专利汇可以提供Light-condensed photovoltaic power generation device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To efficiently restrain a light condensed photovoltaic power generation device using a multi-junction solar cell from deteriorating its photovoltaic efficiency due to chromatic aberration by a simple method. SOLUTION: Chromatic aberration originated from a Fresnel lens 32 as a primary optical system is properly corrected by an optical fiber 34 or the reflection mechanism of a cylindrical reflecting mirror 70 as a secondary optical system. Furthermore, a mixture of colors by reflection of light is used as a means for correcting chromatic aberration so that the Fresnel lens 32 as a primary optical system deteriorates slightly in accuracy or gets out of alignment slightly, a desired color mixture performance can be displayed, and a light- condensed photovoltaic power generation device 12 using a multi-junction solar cell 36 can be efficiently restrained from deteriorating in photovoltaic efficiency by a simple method.,下面是Light-condensed photovoltaic power generation device专利的具体信息内容。
【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、多接合型太陽電池セルを用いた集光型太陽光発電装置の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】受光面に入射させられた集光した太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池セルを備えた集光型太陽光発電装置が知られている。 このような集光型太陽光発電装置に用いられる太陽電池セルのひとつに多接合型太陽電池セルがある。 この多接合型太陽電池セルは、中心波長が異なる複数種類の吸収波長帯をそれぞれ有する接合部を厚み方向に有し、例えば波長3
00〜600nmの青色光と、波長600〜1000n
mの黄色光と、波長1000〜1800nmの赤色光とをそれぞれ別個に電気エネルギーに変換する機能を備えており、従来の単接合型太陽電池セルと比較して変換効率が高く、現在様々な角度から実用に向けての取り組みが為されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そのような多接合型太陽電池セルを用いた集光型太陽光発電装置の実用に向けての取り組みのひとつに、色収差の是正がある。 上記多接合型太陽電池セルでは、異なる波長帯からそれぞれ異なる値の電流が発生した場合、セル全体から出力される電流は最も出力の小さい波長帯の電流値に制限される為、一次光学系である集光レンズにより発生する色収差による損失が大きく、この色収差に起因する変換効率の低下を抑えることが大きな課題とされている。 【0004】この課題を解決する為に、たとえばO'Nail
l et.al,"Line-focus optics for multi-junction cell
s in space power arrays",25th LEEE PVSC,May 13-17,
1996,Washington DC,USAに記載されるように、二次光学系として誘電体CPC(Compound Parabolic Concentra
tor:複合放物面集光器)を用いて、一次光学系により集光された太陽光を色混合する技術が知られている。 またLWJames et.al,"Effects of concentrator chromat
ic aberration on multi-junction cells"1stWCPEC,Dec
5-9,1994,Hawaii,USAに示されるように、二次光学系として砲弾型レンズを用いて太陽電池セルの表面で結像させる集光型太陽光発電装置も知られている。 しかし、かかる誘電体CPC若しくは砲弾型レンズを用いたものでは、誘電体CPC若しくは砲弾型レンズ自体にかかるコストが高くなってしまうということに加え、集光倍率を上げる為には二次光学系である誘電体CPC若しくは砲弾型レンズを大きくする必要があり、太陽電池セルに二次光学系の重量によるストレスがかかったり、集光型太陽光発電装置全体が大きくなってしまうという問題があった。 また、色収差を是正する二次光学系に砲弾型レンズのような結像光学系を用いた場合には、一次光学系である集光レンズの精度やアライメントの精度がずれると色混合性能が悪化してしまい、場合によっては二次光学系が色収差を更に拡大するといった欠陥があり、実用に足るものではなかった。 【0005】本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、多接合型太陽電池セルを用いた集光型太陽光発電装置に関して、色収差に起因する変換効率の低下を簡便な方法で効率的に抑えることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に、本発明の要旨とするところは、一次光学系により集光された太陽光を太陽電池セルの表面に入射させる集光型太陽光発電装置であって、その一次光学系により集光された太陽光を取り込む受光部と、取り込まれたその太陽光の少なくとも50%を反射させる反射機構と、反射光を含むその太陽光を前記太陽電池セルに向けて放出する出光部とを備えた二次光学系が設けられていることを特徴とするものである。 【0007】 【発明の効果】このようにすれば、一次光学系である集光レンズにより発生した色収差が二次光学系の反射機構において好適に是正されることに加え、色収差を是正する手段として光の反射による色混合を用いている為、一次光学系である集光レンズの精度やアライメントの精度が多少ずれても所望の色混合性能を発揮する。 このように、本発明によれば、多接合型太陽電池セルを用いた集光型太陽光発電装置に関して、色収差に起因する変換効率の低下を簡便な方法で効率的に抑えることができる。 【0008】 【発明の他の態様】また、前記二次光学系は、好適には、一端部が受光レンズとなるように加工された光ファイバーである。 このようにすれば、一次光学系により集光された太陽光が受光部である受光レンズから二次光学系である光ファイバーの内部に取り込まれ、その太陽光が光ファイバーの内部において多重反射させられた後にセルに照射される為、色収差に起因する変換効率の低下を効率的に抑えることができる。 【0009】また、前記二次光学系は、好適には、前記受光部および出光部を成す少なくとも2箇所の開口を有する筒状の多面体である。 このようにすれば、一次光学系により集光された太陽光が受光部である開口から二次光学系である筒状の多面体の内部に取り込まれ、その太陽光が多面体の内壁面において少なくとも50%反射させられた後に出光部である開口からセルに放出される為、色収差に起因する変換効率の低下を効率的に抑えることができることに加え、かかる二次光学系は作成が極めて容易である為、簡便な方法により多接合型太陽電池セルを用いた集光型太陽光発電装置の変換効率を向上させることができる。 【0010】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 【0011】図1に示す太陽光追尾装置10は、本発明の一実施例の集光型太陽光発電装置12と、その集光型太陽光発電装置12を垂直軸心および水平軸心まわりに回転可能に支持し、その集光型太陽光発電装置12が太陽に対向した姿勢に維持されるように、その集光型太陽光発電装置12を上記垂直軸心および水平軸心まわりに回転駆動する垂直軸駆動装置14および水平軸駆動装置16とを有し、太陽に常時対向できるようにその太陽の位置を追尾するようになっている。 上記垂直軸駆動装置14は、上方へ突き出す垂直軸心まわりに回転可能な垂直出力軸18と、その垂直出力軸18に固定され、集光型太陽光発電装置12を水平軸心まわりに回転可能に支持する為のU字状アーム20とを備えている。 上記水平軸駆動装置16は、そのU字状アーム20の一端部に設けられ、上記太陽光発電装置12を支持する水平軸22
に直接あるいは簡単な減速装置を介して間接的に連結された図示しない出力軸を備えている。 【0012】図2に示すように、上記集光型太陽光発電装置12は、たとえば透明なプラスチック素材により成形された一端面が開口するケース30と、一次光学系として機能する為にそのケース30の開口に嵌め付けられた非結像系フレネルレンズ32と、フレネルレンズ32
の集光位置であるケース30の底面に二次光学系として機能する為に設置された光ファイバー34と、上記ケース30の側壁面内側に固設された太陽電池セル36とを備えている。 ここで、上記ケース30が透明なプラスチック素材により成形されているのは、かかる集光型太陽光発電装置12が設置される周囲の植生への影響を考慮したものである。 また、上記ケース30の一側壁面外側には放熱板38が取り付けられ、集光型太陽光発電装置12の過度の温度上昇が防止されている。 このように構成された集光型太陽光発電装置12では、図2の一点鎖線に示すようにフレネルレンズ32により集光された太陽光が、光ファイバー34を介して太陽電池セル36に射出されると、その太陽電池セル36から発電された電力が出力されるようになっている。 この集光型太陽光発電装置12では、非結像系フレネルレンズ32が用いられることにより、太陽に向かう方向に対して所定の角度範囲内であれば、フレネルレンズ32による太陽電池セル36の集光光強度を一定にすることができるようになっている。 【0013】上記太陽電池セル36は、たとえば図3に示すように、吸収波長帯が異なる複数種類のpn接合が積層された多接合型構造を備えたものである。 尚、図3
において、各部の寸法比等は必ずしも正確に描かれていない。 図3において、太陽電池セル36は、p型ゲルマニウム板の上部が不純物拡散などによってn型とされることによりpn接合が形成された底部接合層46と、
0.1μm程度のn + −GaAs層およびn + −(In)
GaAs層から順次構成され、上記Ge基板46上に積層されたバッファ層48と、n ++ −InGaP層およびp ++ −AlGaAs層から順次構成され、上記バッファ層48上に積層された第1トンネル層50と、p + −I
nGaP層、p−(In)GaAs層、n + −(In)
GaAs層、n + −AlInP層から順次構成されることによりpn接合が形成された中間部接合層52と、n
++ −InGaAs層およびp ++ −AlGaAs層から順次構成され、上記中間部接合層52上に積層された第2
トンネル層54と、p−AlInP層、p−InGaP
層、n + −InGaP層、n + −AlInP層から順次構成されることによりpn接合が形成された上部接合層5
6とを備えている。 上記図3において、太陽電池セル3
6の底面には下部電極58が固着されており、その下部電極58と受光面40の上部電極42との間に発電電力が出力されるようになっている。 上記上部電極42と上部接合層56のn + −AlInP層との間にはたとえばn + −(In)GaAsから成るコンタクト層60が設けられており、上部接合層56のn + −AlInP層の露出面には反射防止膜62が設けられている。 なお、図3において[]内に示されている物質は、半導体型を設定するために拡散或いはイオン注入された不純物である。 【0014】上記底部接合層46、中間部接合層52、
および上部接合層56にそれぞれ設けられているpn接合は、電気的に直列に接続されるとともに、たとえば図4に示すように、中心波長が相互に異なる吸収波長帯を備えており、太陽光の波長帯のうち吸収波長帯を広域として高い変換効率が得られるようになっている。 【0015】図5は、二次光学系を用いない場合の太陽電池セル36の受光面40における光の分布の一例を示すグラフである。 集光型太陽光発電装置12では、一次光学系であるフレネルレンズ32で屈折する際に太陽光が波長毎に異なる屈折角をもって曲げられる為、太陽電池セル36の受光面40に照射される光は、たとえばこの図に示すように、受光面40の幅方向中央部では、波長300〜600(nm)の青色光が強く、波長100
0〜1800(nm)の赤色光が弱くなり、また、受光面40の中央部から幅方向0.3(inch)付近では、逆に波長1000〜1800(nm)の赤色光が強く、波長300〜600(nm)の青色光が弱くなる。
吸収波長帯が異なる複数種類のpn接合が積層された多接合型太陽電池セル36では、厚み方向に積層して設けられた吸収波長帯が異なるpn接合のうちの最も弱い出力に制限される性質があり、二次光学系を用いない場合には、この色収差に起因して太陽電池セル36の変換効率が低下してしまう。 【0016】図6は、二次光学系で反射させた太陽光の割合と太陽電池セル36に発生する電圧(V)および電流密度(A/cm 2 )の関係を示したグラフである。 グラフ中の点線で示す曲線は、十分に色混合がおこなわれた理想的な光を太陽電池セル36の受光面40に入射した場合の電圧−電流密度の関係を示しており、このグラフから、一次光学系であるフレネルレンズ32により発生した色収差は、二次光学系の反射機構において50%
以上の太陽光を反射させることで好適に是正され、ほぼ理想値と同様の結果が得られることが判る。 このように色収差が是正されるのは、太陽光を一度反射させると色分布の向きが反転し、たとえば色収差の結果左から右へ青から赤の順に色分布を呈していたならば、反射後は赤から青の順に色分布を呈するようになり太陽電池セル3
6に直達する光と補償し合う為であり、従って、色分布を呈する光を完全に補償させようとすると、少なくとも50%の成分を一旦反射させる必要がある。 本実施例に用いられる二次光学系である光ファイバー34では、その内部において光が多重反射させられる為、十分な反射がおこなわれ色収差が好適に是正される。 【0017】次に、本発明の他の実施例である集光型太陽光発電装置12の要部について説明する。 図7は、本発明の他の実施例に用いられる二次光学系の一例である筒型反射鏡70を示す斜視図である。 この図に示すように、筒型反射鏡70は受光部を成す上部開口72と出光部を成す下部開口74の2箇所の開口を有する筒状の六面体である。 この筒型反射鏡70は、たとえば以下に示すような工程によって作成される。 まず、厚さ0.5
(mm)の鏡面仕上げステンレス板をスタンピングなどの方法により接合代を含む所定形状に切断し、折り曲げる。 これに銅無電解ストライクメッキを施した後、更に銀鏡面電気メッキを施し、表面反射率が96%程度の鏡面を得る。 続いて、接合代を折り曲げてスポット溶接などの方法により相互に接合し、たとえば六面体形状に組み立てる。 その後、フリットガラスの懸濁液中に浸漬し、560℃程度の温度にて窒素雰囲気中で焼成することにより表面をガラスで覆う。 これにより、表面の反射率は96%程度から95%程度に低下するが、反射率の高い銀メッキ表面が腐食から保護され、500倍程度の高集光でも約20年の寿命が得られる。 また、筒型反射鏡70の所定部分にチタニアを塗布してもよく、このようにすればチタニアの光触媒作用により筒型反射鏡70
内が清浄に保たれる。 【0018】上記筒型反射鏡70を備えた集光型太陽光発電装置12では、図8に示すように一次光学系であるフレネルレンズ32により集光された太陽光は二次光学系である筒型反射鏡70の上部開口72に取り込まれた後、図9に示すように筒型反射鏡70の側壁面内側で5
0%以上反射させられ、下部開口74に取り付けられた太陽電池セル36の受光面40に入射する。 ここで、上記筒型反射鏡70について、上部開口72の一辺と筒型反射鏡70の高さの比が1:6程度である場合には、上部開口72から取り込まれた太陽光が下部開口74に到達するまでの平均反射回数は2回程度となり、この二次光学系の光反射効率は90%程度となる為、十分に色混合がおこなわれて色収差が好適に是正される。 また、かかる二次光学系を色収差の影響のない単接合型太陽電池セルを備えた集光型太陽光発電装置12に用いた場合でも、二次光学系による光束混合作用によりセルの照度ムラが改善される為、従来技術と比較して高い電流効率が得られる。 【0019】このように、本実施例によれば、一次光学系であるフレネルレンズ32により発生した色収差が二次光学系である光ファイバー34あるいは筒型反射鏡7
0の反射機構において好適に是正されることに加え、色収差を是正する手段として光の反射による色混合を用いている為、一次光学系であるフレネルレンズ32の精度やアライメントの精度が多少ずれても所望の色混合性能を発揮する為、多接合型太陽電池セル36を用いた集光型太陽光発電装置12に関して、色収差に起因する変換効率の低下を簡便な方法で効率的に抑えることができる。 【0020】また、本実施例では、二次光学系として一端部が受光レンズとなるように加工された光ファイバー34を用いるものである為、一次光学系であるフレネルレンズ32により集光された太陽光が受光部である受光レンズから二次光学系である光ファイバー34の内部に取り込まれ、その太陽光が光ファイバー34の内部において多重反射させられた後に太陽電池セル36に照射される為、色収差に起因する変換効率の低下を効率的に抑えることができる。 【0021】また、本実施例では、二次光学系として受光部および出光部を成す2箇所の開口すなわち上部開口72および下部開口74を有する筒型反射鏡70を用いるものである為、一次光学系であるフレネルレンズ32
により集光された太陽光が受光部である上部開口72から二次光学系である筒型反射鏡70の内部に取り込まれ、その太陽光が筒型反射鏡70の内壁面において少なくとも50%反射させられた後に出光部である下部開口74から太陽電池セル36に放出される為、色収差に起因する変換効率の低下を効率的に抑えることができることに加え、かかる筒型反射鏡70は作成が極めて容易である為、簡便な方法により多接合型太陽電池セル36を用いた集光型太陽光発電装置12の変換効率を向上させることができる。 【0022】更に、本実施例によれば、二次光学系である光ファイバー34あるいは筒型反射鏡70を色収差の影響のない単接合型太陽電池セルを備えた集光型太陽光発電装置12に用いた場合でも、二次光学系による光束混合作用によりセルの照度ムラが改善される為、従来技術と比較して高い電流効率が得られる。 【0023】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明は更に別の態様でも実施される。 【0024】たとえば、図10は本発明の更に別の実施例である集光型太陽光発電装置12の要部を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 この図に示すように、一次光学系であるフレネルレンズ32の形状と、二次光学系である筒型反射鏡70の受光部である上部開口72の形状とが45°回転した相似形となるように配置された集光型太陽光発電装置12にも、本発明は好適に用いられ、このようにすれば、二次光学系である反射筒70の色混合性能を更に向上させることができる。 【0025】また、図11は本発明の更に別の実施例である集光型太陽光発電装置12の要部を示す図であり、
(a)は平面図、(b)は正面図である。 この図に示すように、一次光学系であるフレネルレンズ32が正六角形状をとり、二次光学系である筒型反射鏡70の受光部である上部開口72が正方形状をとるように設計された集光型太陽光発電装置12にも、本発明は好適に用いられ、このようにすれば、太陽光が一次光学系であるフレネルレンズ32により集光される領域とは異なる形状を有する二次光学系の受光部に集光されることにより、二次光学系である筒型反射鏡70の色混合性能を更に向上させることができる。 また、正六角形状のフレネルレンズ32を平面上に連続的に並べることにより、太陽光の損失を極力抑えた態様で集光型太陽光発電装置12を配置することができる。 【0026】また、前述の実施例では、二次光学系として一端部が受光レンズとなるように加工された光ファイバー34が用いられていたが、本発明はこれに限られず、一次光学系により集光された太陽光をその受光部から十分に取り込むことが可能であれば、上記加工が為されず受光レンズが形成されていない光ファイバー34が用いられてもよい。 また、前述の実施例の光ファイバー34は、図2に示すように反射機構であるファイバー部が折り曲げられたものであったが、二次光学系に用いられる光ファイバー34は必ずしもこのように折り曲げられる必要はない。 尚、曲がりのないファイバー部を備えた光ファイバー34が用いられる場合は、太陽電池セル36はその受光面40が太陽光に対して直角となるように配置される。 【0027】また、前述の実施例では、図7に示すように六面体形状の筒型反射鏡70が用いられていたが、本発明に用いられる二次光学系である筒状の多面体はこれに限られず、たとえば、図12に示すように筒状の十面体を成す筒型反射鏡80が用いられてもよく、その他、
受光部および出光部を成す少なくとも2箇所の開口を有し、取り込まれた該太陽光の少なくとも50%を反射させる反射機構を備えた筒状の多面体であれば、直筒状、
錐体形状、L字型筒状など様々な形状の筒型反射鏡が適宜用いられる。 【0028】また、前述の実施例では、図9に示すように太陽電池セル36が筒型反射鏡70の下部開口74に取り付けられていたが、下部開口74から放出される太陽光が太陽電池セル36の受光面40に十分に照射されるのであれば、太陽電池セル36と筒型反射鏡70とは分離された状態で設置されてもよい。 【0029】また、前述の実施例では、一次光学系として非結像系フレネルレンズ32が用いられていたが、円筒面反射鏡、球面反射鏡などの他の一次光学系を用いた集光型太陽光発電装置12にも、本発明は好適に用いられる。 【0030】その他一々例示はしないが、本発明はその主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が加えられ、実施されるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の集光型太陽光発電装置を含む太陽光追尾装置の一構成例を説明する斜視図である。 【図2】本発明の一実施例である集光型太陽光発電装置の構成を説明する概略図である。 【図3】本発明の集光型太陽光発電装置に用いられる太陽電池セルの多接合構造を説明する図である。 【図4】図3の多接合構造を備えた太陽電池セルの効率の波長特性(吸収感度特性)を説明する図である。 【図5】二次光学系を用いない場合の太陽電池セル受光面における光の分布の一例を示すグラフである。 【図6】二次光学系で反射させた太陽光の割合と多接合型太陽電池セルに発生する電圧(V)および電流密度(A/cm 2 )の関係を示したグラフである。 【図7】本発明の他の実施例に用いられる二次光学系である筒型反射鏡を示す斜視図である。 【図8】一次光学系により集光された太陽光が二次光学系である筒型反射鏡の受光部に取り込まれる様子を説明する概略図である。 【図9】二次光学系である筒型反射鏡内における太陽光の反射の様子を説明する概略図である。 【図10】本発明の更に別の実施例である集光型太陽光発電装置の要部を示す図である。 【図11】本発明の更に別の実施例である集光型太陽光発電装置の要部を示す図である。 【図12】本発明に用いられる二次光学系である筒型反射鏡の別の一例を示す斜視図である。 【符号の説明】 12:集光型太陽光発電装置32:フレネルレンズ(一次光学系) 34:光ファイバー(二次光学系) 36:太陽電池セル40:太陽電池セル受光面70:筒型反射鏡(二次光学系) 72:上部開口(受光部) 74:下部開口(出光部) 80:筒型反射鏡(二次光学系)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 真史 東京都豊島区巣鴨3−18−17−204 Fターム(参考) 5F051 AA08 AA16 DA16 GA04 JA10 JA13 JA14 JA15
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