专利类型 | 发明专利 | 法律事件 | |
专利有效性 | 失效专利 | 当前状态 | |
申请号 | JP50055798 | 申请日 | 1997-03-25 |
公开(公告)号 | JPH11510774A | 公开(公告)日 | 1999-09-21 |
申请人 | リヴァーウッド インターナショナル コーポレーション; | 申请人类型 | 其他 |
发明人 | ディスラド,ジェフ; モンクリーフ,フランク; | 第一发明人 | ディスラド,ジェフ |
权利人 | リヴァーウッド インターナショナル コーポレーション | 权利人类型 | 其他 |
当前权利人 | リヴァーウッド インターナショナル コーポレーション | 当前权利人类型 | 其他 |
省份 | 当前专利权人所在省份: | 城市 | 当前专利权人所在城市: |
具体地址 | 当前专利权人所在详细地址: | 邮编 | 当前专利权人邮编: |
主IPC国际分类 | B65B43/52 | 所有IPC国际分类 | B65B43/52 ; B65B5/06 ; B65B21/04 ; B65B23/00 ; B65G15/20 |
专利引用数量 | 0 | 专利被引用数量 | 0 |
专利权利要求数量 | 0 | 专利文献类型 | A |
专利代理机构 | 专利代理人 | ||
摘要 | (57)【要約】 フレームと、カートン通路に沿ってカートンを運ぶために該フレームに設置されているカートンコンベアと、飲料用缶のような物品を予め決められた寸法のグループにグループ分けし、該グループを該カートン通路に沿って動く開いたカートンの方向へ、更にその中へ動かすための取り入れコンベア組立体とを具備する物品 包装 機械を開示する。 該カートンに物品が詰められると該カートンの開いた端部のフラップに接着材が付けられ、該フラップは重ね畳まれる。 ばね付勢された自由浮動型の加圧部には相互方向へ弾性的にばね付勢された1対の対向する加圧ベルト組立体があり、該接着剤を固めるために該容器の端部に圧 力 を加え、該包装されたカートンの端部を閉じるようにシールする。 該カートンがシールされると、該カートンは1対の対向する放出ベルト組立体により該包装機械から放出される。 | ||
权利要求 | 【特許請求の範囲】 1. 瓶又は缶のような物品を予め成形されたカートン内に包装するための物品包装機械に於いて、前記包装機械が、 フレームと、 予め決められたカートン通路に沿ってカートンを運ぶために前記フレームに設置されたカートンコンベア手段と、 所定の通路に沿って物品を運ぶための、かつ、グループ化された該物品を前記カートン通路に沿って動く開いたカートンに差し向けるための前記カートン通路の1つの側上にある取り入れコンベアとを具備しており、 前記カートン通路は前記カートン通路に沿って運ばれるカートンを受け入れるための取り入れ端部と、充填済みカートンが前記カートン通路から取り出される取り出し端部を有しており、 前記包装機械は更に、該カートンの端部を閉じるようシールするために該カートンが前記カートン通路の該取り出し端部に向かって動く時、充填済みカートンの該端部に内向きの圧力を加えるために前記カートン通路の前記取り出し端部に隣接して設置された加圧用組立体を具備しており、 前記加圧用組立体は、前記カートン通路の1つの側に配置された第1の移動すすエンドレスベルトを備えており、該第1のエンドレスベルトのフライトは該カートンが前記カートン通路に沿って動く時充填済みカートンの1端部を支持するよう配置されており、又前記加圧用組立体は、前記カートン通路の該反対の側に配置された第2の移動するエンドレスベルトを備えており、該第2のエンドレスベルトのフライトは該カートンが前記カートン通路に沿って動く時充填済みカートンの該反対の端部を支持するよう配置されており、 前記包装機械は更に、該カートンが前記フライト間を移動する時該カートンの対向する端部間の間隔のカートン毎の変動に適応するために、実質的に前記フライトの全長に沿って前記第1及び第2の移動するエンドレスベルトの前記フライトを相互方向に弾性的に付勢させる手段を具備していることを特徴とする物品包装機械。 2. 請求項1記載の物品包装機械に於いて、前記第1及び第2エンドレスベルトの前記フライトの各々が前記カートン通路に面する前面と前記前面に対向する背面を有し、前記フライトを弾性的に付勢させる前記手段が、前記フライトの1つの前記背面を支持するよう配置された第1の直立する支持板を有する第1のブラケットと、前記フライトの該他の1つの前記背面を支持するよう配置された第2 の直立する支持板を有する第2のブラケットと、前記第1及び第2ブラケットを相互に近づき、離れる相対運動のために前記フレームに移動可能に設置するための設置手段と、前記第1及び第2ブラケットを相互方向に弾性的に付勢させるための付勢手段とを具備することを特徴とする物品包装機械。 3. 請求項2記載の物品包装機械に於いて、前記設置手段がリニアベアリングを含むことを特徴とする物品包装機械。 4. 請求項2記載の物品包装機械に於いて、前記付勢手段が前記ブラケットの各々に設置された停止ブロックと、前記停止ブロックの各々に隣接して前記フレームに設置された対応するばねブロックと、各ばねブロックとその対応する停止ブロック間に圧縮された圧縮ばねを具備することを特徴とする物品包装機械。 5. 請求項4記載の物品包装機械が更に各停止ブロックからその対応するばねブロックを摺動可能に介して突出する整合用ロッドを具備しており、前記圧縮ばねが前記ブロック間で前記整合用ロッドを囲んでいることを特徴とする物品包装機械。 6. 請求項2記載の物品包装機械に於いて、前記移動するエンドレスベルトの各々は1対の離間したスプロケットの回りに延在しており、前記スプロケットの少なくとも1つは前記ベルトを動かすよう駆動されることを特徴とする物品包装機械。 7. 請求項6記載の物品包装機械に於いて、前記移動するエンドレスベルトの各々の前記スプロケットの少なくとも1つは前記ブラケットに設置されていることを特徴とする物品包装機械。 8. 請求項2記載の物品包装機械が更に前記フライトの各々の該背面上に整合用リブと、前記支持板の各々に沿って延在し、対応する整合された溝を有し、前記フライトを垂直の整合状態に維持するために前記リブが前記溝内へ載置されていることを特徴とする物品包装機械。 9. フレームと、取り入れ端部と取り出し端部を有する予め決められたカートン通路に沿いカートンを運ぶためのカートンコンベアと、前記カートン通路に沿って動く開いたカートンに向かいその中へグループとなった物品を差し向けるための前記カートン通路に隣接する物品用コンベア組立体とを備える物品包装機械であって、該機械の改良は、 該カートンが該カートン通路の該取り出し端部に向かって動く時にカートンの対向する端部に圧力を加えるために該カートン通路の該取り出し端部に隣接して前記フレームに設置された浮動式の加圧用組立体を具備しており、 前記加圧用組立体が該カートン通路の1つの側の上に位置する第1の動くエンドレスベルトを備えており該第1の動くエンドレスベルトのフライトが該カートン通路に沿って動くカートンの1端を支持するよう位置しており、前記組立体は更に該カートン通路の該反対の側の上に位置する第2の動くエンドレスベルトを備えており該第2の動くエンドレスベルトのフライトが該カートン通路に沿って動くカートンの該反対の端部を支持するよう位置しており、前記組立体は更に該カートンが該フライト間を動く時にカートンの対向する端部間の間隔のカートン毎の変動に適応するために、該フライトの実質的に全長に沿って前記フライトの各々を該カートン通路に向かって、かつ、相互に向かって弾性的に付勢させるための手段を具備していることを特徴とする改良。 10. 請求項9記載の改良に於いて、前記フライトの各々が、該カートン通路に面する前側と前記前側の反対側に裏側を有しており、前記弾性的に付勢させるための手段が、該カートン通路に近づき遠ざかる移動のために前記フレームに設置された第1のブラケットを有しており、前記第1のブラケットは前記第1の動くエンドレスベルトのフライトを支持して該フライトの裏側に位置する支持板と、 前記第1のブラケットを該カートン通路の方へ弾性的に付勢させる手段とを備えており、該前記弾性的に付勢させる手段は更に該カートン通路に近づき遠ざかる移動のために前記フレームに設置された第2のブラケットを有しており、前記第2のブラケットは前記第2の動くエンドレスベルトの該フライトを支持して該フライトの該裏側に位置する支持板と、前記第2のブラケットを該カートン通路の方へ弾性的に付勢させる手段とを備えていることを特徴とする改良。 11. 請求項10記載の改良に於いて、前記ブラケットの各々を弾性的に付勢させる前記手段が前記ブラケット上の停止ブロックと前記フレーム上の対応するばねブロックの間で加圧された少なくとも1つの圧縮ばねを有することを特徴とする改良。 12. 請求項11記載の改良が更に、前記ばねブロックを摺動可能に介して前記停止ブロックから突出する整合用ロッドを具備しており、前記圧縮ばねが前記整合用ロッドを囲んでいることを特徴とする改良。 13. 物体の通路に沿って動く物体の対向する端に圧縮力を加える装置に於いて、 前記装置が、前記通路に沿う物体の動く方向に前記物体通路の対向する側に沿って延在し、かつ、動く、離間したフライトを有する1対の動くエンドレスベルトと、物体が前記フライト間を動く時に物体の幅の物体毎の変動に適応するために前記離間したフライトの実質的に全長に沿って前記フライトを前記通路に向かって、かつ、相互に向かって弾性的に付勢させるための手段とを具備することを特徴とする装置。 14. 物体の通路に沿って動く物体の対向する端に圧縮力を加える方法に於いて、前記方法が、 (a)該物体通路の1つの側に沿って延在する第1のフライトを有する第1 の動くエンドレスベルトを備える工程と、 (b)該物体通路の該反対側に沿って延在する第2のフライトを有する第2 の動くエンドレスベルトを備える工程と、 (c)該第1のフライトの実質的に全長に沿って該第1のフライトを該物体通路の方へ弾性的に付勢させる工程と、 (d)該第2のフライトの実質的に全長に沿って該第2のフライトを該物体通路の方へ弾性的に付勢させる工程とを具備しており、弾性的に付勢された位置にある時に該第1と該第2のフライト間の間隔が該物体通路に沿って動く物体の対向する端間の間隔より少ないことを特徴とする方法。 15. 予め成形されたカートンに瓶又は缶のような物品を包装するための物品包装機械に於いて、前記包装機械が、 フレームと、 予め決められたカートン通路に沿ってカートンを運ぶための前記フレームに設置されたカートンコンベア手段と、 物品を所定の通路に沿って運び、前記カートン通路に沿って動く開いたカートンに向かってグループ化された該物品を差し向けるための前記カートン通路の1つの側の上の取り入れコンベア組立体とを具備しており、 前記カートン通路は、前記カートン通路に沿って運ばれるべきカートンを受け入れるための取り入れ端部と前記カートン通路から充填ずみカートンが取り出される取り出し端部を有しており、 前記包装機械は更に該カートン通路からカートンを放出するための前記カートン通路の前記取り出し端部に隣接して設置された放出ベルト組立体を具備しており、 前記放出ベルト組立体は上流端部と下流端部とを有しており、かつ、前記カートン通路の1つの側に位置する第1の動くエンドレスベルトを備えていて前記第1のエンドレスベルトのフライトは充填済みカートンの1つの端部を支持して位置すると共に、該組立体は又前記カートン通路の該他の側に位置する第2の動くエンドレスベルトを備えていて前記第2のエンドレスベルトのフライトは充填済みカートンの該反対の端部を支持して位置しており、 前記包装機械は更に、前記放出ベルト組立体の該上流端部で前記第1の動くエンドレスベルトが回りに延在する第1の取り入れプーリと前記放出ベルト組立体の該上流端部で前記第2の動くエンドレスベルトが回りに延在する第2の取り入れプーリを具備しており、前記第1及び第2取り入れプーリは前記カートン通路を挟んで相互に対向しており、 前記包装機械は更に、前記第1及び第2取り入れプーリを前記カートン通路の方へかつ相互の方へ弾性的に付勢させる手段を具備していることを特徴とする包装機械。 16. 請求項15記載の物品包装機械に於いて、前記第1及び第2取り入れプーリを弾性的に付勢させる前記手段が、前記通路に近づき、遠ざかる選択的移動のために前記カートン通路の1つの側に設置された第1のブラケットと、前記カートンに近づき、遠ざかる選択的移動のために前記カートン通路の該他の側に設置された第2のブラケットを具備しており、前記第1及び第2取り入れプーリはそれぞれ前記第1及び第2ブラケットに設置されており、前記包装機械は更に前記第1及び第2ブラケットを前記カートン通路方向の内側へ配置された位置へ弾性的に付勢させる手段を具備していることを特徴とする包装機械。 17. 請求項16記載の物品包装機械に於いて、前記第1及び第2ブラケットは前記カートン通路を挟んで相互に対面する直立した板を備えており、前記第1及び第2放出ベルトの前記フライトは前記直立する板に沿って載置されていることを特徴とする物品包装機械。 18. 予め成形されたカートンがカートン通路に沿って動く時に、瓶又は缶のような物品が該カートンに包装される物品包装機械内で、該包装機械から包装されたカートンを放出するための放出ベルト組立体に於いて、前記放出ベルト組立体が前記カートン通路の1つの側に沿って離間した第1取り入れプーリと第1取り出しプーリと、前記カートン通路の該反対の側に沿って離間した第2取り入れプーリと第2取り出しプーリと、前記第1取り入れプーリと前記第1取り出しプーリの回りに延在しており該カートン通路に面するフライトを有する第1のエンドレスベルトと、前記第2取り入れプーリと前記第2取り出しプーリの回りに延在しており該カートン通路に面し、かつ、該カートン通路を挟んで前記第1のエンドレスベルトの前記フライトに面しているフライトを有する第2のエンドレスベルトと、前記プーリの少なくとも1つを該カートン通路に向かって弾性的に付勢させるための付勢手段とを具備することを特徴とする前記放出ベルト組立体。 19. 請求項18記載の放出ベルト組立体に於いて、前記付勢手段が前記第1取り入れプーリ前記カートン通路の方向に弾性的に付勢させることを特徴とする放出ベルト組立体。 20. 請求項19記載の放出ベルト組立体に於いて、前記付勢手段が前記第1及び前記第2取り入れプーリの両方を前記カートン通路の方向へ、かつ、前記カートン通路を挟んで相互方向へ弾性的に付勢させることを特徴とする放出ベルト組立体。 21. 請求項20記載の放出ベルト組立体に於いて、前記付勢手段が更に前記第1及び第2エンドレスベルトの前記フライトを前記カートン通路の方向へ、かつ、相互方向へ弾性的に付勢させることを特徴とする放出ベルト組立体。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 自由に浮動する加圧部を有する包装機械 発明の属する技術分野 本発明は一般的には、物品を予め決められた数のグループにグループ分けし、 グループをカートン通路に沿って動く予め成形された厚紙カートンのような開いた容器内に差し向ける包装機械に関する。 更に特定すると清涼飲料容器の包装機械、特にこの種機械の加圧部に関する。 従来技術の説明 瓶や缶等の物品を予め成形された板紙カートンのようなまとめ用容器内に包装する様々な種類の包装機械又はカートン詰め装置が設計されている。 この種の包装機械の究局的に意図された目標は同じ、すなわち所望の数の物品を特定の向きに揃え包装することであるが、この目標を達成する方法や装置は多岐に亘っている。 典型的には物品を大体の容器の寸法に対応して何らかの態様でグループ分けし、該グループ分けされた物品が該容器に移される。 最終工程で該容器は該物品グループを囲み閉じられる。 これらの容器は、実質的に平らで該物品グループを囲み折り曲げられる折り目付きのカートンブランクであるか、部分的に成形され端部が開いている容器の1開放端部を通して物品が中へ差し向けられるか、どちらかである。 次いで該容器の端部は閉じられるが、それは開放端部を横切りフラップを曲げると共に、該フラップに接着剤を付け、その後予め決められた時間該フラップに圧力を掛け該接着材を固定するようにし、こうして該カートンが閉じるようシールすることに依っている。 このような包装機械の1例は係属中の米国出願番号第08/118,111号に開示されており、その仕様をここでは組み合わせ参照している。 最近の多くの包装機械では、開いたカートンがカートン通路に沿い、間を隔てたエンドレスチエーンコンベアの上側フライト(flight)に連結された直立する数対の押し突起により運ばれる。 典型的に、該突起は、該カートン通路上の連続するカートンの間で上方に延在し、該通路に沿って該カートンを押すために該エンドレスチエーンコンベアに沿って動く。 該カートンが該カートン通路に沿って運ばれると、飲料用缶のような不規則に並んだ物品は隣接する取り入れコンベア組立体によりグループに形成され、次いで該物品グループは該カートン通路に沿って動く開いたカートンに向かい、その中へ連続的に移動する。 各カートンが充填されると、その開いた端部のフラップに接着剤が付けられ、 該フラップは相互に折り重ねられ、該カートンの端部は閉じられる。 該閉じたカートンは次いで該機械の加圧部に入る。 該加圧部では該カートンは1対の移動加圧ベルトの間を動き、そこで、該接着剤が固まり、該フラップを共に接着するように、予め決められた時間だけ該容器の閉じたフラップに圧力が印加される。 該接着剤が固まると、該包装作業は完了し、該シールされたカートンは1対の対向する放出ベルトで把握され、該機械の下流で該機械の外へ加速される。 該放出ベルトによる該カートンの加速により該カートンはその押し突起から適当な速度で引き離され、該突起が下流のスプロケットの回りで回転を始める時該突起が該カートンを蹴って、破損させないことを保証する。 実際に、順次飲料用缶が充填され、閉じるよう接着剤が付けられ、急速に該機械から放出される該カートン通路に沿って、カートンは僅かの間隔しか開けずに順に運ばれる。 このような包装機械では、様々な寸法のカートンに適用するために該カートン通路は幅を調整可能とするのが一般的である。 例えば同時係属中の出願番号第0 8/118、111号で開示された包装機械では該カートン通路は一方の側では第1の押し突起ガイドレールにより、他の側では該第1のレールに平行して延在する第2の押し突起ガイドレールにより画定される。 該カートンは該両ガイドレール上の対向する端部に載置される。 直立する押し突起の対は、該カートンを離間させ、該カートン通路に沿って該カートンを押すために、該ガイドレール上に支持され、それに沿って移動する。 この例では第1ガイドレールは固定されており、第2ガイドレールは該包装機械の全長に沿って延在し、横に調節可能な補助レールに付けられている。 該補助レールは、該第2の押し突起ガイドレールと、 加圧部の要素とその放出ベルト組立体を含め様々な他の機能的要素を支持している。 この様に該補助レールに付けられている全ての要素の横方向の位置は、異なる寸法のカートンに適用するために該補助レールと同時に調節可能である。 過去には物品包装機械の加圧部分に種々の設計が行われて来た。 この様な設計の1つでは、該カートン通路のどちらの側にも直立するエンドレス移動ベルトを備える。 各ベルトは内側フライトを有しているが、該各フライトは実質的に垂直に向いており、他のベルトの内側フライトの反対側で、離間する該カートン通路の1つの側に沿って延在する。 該ベルトは該内側フライトを該機械の下流方向へ動かすよう駆動されている。 包装され閉じられたカートンが該ベルトの対向する内側フライト間の空間に入ると該カートンは該ベルト間で僅かに加圧される。 今度は、該フラップを一緒に接着して該カートン端部を閉じるよう予め付けた接着材を固まらせるために、該カートンの閉じたフラップを一緒にして保持するよう該カートンの該端部に圧力が加えられる。 該加圧ベルトの内側フライトの長さは、該カートンが該ベルト間から、すなわち該放出ベルト組立体により包装機械から放出される前に該接着材が固まるのに充分な時間の間該閉じたフラップに圧力を与えるように選択される。 包装機械のこのような移動ベルト式加圧部は、比較的成功しているが、それにも拘わらず或る問題と欠点を呈している。 このような問題の1つは、飲料用缶や瓶の直径が製造メーカにより、又恐らくは例え容器内の炭酸ガスの圧力の働きによるにしても僅かづつ変化し得る事実から来るものである。 従って多くの飲料容器がカートンに詰められると、該カートンの端部から端部までの長さも又僅かに変化する。 これはベルトが横方向では相互に対し固定されている対向するベルト加圧部において問題が生じる。 例えば飲料容器の直径が標準より僅かに小さい場合には、該ベルトにより供給される対向する内向き圧力は、該接着材が適切に固まるよう充分な力で該フラップ同士を保持するには充分でないかも知れない。 逆に飲料容器の直径が標準より僅かに大きく、平均より僅かに長いカートンとなる場合には、該包装されたカートンは該ベルト間で余りに固く嵌合し、余りに大きい圧力が加えられ、場合により該容器の破壊や機械の故障に到ることになる。 容器直径の変動から起こる問題に対応する1つの方法は、該加圧ベルトの少なくとも1つの内側フライトに沿って、かつ、その背後に延在するばね負荷を掛けた1連のローラ又は板を備えることであった。 該ばね負荷を掛けたローラ又は板は、該フライトに沿って連続する位置で該フライトの背後に対して向き合い、該フライトを該カートン通路の方向に又対面するベルトのフライトの方向に付勢させようとする。 カートンが該フライト間に沿って動くと包装されている清涼飲料容器の幅の僅かな変動に適応するために必要なだけ該ローラ又は該板は連続的に内方又は外方に動く。 この構造は固定型の加圧部に対し改善効果を呈するが、この構造固有の問題を持つことがはっきりした。 特に、該ベルトを内向きに付勢させる1連の独立したばね付勢されたローラ又は板は該カートン及び該フラップの幅全体に亘って均一に分布した圧力を提供する傾向にない。 従って或る場合には、該接着材が適切に固まるように充分均一な力では該フラップ同士が保持されない。 更に、連続するばね付勢されたローラ又は板を提供するための機構は比較的複雑で、製造には高価であり、相当な保守作業を要する。 最後に、ばね付勢を該カートン通路の1つの側のみに備える場合、カートンが該加圧ベルト間の加圧部に入り、通過する時該カートンは僅かながら中心からずれることが分かった。 これは好ましくなく、 機械故障のような問題を引き起こすことになる。 カートンが該加圧部を横断する時該カートン通路の中央にあることが遥かに好ましい。 従来技術の包装機械に於けるもう1つの問題はその放出ベルト組立体に関連している。 この組立体は又、カートンが該加圧ベルト組立体を過ぎると該カートンを把握し、該機械の外へ該カートンを移動させる、対向し移動するエンドレスベルトを備えている。 該放出ベルトの速度は、突起が下流スプロケットを回り始める前に該カートン通路に沿って該カートンを押す直立した押し突起を越えて該カートンを動かすように該カートンを加速させるようセットされている。 このことは、該突起が下流スプロケットの回りを廻り始める時該押し突起が該カートンを損傷する蹴りを該カートンに与えないことを保証している。 該カートンに損傷を与える可能性のある先導の押し突起を越える程速く該カートンを加速しないことが又重要である。 従来技術の包装機械では該放出ベルト組立体は加圧ベルト組立体に似ていたが、該押し突起から、かつ、該加圧ベルト組立体から離れるよう該カートンを加速するために、より高速で運転されるのが一般的である。 更に特定すると、放出ベルト組立体は、該放出ベルト組立体の取り入れ端部で該カートン通路を挟んで間を隔てられた1対の取り入れプーリと、放出ベルト組立体の他の端部で該カートン通路を挟んで間を隔てられた1対のアイドラープーリ(遊び車)を備えている。 該カートン通路の両側の取り入れプーリとアイドラープーリ周りにエンドレスベルトが延在し、各ベルトは、該カートン通路を境にし、かつ、他のベルトの内側フライトに対向する内側フライト有している。 該取り入れプーリは、該ベルトの向き合っているフライトを該カートン通路の下流方向に移動させるよう駆動されている。 過去には、放出ベルト組立体の取り入れプーリは相互に対し横方向に固定されていた。 こうすると該カートン内の容器直径の変化の結果としてカートン幅が僅かに変化すると該カートンが該取り入れプーリ間を通過する時カートンが余りに緩くか、余りに固く把握される問題を結果的に生じていた。 1つの解決の試みは該ベルトの内側フライトの面から該取り入れプーリを僅かだけ後退してずらすことであった。 これは助けにはなったが、にも拘わらずこれ自体の問題を生じた。 特に、今度は該カートンの幅に応じて、該放出ベルトのテーパの付けられた取り入れ端部によりカートンは僅かに異なった時に把握される。 カートンが標準より僅か狭いような場合は、該カートンが該放出ベルトに把握されるのが遅過ぎて、 該カートンを後端押し突起から引き放せなくなる。 この場合該後端押し突起は、 該突起が下流スプロケットの回りを廻り始める時該カートンに衝撃を与え、損傷させる。 代わってカートンが標準より僅か広い場合は、該カートンは、余りに早く把握され、先導する押し突起が該スプロケット周りの通路から出る前に該加圧部から引き出されてしまう。 この場合には該カートンは該先導する押し突起を横切って引っ張られ該カートンは損傷される。 従って移動部品が最少で機械的に効率の良い改良された加圧部を有する物品包装機械に対する、ずっと続いており今まで着手されてない要望がある。 該改良型加圧部は、容器直径の変化によるカートン幅の僅かな変化に適応し、一方同時に、カートンの閉じるべき端部の実質的に全体に亘り均一に分布された圧力を加えるべきである。 該加圧部は信頼性が高く、自動調整式で、該機械の長期使用期間中は比較的に保守不要であるべきである。 更に、該改良された加圧部は、後端の、又は先導する、押し突起が該カートンに衝撃を与え、損傷させることなく該カートンが押し突起から離れ加速されるように、カートンが該加圧ベルト組立体を離れる時に該カートン通路上の精確に制御された位置でカートンを把握する放出ベルト組立体を備えているべきである。 本発明が主として指向しているのはこのような加圧部を有する包装機械を提供することである。 発明の概要 簡潔に記述すると、本発明はその1つの実施例では瓶又は缶のような物品をボール紙のカートンに包装するための物品包装機械を具備している。 該包装機械は該機械の要素を支持するためのフレームと該フレームに設置され予め決められたカートン通路に沿ってカートンを連続して運ぶためのカートンコンベアとを具備している。 物品を所定の通路に沿って運び、該物品をグループにグループ分けし、該物品グループを該通路に沿って移動する開いたカートンに向かい、その中へと差し向けるために、取り入れコンベアが該カートン通路の1つの側に隣接し、 これに沿って位置している。 カートンが該開いた、端部又は複数端部を介して該包装される該物品グループを受け入れると、該カートンの開いた端部のフラップに接着材が付けられ、該カートン端部を閉め切るために該フラップは重ね畳まれる。 該充填され閉じたカートンは次いで該包装機械の該加圧部に入るが、ここで前記接着剤を固め、該カートンをシールするために該閉じたフラップに圧力が加えられる。 該加圧部は該カートン通路の両側に設置された1対のブラケットを備えている。 各該ブラケットは該カートン通路のそれぞれの側に沿って予め決められた間隔だけ延在しているプラスチックの支持板を支持する直立し垂直に向けられた前板を有している。 該2つのブラケットの該支持板は間を隔て平行する関係に方向づけられており、該カートン通路を挟んで相互に対面している。 各ブラケットは1対の横切る方向に方向付けられたリニアベアリング上に装着されており、その上で該カートン通路に近づけたり遠ざかるよう移動可能である。 該カートン通路の方向へ、かつ、該カートン通路の他の側上の対向するブラケットの方向へ、該ブラケットの各々を弾性的に付勢し、従って対面し直立する支持板を付勢させるために圧縮ばねが備えられている。 垂直に方向付けられたエンドレスコンベアベルト組立体が各該ブラケットに組み合わされている。 各該エンドレスコンベアベルト組立体はそれぞれの1つの該ブラケットの端部に隣接して位置する1対のスプロケットを備えている。 可撓性エンドレスコンベアベルトが各ブラケットのスプロケットの回りに延在し、該カートン通路に隣接する支持板の面沿いに延在する内側フライトを有している。 従って該2つのエンドレスコンベアベルトの該内側フライトは該カートン通路と隣接し、それを挟んでお互いに対向している。 該エンドレスコンベアベルト組立体の少なくとも1つの該スプロケットは該ベルトの内側フライトを同時にカートンの移動方向に該移動と同期して該カートン通路に沿って動かすよう駆動されている。 稼動中該加圧組立体の該ブラケットは、お互いの方向へ内側へばね付勢されているため、該加圧ベルトの対向する内側フライト間の間隔は該機械を通り処理されるカートンの予想最少長さより僅かに短くなっている。 カートンに物品グループが包装され、その開いた端部のフラップに接着材が付けられ、重ねて畳まれると、該カートンは該加圧ベルトの対向する内側フライト間の該加圧部内へ移動する。 該ベルトフライト間のカートンの移動により該ばね付勢される加圧ブラケットが付勢されそれぞれのリニアベアリング上で僅かに相互に離れる様に付勢する。 該カートン通路の各側上の該ブラケットは他のブラケットの方向内側へばね付勢されているので、カートンが該加圧部を横切る時、該ブラケットは同じ量だけ離れ拡がろうとして、従って該カートンを該カートン通路の中央に精確に維持している。 該ブラケットを一緒に付勢する圧縮ばねのばね力は、該ばねで供給される内向きの圧力が前もって付けられた接着剤を固め、従って該フラップをシールし、該容器の端部を閉じる程の適切な力で該カートンのフラップを合わせ保持するのに充分であるように選択される。 更に該ブラケット、支持板、該コンベアベルトの内側フライトが実質的にその全長に亘ってお互いの方向に付勢されているので、 該ベルトの内側フライト間を移動するカートンに供給される圧力は該組立体の全長に亘り連続的で実質的に変動が無い。 従ってカートンが該加圧部から現れる時は前もってフラップに付けられた接着剤が完全に固まり、該カートンは確実に閉じられる。 もし僅かに小さい、又は僅かに大きい直径の飲料容器が扱われても、該加圧部のブラケットは、該圧縮ばねの付勢に抗して内又は外へ移動することにより該僅かなカートン寸法の違いに適応するように自動的にブラケットの横方向の位置を調整する。 上に述べたように、該ブラケットは各々、実質的に同じ間隔だけ内又は外へ移動し、該カートンは該カートン通路の中央に精確に保たれる。 該カートンが該加圧部から現れると、カートンは放出ベルト組立体の対向するベルトにより把握される。 加圧ベルト組立体と同じように、該放出ベルト組立体は1対の横方向に方向づけられたリニアベアリングに装着され、その上で該カートン通路に近づき、遠ざかるよう移動可能なブラケットを該カートン通路の各側に備えている。 該ブラケットを該カートン通路方向の、かつ、お互いの方向の内方に配置される位置へ弾性的に付勢するために圧縮ばねが備えられている。 該ブラケットは該カートン通路に接し、これに沿って延在する直立した前板を備えている。 取り入れ用プーリが該組立体の上流端部の各浮動式ブラケット上に装着されており、それぞれのアイドラプーリ(遊び車)が該ブラケットの下流端部に装着されている。 放出用エンドレスベルトが該プーリの回りに延在しており、各ベルトは内側フライトを有し、該フライトはそのブラケットの該前板に沿って動く。 この構成では該取り入れ用プーリは該カートン通路を挟んで互いに対向しており、それぞれのブラケットと共にお互いに近付いたり、遠ざかれるように浮動していることが分かる。 該放出ベルト組立体は、該ベルトの対向するフライト間の間隔が処理すべき予想される最少のカートンより僅かに小さくなるような内側に配置された位置の方へばね付勢されている。 更に該取り入れ用プーリは該ベルト線、すなわちそれらのベルトの内側フライトの面と整合されている。 従って該ベルトの該取り入れ端部は、取り入れプーリが該ベルト線よりも僅か後ろへずれた従来技術の設計のようにテーパを付けてはいない。 この構成では、該各カートンは該カートン通路上の実質的に同じ場所で該放出ベルトに係合し、把握される。 カートンが該プーリと係合すると、該浮動する放出ベルト組立体は該カートンを把握し、該カートンを該加圧ベルト組立体を離れるよう加速するために、そのばねの付勢に抗して拡がる。 先導する押し突起も、後端押し突起も、該カートンに衝撃を与えたり、損傷することを防止するのに丁度良い割合で該カートンが該加圧ベルト組立体から離れる方向に加速されることを保証するよう、適切な速度で該放出ベルトは駆動される。 更に該取り入れプーリの浮動式構造は、該プーリが該ベルト線と整合されている事実と関連して、該カートンが該カートンの幅と無関係に該通路に沿って実質的に同じ場所で該放出ベルトと係合することを保証している。 結果として、該カートンが該加圧部から離れる方向に加速され、包装寸法の変化を自動的に補償しつつ積極的に制御可能とするという制御可能性と堅実性を兼ね備えたものになる。 かくして今回の物品包装機械は従来技術の問題と欠点を克服する改良された加圧部を具備していることが分かる。 特に該加圧部は、長手方向に沿って間を隔てるのではなく実質的に全長に亘りお互いの方向へばね付勢された対向するコンベアベルトフライトを該カートン通路の両側に備えている。 従って接着剤を固め、 該カートンの端部を確実に閉じるようシールするために、加圧部の全長に沿って移動する時一定の内向きの圧力が該カートンに加えられる。 更に該加圧ベルトの相対面するフライトは、該カートンに包装される飲料容器の直径の僅かな変動から起こるカートン幅の僅かな変動を適応するために必要なように、フライトが互いの方向へ近づき、遠ざかるように自動的に調整される。 更に本発明は、該放出ベルト組立体のブラケットと共に浮動する該組立体上の取り入れプーリに、該押し突起による損傷を防止するよう該カートン通路からの精確で信頼性のあるカートン放出制御を可能にしている。 最後に、優れた性能の一方、本発明の該加圧部の機構は機械的に簡単で、信頼性があり、保守が容易で、従来設計に比較して製造するのに経済的である。 本発明のこれら及び他の目的、特徴そして利点は、下記に示す詳細説明を、付随する図面と同時に見ると更に明瞭になるが、それら図面を簡単に説明すると次のようである。 図面の簡単な説明 図1は本発明の原理の好ましい実施例の物品包装機械の斜視図である。 明確化のため本発明に最も関係する機械要素は実線で、他の要素は点線で示してある。 図2は動作の詳細を図示した図1の包装機械の加圧部の平面図である。 図3は該機械に加圧部ブラケットの設置とそれを内側へ配置した位置へ付勢させるばねを図示した斜視図である。 図4は本発明の加圧部ブラケットをばねで付勢させる好ましい方法を図示する断面図である。 好ましい実施例の詳細な説明 ここで、いくつかの図を通して同様な部品は同様な番号で参照するが、該図面を更に詳細に参照すると、図1は本発明の原理を実施した物品包装機械を斜視図の形で図解している。 該包装機械11は立って入れるフレーム12を有しているが、該フレームは該機械の種々の機能要素を支持し、引き込み可能な囲い(図示せず)を支持する頭上構造を備えている。 該機械11は取り入れ端部13と取り出し端部14を有する。 カートンマガジン組立体16は、次の物品包装のためにボール紙容器又はカートンを次々と該機械に供給する働きをする。 典型的には該カートンは平らな、或いは開いてない形状で該カートンマガジン組立体16により供給される。 カートン開きステーション17は少なくとも1つの吸引カップを上に備えるカートン供給、開き用ホイールを有しているが、該カップは該平らなカートンと係合して引き開き該機械のカートンコンベアに配送し、該コンベアでは包装及び閉じる作業のために該カートンは該カートン通路に沿って運ばれる。 該カートン輸送コンベア18は該カートン開きステーション17から該包装機械の取り出し端部14まで延在する矩形状カートン通路を画定している。 該機械の動作中は開いたカートンは該包装機械の下流端部14に向かって該カートン通路に沿って該カートン輸送コンベア18によって運ばれる。 選択ベルトコンベア組立体19が該カートン通路に隣接するフレームに装着されており、通路に近く、該通路に沿い、図1の右方へ動くよう駆動される。 該コンベア組立体19は、間を隔てた一連の選択楔(図示せず)と、飲料容器を予め決められた寸法のグループにグループ分けし、該グループを隣接カートン通路に沿って動く開いたカートンに向け、その中へ向かわせるよう設計された他の機能要素を備えている。 該コンベア組立体19と関連するこれら選択楔の形状や機能は同時係属中の出願第08/118、111号に詳細を説明してあり、その説明をここでは組み合わせ参照している。 未使用の選択楔21は該機械内の奥まった所に格納されているので、種々の所要の数と寸法に物品をグループ化するために適切な選択楔を選択し、設置することが出来る。 好ましくは、該包装機械11は、様々な寸法のカートンを収容するために該カートン通路の幅を調節するように、該選択ベルトコンベア組立体19に近づき、 離れられるよう調節出来る横方向に調節可能な付属レール22を備えるのが良い。 該機械が異なる寸法のカートン用に調節される時、横方向の位置決めを要する該機械の数多くの独立要素が、該付属レールに設置され、該レールと一緒に動かされるので、異なる寸法のカートンが処理される時に、設定容易化のために、これらの要素は全て該付属レールと同時に調節される。 該付属レールとそれに取り付けられた要素は横方向に調節されるので、対応して該カートン通路の幅が調節される。 該カートン通路が拡げられた時に、該通路に沿い動くカートンの中央部を支持してやるために、好ましくは23で示したような引き込み可能なベッドプレート組立体が該カートン通路内へ引き上げられるようにされているのが良い。 容器が開いたカートンに挿入されるカートン通路位置を越えた、該機械の下流端部に隣接して加圧部24が設置されている。 該加圧部24は1対の間を隔てた加圧ベルト組立体26、27を備えているが、該組立体は該カートン通路の対向するそれぞれの側に位置している。該加圧ベルト組立体の各々は、内側フライトを有し垂直方向を向いたエンドレスベルトを有しているが、該内側フライトは該カートン通路に、かつ、反対側加圧ベルト組立体の内側フライトに面している。該エンドレスベルトは該組立体26と27の端部にあるスプロケット28の回りに延在しており、各組立体の該スプロケットの少なくとも1つは、該カートン通路に沿うカートンの運動方向へ、かつ、この運動に同期し、相互に一致して、該エンドレスベルトの内側フライトを動かすよう駆動されている。グループ分けされた飲料容器が開いたカートンに挿入される場所を過ぎた所、 該カートンの開いた端部のフラップに接着剤が付けられ、該カートン端部を閉じるため該フラップが折り重ねられる機械部分を過ぎた直後の所に、加圧部24が該カートン通路に沿って配置される。各カートンの開いた1端又は複数端部がこのように閉じられた後、該カートンは該加圧部24内、すなわち該加圧ベルト組立体のベルトの対向する内側フライト間へ移動する。該動いているフライトは該カートン通路に沿って該カートンを引っ張るのを助け、一方予め付けた接着剤が固まる間該カートンのフラップを一緒に保持するため該カートン端部に内向き圧力を加える。該カートンが該加圧部24の下流終端に達すると該接着材は固まり、該フラップと該カートンの開いた端部はシールされる。これで該包装作業は完了し、該カートンは下記で詳細に説明する放出ベルト組立体29の対向するベルト間に把握されるが、該組立体は該包装され閉じられたカートンを加速し該機械から放出する。該加圧部24の加圧ベルト組立体26、27の各々は対応するブラケット31 に装着されている。今度は、該ブラケット31は、該カートン通路に近づいたり、離れられるよう、又相互に近づいたり、離れられるよう選択して該組立体を移動させるために、数対のリニアベアリング上で該包装機械に移動可能に設置されている。該加圧ベルト組立体の各々は、他の組立体に向かって、かつ、該カートン通路に向かってばねで付勢されている。従ってカートンが該加圧ベルト組立体間を移動する時、カートンの幅の僅かな変動に適応するために該組立体は該ばねの付勢に抗して僅かに離れ拡がる一方、同時に該カートンの端部を閉じてシールするために必要な圧力を維持し続ける。もしカートンの幅が包装工程中に変化すれば、該バネ付勢された加圧ベルト組立体は自動的に対応し調整する。実際には、該加圧ベルト組立体27のブラケット31は該包装機械の調整可能な付属レールに装着されている。従って該付属レールが特定寸法のカートンを収容するために内側又は外側へ調整されると該加圧ベルト組立体間の間隔は該カートンの大凡の寸法に自動的に調整される。各組立体間を移動する各カートンに対する細かな調整は上に述べた組立体の自由に浮動するばね付勢された装着方法により自動的に行われる。図2は本発明の加圧ベルト組立体及び放出ベルト組立体の平面図である。該加圧ベルト組立体27は加圧ベルト組立体26と左右対称である。従って該組立体26をここでは詳細に説明するが、該組立体27は該組立体26と同じように作られ、機能すると理解願いたい。加圧ベルト組立体26は垂直に方向付けられた前板33を有するブラケット3 2を備えている。プラスチックの支持板34が該前板33に固定され、それに沿い、該カートン通路に隣接して延在している。従って2つの組立体26、27の該支持板34は該カートン通路に面する共に、該カートン通路を挟んで相互に向かい合っている。該ブラケット32は、1セットの横方向に向けられたリニアベアリング36上で該包装機械のフレームに設置されているので、該ブラケットは該カートン通路に近付いたり、遠ざかれるよう、かつ、矢印37で示す方向で、 他の加圧ベルト組立体27に近付いたり、遠ざかれるように移動可能である。ばねブロック組立体38は該ブラケット32を該カートン通路に向かって、又他の加圧ベルト組立体27に向かって弾性的に付勢するよう構成されている。垂直方向に向いたエンドレスコンベアベルト39は組立体26の端部に隣接して配置されたスプロケット28の回りに延在している。該エンドレスベルト39 は外側フライト41と内側フライト42を有する。該ベルト39の内側フライト42は該カートン通路に面し、支持板34の面に沿って位置する。実際には該支持板34は摩擦の低いプラスチック材料で出来ているので、該ベルトの内側フライト42は該支持板の沿って容易に摺動出来る。駆動シャフト43は該スプロケット28を矢印46で示す方向に回転させるようにギヤボックス又は伝動装置44を介して作動するよう結合されている。適当な駆動モータ(図示せず)が、該スプロケット28を回すために該駆動シャフト43を回すよう結合されている。該駆動シャフト43は該カートン通路の下のギアボックス44から、他の加圧ベルト組立体27のスプロケット28と結合されている第2ギアボックス47へ延在している。このようにして該駆動シャフトの回転は該エンドレスコンベアベルト39を46の方向に駆動するために各々の該加圧ベルト組立体のスプロケット28を駆動する。代わって、これは矢印45で示すように、該機械の下流の方向に該ベルトの内側フライト42を動かす。実際には、該ベルトは該通路に沿うカートンの動きと同期して駆動されるので、内側フライト42は該カートンと同じ割合で動く。各スプロケット28は、ベルト49とアイドラー51を介して、それぞれの放出ベルト組立体48の取り入れプーリ52の駆動スプロケットに結合されている。該取り入れプーリ52は該スプロケット28より大きいので、該放出ベルト組立体48の該ベルトは、該加圧ベルト組立体の速度より大きい速度で駆動される。下記で更に詳細に説明するが、該放出ベルト組立体48はカートンが該加圧ベルト組立体を過ぎるとカートンを把握し、該カートンが該機械外へ、そして該加圧ベルト組立体から離れ、加速されるように機能する。該取り入れプーリ52は、該突起が該カートンに傷つけるような蹴りを与えないように、該突起が下流スプロケットを回り始める時、該カートンを後端の押し突起から引き離す程度の速度に該カートンが加速されるように寸法が決められている。戻って該加圧ベルト組立体26、27を参照すると、カートンが加圧部に入り、加圧ベルトの対向する内側フライト間を動くと、該加圧部を横切るにつれ内向きの圧力が該カートンの端部に印加される。代わって該圧力は該カートン端部のフラップを一緒に保持するので、前に付けた接着剤は、該機械から放出される前に該カートンの端部を閉じシールするように固まることが出来る。図3は図2に示した加圧ベルト組立体の他の端部の斜視図である。この図は直立し垂直方向に向いている前板33を有するブラケット32を図解している。該プラスチックの支持板34は前板33の内側面に固定されており、動作中該加圧ベルトが摺動する面を提供する。直立する前板33と支持板34の支持を行うために支柱53がブラケット32に溶接されている。該垂直方向に向けられたエンドレスコンベアベルト39はスプロケット28の回りに延在しており、外側フライト41と内側フライト42を有する。該加圧ベルト組立体のこの端部上のスプロケット28は、間を隔てられたスプロケットアーム56、57の間に装着されているが、該アームは今度は該ブラケット32に溶接又は他の仕方で固定されている。従ってスプロケット28は該ブラケット3 2と共に浮動する。実際は、該カートンを該プーリの接点で過度に加圧することを避けるために該スプロケット28は該ベルト線から僅かに後ろへずれている。該組立体の端のスプロケット28は、駆動されず、該ベルト39を張って保持し、該組立体の端部を回る時にそれを1直線に保つ様に機能するアイドラースプロケットである。この意味では該エンドレスコンベアベルト39は、好ましくはその内側の表面上に歯を備えており、該スプロケット28上の歯と噛み合い、該ベルトの長手方向の滑りを防止する方が良い。又、長手方向に延在するリブ72( 図4)を該ベルト39は備えることが出来、該リブは、該リブと対応し、該支持板34の長さ方向に沿って延在する溝と嵌合する。該溝と該リブが協働しあって該ベルトが該支持板34を横断する時該ベルトの内側フライト42を適切な垂直位置に保持する傾向がある。該加圧ベルト組立体27は、1セットの間を隔てられ横に向けられたリニアベアリング36に乗って、該包装機械の該付属レールに装着されている。リニアベアリング36は好ましくは多くのメーカから入手出来る標準型のベアリングであるのが良く、かつ、該ブラケット32、従って該組立体27全体の、矢印61で示す方向の、該カートン通路に近づき遠ざかる、横方向の自由な浮動運動を提供する方が良い。ばねブロック組立体38は、該ブラケット32を、従って該加圧ベルト組立体27を該カートン通路及び他の加圧ベルト組立体に向かって内側へ伸びる位置へ弾性的に付勢させる。該ばねブロック組立体38は該付属レール59に固定されたばねブロック62を備えている。図3に示すように、対応する停止ブロック6 3はブラケット32の下側に固定され、ばねブロック62に対向している。ガイドロッド(図4で最も良く分かるが)は該停止ブロック63にねじ式に固定されており、そこから該ばねブロック62内に形成された開口部を介して摺動可能に延在している。該ガイドロッド64の該自由端部には該加圧ベルト組立体27の内側への横運動を制限するために拡大頭部66が形成されている。加圧ばね67 は該ガイドロッド64を取り巻いており、該ばねブロック62と停止ブロック6 3の間に圧縮されている。この構成で該ブラケット32、従って組立体27は、 ばねブロック組立体38によりカートン通路に向かって、かつ、反対側の加圧ベルト組立体26に向かって、内側へ配置された位置へ弾性的にばねで付勢されている。従って、該両加圧ベルト組立体は、該エンドレスベルト39の内側フライトに加えられる適当な外向き圧力によりばね67の付勢に抗して拡がり離れることが出来る。実際には、該対向する両加圧ベルト組立体のばね付勢により内向きに配置された位置は該組立体間を移動するカートンの予定幅より僅かに短い間隔だけ離れて該対向する内側フライトを離すようにセットされる。従ってカートンが該加圧ベルト組立体間の位置に移動すると、各組立体はその圧縮ばねの付勢に抗して僅かに外側へ押される。代わって該ばねは該カートンが該組立体間を移動する時該カートンの両端部への加圧を続ける。更に該カートン内に包装された容器の直径の変化によるカートン幅の僅かの変化に自動的に適応し、それは該加圧ベルト組立体が該カートンの幅に適応するに必要なように僅かながら、更に離れたり、相近付くよう動くからである。最後に、対向する両加圧ベルト組立体は内側へ配置された位置に向かってばねで付勢されているので、カートンがその間を通過する時、各ばねは実質的に同じ量だけ外へ動く。この仕方では該カートンは該カートン通路の中央に精確に維持され、1つの側に移動することはないが、それは従来技術の設計では出来なかったことである。図4では該加圧ベルト組立体27は該ばねブロック組立体38の1つを通る断面で示されている。又、支持板34も示されているが、該板はそれに沿って該エンドレスベルトの内側フライト42が動けるよう低摩擦面を提供するため該ブラケット32の前板33に固定されている。該支持板34は長手方向に延在する中央溝71を備えられているのが分かるが、該溝は該エンドレスベルトの裏に沿って形成された対応するリブ72を受け入れる。該リブ72は、該ベルトが該支持板34に沿って動く時に、該通路に沿って移動する該カートンに対し適切な垂直位置に該ベルトを保持するために、切り込み71に入るように載置される。図4には又、該カートン通路に沿って動き、該加圧ベルトの内側フライト42 に対して配置された飲料カートン81の輪郭を点線で図示している。該ばねブロック組立体38は圧縮ばね67の抗力で決まる圧力で以て、該容器81の端部に抗して該内側フライト42を保持していることが分かる。この抗力の選択は、前に該フラップに付けられた接着剤が固まり該カートンの端部がシールされるに充分な力で、かつ、充分な時間だけ、該カートンの端部フラップを一緒に保持するために供給される圧力が充分なように選ばれる。該カートンが該長手方向の加圧ベルト組立体を通り過ぎると該包装工程は完了し、該カートンは該放出ベルト組立体48に係合される(図2)。各放出ベルト組立体48は構造的には対応する上記説明の加圧ベルト組立体と同じようである。特に各組立体48は数対のリニアベアリング92上に装着されたブラケット9 1を備えており、そのため該ブラケットは該リニアベアリング上で該カートン通路に対しも、又相互にも、近付いたり遠ざかれるように自由に浮動出来る。ばねブロック組立体93は該ブラケット91を内側へ配置される位置へ向かって付勢させるために該加圧ベルト組立体上のばねブロック組立体38と同じように作られており、同じように機能する。垂直方向に向けられたプーリ52はベアリング94に回転可能に軸を受けられている。該ベアリング94は今度は該浮動ブラケット91に溶接又は他の方法で固定されているベアリングブロック96に装着されている。この構成では、該取り入れプーリ52は横方向に動き、該放出ベルト組立体48のブラケット91と共に浮動する。アイドラーとして機能している取り出しプーリ97は該ブラケット91の他端に装着されており、従ってこれも又該ブラケットと共に浮動する。エンドレスベルト98は放出ベルト組立体48の各々の取り入れ及び取り出し両プーリの回りに延在しており、該カートン通路及び対向する放出ベルト組立体の内側フライト99に面している内側フライト99を有している。上に述べたように、放出ベルト組立体の各々の取り入れプーリ52はベルト4 9を介して駆動され、次いでアイドラープーリ51を介して被駆動スプロケット28に結合されている。この構成により、該加圧ベルト組立体と該放出ベルト組立体と両方を駆動するのに唯1つの駆動源が必要になるだけである。該取り入れプーリ52の直径は該スプロケット28の直径より大きいので、該放出ベルト9 8は加圧ベルトより高速で駆動される。実際には、カートンが該放出ベルト間に把握された時、後端の直立した押し突起から離れるよう、しかし該カートンの前にある先導する突起を追い越させる程速くはなく引いて該カートンが加速されるように取り入れ用プーリ52の直径は選択される。要するに各カートンは2セットの直立する突起間のポケットから穏やかに引き離されるのでどの突起も該カートンに衝撃を与えたり、損傷を引き起こすことはない。該放出ベルト組立体のブラケット91は内側へ配置される位置へばねで付勢されているが、その位置では該放出ベルト98の内側フライト99間の間隔は該機械で処理されるカートンの長さより少し短い。従って該取り入れプーリ52も相互方向へ付勢されているが、それは該プーリが該ブラケット91に設置され、該ブラケットと一緒に浮動するからである。更に該取り入れプーリは該ベルトの内側フライトと整合されているので、該ベルトの取り入れ端部にはテーパは付けられていない。包装されシールされたカートンが該加圧ベルト組立体の間から現れ始めると、 その対向する先頭の縁は該取り入れプーリ52上の接点で該放出ベルト98に係合される。該取り入れプーリは該カートンの幅より短い間隔にばね付勢されているので、該カートンが取り入れプーリと係合する接点は該加圧ベルト組立体の方へ僅かに変位する。更に該取り入れプーリはそのベルトラインと整合されているので、該カートンが該ベルトと係合する牽引(traction)点は該カートンの幅によって大きく変わることはない。従って、各カートンが該取り入れプーリ52と係合するカートン通路沿いの点は、例え該カートンの幅が変わっても、カートン間での変化量は取るに足らないものである。従って該カートンの幅に無関係に該カートンは適切な時に該放出ベルトにより把握される。該取り入れプーリ52で該放出ベルトと係合した直後に、該放出ベルト組立体は、ばねの付勢に抗して拡がり始め、従って該カートンを確実に把握し、該カートンを該機械から放出する。加圧ベルト組立体と同様の、放出ベルト組立体のばね付勢された浮動式の性質から、該カートン内の容器の直径の変化によるカートン幅の僅かな変化に対して該組立体全体が調整される。従って、浮動式取り入れプーリを有する該放出ベルト組立体は、カートン幅の変化を自動的に補正し、該カートンを初めに把握し、精確な正しい時に該加圧ベルト間から引き出し、先頭と後端の押し突起が該カートンを損傷させることを防止するよう該カートンを適切な速度に加速することを保証する。該カートンが該放出ベルト組立体により取り出し端部に達するとカートンコンベア上に放出され、該コンベアは該カートンを次の処理のために保持ステーションへ輸送する。本発明を好ましい実施例と方法の点から説明した。しかしながら該図示した実施例について行える様々な追加、削除、変形は請求項で示す本発明の精神と範囲内にあるものであることは当業者には明らかであると考える。 |