专利汇可以提供Apparatus and method for low heating temperature compensation专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a low heating temperature compensation apparatus, which can be downsized and manufactured at a low cost and accept various temperature sensors using one PCB not depending on types of temperature sensors.
SOLUTION: At a temperature comparator, the low heating temperature compensation apparatus performs digital signal processing for an error value, which is a difference between current and standard temperatures, to acquire a digital error voltage value. In addition, the low heating temperature compensation apparatus performs PID control using a digital PID circuit instead of an analog PID circuit that requires electric components, such as an operational amplifier, a resistor or a capacitor.
COPYRIGHT: (C)2004,JPO,下面是Apparatus and method for low heating temperature compensation专利的具体信息内容。
本発明は光通信素子を周囲温度変化とは無関係に一定の温度特性を有するようにするための温度補償装置及び方法に関し、特に、PID(Proportion Integration Derivation)制御回路を利用した低発熱温度補償装置及び方法に関する。
導波路列格子(Arrayed Waveguide Grating:AWG)は波長分割多重方式(Wavelength Division Multiplexing:WDM)光通信システムで多波長の光チャネルを多重化又は逆多重化させる多重化器/逆多重化器(Mux/DeMux)に主に使用される光通信素子である。 AWGのような光通信素子は温度、周囲環境変化に敏感に反応して光通信システム性能を劣化させる問題がある。
このような問題点を解決するために、光通信素子を周囲温度変化とは無関係に一定の温度特性を有するようにするための温度補償装置を利用する。 このような温度補償装置は主にPID制御回路を利用することにより具現されることができる。
図1は従来のPID制御回路を利用した温度補償装置の概略的な構成を示したブロック図である。
図1に示したように、従来の温度補償装置は、温度比較部10、PID制御部20、高電流駆動部30、温度制御部40及び温度センサー50で構成される。
温度比較部10では基準温度と現在温度を比較して基準温度の基準電圧値V refと現在温度の現在電圧値V curの差である誤差電圧値V errを出力する。 基準電圧値V refは直接電圧値を印加するか、又は、汎用マイクロコントローラによるDAC(Digital-to-analog converter)でフィードして電圧値を印加することにより、基準温度を設定するようになる。 現在電圧値V curは、AWGのような光通信素子のために取り付けられた温度センサー50の抵抗値を読み出した後、現在電圧値(V cur )に変換することにより設定されるようになる。
PID制御部20は高電流駆動部30にPID電圧値V pidを出力することにより、基準温度の電圧値V refと現在温度の電圧値V curを一致させる役割を遂行する。 PID制御部は光通信素子の温度変化特性に応じてP制御、PI制御、PD制御、PID制御回路などを含むことができる。
高電流駆動部30はPID制御回路の出力電圧V pidを受信し、これを増幅して温度制御部40に高電流I outを供給する。 高電流駆動部30にはパワー演算増幅器(power op-amp:OPアンプ)が主に使用される。
温度制御部40は印加された高電流I outを利用して光通信素子の温度を制御する。 この時、温度制御部40に印加される電流I outの極性は、温度比較部10での誤差電圧値V errの極性により決定される。 誤差電圧値が正(+)の電圧値を示すと、正の電流が供給され、反対に誤差電圧値が負(−)の電圧値を示すと、負の電流が供給される。 このような温度制御部40にはヒーター(heater)とTEC(thermal electric cooler)などが使用される。 ヒーターは印加される電流I outの極性とは無関係に光通信素子を加熱するように機能し、TECは印加される電流I outの極性に従って光通信素子を加熱/冷却するように機能する。
温度センサー50は、温度を検知するように機能し、例えば、サーミスタ(thermistor)、RTD(resistive thermal detector)などがある。 サーミスタは温度の上昇につれて、抵抗値が低くなる特性があり、RTDは温度の上昇につれて抵抗値が増加する特性がある。
しかし、前述のような構成を有する従来の温度補償装置の場合、高電流駆動部30に使用されたパワーOPアンプの熱効率が悪く、多量の熱が発生するようになるので、必ず放熱板が必要であり、これによって、材料費の上昇及びモジュール全体が大きくなる欠点がある。
このような欠点を解決するために、パワーOPアンプの代わりに熱効率が良好なパルス幅変調(Pulse Width Modulation:PWM)ドライバと電流整流回路を使用して防熱板の不要な低発熱温度補償装置が具現された。
図2は従来の低発熱温度補償装置の概略的な構成を示すブロック図である。
図2に示したように、従来の低発熱温度補償装置は図1の構成でパワーOPアンプの代わりにPWMドライバ31と電流整流器32を使用した構成を有する。 図3はPWMドライバ31と電流整流器32で構成された高電流駆動部30の出力特性を示した図である。 アナログPID制御部20は誤差電圧値V errに基づいた温度補償信号V pidを出力する(図3A)。 PWMドライバ31は増幅信号I pwm (図3B)を生成するためにV pidを増幅する。 増幅号I pwmは電流整流器32を通過しながらDC(direct current)信号に変変換される(図3C)。
しかし、図2に示したような従来の低発熱温度補償装置の場合、誤差電圧値(V err )が0になるように制御するためアナログPID制御回路における比例器(P)、積分器(I)、微分器(D)を利用する。 このため、従来の低発熱温度補償装置では、高性能OPアンプ、R(抵抗)、C(キャパシタ)などの多量の電気部品の使用が必要になる。 従って、このようなアナログPID制御回路は温度補償モジュールの材料費を上昇させ及びモジュールの体積を大きくさせる原因になっている。 また、極端な環境下で電気部品の特性が急激に悪化すると、温度補償モジュール全体の性能を劣化させる傾向がある。
さらに、上述したように温度比較部で誤差電圧値V errは、差動増幅器、計測増幅器(Instrument op-amp)などを利用して現在温度の電圧値V curと基準温度の電圧値V refの差を求めることにより得られる。 しかし、一般的に誤差電圧値V errの極性は温度測定に使用される温度センサー、例えば、温度の増加につれて抵抗値が低くなる特性を有するサーミスタ、温度の増加につれて抵抗値が増加する特性を有するRTDの種類に依存する。 上述したように、誤差電圧値V errの極性が変わると、ヒーターやTECのような温度制御部に印加される電流I outの極性も変わるようになるので、光通信素子に印加される温度制御部の機能が変わるようになる。 その結果、温度比較部は温度センサー種類に従って相異なる回路基板(Printed Circuit Board:PCB)を使用しなければならないといった問題がある。
従って、前述の問題を解決するための本発明の目的は、温度補償装置の大きさを小型化し、製作費用を節減することができる低発熱温度補償装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、温度センサーの種類とは無関係に、一つのPCBの使用により、多様な温度センサーを受容することができる低発熱温度補償装置及び方法を提供することにある。
このような目的を達成するための本発明の光通信素子が周囲温度変化とは無関係に一定の温度特性を有するようにする低発熱温度補償装置は、光通信素子の使用温度を検出する温度センサーと、温度センサーの検出温度に対応する信号と光通信素子の基準温度に対応する信号とをディジタル信号処理し、この二つの信号差を示すディジタル誤差値を発生する温度比較部と、温度比較部のディジタル誤差値をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、アナログ信号に変換された誤差値が0になるように、アナログ手法によりPID制御して温度補償信号を発生するアナログPID制御部と、温度補償信号に応じて光通信素子の温度を制御する温度制御部と、からなることを特徴とする。
この低発熱温度補償装置における二つの信号はそれぞれ電圧信号で構成されるとよい。
この低発熱温度補償装置は、アナログPID制御部からの温度補償信号を受信して増幅し、高電流として温度制御部に供給する高電流駆動部をさらに含むと好ましい。
高電流駆動部はPWMドライバと電流整流器で構成されるとなお好ましい。
また、本発明では、光通信素子が周囲温度変化とは無関係に一定の温度特性を有するようにする低発熱温度補償装置において、光通信素子の使用温度を検出する温度センサーと、温度センサーの検出温度に対応する信号と光通信素子の基準温度に対応する信号の二つの信号差を示す誤差値を発生する温度比較部と、温度比較部の誤差値をディジタル信号に変換するA/Dコンバータと、ディジタル信号に変換された誤差値が0になるように、ディジタル手法によりPID制御してディジタル温度補償信号を発生するディジタルPID制御部と、ディジタル温度補償信号をアナログ温度補償信号に変換するD/Aコンバータと、アナログ温度補償信号に応じて光通信素子の温度を制御する温度制御部と、からなることを特徴とする低発熱温度補償装置を提供する。
この低発熱温度補償装置における二つの信号はそれぞれ電圧信号で構成されるとよい。
この低発熱温度補償装置は、アナログD/Aコンバータからのアナログ温度補償信号を受信して増幅し、高電流として温度制御部に供給する高電流駆動部をさらに含むと好ましい。
高電流駆動部はPWMドライバと電流整流器で構成されるとなお好ましい。
さらに、本発明では、光通信素子が周囲温度変化とは無関係に一定の温度特性を有するようにする低発熱温度補償装置において、光通信素子の使用温度を検出する温度センサーと、温度センサーの検出温度に対応する信号と光通信素子の基準温度に対応する信号とをディジタル信号処理して、この二つの信号差を示すディジタル誤差値を発生する温度比較部と、ディジタル誤差値が0になるように、ディジタル手法によりPID制御してディジタル温度補償信号を発生するディジタルPID制御部と、ディジタル温度補償信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、アナログ温度補償信号に応じて光通信素子の温度を制御する温度制御部と、からなることを特徴とする低発熱温度補償装置をも提供する。
この低発熱温度補償装置における二つの信号はそれぞれ電圧信号で構成されるとよい。
この低発熱温度補償装置は、アナログD/Aコンバータからのアナログ温度補償信号を受信して増幅し、高電流として温度制御部に供給する高電流駆動部をさらに含むと好ましい。
高電流駆動部はPWMドライバと電流整流回路で構成されるとなお好ましい。
さらにまた、本発明では、光通信素子が周囲温度変化とは無関係に一定の温度特性を有するようにする低発熱温度補償方法において、光通信素子の使用温度を検出し、検出温度に対応する信号と光通信素子の基準温度に対応する信号とをディジタル信号処理して、この二つの信号差を示すディジタル誤差値を発生する過程と、ディジタル誤差値をD/A変換してアナログ信号に変換する過程と、アナログ信号に変換された誤差値が0になるように、アナログ手法によりPID制御して温度補償信号を発生する過程と、温度補償信号に基づいてアナログ手法により光通信素子の温度補償を遂行する過程と、からなることを特徴とする低発熱温度補償方法を提供する。
さらに、本発明では、光通信素子が周囲温度変化とは無関係に一定の温度特性を有するようにする低発熱温度補償方法において、光通信素子の使用温度を検出し、検出温度に対応する電圧信号と光通信素子の基準温度に対応する電圧信号の差である誤差電圧値を計算する過程と、誤差電圧値をA/D変換してディジタル信号処理する過程と、ディジタル信号に変換された誤差値が0になるように、ディジタル手法によりPID制御してディジタル温度補償信号を発生する過程と、ディジタル温度補償信号をD/A変換してアナログ信号に変換する過程と、アナログ温度補償信号に基づいてアナログ手法により光通信素子の温度補償を遂行する過程と、からなることを特徴とする低発熱温度補償方法も提供する。
これら低発熱温度補償方法における二つの信号はそれぞれ電圧信号であるとよい。
また、これら低発熱温度補償方法は、温度補償信号を受信する過程と、温度補償信号を増幅する過程と、温度補償信号を高電流として供給する過程と、をさらに含むと好ましい。
増幅及び供給過程は、PWMドライバと電流整流回路を使用して遂行されるとよい。
さらにまた、本発明では、光通信素子が周囲温度変化とは無関係に一定の温度特性を有するようにする低発熱温度補償方法において、光通信素子の使用温度を検出し、検出温度に対応する信号と光通信素子の基準温度に対応する信号とをディジタル信号処理して、二つの信号差を示すディジタル誤差値を発生する過程と、ディジタル誤差値が0になるように、ディジタル手法によりPID制御してディジタル温度補償信号を発生する過程と、ディジタル温度補償信号をD/A変換してアナログ温度補償信号に変換する過程と、アナログ温度補償信号に基づいてアナログ手法により光通信素子の温度補償を遂行する過程と、からなることを特徴とする低発熱温度補償方法をも提供する。
この低発熱温度補償方法における二つの信号はそれぞれ電圧信号であるとよい。
また、この低発熱温度補償方法は、温度補償信号を受信する過程と、温度補償信号を増幅する過程と、温度補償信号を交流電流として供給する過程と、をさらに含むと好ましい。
本発明の低発熱温度補償装置によれば、温度比較部とアナログPID制御部をディジタル信号処理するように構成したので、電気部品の数を節減することができ、これによって材料費節減効果及びモジュールサイズの小型化効果を期待することができるようになる。
また、温度比較部をディジタル信号処理させることにより、一つのPCBの使用によっても多様な温度センサーを受容することができる汎用低発熱温度補償装置を構成することができるようになる。
本発明は、光通信素子などの温度補償のための低発熱温度補償装置を構成する場合、温度比較部で現在温度と基準温度の差である誤差値をディジタル信号処理してディジタル誤差電圧値を求めるようにするか、または、OPアンプ及び抵抗(R)、キャパシタ(C)などの電気部品が必要なアナログPID回路の代わりにディジタルPID制御を遂行するようにすることを特徴とする。
以下、本発明に従う好適な一実施形態について図4〜図7を参照しつつ詳細に説明する。 下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
図4は本発明一実施形態による温度比較部がディジタル信号処理される低発熱温度補償装置の構成を示すブロック図である。
図4に示したように、本実施形態による低発熱温度補償装置は、温度センサー1と、温度比較部100、PID制御部200、高電流駆動部300、A/Dコンバータ110、D/Aコンバータ120で構成される温度補償モジュール2と、温度制御部3と、を含む構成を有する。
温度センサー1は光通信素子などの現在使用温度を検出し、この検出温度に対応する電圧信号はA/Dコンバータ110を通じてディジタル信号に変換される。 温度比較部100はA/Dコンバータを通じてディジタル信号に変換された現在温度に対応する電圧値V curと設定温度に対応する基準電圧値V refとの差であるディジタル誤差電圧値V errを計算する。 この時、一般的に現在温度の電圧値を測定する回路は基準電圧(3V)、抵抗、温度センサー及びGNDの順に閉ループが構成された電圧デバイダ回路(divider circuit)が主に使用される。
使用する温度センサーの種類に対する補償のためにディジタル基準電圧値V ref及び/又はディジタル現在温度電圧値V curがディジタル信号処理されると好ましい。 ここで、例えば、温度センサーとしてサーミスタが使用される場合、温度が上昇するにつれて温度センサーの抵抗値が低くなり、現在温度電圧値V curも低くなる傾向がある。 従って、現在温度電圧値V curはディジタルV curを生成するために増加され、又は、基準電圧値V refはディジタルV refを生成するために減少され、又は、両ディジタル値が部分的に調節される。 一方、温度センサーとしてRTDが使用される場合、温度が上昇するにつれて温度センサーの抵抗値が高くなり、現在温度電圧値V curも高くなる傾向がある。 従って、現在温度電圧値V curはディジタルV refを生成するために減少され、又は、基準電圧値V refはディジタルV curを生成するために増加され、又は、両ディジタル値が部分的に調節される。 温度比較部100はディジタル値で誤差電圧値を比較するので、温度センサーの種類とは無関係にPCBにその温度比較部の具現が可能になる。 すなわち、後述のように、PID制御機能のフィードバックを通じて誤差電圧値が0になるようにする。
ディジタル誤差電圧値V errはD/Aコンバータ120を通じてアナログ誤差電圧値V errに変換された後、アナログPID制御部200に入力される。 PID制御部200は誤差電圧値V errが0になるようにPID制御機能を遂行して温度補償信号V pidを発生する。
PID制御部200から出力される温度補償信号V pidは高電流駆動部300で増幅されて温度制御部3に供給され、温度制御部3は印加された高電流により光通信素子の温度を制御するようになる。 この一実施形態における高電流駆動部300は、PWMドライバ310と電流整流器320で構成される。 PWMドライバ310は出力抵抗が低く、熱効率が高いので、別途の防熱板が必要ない。 このような理由から、PWMドライバは低発熱素子に主に使用されている。
図5は本発明の他の実施形態を示すブロック図であり、ディジタルPID制御器を含む低発熱温度補償装置の構成を示している。
図5に示したように、本発明の他の実施形態による低発熱温度補償装置は、温度センサー1と、温度比較部100、ディジタルPID制御部220、高電流駆動部300、A/Dコンバータ210及びD/Aコンバータ230で構成された温度補償モジュール2と、温度制御部3と、を含む構成を有する。
この実施形態は、図1に示したアナログPID制御部200の代わりにディジタルPID制御部220で構成される点に差異がある。 また、PID制御のために、ディジタルPID制御部220の入力端及び出力端にA/Dコンバータ210及びD/Aコンバータ230を設けている。
温度比較部100は現在温度の電圧値と基準温度の電圧値の差である誤差電圧値を計算する。 誤差電圧値はA/Dコンバータ210によりディジタル誤差電圧値に変換されて、ディジタルPID制御部220に入力される。
ディジタルPID制御部220は誤差電圧値が0になるようにディジタルPID制御を遂行する。 ディジタルPID制御は汎用マイクロプロセッサを通じて遂行され、ディジタルPIDサンプリング方式のPID制御の基本式は次の通りである。
操作量=K p x誤差(比例P)+
K i x誤差の累積器(積分I)+
K d x前回誤差との差(微分D)
これを記号に示すと、
nV pid =(n−1)V pid +D n V pid
D n V pid =K p x(nV err −(n−1)V err )+
K i xnV err +
K d x((nV err −(n−1)V err )−((n−1)V err −(n−2)V err ))
前式でnV pidと(n−1)V pidはそれぞれ今回制御量、前回制御量を示し、D n V pidは今回制御量微分を意味し、nV err 、(n−1)V err 、(n−2)V errはそれぞれ今回、前回、前前回誤差を示す。 K p 、K i 、K dはそれぞれ比例定数、積分定数、微分定数を意味する。
ディジタルPID制御部220の出力値はD/Aコンバータ230を通じてアナログ値に変換される。 このアナログ値は高電流としてPWMドライバ310と電流整流器320で構成された高電流駆動部300を通じて、ヒーターやTECのような温度制御部3に供給される。 温度制御部3は高電流駆動部300からの信号に基づいて現在温度を基準温度に近接するようにする。 ディジタルPID制御は必要によって、P制御、PI制御、PD制御、PID制御などが使用される。
図6は本発明の他の実施形態を示すブロック図であり、ディジタル温度比較部とディジタルPID制御器を含む低発熱温度補償装置の構成を示している。
図6に示したように、本実施形態による低発熱温度補償装置は、温度センサー1と、温度比較部100、ディジタルPID制御部220、高電流駆動部300、A/Dコンバータ110、D/Aコンバータ230で構成された温度補償モジュール2と、温度制御部3と、から構成される。
この実施形態は、図1に示したアナログPID制御部200の代わりにディジタルPID制御部220で構成される点に差異がある。 さらに、PID制御のために、ディジタルPID制御部220出力端にD/Aコンバータ230を設けている。
温度センサー1で検出された現在温度の電圧値は、A/Dコンバータ110を通じてディジタル電圧値であるディジタルV curに変換される。 温度比較部100は基準温度の電圧値であるディジタルV refと現在温度の電圧値であるディジタルV curの差である誤差電圧値であるディジタルV errを計算する。 誤差電圧値であるディジタルV errは前述した汎用マイクロコントローラによりPID制御を実行するディジタルPID制御器に入力される。 このディジタルPID制御器からのPID出力値はD/Aコンバータ230を通じてアナログ値に変換され、高電流としてPWMドライバ310と電流整流器320を通じて温度制御部3に供給される。 このようにして、低発熱温度補償装置は基準温度と現在温度を一定に維持するように構成される。
図7は多重化器/逆多重化器(WDM Mux/DeMux)素子の一種類であるAWGの温度特性を安定化するために、そのAWGに本発明の実施形態による低発熱温度補償装置を適用した例を示す図である。
温度センサー1はAWG素子4の現在使用温度を検出する。 温度センサー1の検出温度が基準温度から外れる場合、これを補償するために温度補償モジュール2はヒーターやTECなどの温度制御部3を駆動するべく制御信号をその温度制御部3に供給する。 このようにして、周囲温度変化とは無関係にAWG素子10が一定の温度(基準温度)特性を有するようになる。 この場合、ヒートスプレッダ(heat spreader)5はAWG素子10に対して熱が偏らないように均一に伝達されるようにする。
以上、具体的な実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、各種の変形が本発明の特許請求の範囲を逸脱しない限り、該当技術分野における通常の知識をもつ者により可能なのは明らかである。
1 温度センサー2 温度補償モジュール3 温度制御部100 温度比較部110,210 A/Dコンバータ120,230 D/Aコンバータ200 PID制御部220 ディジタルPID制御部300 高電流駆動部310 PWMドライバ320 電流整流器
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