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Moving type c-shaped arm device for x-ray diagnostic device

阅读:124发布:2021-02-22

专利汇可以提供Moving type c-shaped arm device for x-ray diagnostic device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To rotate an X-ray image formation device through the adjustment of one joint and to re-position it by practically matching the mass center of a C-shaped arm assembly to one track rotary shaft at any positions of a supporting arm.
SOLUTION: This C-shaped arm device is slidably attached to an L-shaped arm, that is the supporting arm D, pivotally movably connected to a stepping arm assembly supported on a base part with wheels. The C-shaped arm assembly is mass-balanced around one track rotary shaft 16 and an operator achieves the image formation of the same center by one sliding track. That is, at any positions along the circular moving track 12 of the C-shaped arm assembly to the supporting arm D, the mass center CM (C-shaped arm assembly) of the C-shaped arm assembly is practically matched to the track rotary shaft 16.
COPYRIGHT: (C)1997,JPO,下面是Moving type c-shaped arm device for x-ray diagnostic device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 X線診断装置などに使用される移動式のC形アーム装置であって、 質量中心を有するC形アーム組立体であって、実質的に円移動軌道を形成されて有するC形アーム、および該C
    形アームの反対側の位置に互いに対向するようにそれぞれ取付けられたX線源および受像器を更に含み、X線源は中央ビームを有するX線を受像器に照射する手段を含んでいるC形アーム組立体と、 C形アームの円移動軌道にスライド可能に係合して配置され、C形アーム組立体を1つの軌道回転軸のまわりで軌道回転させるように選択的に相対的なスライドを可能にする支持アームであって、前記円移動軌道は前記1つの軌道回転軸と一致した中心点を有する円と実質的に共通していて、これにより支持アームに対するC形アーム組立体のいかなる位置においても、前記1つの軌道回転軸が支持アームに対して実質的に固定的な関係状態を保持するようになされている支持アームと、 支持アームに枢動可能に取付けられた第1アームを含み、選択された横方向位置へ向かって横方向回転軸のまわりを支持アームが前記第1アームに対して選択的に回転できるようにしている節動アーム組立体と、 懸架位置にC形アーム組立体を支持するために第1アームに枢動可能に取付けられている床に沿って移動できる移動式基部支持手段とを含み、 C形アーム組立体は1つの軌道回転軸のまわりで質量バランスされており、支持アームに対する前記C形アーム組立体の円移動軌道に沿った何れの位置においてもC形アーム組立体の質量中心が1つの軌道回転軸と実質的に一致されているX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、C形アーム組立体および支持アームが集合的な質量中心を有するとともに、横方向回転軸のまわりに集合的に質量バランスされていて、前記集合的な質量中心は節動アーム組立体の第2アームに対する支持アームの前記横方向回転軸のまわりの何れの回転位置においても前記横方向回転軸と実質的に一致するようになされたX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項3】 請求項1に記載の装置であって、X線源および受像器が両者の間に光源−像の距離を定めており、C形アーム組立体は前記光源−像の距離が762m
    m(30インチ)未満となるように形成され、寸法決めされているX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項4】 請求項3に記載の装置であって、C形アーム組立体は光源−像の距離が508mm(20インチ)未満となるように形成され、寸法決めされているX
    線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項5】 請求項3に記載の装置であって、C形アーム組立体は光源−像の距離が381mm(15インチ)未満となるように形成され、寸法決めされているX
    線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項6】 請求項1に記載の装置であって、節動アーム組立体の第2アームが支持アームおよびC形アーム組立体を第1アームに対して第1位置から第2位置へ移動させる平行リンケージを含み、第2位置の横方向回転軸が第1位置の横方向回転軸の方向と実質的に平行であるようになされたX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項7】 請求項1に記載の装置であって、十分な長さの円移動軌道との組み合わせにおいて、C形アーム組立体は第1位置および第2位置の間の軌道回転において円移動軌道に沿って移動できるように形成され、寸法決めされており、第2軌道位置における中央ビームが第1軌道位置における中央ビームに対して直角な方向に延在するようになされたX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項8】 請求項7に記載の装置であって、第2軌道位置における中央ビームが第1軌道位置における中央ビームの第1交差位置を通過するようになされたX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項9】 請求項7に記載の装置であって、中央ビームの第1交差位置がX線源よりも受像器に接近して位置するようにC形アーム組立体が形成され、寸法決めされたX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項10】 請求項7に記載の装置であって、中央ビームが第1軌道位置において実質的に垂直に延在し、
    第2軌道位置において実質的に水平に延在するようにC
    形アーム組立体が形成され、寸法決めされたX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項11】 請求項10に記載の装置であって、第2軌道位置における中央ビームが横方向回転軸と実質的に一致するようにC形アーム組立体が形成され、寸法決めされたX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項12】 請求項1に記載の装置であって、支持アームは節動アーム組立体の第2アームに対して枢動可能に取付けられてC形アーム組立体を第1横方向位置および第2横方向位置の間で横方向回転軸のまわりに回転できるように形成されており、第2横方向位置における中央ビームが第1横方向位置における中央ビームに直角な方向へ延在する延在するようになされたX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項13】 請求項11に記載の装置であって、第2横方向位置における中央ビームが第1横方向位置における中央ビームの第2交差位置を通過するようになされたX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項14】 請求項13に記載の装置であって、中央ビームの第1交差位置がX線源よりも受像器に接近して位置するようにC形アーム組立体が形成され、寸法決めされたX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項15】 請求項12に記載の装置であって、中央ビームが第1軌道位置において実質的に垂直に延在し、第2軌道位置において実質的に水平に延在するようにC形アーム組立体が形成され、寸法決めされたX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項16】 請求項1に記載の装置であって、移動式基部支持手段が基部および基部の下側に取付けられた車輪を含み、床に沿って車輪を転動させて基部を移動できるようになされたX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項17】 請求項16に記載の装置であって、移動式基部支持手段が像処理および表示作業ステーションを含んでいるX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項18】 請求項1に記載の装置であって、円移動軌道が508mm(20インチ)未満の半径を有するX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項19】 請求項18に記載の装置であって、円移動軌道の半径が381mm(15インチ)未満であるX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項20】 請求項1に記載の装置であって、C形アームが482.6mm(19インチ)未満の半径を有する円形内周面を含んでいるX線診断装置用の移動式C
    形アーム装置。
  • 【請求項21】 請求項20に記載の装置であって、円移動軌道の半径が355.6mm(14インチ)未満であるX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項22】 請求項1に記載の装置であって、支持アームおよびC形アームが第1側部パネルを有していること、移動式基部支持手段が前部および側部を含み、これらは互いの間に集合的に隅部を形成していること、節動アーム組立体の第1アームが第1枢動取付け位置で基部支持手段に枢動可能に取付けられていること、およびC形アーム組立体および節動アーム組立体および支持アームが小さな構造となるように枢動操作できるように形成されて枢動連結されていて、(i)第1アームが第1
    枢動取付け位置から基部支持手段の前部の少なくとも一部を横断して隅部へ延在して、前記前部に密接に接近して位置するようになされ、(ii)支持アームが隅部に近い第1アームの一部から基部支持手段の側部の少なくとも一部を横断して延在して支持アームおよびC形アームの第1側部パネルが前記側部に密接に接近して位置するようになされ、これにより第1アームおよび支持アームが前部の少なくとも一部を横断し、隅部をまわり、側部の少なくとも一部を横断して集合的に延在するようになされていることを特徴とするX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項23】 X線診断装置などに使用される移動式のC形アーム装置であって、 一対の対向する先端部と、対向位置にそれぞれ互いに対向するように取付けられたX線源および受像器とをする湾曲部材を含み、X線源は中央ビームを有するX線を受像器に照射する手段を含んでいる湾曲アーム組立体と、 湾曲部材に連結された支持アームと、 支持アームに枢動可能に取付けられている第1アームを含む節動アーム組立体と、 懸架位置に湾曲アーム組立体を支持するために第1アームに枢動可能に取付けられている基部支持手段とを含み、 支持アームおよび湾曲部材は各々が第1側部パネルを含んでいること、基部支持手段が前部および側部を含み、
    これらは互いの間に隅部を集合的に形成していること、
    節動アーム組立体の第1アームが第1枢動取付け位置で基部支持手段に枢動可能に取付けられていること、および湾曲アーム組立体および節動アーム組立体および支持アームが小さな構造となるように枢動操作できるように形成されて枢動連結されていて、(i)第1アームが第1枢動取付け位置から基部支持手段の前部の少なくとも一部を横断して隅部へ延在して、前記前部に密接に接近して位置するようになされ、(ii)支持アームが隅部に近い第1アームの一部から基部支持手段の側部の少なくとも一部を横断して延在して支持アームおよび湾曲部材の第1側部パネルが前記側部に密接に接近して位置するようになされ、これにより第1アームおよび支持アームが前部の少なくとも一部を横断し、隅部をまわり、側部の少なくとも一部を横断して集合的に延在するようになされていることを特徴とするX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項24】 請求項23に記載の装置であって、湾曲部材が実質的に円移動軌道を形成されて有するC形アームを含んでなること、支持アームがC形アームの円移動軌道にスライド可能に係合して配置され、湾曲アーム組立体を1つの軌道回転において選択的に相対的なスライドを可能にするようになされていること、支持アームが第2アームに対して横方向回転軸のまわりを選択した横方向位置へ向かって選択的に回転できること、および基部支持手段が床に沿って移動可能な移動式基部を含んでいることを特徴とするX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項25】 請求項24に記載の装置であって、円移動軌道が中心点を有する円と実質的に共通していて、
    これにより1つの軌道回転軸のまわりの軌道回転において湾曲アーム組立体が支持アームに対して選択的にスライド可能となるようにされていて、前記1つの軌道回転軸は実質的に中心と共通しており、これにより前記支持アームに対する湾曲アーム組立体の何れの位置においても前記1つの軌道回転軸が支持アームに対する実質的に固定的な関係状態を保持するようになされているX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項26】 請求項25に記載の装置であって、湾曲アーム組立体が質量中心を有していること、および前記湾曲アーム組立体が1つの軌道回転軸のまわりで質量バランスされており、前記支持アームに対する湾曲アーム組立体の円移動軌道に沿う何れの位置においても湾曲アーム組立体の質量中心が1つの軌道回転軸と実質的に一致するようになされていることを特徴とするX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 【請求項27】 請求項23に記載の装置であって、剛性的に取付けられて上方へ向かって延在する静止アームを基部支持手段が含んでいること、および節動アーム組立体の第1アームが前記静止アームに枢動可能に取付けられていることを特徴とするX線診断装置用の移動式C
    形アーム装置。
  • 【請求項28】 X線診断装置などに使用される移動式のC形アーム装置であって、 一対の対向する先端部と、対向位置にそれぞれ互いに対向するように取付けられたX線源および受像器とをする湾曲部材を含み、X線源は中央ビームを有するX線を受像器に照射する手段を含んでいる湾曲アーム組立体と、 湾曲部材に連結された支持アームと、 第1アームと、第2アームおよび支持アームの両方に対して枢動可能に取付けられている第2アームとを含む節動アーム組立体と、 懸架位置に湾曲アーム組立体を支持するために節動アーム組立体の第1アームに枢動可能に取付けられている基部支持手段とを含み、 支持アームおよび湾曲部材は各々が第1側部パネルを含んでいること、基部支持手段が前部および側部を含み、
    これらは互いの間に隅部を集合的に形成していること、
    節動アーム組立体の第1アームが第1枢動取付け位置で基部支持手段に枢動可能に取付けられていること、および湾曲アーム組立体および節動アーム組立体および支持アームが小さな構造となるように枢動操作できるように形成されて枢動連結されていて、(i)第1アームが第1枢動取付け位置から基部支持手段の前部の少なくとも一部を横断して前記前部に密接に接近して位置するようになされ、(ii)第2アームが第1アームから基部支持手段の前部の少なくとも一部を横断して隅部へ延在して、前記前部に密接に接近して位置するようになされ、
    (iii)支持アームが隅部に近い第2アームの一部から基部支持手段の側部の少なくとも一部を横断して延在して支持アームおよび湾曲部材の第1側部パネルが前記側部に密接に接近して位置するようになされ、これにより第2アームおよび支持アームが前部の少なくとも一部を横断し、隅部をまわり、側部の少なくとも一部を横断して集合的に延在するようになされていることを特徴とするX線診断装置用の移動式C形アーム装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は一般にX線像形成装置におけるC形アーム組立体に係わり、更に詳しくは節動アーム組立体に連結されるとともに、2つの回転軸に関して質量バランスされた小型の移動式C形アーム組立体に関する。

    【0002】

    【従来の技術】好ましくは患者の頻繁な位置変えを必要とせずに多数の異なる位置から患者のX線撮影を行うことがしばしば望まれる。 外肢(extremitie
    s)の特定部分の像形成において、撮影される外肢を静止させたままで多数の視野を得るために、X線像形成装置の移動性に関する能を犠牲にすることなく、寸法および費用に関してX線装置を経済的なものとすることが望ましい。

    【0003】小型化したX線診断装置はこれらの要望に合致するように開発されてきた。 しかしながら、このような従来技術装置は多少使えても、多くの欠点がある。
    患者を動かさないで像形成X線ビームを回転させるためには装置の複数部分が同時に調整されねばならない。 小型のX線源の保持装置の幾何形状は、撮影される外肢に対する不注意によって起こりやすい接触損傷を生じることなく、像形成視野を再位置決めするために手順に細心の配慮および注意を払って施錠および解錠されねばならない複数の機械継手を必要としている。 更に、このような従来技術装置は同中心(isocenter)の像形成を十分に達成できる方法で操作することが困難である。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】それ故に本発明の目的は回転式のX線像形成装置を有するC形アーム装置を提供することである。

    【0005】本発明の1つの概念によれば、本発明の他の目的はX線像形成装置が1つの継手の調整で回転して再位置決めすることのできる装置を提供することである。

    【0006】本発明の1つの概念によれば、本発明の他の目的は1つの継手の調整で同中心の像形成を行うことのできる上述のような装置を提供することである。

    【0007】本発明の1つの概念によれば、本発明の付随的な目的は収納するために小型配列となるように枢動させて操作できる上述のような装置を提供することである。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】上述の、および特に記載していないが他の、目的および利点はC形アーム装置の特定の図示実施例にて実現される。 X線像形成装置はC
    形アームに連結されており、このC形アームの対向位置にそれぞれ取付けられたX線源および受像器を含む。 C
    形アームは軌道回転軸のまわりにバランスを取られており、また車輪付き支持基部上に支持された節動アーム組立体に枢動連結される。 質量バランスは、C形アームの1つの軌道運動によって前後の視野と直な横方向の視野の間でX線像形成装置を再位置決めできるようになし、C形アームはまたこれらの視野に同じ結像中心を定めるようにする。 C形アームは約355.6mm(14
    インチ)の光源−像間距離を有してほぼ711.2mm
    (28インチ)の外径まで小型化されることが好ましい。

    【0009】本発明の付随的目的および利点は以下の説明に記載され、その一部は説明から明白となり、または本発明の実施によって調べることができる。 本発明の目的および利点は特許請求の範囲で特に指摘した機器および組合せによって実現され、得られる。

    【0010】本発明の上述したおよび他の目的、特徴および利点は添付図面に関連して与えられる以下の詳細な説明を考慮することで明白となろう。

    【0011】

    【発明の実施の形態】本発明の原理の理解を促すために、図面に示した実施例が参照されるが、その説明には特定の用語が使用される。 しかし本発明の範囲はこれによって全く制限されないことが意図されることは理解されよう。 関連分野に熟知し、またこの開示を有する者には通常考えられる何れの代替例および図示装置の他の変更、および本明細書に記載した本発明の原理の付加的な応用は、本発明の請求範囲に含まれると考えるべきである。

    【0012】ここで図1〜図5を参照すれば、全体を符号10で示された移動式のC形アーム装置が図示されている。 以下に更に詳細に説明するように、この装置10
    は、車輪付き基部上に支持された節動アーム組立体に対して枢動連結されているL形アームすなわち支持アームDにスライド可能に取付けられた小型化されたC形アームに係わり、このC形アーム組立体は1つの軌道回転軸のまわりに質量バランスされている。 この1つの軌道回転軸に関するC形アーム組立体の質量バランスは、操作者にはC形アーム組立体の1つのスライド軌道移動によって同中心の像形成を達成できるようにする。 「質量バランスされた」装置は、この言葉は本明細書で使用されているが、装置の質量中心と一致する軸線のまわりを枢動可能で、軌道運動可能またはそうでなければ回転可能な装置を示す。

    【0013】装置10は全体をCアーム組立体と付記したC形アーム組立体を含む。 このC形アーム組立体は質量中心CM(C形アーム組立体)を有し、また実質的に円移動軌道12(図3)を形成されて有するC形アームBを含んでいる。 X線源Cおよび受像器AがC形アームBの対向位置にそれぞれ取付けられており、X線源および受像器が図示のように対向するようになされている。
    X線源Cは中央ビーム14を有するX線11を受像器A
    に照射する手段を内蔵している。 受像器Aは当業者に理解されるように像増幅器などとすることができる。 X線源Cおよび受像器Aは両者間に光源−像間距離を定めている。 この光源−像間距離14が762mm(30インチ)未満となるようにC形アーム組立体は形成され、寸法決めされる。 光源−像間距離は508mm(20インチ)未満とすることができ、381mm(15インチ)
    未満であることが好ましい。 出願人の好ましい実施例は、円移動軌道12が約355.6(14インチ)とされるのが好ましい外径を有し、光源−像間距離14もまた約355.6(14インチ)であるようなC形アームBに向けられる。

    【0014】本明細書に使用される用語「中央ビーム」
    の意味は、当業者に知られているようにX線管の焦点位置15から受像スクリーン55の中心に直角に延在する線を定めるような1つの中心X線ビームだけでなく、X
    線ビーム12の中央部で、1つの中央のX線ビームのまわりに芯出しされたX線ビームクラスタを広く表すものである。 複合14はX線源Aの焦点位置15と受像器C
    の間隔距離、すなわちこの分野で知られている光源−像間距離すなわちSIDも表わしている。 出願人の受像スクリーン55は円形で、101.6mm(4インチ)または152.4mm(6インチ)の直径を有することが好ましい。

    【0015】支持アームDは円移動軌道12とスライド係合されて配置され、C形アーム組立体は1つの軌道回転軸16のまわりを軌道回転するように支持アームに対して選択的にスライド可能である。 図1および図3はX
    線源Cおよび受像器Aに対する支持アームDの配向が変化し得ることを示しており、それぞれ要素に対する位置が図1および図3に示されている。 円移動軌道は1つの軌道回転軸16と一致した中心点を有する円と実質的に共通しており、前記回転軸16は前記支持アームに対するC形アーム組立体のいかなる位置においても前記アームDに対して実質的に固定的な関係状態を保つ。 本明細書で使用される用語「円」は実際の円を意味することに限定されず、運動軌道12の場合のように部分円も広く表す。

    【0016】全体を符号18で示される代替アーム組立体は第1アーム20と、第1アームおよび支持アームD
    の両方に枢動連結された第2アーム22を含み、支持アームは横方向回転軸24(図3)のまわりを選択された横方向位置へ向かって第2アーム22に対して選択的に回転できるようになされている。 節動アーム組立体18
    の第2アームは当業者に知られている平行なリンケージ手段を含み、支持アームDおよびC形アーム組立体を第1アーム20に対して第1位置から第2位置へ移動できるようにして、第2位置における回転軸24が第1位置における回転軸24の方向と実質的に平行となるようにしている。 平行なリンケージ手段が図2に示されており、一対の回転ホイール26および各ホイール26に対してそれぞれ反対両端部30で枢動連結されたロッド2
    8によって与えられているが、この分野で知られている4バー平行リンケージなどを含んでなることも可能である。

    【0017】移動式基部支持手段32は節動アーム組立体18の第1アーム20に枢動連結されて、懸架位置にC形アーム組立体を支持するようになされている。 移動式基部支持手段は基部およびその下側に回転可能に取付けられた車輪34を好ましく含み、床面(図示せず)に沿って車輪を転動させて基部を移動できるようにしている。 移動式基部支持手段は当業者に理解されるように全体を符号36で示された像処理および表示作業ステーションを好ましく含む。

    【0018】C形アーム組立体は1つの軌道回転軸16
    のまわりに質量バランスされて、支持アームDに対するC形アーム組立体の円移動軌道12に沿う何れの位置においてもC形アーム組立体の質量中心CM(C形アーム組立体)が軌道回転軸16と実質的に一致するようになされる。 他の方法を与えて、図1に示される1つの軌道回転軸16に原点を有する3次元座標系x,y,zを参照する。

    【数1】 (M B )(D Bx )=(M A )(D Ax )+(M C )(D Cx

    【数2】 (M B )(D By )+(M A )(D Ay )=(M C )(D Cy ) ここで、 M B =C形アームBの質量 D Bx =CM Bとy軸との間隔距離 CM B =C形アームBの質量中心 M A =受像器Aの質量 D Ax =CM Aとy軸との間隔距離 CM A =受像器Aの質量中心 M C =X線源Cの質量 D Cx =CM Cとy軸との間隔距離 CM C =X線源Cとy軸との質量中心 D By =CM Bとx軸との間隔距離 D Ay =CM Aとx軸との間隔距離 D Cy =CM Cとx軸との間隔距離

    【0019】図4に最も明確に示されるように、C形アーム組立体および支持アームDは集合的な質量中心を有し、また横方向軸線24に関して集合的に質量バランスされていて、節動アーム組立体18の第2アームに対する支持アームDの横方向回転軸24のまわりの何れの回転位置においても前記集合的質量中心が横方向回転軸2
    4と実質的に一致するようになされる。 横方向回転軸2
    4に原点を有する3次元座標系x',y',z'に関して、図1、部分的には図4に与えられる。

    【数3】 (M(C形アーム組立体))(D(C形アーム組立体))=(M D )(D DZ' ) ここで、 M(C形アーム組立体)=C形アーム組立体の質量 D(C形アーム組立体)=CM(C形アーム組立体)およびy'軸 CM(C形アーム組立体)=支持アーム組立体の質量中心 M D =支持アームDの質量 D DZ' =CM Dとy'軸との間隔距離 CM D =支持アームDの質量中心 勿論、数1、数2、数3は図3〜図4に示された特定の形状および位置に適用される。 物理的原則によって構成される他の同様な式は他の形状および位置に適用される。

    【0020】当業者に理解されるように、C形アーム組立体を円移動軌道12に沿って第1軌道位置と第2軌道位置との間で軌道回転させて移動し、第2軌道位置における中央ビーム14が第1軌道位置における中央ビーム14と直角方向に延在するようにできる十分な長さの円移動軌道12と組合されて、C形アーム組立体が形成され、配列される。 第2軌道位置における中央ビーム14
    はこの分野で像形成同中心として知られているような第1軌道位置における中央ビーム14の第1交差位置を通る。 この第1交差位置は第1の像形成同中心である。 用語「像形成同中心」は解剖学的に同じである2つの異なるX線像がそれぞれの視野線に沿って得られるようにする固定的な位置を表す。 当業者に理解されるように、像形成同中心とは、前後および横方向の両方の視野において関心の持たれる像形成対象が移動されることなく両視野のX線像の中心に位置されるような概念を表す。 装置10は前後および横方向視野の間でC形アーム組立体の1つの移動調整以外の調整を行わなくても自動的に像形成同中心を得ることができる。

    【0021】C形アーム組立体は、中央ビーム14の第1交差位置がX線源Aよりも受像器Cに接近して位置するように形成され、配列されることが好ましい。 特に好ましい実施例において、C形アーム組立体は中央ビーム14が第1軌道位置において実質的に垂直に延在し、第2軌道位置において実質的に平に延在するように形成され、配列される。 第2軌道位置における中央ビーム1
    4が横方向回転軸24と実質的に一致するようにC形アーム組立体が形成され配列されることで、装置10が設計される。

    【0022】C形アーム組立体が横方向回転軸24のまわりで第1横方向位置と第2横方向位置との間を回転できるようにするために、支持アームDは節動アーム組立体の第2アーム22に対して60(図2)の位置で枢動連結されて形成され、これにより第2横方向位置における中央ビーム14は第1横方向位置における中央ビーム14と直角方向に延在するようになされる。 第2横方向位置における中央ビーム14は第1横方向位置における中央ビーム14の第2交差位置を通り、この第2交差位置は第2の同中心である。 中央ビーム14が1つの軌道回転軸16と、また水平なときに横方向回転軸24と一致するようになされるならば、また上述の数1、数2、
    数3を満たすと仮定するならば、第1および第2の像形成同中心は常に一致し、C形アーム組立体の横方向および軌道位置の何れの組合せにおいても全く同一の位置となる。 中央ビーム14が図3におけるように1つの軌道回転軸と一致しないとしても、装置10が上述で提案したように設計でき、中央ビーム14の水平位置が横方向回転軸24と実質的に一致するようになされる場合には、第1および第2の像形成同中心は大部分の場合にC
    形アーム組立体の何れの位置においても一致する。

    【0023】特定の問題として、この像形成装置はできるだけ軽量でなければならず、現在のところ(i)1つの軌道回転軸16のまわりでC形アーム組立体を質量バランスさせること、および(ii)中央ビーム14が軌道回転軸16と一致することの両方を達成するように装置10を作り上げることはまさに困難である。 しかしながら出願人は、光源−像間距離14が762mm(30
    インチ)未満である小型化した図1〜図5のC形アーム組立体を作り上げることができ、中央ビーム14は1つの軌道回転軸16に十分に接近され、像形成同中心性がC形アーム組立体の横方向および軌道位置の実質的に全ての組合せにおいていずれかの形態で達成できることを見出した。

    【0024】C形アーム組立体は中央ビームの第2交差位置がX線源Cよりも受像器Aに接近して位置するように形成され配列されることが好ましい。 また、C形アーム装置は中央ビーム14が第1横方向位置において実質的に垂直に延在し、第2横方向位置において実質的に水平に延在するように形成され、配列されることも好ましい。

    【0025】C形アーム組立体の小型化した特徴によれば、円移動軌道12が508mm(20インチ)未満の半径を有することが好ましく、381mm(15インチ)未満であることが最も好ましい。 C形アームBは円形内周面40を含み、それは482.6mm(19インチ)未満の半径を有し、最も好ましくは355.6mm
    (14インチ)未満の半径を有する。

    【0026】図1および図5を特に参照すれば、装置1
    0は図示したように収納のために小型配列となるように枢動操作できる。 支持アームDおよびC形アームBは各々がそれぞれ第1側部パネル42および44を含んでいる。 移動式基部支持手段32は前部46と、側部48とを含み、これらは互いの間に隅部50を集合的に形成している。 隅部50は直線とされる必要はなく、図1および図5に示すようにジグザクまたは直線からの他の逸脱が可能であるが、それでもなお隅部である。 節動アーム組立体18の第1アーム20は基部支持手段32の前部46に対して第1取付け枢動位置52で枢動連結され、
    またC形アーム組立体、節動アーム組立体18および支持アームDは小型配列とするために枢動操作できるように形成されて枢動連結されており、(i)第1アーム2
    0は第1取付け枢動位置52から基部支持手段32の前部46の少なくとも一部を横断して前記前部に密接に接近して位置するように延在し、また(ii)第2アーム22は第1アーム20から基部支持手段32の前部46
    の少なくとも一部を横断して隅部50へ延在して、前記前部46に密接に接近して位置するようになされ、また(iii)支持アームDは隅部50に接近した第2アーム22の一部から基部支持手段32の側部48の少なくとも一部を横断して延在し、支持部材SおよびC形アームBのそれぞれ第1側部パネル42および44が前記側部48に密接に接近して位置するようになされ、これにより第2アーム22および支持アームDが集合的に前部46の少なくとも一部を横断し、隅部50をまわり、側部48の少なくとも一部を横断して延在するようになされる。

    【0027】この新規な組合された図5の実施例は同等の構造を有して達成することもできることを本明細書で理解されねばならない。 例えば、対向先端部を有する何れの湾曲アーム部材も図5の円形C形アームBの代わりに湾曲アーム組立体の部品として使用できる。 C形アーム組立体およびその保有するX線像形成装置がただ1つの継手の調整によるだけで、軸16のまわりの軌道上で、または軸24のまわりの横方向の何れかで回転により再位置決めできることも理解すべきである。 用語「継手」は、C形アーム組立体、支持アームDおよび節動アーム組立体18のなかでスライド可能および枢動可能な連結の全てを表している。 図2は枢動継手38,52,
    60,62を含む継手のほとんどを概略的に、また平行リンケージ手段のホイール26およびロッド28の概略を示している。 支持アームDおよびC形アームBの間のスライド係合もまた継手と考える。

    【0028】図6を参照すれば、装置10の代替実施例が全体を符号70で示されている。 装置70は図1および図5の装置10と同じ多くの構造、例えばX線源Cおよび受像器A、C形アームBおよび支持アームD、前部46、側部48、隅部50、および像処理および表示作業ステーション36などを含んでいる。 しかしながら、
    基部支持手段32は剛性的に取付けられて上方へ延在した静止アーム71を含む。 装置70は全体を符号72で示された代替の節動アーム組立体を更に含み、これは回転連結部76にて支持アームDに枢動連結された第1アーム74を含んでいる。 第1アームは回転連結部78で静止アーム71にも枢動連結されている。 第1アーム7
    4は基部支持手段32から延在し(また、静止アーム7
    1から延在することも好ましい)、前部46の少なくとも一部を横断する。 装置70は図5の装置10に関連して上述で説明したのと同じ方法で枢動させて操作でき、
    これにおいて第1アーム74および支持アームDは前部46の少なくとも一部を横断し、隅部50をまわり、側部48の少なくとも一部を横断して集合的に延在する。

    【0029】本発明の多くの利点は、C形アーム組立体が1つの軌道回転軸16のまわりに質量バランスされ、
    支持アームDおよびC形アーム組立体の組合せが横方向回転軸24のまわりに質量バランスされているために得られるのである。 この形状は、装置10の操作者が1つの移動操作を必要とされるだけで2つの直角な視野を使用して像形成同中心を得られるようにし、したがって従来技術の小型化したX線像形成装置よりも少ない段階数が要求される更に、軸16および34のまわりの質量バランスは操作者による作動時にそれらの継手を自由に動けるようにし、また外力が組立体に作用したときに所定位置に保持するようにする。 関連分野の熟知した者には理解できるように、施錠手段57および59が図2に概略的に示される継手などの幾つかまたは全ての動きを施錠および解錠するために使用できる。 図5に示された装置10の小型化性は、車輪付き基部32により与えられた移動性および節動アーム組立体18により与えられた操作性と組合されて、小型化されるX線像形成装置の分野に多大の利点を与える。

    【0030】上述した配列は本発明の原理の応用例を示す端面だけのものと理解されるべきである。 多くの変更および代替配列は本発明の精神および範囲から逸脱せずに当業者によって具現できるのであり、特許請求の範囲の欄はこのような変更および配列をカバーすることを意図する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の原理により作られた移動式のC形アーム装置およびX線像形成装置の斜視図。

    【図2】図1の装置の節動アーム組立体の概略斜視図。

    【図3】図1の装置のC形アーム組立体の部分の代替実施例の側面図。

    【図4】図3のC形アーム組立体の前面図。

    【図5】収納のために折り畳まれて小型配列とされた図1の装置の斜視図。

    【図6】図5の装置の代替実施例の斜視図。

    【符号の説明】

    A 受像器 B C形アーム C X線源 D 支持アーム 10 移動式C形アーム装置 12 円移動軌道 14 中央ビームおよびその光源−像間距離 16 1つの軌道回転軸 18 節動アーム組立体 20 第1アーム 22 第2アーム 24 横方向回転軸 26 ホイール 28 ロッド 32 基部支持手段 50 隅部 70 移動式C形アーム装置の代替例 72 節動アーム組立体の代替例

    フロントページの続き (72)発明者 デビッド イー. バーカー アメリカ合衆国 ユタ州 ソルト レイク シティ,サウス マバリック サークル 6890 (72)発明者 ロス エー. リッチズ アメリカ合衆国 ユタ州 サンディ,ミル ベリー ウエイ 1748 (72)発明者 ブレイン シー. エリックソン アメリカ合衆国 ユタ州 サミット パー ク,エバグリーン ドライブ 215 (72)発明者 ロニー ビー. ウエストン アメリカ合衆国 ユタ州 クリアフィール ド,ウエスト 700 ノース 1180

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