专利汇可以提供Tray for flowerpot专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent falling or the conduction of ground warmness, to provide greenhouse effects and to unnecessitate frequent irrigation in summer.
SOLUTION: Such a tray 1 is provided with a bottom plate 4 having an area sufficiently larger than that of bottom part while providing a projection 5 fitted with a bottom part 3 of the flowerpot 2 on its surfaces, an inner wall 6 formed around the bottom plate while rising so as to be gradually expanded upward, and an outer wall 7 extended until reaching a position lower than the bottom plate so as to be gradually expanded from the upper end of the inner wall toward the lower outside of the inner wall.
COPYRIGHT: (C)1998,JPO,下面是Tray for flowerpot专利的具体信息内容。
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植木鉢用受皿に関するものである。 特に、植木鉢の転倒を防止し、さらに植木鉢への地温の伝導を防止する受皿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、植木鉢用受皿には、底の浅い皿状のものがあり、これは、鉢からの灌水のしずくを受けるものであった。
【0003】また、実開平6−66436号公報には、
植木鉢の転倒防止具が記載されているが、これは、植木鉢を嵌合する下方漸縮状のテーパ内筒部と、この内筒部の上部開口縁から下方へかけての下方漸拡状のテーパ外筒部とを一体に設けたもので、テーパ内筒部に嵌合した植木鉢を下方漸拡状に広がったテーパ外筒部で支え、転倒を防止するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、底の浅い皿状のものは、転倒防止に対する策は何も施されていないため、強い風を受けた際には植木鉢が転倒し易かった。 また、底が浅いので、皿に溜まった水が容易に溢れたり、蒸発したりし、水を溜めておくことができないため、植木鉢の孔より鉢内への水の吸い上げが殆どできず、夏期には水涸れが起こり、頻繁に灌水を行わねばならないという問題点があった。 特に、教材用又は学校で使用する事を考えると、今後学校が完全週休2日制になった場合、土日の2日間は水やりがより一層難しくなる傾向にある。
【0005】実開平6−66436号公報に記載の転倒防止具については、地温の伝導を防止する効果は全くなく、また寒冷地において保温・温室効果を得ることも、
内部に水を溜めることもできないという問題点があった。
【0006】本発明は、前記の点に鑑み、風による転倒が防止され、植木鉢に被せると温室効果が得られ、夏期の灌水をそれ程頻繁に行う必要のない植木鉢の受皿を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決するために、本発明の請求項1に係る植木鉢用受皿は、植木鉢の底部に形成された孔と嵌合する突起が表面に設けられ、植木鉢の底部の面積より大きな面積を有する底板と、この底板の周囲に、上方に向かって漸次拡開するように立ち上げ形成された内壁と、この内壁の上端から該内壁の外側下方に向かって漸次拡開するように延設された外壁とを具備するものである。
【0008】また、本発明の請求項2に係る植木鉢用受皿は、植木鉢の底部に形成された孔と嵌合する突起が表面に設けられ、植木鉢の底部の面積より大きな面積を有する底板と、この底板の周囲に、上方に向かって漸次拡開するように立ち上げ形成された内壁と、この内壁の上端から該内壁の外側下方に向かって漸次拡開するように前記底板よりも下方位置に達するまで延設された外壁とを具備し、前記底板の表裏両面の少なくとも一方の面に断熱材が装着可能とされたものである。
【0009】また、本発明の請求項3に係る植木鉢用受皿は、前記内壁の上端に、植木鉢の上部開口端に設けられた被係合部と係合する係合部が設けられたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施例に基づき、本発明の植木鉢の受皿の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の受皿に植木鉢を載置した状態の斜視図である。 図2は、この受皿のみの斜視図であり、図3は、図1のA−A線要部断面図で、図4は、
図1のB−B線要部断面図である。 図5は、この受皿を植木鉢に被せる直前の状態を示す斜視図であり、図6
は、受皿を植木鉢に被せた状態を示す斜視図である。
【0012】植木鉢2としては、どのような形のものでもよいが、ここでは、角型の植木鉢に適用する場合を例にとり説明する。
【0013】この植木鉢2は、図2に示すように上縁周囲の一面或いは複数面に斜状の記名箇所又は名札入れを設け、斜め上方向より名前が見えるようにし、持ち運びが便利なように取手を付設したのものである。 また、四本の足21の底部中央部には、孔3を貫設している。
【0014】ここで受皿1は、底板4と内壁6と外壁7
とを具備したものである。
【0015】前記底板4は、角型植木鉢2を載置し易いように矩形状に形成し、植木鉢2の底部の面積よりも十分大きな面積を有するものである。 この底板4の表面には、植木鉢2の底部に形成された孔3と嵌合する突起5
が設けられている。 なお、符号41は、底板4の中央部表面に設けた凸部を示し、この凸部41は、底板4を補強するためのものである。
【0016】底板4の周囲には、上方に向かって漸次拡開するように立ち上げ形成された内壁6と、この内壁6
の上端から該内壁6の外側下方に向かって漸次拡開するように前記底板4よりも下方位置に達するまで延設された外壁7が設けられている。
【0017】受皿1から灌水する場合、受皿1内の水はこの突起5と孔3の間隙より、植木鉢2内へ供給されるが、突起5の側面に縦方向の溝等の細い隙間51を設け、受皿1内の水を植木鉢2内に吸い上げることもできる。
【0018】また、受皿1の深さは、溜まった水がすぐ蒸発してしまわない程度であれば任意に決められるが、
植木鉢2のほぼ1/4程度の深皿に成形したものが好適である。
【0019】底板4にはその表面周縁部にガイド部材8
を設けている。 このガイド部材8は、植木鉢2を前記内壁6内に挿入した際に植木鉢2の前記孔3を前記突起5
に誘導するものである。 そして、本実施形態では、内壁6の相対峙する位置から底板4にかけて二枚ずつ板状に設けるのが好ましく、これら板状の相対峙する面を上方に向かって漸次拡開するように形成する。 このガイド部材8は、底板4の表面周縁部に突起状にも設けることもでき、相対する内壁6の任意の位置に二ケ所以上設けてもよく、植木鉢2の前記孔3を前記突起5に誘導できるものであれば、どのようなものであってもよい。 また必ずしも設ける必要はない。
【0020】前記外壁7は底板4よりも下方位置に達するまで延設されている。 これによって、底板4裏面と外壁7下端間に隙間が生じるので、内壁6の下端を外壁7
下端と同レベルに達するまで延長し、この延長部61と底板4裏面間に凹所62を形成する。 この凹所62を利用することで、断熱材9を底板4の裏面に取付けることができる。
【0021】なお、底体4の裏面に上記の凹所62を設けない、すなわち底板4の裏面に断熱材9を設けない場合は、外壁7は、その下端が底板4と略同じレベルとされてもよい。
【0022】受皿1の底板4に取付ける断熱材9としては、例えば発泡スチロールが挙げられるが、軽量、安価で、工作しやすいものであれば、それ以外の任意のものが使用可能である。
【0023】なお、断熱材9は底板4の表面側に装着してもよい。 その場合は、底板4の表面に凹所を設けるなどして、その部分に断熱材9が固定できるようにする。
【0024】給水口10は、内壁6の上部に形成したもので、この上部の内外壁6,7を共に外方に膨らませ、
外壁7上端から内壁6中間部までを円弧状傾斜面71とし、給水するのに便利なようにしたものである。 特に、
これは手元が覚束ない年少の子供にとって便利である。
すなわち、水流の強さを加減できない年少の子供に灌水させると、せっかく植えた種子を水で掘り起こしてしまう場合がある。 そのような場合、土に対して直接水を撒かせるのではなく、受皿に水を入れさせるような指導を子供に対して行うので、このような指導が行われるときに都合が良いのである。
【0025】本実施形態は、角型の植木鉢2を対象にしたものであるが、本発明は、丸型の植木鉢に対応するようにも容易に変形でき、任意に実施し得るものである。
なお、丸型の植木鉢の場合には、底部の中央に一個の孔が設けられているものが多いが、その場合は、受皿の底板上に形成する突起を中央の一箇所にし、その径をこの孔に嵌入し得るものにすればよい。
【0026】使用にあたっては、受皿1上に植木鉢2を各ガイド部材8を利用して載置すると、植木鉢2の孔3
を受皿1の突起5に誘導し、孔3は突起5に嵌合し、受皿1と植木鉢2は固定される。 この両者1,2を分離する場合には、前記と逆の操作をすればよい。
【0027】以上により、受皿1と植木鉢2とは一体状に固定されているので、風の影響による植木鉢2の転倒を防止できる。
【0028】また、受皿1の底板4と内壁6の延長部6
1で構成される凹所62内には、断熱材9を介在させることができるように構成したから、この断熱材9により、冷え込みのある春季とか暑さの酷しい夏期に、受皿を置く面、即ち地面又は気温の変化を受けやすいコンクリート面等から植木鉢2内への熱の伝導を防ぐことができる。
【0029】夏期の灌水にあっては、受皿1を深皿としたので、皿1自体に水を溜めることができ、その水は、
孔3から植木鉢2の内部に供給される。 また、水は給水口10から受皿1内に供給することもできる。
【0030】また、植木鉢2の上に受皿1を被せる場合には、受皿1の天地を逆にして、受皿1の内壁6上端に突設された突起63を、植木鉢2の上端に形成された孔22に嵌入させる。 そして、昼間は底板4に断熱材9を装着せず太陽熱が植木鉢2内に届くようにすることで、
保温・温室効果を得ることができる。
【0031】なお、上記の例では受皿1側に係合部として突起63を、植木鉢2側に被係合部として孔22を形成しているが、これらは逆の関係であってもよく、また、これら係合部63と被係合部22とは突起と孔の組み合わせ以外の任意の組み合わせによるものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、植木鉢と受皿が一体状に固定されると共に、外壁が下方に漸次拡開しているので、植木鉢の転倒を防止できるという効果がある。
【0033】また、本発明によると、受皿自体に水を溜めておくことができ、突起と孔間の隙間から鉢内部へ水の供給が図れ、夏期の灌水をそれ程頻繁に行わなくても水涸れを起こすことがなく、灌水の手間を省くことができる。 特に、土日の休日や連休等における水やりの問題をも解消することができる。
【0034】さらに、内壁は上方に向かって漸次拡開するように立ち上げ形成されているから、植木鉢の外周面との間に十分隙間を確保することができるので、この隙間から灌水が容易に行える。
【0035】請求項2に記載の発明によると、上記効果に加えて、受皿の底板表裏面の少なくとも一面に断熱材を装着可能としたので、冷え込みのある春季とか暑さの酷しい夏期に、受皿を置く面、即ち地面又は気温の変化を受けやすいコンクリート面等から植木鉢内への熱の伝導を防止する効果があり、気温の低い春先に発芽や成長を促すことができる。
【0036】請求項3に記載の発明によると、受皿を植木鉢に被せることができるので、これによって温室効果が得られ、発芽や成長を促すことができる。
【図1】本発明の受皿に植木鉢を載置した状態の斜視図である。
【図2】受皿のみの斜視図である。
【図3】図1のA−A線要部断面図である。
【図4】図1のB−B線要部断面図である。
【図5】受皿を植木鉢に被せる直前の状態を示す斜視図である。
【図6】受皿を植木鉢に被せた状態の斜視図である。
1 受皿 2 植木鉢 21 足 3 孔 4 底板 41 凸部 5 突起 51 細い隙間 6 内壁 61 延長部 62 隙間 7 外壁 71 円弧状傾斜面 8 ガイド部材 9 断熱材 10 給水口 11 凹部
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