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Small-sized supporting arm for moving type x-ray image formation system and image formation device

阅读:480发布:2021-02-21

专利汇可以提供Small-sized supporting arm for moving type x-ray image formation system and image formation device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a miniaturized moving type X-ray image formation system for forming the X-ray images of high resolution with high contrast and being convenient for use.
SOLUTION: A C-shaped arm B for which an X-ray source C and an image receptor A are attached to both ends is connected to this image formation device 36. The image receptor A is provided with a vacuum bottle shape image doubling tube and not provided with an optical fiber device. A microchannel is not provided in the image doubling tube. The C-shaped arm assemblies A, B and C are mass-balanced around a track rotary shaft and turnably connected to a joint connection arm assembly supported on a supporting base 32 with wheels. Mass balancing makes the X-ray image formation system easily rearrangeable between front and back observation and orthogonally crossing side observation just by making the C-shaped arm assemblies perform single track movement.
COPYRIGHT: (C)1997,JPO,下面是Small-sized supporting arm for moving type x-ray image formation system and image formation device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 X線診断装置等に使用するための小型化した支持アームおよび画像形成装置であって:保持手段、並びにこの保持手段上の対向する位置に、それぞれ、取付けられたX線源(C)およびイメージレセプタ(A)を含み、上記X線源(C)およびイメージレセプタ(A)の間が線源・イメージ間距離(14)をなす支持組立体;この支持組立体に旋回可能に取付けられた関節結合アーム手段(18)で、この支持組立体が上記関節結合アーム手段(18)に対して横回転軸(24)の周りに選択的に回転可能である関節結合アーム手段(1
    8);およびこの支持組立体を懸架位置に支持するために関節結合アーム手段(18)に旋回可能に取付けられ、床に沿って移動できる移動式ベース支持手段(3
    2);を含む装置に於いて、このイメージレセプタ(A)が:X線(11)を受け上記X線(11)から電子(17)を生成するための入力領域を有する入力手段(84);これらの電子(17)を受けそれから光を発するための出力領域を有する出力手段(92);および入力手段(84)から出力手段(92)への電子(1
    7)を、上記電子から光学像を作るように真空下に維持しながら、加速するためのイメージ増強手段で、真空容器(82)および上記真空容器に結合された収束電極(88,90)を含むイメージ増強手段(80);を含む装置。
  • 【請求項2】 請求項1による装置に於いて、入力手段(84)が電子(17)を第1の秩序配列(94)に配置するための手段を含み、収束電極(88、90)が電子(17)を出力手段(92)の方に引きつけ、これらの電子を第1秩序配列(94)に対して逆の配列に再配置するに十分なように、形作られ、配置され、電力が供給されている装置。
  • 【請求項3】 請求項1による装置に於いて、上記装置が光ファイバのないことを特徴とする装置。
  • 【請求項4】 請求項1による装置に於いて、イメージ増強手段(80)が中にマイクロチャンネルのないことを特徴とする装置。
  • 【請求項5】 請求項1による装置に於いて、入力領域の直径が15cm(6インチ)未満である装置。
  • 【請求項6】 請求項5による装置に於いて、入力領域の直径が10cm(4インチ)乃至15cm(6インチ)の範囲内にある装置。
  • 【請求項7】 請求項1による装置に於いて、入力手段(84)が電子(17)を第1面積の第1秩序配列(9
    4)に配置するための手段を含み、収束電極(88、9
    0)が電子(17)を上記第1面積に比べて面積が小さい第2秩序配列(96)に再配置するための縮小手段として作用するに十分なように、形作られ、配置され、電力が供給されている装置。
  • 【請求項8】 請求項1による装置に於いて、支持組立体が:その上にほぼ円形の運動軌道(12)が作られているC形アーム(B)を含むC形アーム組立体で、X線源(C)およびイメージレセプタ(A)がこのC形アーム(B)の対向する位置に、それぞれ、取付けられていて、上記X線源(C)およびイメージレセプタ(A)の間が線源・イメージ間距離(14)をなし、このX線源(C)がイメージレセプタ(A)上に中心ビーム(1
    4)を有するX線(11)を投射するための手段を含むC形アーム組立体;およびこのC形アーム(B)の円運動軌道(12)と滑動可能に係合するように配置されている支持アーム(D)で、このC形アーム組立体が上記支持アーム(D)に対して軌道回転の単一軸(16)の周りの軌道回転で選択的に滑動可能であり、上記円運動軌道(12)は、軌道回転の単一軸(16)と中心点が一致する円とほぼ共通であって、このC形アーム組立体が上記支持アーム(D)に対してどんな位置にあっても、上記軌道回転の単一軸(16)が上記支持アーム(D)に対してほぼ固定されたままである支持アーム;
    を含み、 関節結合アーム手段(18)が、支持アーム(D)に旋回可能に取付けられていて、この支持アーム(D)が上記関節結合アーム手段(18)に対して横回転軸(2
    4)の周りに選択した横位置へ選択的に回転可能である装置。
  • 【請求項9】 請求項8による装置に於いて、このC形アーム組立体が、質量中心を有し、軌道回転の単一軸(16)の周りに質量バランスが取られていて、上記C
    形アーム組立体が支持アーム(D)に対して円運動軌道(12)に沿ったどんな位置にあっても、このC形アーム組立体の質量中心が軌道回転の単一軸(16)とほぼ一致する装置。
  • 【請求項10】 請求項8による装置に於いて、C形アーム組立体と支持アーム(D)が集合体としての質量中心を有し、横回転軸(24)の周りで全体として質量バランスが取られていて、支持アーム(D)が関節結合アーム手段(18)に対して上記横回転軸(24)周りのどの回転位置にあっても、上記集合体の質量中心が上記横回転軸(24)とほぼ一致する装置。
  • 【請求項11】 請求項8による装置に於いて、このC
    形アーム組立体は、線源・イメージ間距離(14)が7
    6cm(32インチ)未満であるような形状・寸法になっている装置。
  • 【請求項12】 請求項8による装置に於いて、このC
    形アーム組立体は、線源・イメージ間距離(14)が5
    1cm(20インチ)未満であるような形状・寸法になっている装置。
  • 【請求項13】 請求項8による装置に於いて、このC
    形アーム組立体は、線源・イメージ間距離(14)が3
    8cm(15インチ)未満であるような形状・寸法になっている装置。
  • 【請求項14】 請求項1による装置に於いて、関節結合アーム手段(18)は、この支持組立体をベース支持手段(32)に対して第1位置から第2位置へ動かすための平行リンク機構手段を含み、この第2位置での横回転軸(24)が第1位置での横回転軸(24)の方向とほぼ並行である装置。
  • 【請求項15】 請求項8による装置に於いて、このC
    形アーム組立体は、十分な長さを持つ円運動軌道(1
    2)と組み合さって、このC形アーム組立体が円運動軌道(12)に沿って第1軌道位置と第2軌道位置の間を軌道回転運動可能であり、この第2軌道位置での中心ビーム(14)が第1軌道位置での中心ビーム(14)と直交する方向に伸びるように形作られ、配列されている装置。
  • 【請求項16】 請求項15による装置に於いて、この第2軌道位置での中心ビーム(14)が第1軌道位置での中心ビーム(14)の第1交点を通過する装置。
  • 【請求項17】 請求項15による装置に於いて、このC形アーム組立体は、中心ビーム(14)の第1交点がX線源(C)よりもイメージレセプタ(A)に近いように形作られ、配列されている装置。
  • 【請求項18】 請求項15による装置に於いて、このC形アーム組立体は、中心ビーム(14)が第1軌道位置でほぼ垂直に且つ第2軌道位置でほぼ水平に伸びるように形作られ、配列されている装置。
  • 【請求項19】 請求項18による装置に於いて、このC形アーム組立体は、第2軌道位置での中心ビーム(1
    4)が第2軌道位置で横回転軸(24)とほぼ一致するように形作られ、配列されている装置。
  • 【請求項20】 請求項8による装置に於いて、支持アーム(D)は、関節結合アーム手段(18)に対し旋回可能に取付けられ、このC形アーム組立体が横回転軸(24)の周りに第1横位置と第2横位置の間を回転でき、この第2横位置での中心ビーム(14)が第1横位置での中心ビーム(14)と直交する方向に伸びるように構成されている装置。
  • 【請求項21】 請求項20による装置に於いて、この第2横位置での中心ビーム(14)が第1横位置での中心ビーム(14)の第2交点を通過する装置。
  • 【請求項22】 請求項21による装置に於いて、このC形アーム組立体は、中心ビーム(14)の第2交点がX線源(C)よりもイメージレセプタ(A)に近いように形作られ、配列されている装置。
  • 【請求項23】 請求項20による装置に於いて、このC形アーム組立体は、中心ビーム(14)が第1横位置でほぼ垂直に且つ第2横位置でほぼ水平に伸びるように形作られ、配列されている装置。
  • 【請求項24】 請求項1による装置に於いて、移動式ベース支持手段(32)が、ベースおよびこのベースの下に回転可能に取付けられた車輪(34)を含み、このベースを車輪で床に沿って進めるようにする装置。
  • 【請求項25】 請求項1による装置に於いて、移動式ベース支持手段(32)が画像処理および表示ワークステーション(36)を含む装置。
  • 【請求項26】 請求項8による装置に於いて、円運動軌道(12)の半径が51cm(20インチ)未満である装置。
  • 【請求項27】 請求項26による装置に於いて、円運動軌道(12)の半径が38cm(15インチ)未満である装置。
  • 【請求項28】 請求項8による装置に於いて、C形アーム(B)の円形内周の半径が48cm(19インチ)
    未満である装置。
  • 【請求項29】 請求項28による装置に於いて、円形内周の半径が36cm(14インチ)未満である装置。
  • 【請求項30】 請求項8による装置に於いて、支持アーム(D)およびC形アーム(B)が各々第1側面パネル(42,44)を含み、移動式ベース支持手段(3
    2)が前部(46)および側部(48)を含み、それらがその間に集合的に角部(50)を形成し、関節結合アーム手段(18)がベース支持手段(32)に第1ピボット取付点(52)で旋回可能に取付けられ、このC形アーム組立体および関節結合アーム手段(18)および支持アーム(D)は、(i) 関節結合アーム手段(18)
    が、ベース支持手段(32)の前部(46)に密接するように、第1ピボット取付点(52)から上記前部(4
    6)の少なくとも一部を横切って伸び、および(ii)支持アーム(D)が関節結合アーム手段(18)の角部(50)に隣接する部分からベース支持手段(32)の側部(48)の少なくとも一部を横切って伸び、支持アーム(D)およびC形アーム(B)の第1側面パネル(42,44)が上記側部(48)に密接し、関節結合アーム手段(18)および支持アーム(D)が集合的に、前部(46)の少なくとも一部を横切り、角部(5
    0)を廻り、側部(48)の少なくとも一部を横切って伸びるように、コンパクトな配置に旋回操作できるように構成され、旋回可能に相互結合されている装置。
  • 【請求項31】 請求項8による装置に於いて、支持アーム(D)およびC形アーム(B)が各々第1側面パネル(42,44)を含み、ベース支持手段(32)が前部(46)および側部(48)を含み、それらがその間に集合的に角部(50)を形成し、関節結合アーム手段(18)が第1アーム(20)およびこの第1アーム(20)と支持アーム(D)の両方に旋回可能に取付けられた第2アーム(22)を含み、上記第2アーム(2
    2)は、ベース支持手段(32)の前部(46)に第1
    ピボット取付点(52)で旋回可能に取付けられ、このC形アーム組立体および関節結合アーム手段(18)および支持アーム(D)は、(i) 第1アーム(20)が、
    ベース支持手段(32)の前部(46)に密接するように、第1ピボット取付点(52)から上記前部(46)
    の少なくとも一部を横切って伸び、および(ii)第2アーム(22)が、ベース支持手段(32)の前部(4
    6)に密接するように、第1アーム(20)から上記前部(46)の少なくとも一部を横切って角部(50)へ伸び、および(iii)支持アーム(D)が第2アーム(2
    2)の角部(50)に隣接する部分からベース支持手段(32)の側部(48)の少なくとも一部を横切って伸び、支持アーム(D)および湾曲部材(B)の第1側面パネル(42,44)が上記側部(48)に密接し、第2アーム(22)および支持アーム(D)が集合的に、
    前部(46)の少なくとも一部を横切り、角部(50)
    を廻り、側部(48)の少なくとも一部を横切って伸びるように、コンパクトな配置に旋回操作できるように構成され、旋回可能に相互結合されている装置。
  • 【請求項32】 X線診断装置等に使用するための小型化した支持アームおよび画像形成装置であって:保持手段、並びにこの保持手段上の対向する位置に、それぞれ、取付けられたX線源(C)およびイメージレセプタ(A)を含み、上記X線源(C)およびイメージレセプタ(A)の間が線源・イメージ間距離(14)をなす支持組立体;この支持組立体に旋回可能に取付けられた関節結合アーム手段(18)で、この支持手段が上記関節結合アーム手段(18)に対して横回転軸(24)の周りに選択的に回転可能である関節結合アーム手段(1
    8);およびこの支持組立体を懸架位置に支持するために関節結合アーム手段(18)に旋回可能に取付けられ、床に沿って移動できる移動式ベース支持手段(3
    2);を含み、このイメージレセプタ(A)が光ファイバのないことを特徴とする装置。
  • 【請求項33】 請求項32による装置に於いて、支持組立体が:その上にほぼ円形の運動軌道(12)が作られているC形アーム(B)を含むC形アーム組立体で、
    X線源(C)およびイメージレセプタ(A)がこのC形アーム(B)の対向する位置に、それぞれ、取付けられていて、上記X線源(C)およびイメージレセプタ(A)の間が線源・イメージ間距離(14)をなし、このX線源(C)がイメージレセプタ(A)上に中心ビーム(14)を有するX線(11)を投射するための手段を含むC形アーム組立体;およびこのC形アーム(B)
    の円運動軌道(12)と滑動可能に係合するように配置されている支持アーム(D)で、このC形アーム組立体が上記支持アーム(D)に対して軌道回転の単一軸(1
    6)の周りの軌道回転で選択的に滑動可能であり、上記円運動軌道(12)は、軌道回転の単一軸(16)と中心点が一致する円とほぼ共通であって、このC形アーム組立体が上記支持アーム(D)に対してどんな位置にあっても、上記軌道回転の単一軸(16)が上記支持アーム(D)に対してほぼ固定されたままである支持アーム;を含み、 関節結合アーム手段(18)が、支持アーム(D)に旋回可能に取付けられていて、この支持アーム(D)が上記関節結合アーム手段(18)に対して横回転軸(2
    4)の周りに選択した横位置へ選択的に回転可能であり;支持アーム(D)およびC形アーム(B)が各々第1側面パネル(42,44)を含み、移動式ベース支持手段(32)が前部(46)および側部(48)を含み、それらがその間に集合的に角部(50)を形成し、
    関節結合アーム手段(18)がベース支持手段(32)
    に第1ピボット取付点(52)で旋回可能に取付けられ、このC形アーム組立体および関節結合アーム手段(18)および支持アーム(D)は、(i) 関節結合アーム手段(18)が、ベース支持手段(32)の前部(4
    6)に密接するように、第1ピボット取付点(52)から上記前部(46)の少なくとも一部を横切って伸び、
    および(ii)支持アーム(D)が関節結合アーム手段(18)の角部(50)に隣接する部分からベース支持手段(32)の側部(48)の少なくとも一部を横切って伸び、支持アーム(D)およびC形アーム(B)の第1側面パネル(42,44)が上記側部(48)に密接し、関節結合アーム手段(18)および支持アーム(D)が集合的に、前部(46)の少なくとも一部を横切り、角部(50)を廻り、側部(48)の少なくとも一部を横切り、コンパクトな配置に旋回操作できるように構成され、旋回可能に相互結合されている装置。
  • 【請求項34】 請求項32による装置に於いて、支持組立体が:その上にほぼ円形の運動軌道(12)が作られているC形アーム(B)を含むC形アーム組立体で、
    X線源(C)およびイメージレセプタ(A)がこのC形アーム(B)の対向する位置に、それぞれ、取付けられていて、上記X線源(C)およびイメージレセプタ(A)の間が線源・イメージ間距離(14)をなし、このX線源(C)がイメージレセプタ(A)上に中心ビーム(14)を有するX線(11)を投射するための手段を含むC形アーム組立体;およびこのC形アーム(B)
    の円運動軌道(12)と滑動可能に係合するように配置されている支持アーム(D)で、このC形アーム組立体が上記支持アーム(D)に対して軌道回転の単一軸(1
    6)の周りの軌道回転で選択的に滑動可能であり、上記円運動軌道(12)は、軌道回転の単一軸(16)と中心点が一致する円とほぼ共通であって、このC形アーム組立体が上記支持アーム(D)に対してどんな位置にあっても、上記軌道回転の単一軸(16)が上記支持アーム(D)に対してほぼ固定されたままである支持アーム;を含み、 関節結合アーム手段(18)が、支持アーム(D)に旋回可能に取付けられていて、この支持アーム(D)が上記関節結合アーム手段(18)に対して横回転軸(2
    4)の周りに選択した横位置へ選択的に回転可能であり;支持アーム(D)およびC形アーム(B)が各々第1側面パネル(42,44)を含み、ベース支持手段(32)が前部(46)および側部(48)を含み、それらがその間に集合的に角部(50)を形成し、関節結合アーム手段(18)が第1アーム(20)およびこの第1アーム(20)と支持アーム(D)の両方に旋回可能に取付けられた第2アーム(22)を含み、上記第2
    アーム(22)は、ベース支持手段(32)の前部(4
    6)に第1ピボット取付点(52)で旋回可能に取付けられ、このC形アーム組立体および関節結合アーム手段(18)および支持アーム(D)は、(i) 第1アーム(20)が、ベース支持手段(32)の前部(46)に密接するように、第1ピボット取付点(52)から上記前部(46)の少なくとも一部を横切って伸び、および(ii)第2アーム(22)が、ベース支持手段(32)
    の前部(46)に密接するように、第1アーム(20)
    から上記前部(46)の少なくとも一部を横切って角部(50)へ伸び、および(iii)支持アーム(D)が第2
    アーム(22)の角部(50)に隣接する部分からベース支持手段(32)の側部(48)の少なくとも一部を横切って伸び、支持アーム(D)および湾曲部材(B)
    の第1側面パネル(42,44)が上記側部(48)に密接し、第2アーム(22)および支持アーム(D)が集合的に、前部(46)の少なくとも一部を横切り、角部(50)を廻り、側部(48)の少なくとも一部を横切って伸びるように、コンパクトな配置に旋回操作できるように構成され、旋回可能に相互結合されている装置。
  • 【請求項35】 X線診断装置等に使用するための小型化した支持アームおよび画像形成装置であって:保持手段、並びにこの保持手段上の対向する位置に、それぞれ、取付けられたX線源(C)およびイメージレセプタ(A)を含み、上記X線源(C)およびイメージレセプタ(A)の間が線源・イメージ間距離(14)をなす支持組立体;この支持組立体に旋回可能に取付けられた関節結合アーム手段(18)で、この支持手段が上記関節結合アーム手段(18)に対して横回転軸(24)の周りに選択的に回転可能である関節結合アーム手段(1
    8)を含む関節結合アーム組立体;およびこのC形アーム組立体を懸架位置に支持するために関節結合アーム手段に旋回可能に取付けられ、床に沿って移動できる移動式ベース支持手段(32);を含む装置に於いて、このイメージレセプタ(A)が:X線(11)を受け上記X
    線(11)から電子(17)を作るための入力領域を有する入力手段(84);これらの電子(17)を受けそれから光を発するための出力領域を有する出力手段(9
    2);および入力手段(84)から出力手段(92)への電子(17)を、上記電子から光学像を作るように真空下に維持しながら、加速するためのイメージ増強手段で、真空容器(82)および上記真空容器に結合された収束電極(88,90)を含むイメージ増強手段(8
    0);を含み、このイメージ増強手段(80)が中にマイクロチャンネルのないことを特徴とする装置。
  • 【請求項36】 請求項35による装置に於いて、支持組立体が:その上にほぼ円形の運動軌道(12)が作られているC形アーム(B)を含むC形アーム組立体で、
    X線源(C)およびイメージレセプタ(A)がこのC形アーム(B)の対向する位置に、それぞれ、取付けられていて、上記X線源(C)およびイメージレセプタ(A)の間が線源・イメージ間距離(14)をなし、このX線源(C)がイメージレセプタ(A)上に中心ビーム(14)を有するX線(11)を投射するための手段を含むC形アーム組立体;およびこのC形アーム(B)
    の円運動軌道(12)と滑動可能に係合するように配置されている支持アーム(D)で、このC形アーム組立体が上記支持アーム(D)に対して軌道回転の単一軸(1
    6)の周りの軌道回転で選択的に滑動可能であり、上記円運動軌道(12)は、軌道回転の単一軸(16)と中心点が一致する円とほぼ共通であって、このC形アーム組立体が上記支持アーム(D)に対してどんな位置にあっても、上記軌道回転の単一軸(16)が上記支持アーム(D)に対してほぼ固定されたままである支持アーム;を含み、 関節結合アーム手段(18)が、支持アーム(D)に旋回可能に取付けられていて、この支持アーム(D)が上記関節結合アーム手段(18)に対して横回転軸(2
    4)の周りに選択した横位置へ選択的に回転可能であり;支持アーム(D)およびC形アーム(B)が各々第1側面パネル(42,44)を含み、移動式ベース支持手段(32)が前部(46)および側部(48)を含み、それらがその間に集合的に角部(50)を形成し、
    関節結合アーム手段(18)がベース支持手段(32)
    に第1ピボット取付点(52)で旋回可能に取付けられ、このC形アーム組立体および関節結合アーム組立体および支持アーム(D)は、(i) 関節結合アーム手段(18)が、ベース支持手段(32)の前部(46)に密接するように、第1ピボット取付点(52)から上記前部(46)の少なくとも一部を横切って伸び、および(ii)支持アーム(D)が関節結合アーム手段(18)
    の角部(50)に隣接する部分からベース支持手段(3
    2)の側部(48)の少なくとも一部を横切って伸び、
    支持アーム(D)およびC形アーム(B)の第1側面パネル(42,44)が上記側部(48)に密接し、関節結合アーム手段(18)および支持アーム(D)が集合的に、前部(46)の少なくとも一部を横切り、角部(50)を廻り、側部(48)の少なくとも一部を横切って伸びるように、コンパクトな配置に旋回操作できるように構成され、旋回可能に相互結合されている装置。
  • 【請求項37】 請求項35による装置に於いて、支持組立体が:その上にほぼ円形の運動軌道(12)が作られているC形アーム(B)を含むC形アーム組立体で、
    X線源(C)およびイメージレセプタ(A)がこのC形アーム(B)の対向する位置に、それぞれ、取付けられていて、上記X線源(C)およびイメージレセプタ(A)の間が線源・イメージ間距離(14)をなし、このX線源(C)がイメージレセプタ(A)上に中心ビーム(14)を有するX線(11)を投射するための手段を含むC形アーム組立体;およびこのC形アーム(B)
    の円運動軌道(12)と滑動可能に係合するように配置されている支持アーム(D)で、このC形アーム組立体が上記支持アーム(D)に対して軌道回転の単一軸(1
    6)の周りの軌道回転で選択的に滑動可能であり、上記円運動軌道(12)は、軌道回転の単一軸(16)と中心点が一致する円とほぼ共通であって、このC形アーム組立体が上記支持アーム(D)に対してどんな位置にあっても、上記軌道回転の単一軸(16)が上記支持アーム(D)に対してほぼ固定されたままである支持アーム;を含み、 関節結合アーム手段(18)が、支持アーム(D)に旋回可能に取付けられていて、この支持アーム(D)が上記関節結合アーム手段(18)に対して横回転軸(2
    4)の周りに選択した横位置へ選択的に回転可能であり;支持アーム(D)およびC形アーム(B)が各々第1側面パネル(42,44)を含み、ベース支持手段(32)が前部(46)および側部(48)を含み、それらがその間に集合的に角部(50)を形成し、関節結合アーム手段(18)が第1アーム(20)およびこの第1アーム(20)と支持アーム(D)の両方に旋回可能に取付けられた第2アーム(22)を含み、上記第2
    アーム(22)は、ベース支持手段(32)の前部(4
    6)に第1ピボット取付点(52)で旋回可能に取付けられ、このC形アーム組立体および関節結合アーム手段(18)および支持アーム(D)は、(i) 第1アーム(20)が、ベース支持手段(32)の前部(46)に密接するように、第1ピボット取付点(52)から上記前部(46)の少なくとも一部を横切って伸び、および(ii)第2アーム(22)が、ベース支持手段(32)
    の前部(46)に密接するように、第1アーム(20)
    から上記前部(46)の少なくとも一部を横切って角部(50)へ伸び、および(iii)支持アーム(D)が第2
    アーム(22)の角部(50)に隣接する部分からベース支持手段(32)の側部(48)の少なくとも一部を横切って伸び、支持アーム(D)および湾曲部材(B)
    の第1側面パネル(42,44)が上記側部(48)に密接し、第2アーム(22)および支持アーム(D)が集合的に、前部(46)の少なくとも一部を横切り、角部(50)を廻り、側部(48)の少なくとも一部を横切って伸びるように、コンパクトな配置に旋回操作できるように構成され、旋回可能に相互結合されている装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】この発明は、一般的にはX線画像形成システムに関し、更に詳しくは移動式X線画像形成システムの小型化ないしミニチュア化した支持アームに組込んだ真空管イメージ倍増管に関する。

    【0002】

    【従来の技術】四肢画像形成という特殊な分野は、腕、
    脚、手および足のような、小さな解剖器官のX線画像形成を指す。 それで四肢画像形成は、小さな画像形成領域しか必要ないが、高品質の画像を作ることができる小型のX線装置の必要を長い間感じさせてきた。 その結果、
    四肢観察用X線装置の開発は、大きさとコストを経済的にすることと高い画像品質を維持することの競合する目的によって促進されてきた。

    【0003】主として、大きさとコストを経済的にする要求に応えて、従来のX線装置より遥かに小さく、安い小型のX線装置が開発されている。 例えば、米国特許B
    14,142,101(1991年2月19日インに発行された再審査証明書)は、マイクロチャンネルプレート(MCP)増幅器と組合わせて光ファイバ縮小器を利用するイメージ倍増管を有するX線画像形成チェーンを開示している。 この光ファイバ縮小器は、直径が7乃至15cmの入領域からX線画像を作れるように十分小さく造ることができる。 設計者は、この光ファイバ縮小器を利用して四肢画像形成用に大きさが適した小型X線装置を作ることができている。

    【0004】しかし、そのような従来技術のX線システムは、それらの大きさが小さいためにいくらか有用ではあるが、それでも多くのはっきりした欠点があるのが特徴である。 小型X線システムに使用するこの光ファイバ縮小器とMCP増幅器は、皮肉にもMCP増幅器のチャンネルが大きすぎるので、現在の技術準の光学画像を作れない。 X線画像の解像度とコントラスト比は、MC
    P増幅器のチャンネル数によって制限される。 簡単に言えば、入力領域の対応する平方cm当りに当てはまるM
    CPチャンネルと関連する光ファイバの数が小さ過ぎて現在の技術水準のX線画像を作れないのである。

    【0005】そのような小型X線システムから生ずる解像度とコントラストは、品質の許容水準から十分下になる。 医者が患者を診断し治療するための能力に必要な体内解剖の高解像度X線画像は、このように、大きさを小さくしコストを下げるために犠牲になっている。 その上、従来技術の四肢画像形成装置は、操作が難しく、使用が煩雑である。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】従って、この発明の目的は、使用するのがより便利な小型化した移動式X線画像形成システムを提供することである。

    【0007】この発明のもう一つの目的は、コントラストの強い高解像度のX線画像を作ることができる、改良されたイメージ倍増管を備える画像形成システムを提供することである。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】上記の目的およびその他の特に記述しない目的を、X線診断装置等に使用するための小型化したC形アームおよび画像形成装置の、例示する特定の実施例で達成する。 X線画像形成システムがC形アームに結合され、このC形アームの対向する位置に、それぞれ、X線源およびイメージレセプタが取付けられている。 このイメージレセプタには、魔法瓶形イメージ倍増管がある。 このイメージレセプタは、光ファイバ装置がないことを特徴とし、イメージ倍増管は、中にマイクロチャンネルがないことを特徴とする。 このC形アームは、軌道回転軸の周りに質量バランスが取られていて、車輪付き支持ベース上に支持された関節結合アーム組立体に旋回可能に結合されている。 質量バランスを取ることが、C形アームを単一軌道運動させるだけで、
    X線画像形成システムを前後の観察と直交する横の観察の間で配置し直すことができるようにし、それが等中心画像化を成す観察もできるようにする。 このC形アームは、外径が約71cm(28インチ)で線源・イメージ間距離が約36cm(14インチ)に小型化するのが好ましい。

    【0009】この発明の更なる目的および利点は、以下の説明に示し、一部はその説明から明白であろうし、またはこの発明の実施によって教示されるかも知れない。
    この発明のこれらの目的および利点は、前記の請求項で特に指摘する器具および組合せによって達成され、得られるかも知れない。

    【0010】

    【発明の実施の形態】この発明の上記やその他の目的、
    特徴および利点は、添付の図面に関して以下に呈示する詳細な説明を考察すれば明白となろう。

    【0011】この発明の原理の理解を促進するために、
    次に図面に示す実施例を参照し、特有の言葉を使ってそれを説明する。 それにも拘らず、それによってこの発明の範囲を限定する意図がないことが分るだろう。 関連技術に習熟し、この明細書を持っている者が通常思いつく、図示した装置の変更および更なる修正、並びにここに説明したこの発明の原理の付加的適用は、この発明の請求の範囲に入ると考えるべきである。

    【0012】さて、図1乃至図6を参照すると、全体を10で指す、移動式C形アーム装置が示されている。 以下に詳しく説明するように、この装置10は、一般的に“C形アーム組立体”と呼ぶ、小型化したC形アーム組立体に向けられている。 この“C形アーム組立体”には、X線源とイメージレセプタがある。 このイメージレセプタには、魔法瓶(真空容器又は真空管)形イメージ倍増管がある。 イメージレセプタは、光ファイバ装置がないことを特徴とし、イメージ倍増管は、中にマイクロチャンネルがないことを特徴とする。

    【0013】図1乃至図2を更に詳しく参照すると、X
    線源Cがイメージレセプタないし受像器A上にX線11
    を投射する。 このイメージレセプタAには、全体を80
    で指す、魔法瓶形イメージ倍増管がある。 イメージ倍増管の分野の技術に習熟した者は分るように、イメージ倍増管80には、受け面86を持つ真空容器としての魔法瓶82がある。 受け面86は、好ましくはその内部に、
    シンチレータ層が塗被されている。 光電陰極84が魔法瓶82内に配置されている。 シンチレータ層87は、X
    線11を受ける入力領域で、可視光フォトン13を作る。 可視光フォトン13は、光電陰極84上に伝達され、そこから電子17を発生する。 このように、シンチレータ層87と光電陰極84は、協力して、入力領域でX線を受けてこのX線から電子17を作る、適当な入力手段を形成する。 収束(ないし集束)電極が、魔法瓶8
    2に結合され、側面チャンネル電極88および加速電極90を含み、適当な電源手段(図示せず)に接続されている。 側面チャンネル電極88に供給される電圧は、加速電極90より低い。 単なる例として、側面チャンネル電極88に550Vを供給し、加速電極90に1.3乃至3.5kVを供給してもよい。 出力蛍光体層92が、
    魔法瓶82に結合され、電子を受けて光を発する出力領域を有する、適当な出力手段として作用する。

    【0014】イメージ倍増管80は、入力手段84から出力手段92への電子17を、これらの電子から光学像を作るように真空下に維持しながら加速するための、適当なイメージ増強手段として作用する。 関連技術に習熟した者は分るように、光電陰極84には、電子17を第1の秩序配列94に配置するための手段があり、収束電極88および90は、電子17を出力蛍光体92の方に引きつけ、これらの電子を第1秩序配列に関して逆の配列に再配置するに十分なように、形作られ、配置され、
    電力が供給されている。 これらの収束電極88および9
    0は、この分野の技術に習熟した者は知っているような方法で、電子17を第1秩序配列94の面積に比べて面積が小さい第2の秩序配列96に更に配置するための縮小手段としても作用するように、形作られ、配置され、
    電力が供給されている。 それで、加速/増幅が縮小と同時に、全て1段階で達成される。

    【0015】イメージレセプタAは、光ファイバ装置がないことを特徴とし、イメージ倍増手段80は、中にマイクロチャンネルがないことを特徴とする。 これらの素子は、C形アーム装置の小型化性向および、以下に詳しく説明するように車輪付きベース32に結合された関節結合アーム組立体18と組み合さって、高品質の画像が得られる小型化したX線画像形成装置を達成する。 小型支持装置と関連して使う従来技術のX線装置は、光ファイバの束に頼り、それは加熱し引張って狭い出力端を作り、縮小を達成する。

    【0016】残念ながら、小型X線システムに使用する光ファイバ縮小器とMCP増幅器は、皮肉にもマイクロチャンネルプレート(MCP)増幅器のチャンネルが大きすぎるので、現在の技術水準の光学画像を作れない。
    X線画像の解像度とコントラスト比は、MCP増幅器のチャンネル数によって制限される。 簡単に言えば、入力領域の対応する平方cm当りに当てはまるMCPチャンネルと関連する光ファイバの数が小さ過ぎて現在の技術水準のX線画像を作れないのである。 医者が患者を診断し治療するための能力に必要な体内解剖の高解像度X線画像は、このように、大きさを小さくしコストを下げるために犠牲になっている。 その上、従来技術の四肢画像形成装置は、操作が難しく、使用が煩雑である。

    【0017】従来技術の装置が縮小と増強を別々のステップ行うので、および電子でなく光を操作することによって、画像品質も犠牲になっている。 初期X線が光の成分に変換され、それが最初に光ファイバの束によって第1ステップで多分直径2.5cm(1インチ)に縮小される。 この縮小された光成分は、次に、第2ステップで本質的に1対1の面積比でMCP増幅器に通される。 簡単に言えば、大きい光画像をチャンネルに通し、増幅前に、光ファイバの束で小さな薄暗い画像に縮小し、それからこの小さな薄暗い画像を、大きさが約1対1で、小さいイメージ倍増管に通す。 この出力画像は、明るくなるが、まだ非常に小さい。 それで本出願人の画像形成チェーンは、X線11を光成分ではなく電子17に変換し、これらの電子17を魔法瓶82で単一ステップで縮小および加速するという非常に違ったプロセスを使う。
    これらの差が、最終が像の解像度およびコントラスト比が良い結果となる。

    【0018】このように、本出願人は、上述のようにイメージ倍増管80を設けることによって解像度およびコントラスト比の点から画像品質をかなり改善できることを開示している。 その上、光電陰極84を入力領域の直径が15cm(6インチ)未満、好ましくは10cm
    (4インチ)乃至15cm(6インチ)の範囲内にあるような形状・寸法にできる。 本出願人の発明の利点には、画像品質がシンチレータ層86および光電陰極84
    の結晶構造によってのみ制限されるという事実がある。
    その結果の画像解像度は、非常に高く、従来技術の装置のマイクロチャンネルプレートによって作られたが像解像度より遥かに良い。 本出願人の発明は、コントラスト比が良い結果にもなる。 ここで使用する“コントラスト比”という用語は、関連技術で通常の技術を持つ者は分るように、面積が光電陰極または入力蛍光体84の作る入力面積の10%であるリードディスクを入射面の中心に取付けたときの、最小出力明るさに対する最大出力明るさの比を指す。

    【0019】電子17は、光の像として出力蛍光体92
    を通過する。 この技術分野で知られているように、図2
    に模式的に示すように、光学素子94および蛍光体92
    を使って画像を改善し、観察者の目98で観察してもよい。

    【0020】図2に関連して上に説明したイメージレセプタAは、この発明の小型化した“C形アーム組立体”
    および関節結合アーム組立体18と組合わせて具体化するとき、競合し且つ長い間必要を感じていた小型化と高品質の両方を満足する種類の、便利な大きさと画像品質を提供する。 それで、以下に説明する付加的構造と実施例を、上に説明したイメージレセプタAと関連して使うと都合がよい。

    【0021】さて、図1および図3乃至図6を更に詳しく参照すると、車輪付きベース上に支持された関節結合アーム組立体に旋回可能に結合されたL形アームまたは支持アームD上に“C形アーム組立体”が滑動可能に取付けられていて、この“C形アーム組立体”は、軌道回転の単一軸16の周りに質量バランスが取られている。
    この軌道回転の単一軸周りに“C形アーム組立体”の質量バランスを取ることが、操作者にこの“C形アーム組立体”の単一滑動軌道運動で等中心画像化ができるようにする。 ここで使用する“質量バランスが取れた”システムという用語は、システムの質量中心と一致する軸1
    6の周りに旋回可能、軌道運動可能、またはその他の方法で回転可能なシステムを指す。 この“C形アーム組立体”および支持アームDは、集合的に、保持手段並びにこの保持手段上の対向する位置に、それぞれ、取付けられたX線源およびイメージレセプタを含み、上記X線源とイメージレセプタがそれらの間に線源・イメージ間距離をなし、その場合にこの保持手段が“C形アーム組立体”を含む。

    【0022】この“C形アーム組立体”は、質量中心M
    C(C形アーム組立体)を有し、その上にほぼ円形の運動軌道12(図4)が作られているC形アームBを含む。 X線源CおよびイメージレセプタAがこのC形アームB上の対向する位置に、それぞれ、取付けられ、このX線源とイメージレセプタが図示のように互いに向合っている。 X線源Cは、イメージレセプタA上に中心ビーム14を有するX線11を投射するための手段を含む。
    イメージレセプタAは、この技術の通常の知識を有する者が理解するように、イメージ倍増管等であることができる。 X線源CとイメージレセプタAがそれらの間に線源・イメージ間距離14を形成する。 “C形アーム組立体”は、線源・イメージ間距離14が76cm(30インチ)未満であるような形状・寸法になっている。 この線源・イメージ間距離は、51cm(20インチ)未満、好ましくは38cm(15インチ)未満であってもよい。 本出願人の推奨実施例は、円運動軌道12の外径が約36cm(14インチ)で、線源・イメージ間距離も約36cm(14インチ)であるC形アームBに向けられている。

    【0023】ここで使用する“中心ビーム”という用語の意味は、この技術に習熟した者に知られているように、X線管の焦点スポット15から垂直にイメージレセプタスクリーン55上に伸びる線を形成する単一中心X
    線ビームだけを指すのでなく、広くX線ビーム14にとって重要でこの単一中心X線ビームの周りに集中するX
    線ビームの群も指すべきである。 参照番号14は、この技術で線源・イメージ間距離またはSIDとして知られる、X線源Cの焦点スポット15とイメージレセプタA
    との間の距離も指すべきである。 本出願人のイメージレセプタスクリーン55は、円形で、直径が10cm(4
    インチ)か15cm(6インチ)であるのが好ましい。

    【0024】支持アームDは、“C形アーム組立体”がこの支持アームに対して軌道回転の単一軸16の周りの軌道回転で選択的に滑動可能であるように、円運動軌道12と滑動可能に係合するように配置されている。 図1
    と図4は、X線源CおよびイメージレセプタAに対する支持アームDの方位が変ってもよいことを示し、これらの要素のそれぞれの位置が図1および図4に描かれている。 円運動軌道12は、軌道回転の単一軸16と中心点が一致する円とほぼ共通であり、“C形アーム組立体”
    が上記支持アームDに対してどんな位置にあっても、上記軸16が上記アームDに対してほぼ固定されたままである。 ここで使用する“円形”という用語は、意味を実際の円に限定すべきではなく、運動軌道12の場合と同様に、広く部分円も指すべきである。

    【0025】全体を18で示す、関節結合アーム組立体は、第1アーム20およびこの第1アームと支持アームDの両方に旋回可能に取付けられた第2アーム22を含み、支持アームがこの第2アーム22に対して横回転軸24(図4)の周りに選択した横位置へ選択的に回転可能である。 関節結合アーム組立体18の第2アーム22
    は、支持アームDおよび“C形アーム組立体”を第1アーム20に対して第1位置から第2位置へ動かすために、この技術で知られるような平行リンク機構手段を含み、この第2位置での回転軸24が第1位置での回転軸24の方向とほぼ並行である。 この平行リンク機構手段を図3に1対の回転車26と両端がそれぞれ各車26に旋回可能に結合された棒28によって表すが、この技術で知られるように四つ棒平行リンク機構または均等物も含んでよい。 ここで使用する“関節結合アーム手段”という用語は、例えば非限定的例として、以下に更に詳しく説明するように、図6の第1アーム20および第2アーム22、または図7の単一アーム74のような、支持アームDおよびベース支持手段32の両方に旋回可能に取付けられるどのような手段または部材も広く指すべきである。 それで、この関節結合アーム手段は、一つ以上の任意の数の旋回可能に相互結合されたアームを含む。

    【0026】移動式ベース支持手段32が、“C形アーム組立体”を懸架位置に支持するために関節結合アーム組立体18の第1アーム20に旋回可能に取付けられている。 この移動式ベース支持手段は、ベースおよびこのベースの下に回転可能に取付けられた車輪34を含み、
    このベースを車輪で床(図示せず)に沿って進めるようにするのが好ましい。 この移動式ベース支持手段は、この技術の通常の知識を有する者が理解するように、全体を36で指す、画像処理および表示ワークステーションを含むのが好ましい。

    【0027】この“C形アーム組立体”は、軌道回転の単一軸16の周りに質量バランスが取られていて、上記“C形アーム組立体”が支持アームDに対して円運動軌道12に沿ったどんな位置にあっても、このC形アーム組立体の質量中心CM(C形アーム組立体)が軌道回転の単一軸16とほぼ一致する。 説明する方法を変え、図4に示す原点が軌道回転の単一軸16にある3次元座標系x、yおよびzを参照して: (1) (M B )(D BX )=(M A )(D AX )+
    (M C )(D CX )、および (2) (M B )(D BY )+(M A )(D AY )=
    (M C )(D CY )、 但し:M B =C形アームBの質量;D BX =CM Bとy軸の間の距離;CM B =C形アームBの質量中心;M A
    イメージレセプタAの質量;D AX =CM Aとy軸の間の距離;CM A =イメージレセプタAの質量中心;M C
    X線源Cの質量;D CX =CM Cとy軸の間の距離;CM
    C =X線源Cの質量中心;D BY =CM Bとx軸の間の距離;D AY =CM Aとx軸の間の距離;およびD CY =CM
    Cとx軸の間の距離。

    【0028】図5に最もはっきり示すように、“C形アーム組立体”と支持アームDは、集合体としての質量中心を有し、横回転軸24の周りに集合的に質量バランスが取られ、支持アームDが関節結合アーム組立体18の第2アーム22に対して上記横回転軸24周りのどの回転位置にあっても、上記集合体の質量中心が上記横回転軸24とほぼ一致する。 図4および一部図5に示す原点が横回転軸24にある3次元座標系x'、y'およびz'を参照して: (3)(M(C形アーム組立体))(D(C形アーム組立体Z′))=(M D ) (D DZ' )、 但し:M(C形アーム組立体)=“C形アーム組立体”
    の質量;D(C形アーム組立体Z′)=CM(C形アーム組立体)とy'軸の間の距離;CM(C形アーム組立体)=“C形アーム組立体”の質量中心;M D =支持アームDの質量;D DZ' =CM Dとy'軸の間の距離;およびCM D =支持アームDの質量中心。 勿論、式(1)、(2)および(3)は、図4乃至図5に示す特定の形状および位置に当てはまる。 これらの物理の原理に反しない他の類似の式が代替形状および位置に当てはまるだろう。

    【0029】この技術の通常の知識を持っている者が理解できるように、この“C形アーム組立体”は、十分な長さを持つ円運動軌道12と組み合さって、この“C形アーム組立体”が円運動軌道12に沿って第1軌道位置と第2軌道位置の間を動き得て、この第2軌道位置での中心ビーム14が第1軌道位置での中心ビーム14と直交する方向に伸びるように形作られ、配列されている。
    第2軌道位置での中心ビーム14は、この技術で等中心画像化として知られる、第1軌道位置での中心ビーム1
    4の第1交点を通過する。 この第1交点は、第1等中心画像化の点である。 “等中心画像化”という用語は、ある固定位置からの同じ解剖領域の二つの異なるX線画像をそれぞれの視線に沿って撮ることができる位置を指す。 放射線学の技術に習熟した者は理解するように、等中心画像化とは、前後および横の両方から見て、画像化に関心のある対象が、動かすことなく両方向から見たX
    線画像の中心にある概念を指す。 この装置10は、“C
    形アーム組立体”を前後と横の画像の間で単一運動させる以外何ら調整することなく自動的に等中心画像化を行うことができる。

    【0030】この“C形アーム組立体”は、中心ビーム14の第1交点がX線源CよりもイメージレセプタAに近いように形作られ、配列されているのが好ましい。 一つの好適配置に於いて、この“C形アーム組立体”は、
    中心ビーム14が第1軌道位置でほぼ垂直に且つ第2軌道位置でほぼ水平に伸びるように形作られ、配列されている。 この装置10は、第2軌道位置での中心ビーム1
    4が横回転軸24とほぼ一致するように“C形アーム組立体”を形作り、配列して設計してもよい。

    【0031】支持アームDは、関節結合アーム組立体の第2アーム22に対し60(図3)で旋回可能に取付けられ、“C形アーム組立体”が横回転軸24の周りに第1横位置と第2横位置の間を回転でき、この第2横位置での中心ビーム14が第1横位置での中心ビーム14と直交する方向に伸びるように構成されている。 この第2
    横位置での中心ビーム14は、第1横位置での中心ビーム14の第2交点を通過し、この第2交点が第2等中心である。 もし、中心ビーム14を軌道回転の単一軸16
    と、および水平であるときの横回転軸24と一致するように作ることができ、上記の式(1)、(2)および(3)を満足するとすると、第1等中心画像化と第2等中心画像化は、常に一致し、“C形アーム組立体”の横位置と軌道位置の如何なる組合せに対しても全く同一の点である。 中心ビーム14が図4のように軌道回転の単一軸と一致しなくても、装置10を上に提案したように中心ビーム14の水平位置が横回転軸24とほぼ一致するように設計することができるなら、第1等中心画像化と第2等中心画像化は、“C形アーム組立体”が如何なる位置にあっても大多数の場合一致するだろう。

    【0032】実際問題として、この装置(10)を(i)
    “C形アーム組立体”の軌道回転の単一軸16周りの質量バランスを取り、(ii)中心ビーム14をこの軌道回転の単一軸16と一致させることの両方を達成するように作ることは現在非常に困難であるので、この画像形成装置をできるだけ軽くしなければならない。 しかし、本出願人は、線源・イメージ間距離が76cm(30インチ)未満である、図1乃至図6の小型化した“C形アーム組立体”を、中心ビーム14が軌道回転の単一軸16
    に十分近く、“C形アーム組立体”の横位置と軌道位置のほぼ全ての組合せに対して画像化等中心性をある形で達成するように作ることができることを発見した。

    【0033】この“C形アーム組立体”は、中心ビーム14の第2交点がX線源CよりもイメージレセプタAに近いように形作られ、配列されているのが好ましい。 また、この“C形アーム組立体”は、中心ビーム14が第1横位置でほぼ垂直に且つ第2横位置でほぼ水平に伸びるように形作られ、配列されているのが好ましい。

    【0034】この“C形アーム組立体”の小型化の性質によれば、円運動軌道12の半径は、51cm(20インチ)未満が好ましく、38cm(15インチ)未満が最も好ましい。 C形アームBの円形内周は、半径が48
    cm(19インチ)未満であるのが好ましく、36cm
    (14インチ)未満が最も好ましい。

    【0035】さて、図1および図6を更に詳しく参照すると、装置10は、図示のように保管するためにコンパクトな配置に旋回させることができる。 支持アームDおよびC形アームBは、各々それぞれ第1側面パネル42
    および44(図1)を含む。 移動式ベース支持手段32
    は、前部46および側部48を含み、それらはその間に集合的に部50を形成する。 この角部50は、必ずしも直線である必要はなく、ジグザグでも、図1および図6に示すような直線からその他の方法で逸脱してもよいが、それでも角部である。 関節結合アーム組立体18の第1アーム20は、ベース支持手段32の前部46に第1ピボット取付点52で旋回可能に取付けられ、この“C形アーム組立体”および関節結合アーム組立体18
    および支持アームDは、(i) 第1アーム20が、ベース支持手段32の前部46に密接するように、第1ピボット取付点52から上記前部の少なくとも一部を横切って伸び、および(ii)第2アーム22が、ベース支持手段32の前部46に密接するように、第1アーム20から上記前部46の少なくとも一部を横切って伸び、および(iii)支持アームDが、第2アーム22の角部50に隣接する部分からベース支持手段32の側部48の少なくとも一部を横切って伸び、支持アームDおよびC形アームの第1側面パネル42および44が、それぞれ、上記側部48に密接し、第2アーム22および支持アームD
    が集合的に、前部46の少なくとも一部を横切り、角部50を廻り、側部48の少なくとも一部を横切って伸びるように、コンパクトな配置に旋回操作できるように構成され、旋回可能に相互結合されている。

    【0036】ここで、図6に具体化した新規な組合せも同等な構造で達成できることを理解すべきである。 例えば、末端が対向する湾曲アーム部材を円形C形アームB
    の代りに湾曲アーム組立体の一部として使ってもよい。
    この“C形アーム組立体”とそれに含まれるX線画像形成システムが、一つの継ぎ手の調節だけで、軸16周りに軌道的にか、軸24周りに横に回転して再配置できることも理解すべきである。 “継ぎ手”という用語は、
    “C形アーム組立体”、支持アームD、および関節結合アーム組立体18の間の滑動可能および枢軸接続装置のどれをも指す。 図3は、大部分の継ぎ手を模式的に示し、枢軸継ぎ手38、52、60、62、並びに平行リンク機構手段の概略を示す車26および棒28を含む。
    支持アームDとC形アームBの間の滑動可能な係合も継ぎ手と考えられる。

    【0037】さて、図7を参照すると、全体を70で指す、装置10の代替実施例が示されている。 この装置7
    0は、X線源CおよびイメージレセプタA、C形アームBおよび支持アームD、前部46、側部48、角部5
    0、並びに画像処理および表示ワークステーション36
    のような、図1および図6の装置10と同じ構造物を多く含んでいる。 しかし、ベース支持手段32は、固く取付けられて上方に伸びる静止アーム71を含む。 装置7
    0は、更に全体を72で指す代替関節結合アーム組立体を含み、それは、支持アームDに回転接続装置76で旋回可能に取付けられた第1アーム74を含む。 この第1
    アームも静止アーム71に回転接続装置78で旋回可能に取付けられている。 第1アーム74は、ベース支持手段32から(および好ましくは静止アーム71から)前部46の少なくとも一部を横切って伸びる。 この装置7
    0は、図6の装置10に関連して上に説明した方法と同様に旋回操作可能であり、第1アーム74および支持アームDが集合的に、前部46の少なくとも一部を横切り、角部50を廻り、側部48の少なくとも一部を横切って伸びる。

    【0038】

    【発明の効果】この発明の多くの利点は、“C形アーム組立体”が軌道回転の単一軸16の周りに質量バランスが取られ、支持アームDと“C形アーム組立体”の組合せが横回転軸24の周りに質量バランスが取られているために生ずる。 この構成は、装置10の操作者が二つの直交視野を使って等中心画像化を行うことができるようにし、それは一つの運動だけの操作をすればよく、従って従来技術の小型X線画像形成システムが要求するより少ないステップでよい。 その上、軸16および軸24周りに質量バランスを取ったことが、操作者が動かすとき、これらの継ぎ手を自由に動くようにし、しかもこの組立体に外力を加えないとき、然るべき位置にとどまるようにする。 関連技術に習熟した者には理解されるように、ロック手段57および59を使って、図3に模式的に表す継ぎ手等の幾つかまたは全ての運動をロックおよび解放することができる。 図6に示す装置10のコンパクタビリティが車輪付きベース32の提供する移動性および関節結合アーム組立体18の提供する操作性と組み合さって、この発明に小型X線画像形成システムの分野で多くの利点をもたらす。

    【0039】上述の装置は、この発明の原理の適用の例示に過ぎないことを理解すべきである。 この技術に習熟した者には、この発明の精神および範囲から逸脱することなく多くの修正や代替装置を案出できるかも知れず、
    それで前記の請求項は、そのような修正および装置を含める意図である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この発明の原理に従って作った移動式C形アーム装置およびX線画像形成システムの透視図である。

    【図2】図1の装置のイメージ倍増管の模式図である。

    【図3】図1の装置の関節結合アーム組立体の透視模式図である。

    【図4】図1の装置のC形アーム組立体部の代替実施例の側面図である。

    【図5】図4のC形アーム組立体の正面図である。

    【図6】図1の装置の保管用の折畳んだ、コンパクトな配置の透視図である。

    【図7】図6の装置の代替実施例の透視図である。

    【符号の説明】

    11 X線 12 円形運動軌道 14 中心ビーム/線源・イメージ間距離 17 電子 16 軌道回転の単一軸 18 関節結合アーム手段 20 第1アーム 22 第2アーム 24 横回転軸 32 ベース支持手段 34 車輪 36 ワークステーション 42 第1側面パネル 44 第1側面パネル 46 前部 48 側部 50 角部 52 第1ピボット取付点 80 イメージ増強手段 82 魔法瓶 84 入力手段 88 収束電極 90 収束電極 92 出力手段 94 第1秩序配列 96 第2秩序配列 A イメージレセプタ B C形アーム C X線源 D 支持アーム MC(C形アーム組立体) C形アーム組立体の質量中心

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アール. ブルース スプラット アメリカ合衆国 ユタ州 バウンティフ ル,サウス 975 イースト 3142

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