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Heat exchanger

阅读:701发布:2024-02-23

专利汇可以提供Heat exchanger专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a compact heat exchanger having excellent pressure proofness.
SOLUTION: This heat exchanger 10 is formed by arranging first flow passages 2 and second flow passages 6 in different surfaces of a plate 3 working as a partition. Each first flow passage 2 is formed of a through-hole formed by punching a first flow passage plate 1 in the plate thickness direction, and the second flow passages 6 are formed between the second flow passage plate 5 and the partition plate 3. With this structure, fine flow passages having excellent pressure proof can be structured with a simple method using the through- holes provided in the flat plate as the first flow passages 2. Furthermore, a flat and wide heat transfer surface is formed by arranging these flow passages in a surface, and a thin heat exchanger can be structured. A compact heat exchanger having excellent pressure proofness is thereby provided.
COPYRIGHT: (C)2004,JPO,下面是Heat exchanger专利的具体信息内容。

  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 隔壁となる隔壁プレートの異なる面に第1の流路と第2の流路とを配してなり、前記第1の流路は第1の流路プレートを板厚方向に抜いた貫通孔で形成し、前記第2の流路は第2の流路プレートと前記隔壁プレートとの間に形成した熱交換器。 【請求項2】 第1の流路は複数かつ略平行に構成される請求項1記載の熱交換器。 【請求項3】 隔壁プレート内に複数の第1の流路と連通する分配流路を設けた請求項2記載の熱交換器。 【請求項4】 分配流路が略軸対称形状を有する請求項3記載の熱交換器。 【請求項5】 分配流路の等価直径を第1の流路の等価直径よりも大きく形成した請求項3または4記載の熱交換器【請求項6】 第2の流路の流路幅を第1の流路の流路幅よりも大きく形成した請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱交換器。 【請求項7】 第1の流路と第2の流路とをこれらの長手方向の略全体にわたって、かつ隔壁プレートを介して対向する位置に形成し、各流路を流れる流体を対向流とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱交換器。 【請求項8】 第1の流路が第1の流路プレート内で屈曲部を有する請求項1〜7のいずれか1項に記載の熱交換器。 【請求項9】 第1の流路を挟んで両方の面上に、隔壁プレートを介して複数の第2の流路を設けてなる請求項1〜8のいずれか1項に記載の熱交換器。 【請求項10】 隔壁となるプレートが板厚方向に対して複数枚のプレートで構成される請求項1〜9のいずれか1項に記載の熱交換器。 【請求項11】 第2の流路の流路高さをその高温側流路で低温側流路よりも高く形成した請求項1〜10のいずれか1項に記載の熱交換器。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は熱交換器に関し、特に、ヒートポンプを用いて温を生成する給湯機や冷温水を生成する冷暖房機などに利用される冷媒対水の熱交換器のような、異種媒体間の熱移動を行う熱交換器に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の熱交換器としては、実公昭62−5587号公報に開示されているような熱交換器が提案されている。 その構成について、図5を参照しながら説明する。 【0003】熱交換器50は、例えば、冷媒の凝縮熱を利用して給湯水の加熱を行ういわゆるヒートポンプ給湯機に利用されるものであり、高温高圧の冷媒が流れる第1の伝熱管51と、低温低圧の水が流れる第2の伝熱管52とを備え、第1および第2の伝熱管51および52
    をそれぞれ偏平化して密着させ、螺旋状に巻回した構成となっている。 このとき、第1の伝熱管51を流れる高温の冷媒は、その上下に位置する第2の伝熱管52を流れる低温の水と熱交換を行い、この水を加熱することになる。 【0004】なお、従来例では、伝熱管として肉厚が薄く比較的強度の小さい管体を使用することにより偏平化を容易にするとともに、この偏平化により管同士が密着する面積すなわち伝熱面積の拡大を図ることにより、熱交換性能を向上させている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来の構成では、次のような課題がある。 例えば、熱交換器50を、動作圧が非常に高い、例えば二酸化炭素冷媒と水との熱交換器として利用する場合、高圧冷媒の流れる第1の伝熱管51内部に加わる圧力が非常に高くなるため、管体をあらかじめ機械的に偏平化する従来のような構成では、変形に供しやすく、十分な耐圧性を確保することが困難となる。 【0006】また、熱交換器50は、図5に示すように、第1の伝熱管51および第2の伝熱管52を密着させて螺旋状に巻回した構成であり、円筒形状となる熱交換器50の内側にデッドスペースが形成されるため、伝熱面積に比して熱交換器の占有体積が大きくなり、装置内部に収納するスペースが多く必要となるという課題があった。 【0007】本発明は、前記従来の課題を解決するもので、耐圧性に優れ、コンパクトな熱交換器を提供するものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決するために、本発明の熱交換器は、隔壁となるプレートの異なる面に第1および第2の流路を配し、第1の流路は第1の流路プレートを板厚方向に抜いた貫通孔で形成し、第2の流路は第2の流路プレートと隔壁プレートとの間に形成したものである。 【0009】これによって、プレートに貫通孔を設けるだけの簡単な方法で、耐圧性に優れた微細な流路を構成することが容易になる。 さらに、このような流路を面状に配置することで、平坦で広い伝熱面を形成し、薄型の熱交換器を構成することが可能となる。 よって、耐圧性に優れ、コンパクトな熱交換器を提供できる。 【0010】 【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、隔壁となるプレートの異なる面に第1の流路と第2の流路とを配してなり、前記第1の流路は第1の流路プレートを板厚方向に抜いた貫通孔で形成し、前記第2の流路は第2
    の流路プレートと前記隔壁プレートとの間に形成したものであり、プレートに貫通孔を設けるだけの簡単な方法で、耐圧性に優れた微細な流路を構成することが容易になる。 さらに、このような流路を面状に配置することで、平坦な伝熱面を形成し、薄型の熱交換器を構成することが可能となる。 よって、耐圧性に優れ、コンパクトな熱交換器を提供できる。 【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1の構成に対して、特に第1の流路を複数かつ略平行に構成するものであり、耐圧性に優れた微細な流路を複数かつ略平行に並列配置することで、平坦でより広い伝熱面を形成することが可能となる。 よって、耐圧性に優れ、コンパクトで熱交換性能に優れた熱交換器を提供できる。 【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2の構成に対して、特に隔壁プレート内に複数の第1の流路と連通する分配流路を設けたものであり、簡単な構成で容易に複数の流路に流体を分配することができ、熱交換器の薄型化を実現できる。 【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3の構成に対して、特に分配流路が略軸対称形状を有するものであり、複数の第1の流路に対して均一に流体を分配することができ、有効な伝熱面積が十分確保され、熱交換器の高性能化を実現できる。 【0014】請求項5に記載の発明は、請求項3または4の構成に対して、特に分配流路の等価直径が、第1の流路の等価直径よりも大きいものであり、分配流路における流体の圧力損失を、第1の流路における圧力損失より小さくすることにより、複数の第1の流路に対してより均一に流体を分配することができ、熱交換器のさらなる高性能化を実現できる。 【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の構成に対して、特に第2の流路の流路幅を第1の流路の流路幅よりも大きく形成したものであり、流路の微細化により第1の流路の耐圧性向上を図る一方で、第2の流路の流路幅を特に小さくすることなく、第2の流路内での流体の圧力損失を小さく抑えることができる。 よって、第1の流路の耐圧性を保持したまま、第2の流路側の圧力損失を低減することが可能となる。 【0016】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の構成に対して、特に第1の流路と第2の流路とをこれらの長手方向の略全体にわたって隔壁プレートを介して対向する位置に形成するものであり、各流路を流れる流体が熱交換性能に優れた対向流の形態で熱交換を行うことができるため、熱交換器のさらなる高性能化とコンパクト化を実現できる。 【0017】請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の構成に対して、特に第1の流路が第1の流路プレート内で屈曲部を有するものである。 同一のプレート面内で流路を折り返すことにより、直線状の流路だけではなく、
    矩形状や渦巻き状等の任意形状の流路を構成することができるため、流路長の長い流路に対しても、熱交換器の縦方向あるいは横方向の長さを十分に小さくでき、熱交換器のより一層のコンパクト化を実現できる。 【0018】請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の構成に対して、特に第1の流路を挟んで両方の面上に、
    隔壁プレートを介して複数の第2の流路を設けてなるものであり、第1の流路の上下両面で第2の流路との熱交換が可能となり、格段に広い伝熱面積を確保することができる。 よって、耐圧性に優れ、さらに熱交換性能が高く、コンパクトな熱交換器を提供できる。 【0019】請求項10に記載の発明は、請求項1〜9
    の構成に対して、特に隔壁となるプレートが板厚方向に対して複数枚のプレートで構成されるものであり、第1
    の流路または第2の流路の一部を形成する隔壁プレートに万一亀裂等の異常が生じた場合も、複数枚の隔壁プレートの存在により、各々の流路から漏洩した流体が、他の流路内に混入することを防止できるため、熱交換器の信頼性の向上を実現できる。 【0020】請求項11に記載の発明は、請求項1〜1
    0の構成に対して、特に第2の流路の流路高さを、その高温側流路で低温側流路よりも高く形成したものである。 例えば、給湯水等を加熱する場合、特に出口近傍の高温側流路内においてスケールが発生しやすいが、この部分の流路高さを高くすることでスケール析出による流路の閉塞が緩和され、熱交換器の長寿命化が図られ、信頼性の向上を実現できる。 【0021】 【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。 【0022】(実施例1)図1は本発明の実施例1の熱交換器10の断面図、図2は熱交換器10の構成図である。 【0023】図1において、熱交換器10は、隔壁となるプレート3上下の異なる面に第1の流路2と第2の流路6とを配してなり、第1の流路2は第1の流路プレート1を板厚方向に抜いた貫通孔で形成し、第2の流路6
    は第2の流路プレート5と隔壁プレート3との間に形成したものである。 具体的には、第1の流路2は、例えばプレス機による打ち抜き加工やエッチング加工等により、平板状の第1の流路プレート1に貫通孔を形成し、
    上下両面から隔壁プレート3およびエンドプレート4で挟んでできる空間で構成されている。 一方、第2の流路6は、例えばプレス機による絞り加工等により、第2の流路プレート5に溝を形成し、隔壁プレート3と第2の流路プレート5とを重ねてできる空間で構成されている。 【0024】なお、第1の流路2は、図2に示すように、複数かつ略平行に構成され、第2の流路6に対して、隔壁プレート3を介して長手方向の略全体にわたって対向する位置にある。 すなわち、第1の流路2を図中点線矢印方向に流れる流体Aと、第2の流路6を図中実線矢印方向に流れる流体Bとが対向流となるような構成を有している。 【0025】さらに、隔壁プレート3内には、第1の流路プレート1と重ねたときに、第1の流路2の各流路と連通する分配流路13aおよび13bが設けられている。 この分配流路13aおよび13bは、図2のように略軸対称形状を有しており、第1の流路2を流れる流体Aの流線方向に対して左右対称となっている。 【0026】また、この分配流路13aおよび13bの等価直径は、第1の流路2の各流路の等価直径よりも大きく構成されている。 これは、各流路の高さと幅を適宜設定することにより、容易に設定可能である。 また、図1に示すように、第2の流路6の流路幅W2は、第1の流路2の流路幅W1よりも大きくなっている。 【0027】各流路の入出口部の構成としては、例えば、第1の流路2に対しては、分配流路13aおよび1
    3bと連通するように、第2の流路プレート5に貫通孔11aおよび11bを設け、これらに配管(図示せず)
    を植立させている。 また、第2の流路6に対しては、同様に第2の流路6と連通するように、第2の流路プレート5に貫通孔12aおよび12bを設け、これらに配管(図示せず)を植立させている。 【0028】ここで、熱交換器10を構成するプレートの材質としては、熱伝導性および成形性の良い金属、例えば銅やアルミニウム、ステンレス等が挙げられる。 また、熱交換器10の製造方法としては、ロウ付けや拡散溶接による一体化接合が挙げられる。 【0029】以上のように構成された熱交換器10について、以下その作用を説明する。 【0030】第1の流路2に高圧流体、第2の流路6に低圧流体をそれぞれ流通させる。 熱交換器10を、例えば、冷媒の凝縮熱等を利用して給湯水の加熱を行ういわゆるヒートポンプ給湯機に利用するものとすると、高圧流体は二酸化炭素等の冷媒であり、低圧流体は給湯水となる。 このとき、高温高圧の冷媒は、第1の流路2を流れる間に、隔壁プレート3を介して、第2の流路6を流れる低温低圧の水と熱交換を行うことになる。 【0031】ここで、本実施例によれば、平板状の第1
    の流路プレート1に貫通孔を設け、これを第1の流路2
    として利用するだけの簡単な方法で、耐圧性に優れた微細な流路を構成することが容易になる。 さらに、このような第1の流路2を、図2のように、複数かつ略平行に並列配置することで、平坦で広い伝熱面を形成することが可能となり、薄型でコンパクトな熱交換器を提供できる。 【0032】また、隔壁プレート3内に複数の第1の流路2と連通する分配流路13aおよび13bを設け、これらを略軸対称形状とし、さらに、これらの等価直径を第1の流路2の等価直径よりも大きくして、分配流路1
    3aおよび13bと第1の流路2における流動抵抗に差をつけることで、複数の第1の流路2に対して均一に流体を分配することができ、伝熱面全体にわたって有効な伝熱面積を確保することができる。 【0033】さらに、第2の流路6の流路幅を、第1の流路2の流路幅よりも大きく構成してやれば、流路の微細化により第1の流路2の耐圧性向上を図る一方で、第2の流路6の流路幅を特に小さくすることなく、第2の流路6内での流体の圧力損失を小さく抑えることができる。 これは、第2の流路6に水等の流体を搬送するためのポンプ動力等を低く抑制できることを意味し、第1の流路2の耐圧性を保持したまま、第2の流路6側の圧力損失を低減することが可能となる。 【0034】また、第1の流路2と第2の流路6とが、
    これらの長手方向の略全体にわたって隔壁プレート3を介して対向する位置に形成され、各流路を流れる流体が、並行流や直交流に比べて熱交換性能に優れた対向流の形態で熱交換を行うことができるため、熱交換器のさらなる高性能化が図られる。 したがって、耐圧性に優れ、熱交換性能が高く、コンパクトな熱交換器を提供できる。 【0035】(実施例2)図3は本発明の実施例2の熱交換器20の構成図である。 本発明の実施例2は、図2
    に示した熱交換器10と略同一の構成を有する。 本実施例が実施例1と異なるのは、第1の流路22が、第1の流路プレート21の面内で、略U字形状の屈曲部28を有する点である。 隔壁プレート23を介して、この第1
    の流路22と対向する位置には、第2の流路26が、溝を形成した第2の流路プレート25と隔壁プレート23
    との間の空間として形成され、こちらも略U字形状の屈曲部29を有する。 分配流路33aおよび33b、貫通孔31a、31b、32aおよび32bについては、実施例1と同様の機能を有するので、ここでは説明を省略する。 【0036】第1の流路22に略U字形状だけでなく曲線状やL字形状等の屈曲部28を設けることにより、第1の流路プレート21上に直線状の流路だけではなく、
    矩形状や渦巻き状等の任意の形状の流路を構成することができる。 これは、必要な伝熱面積に応じて流路長を極めて長くとる必要のある流路に対して、熱交換器20の縦方向あるいは横方向の長さを十分に小さくできることを意味する。 したがって、上記した構成により、熱交換器のより一層のコンパクト化を実現できる。 【0037】(実施例3)図4は本発明の実施例3の熱交換器30の断面図である。 図4において、熱交換器3
    0は、実施例1と同様に、隔壁となるプレート3a上下の異なる面に第1の流路2と第2の流路6aとを配してなり、第1の流路2は第1の流路プレート1を板厚方向に抜いた貫通孔で形成し、第2の流路6aは第2の流路プレート5aと隔壁プレート3aとの間に形成したものである。 本実施例は、さらに、第1の流路2の下面に、
    隔壁プレート3bを介して、第2の流路プレート5bで形成される第2の流路6bを設けた構成となっている。 【0038】以上のように構成された熱交換器について、以下その作用を説明する。 【0039】例えば、実施例1で説明したように、第1
    の流路2に高温高圧の流体、第2の流路6aおよび6b
    に低温低圧の流体がそれぞれ流れるとする。 このとき、
    高温高圧流体は、第1の流路2を流れる間に、隔壁プレート3aおよび3bを介して、上下に位置する第2の流路6aおよび6bを流れる低温低圧流体と熱交換を行うことになる。 【0040】ここで、本実施例によれば、第1の流路の上下両面で第2の流路との熱交換が可能となり、格段に広い伝熱面積を確保することができる。 また、第2の流路6aおよび6bに低温側の流体を流通させてやれば、
    熱交換器をとりまく大気等との温度差が小さくなり、熱交換器の断熱性も向上する。 したがって、耐圧性に優れ、さらに熱交換性能が高く、コンパクトな熱交換器を提供できる。 【0041】(実施例4)図5は本発明の実施例4の熱交換器40の断面図である。 本発明の実施例4は、図1
    に示した熱交換器20と略同一の構成を有する。 本実施例が実施例1と異なるのは、隔壁となるプレート3が板厚方向に対して複数枚のプレート3aおよび3bで構成されるとともに、第2の流路6の流路高さをその高温側流路6dで低温側流路6cよりも高く形成した点である。 ここで、流路高さが途中で異なる第2の流路6の作製は、絞り加工等の方法を用いて、第2の流路プレート5に対して部分的に深さの異なる溝を形成することにより、容易に行うことができる。 【0042】以上のように構成された熱交換器40について、以下その作用を説明する。 【0043】第1の流路2には、図中点線矢印で示す方向に、流体Aとして、高温高圧の冷媒、例えば、ヒートポンプ装置等に用いられる二酸化炭素、炭化水素、フロンなどが流れ、第2の流路6には、図中実線矢印で示す方向に、流体Bとして、低温低圧の給湯水が流れるとする。 このとき、高温高圧の冷媒は、第1の流路2を流れる間に、隔壁板3aおよび3bを介して、第2の流路6
    を流れる低温低圧流体と熱交換を行うことになる。 低温低圧の給湯水は、第2の流路6の出口側(高温側流路6
    d)において、最も高温となる。 【0044】例えば、高温高圧の冷媒が流れる第1の流路2の一部を形成する隔壁プレート3bが、腐食等により経時的に劣化・侵食され、その内面に亀裂等の異常が生じ、高圧冷媒が第1の流路2から外部に漏洩するような場合も、隔壁プレート3aの存在により第2の流路6
    への流入を防止できるため、低温低圧の水に高温高圧の冷媒が混入することはない。 同様に、低温低圧の水が流れる第2の流路6の一部を形成する隔壁プレート3aに亀裂等の異常が生じ、低圧の水が第2の流路6から外部に漏洩するような場合も、隔壁プレート3bが存在するため、高温高圧の冷媒が低温低圧の水が流れる第2の流路6に流入することはない。 このとき、隔壁プレート3
    aおよび3bの間に、これらのプレートの外周面と連通する微小な溝を形成しておけば、漏洩した流体を外部に排出できる。 さらに、流体に応じたセンサを設置すれば、流体の漏洩を検出し、装置の異常を検出することもできる。 【0045】よって、各流路の間を二重隔壁構造とすることにより、異なる流体(例えば、冷媒と水)の混合が防止されるため、例えば、ヒートポンプ装置の冷媒および冷凍機油が給湯水に混入する危険性を低減し、熱交換器の信頼性の向上を実現できる。 【0046】また、冷媒で水(特に水道水)を加熱する冷媒対水熱交換器の場合、一般に、カルシウムやマグネシウム等の硬度成分を多く含んだ水を長期間高温に加熱すると、最も高温となる水側流路の出口部近傍においてスケールが発生する可能性がある。 このようなスケールが水側流路の内周に付着すると、水の流動抵抗となって圧力損失が増大し、熱交換器としての性能を低減させる。 ここで、本実施例では、第2の流路6の高温側流路6dの流路高さを、その低温側流路6cの流路高さよりも大きく構成しているため、万一水側流路内にスケールが生成し付着した場合も、水の流動抵抗の増加を緩和することができる。 【0047】したがって、例えば、給湯水の加熱時に特に高温部で発生しやすい、スケール析出による流路の閉塞が緩和され、熱交換器の長寿命化が図られ、信頼性の向上を実現できる。 【0048】 【発明の効果】以上のように、請求項1から11に記載の発明によれば、隔壁となるプレートの異なる面に第1
    および第2の流路を配し、第1の流路は第1の流路プレートを板厚方向に抜いた貫通孔で形成し、第2の流路は第2の流路プレートと隔壁プレートとの間に形成したものであり、プレートに貫通孔を設けるだけの簡単な方法で、耐圧性に優れた微細な流路を構成することが容易になり、さらに、このような流路を面状に配置することで、平坦で広い伝熱面を形成し、薄型の熱交換器を構成することが可能となる。 よって、耐圧性に優れ、コンパクトな熱交換器を提供できる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例1の同熱交換器の断面図【図2】同熱交換器の構成を示す斜視図【図3】本発明の実施例2の熱交換器の構成を示す分解斜視図【図4】本発明の実施例3の熱交換器の断面図【図5】本発明の実施例4の熱交換器の断面図【図6】従来の熱交換器の断面図【符号の説明】 1 第1の流路プレート2、22 第1の流路3 隔壁プレート5 第2の流路プレート6、6a、6b、26 第2の流路6c 低温側流路6d 高温側流路13a、13b 分配流路28 屈曲部

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 國本 啓次郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内(72)発明者 近藤 龍太 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内(72)発明者 今林 敏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内(72)発明者 岡 浩二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内Fターム(参考) 3L065 DA12 3L103 AA05 AA50 BB43 DD15 DD55

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