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Wind power generation unit

阅读:871发布:2020-08-10

专利汇可以提供Wind power generation unit专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a wind power generation unit having a capability to capture wind energy effectively and withstand strong wind. SOLUTION: A wind power generation unit has a rotational axis 12 ] approximately horizontally in a manner to follow a wind direction. On the periphery of the rotational axis 12 rotor blades 13 in a spiral shape are provided. On the periphery of the rotor blades 13 an outer tube 14 having a tubular shape with opened ends and coaxial with the rotational axis 12 is provided. On the windward side of the outer tube 14 collectors 15 having a mechanism to open and close are provided and on the leeward side a generator 11 mechanically connected to the rotational axis 12 is provided. The collectors 15 are supported by a frame mounted on the windward side. Depending on wind speed the collectors 15 can be operated by a motor 29 and a closing mechanism 24 so that the collectors 15 can open in a flare shape to collect wind streams or close to a cone shape to shut off the wind streams.,下面是Wind power generation unit专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】風向に従うようにほぼ水平に揺動する回転軸12を有し,前記回転軸12の外周に螺旋状の動翼1
    3を装着し,さらに前記動翼13の外周に前記回転軸1
    2と同心で両端の開口した円筒状の外筒14を装着し,
    前記外筒14の風上側には前記外筒14とほぼ同一内径の環状のフレーム4上に支承され,開口状態でフレア状となるコレクタ15を前記外筒14と同心に備え,前記コレクタ15は閉鎖可能であって,前記外筒14の風下側には前記回転軸12に機械的に結合される発電機11
    を備えていることを特徴とする風力発電装置。
  • 【請求項2】前記コレクタ15は二等辺三角形の板よりなる主コレクタ16Aと,前記主コレクタ16Aと別の三角形の板よりなる一対の補助コレクタ16Bを前記主コレクタ16Aの両辺に倒立的に配列してヒンジ結合されたコレクタユニット16の複数個を前記フレーム4上に前記主コレクタ16Aの底辺17Dが多角形をなすよう配列して支承され,それぞれ隣接する前記コレクタユニット16の外縁を相互にヒンジ結合して構成され,電動機29及び前記電動機29に連動する開閉機構24によって前記コレクタ15の開閉操作を行い,前記コレクタ15の閉鎖状態で前記主コレクタ16Aが前記回転軸12と同心の多角錐体を構成することを特徴とする請求項1記載の風力発電装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】この発明は,横軸型風発電装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】風力発電装置には縦軸型と横軸型があり,横軸型が圧倒的に多く実用されている。 さらに,横軸型については図10に示す可変ピッチ式のプロペラ型のものが極めて一般的である。 この種の風力電装置は,
    タワー101上にあって,主として回転軸と増速機構と発電機とを含むナセル102がほぼ平に回転可能であって,ナセル102の一端はハブ103としてプロペラ(又は動翼)104の基部を取り付けている。 この装置は気流Wによってプロペラ(動翼)104に揚力が発生し,R方向に回転する。 プロペラ(動翼)104の枚数は通常は3であるが,1又は2の場合もある。 ハブ10
    3内にはプロペラ(動翼)104のピッチを調整する可変ピッチ機構が内蔵されている。

    【0003】この風力発電装置は常に回転軸の方向が風向に従うようにナセルが水平に方位変更し,風速の高低に応じてプロペラ(動翼)104のピッチ角が変化し,
    強風に際しても過速度にならないようにしている。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】課題1. 風力発電装置では,風力エネルギーは動翼で捕捉され,回転エネルギーに変換される。 図10に示す従来の風力発電装置では,回転力は主としてプロペラ(動翼)に働く揚力によって与えられるが,動翼は比較的細長いナイフ状であるために,風力エネルギーは動翼回転面の一部分で捕捉されるにすぎない。 すなわち気流のかなりの部分が動翼間をすり抜ける。 それ故に風力エネルギーの捕捉効率が低い。 動翼を幅広くし,枚数を極端に多くする多翼型などの実施例では捕捉効率がよくなるが,可変ピッチ式にすることは困難で,固定ピッチ式であり,強風によって破壊される恐れがあるので最近は殆ど実施されていない。
    風力発電装置は風力エネルギーをもっと有効かつ安全に捕捉する必要がある。

    【0005】風車の理論によると,受風面積(すなわち,動翼の回転面積)Aを通過する風速Vの風力のエネルギー工率P Wは P W =ρAV 3 /2 ただし,ρは空気密度で,気温10℃において,1.2
    47kg/m 3で与えられる。 この式より例えば風速1
    0m/sでは風車を通過する風力のエネルギー工率は受風面積1m 2あたり623.5ワットになる。

    【0006】この風力のエネルギー工率P Wに対して,
    装置として取り出すことのできる出力P Dの割合C P (=
    D /P W )は出力係数と呼ばれ,ベッツの理論ではその最大値は0.593であるとされている。 然るに,プロペラ型風力発電装置の実機データでは出力係数は0.2
    5程度である。 これはベッツの理論の42%に相当し,
    風力エネルギーの捕捉効率はかなり低いということである。

    【0007】実用されているプロペラ型風力発電装置では,図11に示すように,定格出力は動翼の直径によってほぼ定まる。 したがって,装置の容量に応じてタワーを高くしなければならない。 すなわち,大容量の設備では非常に大型になる。

    【0008】このように従来のプロペラ型風力発電装置は風力エネルギーの捕捉効率が低く,設備容量の割に装置サイズが大きくなるという問題があり,通常は300
    ないし500kW程度が一般的で,千ないし数千kWを超えるような大容量機の製作が困難である。

    【0009】課題2. 図10の従来のプロペラ型風力発電装置では,動翼に当たった気流が容易に動翼の外周より逃れしまうために,風力エネルギーの捕捉効率を向上させることができない。

    【0010】課題3. 図10の従来のプロペラ型風力発電装置では,動翼端が自由端であり,動翼に当たった気流は,動翼より外周に逃れる際に動翼端を振動させ,風切り音が発生し,騒音の原因になっている。

    【0011】課題4. 図10の従来のプロペラ型風力発電装置では,動翼端が自由端であり,動翼はハブに片持ち梁の状態で支持されているから,基部に応力が集中するので,充分な強度とする必要がある。

    【0012】課題5. 可動部分の慣性を大きくし,風速の瞬時変動による回転速度変動を緩和することが必要である。

    【0013】課題6. この発明の動翼はプロペラ型風力発電装置のようにナイフ状ではないので,可変ピッチ型にはできない。 したがって,この装置に適した強風対策が必要である。

    【0014】課題7. 経済性を高めるために,風力発電装置が稼動する最低風速,すなわちカットイン風速を下げる必要がある。

    【0015】

    【課題を解決するための手段】請求項1の発明に関わる手段は,風力発電装置にあって,風向に従うようにほぼ水平に揺動する回転軸12を有し,回転軸12の外周に螺旋状の動翼13を装着し,さらに動翼13の外周に回転軸12と同心で両端の開口した円筒状の外筒14を装着し,外筒14の風上側には外筒14とほぼ同一内径の環状のフレーム4上に支承され開口状態でフレア状となるコレクタ15を外筒14と同心に備え,コレクタ15
    は閉鎖可能であって,外筒14の風下側には回転軸12
    に機械的に結合される発電機11を備えている。

    【0016】請求項2の発明に関わる手段は,請求項1
    の発明において,コレクタ15は二等辺三角形の板よりなる主コレクタ16Aと,主コレクタ16Aと別の三角形の板よりなる一対の補助コレクタ16Bを主コレクタ16Aの両辺に倒立的に配列してヒンジ結合されたコレクタユニット16の複数個をフレーム4上に主コレクタ16Aの底辺17Dが多角形をなすよう配列して支承され,それぞれ隣接するコレクタユニット16の外縁を相互にヒンジ結合して構成されていて,電動機29及び電動機29に連動する開閉機構24によってコレクタ15
    の開閉操作を行い,コレクタの閉鎖状態で主コレクタ1
    6Aが回転軸12と同心の多角錐体を構成する。

    【0017】この発明による作用及び効果は次のとおりである。 (1)動翼が螺旋状で,しかも軸方向の長さを持つので,入口付近で作用しなかった気流の部分は出口に達するまでには必ず動翼に作用する。 そのために風力エネルギーの捕捉効率が増し,受風面積に関係する外筒の口径に対して比較的大容量の装置とすることができる。 (2)したがって,回転軸の位置が比較的低くてもよく,必ずしも高いタワーを必要としない。 (3)螺旋状の動翼の外周に装着された外筒によって,
    動翼に作用した気流が動翼の外周より逃れることができず,全て軸方向に流れて動翼に作用し続けるので,風力エネルギーの捕捉効率が増す。 この点でも動翼の口径の割には装置出力を大きくすることができる。 (4)外筒は動翼端を固定しているので動翼端の振動を抑制し,風切り音の発生が少なく,騒音の少ない装置を提供することができる。 (5)外筒は可動体の慣性を増すので,風速の瞬時変動による軸の回転速度変動を緩和できる。 (6)コレクタの開口面積は外筒の口径面積より大きいので,広範囲の気流を集束し,動翼付近の風速を高めるものであって,外筒の口径面積相当以上の風力エネルギーを捕捉することができる。 (7)コレクタ及び外筒の効果でカットイン風速を下げることができる。 (8)外筒の風上側に設置されたコレクタは風速に応じて開閉できるので,入力制御できるとともに強風に際して装置の破壊を免れることができる。 以上は請求項1の発明に関する作用及び効果である。 (9)コレクタの閉鎖状態では主コレクタ板が多角錐状となって気流を遮断し,気流は角錐の斜面に沿ってコレクタの外周を流れ,装置にかかる風圧を逃がすので,強風による装置の破壊を免れることができる。 (10)開閉に際して主コレクタ板及び補助コレクタ板に歪を与えることなく,ヒンジで連動するので,操作機構の大きな負担にならない。 (11)コレクタの閉鎖状態で,隣接する補助コレクタ板は殆ど密着するので,気流の遮断効果が大きく,かつコレクタ装置の破壊を免れることができる。 以上は請求項2の発明に関する作用及び効果である。

    【0018】すなわち,従来の横軸式の風力発電装置では装置出力は動翼の長さによって定まる受風面積に支配されるのに対して,本発明の風力発電装置では装置出力は外筒の口径面積に依存する。 さらに,より広大なコレクタ開口面積や外筒の長さが効果的に作用するので,装置出力を経済的に大きくすることができる。

    【0019】

    【発明の実施の形態】図1及び図2はこの発明の実施の形態の風力発電装置の側面図で,それぞれコレクタの開口状態及び閉鎖状態を示す。 図3は図1の正面図,図4
    は図3よりコレクタ及びコレクタ操作機構を取り除いた図である。 以下,その構造を主として図1によって説明する。

    【0020】1Aは側枠で,図4に示すように左右一対あり,中間を連結枠1Bで連結されて,回転架台1を構成している。 回転架台1はスラスト軸受け2で支柱3の上に支持され,ウオームギア・ホイールからなる方向転換装置2Aによって水平に回転できるようになっている。 この回転は後述する動翼の回転軸が常時風向に従わせる目的をもつ。

    【0021】4及び5はそれぞれ側枠1A上の両端に装架された風上側及び風下側のフレームで,風上側のフレーム4は環状であって,周辺から中心軸に向かって延びる複数の補助フレーム4A及び4Bによって第1ブラケット6と第2ブラケット7を同心に支持している。

    【0022】風下側のフレーム5には第3ブラケット8
    とナセル9が装着され,第1ブラケット6と第3ブラケット8間には回転軸12が装着され,回転軸12はナセル9の中に延長されて増速装置10に結合され,さらに増速装置10の出力は発電機11に機械的に結合されている。

    【0023】回転軸12の周辺は,図1及び図2,ならびに図4でよく分かるように,6枚の螺旋状の動翼13
    が回転軸12と同心に,等しい角度間隔で装着されている。 さらに,螺旋状の動翼13の外縁は全周にわたって外筒14が装着されていて,外筒14も回転軸12と同心で動翼13とともに一体として回転するようになっている。

    【0024】風上側のフレーム4には,その環径とほぼ同径で同心の正12角形を構成する12個の軸受け金具4Cが装着されて次に述べるコレクタ15を軸支する構成となっている。

    【0025】図5はコレクタ15の構成要素であるコレクタユニット16の展開正面図,図6は隣接するコレクタユニット16の両外縁を相互に連結する連結軸23の正面図,図7は連結軸23の側面図,図8は連結軸23
    を軸方向から見た側面図である。 コレクタ15はこのコレクタユニット16及び連結軸23のそれぞれ12組より構成されている。

    【0026】図5において,17は丸棒を細長の二等辺三角形状に曲げて形成した主コレクタ枠で,17A,1
    7B,及び仮想点17Cの3点を頂点とする。 長手の三角形の中間及び先端には補強版18A,18B,18C
    が装着されている。 補強板18Aには,リンク受け18
    Dが設けられ,補強板18Aとリンク受け18DとはT
    字形になっている。 この部分の側面形状は図1,図2及び図3に示されている。 主コレクタ枠17の片面には三角形の主コレクタ板19が装着されている。 主コレクタ枠17,補強板18A〜C,リンク受け18D及び主コレクタ板19が全体として主コレクタ16Aを構成している。

    【0027】主コレクタ枠17の左右の辺17Eには,
    それぞれ左右一対の第1ヒンジ板20がヒンジ結合している。 また,左右一対の第2ヒンジ板21がそれぞれ前述の頂点17A及び17Bを共通の頂点とするように主コレクタ16Aの二等辺三角形と倒立関係に配置された三角形を形成している。 第1ヒンジ板20と第2ヒンジ板21とは,それぞれ補助コレクタ板22で接合されている。 それぞれ2枚の第1及び第2ヒンジ板20,21
    及び補助コレクタ板22が全体として左右2枚の補助コレクタ16Bを構成している。 また,主コレクタ16A
    と2枚の補助コレクタ16Bとがコレクタユニット16
    を構成している。 コレクタユニット16は展開状態では平面的であるが,辺17Eをヒンジ軸として限定範囲内で自在に屈曲できる。

    【0028】補助コレクタ16Bの両外縁21Aは,第2ヒンジ板21の一辺であるが,前述の頂点17A,1
    7Bに向かうパイプを形成するように屈曲し,その辺の中間に複数の切込み21Bを設けている。

    【0029】コレクタユニット16は,図1,図2及び図3に示すように,主コレクタ枠17の二等辺三角形の底辺17Dが軸受け金具4Cによってフレーム4の片面に多角形をなすように装着されている。 この部分は開口状態のコレクタ15の小径部分にあたる。

    【0030】それぞれのコレクタユニット16の外縁2
    1Aは隣接するコレクタユニット16の外縁21Aと常時並行を保つことが可能で,図6,図7及び図8に示す連結軸23で連結される。

    【0031】連結軸23は等長の2本のパイプ23A
    と,連結金具23B及び23Cよりなる。 2本のパイプ23Aは補助コレクタ16Bの外縁21Aに挿入される。 この挿入の過程で連結金具23Bをコレクタユニット16の外縁21Aの切り込み部21Bに挿入することによって,隣接する補助コレクタ16Bが相互に連結され,コレクタユニット16も相互に連結される。 連結金具23Bは外縁21Aの先端すなわち軸受け金具4Cより離れた側にも装着する。

    【0032】また,外縁21Aの基部すなわち軸受け金具4Cに近い側には,連結金具23Cを装着する。 連結金具23Cには円弧状に伸びる振れ止め23Dが附属している。 このようにして,全てのコレクタユニット16
    が環状に連結され,フレーム4上に設けられた軸受け金具4Cを支点として回動可能に支持される。 振れ止め2
    3Dは全てのコレクタユニット16の連結部に存在する。

    【0033】図1,図2及び図4に示すように,振れ止めローラ23Eがフレーム4より斜め方向に伸びる軸に植設されている。 図4に示すように,振れ止めローラ2
    3Eの総数は24であり,コレクタ15のフレーム4への装着状態において,振れ止め23Dは振れ止めローラ23Eに狭持されている。 この狭持の関係は,図1及び図2に示すように,コレクタ15の開閉いずれの状態でも常に成立している。

    【0034】次に図1及び図2によって,コレクタ15
    の開閉機構24を説明する。 25はコレクタ操作シャフトで,右端部を第1ブラケット6及び第2ブラケット7
    に支承され,左側に延長されている。 この延長部の一部はおねじ部25Aが設けられており,さらにその左側先端には円錐形の尖頭部26が装着されている。 コレクタ操作シャフト25の第1及び第2ブラケット6,7の中間にはウオームホイール27が装着され,それに対応してウオーム28及びウオーム28を駆動する電動機29
    が補助フレーム4B上に装備されている。 コレクタ操作用の電動機29によりコレクタ操作シャフト25が回転する。

    【0035】コレクタ操作シャフト25のおねじ部25
    Aには,内径にめねじをもつ滑動子30が嵌着されている。 滑動子30の右側30Aはパイプ状の延長部で,コレクタ操作シャフト25を覆っている。 また,フレーム4に固定されている第2ブラケット7の左側部7Aもパイプ状の延長部で,滑動子延長部30Aを覆っている。
    すなわち,この近傍は,コレクタ操作シャフト25を中心に,滑動子延長部30A,第2ブラケット延長部7A
    の同心3重構造になっている。 滑動子延長部30Aと第2ブラケット延長部7Aは相互に軸方向には移動するが,回転を阻止するように噛み合わせている。 したがって,コレクタ操作シャフト25の回転によって,滑動子30は軸方向に直進運動する。

    【0036】第2ブラケット7には,第1トッグルリンク31が回動自在に結合され,コレクタ15側のリンク受け18Dには第2トッグルリンク32が回動自在に結合され,両トッグルリンクは節33で結合されている。
    さらに滑動子30と節33の間は操作リンク34で結合されトッグルリンク式の開閉機構24を構成している。

    【0037】開閉機構24は,図3に示すように,コレクタユニット16Aに対応して一組づつ,コレクタ操作シャフト25に対して放射状に設けられている。 本実施形態では所要組数は12である。

    【0038】図3に示すように,操作リンク34は開閉機構24の各組に1枚,第2トッグルリンク32はリンク受け18D及び操作リンク34を両側より挟むように各組に2枚一対,第1のトッグルリンク31は図1に示すように,節33側の近傍で二股に分かれ,一対の第2
    トッグルリンク32の外側から挟む構成になっている。

    【0039】図9は図2のコレクタの閉鎖状態におけるX−X'位置の断面の部分拡大図であって,主コレクタ枠17の左右の辺17Eは隣接するコレクタユニット1
    6のものと平行状態にある。 したがって,隣接するコレクタユニット16の補助コレクタ板22及び第1,第2
    ヒンジ板20,21はとともに平行状態にあり,特に補助コレクタ板22は殆ど密着状態にある。

    【0040】次に,この風力発電装置の動作を説明する。 図1のコレクタ15の開口状態は通常の運転状態で,フレア状に開いたコレクタ15の開口面積は外筒1
    4の口径面積の約3.6倍であり,この状態で図の左側の矢印で示された気流Wが外筒14に集束するので広範囲の風力を捕捉する。

    【0041】外筒14に集束され,風速を増した気流W
    は,6枚の動翼13に作用しながら風下側に貫流する。
    その際に気流Wは動翼13,外筒14及び回転軸12を一体で回転させる。 この回転はナセル9内で増速装置1
    0に伝達され,回転速度を増して次の発電機11に伝達され,電力を発生する。

    【0042】動翼13の外周は外筒14で囲われていて,気流Wが外筒14内を通過するときは,強制的に外筒14の内部を通過するので,開口状態のコレクタ15
    で広範囲に捕捉され,風速を増した全ての気流Wのエネルギーが動翼13の回転に費やされる。

    【0043】強風に際しては,電動機29が動作してコレクタ操作シャフト25を回転させ,滑動子30を左に移動させる。 その結果,操作リンク34によって節33
    が左に駆動され,両トッグルリンク31,32が屈曲してコレクタ15が閉鎖され,主コレクタ16Aの先端の補強板18Cが尖頭部26に接触するとそれぞれの主コレクタ16Aが十二角錐状に集合し,図2及び図9のコレクタ15の閉鎖状態に至る。 その結果,気流Wはコレクタ15の外側を流通する。

    【0044】また,振れ止め23Dが振れ止めローラ2
    3Eによってコレクタ15の開閉状態の如何に係わらず常に狭持の状態にあるが,この機構は特に強風時でコレクタ15が閉鎖状態のときに補助コレクタ16Bの振動を防止する機能を備えている。

    【0045】以上に説明する実施の形態及び動作によって,この風力発電装置は前述の作用及び効果を奏するものである。

    【0046】なお,本実施形態の風力発電装置の風車は,プロペラ型のように動翼に発生するに揚力で回転力を得るものではなく,多翼型などと同様に動翼に加えられる風圧で回転力を得るものであるから,プロペラ型に比較して回転速度が小さく,そのために高倍率の増速装置を必要とする。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この発明の実施形態の風力発電装置のコレクタ15の開口状態の側面図

    【図2】コレクタ15の閉鎖状態の側面図

    【図3】図1の正面図

    【図4】図3よりコレクタ15及びコレクタの開閉機構24を取り除いた図

    【図5】コレクタユニット16の展開正面図

    【図6】連結軸23の正面図

    【図7】連結軸23の側面図

    【図8】連結軸23を軸方向から見た側面図

    【図9】コレクタ15の閉鎖状態の部分拡大図

    【図10】従来のプロペラ型風力発電装置

    【図11】従来のプロペラ型風力発電装置の定格出力と動翼直径の関係図

    【符号の説明】

    1 回転架台,2 スラスト軸受け,3 支柱,4及び5 風上側及び風下側のフレーム,6,7及び8 第1,第2及び第3ブラケット,9 ナセル,10増速装置,11 発電機,12 回転軸,13 動翼,14
    外筒,15 コレクタ,16 コレクタユニット,16
    A 主コレクタ,16B 補助コレクタ,17 主コレクタ枠,18 補強板,19 主コレクタ板,20及び21 第1及び第2ヒンジ板,22 補助コレクタ板,
    23 連結軸,24 開閉機構,25コレクタ操作シャフト,26 尖頭部,27 ウオームホイール,28
    ウオーム,29 コレクタ操作用の電動機,30 滑動子,31及び32 第1及び第2トッグルリンク,33
    節,34 操作リンク,W 気流

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