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申请号 JP2008515295 申请日 2006-06-09 公开(公告)号 JP4857335B2 公开(公告)日 2012-01-18
申请人 シティ ユニヴァーシティ; 发明人 コバチェビッチ、アハメド; ストシック、ニコラ、ルディ; スミス、イアン、ケネス;
摘要
权利要求
  • 作動流体の閉回路を備え、熱源からの熱を用いて電力を発生する蒸気発電システムであって、
    当該システムは、
    熱源からの熱でもって加圧下で 作動流体を加熱する加熱手段と、
    加熱された 作動流体の蒸気相を液相から分離する分離器と、
    分離された作動流体の蒸気 を膨張させて 発電する膨張器と、
    前記膨張器からの出口流体を凝縮する凝縮器と、
    前記凝縮器から前記加熱手段へと凝縮された流体を戻すための供給ポンプ手段と、
    前記分離器と前記加熱手段を接続し、分離された作動流体の液相を前記分離器から前記加熱手段へ と戻すための帰還路と、
    備え
    前記作動流体の液相は、該作動流体の液相中で溶けるか混和性のある、作動流体とは異なるベアリング用の潤滑剤を含み、
    前記供給ポンプ手段によって加圧され 前記分離器によって分離された前記潤滑剤を含む作動流体の液相を、前記膨張器の回転要素用の少なくとも一つのベアリングへと搬送するためのベアリング供給経路が配置されていることを特徴とする蒸気発電システム。
  • 前記加熱手段が蒸発器を含み、前記分離器から前記加熱手段へと前記液相を戻す前記帰還路が、加熱手段のヒータ区画と蒸発区画との接合部に通じることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  • 前記ベアリング供給経路が、前記加熱手段の中間部分から通じることを特徴とする請求項1または2に記載のシステム。
  • 前記ベアリングとの連結部に収集空間が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のシステム。
  • 前記供給ポンプ手段からの液体と熱交換してベアリングへと運ばれる流れを冷却するため、前記ベアリング供給経路に熱交換器が含まれることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のシステム。
  • 前記膨張器が回転式膨張器であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のシステム。
  • 前記ベアリング供給経路が、前記膨張器の回転要素を支持する各ベアリングへとつながることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
  • 前記膨張器がツインスクリュー型膨張器であることを特徴とする請求項6または7に記載のシステム。
  • 作動流体用の閉回路を備え、熱源からの熱を用いて発電する蒸気発電システムであって、
    当該システムは、
    熱源からの熱を用いて加圧下で 作動流体を加熱 し、作動流体を湿り蒸気として出す加熱手段と、
    前記加熱手段から供給される湿り蒸気を膨張させて発電する複数スクリュー型膨張器と、
    前記膨張器からの出口流体を凝縮する凝縮器と、
    前記凝縮器から前記加熱手段へと凝縮された流体を戻す供給ポンプ手段と、
    を備え、
    前記作動流体の液相は、該作動流体の液相中で溶けるか混和性のある、作動流体とは異なるベアリング用の潤滑剤を含み、
    前記供給ポンプ手段によって加圧され 前記潤滑剤を含 む作動流体の液相を、前記膨張器の回転要素用の少なくとも一つのベアリングへと搬送するためのベアリング供給経路が配置されていることを特徴とするシステム。
  • 前記加熱手段がシングルパスボイラーであることを特徴とする請求項 に記載のシステム。
  • 前記ツインスクリュー型膨張器または前記複数スクリュー型膨張器が潤滑ロータ型であり、前記ベアリング供給経路が前記膨張器のオイル供給ポートに通じることを特徴とする請求項8または9に記載のシステム。
  • 前記ツインスクリュー型膨張器または複数スクリュー型膨張器のロータが互いに実質的に回転接触する部分を有することを特徴とする請求項 11に記載のシステム。
  • 前記互いに実質的に回転接触するロータ部分が、共通の直線ラック部により画定されるインボリュート部分であることを特徴とする請求項 12に記載のシステム。
  • 前記互いに実質的に回転接触するロータ部分が、前記ロータ断面のピッチ円に近接して位置することを特徴とする請求項 12または 13に記載のシステム。
  • 前記凝縮器および前記供給ポンプ手段に連通し、前記凝縮器内に凝縮された液体を受け入れる液体レシーバを備えることを特徴とする請求項9ないし 14のいずれかに記載のシステム。
  • 前記膨張器が、該膨張器からの潤滑剤を受け入れるために前記液体レシーバと連通する潤滑剤ドレインを備えることを特徴とする請求項 15に記載のシステム。
  • 排気熱源が内燃機関であり、前記作動流体がクロロテトラフルオロエタンであることを特徴とする請求項1ないし 16のいずれかに記載のシステム。
  • 说明书全文

    本発明は、潤滑剤が作動流体に溶解するかまたは作動流体と混和性を有する(miscible)、閉回路の蒸気発電システムで使用される膨張器(expander)の潤滑に関する。 本発明は特に、しかし限定でなく、地熱熱、産業廃棄物熱源および内燃機関の排熱流などの、システムの作動流体の最大温度がおおよそ150°Cを超えることのない適度な熱源または低グレードの熱源から発電をするシステムに関する。

    この種のシステムは、通常、テトラフルオロエタン、クロロテトラフルオロエタン1.1.1.3.3−ペンタフルオロプロパンなどの有機作動流体や、イソブタン、n−ブタン、イソペンタンおよびn−ペンタンなどの軽質炭化水素を使用し、ランキンサイクルまたはその変形サイクルで動作する。

    本発明の一態様によると、作動流体用の閉回路を備え、適度なまたは低グレードの熱源からの熱を用いて電を発生する蒸気発電システムが提供される。 このシステムは、熱源からの熱でもって通常は最高で200°Cまでの温度で加圧下の流体を加熱する加熱手段と、加熱された流体の蒸気相を液相から分離する分離器と、蒸気を膨張させて電力を発生する膨張器と、膨張器からの出口流体を凝縮する凝縮器と、凝縮器からヒータへと凝縮された流体を戻すための供給ポンプおよび分離器からヒータへと液相を戻すための帰還路と、を備える。 液相は、液相中で溶けるか混和性のあるベアリング用の潤滑剤を含み、供給ポンプ手段によって加圧された液相を、膨張器の回転要素用の少なくとも一つのベアリングへと搬送するためのベアリング供給経路が配置されている。 凝縮器は、最初に膨張器からの蒸気を過熱防止してもよい。

    このシステムを用いると、潤滑剤が作動流体の液相に溶解するか乳化され、分離器(separator)を出る液相の一部がベアリング供給路に沿ってベアリングに供給される。 ベアリングで発生した熱が作動流体を蒸発させ、十分に濃縮された潤滑剤がベアリング内に残り、ベアリングを適度に潤滑する。 ベアリングの周囲および下方に収集空間が設けられることが好ましい。 ベアリングを離れ膨張器に入った潤滑剤は、膨張器から排出された作動流体とともに凝縮器(condenser)へと移動する。 潤滑剤は再び、凝縮器内に形成された液相と混合するかまたは液相に溶解し、供給ポンプを介してヒータへと戻る。 ヒータの蒸発区画内での潤滑剤の集積または堆積は、ヒータの効率を減じるものであるが、蒸発区画を通って再循環する液体の滞留(retention)によって防止され、その一部が流出して膨張器、凝縮器、供給ポンプを通って流れる。 有利なことに、膨張器の回転要素を支持する各ベアリングがこのようにして潤滑される。 必要な潤滑剤の全体質量は、最大で作動流体の質量の5%である。 通常、0.5%から2%で十分である。

    膨張器は回転式膨張器(rotary expander)であってもよい。 膨張器は、例えば半径流タービンまたは軸流タービンであってもよい。 特に、最大約3MWの発電出力が必要な場合、膨張器はツインスクリュー型であってもよい。 ツインスクリュー型膨張器が潤滑ロータ型(lubricated rotor type)である場合、潤滑剤は適切なオイルであり、分離器から出たオイルと液体の混合物の一部が、典型的に、潤滑ロータツインスクリュー型マシン用に設けられた通常潤滑ポートを通して、または高圧ポートにより近い同様のポートを通して、膨張器に供給される。

    本発明の別の態様によると、作動流体用の閉回路を備え、熱源からの熱を用いて発電する蒸気発電システムが提供される。 このシステムは、熱源からの熱を用いて加圧下で流体を加熱する加熱手段と、蒸気を膨張させて発電する複数スクリュー型膨張器と、膨張器からの出口流体を凝縮する凝縮器および凝縮器からヒータへと凝縮された流体を戻す供給ポンプ手段と、を備える。 供給ポンプ手段によって加圧された液相を、膨張器の回転要素用の少なくとも一つのベアリングに搬送するためのベアリング供給経路が配置されており、少なくとも一つのベアリングに搬送された液相が、液相に溶けるか混和性のある膨張器用の潤滑剤を含む。

    本発明の実施形態では、ヒータの中間点から液相が搬送されてもよい。

    以下、図面を参照し、例示のみを目的として本発明をさらに説明する。

    図1に示す有機ランキンサイクルシステムは、大気圧において100°Cを下回る沸点を有する有機作動流体の閉回路を定める。 重量で5%までの(通常は0.5〜2%)相溶性のある(compatible)天然潤滑油または合成潤滑油が流体に付加される。

    回路は、最大約150°Cの温度で地熱熱水または産業資源の廃棄物などの熱水と逆流熱交換(counterflow heat exchange)して作動流体を加熱する熱交換器アセンブリ1を備える。

    熱交換器アセンブリ1は、資源からの熱流体用の経路2を定める。 この経路2は、入口3から出口4へと延びる。 アセンブリはまた、液体の作動流体を加熱するヒータ区画5と作動流体の少なくとも一部を蒸発させるための蒸発器区画6とを通って、経路2との逆流熱交換部に延びる経路を定める。

    ライン7は、ヒータ区画5よりも高いレベルで、蒸発器6の出口から分離器8へと通じる。 分離器8は、蒸発器出力の蒸気成分を液体成分から分離する。 ライン9および10は、ヒータ区画5と蒸発器区画6の連結部11へと熱水成分を戻す役割を持つ。

    ライン12は、分離器8の蒸気出口を、蒸気を低圧に膨張させるツインスクリュー型膨張器14の入口13に接続する。 これによって、発電機Gなどの外部負荷を駆動するための動力を発生することができる。

    ライン15は、膨張器の排気口16から凝縮器17へと通じる。 凝縮器17は、回路18を通って流れる冷却液との熱交換によって膨張した蒸気を凝縮する。

    ライン19は、凝縮器の流体出口を供給ポンプFと接続する。 供給ポンプFは、ライン20を通して加圧下で液体をヒータに戻す。 膨張器14のベアリングを潤滑し冷却するために、ライン9および10の接合部22から、膨張器の回転要素用のベアリングを収容するベアリングハウジング23、24内の入口27、28へとライン21が通じている。

    ベアリングハウジング23、24は、液体作動流体のオイル成分用の十分な空間をベアリングの周囲に提供する。 ベアリングで発生した熱のために作動流体が膨張器内へと蒸発するときに液体作動流体が凝縮される。 作動流体の多くが蒸気として分離器8を離れるので、したがってこのオイルなしに、ライン9、10および21内のオイル成分が既に増大されている。 オイルがベアリングを離れて膨張器内部へと流れると、ライン21からのさらなるオイルによって絶えず置換される。 オイルは蒸気とともに膨張器出口16を出て、凝縮器17内で濃縮される液体の中に溶解する。

    分離器8はヒータ区画5よりも高い位置にあるため(および、好ましくは蒸発器6よりも高い位置にあるため)、また、ライン9内の液体柱が蒸発器6とライン7内の流体柱よりも濃いので、蒸発器区画を通して絶えず循環が起こる。

    同様に、供給ポンプFは、ヒータ区画5を通した連続的な循環を保証する。 接合部22からベアリングへの流れを取り出すことによって、ヒータ区画、ベアリング、凝縮器および供給ポンプを通した連続的な循環が発生し、その結果、ヒータ区画と蒸発器区画の表面上へのオイルの蓄積が防止される。 このオイルの蓄積はヒータと蒸発器の効率を低下させる。

    膨張器が潤滑ロータ型(lubricated-rotor type)である場合、ライン21がライン25によって膨張器の通常のオイル供給ポート26に接続されていてもよい。

    図2に示す回路は、接合部11から取り出された潤滑液を含む液体が、供給ポンプFによってヒータ区画5の入口に運ばれる液体と逆流させて、熱交換器30内で例えば80°Cから35°Cへと冷却される点で図1に示した回路と異なる。 したがって、供給ポンプFの出口が、ライン31によって熱交換器30のプレヒータ区画32の入口に接続される。 プレヒータ区画32の出口は、ライン33によってメインヒータ区画5の入口に接続される。

    接合部22からベアリングへと直接、潤滑流を供給する代わりに、この流れをライン34によって熱交換器の冷却区画35の入口へと運び、その中を通してプレヒータ区画32内の液体と冷却熱交換をする。 その後、ライン36によって膨張器のベアリングへと供給される。 膨張器がツインスクリュー型膨張器である場合、潤滑流をロータ表面潤滑入口37へと運んでもよい。

    潤滑流を例えば90°Cから35°Cへと冷却することによって、作動流体が急激に蒸発するリスク、およびそれによる潤滑液の供給が中断されるリスクが回避される。 さらに、蒸発させることなく、制限器(restrictor)または制御弁によって流れを制御することができる。 この手段により、本来はベアリング内に廃棄される熱が回収され、膨張器のパワー出力を増加させるために使用される。 入口37に流れる流速は作動流体およびサイクルの運転条件に依存するが、通常はロータベアリングへと運ばれる全体の流れの2倍から4倍のオーダーである。

    図3および図4は、図1および図2の回路での使用に適したツインスクリュー型膨張器を示す。 膨張器は、らせん溝付きロータ42とかみ合うらせん凸部付きロータ41を収容するハウジング40を有する。 ロータ断面は、横断面でみるとき、ピッチ円の領域内にらせんインボリュートバンドを有する低摩擦タイプであり、好ましくはEP 0,898,655に開示されているタイプである。 ロータ41および42は、ベアリングハウジング23、24内に転がり軸受43、44で支持されている。 ロータ41は、発電機G等の外部負荷を駆動するためにベアリングハウジング24を通して突出する延長部45を有し、シーリングアセンブリ46を備える。

    ハウジングには、蒸気入口13のちょうど下流の位置にあるロータ表面潤滑入口37が形成されており、これによって、適切な潤滑流を提供するための十分な圧力低下を保証する。

    この流れの作動液体部分は、この流れの主要部分を形成しており、蒸発が自由であり、膨張器を通して流れるとき仕事を供給する一方、ロータ表面に潤滑液を堆積させる。 余分な潤滑剤は、膨張器を離れる蒸気の流れによって凝縮器へと運ばれ、こうして再循環が行われる。

    転がり軸受に近接して収集空間(47、48)を備えると有利であることが分かるだろう。

    熱源が排気ガスおよび内燃機関の冷却ジャケットによって形成されている場合、クロロテトラフルオロエタンが特に作動流体として適している。

    図5に示すように、凝縮器はシステムの最高地点に配置されており、ヒータ1と供給ポンプは低い位置に配置されている。 膨張器14が、蒸気流れ内に液滴が存在する可能性を許容できる容積式(例えば、ツインスクリュー型膨張器)である場合、分離器8と液体戻りライン9とを省略することができる。 代わりに、蒸発器区画6からの蒸気は、ライン51によって膨張器14の入口13に供給される。

    膨張器入口13は膨張器の一端の底部にあり、低圧蒸気出口16は膨張器の上部にある(図4に示す向きと比較して)。 過剰なオイルは、蒸気とともにライン15内にはき出される傾向にあるが、残りのオイルが膨張器14内に残ってもよい。 これは、あらゆる作動条件下におけるロータ表面の適切な潤滑を保証するとともに、ロータ同士の間、およびロータとケーシングの間の不可避なクリアランスにより形成される漏れギャップをオイルで埋めることによって、作動流体のシーリングを改善する。

    図示するように、凝縮器17内に濃縮される液体は、ライン19Aによって、作動流体のリザーバを保持する液体レシーバ52へと運ばれる。 レシーバ52からの液体は、ライン19Bによって供給ポンプFの入口に運ばれる。 凝縮器17と供給ポンプの間の水圧ヘッドによって、供給ポンプへの入口にキャビテーションが生じるリスクが回避される。

    膨張器におけるオイルの蓄積が大きすぎることが分かる場合、非常に小さい内径のオイル戻りライン53が、膨張器のケーシングの底にある出口54を、凝縮器から供給ポンプへの帰還路へと接続する。 この場合、液体レシーバ52へと接続する。 出口54は、スクリュー型膨張器のメイン出口16のちょうど上流に配置される。 この場所は、レシーバ52内よりも十分に圧力が高い場所であり、これにより過剰なオイルが膨張器から離れることを可能にしている。

    ヒータ1、好ましくはプレート型の熱交換器、および膨張器のベアリングへの液流が、熱交換器30内での冷却の前後に収納容器55内に蓄積されてもよく、また、液流がベアリングハウジング23および24へと供給され、必要であれば、ロータ表面潤滑入口26へと供給される。

    図6に示すように、代替実施形態では、作動流体はシングルパスボイラー(single pass boiler)60で加熱される。 シングルパスボイラー60は、分離器を通した内部再循環をすることなく、冷液が入口61に進入し、わずかに湿った蒸気が出口62から出る。 この場合、作動流体に含まれている例えばオイルなどの潤滑剤がボイラー内で集積することはできないが、蒸気によって運ばれて膨張器14へと進入する。 しかしながら、作動流体内にオイルが存在することによって、所与の圧力に対して蒸気の飽和温度を上昇させる効果が生まれ、この効果を使用してこの実施形態に利益をもたらすことができる。

    質量で5%以下のオイル凝縮において、この温度変位は大抵の場合無視できる程度であり、作動流体の熱力学特性は、事実上、純粋作動流体の特性と同一である。 作動流体が蒸発器を通して再循環するボイラーの場合では、再循環流速は通常、ボイラーを通した流体の大きな流れの少なくとも5倍である。 したがって、オイル凝縮が初期の場合、例えば質量で2%の場合、流体の約20%が蒸発した結果によるオイル凝縮の増加が流体の挙動に与える影響は無視できる程度である。

    しかしながら、同様のオイルの初期凝縮を伴うシングルパスボイラーでは、オイルの存在により蒸発の進行につれて流体挙動に増大効果を与える。 したがって、初期には、蒸発の進行につれて、作動流体は純粋流体のように振る舞う。 しかしながら、蒸発の80%−90%が完了すると、残りの液体の中のオイル凝縮が重要になり、外部熱源からボイラーへのさらなる熱伝達により残りの液体の過熱が生じる一方で、オイルの大半が保持される。 これは、作動流体が湿り蒸気として膨張器14に入ることを意味し、5−10%の液体が高い割合でオイルを含む。 スクリュー型または任意の他のタイプの容積式膨張器において、液体の存在は有益となりうる。 なぜなら、i)液体がギャップをシールし機械を潤滑する役に立ち、ii)液体が膨張過程の間に蒸発し、これによって有機作動流体が通常膨張器14を出る過熱状態を減少させるからである。

    こうして、過熱状態の液体はオイルを膨張器の回転部分へと効率的に搬送し、蒸発が進行すると、従来のボイラーの再循環した液体から流れる場合と正確に同一の態様で、オイル堆積をそこに残す。

    膨張器内でのオイルの集積は、最終的に凝縮器17の中へと流れ出るか移送され、そこで再溶解するか運び去られる。 したがって、供給ポンプを出た冷たい作動流体はオイルを含む。 したがって、冷液がポンプの下流から流れ、プレヒートや再生熱交換器を必要とすることなく、冷液がベアリングへと直接運び込まれる。 このように、シングルパスボイラーを使用すると、図示の潤滑システムのさらに単純化することができる。

    図6には示していないが、この図の構成が図5に示すタイプの液体レシーバ構成を有し、凝縮器17に凝縮された液体または膨張器からの過剰なオイルを収集し保持することも可能である。

    本発明による蒸気発電システムの回路図である。

    図1に類似するが変更点を含む回路図である。

    図1または図2の回路での使用に適したツインスクリュー型膨張器のロータ軸を通した断面図である。

    図3のIV−IV線における長手方向断面図である。

    図1および図2に示したものと類似したシステムの構成要素の垂直配置を示す図である。

    シングルパスボイラーを用いた本発明の代替実施形態の回路図である。

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