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Composite resin for dental material and method for antimicrobial and sterilizing treatment

阅读:163发布:2022-08-26

专利汇可以提供Composite resin for dental material and method for antimicrobial and sterilizing treatment专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To provide a method for carrying out antimicrobial and sterilizing treatment of so-called composite resin such as a restorative filling material for packing a deficient part of tooth or void caused by dental caries, a bonding material for tooth crown, bridge, etc., and an adhesive such as dental cement.
CONSTITUTION: As a method of antimicrobial and sterilizing treatment of a composite resin for dental material comprising a synthetic resin and inorganic powder, an active substance (e.g. silver ion) having antimicrobial and germicidal action previously made into an ionized state or a radical state by a proper method such as ion injection is impregnated into a synthetic resin and/or inorganic powder. A composite resin for dental material subjected to the antimicrobial and germicidal treatment operation. The composite resin has no fear of corrosion and release of bonded face between the composite material and dentine face, has excellent mechanical strength such as wear resistance and can prevent change in color of teeth.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio,下面是Composite resin for dental material and method for antimicrobial and sterilizing treatment专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 合成樹脂と無機質粉体とを含有する歯科材料用コンポジットレジンにおいて、前記合成樹脂及び/又は無機質粉体に、イオン化又はラジカル状態にされた抗菌,殺菌作用を有する活性物質が注入されてなることを特徴とする歯科材料用コンポジットレジン。
  • 【請求項2】 前記イオン化又はラジカル状態にされた抗菌,殺菌作用を有する活性物質が銀イオンである請求項1記載の歯科材料用コンポジットレジン。
  • 【請求項3】 合成樹脂と無機質粉体とを含有する歯科材料用コンポジットレジンの抗菌,殺菌処理方法であって、前記合成樹脂及び/又は無機質粉体に、予めイオン化又はラジカル状態にされた抗菌,殺菌作用を有する活性物質を注入して抗菌,殺菌処理することを特徴とする歯科材料用コンポジットレジンの抗菌,殺菌処理方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、歯科材料用コンポジットレジン及びその抗菌,殺菌処理方法、さらに詳しくは、歯の欠損部や虫歯等で生じた空隙を埋めるための修復充填材料、或いは歯冠(クラウン),ブリッジ等の合着材、さらには歯科用セメント等の接着材等のいわゆるコンポジットレジンと、そのコンポジットレジンを抗菌,殺菌処理するための処理方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】一般に、上記のような修復充填材料、合着材、接着材等のコンポジットレジンは、硬質合成樹脂と無機質フィラーと称される無機質粉体とを含有するものであり、使用時においては、歯の修復部に充填された後、紫外線等の光重合反応や化学反応によって硬化させ、接着させるものである。

    【0003】

    【発明が解決しようする課題】しかし、上記のようにして充填されたコンポジットレジンは、時間の経過とともに、口腔内の虫歯菌等の細菌によって、実際の歯のエナメル質や象牙質等の歯質面との接着面が腐食して剥がれるおそれがある。

    【0004】また、このような経時変化によってコンポジットレジンの強度も低下することとなる。

    【0005】さらに、食物の残渣等の汚れの付着及び腐敗により歯が変色するという問題点もある。

    【0006】本発明は、上述のような問題点をすべて解決するためになされたもので、歯質面との接着面が細菌によって腐食し剥離するおそれがなく、また耐磨耗性等の優れた機械強度を有し、さらに歯の変色,腐敗等を防止することを課題とするものである。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】本発明は、このような課題を解決するために、歯科材料用コンポジットレジンとその抗菌,殺菌処理方法としてなされたもので、歯科材料用コンポジットレジンとしての特徴は、合成樹脂と無機質粉体とを含有する歯科材料用コンポジットレジンにおいて、前記合成樹脂及び/又は無機質粉体に、イオン化又はラジカル状態にされた抗菌,殺菌作用を有する活性物質が注入されてなることにある。

    【0008】また、歯科材料用コンポジットレジンの抗菌,殺菌処理方法としての特徴は、合成樹脂と無機質粉体とを含有する歯科材料用コンポジットレジンの抗菌,
    殺菌処理方法であって、前記合成樹脂及び/又は無機質粉体に、予めイオン化又はラジカル状態にされた抗菌,
    殺菌作用を有する活性物質を注入して抗菌,殺菌処理することにある。

    【0009】

    【作用】すなわち、上記のようにイオン化又はラジカル状態にされた抗菌,殺菌作用を有する活性物質を合成樹脂及び/又は無機質粉体に注入することにより、この合成樹脂及び/又は無機質粉体を含有するコンポジットレジンにおいて細菌や黴の繁殖が抑制されることとなり、
    よってそのコンポジットレジンと歯質面との接着面が細菌によって腐食し剥離するおそれもないのである。

    【0010】

    【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。

    【0011】 実施例1一実施例としてのコンポジットレジンは、硬質合成樹脂と、無機質粉体の一例としての酸化ケイ素(SiO 2
    からなり、その無機質粉体に、銀イオンを注入して得られたものである。

    【0012】すなわち、SiO 2からなる無機質粉体に銀イオンが注入されてなるため、コンポジットレジンにおける細菌や黴の発生が抑制されることとなる。

    【0013】従って、このようなコンポジットレジンを歯の修復部に充填,接着しても、歯との接着面が剥離するようなこともないのである。

    【0014】 実施例2次に、一実施例としてのコンポジットレジンの抗菌,殺菌処理方法について説明する。

    【0015】本実施例は、コンポジットレジンに含有される酸化ケイ素(SiO 2 )からなる無機質粉体に、銀イオンを注入して処理する方法である。

    【0016】その銀イオンの注入は、図1に示すようなイオン注入のための装置によって行う。

    【0017】すなわち、この装置について説明すると、
    蒸気を発生させる蒸気発生装置1と、イオンを生成するイオン生成部2と、生成したイオンビームを引き出す引出電極3と、引き出したイオンを成形加速する電極群4
    と、所望の銀イオンのみ選別して取り出す質量分離装置5と、取り出したイオンを任意のエネルギーで加速するための加速電極群6と、注入すべき無機質粉体(図示せず)を収容したチャンバー7とで構成されたものである。

    【0018】尚、このような構成からなるイオン注入の装置は、真空排気装置(図示せず)により高真空に保持されている。

    【0019】そして、このような装置により、イオン注入を行う操作について説明すると、先ず前記真空装置によって真空にされた領域内において蒸気発生装置1としての加熱オーブンの中で銀を加熱して蒸気を生成し、その蒸気をイオン生成部2に供給した後、引出電極3によってイオンを引き出し、生成させる。

    【0020】次に、生成したイオンビームを電極群4により成形し、質量分離装置5に導く。

    【0021】そして、必要な銀イオンのみを分離して取り出し、その後、その取り出されたイオンを加速電極群6で加速してチャンバー7に導き、前記チャンバー7内に収容された無機質粉体に照射することによって、その無機質粉体にイオン注入がなされることとなる。

    【0022】次に、このようにして銀イオンを無機質粉体に注入した後、その無機質粉体を、硬質合成樹脂と配合して歯科材料用コンポジットレジンが製造されることとなるのである。

    【0023】 試験例次に、上記のように銀イオンを注入した無機質粉体の抗菌効果についての試験例について説明する。

    【0024】〔試験方法〕各々菌液体培地1mlに銀イオン注入フィラー(無機質粉体)を所定の濃度(10ppm,30
    ppm)になるよう秤量し、よく混ぜて37℃に放置し、2,
    6,12時間毎に0.1 mlを採取し、希釈した後、寒天培地で培養後、発生したコロニーの数を読み取り、希釈倍率を掛け求める。 尚、 Controlは、未注入フィラーに対し上記と同様の操作をしたものである。

    【0025】〔試験結果〕試験結果は次表1のとおりであった。

    【表1】

    【0026】上記表1からも明らかなように、銀イオンを注入したフィラーを含有したコンポジットレジンは、
    Controlのものに比べて虫歯菌の残存量が少なく、従って虫歯菌に対する抗菌効果が優れていることが認められた。

    【0027】 その他の実施例尚、無機質粉体の種類も上記実施例の酸化ケイ素に限定されるものではなく、たとえばシリカ,石英,窒化ケイ素、酸化亜鉛等のものであってもよく、一般の歯科用コンポジットレジンに含有されている種々の無機質粉体に適用することが可能である。

    【0028】さらにイオンの注入方法や注入装置の種類も上記実施例に限定されるものではない。

    【0029】さらに注入されるイオンの種類も上記実施例の銀イオンに限定されるものではなく、たとえば白金,銅,亜鉛等の金属イオンを使用することも可能であり、さらには金属以外のイオンを用いることも可能である。

    【0030】また、イオン注入の条件や注入されるイオンの数も問うものではない。

    【0031】さらに、イオン以外に、ラジカル状態となっている物質を注入することも可能である。 要は、注入される物質は、イオンやラジカルになりうる活性物質であればよいのである。 すなわち、本発明にいう活性物質とは、イオン,ラジカルになりうるあらゆる物質を含む意味である。

    【0032】さらに、上記実施例では、イオンが無機質粉体に注入され、その後にその無機質粉体が合成樹脂に配合されたが、これに限らず、たとえば無機質粉体と合成樹脂とが予め混合された混合物にイオン,ラジカル等の活性物質が注入されてもよく、この場合には結果として無機質粉体と合成樹脂との双方に注入されることとなる。 また、合成樹脂のみに注入することも可能である。
    要は、合成樹脂及び/又は無機質粉体に、イオン化又はラジカル状態にされた抗菌,殺菌作用を有する活性物質が注入されればよいのである。

    【0033】さらに、コンポジットレジンの種類も問うものではなく、たとえば歯の欠損部や虫歯等で生じた空隙を埋めるための修復充填材料、又は歯冠(クラウン),或いはブリッジ等の合着材、さらには歯科用セメント等の接着材等種々のものを使用することができ、そのコンポジットレジンの種類は問わない。

    【0034】

    【発明の効果】叙上のように、本発明においては、歯科材料用コンポジットレジンに含有される合成樹脂及び/
    又は無機質粉体に、イオン化又はラジカル状態にされた抗菌,殺菌作用を有する活性物質を注入したため、この合成樹脂及び/又は無機質粉体を含有するコンポジットレジンにおいて細菌や黴の繁殖が抑制されることとなり、よってそのコンポジットレジンと歯質面との接着面が細菌によって腐食し剥離するおそれがないという効果がある。

    【0035】しかも、上記のような抗菌効果が生ずる結果、経時変化によってコンポジットレジンの強度が低下することもない。

    【0036】さらに、上記のような抗菌効果により、食物の残渣等の汚れの付着及び腐敗により歯が変色するおそれもないのである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】銀イオンを無機質粉体に注入するためのイオン注入装置の概略図。

    ─────────────────────────────────────────────────────

    【手続補正書】

    【提出日】平成5年1月28日

    【手続補正2】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0006

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0006】本発明は、上述のような問題点をすべて解決するためになされたもので、歯質面との接着面が細菌によって腐食し剥離するおそれがなく、また耐磨耗性等の優れた機械強度を有し、さらに歯の変色等を防止することを課題とするものである。 ─────────────────────────────────────────────────────

    【手続補正書】

    【提出日】平成5年6月23日

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0024

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0024】〔試験方法〕各種菌1白金を液体培地に取り、37℃で一晩培養した後、生理食塩にて希釈する。 その溶液に、予め所定の銀イオン濃度(10ppm ,
    20ppm )になるように秤量した試料(銀イオンを注入した無機質粉体)を加え、よく攪拌しながら37℃に放置し、5時間,10時間毎に採取し、生理食塩水にて稀釈後、平板寒天培地で培養(37℃,一晩)し、発生したコロニーの数を読み取り求める。 尚ブランクは、銀イオンを注入しない無機質粉体に上記と同様の操作をしたものである。

    【手続補正2】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0025

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0025】〔試験結果〕試験結果は次表1のとおりであった。

    【表1】

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