Viscosity adjusting device

申请号 JP19445786 申请日 1986-12-19 公开(公告)号 JPH067366Y2 公开(公告)日 1994-02-23
申请人 株式会社アイコム; 发明人 博之 佐藤; 浩 高橋;
摘要
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】調整用の粘性流体を攪拌する攪拌羽根と、
    該攪拌羽根を回転駆動する電動モーターと、該電動モーターの負荷を電気的に検出する手段と、調整すべき粘度を設定する設定ダイヤルと、上記負荷検出手段による検出値が設定値より大きい場合あるいは小さい場合に、各々点灯する2つの表示ランプと、これらの表示ランプの点灯表示に基づいて粘度調整する手段と、から構成されていることを特徴とする粘度調整装置。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 産業上の利用分野 本考案は、例えば、塗料、薬品、パルプ、飲食品、インキ、化学品、樹脂、コンクリート等の粘性流体粘度を調整する装置に関するものである。

    従来の技術 従来、粘性流体の粘度調整を行う場合、回転式粘度測定装置を利用して行っていた。

    上記回転式粘度測定装置は、円筒体をスプリングにより吊した状態で被測定流体中に浸漬し、該円筒体の中心軸線の回りに被測定流体を一定速度で回転せしめると、上記円筒体が流体との間の摩擦によって回転してスプリングの抗と均合う位置で静止するので、この静止回転位置の回転度を読取り、流体の粘度に換算して測定するものである。

    上記粘度測定装置を利用して粘度調整を行う場合、該装置の測定値が予め設定された値になるまで注入、混合、
    希釈等の操作を行ない、所望の粘度を得るようにしていた。

    考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の回転式粘度測定装置を利用して粘度を調整する方法は、該測定装置がスプリングと円筒体とが均合う静止回転角度のような物理的な変位量を粘度に置換するようになっているため、その測定値がスプリング等の測定部を構成する部品による抵抗の影響を受け易く、精度の向上を図ることが困難であるばかりでなく、円筒体が静止するのに時間がかかって測定に手間取る等の問題点があった。

    本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、迅速かつ精度よく粘度調整することができる粘度調整装置を提供することにある。

    [考案の構成] 問題点を解決するための手段 本考案の粘度調整装置は、調整用の粘性流体を攪拌する攪拌羽根と、該攪拌羽根を回転駆動する電動モーターと、該電動モーターの負荷を電気的に検出する手段と、
    調整すべき粘度を設定する設定ダイヤルと、上記負荷検出手段による検出値が設定値より大きい場合あるいは小さい場合に、各々点灯する2つの表示ランプと、これらの表示ランプの点灯表示に基づいて粘度調整する手段と、から構成されていることを特徴とするものである。

    実施例 以下、本考案の粘度調整装置の一実施例について図面を参照しながら説明する。

    第1図および第2図において、1は本体ケーシングであって、パイプスタンド2により所定の高さ位置に支持されている。

    3は攪拌羽根であって、回転軸4の下端部に取付けられている。

    上記回転軸4の上方基部は、第3図から明らかなように、中間軸5および継手6を介して電動モーター7の回転駆動軸7aに連結されている。

    8は負荷検出装置であって、上記電動モーター7の負荷を電気的に検出するようになっている。 該負荷検出装置8の具体例としては、例えば、特開昭57−16597号公報に開示されているような負荷指示装置が挙げられる。 この負荷指示装置は第5図に示すように、交流電動機モーターの電圧を表わす信号を発生する発信器Aと、電動モーターの電流を表わす信号を発生する発信器Bとを含み、それらの信号は電動モーターへ供給された電力を表わす信号を発生する掛算回路Cへ与えられる。 供給電力を表わす信号と電動モーターの電流の絶対値に比例する信号との差が差動回路Dにより得られる。 電動モーターの電流の絶対値に比例する信号は整流器Eにより可変比例定数として与えられる。 差動回路Dの出力信号はフィルタFで平滑されてから2つのレべル検出器G,Hへ与えられる。 それらのレべル検出器G,Hのスイッチング・レべルは独立した設定回路I,Jにより設定する。 各レべル検出器G,Hは遅延器K,Lへそれぞれ接続される。 遅延器K,Lは遅延時間を設定する共通の設定回路Mを有する。 遅延器Kは最大負荷リレー駆動器Nへ接続され、一方、遅延器Lは最小負荷リレー駆動器Oに接続される。 また電動モーターの電流信号発信機Bの出力信号は、電流検出器Pを介して、異なる積分定数を有する積分器Q,Rへ与えられる。 それらの積分器Q,Rの出力端子は排他的オアゲートSの入力端子へ接続される。
    このオアゲートSの出力端子は、上記リレー駆動器N,
    Oの第2の入力端子へ接続され、電動モーターの始動後一定の時間だけリレー駆動器N,Oの動作を不能にする。

    本実施例の粘度調整装置は、以上のように構成されているので、まず塗料を入れた調整容器9の中に攪拌羽根3
    を差し込み、スイッチ10をONにすると、電動モーター7が稼動し、攪拌羽根3を回転させる。

    攪拌羽根3を回転すると、塗料の粘性抵抗により電動モーター7に負荷が働き、これを上記負荷検出装置8により検出する。

    負荷検出装置8により間接的に検出された塗料の粘度が、設定ダイヤル11により設定された値より大きい場合には表示ランプ12が点灯する。

    表示ランプ12が点灯すると、上記調整容器9内の塗料を適宜希釈するためのパイプ回路を開いて、塗料の粘度を低下させる。 その結果、電動モーター7の負荷が軽くなり、これを負荷検出装置8が自動的に検出する。 所定粘度になると、表示ランプ12が消え、塗料が設定した粘度になったことが確認されるので、上記パイプ回路を閉じる。 この間、電動モーター7による攪拌は常に行なわれており、十分攪拌を行なった後、電流モーターを停止させる。

    尚、粘度が設定値より低い場合には、表示ランプ13が点灯し、粘度の高い塗料を混合して表示ランプ13が消えるまで粘度を高めるようにすればよい。

    上記注入、混合、希釈のパイプ回路は、手動または自動のいずれでもよい。

    [考案の効果] (1)粘度調節を設定ダイヤルにより行うので、操作が極めて簡単で、いつでも任意の値に設定することができ、
    また、負荷検出手段による検出値が設定値より大きい場合あるいは小さい場合に、各々点灯する2つの表示ランプを設けたので、少し離れた場所でも、粘性流体の粘度状態を常に確実に認識することができる。

    (2)自動的に粘度を検出することができるので、粘度調整の時間と手間が大幅に削減され、作業能率が向上する。

    (3)注入、混合、希釈等の工程で生じ易い測定ミスや注入、混合、希釈の量の間違いや攪拌不足等の作業上のミスの発生を防止することができる。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は本考案の粘度調整装置の一実施例に示す側面図、第2図はその正面図、第3図は本体ケーシング内部の構成を示す断面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿った断面図、第5図は負荷検出装置の一例を示すブロック図である。 1……本体ケーシング、2……パイプスタンド、3……
    攪拌羽根、4……回転軸、5……中間軸、6……継手、
    7……電動モーター、7a……回転駆動軸、8……負荷検出装置、9……調整容器、10……スイッチ、11……設定ダイヤル、12,13……表示ランプ。

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