Agent to mask the odor and polymerizable composition comprising a perfume, an optical lens manufacturing method |
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申请号 | JP2007517382 | 申请日 | 2005-06-21 | 公开(公告)号 | JP2008503635A | 公开(公告)日 | 2008-02-07 |
申请人 | エシロール アテルナジオナール カンパニー ジェネラーレ デ オプティックEssilor International Compagnie Generale D’ Optique; | 发明人 | シェフィク アバシ; レアン リー; アレキサンドラ ロース; | ||||
摘要 | 本発明は1種類以上の重合性モノマー類を含む組成物に関し、環状エーテルから選ばれた少なくとも1種類のマスキング剤および天然のジャコウおよびその誘導体、合成ジャコウ、およびそれらの混合物から選ばれた少なくとも1種類の香料を含む。 | ||||||
权利要求 | 1種類以上の重合性モノマーを含む組成物で、環状エーテル類から選ばれた少なくとも1種類のマスキング剤ならびに、天然ジャコウ類とその誘導体、合成ジャコウ類、およびこれらの混合物から選ばれた少なくとも1種類の香料を含むことを特徴とする1種類以上の重合性モノマーを含む組成物。 少なくとも1つのイオウ原子を含むモノマーから選ばれたモノマーを少なくとも1種類含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。 少なくとも1つのイオウ原子を含むモノマーが、ポリチオ(メタ)アクリレート類、ポリチオウレタン類、ポリチオウレタン−尿素類およびポリエピスルフィド類の、前駆体モノマーから選ばれることを特徴とする、請求項2に記載の組成物。 組成物が少なくとも1種類のポリチオールモノマーおよび少なくとも1種類のポリイソシアネートモノマーを含むことを特徴とする、請求項3に記載の組成物。 ポリチオールが次の化学式: を持ち、ポリイソシアネートが化学式C 6 H 4 (CH 2 NCO) 2の化合物であることを特徴とする、請求項4に記載の組成物。 モノマーがポリアリル化合物、ポリ(メタ)アクリレート類、スチレン/(メタ)アクリレート共重合体、ブタジエン/(メタ)アクリレート共重合体、ポリウレタン類、ポリエポキシド類およびポリカーボネート類の、前駆体モノマーから選ばれることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。 マスキング剤が多環式エーテル類、好ましくは2環式エーテル類から選ばれることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の組成物。 マスキング剤が1,8−シネオールおよび1,4−シネオールから選ばれることを特徴とする、請求項7に記載の組成物。 合成ジャコウが単環式、多環式または大員環ジャコウ類であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の組成物。 多環式ジャコウが次の化学式の化合物から選ばれることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の組成物: 大員環ジャコウが次の化学式の化合物から選ばれることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の組成物: 重合性モノマー類を重量で100部とした場合にマスキング剤が重量で0.1から3、好ましくは0.5から1.5、または、より好ましくは0.8から1部に相当することを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の組成物。 重合性モノマー類を重量で100部とした場合に香料が重量で0.02から3、好ましくは0.1から3、より好ましくは0.2から1.5、または、最も好ましくは0.3から1部に相当することを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の組成物。 組成物がさらに少なくとも1種類のアルデヒド誘導体を含むことを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の組成物。 アルデヒド誘導体が不飽和C 4 〜 C 14アルデヒド誘導体から選ばれることを特徴とする、請求項14に記載の組成物。 アルデヒド誘導体がcis−4−デセナールおよびcis−4−ヘプテナールから選ばれることを特徴とする、請求項15に記載の組成物。 重合性モノマー類を重量で100部とした場合にアルデヒド誘導体が重量で0.005から1、好ましくは0.02から0.5、または、より好ましくは0.02から0.1部に相当することを特徴とする、請求項14〜16のいずれかに記載の組成物。 組成物が追加化合物Pを含み、当該追加化合物Pが香料または香料類の混合物であるが先の請求項で規定した香料類とは異なり、テルペン類、脂肪族または芳香族エステル、非芳香族2環式化合物で少なくとも1つの環内2重結合を含むもの、またはこれらの混合物から選ばれることを特徴とする、請求項1〜17のいずれかに記載の組成物。 追加化合物Pが重量で60から90%のテルペン、重量で2から15%の脂肪族または芳香族のエステルおよび重量で2から10%の非芳香族2環式化合物で少なくとも1つの環内2重結合を含むものから構成されることを特徴とする、請求項18に記載の組成物。 テルペンがリモネン類、好ましくはリモネンR(+)であることを特徴とする、請求項19に記載の組成物。 脂肪族または芳香族エステルがエチルメチルフェニルグリシデート、エチルヘキサノエートおよびこれらの混合物から選ばれることを特徴とする、請求項18〜20のいずれかに記載の組成物。 少なくとも1つの環内二重結合を含む非芳香族2環式化合物がカリオフィレンであることを特徴とする、請求項18から21のいずれかに記載の組成物。 重合性モノマー類を重量で100部とした場合に追加化合物Pが重量で0.05から1、より好ましくは0.1から0.5部に相当することを特徴とする、請求項18〜22のいずれかに記載の組成物。 重合性モノマー類を重量で100部とした場合にマスキング剤および香料を合わせて重量で少なくとも1.5部に相当することを特徴とする、請求項12または13に記載の組成物。 重合性モノマー類を重量で100部とした場合にマスキング剤および香料を合わせて重量で少なくとも1.1部に相当することを特徴とする、請求項14から17のいずれかに記載の組成物。 請求項1〜25のいずれかに記載した化合物を重合することにより得られる光学レンズ。 レンズが眼科レンズであることを特徴とする、請求項26に記載した光学レンズ。 レンズがめがねレンズであることを特徴とする、請求項27に記載した光学レンズ。 ポリチオウレタンをベースとした基材を作成する方法で、 少なくとも1種類のポリチオールモノマー、少なくとも1種類のマスキング剤で環状エーテル類から選ばれたもの、および少なくとも1種類の香料で多環式または大員環ジャコウ類から選ばれたものから構成される第1混合物を作り、 前記第1混合物と少なくとも1種類のイソシアネートモノマーを好ましくは冷間混合して主混合物を形成し、 前記主混合物を重合する工程を有する、ポリチオウレタンをベースとした基材を製造する方法。 |
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说明书全文 | 本発明は新規の重合性組成物、当該組成物を重合することにより得られる光学レンズ、さらにポリチオウレタンをベースとした基材に関する。 このような面仕上げおよびトリミング工程は不快な臭気を発する場合がしばしばある。 このことはとりわけレンズが形成される基材が硫黄化合物、例えばポリチオ(メタ)アクリレート類、ポリチオウレタン類またはポリエピスルフィド類を含む場合にそうである。 本発明の狙いは重合性組成物から得られたレンズを面仕上げおよび/またはトリミングする際に発する不快な臭気が臭うことをより効果的に抑圧することを可能とする重合性組成物を提供することにある。 当該出願者は重合性組成物内の環状エーテル類から選ばれたマスキング剤および多環式または大員環のジャコウ類から選ばれた香料を用いることによってレンズを面仕上げおよび/またはトリミングする際に発する不快な臭気を改善された方法で抑制し、またはこの様な工程中に好ましい香りを放出できることを見いだした。 かくて本発明は、少なくとも1種類の重合性モノマーを含む組成物で、当該組成物がさらに環状エーテル類から選ばれた少なくとも1種類のマスキング剤および少なくとも1種類の天然ジャコウ類およびその抽出物、合成ジャコウ類、およびこれらの混合物から選ばれた香料を含む組成物を目的とする。 好ましい多環式ジャコウ類は、少なくとも2つのC 5またはC 6炭化水素環を含むジャコウ類であり、随意的に1つ以上の酸素原子が割り込んでいる。 本発明による重合性組成物は組成物が1つ以上のイオウモノマー類を含んでいる場合にとりわけ効果的である。 本発明による組成物内に用いるポリチオ(メタ)アクリレート前駆体モノマー類は次の化学式の基を少なくとも1つ、好ましくは2つ含む: 1 =HまたはCH 3
2は脂肪族の直鎖状または枝分かれした一価または多価の炭化水素の部分、もしくは芳香族系または復素環式の一価または多価の基で、チオ(メタ)アクリレート基のイオウ原子にコア部を通してまたは直鎖状アルキル鎖を通して直接結合するものを表し、R 2部分はその鎖の中に-O-、-S-、-CO-から選ばれた1つ以上の基を持つ場合が多い;
1は水素または -CH 3を表し;そして
1は1から6の整数で、1から3が好ましい。 1価のR 2部分として挙げられるものは直鎖状または枝分かれしたC 1 〜C 5アルキル部分および次の化学式の部分である:
3および R 4は相互に独立し、Hもしくは直鎖状または枝分かれした C 1 〜 C 5アルキル部分で、
5は直鎖状または枝分かれしたC 1 〜 C 5のアルキル部分、C 7 〜 C 10のアラルキル部分またはC 6 〜 C 12アリール部分で、随意的にとりわけアルキルおよび/またはハロゲン基で置換される;そして
2は1から4の整数である。 1価のR 2部分の内で好ましいものとしては次のものが挙げられる: 化学式(I)のモノマーにおいて n 1 = 1 で上に規定した様なものはなかんずく米国特許第A−4606864号、日本国特許第6331766号およびヨーロッパ特許出願公開第A−0384725号に記載してある。 化学式(I)のモノマーの範囲に属する2価のR 2部分の中で挙げられるのは直鎖状または枝分かれしたC 2 〜 C 10のアルキレン部分でその鎖の中に1つ以上の-O-、-S-、-CO- 基を含むように適合したもの;アルキリデン部分で化学式が: 6およびR 7はC 1 〜 C 5アルキル部分であるもの;化学式の部分が: で、ここにR 8およびR 9は直鎖状または枝分かれしたC 1 〜 C 5のアルキレン基でその鎖の中に1つ以上の-O-、-S-または-CO-基を含み易く、X" は C 1 〜C 5アルキル部分およびハロゲン類から選ばれ、n 3は0から4の整数であるもの;および化学式の部分が: で、ここにR 10およびR 11は直鎖状または枝分かれしたC 1 〜C 5アルキル部分で、随意的にその鎖の中に1つ以上の-O-、-S-または-CO-基を含み、tおよびsは0または1のものである。 好ましい2価の R 2部分の中で挙げることができるのは: 2価のR 2部分でとりわけ好ましいものは: 化学式(I)による2価のモノマーは他のものと共に、ヨーロッパ特許出願公開第A−273661号、ヨーロッパ特許出願公開第A−273710号、ヨーロッパ特許出願公開第A−384725号に記載されている。 3価またはより高次の R 2の部分の中で挙げることができるものは次のものである: 化学式(I)のモノマーの中で本発明において推奨できるものとして挙げられるものは:
12はHまたはCH 3である。 本発明による組成物に用いるチオ(メタ)アクリル酸系モノマーの別の部類は次の化学式を持つ: ここにR 13はHまたはCH 3を表し、Yは随意的に枝分かれしたC 2 〜C 12のアルキレン基、C 3 〜C 12のシクロアルキレン基、C 6 〜C 14アリーレンまたはC 7 〜C 26のアルカリーレン基を表し、Y基の炭素鎖には1つ以上のエーテルまたはチオエーテル基が割り込みやすく、そしてnは1から6の整数である。 この様なモノマー類は米国特許第5384379号に開示されている。 本発明による最初の実施形態によると、重合性組成物は随意的にイオウをベースとしたポリ(チオ)ウレタン類、ポリオール類および/またはポリチオール類およびポリイソ(チオ)シアネート類の前駆体モノマーを含むことが好ましい。 本発明による組成物に用いるポリチオール類で有用なものとして含まれるのは、9,10−アントラセンジメタンチオール、1,11−ウンデカンジチオール、4−エチル−ベンゼン−1,3−ジチオール、1,2−エタンジチオール、1,8−オクタンジチオール、1,18−オクタデカンジチオール、2,5−ジクロロベンゼン−1,3−ジチオール、1,3−(4−クロロフェニル)プロパン−2,2−ジチオール、1,1−シクロヘキサンジチオール、1,2−シクロヘキサンジチオール、1,4−シクロヘキサンジチオール、1,1−シクロヘプタンジチオール、1,1−シクロペンタンジチオール、4,8−ジチオウンデカン−1,11−ジチオール、ジチオペンタエリスリトール、ジチオスレイトール、1,3−ジフェニルプロパン−2,2−ジチオール、1,3−ジヒドロキキシ−2−プロピル−2',3'−ジメルカプトプロピルエーテル、2,3−ジヒドロキキシプロピル−2',3'−ヂメルカプトプロピルエーテル、2,6−ジメチルオクタン−2,6−ジチオール、2,6−ジメチルオクタン−3,7−ジチオール、2,4−ジメチルベンゼン−1,3−ジチオール、4,5−ジメチルベンゼン−1,3−ジチオール、3,3−ジメチルブタン−2,2−ジチオール、2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジチオール、1,3−ジ(4−メトキシフェニル)プロパン−2,2−ジチオール、3,4−ジメトキシブタン−1,2−ジチオール、10,11−ジメルカプト−ウンデカン酸、6,8−ジメルカプト−オクタン酸、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール、2,2'−ジメルカプト−ビフェニル、4,4'−ジメルカプトビフェニル、4,4'−ジメルカプトビベンジル、3,4−ジメルカプトブタノール、3,4−ジメルカプトブチルアセテート、2,3−ジメルカプト−1−プロパノール、1,2−ジメルカプト−1、3−ブタンジオール、2,3−ジメルカプトプロピオン酸、1,2−ジメルカプトプロピル−メチルエーテル、2,3−ジメルカプトプロピル−2'3'−ジメトキシプロピエーテル、3,4−チオフェネジチオール、1,10−デカンジチオール、1,12−ドセカンジチオール、3,5,5−トリメチルヘキサン−1,1−ジチオール、2,5−トルエンジチオール、3,4−トルエンジチオール、1,4−ナフタレンジチオール、1,5−ナフタレンジチオール、2,6−ナフタレンジチオール、1,9−ノナンジチオール、ノルボルネン−2,3−ジチオール、ビス(2−メルカプトイソプロピル)エーテル、ビス(11−メルカプトウンデシル)スルフィド、ビス(2−メルカプトエチル)エーテル、ビス(2−メルカプトエチル)スルフィド、ビス(18−メルカプトオクタデシル)スルフィド、ビス(8−メルカプトオクチル)スルフィド、ビス(12−メルカプト−デシル)スルフィド、ビス(9−メルカプトノニル)スルフィド、ビス(4−メルカプトブチルスルフィド、ビス(3−メルカプトプロピル)エーテル、ビス(3−メルカプトプロピル)スルフィド、ビス(6−メルカプトヘキシル)スルフィド、ビス(7−メルカプトヘプチル)スルフィド、ビス(5−メルカプトペンチル)スルフィド、2,2'−ビス(メルカプトメチル)酢酸、1,1−ビス(メルカプトメチル)シクロヘキサン、ビス(メルカプトメチル)ジュレン、フェニルメタン−1,1−ジチオール、1,2−ブタンジチオール、1,4−ブタンジチオール、2,3−ブタンジチオール、2,2−ブタンジチオール、1,2−プロパンジチオール、1,3−プロパンジチオール、2,2−プロパンジチオール、1,2−ヘキサンジチオール、1,6−ヘキサンジチオール、2,5−ヘキサンジチオール、1,7−ヘプタンジチオール、2,6−ヘプタンジチオール、1,5−ペンタンジチオール、2,4−ペンタンジチオール、3,3−ペンタンジチオール、7,8−ヘプタデカンジチオール、1,2−ベンゼンジチオール、1,3−ベンゼンジチオール、1,4−ベンゼンジチオール、2−メチルシクロヘキサン−1,1−ジチオール、2−メチルブタン−2,3−ジチオール、エチレングリコールジチオグリコレート、エチレングリコールビス(3−メルカプトプロピオネート)である。 トリチオール類として挙げられるものには、1,2,3−プロパントリチオール、1,2,4−ブタントリチオール、トリメチロールプロパントリチオールグリコレート、トリメチロプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)、ペンタエリスリトールトリチオグリコレート、ペンタエリスリトールトリス(3−メルカプトプロピオネート)、1,3,5−ベンゼントリチオール、および2,4,6−メシチレントリチオール)がある。 本発明による組成物に有用なポリチオールにはネオペンタンテトラチオール、2,2'−ビス(メルカプトメチル)−1,3−プロパンジチオール、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)、1,3,5−ベンゼントリチオール、2,4,6−トルエントリチオール、2,4,6−メチレントリチオール、および次の化学式に対応したポリチオール類も含まれる: 本発明による組成物に有用なポリイソシアネート化合物のすべては通常ポリウレタン類を作り上げるのに用いられるポリイソシアネート類である。 脂肪族化合物として具体的に含まれるものは、エチレンジイソシアネート、トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、オクタメチレンジイソシアネート、ノナメチレンジイソシアネート、2,2'−ジメチルペンタンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサンジイソシアネート、デカメチレンジイソシアネート、ブテンジイソシアネート、1,3−ブタジエン1,4−ジイソシアネート、2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、1,6,11−ウンデカントリイソシアネート、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネート、1,8−ジイソシアナト−4−イソシアナトメチルオタン、2,5,7−トリメチル−1,8−ジイソシアナト−5−イソシアナトメチルオクタン、ビス(イソシアナトエチル)カーボネート、ビス(イソシアナトエチル)エーテル、1,4−ブチレングリコールジプロピルエーテル−ω,ω'−ジイソシアネート、リシンジイソシアナトメチルエステル、リシントリイソシアネート、2−イソシアナトエチル−2,6−ジイソシアナトヘキサノエート、2−イソシアナトプロピル−2,6−ジイソシアナトヘキサノエート、キシリレンジイソシアネート、ビス(イソシアナトエチル)ベンゼン、ビス(イソシアナトプロピル)ベンゼン、a,a,a',a'−テトラメチルキシリレンジイソシアネート、ビス−(イソシアナトブチル)ベンゼン、ビス(イソシアナトメチル)ナフタレン、ビス(イソシアナトメチル)−ジフェニルエーテル、ビス(イソシアナトエチル)フタレート、メシチルイレン トリイソシアネートおよび2,6−ジ(イソシアナトメチル)フラン;脂環式ポリイソシアネート類では、イソフォロンジイソシアネート、ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、ジシクロヘキシル−ジメチルメタンジイソシアネート、2,2'−ジメチルジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ビス(4−イソシアナト−n−ブチリデン)−ペンタエリスリトール、ダイマー酸ジイソシアネート、2−イソシアナトメチル−3−(3−イソシアナトプロピル)−5−イソシアナトメチル−ビシクロ−(2,2,1)−ヘプタン、2−イソシアナトメチル−2−(3−イソシアナトプロピル)−6−イソシアナトメチル−ビシクロ−(2,2,1)−ヘプタン、2−イソシアナトメチル−2−(3−イソシアナトプロピル)−5−イソシアナトメチル−ビシクロ−(2,2,1)−ヘプタン、2−イソシアナトメチル−3−(3−イソシアナトプロピル)−6−イソシアナトメチル−ビシクロ−(2,2,1)−ヘプタン、2−イソシアナトメチル−3−(3−イソシアナトプロピル)−5−(2−イソシアナトメチル)−ビシクロ−(2,2,1)−ヘプタン、2−イソシアナトメチル−3−(3−イソシアナトプロピル)−6−(2−イソシアナトメチル)−ビシクロ−(2,2,1)−ヘプタン、2−イソシアナトメチル−2−(3−イソシアナトプロピル)−5−(2−イソシアナトエチル)−ビシクロ−(2,2,1)−ヘプタンおよび2−イソシアナトメチル−2−(3−イソシアナトプロピル)−6−(2−イソシアナトエチル)−ビシクロ−(2,2,1)−ヘプタン等;および 芳香族化合物では、フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、エチルフェニレンジイソシアネート、イソプロピルフェニレンジイソシアネート、ジメチルフェニレンジイソシアネート、ジエチルフェニレンジイソシアネート、ジイソプロピルフェニレンジイソシアネート、トリメチルベンゼントリイソシアネート、ベンゼントリイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、メチルナフタレンジイソシアネート、ビフェニルジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、3,3'−ジメトキシビフェニル− 4,4'−ジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、高分子MDI、ナフタレントリイソシアネート、ジフェニルメタン−2,4,4'−トリイソシアネート、3−メチルジフェニルメタン−4,6,4'−トリイソシアネート、4−メチルジフェニルメタン−3,5,2',4',6'−ペンタイソシアネート、フェニルイソシアナトメチルイソシアネート、フェニルイソシアナトエチルイソシアネート、テトラヒドロナフチレンジイソシアネート、ヘキサヒドロベネンジイソシアネート、ヘキサヒドロジフェニルメタン−4,4'−ジイソシアネート、ジフェニルエーテルジイソシアネート、エチレングリコールジフェニルエーテルジイソシアネート、1,3−プロピレングリコールジフェニルエーテルジイソシアネート、ベンゾフェノンジイソシアネート、ジエチレングリコールジフェニルエーテルジイソシアネート、ジベンゾフランジイソシアネート、カルバゾールジイソシアネート、エチルカルバゾールジイソシアネートおよびジクロロカルバゾールジイソシアネート等;硫化物を含有する脂肪族ポリイソシアネート類では、チオジエチルジイソシアネート、チオジプロピルジイソシアネート、チオジヘキシルジイソシアネート、ジメチルスルホンジイソシアネート、ジチオジメチルジイソシアネート、ジチオジエチルジイソシアネート、およびジチオジプロピルジイソシアネート等; イオウ芳香族ポリイソシアネート類では、ジフェニルスルフィド−2,7'−ジイソシアネート、ジフェニルスルフィド−4,4'−ジイソシアネート、3,3'−ジメトキシ−4,4,−ジイソシアナト−ジベンジルチオエーテル、ビス(4−イソシアナトメチルフェニル)スルフィド、および4,4−メトキシフェニルチオエチレングリコール−3,3'−ジイソシアネート、ジフェニルジスルフィド−4,4'−ジイソシアネート、2,2−ジメチルジフェニルジスルフィド−5,5'−ジイソシアネート、3,3'−ジメチルジフェニルスルフィド−6,6' ジイソシアネート、4,4'−ジメチルフェニルジスルフィド−5,5'−ジイソシアネート、3,3'−ジメトキシジフェニルジスルフィド−4,4'−ジイソシアネート、および4,4'−ジメトキシ−ジフェニルジスルフィド−3,3'−ジイソシアネート等; ジフェニルスルホン−4,4'−ジイソシアネート、ジフェニルスルホン−3,3'−ジイソシアネート、ベンジジンスルホン−4,4'−ジイソシアネート、ジフェニルメタンスルホン−4,4'−ジイソシアネート、4−メチルジフェニルスルホン−2,4'−ジイソシアネート、4,4'−ジメトキシジフェニルスルホン−3,3'−ジイソシアネート、3,3'−ジメトキシ−4,4'−ジイソシアナトジベンジルスルホン、4,4'−ジメチルジフェニルスルホン−3,3'−ジイソシアネート、4,4'−ジテルト−ブチルジフェニルスルホン−3,3'−ジイソシアネート、4,4'−メトキシフェニルエチレンジスルホン−3,3'−ジイソシアネート;4−メチル−3−イソシアナト−フェニルスルホニル−4'−イソシアナトフェノールエステルおよび4−メトキシ−3−イソシアナトフェニルスルホニル−4'−イソシアナトフェニルエステル;スルホンアミド基を含有する芳香族ポリイソシアネート類では、4−メチル−3−イソシアナトフェニルスルフォニルアニリド−3'−メチル−4'−イソシアネート、ジフェニルスルフォニル−エチレンジアミン−4,4'−ジイソシアネート、4,4'−メトキシフェニル−スルフォニルエチレン−ジアミン−3,3'−ジイソシアネート、および4−メチル−3−イソシアナトフェニルスルホニルアニリド−4−メチル−3'−イソシアネート等;および複素環式イオウ含有化合物ではチオフェン−2,5−ジイソシアネート等;および1,4−ジチアン−2,5−ジイソシアネート。 好ましいポリイソシアネートは次の化学式、すなわち C 6 H 4 (CH 2 NCO) 2の化合物である。 少なくとも1つのエピスルフィド官能基性を持つ重合性組成物は分子中に次に表す化学式のエピスルフィド構造を1つ以上持つ化合物であることが好ましい: ここにR 14は1から10コの炭素原子を持つ炭化水素基を表し、R 15 、R 16および R 17はそれぞれ水素原子または1から10コの炭素原子を持つ炭化水素基を表し、XはSまたはOを表すが、分子中のX で表されるS の平均数は3員環を構成する S および O の合計数の50%以上であることが好ましいという条件付である。 好ましい種類の重合性エピスルフィドモノマー類は次の化学式の化合物で表される: ここにR 18 、R 19 、 R 20 、 R 21 、R 22および R 23のそれぞれは水素原子または炭素原子を1から10コ持つ炭化水素基を表し、XはSまたはOを表すが分子中のX で表されるSの平均数は3員環を構成するSおよびOの合計数の約50%以上であるという条件付で、mは0から6の整数を表しnは0から4の整数を表す。 R 14はメチレンまたはエチレン基を表すことが好ましく、R 15 、R 16および R 17ならびにR 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22および R 23はそれぞれが水素原子またはメチル基を表すことが好ましい。 さらに好ましくは、R 14はメチレン基を、およびR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、 R 21 、R 22および R 23のそれぞれは水素原子を表す。 この様な化合物が含む直鎖状有機化合物の例としては、ビス(β−エピチオプロピルチオ)メタン、1,2−ビス(β−エピチオプロピルチオ)エタン、1,3−ビス(β−エピチオプロピルチオ)プロパン、1,2−ビス(β−エピチオプロピルチオ)プロパン、1−(β−エピチオプロピルチオ)−2−(β−エピチオプロピルチオメチル)プロパン、1,4−ビス(β−エピチオプロピルチオ)ブタン、1,3−ビス(β−エピチオプロピルチオ)ブタン、1−(β−エピチオプロピルチオ)−3−(β−エピチオプロピルチオメチル)ブタン、1,5−ビス(β−エピチオプロピルチオ)ペンタン、1−(β−エピチオプロピルチオ)−4−(β−エピチオプロピルチオメチル)ペンタン、1,6−ビス(β−エピチオプロピルチオ)ヘキサン、1−(β−エピチオプロピルチオ)−5−(β−エピチオプロピルチオメチル)ヘキサン、1−(β−エピチオプロピルチオ)−2−[(2−β−エピチオプロピルチオエチル)チオ]エタンおよび1−(β−エピチオプロピルチオ)−2−[[2−(2−β−エピチオプロピルチオエチル)チオエチル]チオ]エタンが挙げられ; 枝分かれした有機化合物としては、テトラキス(β−エピチオプロピルチオメチル)メタン、1,1,1−トリス(β−エピチオプロピルチオメチル)プロパン、1,5−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−2−(β−エピチオプロピルチオメチル)−3−チアペンタン、1,5−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−2,4−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)−3−チアペンタン、1−(β−エピチオプロピルチオ)−2,2−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)−4−チアヘキサン、1,5,6−トリス(β−エピチオプロピルチオ)−4−(β−エピチオプロピルチオメチル)−3−チアヘキサン、1,8−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−4−(β−エピチオプロピルチオメチル)−3,6−ジチアオクタン、1,8−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−4,5−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)−3,6−ジチアオクタン、1,8−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−4,4−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)−3,6−ジチアオクタン、1,8−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−2,4,5−トリス(β−エピチオプロピルチオメチル)−3,6−ジチアオクタン、1,8−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−2,5−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)−3,6−ジチアオクタン、1,9−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−5−(β−エピチオプロピルチオメチル)−5−[(2−β−エピチオプロピルチオエチル)チオメチル]−3,7−ジチアノナン、1,10−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−5,6−ビス[(2−β−エピチオプロピルチオエチル)チオ]−3,6,9−トリチアデカン、1,11−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−4,8−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)−3,6,9−トリチアウンデカン、1,11−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−5,7−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)−3,6,9−トリチアウンデカン、1,11−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−5,7−[(2−β−エピチオプロピルチオ)チオメチル]−3,6,9−トリチアウンデカンおよび1,11−ビス(β−エピチオプロピルチオ)−4,7−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)−3,6,9−トリチアウンデカンが挙げられ; エピスルフィド基の少なくとも1つの水素原子をメチル基、脂環式有機化合物に置きかえて得られる化合物では、1,3−および1,4−ビス(β−エピチオプロピルチオ)シクロヘキサン類、1,3−および1,4−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)シクロヘキサン類、ビス[4−(β−エピチオプロピルチオ)シクロヘキシル]メタン、2,2−ビス[4−(β−エピチオプロピルチオ)シクロヘキシル]プロパン、ビス[4−(β−エピチオプロピルチオ)シクロヘキシル]スルフィド、2,5−ビス(β−エピチオプロピルチオメチル)−1,4−ジチアンが挙げられ;および2,5−ビス(β−エピチオプロピルチオエチルチオメチル)−1,4−ジチアン;およびエピスルフィド基の水素原子の少なくとも1つをメチル基に置きかえて得られる化合物が挙げられる。 好ましいエピスルフィド化合物は次の化学式のビス(β−エピチオプロピル)スルフィドである: 前に示したとおり、重合性組成物は組成物がイオウモノマー類を含む場合にとりわけ有効である。 この様な2番目の実施形態において、本発明による組成物において有用なモノマーはポリアリル化合物、ポリ(メタ)アクリレート類、スチレン/(メタ)アクリレート共重合体、ブタジエン/(メタ)アクリレート共重合体、ポリウレタン類、ポリウレタン−尿素類、ポリエポキシド類およびポリカーボネート類の前駆体モノマー類のなかから選ばれることが好ましい。 ブタジエン/(メタ)アクリレート共重合体の前駆体モノマー類の例に含まれるものとして、ポリ(メチルメタクリレート−ブタジエン)、ポリ(エチルメタクリレート−ブタジエン)、ポリ(プロピルメタクリレート−ブタジエン)、ポリ(ブチルメタクリレート−ブタジエン)、ポリ(メチルアクリレート−ブタジエン)、ポリ(エチルアクリレート−ブタジエン)、ポリ(プロピルアクリレート−ブタジエン)、およびポリ(ブチルアクリレート−ブタジエン)が挙げられる。 とりわけ好ましいマスキング剤は次の化学式の1,8−シネオール(Eucalyptol とも呼ばれる)である: マスキング剤は重合性モノマー類を重量で100部とした場合に重量で好ましくは0.1から3部、より好ましくは0.5から1.5部、そして最も好ましくは0.8から1部に相当することである。 TMの名称で市販されている) 本発明のためには多環式ジャコウが好ましいが次の化学式の化合物から選択することができる: TMの名称で市販) TMの名称で市販)
TMの名称で市販)
TMの名称で市販)
大員環ジャコウは次の化学式の化合物から選択することができる: TMの名称で市販)
TMの名称で市販)
TMの名称で市販) TMの名称で市販)
香料は重合性モノマー類を重量で100部とした場合に重量で0.02から3部、好ましくは0.1から3部、より好ましくは0.2から1.5部そして最も好ましくは0.3から1部に相当することが好都合である。 本発明による別の実施形態においては、本発明による組成物はさらに追加の化合物Pを含み、当該化合物Pは香料またはその混合物で、先に規定した香料とは別のもので、テルペン類、脂肪族または芳香族のエステル、非芳香族2環式化合物で少なくとも1つの環内2重結合を含むもの、またはこれらの混合物から選ばれる。 テルペンはリモネン類が好ましく、リモネンR(+)がより好ましい。 好ましい追加化合物PはPlastodor TMで、次の化合物から構成される(重量で): 本発明による組成物がアルデヒド誘導体も追加化合物Pも含まない場合、マスキング剤および香料の両方で重合性モノマー類を重量で100部とした場合に少なくとも重量で1.5部に相当することが好ましい。 酸化防止剤の好ましい例としてはトリフェニルフォスフィン(TPP)およびIrganox TM 1010(ペンタエリスリトール−テトラキス[3(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロプリオネート](CG1010)がある。 本発明による重合性組成物に有用な光開始剤の例として含まれるものとして2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニルフォスフィンオキシド(TPO)、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニル−ケトン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン 1−オン、アルキルベンゾイルエーテル類、CIBA-GEIGY社からCGI 1700の名称で市販されている次の化学式を持つ化合物の25/75混合物である光開始剤: およびCIBA GEIGY社から市販されている光開始剤CGI1850で化合物Aおよび次の化学式をもつIrgacure TM 184の(50/50)混合物(重量比)である: 前に示したように、本発明による好ましい重合性組成物は1種類以上の光開始剤を含む光重合性組成物である。 とりわけ、光学レンズは眼科用レンズにも、より好ましくはめがねレンズにもなり得る。 ポリイソシアネートモノマーは事前に少なくとも1種類の触媒と混合されていることが好ましい。 <実施例> めがねは次の方法を用いて準備した:
TM (本発明による)
TM (本発明による) 全体をマグネチックバーを用いて約10℃の低温で約30分間混合する。 それぞれのアセンブリは2つの無機ガラスの型で作られ合わせて鋳型キャビティーを形成し、粘着テープまたは接合具によりその周縁部で支持される。 結果は次の基準に基づき評価される: イオウ臭が殆ど無いか極めてわずかしか感知できず、かつ香料臭が満足で快適である場合に最終結果が満足(OK)となる。 表1において、単1種類の添加物(環状エーテル、ジャコウまたはPlastodor TM )を含む調合物(比較実施例)がテストされている。 表2においては2種類の添加物を含む本発明に基づく調合物がテストされている。 |