Scratch protection material containing a hydrogel |
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申请号 | JP29703690 | 申请日 | 1990-11-01 | 公开(公告)号 | JPH0824695B2 | 公开(公告)日 | 1996-03-13 |
申请人 | エヌディーエム・アクウィジション・コーポレーション; | 发明人 | JEEMUZU BUI KAATOMERU; UEIN AARU SUTAATEUANTO; | ||||
摘要 | A wound dressing product (10) includes a flexible backing member (14) which is vacuum formed to include a depression (38). A pressure-sensitive adhesive layer (16) extends across the depression (38) side of the flexible backing member (14). A hydrogel material (12) is positioned in the depression (38) of the flexible backing member (14) and a release liner (18) extends over the exposed pressure-sensitive adhesive layer (16) and the exposed hydrogel material (12) . The release liner (18) has a selective releasability whereby it can be removed from the wound dressing, product (10) intact, leaving a portion-of the pressure-sensitive adhesive (16) and the hydrogel material (12) exposed. | ||||||
权利要求 | 【請求項1】フレキシブル裏シート、 フレキシブル裏シート上にキャビティを画定するためのフォーム囲い枠、および、 約15〜約30重量%の多価アルコール、約8〜約14重量% のイソホロンジイソシアネート末端プレポリマー、約5 〜約10重量%のポリエチレンオキシドベースのジアミン、約1重量%未満の塩およびバランス水からなるヒドロゲル材料、 からなる傷保護材。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、傷保護材に関する。 より詳細には、ヒドロゲルを含有するフレキシブルな傷保護材に関する。 この傷保護材は傷を湿った状態に保ちながらその傷の輪郭を覆うものである。 (従来技術および発明が解決しようとする課題) 褥瘡性腫瘍のような排液性傷(draining wound)は医療専門家にとって困難な治療問題を表している。 血液、 現在、粉末状のヒドロゲルからなる傷治療、滲出物吸収組成物が存在する。 一般に、このような乾燥した、粉末状ヒドロゲルは排液性開放創に導入すると、傷から滲出物を吸収する。 乾燥ヒドロゲルを用いるこのような適用可能な治療法の1つはデキストラノーマービーズの使用である。 デキストラノーマビーズは非常に親水性であり、傷滲出物を吸収するために傷を導入することのできる球状ビーズからなる。 このようなヒドロゲル材料の欠点は、乾燥物質が傷部位への導入および導入中に凝集して塊状化する傾向があることである。 この凝集または塊化は傷部位への導入後にも、傷滲出物を吸収して生ずることがある。 塊または顆粒に一様に塗布することが困難であり、後に傷部位から傷部位に形成される新しい組織を損傷することなく除去することも困難である。 スペンス(Spence)に1980年10月7日に許可された米国特許第4,226,232号明細書は、ヒドロゲル材料に例えばポリエチレングリコールのような液体硬化剤をブレンドしてから、ゲル様または軟膏様物質を傷に導入することを教示している。 この場合にも、ゲル物質内にフリーラジカルが形成されるために系は欠点がある。 傷からの滲出物を吸収しながら傷に保護被覆を与えることのできる傷保護材が必要とされている。 傷上に保護パッドを与えて、デブリ(debris)と異物が傷を汚染することを阻止するために傷上に保護パッドを与え、傷を圧力から保護することのできる傷保護材を得ることが望ましい。 傷中に形成される新しい組織または傷によって放出される滲出物に粘着しないような傷保護材を得ることが望ましい。 また、傷の治癒過程を観察できるように透明であるが、細菌からは傷を遮蔽して感染を阻止する傷保護材を得ることが好ましい。 また、キャリーフィルムの選択によって傷の環境が水分の存在に関して安定化されるように水分を透過させるかまたは水分移動を遮断させることのできる傷保護材を得ることが望ましい。 排液性傷に貼付するためにあらかじめカットされ、殺菌された使用が容易な傷保護材を形成することも望ましい。 このような傷保護材はペーストまたはゲルを混合または塗布する必要なく、付添人によって開放創に容易に適用することができる。 このような傷保護材は時間と費用を節約し、均一で一貫した被覆を保証することができる。 現在のガス殺菌法は環境上の理由からますます制限され、厳しく検査されるので、放射線殺菌することのできるように傷保護材を得ることがさらに望ましい。 (課題を解決するための手段) 本発明はいかなる多きさの排液性開放創にも適用することができるように、任意のサイズに製造することのできる傷保護材に関する。 本発明は傷からの滲出物を吸収するが傷に粘着しない傷保護材である。 従って、この傷保護材を傷から除去するときに、傷を損傷することはない。 また、本発明の傷保護材は、剥がしたりすることなく傷の目視検査をすることができるように、透明になっている。 特に、本発明は、実質的に透明なヒドロゲルを傷に適用することからなる傷を治療する方法も含む。 そのヒドロゲルは、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリンから選択される約15〜約30重量% 本発明の好ましい実施態様においては、ヒドロゲル組成物は17重量%の多価アルコール、12重量%のイソホロンジイソシアネート末端プレポリマー、9重量%のポリエチレンオキシドベースジアミン、1重量%の塩および水からなる。 本発明はまた、傷に適用するための傷保護材をも開示する。 傷保護材は、第1面と第2面とからなるフレキシブル裏材料、第1面にキャビティをつくる真空形成中心部、フレキシブル裏材料の第1面からのびる感圧性接着層、フレキシブル裏材料のキャビティにあるヒドロゲルおよび感圧性接着剤層とヒドロゲルの上を伸長する剥離ライナーからなる。 剥離ライナーは感圧層およびヒドロゲルの上を伸長する。 剥離ライナーは傷保護材から除去したときに感圧性接着剤とヒドロゲルが露出するような、選択的剥離性を有する。 感圧性接着剤はヒドロゲルを囲む周辺を形成する部分に沿って露出する。 本発明の好ましい実施態様においては、フレキシブル裏材料は、ポリウレタンフィルムおよびアクリル酸ベースの接着剤からなる感圧性接着剤を含有する。 さらに、 本発明の他の実施態様は、これと類似の傷保護材である。 この類似の傷保護材は、フレキシブル裏シート、フレキシブル裏シート上にキャビティを画定するためのフォーム囲い枠およびヒドロゲルからなる。 そのヒドロゲルは、約15〜約30重量%の多価アルコール、約8〜約14 本発明の傷保護材の好ましい実施態様においては、ヒドロゲルは、17重量%の多価アルコール、12重量%のイソホロンジイソシアネート末端プレポリマー、9重量% 本発明はまた、湿った、透明で放射線殺菌性である傷保護材の製造方法をも含む。 この方法はフレキシブルなキャリヤーフィルムに感圧性接着剤を塗布することを含む。 フレキシブルキャリヤーフィルムは水蒸気流に対して閉塞性または透過性でありうる。 感圧性接着剤塗布フレキシブルキャリヤーフィルムを真空定盤のキャビティに接着剤塗布面を上に向けて入れ、フィルムの非接着剤塗布面を真空定盤上に置く。 真空定盤を通して減圧する。 真空は真空定盤上のキャビティにフィルムキャリヤーフィルムを引き入れ、フィルムに対応するキャビティを形成する。 次にヒドロゲルをキャビティに導入して、 キャビティはゲル様ヒドロゲルを含んだ状態である。 本発明の傷保護材の製造方法は、第1面と第2面を有するフレキシブルフィルムを作り、その第1面に患者の皮膚に粘着する感圧性接着剤をコーティングし、フレキシブルフィルムの第1面の中心キャビティの周辺を画定する真空定盤をフレキシブルフィルムの第2面に導入し、接着剤をコーティングしたフレキシブルフィルムの第1面上に形成された中心キャビティ内にヒドロゲルを分散し、接着剤をコーティングしたフレキシブルフィルムの第1面上に剥離ライナーを着けることからなる。 さらに、傷保護材の製造方法は、ヒドロゲル材料を横切るフレキシブルな裏材料上にパターンをプリントし、それによって傷を大きさを黙視することができるようにする工程をさらに有していてもよい。 本発明の傷保護材を図面を参照しながら説明する。 特に第1〜3図は、傷保護材の好ましい実施態様を説明するものである。 この傷保護材はこれを患者に適用するときに傷と接触するヒドロゲル12を用いる。 ヒドロゲルはフレキシブル膜14中に形成されるキャビティ38中に維持される。 フレキシブル膜14はヒドロゲル12のキャリヤーまたは支持体として役立つ。 傷保護材10は患者の傷に適用する場合に、フレキシブル膜14は傷保護材の保護層としても役立つ。 フレキシブル膜は傷保護材を傷上に置いた場合に、ヒドロゲルを受容し、それによって傷が水分を放出するヒドロゲルによって被覆されるように、水蒸気透過性である物質ならいずれの物質であってもよい。 フレキシブル膜14は患者への傷保護材10の適用を助ける支持体としても役立つ。 フレキシブル膜14は接着剤16 ヒドロゲル12をフレキシブル膜14のキャビティ38内に入れる。 フレキシブル膜の側縁の周辺内にキャビティ38 第2図に関しては、保護剥離ライナー18を傷保護材10 フレキシブル膜14は傷保護材のバッキングを形成し得る適当な物質から構成することができる。 フレキシブル膜14は細菌バリヤーを形成する弾性またはフレキシブルなポリマーフィルムコーティングであり、例えばフレキシブルなポリウレタン、ポリアクリレート、ポリエチレンなどの水蒸気透過性の柔軟なエラストマー材料から形成される。 ポリウレタンフィルムがフレキシブル膜14の好ましい材料である。 閉塞性膜としてはポリプロピレンまたはコポリエステルを用いることができる。 ヒドロゲル12はポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコールおよびグリセリンからなる群より選択した多価アルコール約15〜約35重量%を含むヒドロゲルである。 このヒドロゲル12はさらにNCO含量約3%のイソホロンジイソシアネート約8〜約12%を含む。 ヒドロゲル12またはジアミン約5〜約10重量%をも含み、好ましいジアミンはポリエチレンオキシドに基づくジアミンである。 ヒドロゲル12はまた塩化ナトリウムのような塩約1重量%までも含む。 ヒドロゲルの残部は水からなる。 本発明の好ましい実施態様においては、ヒドロゲル12 同様なヒドロゲルの製造は、米国特許第4,517,326号に開示されており、この開示は参考文献としてここに引用される。 物質の含有量以外は同様の方法を用いて、本発明のヒドロゲルを製造することができる。 ここで使用するヒドロゲル12は透明であるために、傷サイザーを傷保護材10に含めることができる。 第3図に、本発明の傷保護材の他の実施態様を示す。 第3図に示す傷保護材10は、第1図と第2図に示した傷保護材に関して考察した要素と同じ要素を表すために、同一の参照番号を用いる。 第3図は傷保護材の患者に接触しない面の平面図である。 傷保護材はフレキシブル膜14と長方形ヒドロゲル領域を有する。 フレキシブル膜14上には、 第1図〜第3図に示した傷保護材の製造方法の1工程を第6図と第7図に示す。 第6図では、傷保護材の製造方法の加工工程の分解組み立て図を示す。 傷保護材10 フレキシブル膜14を、接着剤側を上に向けて、真空定盤36に接触させておく。 定盤36に連通する真空ポンプ(図示せず)が真空定盤36中のキャビティ38の輪郭に含ませてフレキシブル14を形成するために十分に強力である部分真空を定盤中にもたらす。 フレキシブル膜はキャビティ38のサイズと形状をとるので、この部分真空はフレキシブル膜14を真空定盤36に対して適所に維持するためにも十分である。 キャビティ38を形成した後に、キャビティ38にヒドロゲル12を分配し、フレキシブル膜上14に接着剤コーティング16を塗布してかぶせる。 ヒドロゲル12はキャビティを均一に満たすまで分配する。 フレキシブル膜14の移動がヒドロゲル12の一体性を損なわないかまたはヒドロゲル12がキャビティ38から流出する傾向がないようにヒドロゲル12が十分に硬化するまで真空を維持する。 一般に、本発明に用いるような薄フィルムを用いる場合には、ヒドロゲルの重量がキャビティの計上を保持するために十分な力であるので、真空を維持する必要はない。 第7図は真空定盤36中に形成された接着剤とフィルム膜14を示す、ヒドロゲル12はキャビティを満たし、フィルム膜14接着剤塗布縁がヒドロゲル12の周囲に露出されている。 本発明のヒドロゲルは容易に硬化するので、真空の開放時に、フィルム/ヒドロゲル界面の動きがヒドロゲル層12の一体性を妨げず、ヒドロゲル層が実質的に無傷であるようにヒドロゲルはその一体性を保持する。 本発明の傷保護材の他の実施態様を、第4図および第5図に示した。 第4図には、傷を保護し傷滲出液を吸収する層を形成するヒドロゲル層24を含む傷保護材22を示す。 ヒドロゲル層24は第1図〜第3図に関して考察したようなヒドロゲルでありうる。 ヒドロゲル層24は例えばポリウレタンのような水蒸気透過性材料から構成されるキャリヤーまたは支持体層28 第4図と第5図に関して、ヒドロゲル層24は支持体層 傷保護材22を患者に接着するために、フォーム囲い枠要素26の剥離ライナー30に面する感圧性接着剤を塗布することができる。 この感圧性接着剤は第1図と第2図の実施態様に関して述べたような感圧性接着剤でよい。 ヒドロゲルは傷保護材22の患者への接着を補助する接着剤としても作用し得る。 剥離ライナ30はヒドロゲルまたはフォーム囲い枠の一体性を破壊することなく、ヒドロゲルまたはフォーム囲い枠から選択的に剥離しうる剥離性を有する適当な材料でありうる。 第4図に示したように、フレキシブルバッキングにはプリント傷サイザー32を印刷することができる。 以前の実施態様と同様に、第4図と第5図に示した実施態様のヒドロゲルは、傷保護材22を適所に配置した場合にヒドロゲルの下方の傷の観察を可能にする透明なヒドロゲルである。 グリッドまたはプリント傷サイザー 本発明のヒドロゲル傷保護材は、先行技術の傷保護材では現在実施不能であるような利点を提供する。 ヒドロゲルは傷滲出液を吸収しうる。 ヒドロゲルは透明であり、傷の目視検査を可能にする。 本発明のヒドロゲルは、傷保護材の除去後に傷中にゲルデブリが残されないようにしてその一体性を保持する。 ヒドロゲルは傷からの非外傷性除去を可能にする物理的特徴を有する。 ヒドロゲルは傷保護材を患者が着用しているときに傷保護材の外面に及ぼされることがある圧力から傷を保護することもできる。 本発明のヒドロゲルは、ヒドロゲルによって与えられる吸水性のために、患者による傷保護材の長時間着用を可能にする点でも有利である。 さらに本発明のヒドロゲルは生体の塩濃度とほぼ同じ濃度の塩を含有しているため、より長い時間適用することができる点でも優れている。 本発明のヒドロゲル組成物は傷保護材に特に適している。 ヒドロゲルは水を50重量%より多く含有するために湿潤なヒドロゲルとなっている。 ヒドロゲルは傷保護材になる程度の接着性を与えることができる。 しかし、ヒドロゲルの接着性は傷保護材の除去時に細胞または組織増殖を不利に損傷するような接着性ではない。 すなわち、ヒドロゲルは患者および傷部位への傷保護材の接着を助ける接着力を与える。 ヒドロゲルは高度な液体吸収性を有し、それによって傷滲出物を多量に吸収することができ。 本発明のヒドロゲル組成物は、傷部位から傷保護材を除去した後も、そのゲル様一体性を保有する。 ヒドロゲルは傷保護材の除去後に、傷中に例えばヒドロゲル粒子のようなデブリを残さない。 本発明のヒドロゲル組成物は、傷保護材を傷から除去するさいに、傷から非外傷性に剥離する可能性を有する。 傷からのヒドロゲル傷保護材のこの非外傷性剥離は傷保護材に置ける新しい細胞組織形成を破壊しないので、包帯を除去する時に傷治癒は阻害されない。 ヒドロゲルはそのゲル様子ちょう度のために傷の保護クッションを与えることもできる。 本発明のヒドロゲルのたの利点は水を吸収できることである。 このヒドロゲルは傷上に比較的長時間溜め置くことができるので、頻繁に除去する必要がない。 本発明のヒドロゲルの特別な利点はヒドロゲルが透明であることである。 すなわち、ヒドロゲルは半透明であるのみでなく、透明でもある。 ヒドロゲルは傷保護材を除去する必要なく傷の目視検査が実施されうるように、十分に透明である。 ヒドロゲル物質は傷からの除去時に傷に不利な影響を与えないが、傷保護材の除去は周囲環境から傷への細菌侵入の機会を与えるので傷部位からの傷保護材の除去を避けることさらに非常に望ましい。 以上、本発明について詳細に説明してきたが、特許請求の範囲第1項に記載される傷保護材は少なくとも以下の態様をその権利範囲に含むものとして解釈されなければならない。 (1)ヒドロゲル材料は、17重量%の前記多価アルコール、12重量%の前記イソホロンジイソシアネート末端プレポリマー、9重量%の前記ポリエチレンオキシドベースのジアミン、1重量%の前記塩およびバランス水からなる傷保護材。 (2)フレキシブル裏シートがポリウレタンフィルムを含有する傷保護材。 (3)ヒドロゲル材料が透明である傷保護材。 (4)ヒドロゲル材料上にオーバーレイしている前記フレキシブル裏シート上にプリントされた傷サイザーをさらに有する傷保護材。 本発明について非常に詳細に記載し、好ましい実施態様を参照してでたが、特許請求の範囲に記載される本発明の範囲を逸脱することなく変更や改良が可能であることは明らかであろう。 第1図は、患者に適用する面を示す、傷保護材の平面図である。 第2図は、ライン2−2に沿って切った第1図の傷保護材の断面図である。 第3図は、傷保護材を患者に適用した場合の傷保護材の露出側からみた、傷保護材の他の実施態様の平面図である。 第4図は、傷保護材の傷と接触していない面を示す、本発明の傷保護材の他の実施態様の平面図である。 第5図は、第4図に示した傷保護材の実施態様のライン5−5に沿って切った断面図である。 第6図は第1図に示した傷保護材の形成に用いることのできる真空定盤の透視図である。 第7図は、第1図に示したような傷保護材の製造方法を説明する透視図である。 |