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Greening base material for restoring forest and method for restoring forest

阅读:646发布:2020-07-04

专利汇可以提供Greening base material for restoring forest and method for restoring forest专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide greening base material for restoring forests enabling restoration of plant communities such as forests or plant-clustering lands without disturbing the biological phase of a litter layer, and easily constructed.
SOLUTION: The greening base material 10 is provided with the following: a laminated body 1 formed into a board state or a mat state through subjecting a forest surface layer soil comprising a litter layer to compression molding; a board material 3 set at the lower surface of the surface soil layer 1c of the laminated body 1 and preventing the soil at the surface soil layer 1c from separating and falling down from the laminated body 1; and a wire net 2 enclosing the laminated body 1 and the board material 3 to fix them. The laminated body 1 comprises a defoliated-leaf layer 1a where old defoliated leaves are piled up beginning at the top, a perishing-leaf layer 1b containing decomposing falling leaves (humus) and the surface soil layer 1c where the humus and the soil are mixed together, and is subjected to compression molding. The laminated body 1 contains soil seeds of trees. The board material 3 and one surface of the wire net 2 are fixed to each other via holding pins 4 as fixing members.
COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT,下面是Greening base material for restoring forest and method for restoring forest专利的具体信息内容。

  • 落葉層と、腐葉層と、表土層の三層を順次積層して圧縮成形した積層体を備え、前記積層体には埋土種子が含まれていることを特徴とする森林復元用緑化基盤材。
  • 前記積層体の前記表土層の下面には、当該表層土の土が分離することを防止するための板材が設けられた請求項1記載の森林復元用緑化基盤材。
  • 前記積層体および前記板材には、これらが剥離または分離することを防止するための固定手段が設けられた請求項2記載の森林復元用緑化基盤材。
  • 前記固定手段は、前記積層体および前記板材を包囲する網状体である請求項3記載の森林復元用緑化基盤材。
  • 落葉層と、腐葉層と、表土層の三層を順次積層して圧縮形成した積層体を備え、かつ前記積層体には埋土種子が含まれている森林復元用緑化基盤材を、所定の位置に並べて敷設することを特徴とする森林復元方法。
  • 说明书全文

    本発明は、埋土種子を含む森林土壌を用い、森林や植物群生地などの植物群を生態学的に復元する森林復元用緑化基盤材および森林復元方法に関する。

    従来、森林や植物群生地などの植物群(以下、森林)の活用は、一般に既存の樹木を掘り取り、これを移植することで行われていた。 森林を活用するにあたり、本発明者は、自然林の復元に欠かせない表土、埋土種子、土壌生物等をそのままの状態で移植、復元する工法を開発し、特許文献1において、掘り取りから、植付けまでを一括して行うことが可能な技術を開示している。 ここで、埋土種子とは、森林において樹木から自然に地表に落下して各層に埋もれた種子を指し、人工的に播種して埋設した種子ではない。

    すなわち特許文献1には、森林を生育状態のまま土壌と共に収容可能なバケットを有する樹木移植機を用いて森林を土壌と共に掘り取り、この掘り取られた土壌付きの森林を移植予定地へ移送する植物群移植工法が記載されている。 この植物群移植工法によれば、森林はそのままのかたち移植予定地に定植されるため、腐葉層や表土層等の層順をそのままの状態で、森林を復元することが可能である。

    一方、植物を直接掘り起こさずに緑化を促進する技術が知られており、例えば特許文献2には、埋土種子を含む表層土壌を採取して保存した後に、緑化対象面に客土する緑化工法が記載されている。 この緑化工法で使用される土のうや植生マットは、土壌の分含有率を低下させた状態で保存するため、保存中に埋土種子が発芽や枯死することがなくなり、保存後の表層土壌を用いての緑化が可能であるとしている。

    特許第3623158号公報

    特開2003−310047号公報

    ここで、森林土壌について図4を用いて説明する。 図4は森林土壌を示す図であり、(a)は樹木が生育していることを示す図、(b)は土壌の表層付近を示す図である。
    森林土壌22は樹木21から葉が落ちて落葉が毎年蓄積していきながらゆっくりと生成される。 森林土壌22の表層31は、上から、古い落葉がたまった落葉層31a、分解しかけた落葉(腐植)を含む腐葉層31b、腐植と土とが混ざった表土層31cの順序で長い年月を経て自然に形成されており、これらの層は総称してリター層と呼ばれている。 表土層31cの下方には、さらに生成度合いが進んだ厚い土壌の層が存在している。

    しかしながら、特許文献2に記載の土のうや緑化マットに用いる表層土壌は、採取する際に前述した落葉層31a(A00層)と、腐葉層31b(A0層)と、表土層31c(A層)とが吸引されて集められ、撹乱混合された状態となっている。 表土の再生には数cmで数百年かかると言われており、このようにリター層が人為的に混合された状態、特に腐葉層が撹乱されると、それらの層中に生息していた特有の土壌微生物や土壌動物類の生物相が乱れてしまうという問題があり、森林復元上好ましくない。

    本発明においては、特許文献1の記載に発明について、施工の容易性の更なる改良を行うことを目的としている。
    すなわち、本発明が解決しようとする課題は、リター層である森林表層土の生物相を乱さずに森林や植物群生地などの植物群を生態学的に復元することができ、更に施工が容易である森林復元技術を提供することにある。

    本発明の森林復元用緑化基盤材(以下、緑化基盤材)は、落葉層と、腐葉層と、表土層の三層を順次積層して圧縮成形した積層体を備え、前記積層体には埋土種子が含まれていることを特徴とする。
    また、本発明の森林復元方法は、所定の位置に前記森林復元用緑化基盤材を並べて敷設することを特徴とする。

    本発明においては、森林土壌の深さ方向において、上から落葉層と、腐葉層と、表土層との順序を自然のままの順序とするため、リター層を構成するこれらの層に生息していた特有の土壌微生物や土壌動物類の生物相を乱すことなく、埋土種子を有効利用して、森林や植物群生地などの植物群を生態学的に復元することができる。 また、積層体は表土層よりも下層の森林土壌を使用していないため軽量であり、運搬、保管、移植作業に優れており、施工時の効率を図ることができる。

    さらに積層体の表土層の下面には、この表層土の土が分離することを防止するための板材が設けられたことを特徴とする。 これにより、保管や運搬時において、粒子が最も細かい表土層が分離して落下することを防止し、土壌の損失を防ぐことができる。 また、板材を備えることにより積層体全体を強化することができる。

    また、積層体および板材には、これらが剥離または分離することを防止するための固定手段を設けることが望ましい。
    ここで固定手段としては、積層体および前記板材を包囲する網状体とすれば、積層体を構成する各層が分離したり剥離したりすることを容易に防止することができるとともに、強固な緑化基盤材とすることができる。 網状体としては、金網や合成樹脂、木質繊維等を使用することができる。

    本発明の最大の特徴は、落葉層と、腐葉層と、表土層の三層を順次積層して圧縮成形したことにある。 これにより、リター層の生物相を乱すことなく埋土種子を利用して森林や植物群生地などの植物群を生態学的に復元することができるとともに、軽量であるため施工性に優れたものとすることができる。

    以下、図面を用いて本発明をその実施形態に基づいて説明する。 図1は、本発明の実施形態である森林復元用緑化基盤材(以下、緑化基盤材)を示す斜視図であり、図2は図1おけるA−A線断面図の一部を示す図である。 図1,図2に示すように、緑化基盤材10は、リター層である森林表層土を圧縮成形して板状またはマット状に形成された積層体1と、積層体1の表土層1cの下面に設けられこの表土層1の土が分離して落下することを防止するための板材3と、積層体1および板材3とを包囲して固定する網状体である金網2と、を備えている。 積層体1は、上から順に古い落葉がたまった落葉層1aと、分解しかけた落葉(腐植)を含む腐葉層1bと、腐植と土とが混ざった表土層1cとにより構成され、圧縮成形されている。

    落葉層1a,腐葉層1b,表土層1cは、森林において各層毎に採取されており、各層には樹木の埋土種子が含まれている。 各層の採取方法としては、重機(バックホウ)等による採取が可能であるが、各層をより正確に分離して採取することを考慮すれば、クワやスコップを用いて人で採取することが望ましい。
    また、落葉層1a,腐葉層1b,表土層1cの層順は、図4(b)に示す、森林において自然に形成された森林土壌の表層31の層順を再現したものである。 板材3は、伐採木チップから復元されて製造されており、樹木の根が容易に貫通するものである。

    また、板材3と金網2の一面とが固定部材である係止ピン4により固定され、積層体1が金網2内で移動することを防止している。 金網2は網目の大きさが約1cmのものを使用している。 ここで、緑化基盤材10の大きさとしては、縦約50cm、横約50cm、高さ約7cmとしているが、これに限定されるものではなく、必要に応じて変更することができる。 また、積層体1を構成する各層の厚みとして、落葉層1aは約1cm、腐葉層1bは約2cm、表土層は約3cmであり、いずれも圧縮後の厚みである。 さらに、網状体としては、金網以外にも樹脂製の網や木質繊維の網を使用することもでき、特に生分解を受ける網状体を使用すれば、敷設後に分解され環境対策上好ましい。

    以上のような緑化基盤材10を目的位置に並べて敷設すれば、森林土壌の深さ方向において、落葉層と、腐葉層と、表層土層との順序が自然のリター層の順序であるため、リター層に生息していた特有の土壌微生物や土壌動物類の生物相を乱すことなく、埋土種子を有効利用して森林や植物群生地などの植物群を生態学的に復元することができる。 また、積層体1および板材3は板状に一体成形されているため軽量であり、運搬、保管、移植作業に優れており、施工時の作業効率を高めることができる。 また、一般的に木本類の種子は1m 当たりに約10個体含まれており、生育環境が整えば一斉に発芽するため、発芽した埋土種子は幼木の状態のうちに間引きをすれば、森林における樹木の間隔を適当な状態にして森林を復元することができる。 幼木の間隔が疎である場合には、間引くことを省略しても良い。

    次に、図3を用いて緑化基盤材10の製造方法について説明する。 図3は本発明の実施形態である緑化基盤材10の製造工程の概要を示す図である。
    まず、図3(a)に示す深さ約10cmの金型11に、金網2を載せてプレス機12によりプレス加工して、金網2を凹型とする(図3(b))。 次に、金網2の凹みの中に落葉を約5cm入れてプレス機12で圧縮し、約1cmの落葉層1aとする(図3(c))。 さらに、この落葉層1aの上に分解しかけた落葉(腐葉土)を約3cm載せて再びプレス機12で圧縮し、約2cmの腐葉層1bを得る(図3(d))。 同様に、表土を約4cm載せて圧縮し約3cmの表土層1cを得る(図3(e))。 以上のように、プレス機12で圧縮しながら各層を積層すれば、各層は固着して板状の積層体1となる。 この後さらに、積層体1の上に板材3を載せ(図3(f))、金網2を逆方向に折り曲げてこれらを包囲する(図3(g))。

    次に、金網2と板材3とを、固定ピン4により係止させて固定する(図3(h))。 固定ピン4としてはホチキスの針を使用することができる。 最後に、金網2ごと金型11から取り出して、上下を逆にして載置すれば、上から落葉層1a、腐葉層1b、表土層1c、板材の順序で構成された緑化基盤材10を得る(図3(h))。

    表土層1cの下面には板材3が設けられているため、表層土1cの土が分離して下方に落下することを防止することとなり、保管や運搬時において、土壌の損失を防ぐことができるとともに、積層体1が強化される。 また、板材3を固定ピン4により係止させて固定しているため、板材3が金網2内でずれたり動いたりすることがなく、落葉層1aと腐葉層1bおよび表土層1cを痛めることがない。 また、金網2は、埋土種子が生長した場合には、幹や根で容易に破壊される程度の強度のものを使用している。

    以上のように製造した緑化基盤材10は、光が当たらない場所において、かつ乾燥しない程度の水分を含んだ状態で保管することが望ましい。 このような状態で緑化基盤材10を保管すれば、保管中の埋土種子の発芽を抑えて、発芽率を維持することができる。
    また、緑化基盤材10は、工場等において量産できるものであるが、施工する現地においてプラントを設置して製造した直後に敷設すれば、積層体を構成する各層を採取してから緑化基盤材を敷設するまでの時間を大幅に短縮することができ、生態系をさらに維持したまま森林や植物群生地などの植物群を復元することができる。

    森林において落葉層、腐葉層、表土層をそれぞれ採取し、各層を別々に網状体であるネットに入れて緑化基盤材を作成して、これをそれぞれ所定の位置に並べて約25m 敷設し、各層ごとの埋土種子の発芽試験を行った。 試験を開始して6ヶ月経過後には、いずれの試験区においても多くの埋土種子が発芽して生長し、ネットの下には細根が縦横に行き渡って、ネットが持ちあがらないほど幼木の根が良好に生育していた。 また、落葉層にある落葉の裏側には土壌微生物類が付着しており、分解が始まっていた。

    次に、埋土種子の発芽状況を表1に示す。 数値は、層別ごと、植物の種類ごとに発芽した数を示す。 ここで、林内種木本類とは、採取した森林全体に生育する樹木であり、先駆種木本類は、採取時にその周辺にのみ生育している樹木である。 草本類とは、樹木ではない雑草である。 各層の地表からの深さ位置については、落葉層は0〜約3cmの位置、腐葉層は約3〜10cmの位置、表土層は約10cm以上の深さ位置に位置している。

    林内種木本類は、リター層、特に深さ10cm未満の落葉層および腐葉層に多く含まれており、幼木の生育も良好であるため、リター層を敷設すれば森林を復元できるものと思われる。 また、先駆種木本類は、林内種木本類よりも埋土種子は少ないが、層による差異は無いものと思われる。 草本類においては、埋土種子が多く、また、各層に満遍なく含まれていた。 草本類の埋土種子が多いことは、多用な生物層を良好に維持できるものと推察される。

    本発明は、森林の保全対象地、公園、学校、農地等の森林等の植物群を復元させたい場所において、広く利用することができる。

    本発明の実施形態である緑化基盤材を示す斜視図である。

    図1おけるA−A線断面図の一部を示す図である。

    本発明の実施形態である緑化基盤材の製造工程の概要を示す図である。

    森林土壌を示す図であり、(a)は樹木が生育していることを示す図、(b)は土壌の表層付近を示す図である。

    符号の説明

    10 緑化基盤材 1 積層体 1a 落葉層 1b 腐葉層 1c 表土層 3 板材 2 金網 4 固定ピン 11 金型 12 プレス機

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