Rice scoop
专利汇可以提供Rice scoop专利检索，专利查询，专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a rice scoop that does not smell even with use for a long time and can permit rice to be well served.
SOLUTION: This rice scoop is of a synthetic resin type molded from a synthetic resin including a proper amount of added powder and grain of charcoal. The included charcoal powder and grain absorbs and eliminates an odor on the rice scoop, and absorbs part of moisture on the surface of rice grains.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO，下面是Rice scoop专利的具体信息内容。
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱臭効果を有するしゃもじに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、炊飯器等で炊いたご飯を茶碗によそうのにしゃもじが用いられている。 そして、このしゃもじは、通常、木材やポリプロピレン等の合成樹脂材から形成されている。
【０００３】しかしながら、上記木材や合成樹脂材から形成されたしゃもじを長期間に亘って使用していると、
しゃもじに吸着した汚れ等によってしゃもじ自体に臭いがついてしまい、このようなしゃもじでご飯をよそうと、ご飯に臭いが移って折角のご飯を美味しく食することができないといった問題点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、長期間に亘って使用した場合にあっても臭いが発生せず、
しかも、ご飯の水分を適度に吸収して、ご飯を美味しくよそうことができるしゃもじを提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明のしゃもじは、請求項１に記載したように、合成樹脂製しゃもじ本体に炭の粉粒体を全体に亘って均一に含有させてなることを特徴とする。
【０００６】
【作用】上記のように構成した合成樹脂製しゃもじを用いて炊飯器等で炊いたご飯を茶碗等に移す時に、このしゃもじには炭の粉粒体が多量に且つ全体に亘って均一に含有させているので、しゃもじ自体の臭いが消されてご飯にその臭いが移ることはない。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面について説明すると、１は硬質合成樹脂製しゃもじ本体で、
炭、好ましくは備長炭を粒子状または粉状に粉砕してなる所定量の粉粒体２を全体に亘って均一に含有させてあり、このしゃもじ本体１の表裏及び端面全面、即ち、外部に現れている全ての面にその一部の粉粒体２を均一な分布量でもって露出させてなるものである。
【０００８】炭には、その内部に微細な孔が多数形成されており、特に、備長炭は、１２００℃以上の高温で約１週間かけて焼き上げてなるものであることから、非常に密な構造をとっており、その内部に形成された微細な孔は１ｇ当たり２００畳分にもなる。
【０００９】このように、内部に微細な孔が多数形成された炭の粉粒体２を合成樹脂製しゃもじ本体１にその内部及び露出面全体に亘って均一に含有させているので、
この炭の粉粒体に存在する上記多数の微細な孔内にしゃもじ本体１に付着した臭いが吸着され、しゃもじ本体１
の臭いが消されることになる。
【００１０】更に、炊きたてのご飯には、ご飯表面に余分な水分が水分が付いている時があるが、このような場合にも、上記しゃもじ本体１に含有させている炭の粉粒体２の微細な孔に余分な水分を吸収させることができ、
ご飯をより美味しく食することができる。 なお、この合成樹脂製しゃもじ本体１には図１に示すように、その掬い面に断面凸円弧状の多数の小突起３を縦横に小間隔毎に突設することによってご飯をよそう際に、ご飯がその掬い面に付着することなく容易に該掬い面からら剥離するように形成しているが、このような小突起３は必ずしも設けておく必要はない。
【００１１】上記合成樹脂製しゃもじ本体１に含有させる炭の粉粒体２の量としては、多いと、得られるしゃもじの機械的強度が低下することがあり、又、少ないと、
上述したような脱臭効果や吸水効果を奏し難くなるので、しゃもじ本体１を形成する合成樹脂材に対して１〜
７重量％、好ましくは２〜６重量％、含有させている。
【００１２】次に、上記しゃもじの製造方法を説明する。 上記しゃもじの製造方法としては、従来から実施されている合成樹脂製しゃもじの製造方法が用いられ、例えば、ポリプリピレンやポリエチレン等を合成樹脂と、
この合成樹脂に対して相溶性を有する合成樹脂中に炭の粉粒体を上記の割合でもって含有させてなるマスターバッチとを押出機に供給し溶融混練した上で押出機から押出し、この押出機から押出した炭の粉粒体が均一に分散してなる合成樹脂を金型内に供給することによって所望形状を有するしゃもじを製造する製造方法が挙げられる。 なお、しゃもじに抗菌剤を含有させる場合には、押出機から押し出される上記混練物に抗菌剤を混合、添加すればよい。
【００１３】そして、このようにして製造されたしゃもじを用いると、上述したように、炭の粉粒体２が含有されていることから、しゃもじを長期間に亘って使用した場合であってもその表面に臭いが吸着するといった不測の事態は生ぜず、よって、臭いのない清潔なしゃもじでご飯を茶碗によそうことができ、ご飯を美味しく食することができる。 さらに、炭の粉粒体２が合成樹脂製しゃもじ本体１に含有させているので、しゃもじの表面に、
炭の粉粒体を含有している合成樹脂の塗布層を設けた場合のように該塗布層が剥離するといった事態が全く生じることはなく、長期に亘って脱臭効果や吸水効果を奏するものである。
【００１４】又、最近の住宅では、壁紙を貼るのに合成樹脂製接着剤が、更に、建材には新素材が用いられているが、特に新築の場合にはそれら臭いが室内に充満しており、このような室内にしゃもじを置いておくとこれら臭いがしゃもじに付着してしまうことがあるが、上記しゃもじによれば、このような臭いは合成樹脂製しゃもじ本体１に含有される炭の粉粒体２に吸着されてしまってしゃもじに臭いが付くといった不測の事態は生じず、よって、ご飯に不快な臭いが吸着して折角のご飯が損なわれるといったことはなく、常にご飯を美味しく食することができる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明のしゃもじによれば、合成樹脂製しゃもじ本体に炭の粉粒体を全体に亘って均一に含有させているので、この炭の粉粒体によってしゃもじの表面に付着する不快な臭いを吸収、消失させることができ、従って、ご飯の味を損なうことなく茶碗によそって、ご飯を美味しく食することができるといった優れた効果を奏する。
【００１６】又、上記合成樹脂製しゃもじ本体に含有される炭の粉粒体はその無数の微細孔で吸水効果をも奏することから、ご飯表面に付いた余分な水分の一部を適度に吸水させることができ、より美味しくご飯を食することができる。
【００１７】さらに、合成樹脂製のしゃもじの表面に炭の粉粒体を含有している合成樹脂を塗布した場合には、
その塗布層が短期間の使用によって剥離して上述したような脱臭効果や吸水効果がなくなるが、本発明においては合成樹脂製しゃもじ本体に炭の粉粒体を含有させているものであるから、剥離するといった事態が全く生じることはなく、長期に亘って脱臭効果や吸水効果を奏するものである。
【図１】本発明のしゃもじの斜視図、
【図２】その一部の断面図。
１ 合成樹脂製しゃもじ本体 ２ 炭の粉粒体
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