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Pressurized fluidized bed boiler-compound power plant and operating method thereof

阅读:893发布:2021-03-14

专利汇可以提供Pressurized fluidized bed boiler-compound power plant and operating method thereof专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To provide constitution and operating method capable of improving operability of a plant by relieving or avoiding various troubles generated at the time of load-dropping which corresponds to the generation of abnormalities in the pressurized fluidized bed boiler-compound power plant CONSTITUTION:In a pressurized fluidized bed boiler-compound power plant which is a combination of gas turbine equipment 2, 3, 4, steam turbine equipment 38, 41, 42, 43, and a pressurized fluidized bed boiler 40, boiler-combustion gas in a pipeline for introducing the air in a pressure vessel 53 to the inlet of an exhaust heat recovery heat exchanger 32 and at the outlet of a precision dust removing device 27 is introduced into the inlet of the exhaust heat recovery heat exchanger 32 while bypassing the gas turbine equipment 3. The combustion gas is joined to the bypass-air from the pressure vessel 53 to be cooled to stably reduce the pressure in the pressure vessel 53, and thereby the danger of surging of a compressor 2 caused by throttling the amount of air delivered from the compressor 2 is avoided. In order to relieve unbalance of the heat transfer part due to abrupt change in the amount of boiler-feed water at the time when an abnormality is generated in a plant, a cooling pump 35 and a pressurized hot water tank 8 are provided for emergencies.,下面是Pressurized fluidized bed boiler-compound power plant and operating method thereof专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 加圧流動床ボイラと、該加圧流動床ボイラへの燃料供給設備と、前記加圧流動床ボイラの燃焼排気ガスで駆動されるガスタービンと、前記加圧流動床ボイラで発生した蒸気により駆動される蒸気タービンと、
    前記ガスタービーンにより駆動され前記加圧流動床ボイラへ燃焼用空気を供給する空気圧縮機と、前記ガスタービン出口部の排気ガスにより前記加圧流動床ボイラへの供給水を加熱する排熱回収熱交換器と、前記ガスタービンおよび蒸気タービンにより駆動される発電機とにより構成される加圧流動床ボイラ複合発電プラントにおいて、前記加圧流動床ボイラの圧力容器から前記ガスタービンの排気ダクトに連絡される圧力容器空気バイパス系統を設けると共に、前記加圧流動床ボイラ火炉から前記ガスタービンに至る排気ガス系統をバイパスして前記ガスタービンの排気ダクトに連絡される火炉排気ガスバイパス系統を設け、プラントの急激な負荷降下変化に際し、前記圧力容器バイパス系統内を通過するバイパス空気量、および火炉排気ガスバイパス系統内を通過するバイパス排気ガス流量、並びに燃料供給設備の燃料および圧縮機処理空気流量を段階的に制御し、空気・ガス系統の圧力・流量を規定範囲内に制御する機能を具備させたことを特徴とする加圧流動床ボイラ複合発電プラント。
  • 【請求項2】 請求項1に記載の加圧流動床ボイラ複合発電プラントにおいて、プラントの急激な負荷下降変化に際し、前記空気・ガス系のプロセス状態量の段階制御により発生する加圧流動床ボイラでの水・蒸気系出熱と規定蒸気条件(圧力・温度)およびボイラ給水条件(圧力・温度)により定まる必要ボイラ給水量を制御する機能を具備させたことを特徴とする加圧流動床ボイラ複合発電プラント。
  • 【請求項3】 請求項1または2に記載の加圧流動床ボイラ複合発電プラントにおいて、加圧流動床ボイラで発生した蒸気を復水器に逃す蒸気タービンバイパス系統を設け、プラントの急激な負荷降下変化に際し、空気・ガス系のプロセス状態量の段階制御により加圧流動床ボイラで発生する蒸気と目標絞り込み負荷相当蒸気量との偏差を前記蒸気タービンバイパス系統を介して復水器にバイパスさせ、蒸気系統の圧力・流量を規定範囲内に制御する機能を具備させたことを特徴とする加圧流動床ボイラ複合発電プラント。
  • 【請求項4】 請求項1または2に記載の加圧流動床ボイラ複合発電プラントにおいて、プラントの急激な負荷降下変化に際し、前記空気・ガス系のプロセス状態量の段階制御により外乱が加えられる加圧流動床ボイラの火炉内流動燃焼を規定安定燃焼範囲内に制御する機能を具備させたことを特徴とする加圧流動床ボイラ複合発電プラント。
  • 【請求項5】 請求項1または2に記載の加圧流動床ボイラ複合発電プラントにおいて、プラントの急激な負荷降下変化に際し、圧力容器空気バイパス系統のバイパス空気・火炉排気ガスバイパス系統のバイパス排ガスの少なくとも一つをガスタービンの排気ダクト部に導入し、
    ガスタービン出口排気ガスと混合することによりいずれかを冷却し、更に排熱回収熱交換器部のボイラ給水で冷却することを特徴とする加圧流動床ボイラ複合発電プラント。
  • 【請求項6】 請求項1または2に記載の加圧流動床ボイラ複合発電プラントにおいて、加圧流動床ボイラの気水分離器に非常用加圧温水タンクを含む加圧温水供給設備を連結し、プラントの急激な負荷降下変化に際し、加圧流動床ボイラの気水分離器中に前記加圧温水供給設備からの冷却水を注入し、加圧流動床ボイラ内の蒸気蒸発部および蒸気過熱部の伝熱管メタル温度を許容範囲内に制御する機能を具備させたことを特徴とする加圧流動床ボイラ複合発電プラント。
  • 【請求項7】 請求項1または2に記載の加圧流動床ボイラ複合発電プラントにおいて、排熱回収熱交換器に設置されている脱気器出口の降水管に非常用冷却水タンクおよび同ポンプを含む冷却水注入系統設備を連結し、プラントの急激な負荷降下変化に際し、排熱回収熱交換器中に前記冷却水注入系統設備からの冷却水を注入し、排熱回収熱交換器の給水加熱部の伝熱管メタル温度を許容範囲内に制御する機能を具備させたことを特徴とする加圧流動床ボイラ複合発電プラント。
  • 【請求項8】 請求項1または2に記載の加圧流動床ボイラ複合発電プラントにおいて、プラントの急激な負荷降下変化に際し、前記空気・ガス系のプロセス状態量を段階制御し、圧縮機の動力に対しガスタービンの出力を減少させ、ガスタービンを発電運転からモータ運転に切り替えることを特徴とする加圧流動床ボイラ複合発電プラントの運転方法。
  • 【請求項9】 請求項1または2に記載の加圧流動床ボイラ複合発電プラントにおいて、プラントの急激な負荷降下変化に際し、前記空気・ガス系のプロセス状態量を段階制御し、ガスタービン発電機は負荷降下信号によりモータ運転とし、目標プラント負荷は高圧蒸気タービン及び中圧蒸気タービンの主蒸気及び再熱蒸気加減弁制御及びボイラ発生蒸気のタービンバイパス運転により達成することを特徴とする加圧流動床ボイラ複合発電プラントの運転方法。
  • 【請求項10】 請求項1または2に記載の加圧流動床ボイラ複合発電プラントにおいて、プラントの急激な負荷降下変化に際し、目標プラント負荷への降下の際のプロセス状態値制御の因果関係を下記としたこと特徴とする加圧流動床ボイラ複合発電プラントの運転方法。 1. 蒸気タービン系:蒸気系のプロセス状態量については、蒸気タービン入り口の主蒸気及び再熱蒸気絞り制御を先行して行い、同時にボイラ発生蒸気量と目標絞り込み負荷相当蒸気量との偏差をタービンバイパス運転にて復水器に逃がすバイパス制御とする。 2. 加圧流動床ボイラ部での燃焼系:加圧流動床ボイラ部での燃焼を司る空気、燃料系のプロセス状態量は、負荷降下と同時に蒸気系の先行制御に対し独立に段階絞り制御とする。 3. 給水系:給水系のプロセス状態量については、加圧流動床ボイラ部での燃焼系の絞り量により決まる加圧流動床ボイラ部での水・蒸気系出熱に応じ状態量を制御する。 4. ガスタービン系:圧縮機が設置されている空気系とガスタービンが設置されているガス系のプロセス状態量は、前記蒸気タービン系、加圧流動床ボイラ部での燃焼系、給水系の状態量と独立に段階絞り制御とする。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、加圧流動床ボイラ複合発電プラント、特に、通常負荷降下時に於ては該加圧流動床ボイラ複合発電プラントを構成する機器が損傷なく制御範囲内で負荷降下運転ができ、また、異常負荷降下運転時に於ても安定したプラントの運転を行なうことができる加圧流動床ボイラ複合発電プラントおよびその運転方法に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】コンバインドプラントは主としてガスタービン・蒸気タービン・排熱回収ボイラによって構成されており、ガスタービンからの排ガスにより排熱回収ボイラで発生させた蒸気で蒸気タービンを駆動する方式であった。 このコンバインドプラントにおいて、ガスタービンの燃焼器を兼ねた加圧流動床ボイラを用いたものを加圧流動床ボイラ複合発電プラント(以下、PFBCコンバインドプラントという)と称している。

    【0003】図1は従来のPFBCコンバインドプラントの全体系統構成を示している。 本プラントにおいて全負荷運転を行なう場合は、ガスタービン圧縮機2によって昇圧された吐出空気の全量を圧縮機出口弁5およびアフタークーラー8を介して加圧流動床ボイラ40へ導き、燃料供給ポンプ9を介して投入された燃料である石炭を加圧流動層下で燃焼させ、その燃焼ガスを粗脱塵装置26および精密脱塵装置27で集塵した後ガスタービン入口弁7を介してガスタービン3に供給し、圧縮機2
    およびガスタービン発電機4を駆動する。 54はガスタービン出口排気ダクトである。 一方、蒸気は、加圧流動床ボイラ40およびガスタービン3の排ガスより排熱回収熱交換器32で熱回収することによって発生させ、その蒸気を主蒸気入口弁14および再熱蒸気入口弁16を介して高圧蒸気タービン41および中圧蒸気タービン4
    2に供給して仕事を行なわせる。 なお、図1において、
    43は低圧蒸気タービン、39は蒸気タービン発電機、
    38は復器、37は煙突、34は排熱回収熱交換器に設置された脱気器、33は同じくボイラ給水ポンプ、5
    3は加圧流動床ボイラの圧容器、52は火炉、51は節炭器、11は蒸発器、12は気水分離器、13は過熱器、15は再熱器である。

    【0004】前記PFBCコンバインドプラントにおいて、負荷変化時には、ガスタービン圧縮機2の回転数を変化させることによって吐出空気流量および加圧流動床ボイラ40内の圧力を可変とし、プラントの負荷変化に対応するものとしているが、従来は、急激な負荷変化時の過渡的な特性上の問題点(制約条件)の緩和もしくは回避に対する手段あるいは制約要素を持っていないため、急激な負荷変化時の過渡的な特性について制御することは困難であった。

    【0005】次に、その詳細な理由を図3および図4を用いて説明する。

    【0006】PFBCコンバインドプラントの負荷制御は、図3に示す如く、層高制御によりボイラ熱負荷を制御し、プラント負荷を制御している。 なお、層高は燃焼用空気と燃焼用石炭、石灰石の混合した流動媒体によって形成されている。 従って、層高制御することは燃焼用空気流量と石炭、石灰石の混合した流動媒体を制御することである。

    【0007】従来のPFBCコンバインドプラントに於ては、通常負荷降下変化時には、燃焼用空気流量及び石炭、石灰石の混合した流動媒体を当該負荷から絞り込む際、下記制限により負荷変化率を低く抑さえる必要があった。 また、異常負荷降下変化(負荷ランバック運転、
    ファーストカットバック運転)時に必要とされる負荷変化率(100%/分、若しくは瞬時負荷降下)に対応出来ず、主要補機トリップ時の負荷ランバック運転や、送電事故の所内単独運転(ファーストカットバック運転)
    は困難で、トリップ運転(当該負荷からの瞬時負荷遮断運転)となっていた。

    【0008】負荷降下時の制限を下記する。

    【0009】1. 加圧流動床ボイラの燃焼用空気は圧縮機で加圧昇温された空気が圧縮機/ボイラ連絡管を通りボイラ圧力容器に蓄積され、燃焼場である火炉に供給される。 また、燃焼ガスは、粗脱塵装置、精密脱塵装置を通り、ボイラ/ガスタービン連絡管を通り、ガスタービンに導かれる。 ここで圧縮機吐出圧力(若しくは圧力比)に着目すると、この圧力はガスタービン入口圧力によって決定される。

    【0010】式(A)にガスタービン入口圧力の式を、
    式(B)に圧縮機吐出圧力の式を示す。

    【0011】

    【数1】

    【0012】P T :ガスタービン入口ガス圧力 φ :ガスタービン入口部流量係数 G T :ガスタービン入口ガス量 T T :ガスタービン入口ガス温度

    【0013】

    【数2】

    【0014】P C :圧縮機吐出圧力 ΔP 1 :圧縮機吐出〜ボイラ〜ガスタービン間圧力損失 式(B)に式(A)を代入すると式(C)となり圧縮機吐出圧力は、ガスタービン入口ガス量と入口ガス温度の積に、圧縮機吐出〜ボイラ〜ガスタービン間圧力損失を加えたものとなる。

    【0015】

    【数3】

    【0016】ここで、負荷降下時の圧縮機運転状態をみると、図4に示すように、圧縮機通過流量は減少し、修正流量が左側(減少方向)に移行するのに対し、圧縮機圧力比(圧縮機吐出圧力/圧縮機入口圧力)は、式(C)のGの変化がボイラ内圧力容器の空気の蓄積量分遅れる為、圧縮機通過流量の減少に対して遅れて通従する。 従って、規定負荷降下変化率以上では圧縮機を通過する空気流量の単位時間当りの減少割合に対し圧縮機吐出圧力の単位時間当りの減少割合が小さく、サージング域に突入し、機械的損傷を引き起こす危険性がある。

    【0017】2. また、流動燃焼を安定に維持する要素として空塔速度があるが、この空塔速度は、下記式(D)で表すことができる。

    【0018】

    【数4】

    【0019】V :空塔速度 P T :ガスタービン入口ガス圧力 T T :ガスタービン入口ガス温度 φ :ガスタービン入口部流量係数 R :ガス定数 T F :流動層平均温度 P F :流動層圧力 P F =P T +ΔP 2 ΔP 2 :流動床ボイラ〜ガスタービン間圧力損失 S :火炉断面積 ここで、式(D)のPTに着目すると、1項での説明の如く、負荷降下変化時のガスタービン入口圧力は圧力容器内の空気の蓄積量分圧力減少が遅れる。

    【0020】一方、ガスタービン入口ガス温度T Tは、
    流動層平均温度一定の状態で負荷降下変化時に層高が低下し、層外露出伝熱管による対流熱伝達等により水・蒸気系に熱回収され低下する。 従って、空塔速度は負荷変化前に比べ増大し灰の飛散等を引き起こし流動燃焼の不安定化につながる。

    【0021】3. 負荷降下変化時の圧縮機動力とガスタービン出力のバランスに着目すると、負荷降下変化時圧縮機を通過する空気量は、負荷変化率と同様の変化率で低下するが、ガスタービンを通過するガス量は、加圧流動床ボイラの圧力容器内に蓄積された空気が所定内圧に低下するまで火炉を通して流入する為、ガス量低下率は圧縮機通過空気量低下率に比べ小さい。 従って、規定負荷降下変化率以上では、圧縮機の動力減少率に比べガスタービン出力減少率は小さく、目標負荷に対し、ガスタービン発電端出力はオーバーシュートする。 図5に目標負荷とオーバーシュートの関係を示す。

    【0022】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の如きPFBCコンバインドプラントのもつ問題点を改善し、
    通常負荷降下変化(高負荷変化率変化)及び異常負荷降下変化時において発生する下記のごとき各種制約条件(課題)による機械的損傷、燃焼反応の不安定化及び負荷変化速度の抑制の回避をおこない得るPFBCコンバインドプラントおよびその運転方法を提供することを目的とする。

    【0023】1. 圧縮機吐出風量の急激な絞り込みによる圧縮機サージング 2. 急激な負荷変化による流動燃焼の不安定化 3. ガスタービン出力変化時のオーバーシュート

    【0024】

    【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するために、通常負荷降下変化(高負荷変化率変化)及び異常負荷降下変化(負荷ランバック運転、所内単独運転)の際に、負荷変化前負荷から当該ボイラ熱負荷(流動燃焼がスランプ変化しても安定に維持できる負荷)迄は、圧縮機通過空気流量は負荷変化前の状態の空気流量を流し、加圧流動床ボイラ40部の火炉52を流れる燃焼ガス量は、燃料供給系統設備の燃料流量を絞り込み、且つ、加圧流動床ボイラ40の圧力容器内空気を該ガスタービン3出口部の排気ダクト部にバイパスし、火炉52
    への流入空気量を減少させ総じて減少させる。 また、ガスタービン入り口ガス量は、前記の減少した火炉出口燃焼ガスを更に精密脱塵装置27出口部より該ガスタービン3出口部の排気ダクト部にバイパスすることにより減少させ、ガスタービン3に導く。 このガスタービン入り口ガスの温度は、火炉内燃焼用空気流量と燃料流量が減少し、部分負荷となるため低下する。 (部分負荷時には、流動層出口燃焼ガスの温度が、層上部露出伝熱管部に於ける対流熱伝達等により、水、蒸気側に熱回収されて低下するため、ガスタービン入り口ガス温度が低下する。)次に、当該ボイラ熱負荷から目標プラント負荷迄は、圧縮機通過空気流量を絞り込み、同時に燃料流量、
    圧力容器内空気バイパス量、火炉出口燃焼バイパス量の絞り込み操作をする。 この様に、通常負荷降下変化(高負荷変化率変化)及び異常負荷降下変化(負荷ランバック運転、所内単独運転)時に、過渡的な空気・ガス系の圧力、流量変化に関して、圧力容器内空気バイパス系統のバイパス空気流量、火炉排気ガスバイパス系統のバイパス排ガス流量、該燃料供給設備の燃料流量及び圧縮機処理空気量を段階的に制御し、該系統の圧力、流量を規定範囲内に制御する。

    【0025】また、加圧流動床ボイラ、蒸気タービン、
    給水設備により構成される水・蒸気系統の通常負荷降下変化(高負荷変化率変化)、異常負荷降下変化時に於ける過渡的な水・蒸気系の圧力、流量変化に関して、圧力容器内空気バイパス系統のバイパス空気流量、火炉排気ガスバイパス系統のバイパス排ガス流量、燃料供給設備の燃料流量、圧縮機処理空気流量を段階的に制御し、前記制御により加圧流動床ボイラで発生する蒸気と目標絞り込み負荷相当蒸気量との偏差を蒸気バイパス系統のバイパス蒸気流量を制御することにより、該系統の圧力、
    流量を規定範囲内に制御する。

    【0026】また、加圧流動床ボイラ内の火炉内流動燃焼の通常負荷降下変化(高負荷変化率変化)、異常負荷降下変化時に於ける過渡的な流動燃焼に関して、圧力容器内空気バイパス系統のバイパス空気流量、火炉排気ガスバイパス系統のバイパス排ガス流量、燃料供給設備の燃料流量、圧縮機処理空気流量を段階的に制御し、前記制御により加圧流動床ボイラの火炉内流動燃焼を規定安定燃焼範囲内に制御する。

    【0027】また、空気圧縮機2、加圧流動床ボイラ4
    0及びガスタービン3により構成される空気・ガス系統の通常負荷降下変化(高負荷変化率変化)、異常負荷降下変化時に於ける過渡的な空気・ガス系の温度変化に関して、圧力容器内空気バイパス系統のバイパス空気、火炉排気ガスバイパス系統のバイパス排ガスの少なくとも一つをガスタービン3出口部の排気ダクト部に導入し、
    ガスタービン3出口排気ガスと混合することによりいずれかを冷却し、更に、排熱回収熱交換機32部のボイラ給水で冷却する。

    【0028】

    【作用】本発明によれば、以下述べるように前記制限を回避でき、運用性の向上を図ることが出来る。

    【0029】当該プラント負荷から目標プラント負荷まで負荷降下させる場合、圧縮機通過空気流量は当該ボイラ熱負荷(流動燃焼が安定に維持できる負荷)までは、
    当該プラント負荷時空気流量を維持する。

    【0030】一方、加圧流動床ボイラの圧力容器内空気をガスタービン出口の排気ダクト部にバイパスすると共に燃料流量を空気のバイパス量に比例して減少させ、ボイラ熱負荷を低下させる。

    【0031】また、火炉出口燃焼ガスは、粗脱塵装置、
    精密脱塵装置を介してガスタービン出口の排気ダクト部にバイパスし、ガスタービン入口ガス量を制御する。 この一連の動作を行うことにより、圧縮機は流量変化が少なく吐出圧力が低下する為、サージ領域から外れた領域を運転することになる。 また、負荷降下時のガスタービン発電端出力のオーバーシュートに対しても、圧縮機通過空気量を当該ボイラ熱負荷まで維持し、ガスタービン入口ガス量を圧力容器内空気バイパス及び火炉出口燃焼ガスバイパス量制御により減少させることにより回避することが出来る。 また、火炉内流動層空塔速度に関しても、圧力内空気バイパス及び火炉出口燃焼ガスバイパス量を制御することにより安定燃焼状態維持可能速度に保持することが可能となる。

    【0032】なお、当該ボイラ熱負荷から目標プラント負荷までは、圧縮機通過空気流量を絞り込み、同時に燃料流量、圧力容器内空気バイパス量、火炉出口燃焼ガスバイパス量を絞り込み、目標負荷で空気・ガス及び燃料系の状態量を整定させる。 上記一連の動作の際、空気・
    ガス及び燃料系によって投入されるエネルギにより発生する水・蒸気系の負荷と目標負荷の偏差をタービンバイパス運転にて余剰蒸気を復水器38に逃がし、目標負荷到達まで制御を行うことによって高負荷変化率での負荷降下運転を可能とする。 この際、ガスタービン系は発電機をモータ運転に切替え、ボイラ供給空気量制御を行い、負荷制御は蒸気タービン系のみで行う。

    【0033】

    【実施例】図2に本発明の一実施例を示す。

    【0034】その構成は、空気・ガス系に関しては従来の系統構成(図1)に追加系統として、加圧流動床ボイラ40の圧力容器53からガスタービン3の出口部の排気ダクト部に連絡される圧力容器空気バイパス系統(圧力容器内空気バイパス弁20を介して圧力容器内バイパス管31を通りガスタービン3の出口側に設置されるガスタービン排気ダクトサイレンサ47の下流に加圧流動床ボイラ40の圧力容器53内空気をバイパスさせる系統)を具備し、通常負荷降下変化(高負荷変化率変化)
    時及び異常負荷変化時に加圧流動床ボイラ40の圧力容器53内の空気を圧力容器空気バイパス系統を使用し、
    ガスタービン3の出口部の排気ダクト54とバイパス系統取合部の上流に位置する火炉燃焼ガス/圧力容器空気混合部55に導き、また、加圧流動床ボイラ40の火炉52出口部から燃焼ガスが粗脱塵装置26及び精密脱塵装置27を通り、ガスタービン3入口部に連絡される加圧流動床ボイラ排気系統設備の精密脱塵装置27出口部からガスタービンバイパス弁前弁22を介してガスタービン3の出口部の排気ダクト54部に連絡される火炉排気ガスバイパス系統を具備し、通常負荷降下変化(高負荷変化率変化)時及び異常負荷降下変化時に加圧流動床ボイラ40の火炉52の燃焼ガスを火炉排気ガスバイパス系統を使用し、ガスタービン3の出口部の排気ガスと該バイパス系統取合部の上流に位置する火炉燃焼ガス/
    圧力容器空気混合部55に導き、前記圧力容器空気バイパス系統を通って導かれた空気と混合し、火炉燃焼ガスを減温した後ガスタービン3の出口部の排気ダクト54
    部に放風する系統とする。 また、水・蒸気系に関しては、空気・ガス系の段階制御時に加圧流動床ボイラ40
    で発生する蒸気と目標絞り込み負荷相当蒸気量との偏差を復水器38に逃がす蒸気タービンバイパス系統として、低圧タービンバイパス弁18、高圧タービンバイパス弁49、過熱器バイパス弁19、過熱器バイパス蒸気減温装置56、高圧タービンバイパス蒸気減温装置5
    7、低圧タービンバイパス蒸気減温装置58、及び蒸気、冷却水の導管を備えた系統とする。 さらに加圧流動床ボイラ40内の蒸気蒸発部11及び蒸気過熱部13並びに給水加熱部51の伝熱管保護用として、非常用加圧温水タンク28、非常用加圧温水タンク出口弁29及び導管を具備し、また、排熱回収熱交換器32部の給水加熱部の伝熱管保護用として、非常用冷却水タンク50、
    非常用冷却水ポンプ35及び非常用冷却水ポンプ出口弁36及び導管を備える。 なお、本発明により追加された系統を図2において太線で示す。

    【0035】この系統構成において、下記の様な異常時及び高負荷変化率での負荷降下運転に対応する運転方法についてそれぞれ説明する。

    【0036】負荷ランバック運転 通常運転中に給・復水系補機故障等が発生した場合に、
    プラント負荷を任意の負荷まで安定に降下させる方法。
    (図6〜図7に運転パターン図を示す。) 1. 空気・ガス系 (1)ランバックと同時に圧力容器内空気バイパス弁2
    0を開し、圧力容器内空気バイパス調節弁21にて10
    0%風量の内任意の量をガスタービン3の出口へ逃がす。 次に、精密脱塵装置27出口圧力が圧力容器内空気バイパス弁20の上流部圧力に対し規定圧力(燃焼ガスが流れる圧力)になったらガスタービンバイパス弁前弁22、後弁24を開し、ガスタービンバイパス調節弁2
    5にて100%風量の内任意の量をガスタービン3の出口へ逃がす。 結果的に任意のガス量がガスタービン3出口へバイパスされる。

    【0037】(2)この状態において、圧縮機吐出圧力は風量100%に対しバイパス弁20、21、22、2
    4、25を開放している分低くなっている。 次に、圧縮機吐出圧力が低い状態で圧縮機入口案内翼1及びダンパ弁44にて風量を絞り込み、任意のプラント負荷相当の圧縮機吐出風量まで絞り込む。 この時、風量は一定状態で圧力が低下しているため、圧縮機入口案内翼1を絞り込んでもサージングの危険性は回避される。 また、圧縮機2の動力減少率に比べガスタービン3出力の減少率が大きいため、ガスタービン発電端出力のオーバーシュートは回避される。

    【0038】2. 水・蒸気系/燃料供給系 (1)補機故障等の異常発生と同時に、主蒸気入口弁1
    4、再熱蒸気入口弁16を目標絞り込み負荷まで高負荷変化率で絞り込み、更に、過熱器バイパス弁19、高圧タービンバイパス弁49及び低圧タービンバイパス弁1
    8を開することにより、ボイラ発生蒸気と目標絞り込み負荷相当蒸気量との偏差分をタービンバイパスして、復水器38へ放出し、該系統の圧力、流量を規定範囲内に制御する。

    【0039】また、給・復水系の補機故障により給水流量が急激に減少したことによる伝熱部のアンバランスを緩和するため、非常用加圧温水タンク出口弁29を開して気水分離器12に温水をスプレーする。 さらに非常用冷却水ポンプ35を起動し、非常用冷却水ポンプ出口弁36を開することにより、排熱回収熱交換器伝熱部のアンバランスを緩和する。

    【0040】(2)PFBCボイラ40は、圧力容器内空気バイパス弁20及び圧力容器内空気バイパス調節弁21開により層高を流動燃焼が安定に維持できる高さまで降下させ、燃料供給量(給炭量)も同層高時流量まで絞る。 その後さらに空気量の減少と共に目標絞り込み負荷相当熱負荷まで燃料供給量(給炭量)を絞り、整定させる。

    【0041】所内単独運転 プラント運転中に外線事故等が発生した場合、所内単独負荷移行運転を行い、プラント負荷を所内単独負荷まで安定に降下させる方法。 (図8〜図9に運転パターン図を示す。) 1. 空気・ガス系 (1)所内単独負荷移行開始と同時に圧力容器内空気バイパス弁20を開し、圧力容器内空気バイパス調節弁2
    1にて100%風量の内任意の量をガスタービン3出口へ逃がす。 次に、精密脱塵装置27の出口圧力が圧力容器内空気バイパス弁20の上流部圧力に対し規定圧力(燃焼ガスが流れる圧力)になったらガスタービンバイパス弁前22、後弁24を開し、ガスタービンバイパス調節弁25にて100%風量の内任意の量をガスタービン3の出口へ逃がす。 結果的にガス量がガスタービン3
    出口へバイパスされる。

    【0042】(2)この状態において、圧縮機吐出圧力は風量100%に対しバイパス弁20、21、22、2
    4、25を開放している分低くなっている。 次に圧縮機吐出圧力が低い状態で圧縮機入口案内翼1及びダンパ弁44にて風量を絞り込み、所内単独負荷相当の圧縮器吐出風量まで絞り込む。 この時、風量は一定状態で圧力が低下しているため、圧縮器入口案内翼を絞り込んでもサージングの危険性は回避される。 また、圧縮機2の動力減少率に比べガスタービン3出力の減少率が大きいため、ガスタービン発電端出力のオーバーシュートは回避される。

    【0043】2. 水・蒸気系/燃料供給系 (1)負荷ランバック運転時と同様に、過熱器バイパス弁19、高圧タービンバイパス弁49及び低圧タービンバイパス弁18を開し、ボイラ発生蒸気と所内単独負荷相当蒸気量との偏差分をタービンバイパスして復水器3
    8へ放出し、該系統の圧力、流量を規定範囲内に制御する。

    【0044】(2)PFBCボイラ40は、所内単独負荷移行と同時に圧力容器内空気バイパス弁20及び圧力容器内空気バイパス調節弁21開により層高を流動燃焼が安定に維持できる高さまで降下させ、燃料供給量(給炭量)も同層高時流量まで絞る。 その後さらに空気量の減少と共に所内単独負荷相当熱負荷まで燃料供給量(給炭量)を絞り、整定させる。

    【0045】通常負荷変化時 プラント運転中に高負荷変化率で負荷降下運転をさせる方法。 (図10〜図11に運転パターン図を示す。) 1. 空気・ガス系 (1)当該負荷から目標負荷までプラント負荷を高負荷変化率で負荷降下運転を行う場合には、圧力容器内空気バイパス弁20を開し、圧力容器内空気バイパス調節弁21にて当該負荷時風量の内任意の風量をガスタービン3の出口へ逃がす。 次に、精密脱塵装置27の出口圧力が圧力容器内空気バイパス弁20の上流部圧力に対し規定圧力(燃焼ガスが流れる圧力)になったらガスタービンバイパス弁前弁22、後弁24を開し、ガスタービンバイパス調節弁25にて当該負荷時風量の内任意の量をガスタービン3の出口に逃がす。 結果的に任意のガス量がガスタービン3の出口へバイパスされる。

    【0046】(2)この状態において、圧縮機吐出圧力は風量を当該負荷時風量に保持した状態でバイパス弁2
    0、21、22、24、25を開放している分低くなっている。 次に、圧縮機吐出圧力が低い状態で圧縮機入口案内翼1及びダンバ弁44にて風量を絞り込み、目標プラント負荷相当の圧縮機吐出風量まで絞り込む。 この時、風量は一定状態で圧力が低下している為、圧縮器入口案内翼を絞り込んでもサージナグの危険性は回避される。 また、圧縮機の動力減少率に比べ、タービン出力の減少率が大きい為、ガスタービン発電端出力のオーバーシュートは回避される。

    【0047】2. 水・蒸気系/燃料供給系 (1)負荷ランバック運転時と同様に、主蒸気入口弁1
    4、再熱蒸気入口弁16を目標負荷まで高変化率で絞り込み、更に過熱器バイパス弁19、高圧タービンバイパス弁49及び低圧タービンバイパス弁18を開し、ボイラ発生蒸気と目標負荷相当蒸気量との偏差をタービンバイパスして復水器38へ放出し、該系統の圧力、流量を規定範囲内に制御する。

    【0048】(2)PFBCボイラ40は、圧力容器内空気バイパス弁20及び圧力容器内空気バイパス調節弁21開により層高を流動燃焼が安定に維持できる高さまで降下させ、燃料供給(給炭量)も同層高時流量まで絞る。 その後、更に空気量の減少と共に目標負荷相当熱負荷まで燃料供給量(給炭量)を絞り整定させる。 プラントトリッププラント運転中に重要機器の故障等が発生した場合にプラントトリップ動作を行い、プラントを安全に停止させる方法。 (図12〜図13に運転パターン図を示す。) 1. 空気・ガス系 (1)プラントトリップ移行開始と同時に圧縮空気バイパス弁6を開し、次に圧縮機出口弁5、ガスタービン入口弁7を全閉にし、加圧流動床ボイラ40と圧縮機2、
    ガスタービン3を隔離する。 次に、圧力容器内空気バイパス弁20を開し、圧力容器内空気バイパス調節弁21
    にて当該負荷時風量の内任意の風量をガスタービン3の出口へ逃がす。 次に、精密脱塵装置27の出口圧力が圧力容器内空気バイパス弁20の上流部圧力に対し規定圧力(燃焼ガスが流れる圧力)になったらガスタービンバイパス弁前弁22、後弁24を開し、ガスタービンバイパス調節弁25にて当該負荷時風量の内任意の量をガスタービン3の出口に逃がす。

    【0049】(2)この状態において、ガスタービン発電機4は発電運転からモータ運転に切替え、圧縮機2により送風を継続させる。

    【0050】2. 水・蒸気系/燃料供給系 (1)補機故障等の異常発生と同時に、主蒸気入口弁1
    4、再熱蒸気入口弁16は瞬時遮断する。 また、過熱器バイパス弁19、高圧タービンバイパス弁49及び低圧タービンバイパス弁18を開し、加圧流動床ボイラ内の残炭燃焼による発生蒸気を蒸気タービン41、42をバイパスして、復水器38へ放出し、該系統の圧力、流量を規定範囲内に制御し、機器の損傷を防止する。

    【0051】また、給水流量が急激に減少した場合には、伝熱部のアンバランスを緩和するため、非常用加圧温水タンク出口弁29を全開して気水分離器12に温水をスプレーする。 更に、非常用冷却水ポンプ35を起動し、非常用冷却水ポンプ出口弁36を開することにより、排熱回収熱交換器32の伝熱部のアンバランスを緩和する。

    【0052】(2)加圧流動床ボイラ40は、プラントトリップ動作移行と同時に圧縮機バイパス弁6を開し、
    次に圧縮機出口弁5、ガスタービン入口弁7を全閉にし、加圧流動床ボイラ40と圧縮機と、ガスタービン3
    を隔離すると共に燃料遮断を行う。 次に、圧力容器内空気バイパス弁20、圧力容器内空気バイパス調節弁2
    1、ガスタービンバイパス前弁22、後弁24並びにガスタービンバイパス調節弁25開により残炭燃焼が継続するが、この際伝熱管メタル温度の上昇を抑制する為、
    加圧温水タンク28による気水分離器12への温水スプレー及び非常用冷却水ポンプ35による冷却水通水を継続しておく。

    【0053】

    【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、P
    FBCコンバインドプラントの通常負荷降下変化(高負荷変化率変化)及び異常負荷降下変化時に於て発生する下記のごとき各種抑制条件(課題)による機械的損傷、
    燃焼反応の不安定化及び負荷変化速度の制約の回避を行い、運用性の向上を図ることができる。

    【0054】1. 圧縮機吐出風量の急激な絞り込みによる圧縮機サージング 2. 急激な負荷変化による流動燃焼の不安定化 3. ガスタービン出力変化時のオーバーシュート

    【図面の簡単な説明】

    【図1】一般的なPFBCコンバインドプラントの全体構成の一例を示す。

    【図2】本発明を適用したPFBCコンバインドプラントの全体構成の一例を示す。

    【図3】PFBCコンバインドプラントの負荷制御の説明図。

    【図4】PFBCコンバインドプラントの負荷降下時の圧縮機運転状態を示す図。

    【図5】圧縮機流量絞りに対するタービン側ガス流量の遅れを示す説明図。

    【図6】負荷ランバック時の空気・ガス系の運転パターンの一例を示す図。

    【図7】負荷ランバック時の水・蒸気系/燃料系の運転パターンの一例を示す図。

    【図8】所内単独負荷時の空気・ガス系の運転パターンの一例を示す図。

    【図9】所内単独負荷時の水・蒸気系/燃料系の運転パターンの一例を示す図。

    【図10】通常負荷降下時の空気・ガス系の運転パターンの一例を示す図。

    【図11】通常負荷降下時の水・蒸気系/燃料系の運転パターンの一例を示す図。

    【図12】トリップ時の空気・ガス系の運転パターンを示す図。

    【図13】トリップ時の水・蒸気系/燃料系の運転パターンを示す図。

    【符号の説明】

    1…圧縮機入口案内翼、2…圧縮機、3…ガスタービン、4…ガスタービン発電機、5…圧縮機出口弁、6…
    圧縮空気バイパス弁、7…ガスタービン入口弁、8…アフタークーラ、9…燃料供給ポンプ、10…ボイラ給水入口管、11…蒸発器、12…気水分離器、13…過熱器、14…主蒸気入口弁、15…再熱器、16…再熱蒸気入口弁、17…復水ポンプ、18…低圧タービンバイパス弁、19…過熱器バイパス弁、20…圧力容器内空気バイパス弁、21…圧力容器内空気バイパス調節弁、
    22…ガスタービンバイパス弁前弁、23…排ガス熱交換器、24…ガスタービンバイパス弁後弁、25…ガスタービンバイパス調節弁、26…粗脱塵装置、27…精密脱塵装置、28…非常用加圧温水タンク、29…非常用加圧温水タンク出口弁、30…ガスタービンバイパス管、31…圧力容器内空気バイパス管、32…排熱回収熱交換器、33…ボイラ給水ポンプ、34…脱気器、3
    5…非常用冷却水ポンプ、36…非常用冷却水ポンプ出口弁、37…煙突、38…復水器、39…蒸気タービン発電機、40…加圧流動床ボイラ、41…高圧タービン、42…中圧タービン、43…低圧タービン、44…
    ダンパ弁、45…ガスタービンバイパス管サイレンサ、
    46…圧力容器内空気バイパス管サイレンサ、47…ガスタービン排気ダクトサイレンサ、48…高圧タービン排気逆止弁、49…高圧タービンバイパス弁、50…非常用冷却水タンク、51…節炭器、52…火炉、53…
    圧力容器、54…ガスタービン出口排気ダクト、55…
    火炉燃焼ガス/圧力容器空気混合部、56…過熱器バイパス蒸気減温装置、57…高圧タービンバイパス蒸気減温装置、58…低圧タービンバイパス蒸気減温装置。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土田 真一郎 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 鈴村 武 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 佐藤 知 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

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