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Emergency water supplying device for fluidized bed type boiler

阅读:852发布:2021-03-14

专利汇可以提供Emergency water supplying device for fluidized bed type boiler专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To enable a heat transfer pipe part to be cooled easily, in less-expensive manner and rapidly in the case of emergency state without requiring any special pressurizing device and the like by a method wherein a hot water tank for heating stored water is installed, and the hot water stored in the hot water tank is supplied to a heat transfer pipe in a fluidized bed type boiler due to a difference in gravity. CONSTITUTION:Air compressed by an air compressor 1 is supplied to a pressure container 2. Combustion gas generated by a fludized bed type furnace 3 installed within the pressurized container 2 is supplied to a gas turbine 4, thereafter passes through a discharged gas heat exchanger 5 and is discharged from a chimney 6. On the other hand, water supplied from a boiler water supplying pump 7 is heated by a discharged gas heat exchanger 5, thereafter the water is supplied from a water supplying pipe 8 to an evaporator 9 within the furnace 3 so as to generate steam. The steam passes through a gas-water separator 10 and an over-heating pipe 11 and is supplied to a steam turbine 14. In this case, if the emergency case occurs, hot water stored in an emergency hot water tank 39 is supplied under a difference in gravity. With such an arrangement as above, the hot water is immediately evaporated so as to generate steam and then the over-heating pipe 11 is cooled.,下面是Emergency water supplying device for fluidized bed type boiler专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 加熱手段により内部に蓄えられた貯水を加熱する温水タンクと、該温水タンク内の温水を重力差により流動層ボイラの伝熱管部に供給する構成を備えたことを特徴とする流動層ボイラの非常用給水装置。
  • 【請求項2】 温水タンクは流動層ボイラの伝熱管の出口に接続される気水分離器と接続していることを特徴とする請求項1記載の流動層ボイラの非常用給水装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は流動層ボイラに関し、特に非常時の燃焼ボイラ給を供給するのに好適な給水装置を備えた流動層ボイラに関する。

    【0002】

    【従来の技術】図3に特開平1−211624号公報に開示された流動層ボイラの代表例である従来の加圧流動層ボイラの非常時給水を含む給水系統図を示す。 加圧流動層ボイラではコンプレッサー51により圧縮された空気が風道52および風量調節弁53を経て圧容器54
    に供給される。 圧力容器54内には流動層火炉55が設置され、その中にはベッドマテリアル(BM)が入っており、火炉55には図示しない経路より燃料が供給され、火炉55の下部から供給される加圧空気によりBM
    と共に流動化されながら燃焼している。 流動層が形成される領域には伝熱管56が配置されていて伝熱管56内の水は加熱されて蒸気を生成する。 また、火炉55で生成した燃焼ガスは集塵器57、煙道58、59および開閉弁60を経由してガスタービン62に導かれる。

    【0003】上記加圧流動層ボイラの運転中において、
    例えば、何らかの原因で発電所内全部の機器の電源が喪失し、運転停止が発生した場合、図示しないボイラ給水ポンプもトリップし、火炉55の給水が止まることになる。 そのため、BMに触れている伝熱管56には給水がされないことから火炉55壁面と伝熱管56が焼損されるおそれがありる。 これを避けるためには、まず、コンプレッサー51からの空気を止めて、流動層の流動を停止させ、流動層からの熱伝導を抑制した後冷却する。 しかも、給水停止後約1分以内に定格の10〜20%の給水量を確保し、かつ、伝熱管56内で蒸気を発生させて冷却を行い、焼損を防ぐ必要がある。

    【0004】発電所内全部の機器の非常停止時には、ガスタービン62も停止するので、弁53、60ともに閉鎖して、火炉55内の排ガスを煙道58から流路63に導き、熱交換器64で冷却し、窒素ガスタンク65から窒素ガス供給管、窒素ガス調節弁66、67を介して供給される窒素ガスと共に火炉55内に供給して、BMを流動化させてBMを冷却する。

    【0005】BMが所定の温度まで冷却されるまでは、
    火炉55の壁面、伝熱管56を焼損から保護するための非常用給水設備が必要である。 この非常用給水装置には、別途設置される所内非常用ディーゼル発電機(図示せず)を起動し、電源供給を受けて運転する非常用給水ポンプ(図示せず)と、ディーゼル発電機が起動するまでの約5分間(余裕時間を含む)の給水を行う初期給水設備が必要である。 初期給水設備の中には、1分以内にボイラに給水を供給することが要求されるので、高圧の不活性ガス、例えば250kg/cm 2程度の窒素ガスを用いて貯水タンクから水を押し出すための設備を設ける必要がある。 そのため、窒素ガスタンク65は高圧設計(約250kg/cm 2 )の厚肉容器であって、しかも、約60m 3の容量が必要であり、その製造および定期検査時の点検に費用が掛かる問題点があった。 さらに、冷水を供給するのでは、蒸気発生量が不十分であり、伝熱管56等の焼損防止に必要な蒸気が得られないという問題があった。

    【0006】また、特開昭61−22103号公報には図4に示すように、ボイラ循環ポンプ70により、缶水をボイラドラム71と流動層内伝熱管72との間で強制循環させる流動層ボイラが開示され、ボイラの非常停止時には緊急補給水系統73により、強制循環用のポンプ70をバイパスするバイパス管75により、缶水を自然循環させて流動層の残熱により層内伝熱管72内の給水を蒸発させて流動層火炉74内の伝熱管72と火炉壁の焼損防止を図るものである。 このとき、自然循環により発生した蒸気は系外に排出して自然循環力を保持するが、ボイラドラム71内の缶水が減少して、自然循環力がなくなると、緊急動力系統により作動するポンプ76
    により缶水を補給することができる。 なお、図4において、給水は復水器77、脱気器78、ボイラ給水ポンプ79および節炭器80をへてボイラドラム71に供給される。 この発明の非常用給水装置は、別途設置される所内非常用ディーゼル発電機等から電源供給を受ける非常用給水ポンプ76が必要であり、このディーゼル発電機を起動するためには、少なくとも約5分の起動時間が必要である等の問題点があった。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】上記第一の従来技術は、非常用給水装置の内の窒素ガスタンク65の容量(約60m 3 )の製造費用等の大幅増大についての配慮がされておらず、設備費用が大きくなること、メンテナンス、点検範囲が拡大する問題があった。 上記第二の従来技術は、非常用給水装置のディーゼル発電機を起動時間が長すぎて、緊急時の対策としては不十分であった。 本発明の目的は迅速に起動し、設備費用、メンテナンス、点検範囲を縮小した流動層ボイラの非常用給水装置を提供することにある。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の構成によって達成される。 すなわち、加熱手段により内部に蓄えられた貯水を加熱する温水タンクと、該温水タンク内の温水を重力差により流動層ボイラの伝熱管部に供給する構成を備えた流動層ボイラの非常用給水装置である。 このとき、温水タンクは流動層ボイラの伝熱管の出口に接続される気水分離器と接続している構成が望ましい。

    【0009】

    【作用】発電所内全部の機器の非常停止時には、給水停止後約1分以内に定格の10〜20%の給水量を確保し、伝熱管で蒸気を発生させて火炉壁と伝熱管とを冷却し、焼損を防ぐ必要がある。 本発明の構成によれば、温水タンク内の貯留水は流動層ボイラの蒸発器に注水されると、すぐに蒸気を作り出し、その蒸気で過熱器を冷却できるように蒸気圧力の飽和温度近くまで加熱手段(例えば、電熱ヒータ等)で常に加温されている。 そして、
    ボイラの非常停止時には、電気的動力源等の特別な動力源に頼る事なく、温水タンク内の温水を重力差により流動層ボイラの伝熱管に供給できるので、伝熱管と火炉壁が焼損するおそれがなくなる。

    【0010】また、この温水タンクを流動層ボイラの伝熱管の出口に接続される気水分離器と接続しておけば、
    温水タンク内が減圧されることなく、スムーズに伝熱管に温水が供給される。 本発明の伝熱管が蒸発器または過熱器としての機能を持つ場合は温水タンクから供給される温水は、まず蒸発器で蒸気を生成しながら、この蒸発器を冷却し、発生した蒸気は過熱器に送られて、過熱器の冷却に使用される。 こうして、本発明では従来技術の窒素ガスでの加圧系統は不要となり、製造費用、メンテナンス、点検範囲の削減が図れる。

    【0011】

    【実施例】本発明の実施例の流動層ボイラ系統図を、加圧流動層ボイラを例にして図1、図2の系統図により説明する。 図1には流動層ボイラの全体の系統図を示し、
    図2にはその中の非常用温水タンク部分の注水系統のみを示す。 空気圧縮機1により圧縮された空気が圧縮機出口弁1aを経て圧力容器2に供給される。 圧力容器2内には流動層火炉3が設置され、その中にはBMが入っており、火炉3には図示しない燃料管により燃料が供給され流動している。 火炉3で生成した燃焼ガスはガスタービン入口弁4aに導かれ、ガスタービン4での仕事の後、排ガス熱交換器5で熱回収されて、煙突6から大気中に排出される。

    【0012】また水蒸気系ではボイラ給水ポンプ7からのボイラ給水は排ガス熱交換器5で排ガスで加熱された後、給水管8から火炉3内の蒸発器9に供給され蒸気を生成する。 蒸気は気水分離器10で気水分離された後、
    過熱器11で過熱蒸気となり、蒸気遮断弁13を経て蒸気タービン14に供給される。 蒸気タービン14で使用された蒸気は復水器16を経て、再度ボイラ給水に利用される。 なお、ガスタービン4と蒸気タービン14にはそれぞれ発電機15が同軸上に設けられている。 また、
    タービンバイパス弁17はボイラ起動時等の過熱蒸気が十分生成されない間に使用される。

    【0013】流動層火炉3の起動時および低負荷時は、
    蒸発器9内が気水混合状態であるため、気水分離器10
    で気体と分離されたボイラ水は、ボイラ循環ポンプ18
    を経て再び火炉3へ給水される。 火炉3内には蒸発器9、過熱器11がベッドマテリアル(BM)につかっており、給水量に見合った熱吸収により給水の蒸発と、発生蒸気の過熱をするためBMタンク37内にあるBMを出し入れして、火炉3内のBMの層高を変えるようになっている。 BMタンク37の空塔部には排気弁38が接続し、BMを抜出ホッパ21からBMタンク37へ輸送する時の搬送空気の排気に用いられる。

    【0014】火炉3では通常運転中に発電所内全部の機器の停止が発生した場合、復水器16に蒸気を入れられないことからボイラ給水ポンプ7もトリップし、火炉3
    の給水が止まることになり火炉3、ガスタービン4は停止する。 そのとき、BMに触れている火炉3、蒸発器9、過熱器11は焼損を避けるために冷却する必要がある。 つまり、給水停止後約1分以内に定格の約10〜2
    0%の給水量を確保し、かつ、火炉3、蒸発器9で蒸気を発生させて冷却を行うとともに、その発生蒸気を大気放出弁12を開くことにより過熱器11に通気して、これを冷却し、焼損を防ぐ必要がある。

    【0015】非常時の給水装置は次のような給水を蒸発器9に行う。 (1)まず、火炉3より高い位置に配置した非常用温水タンク39から蒸発器9に供給する。 これについては図2で詳細に説明する。 (2)純水タンク27から非常用給水ポンプ28により非常用給水弁35と排ガス熱交換器5を経由して給水管8から火炉の蒸発器9に給水する。

    【0016】上記(1)の非常用温水タンク39から蒸発器9に供給する非常時の給水系統は図2に詳細に記載する。 非常時用のポンプ28等は所内停電時等の非常時に直ぐには立ち上がらないが、弁40は非常時に即座に作動して開放するので、まず、非常用温水タンク39には該タンク39内の温水が弁40を介して蒸発器9に注水されてすぐに蒸発して蒸気を作り出してこれを冷却し、さらに、その蒸気で過熱管11を冷却できる。 そのために非常用温水タンク39内の貯水は蒸気圧力の飽和温度近く((飽和温度)−(10〜30℃))まで電熱ヒータ42とその制御装置43で常に加熱して置く。 また、非常用温水タンク39は火炉3の蒸発器9より約2
    0m程度上方に設置して、供給用温水の静水頭を確保する。 こうして、蒸発器9への注水圧力を約2kg/cm
    2とすることができる。 また、ボイラの非常停止時には温水タンク39の空塔部と気水分離器10との空塔部をつなぐ配管41に設けられる均等弁44が開放し、温水の蒸発器9への注水を円滑化する。 なお、平常時には弁40、44は閉鎖している。

    【0017】このように本実施例では非常用温水タンク39は火炉3の蒸発器9より約20m程度上方に設置して、供給用温水の静水頭を確保するので、従来技術のような高圧設計(約250kg/cm 2 )の窒素ガスタンクを設ける必要が無くなる。 なお、非常時には気水分離器10内の水を非常時用の給水ポンプ29から蒸発器9
    に供給することもできる。 また、ボイラの非常停止時には火炉3内のBMを抜き出す必要があるが、図1に示すようにBM抜出弁31を経てBM冷却器19にBMを抜き出し、ここでBMを冷却した後、均圧ホッパ20とB
    M抜出ホッパ21に送る。 このBM冷却用の給水はBM
    冷却水ポンプ22から非常時用のポンプ23により、弁34を経てBM冷却器19に送る。 また、BM冷却器1
    9には純水タンク27からの冷却水も弁30を経由して給水される。 上記構成において、非常用の駆動源であるポンプ23、28、29は別途設置される所内非常用ディーゼル発電機等により電源供給を受ける。

    【0018】

    【発明の効果】本発明によれば、加圧流動層ボイラへの非常用給水タンクを加圧するための窒素ガスタンクおよび窒素ガス供給装置が削減できるので、設備費およびメンテナンス費用、点検範囲を削減できる効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明の実施例の加圧流動層ボイラへの非常用給水装置の系統図である。

    【図2】 図1の非常用温水タンク部分の詳細図である。

    【図3】 従来技術の加圧流動層ボイラの給水装置を含む系統図である。

    【図4】 従来技術の流動層ボイラの給水装置を含む系統図である。

    【符号の説明】

    2…圧力容器、3…流動層火炉、4…ガスタービン、9
    …蒸発器、10…気水分離器、11…過熱管、14…蒸気タービン、19…BM冷却器、27…純水タンク、3
    9…非常用温水タンク、42…電熱ヒータ

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