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Wet exhaust gas desulfurization apparatus

阅读:946发布:2021-03-08

专利汇可以提供Wet exhaust gas desulfurization apparatus专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To effectively cool an exhaust gas desulfurization apparatus at hot bunking of a boiler.
SOLUTION: High temp. exhaust gas flowing into an absorbing tower at hot bunking can be cooled by adjusting amt. of spraying water which does not exceed the capacity of a circulation tank 7 and is enough for decreasing temp. of the high temp. exhaust gas of 120-130°C at hot bunking to about 80°C or lower and spraying this adjusted amt. of water to the high temp. exhaust gas introduced into an inlet duct from spray nozzles for hot bunking for spraying cooling water provided in the exhaust gas inlet duct 9 of an absorbing tower 3 during a boiler is temporarily stopped for several hours to about a half day. In addition, emergency spray nozzles 6 can also be provided for spraying cooling water for emergency with the spray nozzles 14 for hot bunking when a desulfurization apparatus is stopped during the boiler is operated.
COPYRIGHT: (C)1999,JPO,下面是Wet exhaust gas desulfurization apparatus专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 燃焼装置から排出される排ガスを吸収塔に導き、排ガス中の硫黄酸化物を吸収液と接触させる湿式排煙脱硫装置において、吸収塔の排ガス入口ダクト内に冷却水を噴霧するためのホットバンキング用スプレノズルを設けたことを特徴とする湿式排煙脱硫装置。
  • 【請求項2】 吸収塔の排ガス入口ダクト内に冷却水を噴霧するためのホットバンキング用スプレノズルからホットバンキング時の排ガス温度を吸収塔内の設備が損傷しない程度の温度に冷却するのに十分な水量を噴霧する冷却水噴霧量調整手段をホットバンキングノズルへの給水系に設けたことを特徴とする請求項1記載の湿式排煙脱硫装置。
  • 【請求項3】 燃焼装置から排出される排ガスを吸収塔に導き、排ガス中の硫黄酸化物を吸収液と接触させる湿式排煙脱硫装置において、吸収塔の排ガス入口ダクト内に冷却水を噴霧するためのホットバンキング用スプレノズルと共にボイラ運用中に脱硫装置が停止した際に緊急用として冷却水を噴霧する緊急用スプレノズルとを設けたことを特徴とする湿式排煙脱硫装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、排煙脱硫装置に関し、特に、ボイラの運転停止中におけるホットバンキング時に吸収塔内へ流入する高温排ガスを冷却させるのに好適な排煙脱硫装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】近年、地球を取り巻く自然環境は悪化してきており、中でも世界各地に設置された火発電所から排出されるSO 2ガスは、その絶対量も多いことから環境に与える影響も大きいと考えられ、排煙脱硫装置を用いたSO 2ガス放出量を低減することが環境汚染対策を行っていく上で重要な課題となっている。

    【0003】通常のボイラは、定期点検を行う時のように長期間ボイラ運転を停止する場合はボイラ内を強制冷却する。 しかしそれ以外の短期間のボイラ運転停止時には、ボイラ再起動を容易にするために、ボイラ内の温度を低下させないように、ボイラ入口及び出口のダンパーを閉めてボイラより熱が逃げないように、ボイラ内を締め切り、保温するホットバンキング状態にしている。

    【0004】しかし、ボイラ出入口のダンパーを閉じてもボイラ内の完全密閉は不可能であり、閉めたダンパー部分から少しではあるが120〜130℃の高温排ガスがリークしてくる。 これにより、図2の従来技術の排煙脱硫装置に示すように、吸収塔3へつながるボイラ1の図示しない出口ダンパーよりリークした高温排ガスが吸収塔3へ流れ込むことになる。 ボイラ1の運転停止時には、図示しない発電設備が運転を停止しているので、排煙脱硫装置の吸収塔3も運転を停止している。 そのため、高温排ガスが吸収塔入口9から吸収塔3へ流れ込むと、吸収塔3内の高温に耐えられない材質で製作されている飛散ミスト回収用のデミスタ5等が損傷することになる。

    【0005】これを防止するため、従来の排煙脱硫装置には、ボイラ1の短期間の運転停止時には、ボイラ排ガスを排煙脱硫装置に送るファン2も停止し、ボイラ1からの高温排ガスが吸収塔3へ直接流れ込まないように、
    ボイラ1と吸収塔3の間にバイパスライン13が設けられており、ボイラ1からバイパスライン13を経て煙突10へ排ガスが直接送られる。 しかし、近年のプラントにおいてはバイパスライン13が設置されていない火力発電プラントが建設されており、これらのプラントにおいては火力発電プラントの運転停止時に吸収塔3への高温排ガスが流入するのを防止するために吸収塔入口9に設けられた緊急冷却スプレノズル6を起動して排ガスを冷却する必要がある。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】上記図2に示す従来技術において、緊急冷却スプレノズル6から噴霧される量は、ボイラ1の最大負荷時の排ガス量に見合った容量としている。 短期間の運転停止時におけるホットバンキング状態は通常夜間停止時の数時間から半日程度で終了するため、ホットバンキングの時間内に緊急冷却スプレノズル6からの冷却水を噴霧すると、噴霧水量が排ガス中の硫黄酸化物吸収用の吸収液貯溜用の循環タンク7の容量を超えてしまうおそれがある。 また、この緊急冷却スプレノズル6の噴霧時間は通常2〜3分程度であり、
    上記のホットバンキングの時間に対応できるような冷却水の噴霧容量を維持するためには大容量の冷却水タンク11を常備しておくことが必要となる。

    【0007】このように、近年は図2に示すバイパスライン13を設けない火力発電プラントが建設されるようになり、しかもそのような場合における緊急冷却スプレノズル6を設けると大容量の冷却水タンク11を備えることが必要となる不具合がある。 そこで本発明の課題は、ボイラのホットバンキング時における排煙脱硫装置の効果的な冷却を行うことである。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、次の構成により解決される。 すなわち、本発明は燃焼装置から排出される排ガスを吸収塔に導き、排ガス中の硫黄酸化物を吸収液と接触させる湿式排煙脱硫装置において、吸収塔の排ガス入口ダクト内に冷却水を噴霧するためのホットバンキング用スプレノズルを設けた湿式排煙脱硫装置である。

    【0009】ここで、吸収塔の排ガス入口ダクト内に冷却水を噴霧するためのホットバンキング用スプレノズルからホットバンキング時の排ガス温度を吸収塔内の設備が損傷しない程度の温度に冷却するのに十分な水量を噴霧する冷却水噴霧量調整手段をホットバンキング用スプレノズルの給水系に設けることが望ましい。

    【0010】また、本発明は上記吸収塔の排ガス入口ダクト内に冷却水を噴霧するためのホットバンキング用スプレノズルと共にボイラ運用中に脱硫装置が停止した際に緊急用として冷却水を噴霧する緊急用スプレノズルとを設けた湿式排煙脱硫装置も含む。

    【0011】

    【作用】本発明において、ボイラと吸収塔間にバイパスラインを設けないプラントにおいても、新たに吸収塔入口ダクト付近に緊急冷却用スプレノズルとは別に、新たにホットバンキング用スプレノズルを設置することにより、上記従来技術で問題となっているホットバンキング時の高温排ガスを冷却することができる。

    【0012】ホットバンキング用スプレノズルからは、
    数時間から半日程度のボイラの一時運転停止中にボイラ側から排出される高温排ガスに対して、循環タンク内の容量を超えることなく、なおかつ、例えば120〜13
    0℃であるホットバンキング時の高温排ガスを約80℃
    以下まで下げるのに十分なスプレ水量を噴霧することにより、ホットバンキング時に吸収塔内に流入する高温排ガスを冷却することができる。

    【0013】これにより、ボイラと吸収塔間にバイパスラインを設けないプラントにおいても、ボイラのホットバンキング中に、吸収塔内に流れ込む高温排ガスを問題なく冷却することが可能となり、吸収塔内のライニングやデミスタ等を熱損傷から守ることができる。

    【0014】また、ホットバンキング用スプレノズルの他に緊急用スプレノズルを吸収塔入口ダクトに設けておくと、緊急に吸収塔流入排ガスを冷却するのに十分な量の冷却水を噴出させることができる。

    【0015】

    【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1に示す。 図1に示すようにボイラから排出する排ガスの排煙脱硫装置は、図2に示した装置と同様なものであり、当該排煙脱硫装置を構成する部材などは図2に示したものと同一であるので、それらの説明は省略するが、図1に示すプラントにはボイラ1と脱硫装置の吸収塔3の間に図2に示すバイパスライン13を設けない。

    【0016】図1において、ボイラ1からの排ガスは入口ダクト9から吸収塔1内に導入され、スプレノズル4
    から噴霧される吸収液と接触する。 排ガス中の硫黄酸化物とばいじんを吸収、除去した吸収液は循環タンク7に一旦貯留された後、循環ポンプ8によりスプレノズル4
    に循環供給される。

    【0017】また、吸収塔3の排ガス入口ダクト9内に冷却水を噴霧するためのホットバンキング用スプレノズル14からホットバンキング時の排ガス温度を吸収塔内の設備が損傷しない程度の温度に冷却するのに十分な水量を噴霧する冷却水噴霧量調整手段15をホットバンキング用スプレノズル14の給水系に設ける。 したがって、ボイラ1が短時間、運転停止したホットバンキング状態の時、ボイラ側より流れ出る高温排ガスを冷却するために、吸収塔入口ダクト9に設置するホットバンキング用スプレノズル14から予め定められた液量を噴霧させることができる。 前記予め定められた液量とは、循環タンク内の容量を超えず、なおかつ、120〜130℃
    あるホットバンキング時の高温排ガスを約80℃以下まで下げるのに十分な噴霧量である。 ホットバンキング用スプレノズル14には濾液ラインまたは工業用水ライン等からの冷却水を導き、吸収塔入口ダクト9内の高温排ガスに向けて噴霧する。

    【0018】こうして吸収塔3内に流れ込む高温排ガスを約80℃以下に冷却することができ、吸収塔3内のライニングやデミスタ5等を熱損傷から防止することができる。 通常の吸収塔入口ダクト9にはスプレ水用タンク11から供給される緊急冷却スプレノズル6を設置しているが、このスプレノズル6は緊急用であり、ボイラの最大負荷時の排ガス量に対応したスプレ容量を確保できるような容量のスプレ水用タンク11が設置されている。

    【0019】また、図示していないが緊急冷却スプレノズル6をホットバンキング用スプレノズル14と兼用とし、緊急冷却スプレノズル6の給水系に冷却水噴霧量調整手段15を設け、十分な容量のスプレ水用タンク11
    からの給水をホットバンキング時の冷却水として使用してもよい。

    【0020】このため、図2に示すバイパスライン13
    を設けない火力発電設備においては、予め定められた容量の循環タンク7より少ない容量で、なおかつ、120
    〜130℃あるホットバンキング時の高温排ガスを約8
    0℃以下まで下げるのに十分な噴霧量を噴霧させる新たなホットバンキング用スプレノズル14を緊急冷却スプレノズル6とは別途作動するように設けた。

    【0021】なお、本発明では吸収液のスプレノズル配管の方式や構造、スプレノズル使用吸収液、スプレノズルの員数、形状、構造等の仕様により限定されるものではなく、濡れ壁方式の排煙脱硫装置にも適用可能である。

    【0022】

    【発明の効果】本発明によれば、吸収塔入口ダクト付近にホットバンキング用スプレノズルを設けることにより、長期間安定した脱硫性能が維持でき、かつ、より低廉型の火力発電設備を設置することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明の実施の形態の排煙脱硫装置の概略図である。

    【図2】 従来技術の排煙脱硫装置の概略図である。

    【符号の説明】

    1 ボイラ 2 ファン 3 吸収塔 4 スプレノズル 5 デミスタ 6 緊急冷却スプレノズル 7 循環タンク 8 循環ポンプ 9 吸収塔入口ダクト 10 煙突 11 スプレ水用タンク 13 バイパスライン 14 ホットバンキング用スプレノズル 15 冷却水噴霧量調整手段

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