专利汇可以提供Sequential converting type a/d converter专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To obtain a sequential converting type A/D converter which is capable of making conversion in a shorter converting period of time than a conventional A/D converter without lowering conversion accuracy for the conversion of an analog input signal with less fluctuation.
CONSTITUTION: This sequential converting type A/D converter is provided with a fixed bit register 9 fixing a bit of a successive approximation type register 2, a fixed value register 8 setting the fixed bit to '1' or '0', and a conversion start position setting circuit 4M setting lower-order bits than bits in the successive approximation register set by the fixed bit register 9. Then a control circuit 4 starts successive approximation from the bit set by the conversion start position setting circuit 4M.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Sequential converting type a/d converter专利的具体信息内容。
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は逐次変換レジスタのビット値のアナログ変換値と、アナログ入力信号とを比較器で比較し、この比較結果に応じて当該逐次変換レジスタの先頭ビットから下位ビットに渡り順次「1」又は「0」に逐次変換する制御回路を備えた逐次変換型A/
D変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10,図11に、従来の逐次変換型A
/D変換装置の構成図及び要部構成図の一例を示す。 図10において、1はアナログ入力信号とD/A変換結果の値とを比較する比較器、2はD/A変換器へのデコ−
ド入力デ−タ及びA/D変換結果を格納する逐次変換レジスタ、3は逐次変換レジスタ2のデジタル値(変換結果)をアナログ値に変換するD/A変換器、4は逐次変換の制御回路、5はA/D変換の複数のアナログ入力信号を選択する等の制御を行う制御回路、Aはアナログ入力信号、Bは逐次変換の制御回路4から逐次変換レジスタ2に与えられるビット設定信号群、C及びDは、A/
D変換のその他の制御回路5から逐次変換の制御回路4
及び比較器1に与えられる1ビットの変換信号及びA/
D変換開始の信号、EはD/A変換器3より出力される比較電圧、Fは変換終了の信号である。 また、図11において、6aはセット信号S,リセット信号Rを入力してセット,リセットに設定されるとともに、クロック(CLK)の入力の“H”期間にデ−タを取り込み、立ち下がりに同期して、デ−タをラッチするラッチ回路、
6bは、クロック(CLK)の入力の“L”期間にデ−
タを取り込み、立ち下がりに同期して、デ−タをラッチするラッチ回路であり、ラッチ回路6a,6bでシフタSを構成する。 77〜70,7Sは逐次変換の制御回路4を構成するシフタSのビットで、ビット70方向に下位となっている。 B7〜B0は図10のビット設定信号Bに相当する逐次変換レジスタ2のビットa7〜a0に与えられるビット設定信号である。 すなわち、制御回路4はラッチ回路6a,6bを従続接続することにより構成されるシフタSより成り、各シフタSによりビット7
7〜70,7Sが構成される。
【0003】次に動作について説明する。 まず、A/D
変換の開始にともない、A/D変換開始信号Dが、アクティブとなり、図10の逐次変換の制御回路4のビット77のシフタがセットされる。 これによって、1ビットの変換信号の変化に同期して、ビット設定信号B7がアクティブとなり、逐次変換レジスタ2の先頭ビットa7
に「1」がセットされ、逐次変換レジスタ2はビットa
7が「1」,ビットa6〜a0が「0」に設定される。
この状態で逐次変換レジスタ2のデジタル値をD/A変換器3がアナログ値(比較電圧E)にデコ−ドし、この比較電圧Eと外部から入力されるアナログ入力電圧Aとの比較を、1ビットの変換信号Cに同期して行い、この比較結果が、アナログ入力信号AよりD/A変換器3からの比較電圧Eの方が大きかった時のみ、変換と同時に「1」がセットされたビットa7のビットをクリアして「0」にする。 このようにして、まずビットa7の変換を行う。 次に、ビットa6の変換を行うために、再度、
1ビットの変換信号Cがアクティブとなる。 これにより、ビット77にセットされた「1」のデ−タがビット76にシフトし、ビット77には「0」がラッチされる。 これにより、ビット設定信号B6のみアクティブとなり、ビットa6に「1」がセットされ、a7がa7の変換結果(「1」又は「0」),a6が「1」,a5〜
a0が「0」の状態でデコ−ドされたD/A変換器3からの比較電圧とアナログ入力電圧Aとの比較が、1ビットの変換信号Cに同期して行われる。 ビットa7の変換時と同様に、アナログ入力電圧Aよりも比較電圧Eの方が大きかった時のみビットa6をクリアする。 このように、変換開始によりビット77にセットされた「1」のデ−タを、1ビットの変換信号Cに同期して、逐次変換の制御回路4を構成しているシフタSのビット76〜7
0へとシフトさせることにより、ビットa7〜a0に順に「1」をセットすることとし、ビットa7〜a0のそれぞれの時に、D/A変換器3によりデコ−ドされ、出力される比較電圧Eとの比較を繰り返すことによって、
「1」がセットされたビット77〜70を「1」のままとするか「0」にクリアするかによって各ビットの値を決定して、1つのA/D変換結果を逐次変換レジスタ2
に得る。 さらに、ビット7Sまでデ−タがシフトすると変換終了の信号Fがアクティブとなり変換を終了する。
このような逐次変換型A/D変換装置は、例えば図12
に示すように自動車のエンジンのラジエ−タ水温TR,
エンジンブ−スト圧力BP,車両加速度MP等の入力をデジタル信号に変換するために用いられ、上記制御回路5では上記ラジエ−タ水温TR,エンジンブ−スト圧力BP,車両加速度MP等を選択的に比較器1に上記アナログ信号Aとして取り込んでデジタル信号に変換させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の逐次変換型A/
D変換装置は以上のように構成されているため、変動の小さなアナログ入力信号の変換に対しても、常に一定の変換時間が必要であった。 例えば、上記ラジエ−タ水温TRについては、エンジンスタ−ト後一定時間t1経過後では図13に示すように時間経過に対するその変動幅が僅かであり、TR1からTR2までの一定の範囲Pを変動するのみであるにもかかわらず、逐次変換レジスタ2を先頭のビットから順次「1」に設定し、ここから逐次変換を実行していたので、結果を得るのに時間を要していた。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、変動の小さなアナログ入力信号の変換に対して、変換精度を落とすことなく、従来よりも短い変換時間で変換を行うことができる逐次変換型A/
D変換装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る逐次変換型A/D変換装置は、逐次変換レジスタ2のビットの値を固定するビットを設定する固定ビットレジスタと、その固定ビットを「1」又は「0」に設定する固定値レジスタと、固定ビットレジスタで設定されたビットよりも下位のビットを設定する変換開始位置設定回路とを備え、
制御回路4では変換開始位置設定回路で設定されたビットから逐次変換を開始するようにした。
【0007】
【作用】本発明に係る逐次変換型のA/D変換装置では、あらかじめ変換結果の数ビットを固定して、固定されていないビットのみの変換を実施することにより、従来よりも短い時間で変換を実施できる。
【0008】
【実施例】図1ないし図6に本発明の一実施例における逐次変換型のA/D変換装置の構成図を示す。 各図において、1はアナログ入力信号AとD/A変換器3からの比較電圧Eとの比較を行う比較器、2はD/A変換器3
からの比較電圧Eをデコ−ドするためのデコ−ド入力値及びA/D変換結果を格納する逐次変換レジスタ、3はD/A変換器、4は逐次変換の制御回路、5はA/D変換のその他の制御回路、8は固定デ−タ値を設定するための固定値レジスタ、9は固定ビットを設定するための固定ビットレジスタ、107〜100は固定ビットレジスタ9の値と、変換開始信号とにより、固定デ−タの逐次変換レジスタ2へのロ−ドを制御する信号を生成するアンド回路、117〜110はトランスミッションゲ−
ト、12,13はアンド回路、14及び15は固定されていないビットのオ−ル「0」及びオ−ル「1」の検出回路、Aはアナログ入力信号、Bは逐次変換の制御回路4から逐次変換レジスタ2に与えられる制御信号群、C
及びDは、A/D変換のその他の制御回路5から逐次変換の制御回路4及び比較器1に与えられる1ビットの変換信号及びA/D変換開始の信号、Eは、D/A変換器3より出力される比較電圧、Fは、変換終了の信号である。 さらに各図において、6aはセット(S),リセット(R)が可能で、クロック(CLK)の入力の“H”
期間にデ−タを取り込み、立ち下がりに同期してデ−タのラッチを行うラッチ回路、6bはクロック(CLK)
の入力の“L”期間にデ−タを取り込み、立ち上がりに同期してデ−タをラッチするラッチ回路、77〜70,
7Sは、逐次変換の制御回路4を構成するシフタSの1
ビット、B7〜B0は図1のビット設定信号Bに相当する逐次変換レジスタ2のビットa7〜a0に与えられる制御信号である。 14〜21は、固定ビットレジスタ9
の値より、変換開始にともない逐次変換レジスタ2の各ビットに「1」をセットするための制御信号をデコ−ドしているアンド回路である。 この場合、シフタSのビット77〜ビット70を構成するラッチ回路6aのセット信号Sとして変換開始位置設定信号e7〜e0が取り込まれ、「1」の変換開始信号e7〜e0が取り込まれたとき、そのビット77〜ビット70が強制的に「1」にセットされる。 例えば、変換開始位置設定信号e4が「1」となると、ビット74のみが「1」にセットされる。 このとき、逐次変換の制御回路4の通常の動作に従ってビット74を先頭ビットとしてビット74〜ビット70について順次逐次変換が実行される。 つまり、ビット74から逐次変換が開始される。 ここで、変換開始位置設定信号e7〜e0は図3の変換開始位置設定回路4
Mを構成するアンド回路16〜23より出力される。 このアンド回路16〜23には、固定ビットレジスタ9のビット信号d7〜d0とその反転した信号との所定の組合せにもとづく入力が供給される。 例えば、アンド回路19には、ビットd7,d6,d5と、ビットd4,d
3,d2,d1の反転信号が入力される。 なお、ビットd7,d6,d5,d4,d3,d2,d1のそれぞれの反転信号は図4のインバ−タ回路16a〜16hにより生成される。 従って、例えば、固定ビットレジスタ9
のビットd7,d6,d5に1を設定するとアンド回路19のみがアクティブとなるので変換開始位置設定信号e4のみが1となってシフタSのビット74から逐次変換が開始される。 また、本発明のA/D変換装置は、図5に示すように、固定ビットレジスタ9のビットd7の反転信号とビットa7,ビットd6の反転信号とビットa6,ビットd5の反転信号とビットa5,ビットd4
の反転信号とビットa4,ビットd3の反転信号とビットa3,ビットd2の反転信号とビットa2,ビットd
1の反転信号とa1,ビットd0の反転信号とビットa
0のアンドをそれぞれとるアンド回路14b及びこれら各アンド回路14bの出力のアンドをとるアンド回路1
2より成り、逐次変換レジスタ2の固定されていないビットがオ−ル0(全ビット0)を検出して、オ−ル0検出信号IRQ1を出力する全ビット0検出回路14を備える。 また、図6に示すように、固定ビットレジスタ9
のビットd7とビットa7,ビットd6とビットa6,
ビットd5とビットa5,ビットd4とビットa4,ビットd3とビットa3,ビットd2とビットa2,ビットd1とビットa1,ビットd0とビットa0のオアをそれぞれとるオア回路15a及びこれら各オア回路15
aの出力のアンドをとるアンド回路13より成り、逐次変換レジスタ2の固定されていないビットがオ−ル1
(全ビット1)を検出して、オ−ル1検出信号IRQ2
を出力する全ビット1検出回路15を備える。
【0009】次に動作について説明する。 本発明の一実施例におけるA/D変換も、逐次変換方式であるため基本的な動作は従来例と同様である。 異なる点は、変換開始時に、逐次変換レジスタ2の指定されたビットを指定された値に固定して、固定されたビットの次のビットより、例えば「1」をセットし始めて変換を行っていく。
つまり、まず最初に、固定ビットレジスタ9及び固定デ−タレジスタ8に、固定するビットに例えば「1」をセットするような固定ビットデ−タ及び固定値デ−タを設定する。 この状態でA/D変換を開始していく。 A/D
変換開始の信号Dがアクティブとなると、固定ビットレジスタ9の値より、固定ビットに対応するアンド回路1
0のみアクティブとなり、当該固定ビットに対応した固定値レジスタ8のビットのみ、デ−タが、逐次変換レジスタ2にロ−ドされる。 また、これと同時に、図2に示す逐次変換の制御回路4においては、固定ビットレジスタの値より、固定ビットの次のビットをセットするためのデコ−ド回路16〜21のどれか1つアクティブとなり、変換開始位置設定信号e7〜e0のどれか1つの信号がアクティブとなるため、シフタSの対応したビットのみに例えば「1」がセットされる。 この状態で、従来のA/D変換と同様に「1」がセットされたシフタSのビットに対応する逐次変換レジスタ2のビットより下位のビットについて、1ビットずつの変換を繰り返してA
/D変換を行う。 すなわち、本発明のA/D変換装置は、固定ビットより下位のビットについてしか変換を行わない。 例えば、今、逐次変換レジスタ2の上位ビットa7,a6,a5を1,0,0に固定化する場合を考えると、まず固定ビットレジスタ9のビットd7,d6,
d5のみを1とする。 すなわち、ビットd7〜d0に順次1,1,1,0,0,0,0,0を設定し、固定値レジスタ8のビットc7〜c5を1,0,0とする。 すなわち、ビットc7〜c0を1,0,0,0,0,0,
0,0に設定して、変換開始の信号Dにより変換を開始したとすると、アンド回路107,106,105のみがアクティブとなり、これに接続されたトランスミッションゲ−ト117,116,115のゲ−トが開かれ、
固定値レジスタ8のビットc7,c6,c5に設定された1,0,0がビットa7,a6,a5にそれぞれロ−
ドされる。 つぎに、変換開始位置設定回路4Mのアンド回路19のみの変換開始位置設定信号e4が1で、アクティブとなり、この変換開始位置設定信号e4によりシフタSのビット74が1にセットされ、逐次変換の制御回路4独自の動作にもとづきビットa4以下のビットa
4〜a0の逐次変換のみが行われるため、まず、ビットa4に「1」をセットして変換が開始され、順にビットa0まで交換を行っていき1つの変換値を得る。
【0010】本発明によれば、図14のような変動の小さなアナログ入力信号の変換においては、変換時間を短縮し、かつ、同じ精度の変換結果を得ることができるまた、本発明では、変換結果において、固定されていないビットのデ−タが、オ−ル「0」,オ−ル「1」の場合を検出する回路14,15により、アナログ入力の電圧が、ビット固定によるA/D変換範囲を越えた場合を検出することが可能で、この検出信号を割り込み信号IR
Q1,IRQ2として使用することにより、このような場合の対処を割り込み処理によって行うことができる。
すなわち、図14においてアナログ入力信号があらかじめ設定した範囲Pの下限を逸脱するか上限を逸脱すれば全ビット0検出回路14,全ビット1検出回路15より割り込み信号IRQ1,IRQ2を出力するので割り込みル−チンに入り、ここで図示しない警報手段としての警報ランプを発生するか割り込みにより動作を中断することにより、事後策を講ずることができる。 あるいは、
オ−ル「0」又は、オ−ル「1」の検出によるIRQ
(割り込み信号)の発生により割り込み処理ル−チンに入り、その割り込み処理ル−チンにて、固定ビットレジスタ9及び固定値レジスタ8のデ−タを再設定し、アナログ入力の変動可能範囲を変えて、変換を継続していくような処理を行う場合、等が考えられる。
【0011】さらに、図7に示すように複数のアナログ入力信号TR,BP,MR等を複数入力するようにし、
これらのアナログ入力信号TR,BP,MR等をセレクトしてA/D変換を行う構成の場合には、各アナログ入力信号ごとに一対の固定ビットレジスタ9a〜9cと固定値レジスタ8a〜8cを有するようにして、アナログ入力信号の選択に応じてこれらのレジスタを選択するように構成してもよい。 このことを、4入力の8ビットA
/D変換装置を1例として図8を用いて次に述べる。 本実施例においては、アナログ入力信号A1(TR)に対して第1固定値レジスタ8a,第1固定ビットレジスタ9a、アナログ入力信号A2(BP)に対して第2固定値レジスタ8b,第2固定ビットレジスタ9b、アナログ入力信号A3(MR)に対して第3固定値レジスタ8
c,第3固定ビットレジスタ9c、アナログ入力信号A
4に対して第4固定値レジスタ8d,第4固定ビットレジスタ9dをそれぞれ有しており、変換を行うアナログ入力信号に対応したいずれかの固定ビットレジスタ及び固定値レジスタが選択され、この選択されたレジスタのデ−タにより制御し変換を実施していく。 つまり、図8
において、4つの各アナログ入力信号A1〜A4は、それぞれ、トランスミッションゲ−ト24〜27を介して、コンパレ−タのアナログ入力に接続されており、アナログ入力選択レジスタ28のデ−タをデコ−ド回路2
9でデコ−ドした制御信号により、アナログ入力が1つ選択され、その入力をコンパレ−タのアナログ入力へ伝える。 同時に、この選択信号により選択されたアナログ入力に対応する固定ビットレジスタ,固定値レジスタを選択する。 そして、この選択された固定ビットレジスタのデ−タ、及び固定値レジスタのデ−タを各制御回路へ供給するための信号(d07〜d00,c07〜c0
0)を、各ゲ−ト回路Gを介して、上記実施例(図1)
の固定ビットレジスタ9のデ−タ(d7〜d0),固定値レジスタ8のデ−タ(c7〜c0)の代わりに各制御回路に供給する。 これにより、A/D変換は選択されたアナログ入力信号に対応する固定ビット,固定値を用い変換を行っていくことができる。 このような構成にすれば、各アナログ入力信号ごとに最適な設定を行うことができ、変換に要するト−タル時間の短縮を図ることができる。 また図9に示すように変動幅が共通な複数のアナログ入力信号TR1,TR2,TR3から成る1つのグル−プごとに一対の固定ビットレジスタ9と固定値レジスタ8を共通に割当てるように構成しても良い。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、逐次変換レジスタのビットの値を固定するビットを設定する固定ビットレジスタと、その固定ビットを「1」または「0」に設定する固定値レジスタと、固定ビットレジスタのビットにもとづき固定ビットレジスタで設定された逐次変換レジスタにおけるビットよりも下位のビットを設定する変換開始位置設定回路とを備え、制御回路では変換開始位置設定回路で設定されたビットから逐次変換を開始するようにしたので、変動の小さなアナログ入力信号において、変換時間を短縮し、かつ、同じ精度の変換結果を得ることができる逐次変換型A/D変換装置が実現される。 また、逐次変換レジスタの固定されていないビットの変換値が、全ビット「0」であることを検出する全ビット0
検出回路、及び全ビット「1」であることを検出する全ビット1検出回路を備えた場合は、アナログ入力信号が、ビット固定によるA/D変換範囲を越えた場合を簡単に検出することが可能で、この検出信号を割り込み信号として使用することにより、このような場合の対処を割り込み処理によって行うことができる逐次変換型A/
D変換装置が実現される。
【図1】本発明に係る逐次変換型A/D変換装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明に係る逐次変換の制御回路の一例を示す構成図である。
【図3】本発明に係る変換開始位置設定回路の一例を示す概略構成図である。
【図4】本発明に係るインバ−タ回路の一例を示す概略構成図である。
【図5】本発明に係る全ビット0検出回路の一例を示す構成図である。
【図6】本発明に係る全ビット1検出回路の一例を示す構成図である。
【図7】本発明に係る逐次変換型A/D変換装置の他の実施例を示す構成図である。
【図8】本発明に係る逐次変換型A/D変換装置を4入力の8ビットA/D変換装置で構成した場合の実施例を示す構成図である。
【図9】本発明に係る逐次変換型A/D変換装置の他の実施例を示す構成図である。
【図10】従来の逐次変換型A/D変換装置の一例を示す構成図である。
【図11】従来の逐次変換型A/D変換装置の一例を示す詳細構成図である。
【図12】従来のこの種の装置でA/D変換されるアナログ入力の一例を示す図である。
【図13】従来の逐次変換型A/D変換装置へのアナログ入力信号の一例を示す図である。
2 逐次変換レジスタ 4 逐次変換の制御回路 4M 変換開始位置設定回路 8 固定値レジスタ 9 固定ビットレジスタ
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【実施例】図1ないし図6に本発明の一実施例における逐次変換型のA/D変換装置の構成図を示す。 各図において、1はアナログ入力信号AとD/A変換器3からの比較電圧Eとの比較を行う比較器、2はD/A変換器3
からの比較電圧Eをデコ−ドするためのデコ−ド入力値及びA/D変換結果を格納する逐次変換レジスタ、3はD/A変換器、4は逐次変換の制御回路、5はA/D変換のその他の制御回路、8は固定デ−タ値を設定するための固定値レジスタ、9は固定ビットを設定するための固定ビットレジスタ、107〜100は固定ビットレジスタ9の値と、変換開始信号とにより、固定デ−タの逐次変換レジスタ2へのロ−ドを制御する信号を生成するアンド回路、117〜110はトランスミッションゲ−
ト、12,13はアンド回路、14及び15は固定されていないビットのオ−ル「0」及びオ−ル「1」の検出回路、Aはアナログ入力信号、Bは逐次変換の制御回路4から逐次変換レジスタ2に与えられる制御信号群、C
及びDは、A/D変換のその他の制御回路5から逐次変換の制御回路4及び比較器1に与えられる1ビットの変換信号及びA/D変換開始の信号、Eは、D/A変換器3より出力される比較電圧、Fは、変換終了の信号である。 さらに各図において、6aはセット(S),リセット(R)が可能で、クロック(CLK)の入力の“H”
期間にデ−タを取り込み、立ち下がりに同期してデ−タのラッチを行うラッチ回路、6bはクロック(CLK)
の入力の“L”期間にデ−タを取り込み、立ち上がりに同期してデ−タをラッチするラッチ回路、77〜70,
7Sは、逐次変換の制御回路4を構成するシフタSの1
ビット、B7〜B0は図1のビット設定信号Bに相当する逐次変換レジスタ2のビットa7〜a0に与えられる制御信号である。 14〜21は、固定ビットレジスタ9
の値より、変換開始にともない逐次変換レジスタ2の各ビットに「1」をセットするための制御信号をデコ−ドしているアンド回路である。 この場合、シフタSのビット77〜ビット70を構成するラッチ回路6aのセット信号Sとして変換開始位置設定信号e7〜e0が取り込まれ、「1」の変換開始信号e7〜e0が取り込まれたとき、そのビット77〜ビット70が強制的に「1」にセットされる。 例えば、変換開始位置設定信号e4が「1」となると、ビット74のみが「1」にセットされる。 このとき、逐次変換の制御回路4の通常の動作に従ってビット74を先頭ビットとしてビット74〜ビット70について順次逐次変換が実行される。 つまり、ビット74から逐次変換が開始される。 ここで、変換開始位置設定信号e7〜e0は図3の変換開始位置設定回路4
Mを構成するアンド回路16〜23より出力される。 このアンド回路16〜23には、固定ビットレジスタ9のビット信号d7〜d0とその反転した信号との所定の組合せにもとづく入力が供給される。 例えば、アンド回路19には、ビットd7,d6,d5と、ビットd4,d
3,d2,d1の反転信号が入力される。 なお、ビットd7,d6,d5,d4,d3,d2,d1のそれぞれの反転信号は図4のインバ−タ回路16a〜16hにより生成される。 従って、例えば、固定ビットレジスタ9
のビットd7,d6,d5に1を設定するとアンド回路19のみがアクティブとなるので変換開始位置設定信号e4のみが1となってシフタSのビット74から逐次変換が開始される。 また、本発明のA/D変換装置は、図5に示すように、固定ビットレジスタ9のビットd7の反転信号とビットa7,ビットd6の反転信号とビットa6,ビットd5の反転信号とビットa5,ビットd4
の反転信号とビットa4,ビットd3の反転信号とビットa3,ビットd2の反転信号とビットa2,ビットd
1の反転信号とa1,ビットd0の反転信号とビットa
0のナンドをそれぞれとるアンド回路14b及びこれら各アンド回路14bの出力のアンドをとるアンド回路1
2より成り、逐次変換レジスタ2の固定されていないビットがオ−ル0(全ビット0)を検出して、オ−ル0検出信号IRQ1を出力する全ビット0検出回路14を備える。 また、図6に示すように、固定ビットレジスタ9
のビットd7とビットa7,ビットd6とビットa6,
ビットd5とビットa5,ビットd4とビットa4,ビットd3とビットa3,ビットd2とビットa2,ビットd1とビットa1,ビットd0とビットa0のオアをそれぞれとるオア回路15a及びこれら各オア回路15
aの出力のアンドをとるアンド回路13より成り、逐次変換レジスタ2の固定されていないビットがオ−ル1
(全ビット1)を検出して、オ−ル1検出信号IRQ2
を出力する全ビット1検出回路15を備える。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
标题 | 发布/更新时间 | 阅读量 |
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