浄化可能な三元触媒41が配置されており、機関40からの排気は三元触媒41を通過してから分岐通路3aまたは3bに流入するようになっている。 なお、三元触媒4
    1は従来公知のものが使用されるため、ここでは詳細な説明は省略する。

    【0035】また、本実施例では連通路4には図1の還元剤供給装置12に代えて二次空気供給装置42が配置されている。 二次空気供給装置42は、連通路4内に空気を供給するノズル42a、流量制御弁42b、エアポンプ等の加圧空気源42cを備え、ECU20からの制御信号により流量制御弁42bの開度を調節することによりノズル42aから噴射する空気量を制御可能となっている。

    【0036】次に、本実施例の作用について説明する。
    前述のように、本実施例では機関40は理論空燃比より僅かにリッチな空燃比で運転される。 内燃機関の運転空燃比が理論空燃比以下になると排気中の酸素濃度は急激に低下し、逆に排気中のCOと未燃HC濃度は急激に増大する。 このため、通常運転領域での機関40の排気中には比較的多量のCO、未燃HCが含まれており、酸素濃度は低くなっている。

    【0037】また、機関運転空燃比が理論空燃比近傍の領域ではNO Xの発生量も増大するため機関排気中には図1の実施例に較べて多量のNO Xが含まれている。 このため、本実施例では排気通路3に三元触媒を配置して排気中のNO Xの大部分を除去している。 三元触媒41
    は理論空燃比近傍、特に理論空燃比以下の空燃比ではN
    X浄化効率はが良好であるため、三元触媒41を通過する排気中のNO Xの大部分は三元触媒41により除去される。 従って、排気通路3から分岐通路3a、3bに流入する排気は、HC、CO成分と比較的少量のNO X
    とを含み酸素濃度が低い排気となっている。

    【0038】例えば、排気切換弁5が分岐通路3bを閉塞する位置にあるとすると、上記三元触媒41を通過した排気は分岐通路3aに導かれ、NO X吸収剤7aに流入する。 上述したように、この排気は酸素濃度が低く、
    HC、CO成分と比較的少量のNO Xとを含んでいる。
    このため、NO X吸収剤7aでは図3(B) で説明したN
    Xの放出作用が生じ、放出されたNO Xと流入する排気中のNO Xとの殆どがNO X吸収剤7aで還元浄化される。 また、理論空燃比以下の空燃比では三元触媒41
    で排気中のNO Xの一部がNH 3に転換されるため、N
    X吸収剤7aに流入する排気は少量のNH 3をも含んでいるが、このNH 3成分もNO X吸収剤7aから放出されたNO Xの還元に消費される。

    【0039】次いで、連通路4ではNO X吸収剤7aを通過した排気に二次空気が供給される。 本実施例では、
    連通路4に供給される二次空気の量はNO X吸収剤7b
    入口での排気空燃比を理論空燃比よりリーンとするのに十分な量とされる。 このため、ECU20は機関の吸入空気量と燃料噴射量とから機関運転空燃比を計算し、N
    X吸収剤7bで排気空燃比をリーンとするのに必要な二次空気量を算出するとともに、この二次空気量が得られるように二次空気供給装置42の制御弁42c開度を調節する。

    【0040】従って、NO X吸収剤7bに流入する排気はリーン空燃比となり、NO X吸収剤7bでは前述の図3(A) で説明したNO Xの吸収作用が生じ、NO X吸収剤7aで完全に還元浄化されずに通過してきた微量のN
    X成分が吸収、除去される。 また、NO X吸収剤7a
    でNO Xの還元に消費されずに下流側に流出した未燃H
    C、CO成分はリーン空燃比化でNO X吸収剤7bにより酸化される。 このため、分岐通路3bのポート6bから排気出口通路9に流入する排気は略完全にHC、CO
    及びNO Xが除去されたクリーンな排気となる。

    【0041】次に、排気切換弁5が分岐通路3aを閉塞する位置に切り換えられると、排気の流れは逆方向になり、NO X吸収剤7bでは吸収したNO Xの放出と還元浄化が行われ、NO X吸収剤7aではNO Xの吸収が行われる。 このため、本実施例においても排気切換弁5を適宜な時間間隔で切り換えることにより、NO X吸収剤7aと7bとでは、交互にNO Xの吸収と放出、還元とが行われ、NO X吸収剤の飽和を防止しながら排気の浄化を常時行うことが可能となる。

    【0042】また、本実施例においても、排気切換弁5
    の切換操作の間隔は一定時間としても良いし、図1の実施例と同様NO X吸収剤のNO X吸収量が所定値に達する毎に切換操作を行うようにしても良い。 本実施例においても、二次空気供給装置42は連通路4のみに二次空気を供給すれば足りるため、図1の実施例と同様、装置の構成と制御を簡略化することが可能となる効果が得られる。 なお、本実施例においては、下流側のNO X吸収剤に流入する排気の空燃比は常にリーンに維持する必要があるため、二次空気供給装置42からは常時連通路4
    二次空気を供給する必要がある点が図1の実施例と相違している。

    【0043】また、本実施例では、機関40から排出されるNO X量が比較的多量であるため、予め三元触媒4
    1を用いて排気中のNO Xの大部分を除去してNO X吸収剤7a、7bで処理するNO X量を低減しているが、
    NO X吸収剤7a、7bの容量を機関で発生するNO X
    を処理するのに十分な大きさに設定すれば三元触媒41
    は必ずしも設ける必要はない。

    【0044】次に、図5を用いて本発明の上記とは別の実施例を説明する。 上述の実施例ではいずれも排気通路3を2つの分岐通路3a、3bに分岐して、それぞれの分岐通路に個別にNO X吸収剤7a、7bを設けている。 このため、排気系の構成が複雑になり設置スペースが増大することから、特に車両用機関などでは搭載上不利になる場合が考えられる。 本実施例では、この問題を解決するため、2つの分岐通路と2つのNO X吸収剤を1つのハウジング内に収納して上記実施例の排気浄化装置の主要部分を一体構造とすることにより排気系の構成を簡易なものとしている。

    【0045】図5(A) は上記一体構造の装置を示す断面図である。 図5(A) において、50はハウジング、59
    はハウジングを貫通する排気管、57a、57bは、ハウジング50内壁と排気管59との間の空間に配置されたNO X吸収剤を示している。 NO X吸収剤57a、5
    7bは容器中央部近傍に配置され容器軸線方向端部とN
    X吸収剤との間には空間51、52が形成されている。 また、図5(B) (図5aのB−B線に沿った断面図)に示すように、ハウジング50内壁と排気管59の外壁との間には軸線方向に仕切板53が延設されており、NO X吸収剤57aと57bとを互いに隔離している。 仕切板53は、更に上記空間51を互いに隔離された2つの部分51aと51bとに分割している。 なお、
    仕切板53は空間52側ではNO X吸収剤57a、57
    bの端部で終了しているため、空間52は仕切板53により分割されていない。

    【0046】排気管59の空間51内に位置する部分には、排気管59を空間51aに連通する2つのポート5
    5a、56a及び排気管59を空間51bに連通する2
    つのポート55b、56bがそれぞれ設けられている。
    図5(A) に58で示したのは排気管59内のポート55
    a、55b位置とポート56a、56b位置との中間の位置に設けられた排気切換弁である。 排気切換弁58
    は、適宜なアクチュエータにより回動される回転軸58
    aに取り付けられており、回転軸58aの回転とともに回動し、図5(A) に実線で示した第1の切換位置と点線で示した第2の切換位置とをとる。

    【0047】排気切換弁58が上記第1の切換位置をとると、空間51a側のポート55aは開放され、ポート56aは閉鎖される。 また、上記第1の位置では空間5
    1b側のポート55bは閉鎖され、ポート56bは開放される。 また、排気切換弁58が図5(A) に点線で示した第2の切換位置をとると、上記とは逆にポート55a
    が閉鎖されポート56aが開放されるとともに、ポート55bは開放されポート56bは閉鎖される。 図に59
    bで示したのは、排気管59を排気切換弁58位置で遮断する隔壁である。

    【0048】また、ハウジング50の空間52部分にはノズル54が設けられており、図示しない還元剤供給装置または二次空気供給装置から還元剤または二次空気を空間52内に供給できるようになっている。 次に、本実施例の作用について説明する。 本実施例では排気は図5
    (A) に矢印Aで示した方向に排気管59に流入する。

    【0049】排気切換弁58が第1の切換位置(図5
    (A) 実線)に切り換えられると、排気管59に流入した排気はポート55aから空間51aに流入する。 ポート56aは排気切換弁58の第1の切換位置では閉鎖されているため、空間51aに流入した排気はNO X吸収剤57aに流入し、その後空間52からNO X吸収剤57
    bに流入する。 また、NO X吸収剤57bから空間51
    bに流出した排気はポート56bを通って排気管59の排気切換弁58下流側に流出する。

    【0050】逆に、排気切換弁58が第2の切換位置(図5(A) に点線で示す位置)に切り換えられると、排気はポート55b→NO X吸収剤57b→空間52→N
    X吸収剤57a→ポート56a→排気管59の順に流れる。 このため、排気切換弁58を第1と第2の位置に切り換えることによりNO X吸収剤57a、空間52、
    及びNO X吸収剤57bを排気が通過する順序を逆転させることができる。

    【0051】従って、本実施例ではノズル54から還元剤または二次空気を空間52に供給することにより、図1または図4に示した実施例と同等の作用を得ることができる。 上述のように、本実施例によれば2つのNO X
    吸収剤と分岐通路とを1つのハウジング内に一体に構成しているため、独立した分岐通路やNO X吸収剤を設ける必要がなくなり、図1、図4の効果に加えてさらに装置の構成を簡易とすることができる。

    【0052】なお、上記実施例では図5(A) の矢印Aの方向に排気を流す場合について説明したが排気管59内の排気の流れ方向を上記矢印Aとは逆方向として、ポート56aまたは56bから空間51a、bに排気が流入し、55a、55bから排気管に流出するようにすることも可能である。 以上、本発明の代表的実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。 特にNO X吸収剤の配置や排気系の構成は、上記実施例のように2つのNO X
    吸収剤の間の排気の流れ方向を切り換えることができるものであれば他の構成を採用することも可能である。

    【0053】例えば図6は、図1、図4の実施例の分岐通路3a、3b上にNO X吸収剤7a、7bを配置する代わりに、分岐通路3a、3bを接続する連通路60を設け、この連通路60上にNO X吸収剤7a、7bを直列に設けた例を示している。 図6の実施例では、連通路60の分岐通路3a、3bとの接続部分には排気切換弁65a、65bを設け、この2つの排気切換弁を連動して動作させることによりNO X吸収剤7a、7bの間の排気の流れ方向を切り換える。

    【0054】すなわち、排気切換弁65a、65bが図6に実線で示す位置に切り換えられると排気は分岐通路3aから連通路60に流入し、NO X吸収剤7a、7b
    を通過した後分岐通路3bから排気切換弁65b下流側に流出する。 また、排気切換弁65a、65bが図6に点線で示す位置に切り換えられると、排気は分岐通路3
    bから連通路60に流入し、NO X吸収剤7b、7aの順に通過した後分岐通路3aから排気切換弁65a下流側に流出する。 従って、本実施例においてもNO X吸収剤7aと7bとの中間の位置の連通路にノズル62を配置して還元剤または二次空気を供給することにより図1
    または図4と同等の効果を得ることができる。 なお、図1、図4の構成では、排気切換弁5と遮断弁8a、8b
    との計3つの弁が必要となるが、図6の実施例によれば、弁の数は2つに低減されるので装置をさらに簡素化することが可能となる。

    【0055】

    【発明の効果】各請求項に記載の発明によれば、排気通路に2つのNO X吸収剤を配置し、交互にNO Xの吸収と放出、還元とを行う場合に、還元剤または二次空気の供給装置を大幅に簡略化できるため、装置全体の構成と制御を簡易なものとすることができるという共通の効果を奏する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明を適用する内燃機関の一実施例の概略構成を説明する図である。

    【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。

    【図3】NO X吸収剤のNO Xの吸放出作用を説明する図である。

    【図4】本発明の図1とは別の実施例を説明する図である。

    【図5】本発明の更に別の実施例を説明する図である。

    【図6】本発明の更に別の実施例を説明する図である。

    【符号の説明】

    1…内燃機関 3…排気通路 3a、3b…分岐通路 5…排気切換弁 7a、7b…NO X吸収剤 12…還元剤供給装置 20…制御回路 42…二次空気供給装置

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 隆晟 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−120016(JP,A) 特開 平6−173659(JP,A) 特開 平6−173654(JP,A) 特開 平6−210134(JP,A) 特開 平6−117230(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl. 7 ,DB名) F01N 3/08 - 3/38 F01N 9/00 - 11/00

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