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Electrophotographic printer

阅读:252发布:2024-02-12

专利汇可以提供Electrophotographic printer专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an electrophotographic printer which has a pixel width deviation correcting function and can be manufactured inexpensively.
SOLUTION: In the electrophotographic printer 10 with a printing engine 12 for forming on a paper, pixels having a width and a position changed in a laser scanning direction in accordance with a shape of pulses included in supplied pulse signals, a control part 11 to be used is provided with a pulse width modulating part 33 for generating and supplying pulse signals matching a supplied pixel data group to the printing engine 12, an expansion/compression coefficient generating part 31 for generating an expansion/compression coefficient for each pixel of one line whereby a width of pixels to be originally formed can be calculated by multiplication to a width of pixels actually formed on a paper, an image data generating part 22 for generating and supplying to the pulse width modulating part 33 on the basis of printing data and an expansion/compression coefficient group from the expansion/compression coefficient generating part 31, the image data group so that the printing engine 12 generates a printed matter expressed by the printing data in a state in which each pixel has a nearly equal width, and an image data correcting part 32.
COPYRIGHT: (C)2003,JPO,下面是Electrophotographic printer专利的具体信息内容。

  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 供給されたパルス信号に含まれるパルス毎に、そのパルスの形状に応じて実際に描画が行われる部分のレーザ走査方向の幅及び位置を変えた画素を用紙上に形成する印刷エンジンと、 供給された画素データ群に応じた形状のパルスからなるパルス信号を発生して前記印刷エンジンに供給するパルス幅変調部と、 前記印刷エンジンによって用紙上に実際に形成される画素の幅に乗ずることにより本来形成されるべき画素の幅を算出できる拡縮率を1ライン分の各画素について特定可能な補正情報を記憶した補正情報記憶部と、 生成すべき印刷物を表すデータと、前記補正情報記憶部に記憶された前記補正情報とに基づき、当該印刷物を各画素の幅がほぼ等しい形態で前記印刷エンジンに生成させるための画素データ群を生成して前記パルス幅変調部に供給する画素データ生成・供給部とを備えたことを特徴とする電子写真式印刷装置。 【請求項2】 前記画素データ生成・供給部は、 生成すべき印刷物を表すデータに基づき、前記パルス幅変調部に供給可能な画素データ群を生成する元画素データ生成部と、 前記補正情報記憶部に記憶された前記補正情報を利用して、前記元画素データ生成部により生成された各画素データについて、その画素データが表す画素をレーザ走査方向に当該画素に関する拡縮率で拡縮した画素を表す仮想画素データを生成する仮想画素データ生成部と、 この仮想画素データ生成部により生成された仮想画素データ群から、前記印刷物を各画素の幅がほぼ等しい形態で前記印刷エンジンに生成させるための画素データ群を生成して、前記パルス幅変調部に供給する仮想画像データ変換部とを、含むことを特徴とする請求項1記載の電子写真式印刷装置。 【請求項3】 互いに異なる種類のトナー像を感光体上に形成する複数の作像ユニット,及び,前記複数の作像ユニットにより形成された複数のトナー像を用紙上に重ねて転写する転写ユニットを含む印刷エンジンと、当該印刷エンジンに印刷を行わせる制御部とを、備え、 前記印刷エンジン内の各作像ユニットは、供給されたパルス信号に時系列的に含まれるパルス毎に、そのパルスの形状に応じて実際にトナーを付着させる部分のレーザ走査方向の幅及び位置を変えた画素を感光体上に形成するユニットであり、 前記制御部は、 前記印刷エンジン内の互いに異なる作像ユニットに対応づけられた、それぞれ、供給された画素データ群に応じた形状のパルスからなるパルス信号を発生して、自身に対応づけられている作像ユニットに供給する複数のパルス幅変調部と、前記複数の作像ユニットのそれぞれに関して、その作像ユニットによって感光体上に実際に形成される画素の幅に乗ずることにより本来形成されるべき画素の幅を算出できる拡縮率を1ライン分の各画素について特定できる補正情報を記憶した補正情報記憶部と、 生成すべき印刷物を表すデータと、前記補正情報記憶部に記憶された補正情報とに基づき、前記複数の作像ユニットのそれぞれについて、各画素の幅がほぼ等しいトナー像を形成させるための画素データ群を生成して、画素データ群を各作像ユニットに対応づけられている前記パルス幅変調部に供給する画素データ生成・供給部とを、
    含むことを特徴とする電子写真式印刷装置。 【請求項4】 生成すべき印刷物を表すデータを外部機器から受信して前記画像データ生成・供給部に供給するデータ受信部を、さらに、備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子写真式印刷装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光により描画が行われるタイプの電子写真式印刷装置に係わり、特に、画素の多諧調化のためにパルス幅変調方式が採用されている電子写真式印刷装置に、関する。 【0002】 【従来の技術】レーザ光により描画が行われるタイプの一般的な電子写真式印刷装置(レーザビームプリンタ、
    複写機、複合機等)には、制御部から供給される駆動信号(パルス信号)のレベルに応じて強度変調(通常は、
    ON/OFF)を行ったレーザ光にて感光体(感光ドラム)を走査する印刷エンジンが、用いられている。 また、当該印刷エンジンは、レーザ光の走査速度(感光体上の移動速度)が照射位置に依らず一定となるように設計されたもの(プリオブジェクト型走査系が用いられたもの)となっている。 【0003】この印刷エンジンが、レーザ光の等速走査が行われる状態で動作するのは、各構成要素(レーザ源,ポリゴンミラー,fθレンズ,感光体等)の位置関係が理想的な(設計値通りの)位置関係となっているときなのであるが、印刷エンジンの各構成要素(相互固定のための部品)は、製造誤差を見込んで設計されているため、印刷エンジンの電子写真式印刷装置への組み込み時(或いは部品の交換時)には、通常、各構成要素は、
    理想的な位置とは若干異なる位置に取り付けられることになる。 そして、ある種の位置ずれが生じた場合(fθ
    レンズが傾いて取り付けられた場合等)には、組み立て後の印刷エンジンが、レーザ光の走査速度が照射位置に依存する状態となってしまう。 【0004】そのような状態にある印刷エンジンに対して、レーザ光の等速走査が行われる状態にある印刷エンジンと同じ駆動信号(以下、標準駆動信号と表記する)
    を供給したのでは、図4に模式的に示したように、各画素のレーザ走査方向の幅が、用紙の一方の端から他方の端に向かって単調に変化(増大或いは減少)する印刷結果が、得られてしまうことになる。 以下、説明の便宜上、このような、標準駆動信号供給時に生成される印刷結果上の画像を構成する画素の幅が一方の端から他方の端に向かって単調に変化する現象のことを、画素幅歪と表記することにする。 【0005】さて、各部の製造精度を上げることにより、どのように組み立てても画素幅歪が現れないようにすることは、実際上、不可能である。 このため、既存の電子写真式印刷装置では、印刷エンジンが画素幅歪が生ずる状態にあっても、各画素の幅が等しい印刷結果が得られるようにするために、駆動信号を生成するための回路群へ供給されるクロックであるビデオクロックの発生源として、周波数変調が可能なクロック発生回路を、用い、そのクロック発生回路に、図5に模式的に示したように、標準駆動信号が生成されることになる一定周波数のビデオクロック(図では、標準駆動信号用ビデオクロック)ではなく、周波数が変化するビデオクロック(図では、補正駆動信号用ビデオクロック)を発生させることが、行われている。 【0006】要するに、標準駆動信号を供給すると図4
    に示したような印刷結果が得られてしまう状態にある印刷エンジンに正常な印刷結果を排出させるためには、標準駆動信号供給時に描画される各画素の幅に応じて、駆動信号中の各画素に関する信号の持続時間を調整してやれば良い。 そして、そのことは、駆動信号を生成する回路群の動作タイミングを規定しているビデオクロック内の各1クロックの持続時間の調整により実現できるので、既存の電子写真式印刷装置では、画素幅歪の補正のために、ビデオクロックが変調されているのである。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記したビデオクロックの変調による画素幅歪補正を行う際には、補正すべき画素幅歪の大きさに応じた程度の変調をビデオクロックにかけなければならない。 ただし、ビデオクロックは、
    PLL(位相同期回路:この回路は、クロックの大きな変化に追従できない)が用いられた回路にも供給されているので、当該回路が追従不可能な範囲までビデオクロックを変調したのでは、当該回路が正確に機能しない結果として、画像幅歪が正確に補正できないことになる。 【0008】このように、ビデオクロックの変調による画素幅歪補正は、補正すべき画素幅歪が比較的小さい場合にしか機能しないものとなっているため、既存の電子写真式印刷装置は、画素幅歪の大きさが、この画素幅歪補正により補正可能な範囲内に入るように、各部が、設計、製造されている。 そして、その結果として、既存の電子写真式印刷装置は、その製造にコストがかかる装置となっていた。 【0009】そこで、本発明の課題は、画素幅歪補正機能を有する安価に製造可能な電子写真式印刷装置を、提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明の第1の態様の電子写真式印刷装置は、供給されたパルス信号に時系列的に含まれるパルス毎に、そのパルスの形状に応じて実際に描画が行われる部分のレーザ走査方向の幅及び位置を変えた画素を用紙上に形成する印刷エンジンと、供給された画素データ群に応じた形状のパルスからなるパルス信号を発生して印刷エンジンに供給するパルス幅変調部と、印刷エンジンによって用紙上に実際に形成される画素の幅に乗ずることにより本来形成されるべき画素の幅を算出できる拡縮率を1ライン分の各画素について特定可能な補正情報を記憶した補正情報記憶部と、生成すべき印刷物を表すデータと、
    補正情報記憶部に記憶された補正情報とに基づき、当該印刷物を各画素の幅がほぼ等しい形態で印刷エンジンに生成させるための画素データ群を生成してパルス幅変調部に供給する画素データ生成・供給部とを、備える。 【0011】すなわち、この第1の態様の電子写真式印刷装置は、ビデオクロックの変調ではなく、パルス幅変調部に供給する画素データ自体の変更によって、画素幅歪補正が行われる構成を、有する。 この画素データ自体の変更よる画素幅歪補正は、補正すべき画素幅歪が大きくても正確に機能するものであるため、この補正方式を採用した電子写真式印刷装置(つまり、本発明の第1の電子写真式印刷装置)は、各部の機械的な精度を従来よりも落として製造しておいても、正確な画素幅歪補正が行える(各画素の幅がほぼ等しい印刷結果を得られる)
    装置として動作することになる。 従って、本発明の第1
    の態様の電子写真式印刷装置は、機械的な製造精度を落とすことが可能である分、従来の電子写真式印刷装置よりも安価に製造できるものとなっている。 また、本発明の第1の態様の電子写真式印刷装置の製造には、一定周波数のクロックを出するクロック発生回路よりも高価な、周波数変調が可能なクロック発生回路を用いる必要がないので、その分(クロック発生回路の価格差分)、
    従来の電子写真式印刷装置よりも安価に製造できる装置ともなっている。 【0012】本発明の第1の態様の電子写真式印刷装置を実現するに際しては、画素データ生成・供給部として、生成すべき印刷物を表すデータに基づき、パルス幅変調部に供給可能な画素データ群を生成する元画素データ生成部と、補正情報記憶部に記憶された補正情報を利用して、元画素データ生成部により生成された各画素データについて、その画素データが表す画素をレーザ走査方向に当該画素に関する拡縮率で拡縮した画素を表す仮想画素データを生成する仮想画素データ生成部と、この仮想画素データ生成部により生成された仮想画素データ群から、印刷物を各画素の幅がほぼ等しい形態で印刷エンジンに生成させるための画素データ群を生成して、パルス幅変調部に供給する仮想画像データ変換部とを、含むものを採用することが、出来る。 【0013】そして、本発明の第2の態様の電子写真式印刷装置は、互いに異なる種類のトナー像を感光体上に形成する複数の作像ユニット,及び,複数の作像ユニットにより形成された複数のトナー像を用紙上に重ねて転写する転写ユニットを含む印刷エンジンと、当該印刷エンジンに印刷を行わせる制御部とを、備える電子写真式印刷装置であって、印刷エンジン内の各作像ユニットとして、供給されたパルス信号に時系列的に含まれるパルス毎に、そのパルスの形状に応じて実際にトナーを付着させる部分のレーザ走査方向の幅及び位置を変えた画素を感光体上に形成するユニットが、用いられ、制御部として、印刷エンジン内の互いに異なる作像ユニットに対応づけられた、それぞれ、供給された画素データ群に応じた形状のパルスからなるパルス信号を発生して、自身に対応づけられている作像ユニットに供給する複数のパルス幅変調部と、複数の作像ユニットのそれぞれに関して、その作像ユニットによって感光体上に実際に形成される画素の幅に乗ずることにより本来形成されるべき画素の幅を算出できる拡縮率を1ライン分の各画素について特定できる補正情報を記憶した補正情報記憶部と、生成すべき印刷物を表すデータと、補正情報記憶部に記憶された補正情報とに基づき、複数の作像ユニットのそれぞれについて、各画素の幅がほぼ等しいトナー像を形成させるための画素データ群を生成して、画素データ群を各作像ユニットに対応づけられているパルス幅変調部に供給する画素データ生成・供給部とを、含むものが、用いられた構成を、有する。 【0014】すなわち、この第2態様の電子写真式印刷装置は、いわゆるタンデム形式の印刷エンジンを備え、
    その印刷エンジン内の各作像ユニットに対して、画素データ自体の変更による画素幅歪補正が行われる装置(換言すれば、第1の態様の電子写真式印刷装置を変形したもの)となっている。 従って、この第2の態様の電子写真式印刷装置は、機械的な製造精度を落とすことが可能である分、従来の電子写真式印刷装置よりも安価に製造でき、また、周波数変調が可能なクロック発生回路を各作像ユニット毎に用いる必要がない分、従来の電子写真式印刷装置よりも安価に製造できる装置となっていると言うことができる。 【0015】なお、本発明の第1、第2の態様の電子写真式印刷装置は、いわゆる複写機として実現してもよいが、生成すべき印刷物を表すデータを外部機器から受信して画像データ生成・供給部に供給するデータ受信部を付加しておくことにより、プリンタや複合機として実現してもよい。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して、詳細に説明する。 【0017】図1に、本発明の一実施形態に係る電子写真式印刷装置の構成を、示す。 【0018】本実施形態に係る電子写真式印刷装置10
    は、いわゆるカラーレーザプリンタであり、図示したように、主な構成要素として、制御部11と印刷エンジン12とを、備える。 なお、図示は省略してあるが、電子写真式印刷装置10には、小サイズの液晶ディスプレイ,複数の押しボタンスイッチ等からなる操作パネルも、設けられている。 【0019】本電子写真式印刷装置10に用いられている印刷エンジン12は、4つの作像ユニット(レーザ走査系、感光体、現像器等からなるユニット)を備えたタンデム形式の印刷エンジンである。 また、印刷エンジン12は、各作像ユニット(作像ユニット内のレーザ走査系)に供給するパルス信号内の各パルスの形状(幅及び位置)を調整することにより、各画素内の描画(露光)
    が行われる部分(以下、描画部分と表記する)のレーザ走査方向の幅及び位置が、1画素の幅の1/100単位で制御されるものとなっている。 【0020】制御部11は、印刷エンジン12を利用する(印刷エンジン12に印刷を行わせる)ためのユニットである。 この制御部11には、画像データ生成部22
    と、クロック発生部23と、印刷エンジン12内の特定の作像ユニットにそれぞれ接続されている4つのパルス化処理部21とが、含まれている。 【0021】クロック発生部23は、所定周波数のビデオクロック(図では、CLK)を発生する回路(ビデオクロック周波数の変調が行えない回路)であり、このクロック発生部23が発生するビデオクロックが、制御部1
    1内の各部に供給されている。 なお、図示は省略してあるが、制御部11内の各部には、各作像ユニットにおける1レーザ走査期間を示す平同期信号も、供給されている。 【0022】画像データ生成部22は、図示せぬホスト装置から送信されてきた印刷データに応じた内容の画像データ(画素データ群;詳細は後述)を作像ユニット別(トナー別)に生成し、各作像ユニット用に生成した画像データを、画素データ単位で、その作像ユニットと接続されているパルス化処理部21に供給するユニットである。 【0023】なお、ホスト装置とは、本電子写真式印刷装置10用のドライバプログラム(いわゆるプリンタドライバ)がインストールされたコンピュータのことである。 また、画像データ生成部22は、CPU、ROM、
    RAM、EEPROM、DMA回路、ホストインタフェース回路等から構成されたユニットとなっており、この画像データ生成部22には、上記した、受信した印刷データに対する処理とは異なる処理(詳細は後述)を実行する機能も、付与されている。 【0024】制御部11に含まれる4つのパルス化処理部21は、いずれも、供給された画像データ(画素データ群)に応じた内容のパルス群(パルス信号)を、自身が接続されている作像ユニット(以下、対応作像ユニットとも表記する)に供給するユニットである。 【0025】各パルス化処理部21は、図示してあるように、拡縮係数発生部31と画像データ補正部32とパルス幅変調部33とで、構成されている。 【0026】パルス幅変調部33は、画像データ補正部32から供給される画素データに応じた形状のパルスを発生して対応作像ユニットに供給する処理を、クロック発生部23からのビデオクロックに同期した形で実行する(繰り返す)一般に市販されている回路である。 また、このパルス幅変調部33は、幅が“100”の画素を表す画素データの供給を受けて、その画素データに応じた、例えば、図2に示したような形状のパルスを発生する回路となっている。 なお、このパルス幅変調部33
    が発生するパルスは、幅が“100”の画素の描画を対応作像ユニットに指示するためのパルスではあるが、対応作像ユニットによって実際に描画される画素の幅が“100”になるとは限らないパルスである。 【0027】一方、拡縮係数発生部31及び画像データ補正部32は、いずれも、本電子写真式印刷装置10用に開発された回路(具体的には、同一ASIC上の回路モジュール)となっている。 【0028】まず、拡縮係数発生部31の説明を行う。 【0029】拡縮係数発生部31は、その値がビデオクロック毎に変化する拡縮係数(デジタルデータ;拡縮率に相当)を発生する処理を、供給されている水平同期信号に同期して(水平同期信号のレベルが所定の変化する度に)実行する回路である。 この拡縮係数発生部31
    は、拡縮係数の初期値と拡縮係数のクロック毎の増加量或いは減少量とを指定する補正情報が設定される補正情報用レジスタ(補正情報記憶部に相当)を備え、当該補正情報用レジスタに設定されている補正情報に応じた動作を行う回路となっている。 なお、本実施形態は、各拡縮係数発生部31内の補正情報用レジスタが補正情報記憶部に相当し、制御部11内の、補正情報用レジスタとパルス幅変変調部33とを除いた部分が、画素データ生成・供給部に相当するものとなっている。 【0030】そして、本電子写真式印刷装置10は、各拡縮係数発生部31の補正情報用レジスタに、第n画素に関する画素データが画像データ補正部32に供給されるときに拡縮係数発生部31が発生する拡縮係数が、基準画素幅を対応作像ユニットにより実際に描画される第n画素の幅で割った値とほぼ一致することになる補正情報が、設定されている状態で、動作する。 なお、第n画素とは、1レーザ走査期間中に、n番目に描画が行われる画素のことであり、基準画素幅とは、理想的な状態(画素位置によって画素の幅が異ならない状態)にある作像ユニットによって描画される画素の幅のことである。 【0031】画像データ補正部32の説明を行う前に、
    ここで、各拡縮係数発生部31内の補正情報用レジスタへの補正情報の設定手順、並びに、各補正情報用レジスタに設定される補正情報の決定手順を、簡単に説明しておく。 【0032】各拡縮係数発生部31内の補正情報用レジスタは、揮発性のレジスタとなっている。 このため、画像データ生成部22には、4種の画像データを生成して各作像ユニットに供給する機能に加えて、電子写真式印刷装置10の起動時(電源投入時)に、自身が保持している(画像データ生成部22内のEEPROMに記憶されている)4種の補正情報を各パルス化処理部21内の拡縮係数発生部31に設定する機能が、付与されている。 【0033】さらに、画像データ生成部22には、幾つかのグループに分けられた形で複数のテストパターンが描画されたテストパターンシートを印刷エンジン12に印刷させる処理や、当該テストパターンシートを見たユーザが各グループについて最も綺麗に(ずれが少ない状態で)描画されているものとして選択したテストパターンの組み合わせに基づいて、EEPROM上の各補正情報を書き換える処理を実行する機能も、付与されている。 また、画像データ生成部22は、前者の処理を、ホスト装置から所定内容のテストパターンシート印刷指示コマンドを受信したとき(或いは、電子写真式印刷装置10に設けられている操作パネルに対して所定の操作が行われたとき)に、実行し、後者の指示を、ホスト装置から、ユーザによるテストパターンの選択結果を示すデータが含まれる補正情報設定コマンドを受信したときに、実行するように、構成されている。 【0034】そして、本電子写真式印刷装置10用のドライバプログラムは、ホスト装置(本電子写真式印刷装置10用のドライバプログラムがインストールされているコンピュータ)を、以下のように動作させることが出来るものとなっている。 【0035】ホスト装置は、ユーザによって特定の操作がなされたときに、テストパターンシート印刷指示ボタンを備えたダイアログボックスを表示する。 そして、ホスト装置は、当該ダイアログボックス上のテストパターンシート印刷指示ボタンが押下されたときに、電子写真式印刷装置10に対してテストパターンシート印刷指示コマンドを送信する。 また、ホスト装置は、他の特定の操作がなされたときには、テストパターンシート上に描画されているテストパターングループ毎に、最も綺麗に描画されているテストパターンの識別情報(番号)を入力するための入力欄を有するとともに、各入力欄へのテストパターンの識別情報の入力完了後に押下されるべき設定ボタンを有するダイアログボックスを、表示する。
    そして、ホスト装置は、当該ダイアログボックス上の各入力欄にテストパターンの識別情報が入力されている状態で、当該ダイアログボックス上の設定ボタンが押下されたときに、入力されている各テストパターンの識別情報を含む補正情報設定コマンドを、電子写真式印刷装置10に対して送信する。 【0036】次に、画像データ補正部32の説明を行う。 【0037】画像データ補正部32は、仮想画素データ生成モジュールと仮想画素データ変換モジュールとをバッファを介して接続した構成の回路となっている。 【0038】仮想画素データ生成モジュール(仮想画素データ生成部に相当)は、画像データ生成部22から画素データが供給され、拡縮係数発生部31から拡縮係数が供給される度に、供給された画素データが表している幅“100”の画素を、供給された拡縮係数で幅方向に拡縮した画素(描画部分及び非描画部分の割合及び位置関係が元の画素と一致しており、各部の幅が拡縮された画素)を表す仮想画素データを生成してバッファに記憶する処理を行うモジュールである。 【0039】仮想画素データ変換モジュール(仮想画素データ変換部に相当)は、仮想画素データ生成モジュールにより生成された仮想画素データ群が表している画素列と同内容の、幅“100”の画素からなる画素列を表す画素データ群を生成し、生成した各画素データをパルス幅変調部33に供給する処理を行うモジュールである。 この補正済画像データ生成モジュールは、ライン先頭の所定数の画素に関する仮想画素データの生成が仮想画素データ生成モジュールにより行われた後に、バッファからの仮想画素データの読み出し開始するモジュールとなっている。 【0040】以下、仮想画素データ生成モジュールと仮想画素データ変換モジュールの動作内容を、図3を用いてさらに具体的に説明する。 【0041】仮想画素データ生成モジュールは、供給された第1画素(ライン先頭の画素)に関する画素データ(図では、元画素データ)が、先頭側に幅“40”の描画部分を有し、末尾側に幅“60”の非描画部分を有する画素(幅“100”の画素)を表すものであり、かつ、その画素データと同時に供給された拡縮係数が“1
    2/10”であった場合、先頭側に幅“48”(=40
    ×12/10)の描画部分を有し、末尾側に幅“72”
    (=60×12/10)の非描画部分を有する画素(幅“120”の画素)を表す仮想画素データ(以下、第1
    仮想画像データと表記する)を、生成して出力(バッファに記憶)する。 【0042】また、その後に供給された第2画素に関する画像データが、先頭側に幅“50”の描画部分を有し、末尾側に幅“50”の非描画部分を有する画素を表すものであり、かつ、その画素データと同時に供給された拡縮係数が“11/10”であった場合、仮想画素データ生成モジュールは、先頭側に幅“55”の非描画部分を有し、末尾側に幅“55”の描画部分を有する画素(幅“110”の画素)を表す仮想画素データ(以下、
    第2仮想画像データと表記する)を、生成して出力する。 さらに、その後に供給された第3画素の画像データが、先頭側に幅“70”の描画部分を有し、末尾側に幅30の非描画部分を有する画素を表すものであり、かつ、その画素データと同時に供給された拡縮係数が“1
    0/10”であった場合、仮想画素データ生成モジュールは、先頭側に幅“70”(=70×10/10)の描画部分を有し、末尾側に幅“30”(=30×10/1
    0)の非描画部分を有する画素(幅“100”の画素)
    を表す仮想画素データ(以下、第3仮想画像データと表記する)を、生成して出力する。 【0043】このようにして生成された各仮想画素データは、画像データ補正部32に供給されるn番目の画素に関する拡縮係数が、基準画素幅を対応作像ユニットによって実際に描画されるn番目の画素の幅で割った値とほぼ一致するという条件が満たされている場合には、実際の幅が“100”の画素を描画させるために対応作像ユニットに実行させるべき処理内容を示すデータとなる。 そして、本電子写真式印刷装置10は、既に説明したように、そのような条件が満たされている状態で運用されるものであるので、各仮想画素データに応じた内容の動作を対応作像ユニット内のレーザ描画系に実行させることが出来れば、対応作像ユニットに各画素のサイズが等しいトナー像を形成させることが出来ることになる。 【0044】ただし、パルス幅変調部33は、幅が“1
    00”の画素を表す画素データを処理することしかできないので、各仮想画素データをパルス幅変調部33にそのまま供給することはできない。 【0045】このため、この画像データ補正部32では、仮想画素データ変換モジュールによって、仮想画素データ生成モジュールが生成した仮想画素データ群が、
    それらが表している画素列と同内容の、幅が“100”
    の画素からなる画素列を表す画素データ群に変換されてパルス幅変調部33に供給される。 【0046】すなわち、上記した第1〜第3仮想画素データ(正確には、第1仮想画像データと第2仮想画素データと第3仮想画像データの一部)は、図3に示してあるように、先頭側に幅“48”の描画部分を有し、末尾側に幅“52”の非描画部分を有する画素を表す画像データと、先頭側に幅“75”の非描画部分を有し、末尾側に幅25の描画部分を有する画素を表す画像データと、全ての部分が描画部分である画素を表す画像データとに変換されて、パルス幅変調部33に供給される。 【0047】なお、仮想画素データ変換モジュールによる処理時には、パルス幅供給部に供給すべき画像データが、中央部分が非描画部分となっている画素(先端側と末尾側とに描画部分が分かれて存在する画素)を表す画素データとなることがある。 本電子写真式印刷装置10
    に用いられているパルス幅供給部は、このような画素データを処理することができないものであるため、仮想画素データ変換モジュールは、パルス幅供給部に本来供給すべき画像データが、中央部分が非描画部分となっている画素を表すものとなっていた場合には、当該画素データの代わりに、幅の小さな方の描画部分を非描画部分とした画素を表す画素データを供給するように、構成されている。 【0048】以上、説明したように、本電子写真式印刷装置10は、ビデオクロックの変調ではなく、パルス幅変調部33に供給する画素データ自体の変更によって、
    画素幅歪補正が行われるように、構成されている。 この画素データ自体の変更よる画素幅歪補正は、補正すべき画素幅歪が大きくても正確に機能するものであるため、
    この補正方式が採用された電子写真式印刷装置10は、
    各部を従来よりも機械的な精度を落として製造しておいても、正確な画素幅歪補正が行える(各画素の幅がほぼ等しい印刷結果を得られる)装置として動作することになる。 また、ビデオクロックの変調により画素幅歪補正を行うためには、4つの周波数変調が可能なクロック発生回路が必要とされるが、本電子写真式印刷装置10
    は、それらの代わりに、1個のより安価なクロック発生回路(クロック発生部23)を用いて製造できる装置となっている。 従って、この電子写真式印刷装置10で用いられている構成は、機械的な製造精度を落とすことが可能であり、また、使用しなければならないクロック発生回路の価格差分、従来の電子写真式印刷装置10よりも安価に製造できる構成となっていると言うことが、出来る。 【0049】<変形形態>上記した電子写真式印刷装置10は、パルス幅変調部33として一般に市販されている回路を用いた装置であったが、パルス幅変調部33
    を、仮想画素データを処理可能なように(幅が“10
    0”ではない画素の描画を指示するためのパルスを生成できるように)変形しておいても良い。ただし、そのようなパルス幅変調部33は、クロックに同期して動作する回路として設計することが困難な回路(仮想画素データ生成モジュールと一体化して設計しなければならない回路)となるので、実施形態の構成を採用しておくことが好ましいと思われる。 【0050】また、電子写真式印刷装置10は、仮想画素データを生成する処理と、生成した仮想画素データからパルス幅変調部33に供給可能な画素データを生成する処理とがASICにて行われる装置であったが、これらの処理が、画像データ生成部22により(CPUにより)行われるように、電子写真式印刷装置10を変形しても良い。 【0051】また、電子写真式印刷装置10は、タンデム形式の印刷エンジン12が用いられたレーザビームプリンタであったが、電子写真式印刷装置10で用いられている技術を、1個の作像ユニットしか有さない印刷エンジンが用いられたレーザビームプリンタに適用しても良いことや、レーザビームプリンタではない電子写真式印刷装置(FAX、複写機、複合機)に適用してもよいことは当然である。 【0052】 【発明の効果】本発明によれば、画素幅歪補正機能を有する、安価な電子写真式印刷装置を、実現できることになる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係る電子写真式印刷装置の構成図である。 【図2】実施形態に係る電子写真式印刷装置に用いられているパルス幅変調部が出力するパルスの説明図である。 【図3】実施形態に係る電子写真式印刷装置に用いられているパルス化処理部の動作を説明するための図である。 【図4】印刷エンジンにおけるレーザ光の走査速度が照射位置に依存する状態にあるときに電子写真式印刷装置から排出される印刷結果の説明図である。 【図5】従来の電子写真式印刷装置におけるビデオクロックの変調例を示した図である。 【符号の説明】 10 電子写真式印刷装置11 制御部12 印刷エンジン21 パルス化処理部22 画像データ生成部23 クロック発生部31 拡縮係数発生部32 画像データ補正部33 パルス幅変調部

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