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Solid photographic chemical replenishing device and photographic material processing device

阅读:430发布:2020-08-22

专利汇可以提供Solid photographic chemical replenishing device and photographic material processing device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent poor development of photographic materials when developing them with solid photographic chemicals.
SOLUTION: A screw feeder 88 houses a first replenishment detection sensor 104 disposed in a pipe 101 near the inlet to detect replenishments 93, and a second replenishment detection sensor 106 positioned near the outlet. While the screw feeder 88 is in operation, concurrent detection of the replenishments 93 by both first and second replenishment detection sensors 104 and 106, meaning the screw feeder 88 experiences a jam at the outlet, sets an alarm sounding. In an operation of the screw feeder 88, concurrent detection of no replenishments 93 by both first and second replenishment detection sensors 104 and 106, meaning no replenishments 93 fall into the screw feeder 88 or are present in a hopper 100, triggers the alarm sounding.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO,下面是Solid photographic chemical replenishing device and photographic material processing device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 固形写真薬品を感光材料処理液の貯留されている貯留槽へ投入する固形写真薬品補充装置であって、 固形写真薬品を搬送するスクリューフィーダーと、 前記スクリューフィーダーの固形写真薬品搬送方向上流側に設けられる第1の固形写真薬品検出センサと、 前記スクリューフィーダーの固形写真薬品搬送方向下流側で、前記スクリューフィーダーの出口から前記固形写真薬品が正規の状態で排出されている状態では空隙となり、前記固形写真薬品が前記出口で詰まった場合には前記固形写真薬品で前記空間が充填される位置に設けられる第2の固形写真薬品検出センサと、 前記第1の固形写真薬品センサの固形写真薬品検知結果と、前記第2の固形写真薬品検出センサの固形写真薬品検知結果と、前記スクリューフィーダーの動作とに基づいて異常を判断し警報する警報装置と、 前記固形写真薬品を貯留し、貯留した前記固形写真薬品を排出する排出口が前記スクリューフィーダーに連結される貯留部と、を有し、 前記警報装置は、前記スクリューフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出しない場合に正常動作中と判断し、前記スクリューフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出した場合に異常と判断することを特徴とする固形写真薬品補充装置。
  • 【請求項2】 固形写真薬品を感光材料処理液の貯留されている貯留槽へ投入する固形写真薬品補充装置であって、 固形写真薬品を搬送するスクリューフィーダーと、 前記スクリューフィーダーの固形写真薬品搬送方向上流側に設けられる第1の固形写真薬品検出センサと、 前記スクリューフィーダーの固形写真薬品搬送方向下流側で、前記スクリューフィーダーの出口から前記固形写真薬品が正規の状態で排出されている状態では空隙となり、前記固形写真薬品が前記出口で詰まった場合には前記固形写真薬品で前記空間が充填される位置に設けられる第2の固形写真薬品検出センサと、 前記第1の固形写真薬品センサの固形写真薬品検知結果と、前記第2の固形写真薬品検出センサの固形写真薬品検知結果と、前記スクリューフィーダーの動作とに基づいて異常を判断し警報する警報装置と、 前記固形写真薬品を貯留し、貯留した前記固形写真薬品を排出する排出口が前記スクリューフィーダーに連結される貯留部と、を有し、 前記警報装置は、前記スクリューフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出せず、かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出しない場合に、前記スクリューフィーダーに前記固形写真薬品が送られていないか、または前記固形写真薬品が無くなったと判断することを特徴とする固形写真薬品補充装置。
  • 【請求項3】 固形写真薬品を感光材料処理液の貯留されている貯留槽へ投入する固形写真薬品補充装置であって、 固形写真薬品を搬送するロータリーフィーダーと、 前記ロータリーフィーダーの入口から出口に至る固形写真薬品搬送経路中に設けられ前記固形写真薬品を検出する第1の固形薬品検出センサと、 前記ロータリーフィーダーの出口から入口に至る戻り経路に設けられ前記固形写真薬品を検出する第2の固形薬品検出センサと、 前記第1の固形薬品検出センサの固形写真薬品検知結果と、前記第2のセンサの固形写真薬品検知結果と、前記ロータリーフィーダーの動作とに基づいて異常を判断し警報する警報装置と、 前記固形写真薬品を貯留し、貯留した前記固形写真薬品を排出する排出口が前記ロータリーフィーダーに連結される貯留部と、を有し、 前記警報装置は、前記ロータリーフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出しない場合に正常動作中と判断し、前記ロータリーフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出した場合に異常と判断することを特徴とする固形写真薬品補充装置。
  • 【請求項4】 固形写真薬品を感光材料処理液の貯留されている貯留槽へ投入する固形写真薬品補充装置であって、 固形写真薬品を搬送するロータリーフィーダーと、 前記ロータリーフィーダーの入口から出口に至る固形写真薬品搬送経路中に設けられ前記固形写真薬品を検出する第1の固形薬品検出センサと、 前記ロータリーフィーダーの出口から入口に至る戻り経路に設けられ前記固形写真薬品を検出する第2の固形薬品検出センサと、 前記第1の固形薬品検出センサの固形写真薬品検知結果と、前記第2のセンサの固形写真薬品検知結果と、前記ロータリーフィーダーの動作とに基づいて異常を判断し警報する警報装置と、 前記固形写真薬品を貯留し、貯留した前記固形写真薬品を排出する排出口が前記ロータリーフィーダーに連結される貯留部と、を有し、 前記警報装置は、前記ロータリーフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出せず、かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出しない場合に、前記ロータリーフィーダーに前記固形写真薬品が送られていないか、または前記固形写真薬品が無くなったと判断することを特徴とする固形写真薬品補充装置。
  • 【請求項5】 感光材料の処理を行う処理液を貯留する貯留槽を備えた感光材料処理装置であって、 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の固形写真薬品補充装置を有することを特徴とする感光材料処理装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、処理液を用いて感光材料を処理する感光材料処理装置に用いられ、劣化及びまたは減少した処理液の補充に用いる固形写真薬品を処理液を貯留した槽に搬送する固形写真薬品補充装置及び、固形写真薬品補充装置を備えた感光材料処理装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】写真フィルム等の感光材料は、一般的に発色現像液、漂白定着液等の処理液の貯留された複数の処理槽を順に搬送されることによって発色現像処理される。

    【0003】これらの処理液は、感光材料の処理、上流側の処理液の持ち込み等によって劣化するため、感光材料処理装置では、感光材料の処理量等に基づいて補充用の溶液が補充されるようなシステムになっている。

    【0004】ところで、溶液で供給される写真処理薬品は気温の変動により、溶解している薬品が晶出するトラブルが発生することがある。

    【0005】このため、溶液タイプの補充剤では、高濃度化によって溶液を体積削減、重量削減できない。

    【0006】また、溶液タイプの補充剤では、補充剤の補給時に補充剤をこぼしたりすると、装置や床等を汚すことがあり、後処理が面倒である、という問題がある。

    【0007】このような問題を解決するために、粉末、
    顆粒、錠剤状等の固形の写真処理薬品を装置に補給する方法が提案されている(一例として、特開平7−248
    597号公報及び、特開平7−271000号公報)。

    【0008】特開平7−248597号公報及び特開平7−271000号公報に記載の装置では、貯槽(ホッパー)に入れられた錠剤状または顆粒状の固形写真薬品をスクリューフィーダーで溶解槽に搬送する構成である。

    【0009】

    【発明が解決しようとする課題】ところで、粉体または顆粒形状をした固形写真薬品は、その成分であるチオ硫酸アンモン、苛性ソーダー、炭酸カリウム等の吸湿による潮解、固化しやすい薬品を含んでいる。 他方、感光材料自動現像機は、中に現像や漂白定着のための写真薬品の溶液の入った処理槽があるため、内部が高温多湿の状態になる。

    【0010】このため、粉体又は顆粒形状をした写真薬品補充装置においては、排出口部で薬品の固化や潮解トラブルが生じ易く、閉塞が生じる懸念がある。

    【0011】しかしながら、排出部で閉塞が生じても補充装置のローターが回転し続けた場合、ロータリーフィーダーのローターの升(ローターの羽と羽の間の空間部分)に粉体又は顆粒が詰まったまま、投入点に達しても落下しないでローター部が回り続けるトラブルが生じる。 また、粉体又は顆粒形状をした写真薬品は、排出口で閉塞が生じなくてもローターの各升で固着する事もある。

    【0012】特開平7−248597号公報及び特開平7−271000号公報に記載の装置では、固形写真薬品の詰まり等の搬送不良を警報する手段が無いため、搬送不良が生じると、処理液の劣化が進み、除々に現像不良が拡大する。

    【0013】即ち、オペレーターは現像された写真用感光材料(フィルムまたはプリント等)の品質が劣化してから、始めて処理剤が適正に補充されなかった事に気づくことになり、手遅れになる。

    【0014】本発明は上記事実を考慮し、感光材料の現像不良を未然に防ぐことのできる固形写真薬品補充装置及び、感光材料処理装置を提供することが目的である。

    【0015】

    【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、固形写真薬品を感光材料処理液の貯留されている貯留槽へ投入する固形写真薬品補充装置であって、固形写真薬品を搬送するスクリューフィーダーと、前記スクリューフィーダーの固形写真薬品搬送方向上流側に設けられる第1の固形写真薬品検出センサと、前記スクリューフィーダーの固形写真薬品搬送方向下流側で、前記スクリューフィーダーの出口から前記固形写真薬品が正規の状態で排出されている状態では空隙となり、前記固形写真薬品が前記出口で詰まった場合には前記固形写真薬品で前記空間が充填される位置に設けられる第2の固形写真薬品検出センサと、前記第1の固形写真薬品センサの固形写真薬品検知結果と、前記第2の固形写真薬品検出センサの固形写真薬品検知結果と、前記スクリューフィーダーの動作とに基づいて異常を判断し警報する警報装置と、前記固形写真薬品を貯留し、貯留した前記固形写真薬品を排出する排出口が前記スクリューフィーダーに連結される貯留部と、を有し、前記警報装置は、前記スクリューフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出しない場合に正常動作中と判断し、前記スクリューフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、
    かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出した場合に異常と判断することを特徴としている。

    【0016】次に、請求項1に記載の固形写真薬品補充装置の作用を説明する。

    【0017】請求項1に記載の固形写真薬品補充装置では、貯留部に固形写真薬品が貯留され、スクリューフィーダーが作動すると、貯留部に貯留された固形写真薬品はスクリューフィーダーにより搬送され、スクリューフィーダーの出口より排出される。

    【0018】警報装置は、第1の固形写真薬品検出センサによる固形写真薬品検知結果と、第2の固形写真薬品検出センサによる固形写真薬品検知結果と、スクリューフィーダーの作動とに基づいて、スクリューフィーダーの動作が正常であるか異常であるかを判断する。

    【0019】ここでは、スクリューフィーダーが動作中に第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、
    かつ第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出しない場合には、警報装置は正常動作中であると判断する。

    【0020】一方、スクリューフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、
    かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出した場合には、スクリューフィーダーの出口側で詰まりが生じている虞れがあるので、警報装置は警報を発する。

    【0021】なお、固形写真薬品とは、好ましくは顆粒状であるが、粉体状、ペレット状等の他の形状であっても良い。

    【0022】請求項2に記載の発明は、固形写真薬品を感光材料処理液の貯留されている貯留槽へ投入する固形写真薬品補充装置であって、固形写真薬品を搬送するスクリューフィーダーと、前記スクリューフィーダーの固形写真薬品搬送方向上流側に設けられる第1の固形写真薬品検出センサと、前記スクリューフィーダーの固形写真薬品搬送方向下流側で、前記スクリューフィーダーの出口から前記固形写真薬品が正規の状態で排出されている状態では空隙となり、前記固形写真薬品が前記出口で詰まった場合には前記固形写真薬品で前記空間が充填される位置に設けられる第2の固形写真薬品検出センサと、前記第1の固形写真薬品センサの固形写真薬品検知結果と、前記第2の固形写真薬品検出センサの固形写真薬品検知結果と、前記スクリューフィーダーの動作とに基づいて異常を判断し警報する警報装置と、前記固形写真薬品を貯留し、貯留した前記固形写真薬品を排出する排出口が前記スクリューフィーダーに連結される貯留部と、を有し、前記警報装置は、前記スクリューフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出せず、かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出しない場合に、前記スクリューフィーダーに前記固形写真薬品が送られていないか、または前記固形写真薬品が無くなったと判断することを特徴としている。

    【0023】次に、請求項2に記載の固形写真薬品補充装置の作用を説明する。

    【0024】請求項2に記載の固形写真薬品補充装置では、貯留部に固形写真薬品が貯留され、スクリューフィーダーが作動すると、貯留部に貯留された固形写真薬品はスクリューフィーダーにより搬送され、スクリューフィーダーの出口より排出される。

    【0025】警報装置は、第1の固形写真薬品検出センサによる固形写真薬品検知結果と、第2の固形写真薬品検出センサによる固形写真薬品検知結果と、スクリューフィーダーの作動とに基づいて、スクリューフィーダーの動作が正常であるか異常であるかを判断する。

    【0026】ここでは、スクリューフィーダーが動作中に第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、
    かつ第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出しない場合には、警報装置は正常動作中であると判断する。

    【0027】一方、スクリューフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、
    かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出した場合には、スクリューフィーダーの出口側で詰まりが生じている虞れがあるので、警報装置は警報を発する。

    【0028】請求項3に記載の発明は、固形写真薬品を感光材料処理液の貯留されている貯留槽へ投入する固形写真薬品補充装置であって、固形写真薬品を搬送するロータリーフィーダーと、前記ロータリーフィーダーの入口から出口に至る固形写真薬品搬送経路中に設けられ前記固形写真薬品を検出する第1の固形薬品検出センサと、前記ロータリーフィーダーの出口から入口に至る戻り経路に設けられ前記固形写真薬品を検出する第2の固形薬品検出センサと、前記第1の固形薬品検出センサの固形写真薬品検知結果と、前記第2のセンサの固形写真薬品検知結果と、前記ロータリーフィーダーの動作とに基づいて異常を判断し警報する警報装置と、前記固形写真薬品を貯留し、貯留した前記固形写真薬品を排出する排出口が前記ロータリーフィーダーに連結される貯留部と、を有し、前記警報装置は、前記ロータリーフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出しない場合に正常動作中と判断し、前記ロータリーフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出した場合に異常と判断することを特徴としている。

    【0029】次に、請求項3に記載の固形写真薬品補充装置の作用を説明する。

    【0030】請求項3に記載の固形写真薬品補充装置では、貯留部に固形写真薬品が貯留され、ロータリーフィーダーが作動すると、貯留部に貯留された固形写真薬品はロータリーフィーダーにより搬送され、ロータリーフィーダーの出口より排出される。

    【0031】警報装置は、第1の固形薬品検出センサによるの固形写真薬品検知結果と、第2の固形薬品検出センサによる固形写真薬品検知結果と、ロータリーフィーダーの作動とに基づいて、ロータリーフィーダーの動作が正常であるか異常であるかを判断する。

    【0032】ここでは、ロータリーフィーダーが動作中に第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、
    かつ第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出しない場合には、警報装置は正常動作中であると判断する。

    【0033】一方、ロータリーフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出し、
    かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出した場合には、ロータリーフィーダーの出口側で詰まりが生じている虞れがあるので、警報装置は警報を発する。

    【0034】なお、固形写真薬品とは、好ましくは顆粒状であるが、粉体状、ペレット状等の他の形状であっても良い。

    【0035】請求項4に記載の発明は、固形写真薬品を感光材料処理液の貯留されている貯留槽へ投入する固形写真薬品補充装置であって、固形写真薬品を搬送するロータリーフィーダーと、前記ロータリーフィーダーの入口から出口に至る固形写真薬品搬送経路中に設けられ前記固形写真薬品を検出する第1の固形薬品検出センサと、前記ロータリーフィーダーの出口から入口に至る戻り経路に設けられ前記固形写真薬品を検出する第2の固形薬品検出センサと、前記第1の固形薬品検出センサの固形写真薬品検知結果と、前記第2のセンサの固形写真薬品検知結果と、前記ロータリーフィーダーの動作とに基づいて異常を判断し警報する警報装置と、前記固形写真薬品を貯留し、貯留した前記固形写真薬品を排出する排出口が前記ロータリーフィーダーに連結される貯留部と、を有し、前記警報装置は、前記ロータリーフィーダーが動作中に前記第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出せず、かつ前記第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出しない場合に、前記ロータリーフィーダーに前記固形写真薬品が送られていないか、または前記固形写真薬品が無くなったと判断することを特徴としている。

    【0036】次に、請求項4に記載の固形写真薬品補充装置の作用を説明する。

    【0037】請求項4に記載の固形写真薬品補充装置では、貯留部に固形写真薬品が貯留され、ロータリーフィーダーが作動すると、貯留部に貯留された固形写真薬品はロータリーフィーダーにより搬送され、ロータリーフィーダーの出口より排出される。

    【0038】警報装置は、第1の固形薬品検出センサによるの固形写真薬品検知結果と、第2の固形薬品検出センサによる固形写真薬品検知結果と、ロータリーフィーダーの作動とに基づいて、ロータリーフィーダーの動作が正常であるか異常であるかを判断する。

    【0039】ここでは、ロータリーフィーダーが動作中に第1の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出せず、かつ第2の固形薬品検出センサが固形写真薬品を検出しない場合には、警報装置はロータリーフィーダーに固形写真薬品が送られていないか、または固形写真薬品が無くなったと判断し、警報を発する。

    【0040】請求項5に記載の発明は、感光材料の処理を行う処理液を貯留する貯留槽を備えた感光材料処理装置であって、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の固形写真薬品補充装置を有することを特徴としている。

    【0041】次に、請求項5に記載の感光材料処理装置の作用を説明する。

    【0042】請求項5に記載の感光材料処理装置では、
    写真フィルム、印画紙等の感光材料を、処理液にて処理することができる。

    【0043】また、処理液が劣化した場合には、固形写真薬品補充装置によって固定写真薬品を貯留槽に投入し、所定の処理性能を維持することができる。

    【0044】

    【発明の実施の形態】[第1の実施形態]本発明の感光材料処理装置の第1の実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。

    【0045】図2には本発明の一実施形態に係る感光材料処理装置400の概略が示されている。

    【0046】この感光材料処理装置400のプリンタ部を構成する写真焼付部412は、ペーパーPが収納されたペーパマガジン414を装填できるような構造となっている。

    【0047】このペーパマガジン414の図2上、左上側には、ペーパーPの先端部付近が巻き掛けられる駆動ローラ416が回転自在に支持されており、写真焼付部412内の図示しないモータの駆動をこの駆動ローラ416が受けて回転する。

    【0048】また、駆動ローラ416に対向した位置には、ペーパーPを介して一対のニップローラ418が配置されている。

    【0049】この為、駆動ローラ416がこれらニップローラ418との間でペーパーPを挟持して、ペーパーPを写真焼付部412内へ送り出すことになる。

    【0050】他方、写真焼付部412内には、上下一対の刃からなると共にモータ420によりこの刃が移動されるカッタ422が設置されており、ペーパマガジン4
    14から出て来たペーパーPをこのカッタ422が即座に切断することになる。

    【0051】図2上、カッタ422に対して右側であるペーパーPの搬送方向下流側には、上面が水平方向(図2上、左右方向)に沿うように形成された支持台446
    が配置されている。

    【0052】この支持台446とカッタ422との間には、無端ベルト444が巻き掛けられる巻掛ローラ45
    2が水平方向(図2上、紙面に対して直交する方向)に配置されている。

    【0053】また、この巻掛ローラ452の上側には、
    巻掛ローラ452との間で無端ベルト444を挟持するニップローラ454が配置されている。

    【0054】この支持台446に対してペーパーPの搬送方向下流側には、無端ベルト444が巻き掛けられる案内ローラ456が位置している。

    【0055】この案内ローラ456に隣接した位置には、下面側が巻掛ローラ452上面側とほぼ同一の高さとなるような押さえローラ458が配置されており、この押さえローラ458が無端ベルト444の外周を押圧している。

    【0056】すなわち、図2に示すように、この部分の無端ベルト444をS字状としている。

    【0057】さらに、無端ベルト444は、案内ローラ456の下側でテンションローラ462へ巻き掛けられて、逆三形の移動軌跡が形成されている。

    【0058】そして、案内ローラ456は、図示しないモータの駆動力によって駆動回転され、無端ベルト44
    4を図2上、時計回転方向に回転させる。

    【0059】一方、無端ベルト444にはその全域に亘って多数の小孔(図示せず)が形成されており、この無端ベルト444の一部が載置される支持台446の上面には、無端ベルト444の小孔に対応して多数の孔部(図示せず)が形成されている。

    【0060】さらに、この支持台446の内部は空洞状に形成されており、無端ベルト444の幅方向両端に対応して形成された一対の連通ダークト466(図上、一方のみ示す)がこの支持台446に接続されている。

    【0061】これらの連通ダークト466は、支持台4
    46の下側を通過する無端ベルト444の部分を迂回して無端ベルト444の下方へと至り、吸引ファン468
    が設けられたファンボックス470へと接続されている。

    【0062】他方、図2に示される如く、支持台446
    上を移動する無端ベルト444の上部には、イーゼル装置464が設けられており、縁有画像をペーパーP上に焼付露光する場合に、このイーゼル装置464内の図示しない可動片でペーパーPの周囲を覆うようになっている。

    【0063】また、感光材料処理装置400の外枠を構成するケーシング400A外であってイーゼル装置46
    4の直上の位置には、光を拡散する拡散ボックス428
    が配置されており、その右隣に、それぞれ光路への挿入フィルタ量を変え得るよう移動可能なC、M、Yの3組のフィルタから構成されるCCフィルタ424が配置されている。

    【0064】従って、このCCフィルタ424に隣合って位置する光源426から照射された光線がCCフィルタ424を通過した後、拡散ボックス428により拡散されつつ屈曲されて、直下に送られることになる。

    【0065】そして、このケーシング400Aの上面に載置されているネガキャリア430上のネガフィルムN
    をこの光線が透過する。

    【0066】さらに、写真焼付部412内に設置されたガイドレール432に、支持板434が水平方向(図2
    上、紙面に対して直交する方向)に移動可能に支持されており、前記光線の光軸線S上にそれぞれ配置されるようにプリズム436及びズームレンズ438がこの支持板434に取り付けられている。

    【0067】従って、ネガフィルムNを透過して露光光線となった光線は、プリズム436を通過した後、さらに拡大倍率を変更可能なズームレンズ438を通過してイーゼル装置464の下に位置するペーパーP上に、ネガフィルムNの画像を結像させる。

    【0068】また、写真焼付部412内には、ネガフィルムNの濃度を測定する例えば色フィルタとCCD等の光センサにより構成される濃度測定器440が配置されており、プリズム436により水平方向に屈曲された光線がこの濃度測定器440に送られるようになっている。

    【0069】この濃度測定器440は、図示しないコントローラに接続されており、濃度測定器440によって測定されたデータ及び、作業者によりキー入力されたデータに基づいて、焼付露光時の露光補正値が設定される。

    【0070】さらに、ズームレンズ438とイーゼル装置464の間の光路には、CCフィルタ424で色と強度が調光されネガフィルムNを透過した光を、所定時間の間焼付露光するブラックシャッタ441が設けられている。

    【0071】以上のような構造に写真焼付部412がなっている為、ペーパマガジン414から送り出されたペーパーPは、カッタ422で所望長さに切断された後に、無端ベルト444に乗せられて露光光線の光軸線S
    上の位置である画像焼付位置へと搬送される。

    【0072】そして、光源426側からの露光光線がプリズム436及びズームレンズ438等を介してペーパーPに到達し、ブラックシャッタ441が所定時間開くことにより、ネガフィルムNに記録された画像がペーパーP上に焼付露光され、この画像が焼き付けられた部分が画像部分となる。

    【0073】この際、支持台446内の空気は、連通ダークト466を介して無端ベルト444のループ内から幅方向両端へ抜け出し、吸引ファン468で吸引されて外部へ吹き出されるので、支持台446内が負圧となる。

    【0074】この負圧は支持台446の孔部、無端ベルト444の小孔を介して無端ベルト444上のペーパーPへと伝達され、ペーパーPが矢印Aで示すように、無端ベルト444へ吸引される。

    【0075】この為、ペーパーPが単に無端ベルト44
    4に乗せられるだけでなく、無端ベルト444側に吸引されるので、ペーパーPが、確実に無端ベルト444により搬送されると共に、画像焼付位置上で水平状態に配置されることになる。

    【0076】さらに、画像の焼付露光が終了したペーパーPは、案内ローラ456と押さえローラ458との間に挟持されて、その搬送方向が水平方向から垂直方向へと変更されて垂直方向に送り出される。

    【0077】この後、ペーパーPの搬送経路を表す経路Kで示されるように、ペーパーPは、複数対のローラによって構成される搬送路460を介して、発色現像、漂白定着、水洗及び乾燥の各処理を行うプロセッサ部47
    2へ搬送される。

    【0078】なお、搬送路460には、ペーパーPを検出するセンサ16Aが設けられており、制御装置17
    は、ペーパーPの先端及び後端をセンサ16Aで検出した時間、ペーパーPの搬送速度、予め分かっているペーパーPの幅に基づいて処理面積を計算することができるようになっている。

    【0079】以上でネガフィルムNの画像1コマ分の焼付露光処理が終了する。

    【0080】これを繰り返すことにより、焼付露光処理されたペーパーPが1枚づつ順次プロセッサ部472に搬送される。

    【0081】このプロセッサ部472の内の発色現像槽474には発色現像液が溜められていて、ペーパーPをこの発色現像液に浸して発色現像処理を行う。

    【0082】発色現像処理されたペーパーPは発色現像槽474と隣接する漂白定着槽476へ搬送される。 漂白定着槽476には漂白定着液が溜められていて、ペーパーPをこの漂白定着液に浸して漂白処理及び漂白定着処理を行う。

    【0083】漂白定着処理されたペーパーPは、漂白定着槽476に隣接すると共にそれぞれ水洗水が溜められた複数の第1水洗槽478A、第2水洗槽478B、第3水洗槽478C、第4水洗槽478Dからなる水洗部478へ搬送され、ペーパーPを水洗槽内の水洗水に浸して水洗処理を行う。

    【0084】水洗処理されたペーパーPは水洗部478
    の上部に位置する乾燥部480へ搬送される。

    【0085】乾燥部480は、ペーパーPの搬送経路の下側に配置された図示しないチャンバより上方に向かって送風される熱風にペーパーPをさらして、ペーパーP
    を乾燥させる。

    【0086】乾燥部480に対してペーパーPの搬送方向下流側には複数対のローラによって構成される搬送路484が配設されており、乾燥処理が終了して乾燥部4
    80から排出されたペーパーPは、これら複数対のローラにそれぞれ挟持されて感光材料処理装置400の外部へ排出され、製品ストック部486に積み重ねられる。 (補助槽)発色現像槽474の側部には図1に示す補助槽40が設けられている。

    【0087】発色現像槽474と補助槽40との間の隔壁には、開口(図示せず)が形成されており、発色現像液が発色現像槽474と補助槽40との間を行き来できるようになっている。

    【0088】また、補助槽40には、補助槽の内部の発色現像液を加温するヒーターを備えた配管の一端が連結されており、配管の他端は発色現像槽474の底部に設けられた開口部に接続され、発色現像液は、循環ポンプの作動により、補助槽40、配管及び発色現像槽474
    を経由し、再び補助槽40へと循環し、ヒーターによって所定の温度に加温され、また、組成が均一化されるようになっている。

    【0089】補助槽40の上部は天面54によって塞がれており、天面54には、後述するスクリューフィーダー88から補充される顆粒状の補充剤93を槽内に投入するための開口56が形成されている。 また、補助槽4
    0には、補充水を補充するための配管(図示せず)も接続されている。

    【0090】補助槽40の天面54の上には、シャッター装置64が搭載されている。

    【0091】シャッター装置64は、孔66の形成されたシャッター板68及び駆動装置70を備えている。

    【0092】このシャッター板68は天面54に設けられた図示しないガイドに沿って矢印L方向及び矢印R方向に移動可能に支持されている。

    【0093】駆動装置70は、モータ74、モータで回転されるピニオン76及びシャッター板68に連結されてピニオン76と噛み合うラック78を備えている。
    (スクリューフィーダー) シャッター装置64の上側には、本実施形態の固形写真薬品補充装置11の一部を構成するスクリューフィーダー88が設けられている。

    【0094】スクリューフィーダー88は水平に配置された丸パイプ状のスクリュー外装部90を備えている。

    【0095】スクリュー外装部90の内部には、同軸的に螺旋状のスクリュー96が配置されている。

    【0096】スクリュー96は、スクリュー外装部96
    に取り付けられた一対の軸受98に支持されており、一端がプーリー92A、ベルト92B、プーリー92C、
    モータ92Dからなる駆動装置92に連結されている。

    【0097】スクリューフィーダー88の矢印L方向側の上部は開口しており、ここの上側には、パイプ101
    を介して顆粒状の補充剤93を貯留する升100が連結されている。

    【0098】スクリューフィーダー88の矢印R方向側の下部は開口しており、ここに排出パイプ102が連結されている。

    【0099】排出パイプ102の下端は、補充剤93が出るスクリューフィーダー88の排出口となっており、
    補助槽40の天面54に設けられた開口56の真上に位置している。

    【0100】なお、升100の上部開口は開閉可能な蓋103によって覆われており、蓋103を閉めることによって内部を密閉することができる。

    【0101】この発色現像槽474のスクリューフィーダー88の升100には、顆粒状とされた発色現像用の補充剤93が入れられる。

    【0102】顆粒状とされた発色現像用の補充剤93としては、例えば、4−アミノ−3−メチル−N−エチル−〔β−(メタンスルホンアミド)エチル〕アニリン硫酸塩、ポリエチレングリコール、N−ラウロイルアラニンナトリウム、ジスルホエチルヒドロキシルアミン2ナトリウム塩、チノパールSFP(チバガイギー社製)、
    亜硫酸ナトリウム、臭化カリウム、ジエチレントリアミン5酢酸、p−トルエンスルホン酸ナトリウム、水酸化カリウム、マンニトール、炭酸カリウム、ジエチレントリアミン5酢酸第2鉄アンモニウム1水塩、エチレンジアミン4酢酸、マレイン酸、パインフロー(松谷化学)、N−ラウロイルサルコシンナトリウム等が含まれるが、これら以外の成分であっても良い。

    【0103】ここでいう顆粒とは、溶解性確保のため、
    好ましくは直径0.3〜10mmに成形した球形状であり、さらには直径が1〜2mmであることがより好ましい。 顆粒の直径が10mmを越えると、溶解に時間がかかるため好ましくない。 また、顆粒の直径が0.3mmよりも小さいと、搬送性が良くない。 (センサ)スクリューフィーダー88の入口付近、本実施形態では、パイプ101に第1の補充剤感知センサ1
    04が設けられている。 また、スクリューフィーダー8
    8の出口付近に第2の補充剤感知センサ106が設けられている。

    【0104】本実施形態の第1の補充剤感知センサ10
    4及び第2の補充剤感知センサ106は、各々補充剤通過経路を挟んで一側にLED等の光源、他側に受光部を備えた所謂光電スイッチであるが、補充剤93を検知可能なものであればこれら以外のセンサを用いても良い。
    このようなセンサとしては、例えば、(株)キ−エンスの透過型光ファイバーセンサー(FU−77)等を用いることができる。

    【0105】ここで、第1の補充剤感知センサ104
    は、スクリュー96の若干上側に配置されている。

    【0106】一方、第2の補充剤感知センサ106は、
    スクリュー96の補充剤搬送方向下流側の軸96Aのみの部分の下方に設けられている。

    【0107】これら第1の補充剤感知センサ104及び第2の補充剤感知センサ106は制御装置17(図1では図示せず)に連結されており、受光部が光を受光していない場合に補充剤93が有ると判断し、光を受光している場合に補充剤93が無いと判断する。

    【0108】なお、制御装置17はモータ92Dの駆動も制御しており、第1の補充剤感知センサ104の補充剤検知結果と、第2の補充剤感知センサ106の補充剤検知結果と、モータ92Dの動作とに基づいて異常を判断し、異常であること判断したときに、制御装置17は警報機108(本実施形態ではブザーであるが、オペレータの視覚、聴覚等に訴えるものであれば特に種類は問わない。例えば、ランプ、液晶表示装置による文字表示等であっても良い。)によりオペレーターに警告を発する。 (漂白定着槽)なお、漂白定着槽476が発色現像槽4
    74と異なる点は、処理液の種類が異なる点のみであり、その他の構成は発色現像槽474と同一であるので漂白定着槽476の構成の説明は省略する。

    【0109】また、漂白定着槽476に連結されている補助槽40のスクリューフィーダー88の升100には、顆粒状とされた漂白定着用の補充剤93が入れられる。

    【0110】顆粒状とされた漂白定着用の補充剤93としては、例えば、チオ硫酸アンモニウム、亜硫酸ナトリウム、臭化カリウム、p−トルエンスルフィン酸、N−
    ラウロイルサルコシンナトリウム等が含まれるが、これら以外の成分であっても良い。 (水洗槽)図2に示すように、第4水洗槽478Dには、発色現像槽474及び漂白定着槽476と同様に補助槽40(図2では図示せず)、シャッター装置64
    (図2では図示せず)及びスクリューフィーダー88が連結されている。

    【0111】なお、第4水洗槽478Dに連結されている補助槽40のスクリューフィーダー88の升100には、顆粒状とされた水洗用の補充剤93が入れられる。

    【0112】顆粒状とされた水洗用の補充剤93(安定剤)としては、例えば、炭酸ナトリウム・1水塩、1−
    ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム、チノパールSFP、亜硫酸ナトリウム、硫酸亜鉛7
    水塩、エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム、硫酸アンモニウム、o−フェニルフェノール、パインフロー、N
    −ラウロイルサルコシンナトリウム等が含まれるが、これら以外の成分であっても良い。 (作用)次に、本実施形態の作用を説明する。

    【0113】ペーパマガジン414から供給され、露光部によって潜像が形成されたペーパーPは、発色現像槽474の発色現像液によって発色現像処理され、漂白定着槽476の漂白定着液によって漂白定着処理され、さらに第1水洗槽478A、第2水洗槽478B、第3水洗槽478C、第4水洗槽478Dの各々の水洗水によって水洗が行われる。

    【0114】水洗の終了したペーパーPは、乾燥部48
    0で温風乾燥された後、製品ストック部486に排出される。

    【0115】なお、何れの槽の循環ポンプも常に作動しており、槽内の処理液を攪拌循環している。

    【0116】ペーパーPの処理を行うと、発色現像液、
    漂白定着液、及び水洗水が劣化するので、処理量に応じて各処理液に必要な補充剤93を補充する必要がある。

    【0117】制御装置17は、ペーパーPの先端及び後端をセンサ16Aで検出した時間、ペーパーPの搬送速度、予め分かっているペーパーPの幅に基づいて処理面積を計算し、処理面積に応じた規定量の補充剤93(発色現像用、漂白定着用及び水洗用)及び補充剤93の量に応じた希釈水の補充を予め定めた処理面積毎に行うように各固形写真薬品補充装置11の制御を行う。

    【0118】ここで、固形写真薬品補充装置11の動作は同じなので、代表して発色現像液に補充剤93を補充する場合を説明する。

    【0119】通常は、補助槽40の開口56は、シャッター板68によって塞がれている。

    【0120】したがって、温められた発色現像液から発生する水蒸気は、シャッター板68によって補助槽40
    の外部へ発散することが確実に防止され、升100に入れられた顆粒状の補充剤93が発色現像液から発生した水蒸気によって固化したり、内壁面に付着する等のトラブルを防止することができる。

    【0121】制御装置17は以下の順でシャッター装置64及びスクリューフィーダー88を作動させ、補充剤93の補充を行う。

    【0122】先ず、シャッター装置64を作動し、図1
    に示すようにシャッター板68の孔66を補助槽40の開口56に一致させる。

    【0123】次に、スクリューフィーダー88のモータ92Dを回転させてスクリュー96を回転させる。 スクリュー96が回転すると、升100に入れられた顆粒状の補充剤93が矢印R方向に順に送られ、排出パイプ1
    02を介して補助槽40の中に落下する。

    【0124】なお、排出パイプ102から落下する補充剤93の量は、スクリュー96の回転量(回転角度)に対して比例するので、制御装置17はペーパーPの処理量に対応した規定量の補充剤93が落下するようにモータ92Dの回転量を制御する。 また、補充剤93の補充と同時に図示しないポンプが作動し、水が補充剤93
    の量に見合った量だけ補助槽40に補充され、循環ポンプの作動によって槽内の発色現像液の濃度及び温度が一定にされる。

    【0125】なお、モータ92Dが所定量回転して所定量の補充剤93が落下すると、シャッター装置64が作動してシャッター板68が矢印L方向に移動し、シャッター板68によって補助槽40の開口56が塞がれる。

    【0126】ここで、升100が空になった場合及びスクリューフィーダー88が搬送不良を生じた場合、補充剤93が補助槽40に補充されなくなり、現像処理能力の低下を招く。

    【0127】本実施形態では、上述したようにシャッター装置64で補充剤93の固化を防ぐ構成となっているが、補充剤93の搬送経路で補充剤93が万が一にも固化する場合も考えられ、さらにオペレーターが升100
    への補充剤93の補給を忘れることも考えられ、このような場合に、制御装置17は警報機108によりオペレーターに警告を発する。

    【0128】例えば、スクリューフィーダー88が動作中に第1の補充剤感知センサ104が補充剤93を検出し、かつ第2の補充剤感知センサ106が補充剤93を検出した場合には、制御装置17はスクリューフィーダー88の出口側(例えば、排出パイプ102、開口5
    6、孔66)で詰まりが生じていると判断し、警報機1
    08で警報を発する。

    【0129】また、スクリューフィーダー88が動作中に第1の補充剤感知センサ104が補充剤93を検出せず、かつ第2の補充剤感知センサ106が補充剤93を検出しない場合には、制御装置17はスクリューフィーダー88に補充剤93が落下していないか(例えば、升100の中で補充剤93が固化等している場合。)、または升100の中の補充剤93が無くなったと判断し、
    警報機108で警報を発する。

    【0130】なお、スクリューフィーダー88が動作中に第1の補充剤感知センサ104が補充剤93を検出し、かつ第2の補充剤感知センサ106が補充剤93を検出しない場合には、制御装置17は正常動作中であると判断し、警報は発しない。

    【0131】このように、本実施形態では、補充剤93
    の補充不良が生じた場合に直ちに警報を発してオペレーターへ注意を促すので、オペレーターは直ちに適正な処置を施すことができ、現像不良を未然に防ぐことができる。 [第2の実施形態]本発明の第2の実施形態を図3にしたがって説明する。 なお、前述した実施形態と同一構成に関しては同一符号を付し、その説明は省略する。

    【0132】本実施形態の固形写真薬品補充装置11には、図3に示すように、シャッター装置64の上部にロータリーフィーダー194が設けられている。

    【0133】このロータリーフィーダー194は、升1
    00の下部に、羽根車196を収容した断面円形の内部空間を設けたケーシング198を備えている。

    【0134】ケーシング198には、上部の入口に升1
    00と連通するパイプ200が一体的に設けられており、下部の出口に排出パイプ202が一体的に設けられている。

    【0135】なお、この羽根車196は制御装置17によって制御されるモータ(図示せず)によって回転する。

    【0136】本実施形態では、升100に補充剤93を補給すると、ロータリーフィーダー194の上部に位置する羽根車196の羽196Aと羽196Aとの間に補充剤93が落下して充填され、羽根車196を矢印A方向に回転させ、羽196Aと羽196Aとの間に充填された補充剤93が下部の出口に対応すると、排出パイプ202を介して補助槽40に落下する。

    【0137】ここで、ロータリーフィーダー194には、入口から出口に至る補充剤搬送経路途中に、第1の補充剤感知センサ104が設けられ、出口から入口に至る戻り経路途中に第2の補充剤感知センサ106が設けられている。

    【0138】これら第1の補充剤感知センサ104、第2の補充剤感知センサ106及び羽根車196を回転させるモータ(図示せず)は制御装置17に連結されている。

    【0139】本実施形態では、例えば、ロータリーフィーダー194が動作中に第1の補充剤感知センサ104
    が補充剤93を検出し、かつ第2の補充剤感知センサ1
    06が補充剤93を検出した場合には、制御装置17はロータリーフィーダー194の出口側(例えば、排出パイプ202、開口56、孔66)で詰まりが生じていると判断し、警報機108で警報を発する。

    【0140】また、ロータリーフィーダー194が動作中に第1の補充剤感知センサ104が補充剤93を検出せず、かつ第2の補充剤感知センサ106が補充剤93
    を検出しない場合には、制御装置17はロータリーフィーダー194に補充剤93が落下していないか(例えば、升100の中で補充剤93が固化等している場合。)、または升100の中の補充剤93が無くなったと判断し、警報機108で警報を発する。

    【0141】なお、ロータリーフィーダー194が動作中に第1の補充剤感知センサ104が補充剤93を検出し、かつ第2の補充剤感知センサ106が補充剤93を検出しない場合には、制御装置17は正常動作中であると判断し、警報は発しない。

    【0142】このように、本実施形態においても、第1
    の実施形態と同様に補充剤93の補充不良が生じた場合に直ちに警報を発してオペレーターへ注意を促すので、
    オペレーターは直ちに適正な処置を施すことができ、現像不良を未然に防ぐことができる。

    【0143】なお、この実施形態では、第1の補充剤感知センサ104及び第2の補充剤感知センサ106の光のビームの径が比較的大きく、羽根車196の羽196
    Aがビームを完全に遮断することはなく、羽196Aがセンサ前方を通過しても補充剤93と間違えて検出することはない(なお、補充剤93が詰まった場合にはビームを完全に遮断する。)。 また、光のビームが細い場合には、羽根車196の回転角度を検出するセンサ等を設け、羽196Aがセンサ前方を横切る際に、これを無視するようにすれば良い。

    【0144】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明の固形写真薬品補充装置及び感光材料処理装置は、固形写真薬品が感光材料処理装置の処理槽に対して適正に搬送されないような場合に警告を発するので、感光材料の現像不良を未然に防止することができる、という優れた効果を有する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本実施形態の第1の実施形態に係る固形写真薬品補充装置の断面図である。

    【図2】本発明の固形写真薬品補充装置の適用された感光材料処理装置の概略構成図である。

    【図3】本実施形態の第2の実施形態に係る固形写真薬品補充装置の断面図である。

    【符号の説明】

    10 感光材料処理装置 11 固形写真薬品補充装置 17 制御装置(警報装置) 40 補助槽(貯留槽) 88 スクリューフィーダー 93 補充剤(固形写真薬品) 100 升(貯留部) 104 第1の補充剤感知センサ(第1の固形写真薬品検出センサ) 106 第2の補充剤感知センサ(第2の固形写真薬品検出センサ) 108 警報機(警報装置) 194 ロータリーフィーダー

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H098 AA03 AA05 BA03 BA15 BA18 BA29 BA34 DA01 DA06 DA15 DA23 DA27 DA28 EA03 EA05 EA17 GA09 3F027 AA05 BA01 CA07 DA21 DA34 EA01 EA02 EA09 3F040 BA01 CA01 EA01

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