Novel compound |
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申请号 | JP2001511449 | 申请日 | 2000-07-20 | 公开(公告)号 | JP2003505388A | 公开(公告)日 | 2003-02-12 |
申请人 | アストラゼネカ・アクチエボラーグ; | 发明人 | アールフ・クラーソン; オード・イェイル・ベルイェ; ブリト・マーリー・スワーン; | ||||
摘要 | (57)【要約】 本発明は良好な鎮痛活性を示しそして慢性痛の治療に特に有効である式Iのあるスピロオキシインドール誘導体、及びそれらの医薬的に許容し得る塩に関する。 【化1】 | ||||||
权利要求 | 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ラセミ形体又は鏡像異性体の形体の式I 【化1】 の化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 上記式中、 R 1は a)H、 b)置換された又は置換されていないC 1 〜C 6アルキル、 c)C 1 〜C 6アルコキシC 2 〜C 6アルキル、 d)C 1 〜C 6アルキルチオC 2 〜C 6アルキル、 e)ハロゲン化C 1 〜C 6アルキル、 f)アリールC 1 〜C 6アルキル、 g)C 1 〜C 6アルケニル、又は h)C 1 〜C 6シクロアルキルC 1 〜C 2アルキルであり、 R 2は a)H、 b)C 1 〜C 6アルキル、 c)C 2 〜C 4アルキニル、 d)ハロゲン、 e)置換された又は置換されていないカルバモイル、 f)置換された又は置換されていないカルバモイルオキシ、 g)C 1 〜C 6アルキルカルボニル、 h)C 1 〜C 6アルコキシカルボニル、 i)C 1 〜C 6アルキルカルボニルオキシ、 j)ヒドロキシ置換C 1 〜C 6アルキル、 k)シアノ、 l)ニトロ、 m)アミノ、 n)ハロゲン化C 1 〜C 6アルキル、 o)ハロゲン化C 1 〜C 6アルコキシ、 p)ハロゲン化C 1 〜C 6アルキルチオ、 q)C 1 〜C 6アルキルスルフィニル、 r)C 1 〜C 6アルキルスルホニル、 s)C 1 〜C 4アルキルスルフィニルアルキル、 t)C 1 〜C 4アルキルスルホニルアルキル、 u)C 1 〜C 6アルキルスルホニルアミノ、 v)ハロゲン化C 1 〜C 6アルキルスルホニルアミノ、 w)ハロゲン化C 1 〜C 2アルキルスルホニルオキシ、 x)アミノスルホニル、 y)アミノスルホニルオキシ、 z)アリール、 aa)ヘテロアリール、 bb)アリールカルボニル、 cc)ヘテロアリールカルボニル、 dd)アリールスルフィニル、 ee)ヘテロアリールスルフィニル、 ff)アリールスルホニル、 gg)芳香族部分が場合により置換されているヘテロアリールスルホニル、 hh)C 1 〜C 6アルキルカルボニルアミノ、 ii)C 1 〜C 6アルコキシカルボニルアミノ、 jj)C 1 〜C 6アルキル−チオカルボニル、 kk)C 1 〜C 6アルコキシ−チオカルボニル、 ll)ホルミル、又は mm)アルコキシスルホニルアミノであり、 R 3は a)H、 b)C 1 〜C 6アルキル、 c)ハロゲン、 d)C 1 〜C 6アルコキシ、 e)ハロゲン化C 1 〜C 4アルキル、 f)ハロゲン化C 1 〜C 6アルコキシ、 g)ハロゲン化C 1 〜C 6アルキルチオ、 h)C 1 〜C 4アルキルスルフィニル、 i)C 1 〜C 4アルキルスルホニル、 j)C 1 〜C 4アルキルスルフィニルC 1 〜C 6アルキル、 k)C 1 〜C 4アルキルスルホニルC 1 〜C 6アルキル、 l)C 1 〜C 4アルキルスルホニルアミノ、 m)ハロゲン化C 1 〜C 4アルキルスルホニルアミノ、 n)アミノスルホニル、又は o)アミノスルホニルオキシであり、 R 4は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 R 2及びR 3はそれらが結合している炭素原子と一緒になって、場合により1つ又はそれより多い別のヘテロ原子を含む、及び/又は場合によりハロゲン、C 1 〜C 6アルキル、C 1 〜C 6アルコキシ、CF 3 、OH、シアノ、アミノ、C 1 〜C 6アルキル−NH−、(C 1 〜C 6アルキル) 2 −N−、CN、NH 2 SO 2 、NH 2 C O−、又はC 1 〜C 6アルキル−CO−から選ばれる1つ又はそれ以上の置換基により置換されている、飽和又は不飽和の環を形成し、 R 2 〜R 4のいずれかのアミノ部分は場合により、環の一部分であり得る1つ又は2つのC 1 〜C 6アルキル基で置換されることができ、 Arは a)ベンゼン、 b)ピリジン、 c)チオフェン、 d)ピラジン、 e)ピリミジン、 f)オキサゾール、 g)チアゾール、 h)ピロール、 i)ピラゾール、又は j)フランであり、 Xは a)−NHCO−、 b)−CONH−、 c)−NH−SO 2 −、 d)−SO 2 NH−、 e)−OCH 2 −、 f)−NHCH 2 −、又は g)−NHCOCH 2 − であり、 Yは a)−CH 2 −、 b)−CH(C 1 〜C 6アルキル)−、 c)−C(C 1 〜C 6アルキル) 2 −、又は d)単結合であり、 Zは a)−CH 2 CH 2 CH 2 −、 b)−CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 −、 c)−CH=CHCH 2 −、 d)−CH=CHCH 2 CH 2 −、又は e)−CH 2 CH=CHCH 2 − であり、 但しXが−NHCOCH 2 −である場合、Yは−CH 2 −にはなれず、そして Arがベンゼンであり、R 2 〜R 4が水素であり、XがNHCOであり、Yが単結合であり、Zが−CH 2 CH 2 CH 2 −であり、そしてR 1がエチル又はn−プロピルであるラセミ化合物は除く。 【請求項2】 請求項1に記載の化合物:式中、 R 1は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、 c)C 1 〜C 4アルコキシC 1 〜C 4アルキル、 d)C 1 〜C 4アルキルチオC 1 〜C 4アルキル、 e)フッ素化C 1 〜C 4アルキル、 f)アリールC 1 〜C 4アルキル、 g)C 1 〜C 4アルケニル、又は h)シクロプロピルメチルであり、 R 2は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、 c)C 2 〜C 3アルキニル、 d)ハロゲン、 e)置換された又は置換されていないカルバモイル、 f)置換された又は置換されていないカルバモイルオキシ、 g)C 1 〜C 3アルキルカルボニル、 h)C 1 〜C 3アルコキシカルボニル、 i)C 1 〜C 3アルキルカルボニルオキシ、 j)ヒドロキシ置換C 1 〜C 3アルキル、 k)シアノ、 l)フッ素化C 1 〜C 3アルコキシ、 m)フッ素化C 1 〜C 6アルキルチオ、 n)C 1 〜C 3アルキルスルフィニル、 o)C 1 〜C 3アルキルスルホニル、 p)C 1 〜C 3アルキルスルフィニルC 1 〜C 6アルキル、 q)C 1 〜C 4アルキルスルホニルC 1 〜C 6アルキル、 r)C 1 〜C 3アルキルスルホニルアミノ、 s)ハロゲン化C 1 〜C 3アルキルスルホニルアミノ、 t)スルファモイル、 u)スルファモイルオキシ、 v)アリール、 w)ヘテロアリール、 x)ヘテロアリールスルフィニル、 y)アリールスルホニル、 z)いずれかの芳香族部分が場合により置換されているヘテロアリールスルホニル、 aa)C 1 〜C 4アルキルカルボニルアミノ、 bb)C 1 〜C 3アルコキシカルボニルアミノ、 cc)C 1 〜C 3アルキル−チオカルボニル、又は dd)C 1 〜C 3アルコキシ−チオカルボニルであり、 R 3は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 R 4は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 R 2及びR 3はそれらが結合している炭素原子と一緒になって、場合により1つ又はそれ以上の別のヘテロ原子を含む、及び/又は場合によりハロゲン、C 1 〜 C 6アルキル、C 1 〜C 6アルコキシ、CF 3 、OH、シアノ、アミノ、C 1 〜C 6アルキル−NH−、(C 1 〜C 6アルキル) 2 −N−、CN、NH 2 SO 2 、NH 2 CO −、又はC 1 〜C 6アルキル−CO−から選ばれる1つ又はそれ以上の置換基により置換されている、飽和又は不飽和の環を形成し、 R 2 〜R 4のアミノ部分は場合により、環の一部分であってもよい1つ又は2つのC 1 〜C 6アルキル基により置換されることがあり、 Arは a)ベンゼン、 b)ピリジン、 c)チオフェン、 d)ピラジン、 e)ピリミジン、 f)オキサゾール、 g)チアゾール、 h)ピロール、 i)ピラゾール、又は j)フランであり、 Xは a)−NHCO−、 b)−CONH−、 c)−NH−SO 2 −、又は d)−SO 2 NH− であり、 Yは a)−CH 2 −、 b)−CH(C 1 〜C 6アルキル)−、 c)−C(C 1 〜C 6アルキル) 2 −、又は d)単結合であり、 Zは a)−CH 2 CH 2 CH 2 −、 b)−CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 −、 c)−CH=CHCH 2 −、 d)−CH=CHCH 2 CH 2 −、又は e)−CH 2 CH=CHCH 2 − であり、 但しXが−NHCOCH 2 −である場合、Yは−CH 2 −にはなれず、そして Arがベンゼンであり、R 2 〜R 4が水素であり、XがNHCOであり、Yが単結合であり、Zが−CH 2 CH 2 CH 2 −であり、そしてR 1がエチル又はn−プロピルであるラセミ化合物が除かれるものとする。 【請求項3】 請求項1または2に記載の化合物:式中、 R 1は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)C 1 〜C 4アルコキシC 1 〜C 4アルキルであり、 R 2は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、 c)ハロゲン、 d)置換された又は置換されていないカルバモイル、 e)置換された又は置換されていないカルバモイルオキシ、 f)C 1 〜C 2アルキルカルボニル、 g)C 1 〜C 3アルコキシカルボニル、 h)シアノ、 i)フッ素化C 1 〜C 2アルコキシ、 j)フッ素化C 1 〜C 6アルキルチオ、 k)C 1 〜C 3アルキルスルフィニル、 l)C 1 〜C 3アルキルスルホニル、 m)C 1 〜C 2アルキルスルホニルアミノ、 n)C 1 〜C 3アルキルカルボニルアミノ、又は o)C 1 〜C 3アルコキシカルボニルアミノであり、 R 3は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 R 4は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 R 2及びR 3はそれらが結合している炭素原子と一緒になって、場合により1つ又はそれ以上の別のヘテロ原子を含む、及び/又は場合によりハロゲン、C 1 〜 C 6アルキル、C 1 〜C 6アルコキシ、CF 3 、OH、シアノ、アミノ、C 1 〜C 6アルキル−NH−、(C 1 〜C 6アルキル) 2 −N−、CN、NH 2 SO 2 、NH 2 CO −、又はC 1 〜C 6アルキル−CO−から選ばれる1つ又はそれ以上の置換基により置換されている、飽和又は不飽和の環を形成し、 R 2 〜R 4のいずれかのアミノ部分は場合により、環の一部分であってもよい1 つ又は2つのC 1 〜C 6アルキル基により置換されることができ、 Arは a)ベンゼン、 b)ピリジン、 c)チオフェン、 d)ピラジン、 e)ピリミジン、 f)オキサゾール、 g)チアゾール、 h)ピロール、 i)ピラゾール、又は j)フランであり、 Xは a)−NHCO−、 b)−CONH−、 c)−NH−SO 2 −、又は d)−SO 2 NH− であり、 Yは a)−CH 2 −、 b)−CH(C 1 〜C 6アルキル)−、 c)−C(C 1 〜C 6アルキル) 2 −、又は d)単結合であり、 Zは a)−CH 2 CH 2 CH 2 −、 b)−CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 −、 c)−CH=CHCH 2 −、 d)−CH=CHCH 2 CH 2 −、又は e)−CH 2 CH=CHCH 2 − であるが、 Arがベンゼンであり、R 2 〜R 4が水素であり、XがNHCOであり、Yが単結合であり、Zが−CH 2 CH 2 CH 2 −であり、そしてR 1がエチル又はn−プロピルであるラセミ化合物は除かれるものとする。 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の化合物:式中、 R 1は a)H であり、 R 2は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 R 3は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 R 4は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 Arは a)ベンゼン、又は b)ピリジンであり、 Xは a)−NHCO−、 b)−CONH−、又は c)−NH−SO 2 − であり、 Yは単結合であり、 Zは a)CH 2 CH 2 CH 2 −、又は c)−CH=CHCH 2 − であるが、 Arがベンゼンであり、R 2 〜R 4が水素であり、XがNHCOであり、Yが単結合であり、Zが−CH 2 CH 2 CH 2 −であり、そしてR 1がエチル又はn−プロピルであるラセミ化合物は除かれるものとする。 【請求項5】 5−フルオロスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン] −2−オン、 5−フルオロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 (R)−5−フルオロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3、3′− ピペリジン]−2−オン、 (S)−5−フルオロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′− ピペリジン]−2−オン、 5,7−ジフルオロスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン 酢酸塩、 5,7−ジフルオロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 (S)−5,7−ジフルオロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3 ′−ピペリジン]−2−オン、 1′,5−ジメチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 5−メチル−1′−イソプロピル−スピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 6−メチル−1′−イソプロピル−スピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 4−メチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 4−メチル−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 4−メチル−1′−プロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]− 2−オン、 7−フルオロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン、 (S)−(+)−7−フルオロスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン] −2−オン、 スピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 1′−エチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 1′−プロピル−スピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 1′−アリルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 1′−シクロプロピルメチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]− 2−オン、 1′−ブチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 1′−s−ブチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 (S)−(+)−1′−プロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 1′−プロピルスピロ[4−アザインドリン−3,3′−ピペリジン]−2− オン、 1′−ブチルスピロ[4−アザインドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 1′−sec−ブチルスピロ[4−アザ−インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 1′−プロピル−5−クロロスピロ[7−アザ−インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 1′−プロピルスピロ[7−アザインドリン−3,3′−ピペリジン]−2− オン、 1′−プロピル−6−メチルスピロ[7−アザインドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 1′−プロピルスピロ[イソインドリン−3,3′−ピペリジン]−1−オン 塩酸塩、 1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン] 塩酸塩、 2,3−ジヒドロ−1H−1′−プロピルスピロ[チエノ[3,2−b]ピロール−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 2,3,1′,2′,3′,6′−ヘキサヒドロ−1H−スピロ[チエノ[3,2− b]ピロール−3,3′−ピリジン]−2−オン、 2,3,1′,2′,3′,6′−ヘキサヒドロ−1H−スピロ[5,8−ジアザインドール−3,3′−ピリジン]−2−オン、 1′,2′,3′,4′−テトラヒドロスピロ[インドリン−3,3′−(7H) −アゼピン]−2−オン、 1′,2′,3′,4′−テトラヒドロスピロ[7−アザインドリン−3,3′− (7H)−アゼピン]−2−オン、 1′−エチル−1′,2′,3′,4′−テトラヒドロスピロ[4−アザインドリン−3,3′−(7H)−アゼピン]−2−オンである請求項1ないし4のいずれか一項に記載の化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 【請求項6】 (S)−5−クロロ−7−フルオロスピロ[インドリン−3 ,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン、 (S)−5−メチルスピロ[7−アザインドリン−3,3′−(1,2,3,6− テトラヒドロピリジン)]−2−オン、 (S)−5,6−ジメチルスピロ[7−アザインドリン−3,3′−(1,2,3 ,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン、 (S)−6−メチルスピロ[7−アザインドリン−3,3′−(1,2,3,6− テトラヒドロピリジン)]−2−オン、 (S)−5−クロロスピロ[7−アザインドリン−3,3′−(1,2,3,6− テトラヒドロピリジン)]−2−オン、 (S)−5,7−ジフルオロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6− テトラヒドロピリジン)]−2−オン、 (S)−7−クロロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン、 (S)−7−フルオロ−5−メチルスピロ[インドリン−3,3′−(1,2, 3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン、 (S)−5−メトキシスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン、 (S)−5−クロロスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン)]−2−オンである請求項1ないし4のいずれか一項に記載の化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 【請求項7】 式(S)−5−クロロ−7−フルオロスピロ[インドリン− 3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オンの化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 【請求項8】 式(S)−5−メチルスピロ[7−アザインドリン−3,3 ′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オンの化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 【請求項9】 式(S)−5,6−ジメチルスピロ[7−アザインドリン− 3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オンの化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 【請求項10】 式(S)−6−メチルスピロ[7−アザインドリン−3, 3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オンの化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 【請求項11】 式(S)−5−クロロスピロ[7−アザインドリン−3, 3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オンの化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 【請求項12】 式(S)−5,7−ジフルオロスピロ[インドリン−3,3 ′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オンの化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 【請求項13】 式(S)−7−クロロスピロ[インドリン−3,3′−( 1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オンの化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 【請求項14】 式(S)−7−フルオロ−5−メチルスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オンの化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 【請求項15】 式(S)−5−メトキシスピロ[インドリン−3,3′− (1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オンの化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 【請求項16】 式(S)−5−クロロスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン)]−2−オンの化合物又はそれらの医薬的に許容し得る塩。 【請求項17】 A)式VII 【化2】 (式中Lはハロゲン又はトリフルオロメチルスルホニル基である)の化合物をパラジウムを触媒として使用して標準条件下に環化して一般式Iの化合物を得る段階、又は B)式XII 【化3】 (式中Xは−NHCO−、−CONH−、−NH−SO 2 −、又は−SO 2 NH− であり、Aは酸素又は窒素であり、そしてPGは適当な保護基、例えばAが窒素である場合Boc又はベンジルでありそしてAが酸素である場合4−メトキシベンジルである)の化合物をホルムアルデヒドを使用して標準のマンニッヒ条件下で環化して一般式Iの化合物を得る段階、又は C)式VI 【化4】 の化合物をホルムアルデヒドを使用して標準のマンニッヒ条件下で環化して一般式Iの化合物を得る段階、又は D)式V 【化5】 (式中PGはアミノ保護基である)の化合物をルテニウム又はモリブデン錯体を触媒として使用して標準の反応条件下で環化して一般式I(式中ZはCH=CH CH 2 −、又は−CH 2 CH=CHCH 2 −である)の化合物を得る段階からなる、請求項1ないし16のいずれか一項に記載の化合物の製造方法。 【請求項18】 医薬的に許容し得る希釈剤又は担体と組み合わせて請求項1ないし16のいずれか一項に記載の化合物を活性成分として含む医薬処方物。 【請求項19】 治療における請求項1ないし16のいずれか一項に記載の化合物の使用。 【請求項20】 疼痛の治療用医薬の製造のための請求項1ないし16のいずれか一項に記載の化合物の使用。 【請求項21】 神経障害性又は中枢性疼痛の治療用医薬の製造のための請求項1ないし16のいずれか一項に記載の化合物の使用。 【請求項22】 経口使用のための医薬の製造のための請求項20または2 1に記載の化合物の使用。 【請求項23】 請求項1ないし16のいずれか一項に記載の化合物の有効量を痛み又は不快の治療を必要とする人を含む哺乳動物に投与することからなる該疾病の治療又は予防方法。 【請求項24】 請求項1ないし16のいずれか一項に記載の化合物の有効量を神経障害性又は中枢性疼痛の治療を必要とする人を含む哺乳動物に投与することからなる該疾病の治療又は予防方法。 【請求項25】 経口投与による請求項23または24に記載の方法。 【請求項26】 医薬的に許容し得る担体又は希釈剤と組み合わせて請求項1ないし16のいずれか一項に記載の式Iの化合物からなる疼痛又は不快の治療又は予防に使用するための医薬処方物。 【請求項27】 医薬的に許容し得る担体又は希釈剤と組み合わせて請求項1ないし16のいずれか一項に記載の化合物を含有する神経障害性又は中枢性疼痛の治療又は予防に使用するための医薬処方物。 【請求項28】 経口投与用の請求項18、26及び27のいずれか一項に記載の医薬処方物。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は鎮痛効果を有する新規のスピロオキソインドール誘導体、及びそれらの医薬的に許容し得る塩に関する。 従って本発明の化合物は痛みの予防及び治療に使用することができる。 さらに別の態様においては、本発明は治療における使用のための化合物、そのような新規化合物の製造方法、少なくとも1つの本発明の化合物、又はそれらの医薬的に許容し得る塩を活性成分として含む医薬組成物、そして上で述べた医療用途のための医薬の製造における活性化合物の使用に関する。 本発明は又、新規化合物の製造に使用する新規中間体に関する。 【0002】 【従来の技術】 ある種のスピロオキソインドール誘導体は米国特許第5,728,723号(Elf Sanof 1は a)H、 b)置換された又は置換されていないC 1 〜C 6アルキル、 c)C 1 〜C 6アルコキシC 2 〜C 6アルキル、 d)C 1 〜C 6アルキルチオC 2 〜C 6アルキル、 e)ハロゲン化C 1 〜C 6アルキル、 f)アリールC 1 〜C 6アルキル、 g)C 1 〜C 6アルケニル、又は h)C 1 〜C 6シクロアルキルC 1 〜C 2アルキルであり、 【0007】 R 2は a)H、 b)C 1 〜C 6アルキル、 c)C 2 〜C 4アルキニル、 d)ハロゲン、 e)置換された又は置換されていないカルバモイル、 f)置換された又は置換されていないカルバモイルオキシ、 g)C 1 〜C 6アルキルカルボニル、 h)C 1 〜C 6アルコキシカルボニル、 i)C 1 〜C 6アルキルカルボニルオキシ、 j)ヒドロキシ置換C 1 〜C 6アルキル、 k)シアノ、 l)ニトロ、 m)アミノ、 n)ハロゲン化C 1 〜C 6アルキル、 o)ハロゲン化C 1 〜C 6アルコキシ、 p)ハロゲン化C 1 〜C 6アルキルチオ、 q)C 1 〜C 6アルキルスルフィニル、 r)C 1 〜C 6アルキルスルホニル、 【0008】 s)C 1 〜C 4アルキルスルフィニルアルキル、 t)C 1 〜C 4アルキルスルホニルアルキル、 u)C 1 〜C 6アルキルスルホニルアミノ、 v)ハロゲン化C 1 〜C 6アルキルスルホニルアミノ、 w)ハロゲン化C 1 〜C 2アルキルスルホニルオキシ、 x)アミノスルホニル、 y)アミノスルホニルオキシ、 z)アリール、 【0009】 aa)ヘテロアリール、 bb)アリールカルボニル、 cc)ヘテロアリールカルボニル、 dd)アリールスルフィニル、 ee)ヘテロアリールスルフィニル、 ff)アリールスルホニル、 gg)芳香族部分が場合により置換されているヘテロアリールスルホニル、 hh)C 1 〜C 6アルキルカルボニルアミノ、 ii)C 1 〜C 6アルコキシカルボニルアミノ、 jj)C 1 〜C 6アルキル−チオカルボニル、 kk)C 1 〜C 6アルコキシ−チオカルボニル、 ll)ホルミル、又は mm)アルコキシスルホニルアミノであり、 【0010】 R 3は a)H、 b)C 1 〜C 6アルキル、 c)ハロゲン、 d)C 1 〜C 6アルコキシ、 e)ハロゲン化C 1 〜C 4アルキル、 f)ハロゲン化C 1 〜C 6アルコキシ、 g)ハロゲン化C 1 〜C 6アルキルチオ、 h)C 1 〜C 4アルキルスルフィニル、 i)C 1 〜C 4アルキルスルホニル、 j)C 1 〜C 4アルキルスルフィニルC 1 〜C 6アルキル、 k)C 1 〜C 4アルキルスルホニルC 1 〜C 6アルキル、 l)C 1 〜C 4アルキルスルホニルアミノ、 m)ハロゲン化C 1 〜C 4アルキルスルホニルアミノ、 n)アミノスルホニル、又は o)アミノスルホニルオキシであり、 【0011】 R 4は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 R 2及びR 3はそれらが結合している炭素原子と一緒になって、場合により1つ又はそれより多いさらに別のヘテロ原子を含む、及び/又は場合によりハロゲン、C 1 〜C 6アルキル、C 1 〜C 6アルコキシ、CF 3 、OH、シアノ、アミノ、C 1 〜C 6アルキル−NH−、(C 1 〜C 6アルキル) 2 −N−、CN、NH 2 SO 2 、N
2 CO−、又はC 1 〜C 6アルキル−CO−から選ばれる1つ又はより多くの置換基により置換されている、飽和又は不飽和の環を形成し、 R 2 〜R 4のアミノ部分は場合により、環の一部分であり得る1つ又は2つのC
1 〜C 6アルキル基により置換されることがあり、 【0012】 Arは a)ベンゼン、 b)ピリジン、 c)チオフェン、 d)ピラジン、 e)ピリミジン、 f)オキサゾール、 g)チアゾール、 h)ピロール、 i)ピラゾール、又は j)フランであり、 【0013】 Xは a)−NHCO−、 b)−CONH−、 c)−NH−SO 2 −、 d)−SO 2 NH−、 e)−OCH 2 −、 f)−NHCH 2 −、又は g)−NHCOCH 2 − であり、 【0014】 Yは a)−CH 2 −、 b)−CH(C 1 〜C 6アルキル)−、 c)−C(C 1 〜C 6アルキル) 2 −、又は d)単結合であり、 Zは a)−CH 2 CH 2 CH 2 −、 b)−CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 −、 c)−CH=CHCH 2 −、 d)−CH=CHCH 2 CH 2 −、又は e)−CH 2 CH=CHCH 2 − であり、 但しXが−NHCOCH 2 −である場合、Yは−CH 2 −となることはなく、そして Arがベンゼンであり、R 2 〜R 4が水素であり、XがNHCOであり、Yが単結合であり、Zが−CH 2 CH 2 CH 2 −であり、そしてR 1がエチル又はn−プロピルであるラセミ化合物が除かれるものとする。 【0015】 純粋な鏡像異性体、2つの鏡像異性体のラセミ混合物及び不等混合物は本発明の範囲内である。 すべての可能なジアステレオマー形体も本発明の範囲内であると理解すべきである。 式Iの化合物の誘導体はそのままでは薬理学的活性を示さなくても、それらが非経口的又は経口的に投与されそしてその後体内で代謝されて薬理学的に活性である本発明の化合物を形成し得ることもこの技術分野の熟練者により認識されるであろう。 そのような誘導体は、そのN−オキシドは1つの例であるが、従って「プロドラッグ」と記述してよいであろう。 式Iの化合物のすべてのプロドラッグは本発明の範囲内に含まれる。 【0016】 式Iの最終製造物の製造条件により中性又は塩のいずれかの形体で得られる。
1は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、 c)C 1 〜C 4アルコキシC 1 〜C 4アルキル、 d)C 1 〜C 4アルキルチオC 1 〜C 4アルキル、 e)フッ素化C 1 〜C 4アルキル、 f)アリールC 1 〜C 4アルキル、 g)C 1 〜C 4アルケニル、又は h)シクロプロピルメチルであり、 【0019】 R 2は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、 c)C 2 〜C 3アルキニル、 d)ハロゲン、 e)置換された又は置換されていないカルバモイル、 f)置換された又は置換されていないカルバモイルオキシ、 g)C 1 〜C 3アルキルカルボニル、 h)C 1 〜C 3アルコキシカルボニル、 i)C 1 〜C 3アルキルカルボニルオキシ、 j)ヒドロキシ置換C 1 〜C 3アルキル、 k)シアノ、 l)フッ素化C 1 〜C 3アルコキシ、 m)フッ素化C 1 〜C 6アルキルチオ、 n)C 1 〜C 3アルキルスルフィニル、 【0020】 o)C 1 〜C 3アルキルスルホニル、 p)C 1 〜C 3アルキルスルフィニルC 1 〜C 6アルキル、 q)C 1 〜C 4アルキルスルホニルC 1 〜C 6アルキル、 r)C 1 〜C 3アルキルスルホニルアミノ、 s)ハロゲン化C 1 〜C 3アルキルスルホニルアミノ、 t)スルファモイル、 u)スルファモイルオキシ、 v)アリール、 w)ヘテロアリール、 x)ヘテロアリールスルフィニル、 y)アリールスルホニル、 z)芳香族部分が場合により置換されているヘテロアリールスルホニル、 aa)C 1 〜C 4アルキルカルボニルアミノ、 bb)C 1 〜C 3アルコキシカルボニルアミノ、 cc)C 1 〜C 3アルキル−チオカルボニル、又は dd)C 1 〜C 3アルコキシ−チオカルボニルであり、 【0021】 R 3は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 R 4は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 【0022】 R 2及びR 3はそれらが結合している炭素原子と一緒になって、場合により1つ又はそれより多いさらに別のヘテロ原子を含む、及び/又は場合によりハロゲン、C 1 〜C 6アルキル、C 1 〜C 6アルコキシ、CF 3 、OH、シアノ、アミノ、C 1 〜C 6アルキル−NH−、(C 1 〜C 6アルキル) 2 −N−、CN、NH 2 SO 2 、N
2 CO−、又はC 1 〜C 6アルキル−CO−から選ばれる1つ又はより多くの置換基により置換されている、飽和又は不飽和の環を形成し、 R 2 〜R 4のアミノ部分は場合により、環の一部分であり得る1つ又は2つのC
1 〜C 6アルキル基により置換されることがあり、 【0023】 Arは a)ベンゼン、 b)ピリジン、 c)チオフェン、 d)ピラジン、 e)ピリミジン、 f)オキサゾール、 g)チアゾール、 h)ピロール、 i)ピラゾール、又は j)フランであり、 【0024】 Xは a)−NHCO−、 b)−CONH−、 c)−NH−SO 2 −、又は d)−SO 2 NH− であり、 Yは a)−CH 2 −、 b)−CH(C 1 〜C 6アルキル)−、 c)−C(C 1 〜C 6アルキル) 2 −、又は d)単結合であり、 【0025】 Zは a)−CH 2 CH 2 CH 2 −、 b)−CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 −、 c)−CH=CHCH 2 −、 d)−CH=CHCH 2 CH 2 −、又は e)−CH 2 CH=CHCH 2 − であり、 但しXが−NHCOCH 2 −である場合、Yは−CH 2 −となることはなく、そして Arがベンゼンであり、R 2 〜R 4が水素であり、XがNHCOであり、Yが単結合であり、Zが−CH 2 CH 2 CH 2 −であり、そしてR 1がエチル又はn−プロピルであるラセミ化合物が除かれる化合物である。 【0026】 本発明のより好ましい化合物は式Iの化合物において、式中 R 1は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)C 1 〜C 4アルコキシC 1 〜C 4アルキルであり、 【0027】 R 2は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、 c)ハロゲン、 d)置換された又は置換されていないカルバモイル、 e)置換された又は置換されていないカルバモイルオキシ、 f)C 1 〜C 2アルキルカルボニル、 g)C 1 〜C 3アルコキシカルボニル、 h)シアノ、 i)フッ素化C 1 〜C 2アルコキシ、 j)フッ素化C 1 〜C 6アルキルチオ、 k)C 1 〜C 3アルキルスルフィニル、 l)C 1 〜C 3アルキルスルホニル、 m)C 1 〜C 2アルキルスルホニルアミノ、 n)C 1 〜C 3アルキルカルボニルアミノ、又は o)C 1 〜C 3アルコキシカルボニルアミノであり、 【0028】 R 3は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 R 4は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 R 2及びR 3はそれらが結合している炭素原子と一緒になって、場合により1つ又はそれより多いさらに別のヘテロ原子を含む、及び/又は場合によりハロゲン、C 1 〜C 6アルキル、C 1 〜C 6アルコキシ、CF 3 、OH、シアノ、アミノ、C 1 〜C 6アルキル−NH−、(C 1 〜C 6アルキル) 2 −N−、CN、NH 2 SO 2 、N
2 CO−、又はC 1 〜C 6アルキル−CO−から選ばれる1つ又はより多くの置換基により置換されている、飽和又は不飽和の環を形成し、 【0029】 R 2 〜R 4のアミノ部分は場合により、環の一部分であり得る1つ又は2つのC
1 〜C 6アルキル基により置換されることがあり、 Arは a)ベンゼン、 b)ピリジン、 c)チオフェン、 d)ピラジン、 e)ピリミジン、 f)オキサゾール、 g)チアゾール、 h)ピロール、 i)ピラゾール、又は j)フランであり、 【0030】 Xは a)−NHCO−、 b)−CONH−、 c)−NH−SO 2 −、又は d)−SO 2 NH− であり、 Yは a)−CH 2 −、 b)−CH(C 1 〜C 6アルキル)−、 c)−C(C 1 〜C 6アルキル) 2 −、又は d)単結合であり、 【0031】 Zは a)−CH 2 CH 2 CH 2 −、 b)−CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 −、 c)−CH=CHCH 2 −、 d)−CH=CHCH 2 CH 2 −、又は e)−CH 2 CH=CHCH 2 − であるが、 Arがベンゼンであり、R 2 〜R 4が水素であり、XがNHCOであり、Yが単結合であり、Zが−CH 2 CH 2 CH 2 −であり、そしてR 1がエチル又はn−プロピルであるラセミ化合物は除かれる化合物である。 【0032】 本発明の特に好ましい化合物は式Iの化合物において、式中 R 1は a)H であり、 R 2は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 R 3は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 【0033】 R 4は a)H、 b)C 1 〜C 4アルキル、又は c)ハロゲンであり、 Arは a)ベンゼン、又は b)ピリジンであり、 Xは a)−NHCO−、 b)−CONH−、又は c)−NH−SO 2 − であり、 【0034】 Yは単結合であり、 Zは a)−CH 2 CH 2 CH 2 −、又は c)−CH=CHCH 2 − であるが、 Arがベンゼンであり、R 2 〜R 4が水素であり、XがNHCOであり、Yが単結合であり、Zが−CH 2 CH 2 CH 2 −であり、そしてR 1がエチル又はn−プロピルであるラセミ化合物は除かれる化合物である。 更にその上驚くべきことに、式Iの化合物の(S)−鏡像異性体は(R)−鏡像異性体より高い鎮痛活性を有しそしてこのため後者及びラセミ混合物より治療用途に好ましいことを見いだした。 【0035】 従って本発明の他の態様は一般式Iの化合物の標識したスピロ炭素に関するS
1 〜C 6アルキル」は1ないし6個の炭素原子を有する環状又は線状の、直鎖又は枝分かれ鎖の、置換された又は置換されていないアルキル基を意味する。 前記アルキルの例はメチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、n−
1 〜C 6アルコキシ」はアルキルが上で定義した通りであるO−アルキル基を意味する。 用語「C 1 〜C 4アルキル」、「C 1 〜C 3アルキル」、「C 1 〜C 2アルキル」は「C 1 〜C 6アルキル」に対応する意味を有する。 用語「ハロゲン」はフルオロ、クロロ、ブロモ及びヨード基を含む。 用語「アリール」は置換された又は置換されていないC 6 〜C 14芳香族炭化水素を意味しそしてベンゼン、ナフタレン、インデン、アントラセン、フェナントレン、及びフルオレンを含むがこれに限定されない。 【0038】 用語「置換された」は、例えば、1つ又はそれより多くのアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アミノ、チオール、ニトロ、ヒドロキシ、アシル、シアノ又はオキソ基で置換された上で定義したようなC 1 〜C 6アルキル、C 1 〜C 6アルキルアリール又はアリール基を意味する。 用語「ヘテロ原子」は窒素、酸素、硫黄又はリン原子を意味する。 【0039】 本発明の最も好ましい化合物を次の表に示す。 この化合物は中性形体又は先に述べた塩形体、例えば塩酸塩形体であることができる。 5−フルオロスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 5−フルオロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン、 (R)−5−フルオロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−
更に最も好ましい本発明の化合物 : これらの化合物も中性形体又は先に述べたような塩形体であることができる。 (S)−5−クロロ−7−フルオロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,
2 〜R 4は式Iで定義した通りであるか、又は合成過程の後においてそのような基に転化することができる)を一般式IIの化合物、又は対応する低級アルキルエステル、例えばメチル又はエチルエステル 【0047】 【化9】 (式中R 1は式Iで定義した通りであるか又は窒素保護基、例えばBoc基である)と結合させて一般式VIIの化合物を得る。 【0048】 【化10】 b)得られる一般式VIIのアミドを次にパラジウムを触媒として使用するヘック反応条件を使用して又は時に遊離基生成条件下で環化し、場合により保護基を除去後、一般式Iの化合物を得る。 【0049】 上で形成されたスピロ化合物が二重結合を含む場合、これを金属触媒を使用して水素化するか、又はこの技術分野の熟練者によく知られたその他の方法により対応する飽和化合物を得ることができる。 その後生成物は、必要により、脱保護するか又は環化し保護された中間化合物を更に、例えば有機金属試薬と反応させてアルキル又はアルキニル基が臭素又はアリール−又はアルキルスルホニルオキシ基で置換された本発明の新しい化合物を得ることができる。 【0050】 B法 a)式IVの化合物 【化11】 (式中Ar、R 2 〜R 4 、Yは式Iで定義した通りであり、そしてXは−NHCO
2である)を一般式IXの化合物 【0051】 【化12】 (式中Zは式Iで定義した通りであり、Lは臭素、ヨウ素、アリール又はアルキルスルホニルオキシ基、例えばトリフルオロメチルスルホニルオキシ基であり、
1に等しい)でアルキル化して一般式XIIの化合物 【0052】 【化13】 (式中Ar、R 2 〜R 4 、Y及びZは式Iで定義した通りであり、そしてXは−N
2であり、Aは酸素又は窒素でありそしてPGは適当な保護基であるか又は、Aが窒素の場合、式IのR 1に等しい)を得る。 【0053】 b)Aが酸素であるときには場合により変換工程が行なわれるが、この場合この技術分野で公知の方法により酸素官能基は対応するアミノ官能基に転化される。 この転化を果たす一つの適当な方法は保護基を除いて対応する第一級アルコールを生成させ、これを次に適当な脱離基、例えばトシレート基に転化させることである。 その後脱離基は適当なアミノ求核基に置き換えてAが窒素である一般式
1 〜R 4は式Iで定義した通りであるか又はR 1はベンジル保護基である)を酸化して一般式VIの化合物 【0055】 【化15】 (式中Ar、R 1 〜R 4は式Iで定義した通りであるか又はR 1はベンジル保護基である)を得るが、これは Kornet及び Thio, Journal of Medicinal Chemistry
2 〜R 4 、X及びYは式Iで定義した通りでありそしてPGはアミノ保護基である)をルテニウム又はモリブデン錯体を触媒として使用し、標準条件下で閉環して一般式VIIIの化合物 【0057】 【化17】 を得る。 このメタセシス反応は Grubbs, RH and Chang, S. による1998年、54
1 =H)を遊離することができる。 前記化合物はこの技術分野でよく知られたアルキル化法により第三級アミンに転化することができる。 有機化学文献に記述されたその他の適当な保護基は、例えば、アリルカルバメート又は4−メトキシベンジル基である。 R 2及びR 3の多くの相互変換もこの技術分野の熟練者には明らかなことである。 【0060】 このようにして製造される一般式Iの化合物はラセミ化合物である。 この技術分野でよく知られているように2つの鏡像異性体の分割は適当な溶媒例えばアセトン、水、アルコール、酢酸エチル又はそれらの混合物中でキラル酸例えばL−
1 〜R 4及びXは式Iで定義した通りであり、Lはブロミド、ヨージド、又はトリフレートでありそしてR 1は窒素保護基、例えばアルコキシカルボニル又はベンジル基であり、その中でt−ブトキシカルボニルが特に好ましくそしてXは、窒素原子を含む場合、場合によりt−ブトキシカルボニル基で置換されることがある)を含む。 【0075】 【実施例】 1. 本発明の化合物の製造 すべての化学製品及び試薬は供給者から受け取ったものを使用した。 13 C及び
1 H核磁気共鳴(NMR)スペクトルはVarian Unity 400(400MHz)分光計に記録した。 シリカゲルクロマトグラフィー(SGC)はシリカゲル60(230〜
2 −雰囲気下でジクロロメタン(30ml)に溶解しそしてトリメチルアルミニウム(ヘキサン中2.0M,8ml)を添加した。 溶液を15分間撹拌し、そこでDCM(2
3を注意深く次いでDCMを添加した。 水相をDCMで抽出した。 粗製造物をトルエンのアセトニトリルへのグラジエントを使用するシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製して表題化合物(4.5
f 0.54(トルエン/アセトニトリル 3:1)。 MS(TSP+) m/z 計算値 ([M+NH 4 ] +として)
2 −雰囲気下で乾燥アセトニトリルに溶解した。 4−ジメチルアミノピリジン(120mg,0.98mmol)及びジ−t−
3 (3×50ml)で抽出した。 製造物をトルエンのアセトニトリルへのグラジエントを使用するシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製して表題化合物を91%の収率で黄色油状物として得た。 MS(TSP+) m
2 −雰囲気下でアセトニトリル(20ml)に溶解した。 トリフェニルホスフィン(133mg,0.51mmol
2 −雰囲気下で5日間還流した。 粗製造物をトルエンのアセトニトリルへのグラジエントで溶離するシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製して表題化合物(604mg)を73%の収率で黄色油状物として得た。 R f 0.58(トルエン/アセトニトリル 3:1)。 MS(CI,N
3 ) m/z 436。 【0079】 段階D:t−ブチル 5−フルオロ−2−オキソスピロ[インドリン−3,3′−
+ :319。 【0080】 段階E:ジ−t−ブチル5−フルオロ−2−オキソスピロ[インドリン−3,3
2及びH 2 (3.5atm)を使用して2日間水素化した。 反応混合物を0
+として):321、実測値:321。 【0081】 段階F:t−ブチル5−フルオロ−2−オキソスピロ[インドリン−3,3′−
+ :321。 【0082】 段階G:5−フルオロスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン塩酸塩 段階Eからの製造物(563mg,1.34mmol)をメタノール(10mL)に溶解しそしてHCl(2.5M エーテル溶液、5mL)で処理した。 溶媒を溜去して製造物(341mg)を99%の収率で白色固体として得た。 同じ方法を段階Fからの製造物にも適用した。 MS(TSP+) m/z 計算値 ([M−Cl] +として):221、実測値:221。 【0083】 実施例2 5−フルオロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン 塩酸塩 実施例1からのアミンを手順1、方法Aを使用してアルキル化した。 粗製造物をトルエンのアセトニトリル/トリエチルアミン 100:5へのグラジエントを使用するシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製してアミンを64%の収率で得た。 13 C-NMR(CDCl 3 ) δ 182.3, 158.5(d, J 236 Hz), 136.4, 135.9, 114.4(d, J
+として):263、実測値:263。 【0084】 実施例3 (R)−5−フルオロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン塩酸塩 実施例2からの5−フルオロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,
589 22 −1.18
365 22 −10.0°(c 1.01, CHCl 3 )。 これを表題化合物に転化した。 [α] 589 22 −6.93°(c 1.01, MeOH)。 【0085】 実施例4 (S)−5−フルオロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン 実施例3から第二の鏡像異性体として62mgを集め、58%の収率そして99
589 22 +1.05°、[α] 365 22 +9.32°
3 )。 これを塩酸塩に転化した。 [α] 589 22 +6.22°
f 0.53(トルエン/アセトニトリル/トリエチルアミン 10:10:1)。 【0087】 段階B:5,7−ジフルオロ−1′−ベンジルスピロ[インドリン−3,3′−(
2 (3.5atm
+として):239、実測値:239。 【0088】 実施例6 5,7−ジフルオロスピロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−
13 C-NMR(CDCl 3 ) δ 180.3, 157.9(d, J 240Hz), 146.0 (d, J 244Mz), 137.8,
+として):281、実測値:281。 【0089】 実施例7 (S)−5,7−ジフルオロスピロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−
3 )。 (S)−5,7−ジフルオロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オンを第二のピーク(92mg)として集め、80%の収率そして98.4%の鏡像異性体過剰であった。 +0.12°(c 1.00, CHCl 3 )。 段階B:(S)−5,7−ジフルオロスピロ−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン塩酸塩 段階Aからの(S)−鏡像異性体を塩酸塩に転化して表題化合物を白色固体として得た。 6.20°(c 1.00, MeOH)。 【0090】 実施例8 1′,5−ジメチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン塩酸塩 表題化合物を2−ブロモ−4−メチル−アニリン及びアレコリン 臭化水素酸塩から実施例1に記述のように製造した。 MS(TSP+) m/z 計算値 ([M
+として):231、実測値:231。 【0091】 実施例9 5−メチル−1′−イソプロピル−スピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン塩酸塩 表題化合物を2−ブロモ−4−メチル−アニリン及びメチルN−ベンジル−1
+として):2
+として)
+として):439、441、実測値:439、441。 【0094】 実施例12 4−メチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン塩酸塩 表題化合物を2−ブロモ−3−メチルアニリンを出発物質として実施例9に記述のようにして得た。 [M] + :217、実測値:217。 これを塩酸塩に転化した。 【0095】 実施例13 4−メチル−1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]
13 C-NMR(CDCl 3 ): δ 181.4, 141.0, 134.6, 130.4, 127.9, 125.2, 107.5, 61
13 C-NMR (CDCl 3 ): δ 181.5, 141.1, 134.7, 130.8, 127.8, 125.2, 10
+として):259、実測値:2
+ :217、実測値:217。 【0098】 実施例16 (S)−(+)−4−メチル−1′−プロピルスピロ[インドリン−3,3′−
+ :21
+ :219, 実測値:219。 【0101】 実施例19 スピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン)−2−オン塩酸塩段階A:t−ブチル 5−(2−ブロモフェニルカルバモイル)−1,2,5,6−
4 ] +として):398、400, 実測値:398, 400。 【0102】 段階B:t−ブチル 3−[(2−ブロモフェニル)−(t−ブトキシカルボニル)−カルバモイル]−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン)−1−カルボキシレート 段階Aからの化合物をDCMに溶解しそしてジ−tert−ブチルジカーボネート(1.2当量)、トリエチルアミン(1.2当量)及びジメチルアミノピリジン(0.07当量)を添加することにより表題化合物にBoc化した。 MS(TS
4 ] +として):498、500、実測値:49
13 C-NMR(d 4 -MeOH): 180.6, 140.5, 129.5, 129.2, 122.8, 122.7, 110.5, 47.
13 C NMR (CD 3 OD): δ 9.6, 19.8, 31.3, 46.3, 54.2, 54.3, 55.1, 11
13 C NMR(CDCl 3 ):δ 17.6, 17.7, 21.7 32.1, 48.6, 48.8, 54.0, 54.8, 109.6
4 ): m/z (
13 C NMR(CDCl 3 ): δ 21.2, 31.3, 48.4, 53.3, 58.1, 61.6, 109.5, 117.2, 1
4 ):m/
13 C NMR(CDCl 3 ): δ 3.8, 4.0, 8.3, 21.4, 31.8, 48.6, 53.3, 58.4, 63.6,
4 ):m/
13 C-NMR(CDCl 3 ): δ 14.1, 20.6, 21.7, 29.1, 32.0, 49.0, 53.8, 58.5, 58.
+ , 25/100)。 【0110】 実施例26 1′−s−ブチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン この化合物は手順1、方法Aによりスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン)−2−オン及び2−ブタノン(3当量)の反応により製造した。 収率:46
13 C NMR(CDCl 3 ): δ 11.5, 11.6, 13.3, 13.3, 21.7, 21.9, 26.4, 26.5, 32.
4 ):m/z (相対強度) 259(M+1, 100)。 【0111】 実施例27 1′−イソブチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン塩酸塩 この化合物は手順1、方法Aによりスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン)−2−オン及びイソブチロアルデヒド(3当量)の反応により製造した。 S
2による精製(溶離剤:DCM/MeOH)2回実施。 収得量:88mg。 13 C NMR(CD 3 OD): δ 21.2, 21.3, 22.7, 26.7, 32.9, 50.2, 55.4, 60.4, 68.
4 ):
13 C NMR of the HCl-salt(CD 3 OD): δ 14.4, 19.4, 26.1, 26.9, 31.2, 46.1,
4 ):m/z (相対強度) 257(M+1, 100)。 【0113】 実施例29 1′−メトキシエチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン塩酸塩 この化合物は手順1、方法Bによりスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン)−2−オン及び2−クロロエチル メチルエーテル(1.2当量)及びヨウ化カリウム(触媒量)の反応により製造した。 EtOAcを抽出に使用した。 収率:74%。 13 C NMR(CDCl 3 ): δ 21.8, 31.8, 48.8, 54.2, 58.0, 58.8, 59.2, 70.8, 109
+ , 16/100)。 【0114】 実施例30 1′−メチルチオエチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン塩酸塩 この化合物は手順1、方法Bによりスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン)−2−オン、2−クロロエチル メチルスルフィド(1.2当量)及びヨウ化カリウム(触媒量)の反応により製造した。 13 C NMR(CDCl 3 ): δ 15.9, 21.7, 31.8, 31.9, 48.9, 53.3, 58.0, 58.8, 109
+ , 16/100)。 【0115】 実施例31 1′−メトキシプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン塩酸塩 この化合物は手順1、方法Bによりスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン)−2−オン、3−クロロプロピルメチルエーテル(1.2当量)及びヨウ化カリウム(触媒量)の反応により製造した。 13 C NMR(CDCl 3 ): δ 21.8, 27.3, 32.0, 48.8, 53.8, 55.4, 58.8, 58.9, 71.
+ , 15/100)。 【0116】 実施例32 (S)−1′−(3−フルオロプロピル)スピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン塩酸塩 このラセミ化合物は手順1、方法Bによりスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン)−2−オンを1−ブロモ−3−フルオロプロパン(1.0当量)と反応させることにより製造した。 EtOAcを抽出に使用した。 収率:69%。 13 C NMR(CDCl 3 ): δ 21.8, 28.0(d, J F =20Hz), 31.8, 48.9, 53.9, 54.3(d, J
F =5Hz), 58.7, 81.7, 83.3, 110.0, 122.0, 126.2, 127.7, 134.7, 140.3, 182.
D 20
2 O)であった。 ジ−p−トルオイル−L−酒石酸塩のX線結晶解析により絶対配置を確証した。 【0118】 実施例34 (R)−(−)−1′−プロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]
3 /酢酸エチルで処理すると左旋性アミンになった。 これを1モル当量のジ−p−トルオイル−L−酒石酸で処理しそして塩を50%エタノール水から結晶化させた。 実施例27と同様な更なる処理により(R)−1′−プロピルスピロ[インドール−3,3′−ピペリジニウム]−2−オン 塩酸塩(1.
D 20 −91°(c 1.00, H 2 O)。 【0119】 実施例35 スピロ[インドリン−3,3′−ペルヒドロアゼピン]−2−オン段階A:N−ベンジル−4−(3−インドリル)−ブタンアミン 水素化リチウムアルミニウム(4.8g)を乾燥THF(200mL)中のN−
2で48時間水素化した。 蒸発及び抽出による後処理により表題化合物を黄色油状物(1.5
+ , 100)。 これを表題化合物に転化した。 【0123】 実施例36 1′−プロピルスピロ[4−アザインドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン段階A:tert−ブチル 3−[(2−ブロモ−3−ピリジル)カルバモイル]−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−1−カルボキシレート 2−ブロモ−3−ピリジンアミン(3.0g, 17.3mmol)及び1,2,5,6
2で3
13 C NMR, δ ppm: 12.9, 20.6, 22.0, 31.0, 49.0, 55.2, 58.1, 62.0, 117.3
13 C NMR, δ ppm: 15.1, 21.8, 22.0, 29.6, 31.0, 49.0, 55.3, 58.2, 60.0,
13 C NMR, δ ppm: 21.6, 21.9, 22.0, 26.3, 30.9, 49.1, 55.8, 58.4, 67.8,
2で20時間水素化し、シリカゲル上のクロマトグラフィー分離の後表題化合物を得た。 脱塩素化化合物も40%の収率で得た。 【0133】 段階D:5−クロロ−スピロ[7−アザインドリン−3,3′−ピペリジン]−
13 C NMR, δ ppm: 12.8, 21.0, 22.8, 32.3, 49.9, 54.5, 59.3, 61.4, 118.6
13 C NMR, δ ppm: 12.7, 20.8, 22.7, 32.2, 50.3, 54.1, 59.3, 61.4, 123.3
3水溶液でクェンチした。 クロロホルムへの抽出による後処理、溶離剤としてヘプタン中の40%酢酸エチルを使用するシリカゲルによる精製により表題化合物(86%)を得た。 【0136】 段階B:4−(6−メチル−3−トリフルオロメタンスルホニルオキシピリド−
13 C NMR, δ ppm: 12.8, 21.0, 22.9, 24.2, 32.4, 49.7, 54.7, 59.6, 61.4,
13 C NMR(CDCl 3 ): δ 169.44, 150.10, 131.77, 131.58, 128.51, 124.14, 121
3 ):245(M+
2 O中のHClでこれを処理して製造した。 元素分析(C 12 H 21 ClN 2 Oとして): 計算値:C, 64.13;H, 7.53;N, 10.01 実測値:C, 64.25;H, 7.6 ;N, 10.0 【0142】 実施例43 スピロ[3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン塩酸塩段階A:1−t−ブチル 3−エチル 3−(2−ニトロベンジル)−1,3−ピペリジンジカルボキシレート THF(10ml)中の1−t−ブチルオキシカルボニル−3−ピペリジンカルボン酸エチル(1.5g)の溶液にリチウム ヘキサメチルジシラジド(THF中1M溶液の8.74ml)を−78℃で添加した。 THF(5ml)中の2−ニトロベンジルブロミド(1.5g)の溶液を−78℃で滴加しそして反応混合物を室温まで到達させた。 後処理及び溶離剤として酢酸エチル/石油ベンジン 5:1を使用するシリカゲルのクロマトグラフィーにより1.3gの表題化合物を得た。 【0143】 段階B:1′−t−ブチル スピロ[3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−3,3
13 C NMR(CD 3 OD, 400MHz): δ 20.24, 29.95, 37.14, 38.83, 45.01, 50.28, 1
13 C NMR(CDCl 3 , 400MHz): δ 11.74, 19.85, 21.18, 29.12, 33.28, 40.82, 5
2 O中のHClで沈殿させて塩酸塩に転化した。 【0146】 実施例45 1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]塩酸塩 THF(10ml)中の1′−イソプロピルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2−オン(0.2g)の溶液にTHF中のボラン−ジメチルスルフィド錯体(2M溶液、O.90ml)を添加した。 反応混合物を1時間還流した。
13 C NMR(CDCl 3 , 400MHz): δ 16.3, 19.6, 23.7, 35.1, 46.2, 50.2, 54.9, 5
13 C NMR(CDCl 3 , 400MHz): δ 22.9, 34.1, 46.1, 46.6, 55.5, 65.0, 81.0, 1
13 C NMR(CDCl 3 ): δ 12.1, 20.2, 22.8, 34.8, 46.2, 54.1, 60.5, 63.0, 81.
3溶液との間で分配した。 有機層をMgSO 4で乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させそして残った油状物をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して1.0gの表題化合物を収得した。 MS(TSP+) m/z [M+H] + :339。 【0152】 段階B:2−(1−ベンジル−1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル)
4 (0.14g)を0℃で1時間の間少しづつ添加した。 添加が完了したら、得られる混合物を室温まで温まらせそして一晩撹拌した。 水を注意深く添加しそして得られる混合物を真空下で濃縮した。 残留物を酢酸エチルで2回抽出した。 有機層をMgSO 4で乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させそして残った油状物をフラッシュクロマトグラフィーにより精製して1.0gの表題の製造物を収得した。 MS(TSP+) m/z [M+H] + :433。 【0153】 段階C:1′−ベンジルスピロ[3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−4,3′−
2 −雰囲気下で溶解した。 0.5時間後、トリ−o−トリルホスフィン(90mg)及び酢酸パラジウム(36mg)を一度に添加した。 混合物をN 2 −雰囲気下で18時間還流した。 粗製造物をシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製しそして酢酸エチルで溶離して表題化合物(0.3g)を黄色油状物として得た。 MS(TSP+) m/z [M+H] + :305。 【0154】 段階D:スピロ[3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−4,3−ピペリジン]−2
2 (3.5a
3溶液に溶解しそして水層をDCMで3
4で乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させて0.13
13 C NMR(CDCl 3 , 400MHz): δ 22.0, 33.3, 36.2, 38.3, 46.5, 54.3, 116.1,
2 O中のHClで沈殿させて塩酸塩に転化した。 【0155】 実施例49 (S)−(−)−5−メチルスピロ[7−アザインドリン−3,3′−(1,2,
+ :216。 [α] 589 22 −36°(c 1
13 C-NMR(d 4 -MeOH): 177.6, 152.5, 143.0, 135.6, 131.7, 129.8, 127.4, 123
589 22 +39°(c 1.04, MeOH)。 【0161】 実施例51 (S)−5,6−ジメチルスピロ[7−アザインドリン−3,3′−(1,2,3,
+ :410及び412。 【0162】 段階B:t−ブチル3−[N−(3−ブロモ−5,6−ジメチル−2−ピリジル)−N−(tert−ブトキシカルボニル)カルバモイル]−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−1−カルボキシレート 段階Aからの化合物を実施例36、段階Bに記述されたように100%の収率で粗表題化合物に転化した。 MS(TSP+) m/z [M−Boc+1] + :4
+ :330。 【0165】 段階E:(S)−t−ブチル 5,6−ジメチル−2−オキソ−1,1′−スピロ[7−アザインドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−
+ :230。 1 H-NMR(d 4 -MeOH): 7.80(s, 1H), 6.11(d, 1H), 5.54(d, 1H), 3.75(m, 2H), 3
13 C-NMR(D 2 O), δ: 42.1, 45.5, 48.0, 123.7, 126.2, 126.7, 127.7, 135.2,
+ :235。 【0170】 実施例54 (R)−6−メチルスピロ[7−アザインドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン二塩酸塩 13 C-NMR(D 2 O): δ 20.3, 42.0, 45.2, 47.3, 120.5, 123.1, 124.7, 127.3, 1
+ :216。 【0172】 実施例56 (S)−7−フルオロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン塩酸塩 13 C-NMR(d 4 -MeOH): 179.7, 149.9, 147.5, 133.3, 131.0, 130.4, 126.3, 125
+ :219。 【0174】 実施例58 (S)−4−メチルスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン塩酸塩 13 C NMR(d 4 -MeOH): 180.1, 143.4, 137.0, 131.0, 127.1, 126.4, 126.3, 125
+ :215。 【0176】 実施例60 (S)−スピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン塩酸塩 MS(TSP+) m/z [M+H] + :201。 13 C-NMR(d 4 -MeOH): δ 180.0, 141.6, 131.1, 127.1, 125.5, 125.4, 124.3,
+ :201。 【0178】 実施例62 (R)−5,7−ジフルオロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン塩酸塩 MS(TSP+) m/z [M+H] + :237。 【0179】 実施例63 (S)−5,7−ジフルオロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン塩酸塩 MS(TSP+) m/z [M+H] + :237。 【0180】 実施例64 (R)−5−トリフルオロメトキシスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,
13 C-NMR(d 4 -MeOH): 179.9, 146.1, 142.4, 132.1, 126.0, 125.9, 124.3, 123
+ :285。 【0182】 実施例66 (R)−5−クロロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン塩酸塩 MS(TSP+) m/z [M+H] + :235。 1 H-NMR(d 4 -MeOH): 7.4(m, 1H), 7.37(d, 1H), 6.97(d, 1H), 6.22(d, 1H), 5.
+ :235。 【0184】 実施例68 (R)−5−クロロ−7−フルオロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,
+ :253。 1 H-NMR(d 4 -MeOH): 7.3(m, 2H), 6.2(m, 1H), 5.7(m, 1H), 3.9(m, 1H), 3.6(m
+ :253。 【0186】 実施例70 (R)−7−クロロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン塩酸塩 MS(TSP+) m/z [M+H] + :235。 13 C-NMR(d 4 -MeOH): 180.0, 141.6, 132.5, 131.4, 126.7, 126.1, 125.6, 124
+ :235。 【0188】 実施例72 (S)−6−クロロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン塩酸塩 MS(TSP+) m/z [M+H] + :235。 13 C-NMR(d 4 -MeOH): 180.4, 145.1, 137.0, 129.4, 127.0, 126.8, 126.0, 124
13 C-NMR(CDCl 3 ) δ 180.2, 140.6, 134.1, 131.2, 130.4, 127.0, 125.9, 125
+として):215、実測値:
+ :219。 1 H-NMR(d 4 -MeOH): 7.1, 7.0, および6.9(3m, 3H), 6.18(d, 1H), 5.57(d, 1H)
+ :235。 【0192】 実施例76 (R)−4−メトキシスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン塩酸塩 MS(TSP+) m/z [M+H] + :231。 13 C-NMR(CDCl 3 ) δ 179.7, 157.7, 144.2, 132.6, 126.5, 124.5, 115.8, 107
+ :231。 【0194】 実施例78 (S)−7−フルオロ−5−メチルスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,
+ :233。 【0195】 実施例79 (S)−フルオロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン塩酸塩 MS(TSP+) m/z [M+H] + :220。 【0196】 実施例80 (S)−6−フルオロスピロ[インドリン−3,3′−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン)]−2−オン塩酸塩 MS(TSP+) m/z [M+H] + :219。 1 H NMR(CD 3 OD): δ 7.1(m, 1H), 6.6(m, 2H), 6.0(d, 1H), 5.5(d, 1H), 3.7(
+ :231。 1 H NMR(CDCl 3 , 400MHz) δ 6.9(d, 1H), 6.8(dd, 1H), 6.7(d, 1H), 6.1(d, 1
+ :237。 【0201】 実施例85 スピロ[インドリン−3,3′−(1,3,4,7−テトラヒドロ−2H−アゼピン)]−2−オン塩酸塩段階A:3−アリル−3−[アリル(メチル)アミノメチル]−インドリン−2
2 Oで処理してBoc化しそして生成物を溶離剤としてヘプタン/PrOH 9:1を使用するKirasil TBBカラム上のクロマトグラフィーに当て、2つのピークを集めた。 【0204】 段階D:(S)−スピロ[インドリン−3,3′−(1,3,4,7−テトラヒドロ−2H−アゼピン)]−2−オン塩酸塩 段階Cの第二のピークからの物質(47mg)をメタノール(5ml)に溶解しそしてエーテル(1.5ml)中のHClで室温で一晩処理した。 溶媒を除去後表題化合物を得た。 MS(TSP+) m/z [M+H] + :215。 13 C NMR: (CD 3 OD): 181.0, 142.1, 132.7, 132.2, 130.4, 125.7, 124.8, 123
3 )、合わせた有機相の乾燥及び蒸発により粗製造物を得た。 フラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO 2 、溶離剤:トルエン/アセトニトリル/
2 、溶離剤:アセトン/イソヘキサン又はトルエン/アセトニトリル/トリエチルアミン)による精製で表題化合物を得た。 【0207】 手順2:キラルHPLCによるラセミ化合物の分割の実施例 1′−イソプロピルメチルスピロ[インドリン−3,3′−ピペリジン]−2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 7識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 1/06 A61P 1/06 1/14 1/14 3/10 3/10 15/00 15/00 17/02 17/02 17/04 17/04 19/02 19/02 21/00 21/00 21/02 21/02 25/00 25/00 25/04 25/04 25/06 25/06 25/08 25/08 25/14 25/14 25/16 25/16 25/18 25/18 25/20 25/20 25/28 25/28 25/30 25/30 25/32 25/32 25/34 25/34 25/36 25/36 29/00 29/00 101 101 31/18 31/18 35/00 35/00 41/00 41/00 43/00 111 43/00 111 C07D 471/20 C07D 471/20 487/10 487/10 491/107 491/107 495/10 495/10 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 C07M 7:00 C07M 7:00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ブリト・マーリー・スワーン スウェーデン国エス−151 85セーデルテ イエ. アストラゼネカ・アール・アンド・ ディー・セーデルテイエFターム(参考) 4C050 AA04 AA07 BB04 BB07 CC10 CC16 EE01 EE02 FF01 GG02 GG03 HH01 4C065 AA15 AA16 AA18 BB04 BB05 BB09 CC01 CC03 DD02 DD03 DD04 EE02 EE03 HH01 HH09 JJ01 JJ09 KK01 KK09 LL01 LL02 LL04 PP01 QQ01 QQ05 4C071 AA04 BB02 CC02 CC21 EE13 FF03 GG01 HH04 KK01 LL01 4C086 AA01 AA02 AA03 AA04 CB05 CB09 CB11 CB22 CB26 GA16 MA01 MA02 MA03 MA04 MA05 NA08 NA14 ZA01 ZA02 ZA05 ZA06 ZA08 ZA16 ZA22 ZA29 ZA34 ZA66 ZA68 ZA81 ZA89 ZA94 ZA96 ZB11 ZB15 ZB26 ZC35 ZC41 ZC55 4H039 CA42 CH20 |