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Sealed water system for turbine plant

阅读:734发布:2021-03-11

专利汇可以提供Sealed water system for turbine plant专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To safely treat generated steam, even when supply water is self evaporated in gland parts of supply pumps, etc., in the case of overall power supply interruption accident in a generation plant. CONSTITUTION: A sealed water system 12 is connected to respective gland parts of boiler water supply booster pumps 9a, 9b and boiler water supply pumps 10a, 10b. A condenser communicating pipe 22 is diverged from a return pipe 18 of a sealed water return system of the sealed water system 12 and the other end is connected to a condenser 1. An emergency escape valve 23 composed of a solenoid valve, which is fully opened in the case of supplied a control signal, is provided in a path of this condenser communicating pipe 22. When a predetermined emergency escape valve action permission signal is input in a controller 25, the emergency escape valve 23 is fully opened and steam generated is respective gland parts is introduced to the condenser 1 so that high-temperature steam is prevented from flowing out from respective gland parts.,下面是Sealed water system for turbine plant专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 復水系の復水ブースタポンプで昇圧された復水を給水系のボイラ給水ポンプのグランド部にシール水として供給すると共に、該グランド部から流出する戻り水を復水回収タンクに回収するシール水系統を備えたものにおいて、前記シール水系統のシール水戻り系統から分岐され、他端を負圧に保持される容器あるいは機器に接続される連絡手段を危急逃がし弁を介して設けたことを特徴とするタービンプラント用シール水系統。
  • 【請求項2】 負圧に保持される前記容器が復水器であり、前記連絡手段が該シール水戻り系統と前記復水器とを連絡する復水器連絡管からなることを特徴とする請求項1記載のタービンプラント用シール水系統。
  • 【請求項3】 負圧に保持される前記機器がエジェクタであり、前記連絡手段が該シール水戻り系統と前記エジェクタとを連絡するエジェクタ連絡管からなることを特徴とする請求項1記載のタービンプラント用シール水系統。
  • 【請求項4】 前記危急逃がし弁に予め決められた急開条件に従い該危急逃がし弁を開く制御装置を設けたことを特徴とする請求項2または3記載のタービンプラント用シール水系統。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明はタービンプラントに係り、特にボイラ給ブースタポンプおよびボイラ給水ポンプのグランド部から高温の給水が外部に放出されるのを防ぐのに好適なタービンプラント用シール水系統に関する。

    【0002】

    【従来の技術】一般に、ボイラ給水を昇圧してボイラに供給するボイラ給水ブースタポンプおよびボイラ給水ポンプにはグランド部から高温の給水がそのまま外部に放出されるのを防ぐためにシール水系統が接続されている。 このシール水系統に導くシール水は給水の温度を大気中での蒸発を防ぐ100℃以下に下げる必要があり、
    通常、プラントの復水系から約30℃の復水を抽出して各ボイラ給水ブースタポンプおよびボイラ給水ポンプのグランド部に注入するようにしている。

    【0003】図5にこのシール水系統を含む蒸気タービンプラントの復水および給水系を示している。 復水器1
    で凝縮した復水は復水ポンプ2a、2bで昇圧され、復水脱塩装置3に送られてボイラ給水に適するように水処理される。 この復水はグランド蒸気復水器4を経て復水ブースタポンプ5a、5bで昇圧され、低圧給水加熱器7a、7b、7cに送られ、図示しない抽気系統からの蒸気で加熱される。 温度上昇した復水は脱気器8に送られ、そこで溶存酸素が除去される。

    【0004】この後、ボイラ(図示せず)へ供給するために復水(以後、給水と称する)はボイラ給水ブースタポンプ9a、9bおよびボイラ給水ポンプ10a、10
    bで昇圧されて高圧給水加熱器(図示せず)で再び加熱され、高い温度を保ってボイラに供給される。

    【0005】シール水系統は上記した復水ブースタポンプ5a、5bの下流で復水系の復水管11と接続されており、そこで抽出される復水をシール水としてボイラ給水ブースタポンプ9a、9bおよびボイラ給水ポンプ1
    0a、10bのグランド部に供給している。 すなわち、
    シール水系統12は各ポンプ9a、9b、10a、10
    bのグランド部にシール水を供給するシール水給水系統と、グランド部から戻り水を回収するシール水戻り系統とから構成される。 シール水給水系統は抽出管13、シール水管14、分岐管15からなり、各ポンプ9a、9
    b、10a、10bのグランド部にシール水を注入することができるようになっている。

    【0006】一方、シール水戻り系統は配水管16、シール水回収管17および戻り管18からなり、復水回収タンク19と接続され、グランド部に供給されたシール水がすべて復水回収タンク19に回収されるようになっている。 この回収された水は復水回収管20により復水器1に送られる。

    【0007】ちなみに、本図には2台のボイラ給水ブースタポンプ9a、9bおよびボイラ給水ポンプ10a、
    10bだけが示されるが、これは常用機(一般に、蒸気タービンにより駆動)を示したもので、実際には1台の予備機(一般に、電動機により駆動)が備えられる。 なお、図中符号21は水位調節弁を示しており、復水回収タンク19の水位を適正に保っている。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したボイラ給水ブースタポンプ9a、9bおよびボイラ給水ポンプ10a10bのグランド部に注入されるシール水は、一般に、スロットルブッシュを用いた軸封装置に導かれる。 スロットルブッシュとはポンプ主軸に対し、約0.2mmの隙間を有する円筒状の部材のことで、約18
    0℃の給水がスロットルブッシュの隙間を通ってそのまま大気中に流出するのを低温のシール水によって約60
    ℃まで下げることにより、大気中での給水の蒸発を防止できるようになっている。

    【0009】プラントの通常運転中は上記のように復水系から継続して復水を抽出することでシール水を確保するうえでの問題はないが、グランドが停止状態になると、シール水の確保に支障をきたすことになる。 たとえば、外部の電系統の事故等により発電所全体が停電状態に陥ると、復水系の復水ポンプ2a、2bおよび復水ブースタポンプ5a、5bも停止するので、シール水が断たれてしまう。

    【0010】このシール水の喪失によりボイラ給水ブースタポンプ9a、9bおよびボイラ給水ポンプ10a、
    10bではスロットルブッシュの隙間から高温の給水がそのまま大気中に流出する。 この給水は各ポンプ9a、
    9b、10a、10bの周囲で自己蒸発するため、発生した蒸気により建家内の運転員が危険にさらされる。 また、この蒸気がポンプ主軸を支承している軸受に入り、
    潤滑油中に混入するなどの不具合が発生する。

    【0011】こうした状況が発生するのを避けるために給水ポンプシール水ポンプと呼ばれる予備機を設けるやり方もある。 しかし、上記した発電所内の全停電事故は本来的に発生するのは稀であり、こうした予備機を設置することは冗長にすぎる。 また、この予備機を使ってシール水を送り続けるには給水ポンプシール水が各ポンプ9a、9b、10a、10bから離れた補給水タンクの近くに設けられることで、その間を結ぶ連絡管等が非常に長くなり、経済的にみて得策とはいえず、さらに補給水タンクから各グランド部に導くシール水も溶存酸素濃度が極めて高く、ボイラ給水中に混入した場合、水質を悪化させる原因となるなど、望ましい解決策とはいえない。

    【0012】そこで、本発明の目的は発電所内の全停電事故時にボイラ給水ポンプ等のグランド部で給水が自己蒸発しても、発生蒸気を安全に処理することのできるタービンプラント用シール水系統を提供することにある。

    【0013】

    【課題を解決するための手段】本発明は復水系の復水ブースタポンプで昇圧された復水を給水系のボイラ給水ポンプのグランド部にシール水として供給すると共に、該グランド部から流出する戻り水を復水回収タンクに回収するシール水系統を備えたものにおいて、シール水系統のシール水戻り系統から分岐され、他端を負圧に保持される容器あるいは機器に接続される連絡手段を危急逃がし弁を介して設けたことを特徴とするものである。

    【0014】

    【作用】プラント運転中、シール水系統から注入されるシール水によってボイラ給水ブースタポンプおよびボイラ給水ポンプのグランド部の密封は良好であるが、シール水の喪失が起こると、この密封状態が維持できなくなり、給水の一部がグランド部から流出し、自己蒸発が始まる。 この発生蒸気を安全に処理するために本発明においてはグランド部で生じたすべての蒸気を負圧に保持される容器、たとえば復水器に導く連絡手段を設ける。 プラント運転中、この連絡手段によるグランド部と容器との連通は遮断する必要があり、連絡手段には蒸気発生時のみ全開する危急逃がし弁を設置する。 危急動作時を除いてこの危急逃がし弁は全閉であり、グランド部と容器との連通は完全に断たれる。

    【0015】一方、グランド部で蒸気が発生したとき、
    危急逃がし弁は全開し、発生した蒸気の全量を容器に逃がす。 この危急逃がし弁は電磁弁で構成することにより励磁信号が与えられたとき、瞬時に全開させることができる。 この危急逃がし弁の全開によりグランド部と通じているシール水系統のシール水戻り系統の圧力は負圧の容器の圧力と平衡し、このため、発生蒸気がシール水戻り系統から連絡手段を介して容器に流れ、建家内へ高温の蒸気が流出するのを防ぐことができる。

    【0016】本発明は負圧状態が保持可能であれば、容器に代えてエジェクタなどの機器に連絡手段を接続してもよい。

    【0017】

    【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を参照して説明する。

    【0018】なお、図1では上述の図面(図5)で示した構成と同一のものには同一の符号を付しており、これらについては説明を省略する。

    【0019】図1において、復水器連絡管22をシール水系統12の戻り管18から分岐して他端を復水器1に接続している。 この復水器連絡管22の経路には危急逃がし弁23を設けている。 この危急逃がし弁23は電磁弁で構成されており、後述の後記の制御装置から信号を受けたときに動作し、シール水戻り系統を復水器1と連通させて圧力を平衡させる。 また、戻り管18の復水器連絡管22の分岐部よりも下流側に逆止弁24を設けている。 また、危急逃がし弁23は制御装置25を備えている。

    【0020】図2に制御装置25の回路構成を示している。

    【0021】アンド回路35の入力端に復水器真空度信号、復水ブースタポンプ停止信号、脱気器給水温度信号および復水器危急逃がし弁自動始動信号が入力され、論理積に従い条件が満たされたとき、危急逃がし弁23に対して全開信号が出力される。 なお、符号36はノット回路を示している。

    【0022】次に、上記構成によるところの作用を説明する。 プラント運転中、ボイラ給水ブースタポンプ9
    a、9bおよびボイラ給水ポンプ10a、10bのグランド部にはシール水系統12を通してシール水が注入されている。 このシール水はグランド部からシール水系統12のシール水戻り系統に集められ、全量が復水回収タンク19に回収されている。

    【0023】一方、プラントが外部の電力系統の事故等によって発電所全体が停電状態に陥ると、復水ポンプ2
    a、2bおよび復水ブースタポンプ5a、5bが停止し、これに伴いグランド部に流れていたシール水が流れなくなる。 このとき、復水ブースタポンプ停止信号が制御装置25に入力され、アンド回路35の入力端に加えられる。 アンド回路35には危急逃がし弁自動始動信号と共に危急逃がし弁動作許可信号として復水器真空度が規定値以上および脱気器給水温度規程値以上であることを示す動作許可信号が与えられており、上記停止信号が与えられると、危急逃がし弁23に全開信号が出力される。

    【0024】この全開信号で危急逃がし弁23が全開し、シール水戻り系統15を介して各ポンプ9a、9
    b、10a、10bの各グランド部が復水器1の器内圧力と平衡する。 このため、各グランド部では急激に圧力が下がり、給水と共にシール水が蒸発するが、発生蒸気はすべて排水管16を通してシール水回収管17に流れ、戻り管18から復水器1に回収される。

    【0025】かくして、グランド部の圧力を負圧状態に保つことができ、発生蒸気を復水器1に導いて建家内への高温の蒸気の流出を防ぎ、運転員に危険を及ぼさず安全に処理することが可能である。

    【0026】なお、本実施例ではグランド部の圧力が負圧状態になることから、大気圧の下にある復水回収タンク19からシール水系統12に空気あるいは水が流入するが、この空気は復水回収タンク19に近い戻り管18
    に設けた逆止弁24により遮断されるので、シール水戻り系統からグランド部へは流入しない。

    【0027】本発明の他の実施例を図3および図4を参照して説明する。

    【0028】図3において、エジェクタ連絡管26はシール水戻り系統の戻り管18から分岐されてエジェクタ27に結ばれている。 このエジェクタ連絡管26の経路には危急逃がし弁28を設けている。 この危急逃がし弁28は電磁弁で構成され、後記の制御装置から信号を受けたときに動作してシール水戻り系統をエジェクタ27
    と連通させる。 エジェクタ27には補助蒸気系統29が接続されており、この経路に蒸気入口弁30を設けている。 また、危急逃がし弁28は制御装置31を備えている。

    【0029】図4に制御装置31の回路構成を示している。 アンド回路37の入力端に補助蒸気ヘッダ圧力信号、復水ブースタポンプ停止信号、脱気器給水温度信号、危急逃がし弁自動始動信号およびエジェクタ用蒸気入口弁自動始動信号が入力され、論理積に従い条件が満たされたとき、蒸気入口弁30および危急逃がし弁28
    に全開信号がそれぞれ出力される。 なお、符号38はノット回路を示している。

    【0030】上記のように構成したものにおいては、復水ブースタポンプ5a、5bが停止したとき、復水ブースタポンプ停止信号が制御装置31に入力され、他の危急逃がし弁動作許可信号と共にアンド回路37の入力端に加えられる。 ここで、アンド回路37はすべての条件が満たされ、入口蒸気弁30および危急逃がし弁28に対して全開信号が出力される。 このとき、エジェクト蒸気入口弁30は全開し、補助蒸気系統29からエジェクタ27に蒸気が流入し、エジェクタ27が起動する。 危急逃がし弁28も入口蒸気弁30と同時に全開するので、シール水戻り系統がエジェクタ27と連通される。

    【0031】シール水戻り系統内の圧力は急激に下がり、グランド部の圧力も低下する。 この圧力降下で給水と共にシール水が蒸発するが、発生した蒸気はすべてシール水回収管17に回収され、戻り管18を経てエジェクタ27に流れ、その排気経路を経て屋外へと導かれる。 すなわち、蒸気はボイラ給水ブースタポンプ9a、
    9bおよびボイラ給水ポンプ10a、10bの周囲の大気中へは流出せず、遠く離れた屋外の大気中に放出される。 かくして、本実施例もグランド部の発生蒸気を安全に処理することが可能である。

    【0032】

    【発明の効果】以上説明したように本発明はシール水系統のシール水戻り系統から分岐され、他端を負圧に保持される容器あるいは機器に接続される連絡手段を危急逃がし弁を介して設けているので、発電所全体の停電事故により復水ブースタポンプが停止する状況下においても給水ポンプ等のグランド部で生じた蒸気を連絡手段を通して確実に容器あるいは機器に回収することができる。

    【0033】したがって、本発明によれば、高温の蒸気が建家内に流出するのを防止することができ、運転員が火傷を負うなどの危険を回避することが可能である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明によるタービンプラント用シール水系統の一実施例を示す系統図。

    【図2】図1に示される制御装置の詳細を示す回路図。

    【図3】本発明の他の実施例を示す系統図。

    【図4】図3に示される制御装置の詳細を示す回路図。

    【図5】従来のシール水系統を示す系統図。

    【符号の説明】

    1 復水器 5a、5b 復水ブースタポンプ 9a、9b ボイラ給水ブースタポンプ 10a、10b ボイラ給水ポンプ 12 シール水系統 19 復水回収タンク 22 復水器連絡管 23、28 危急逃がし弁 26 エジェクタ連絡管 27 エジェクタ

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