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Lighting fixture

阅读:391发布:2024-02-14

专利汇可以提供Lighting fixture专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a lighting fixture capable of improving productivity and shape stability of a noninflammable globe and hardly producing mounting errors of the globe to a frame body.SOLUTION: The lighting fixture 1 includes a fixture body 2 with a rectangular shape viewed from a plane opened below, a fluorescent lamp (light source) 9 supported on the fixture body 2, a frame body 10 mounted on the fixture body 2 in free opening and closing, and the globe 31 mounted on the frame body 10. The frame body 10 has a pair of frame materials 11 extending in a longitudinal direction of the fixture body 2, and an end plate 21 arranged between ends of the frame materials 11. The globe 31 is provided with a translucent sheet which is formed with glass fibers as a base material and can be extended to a flat plate in a free state and can be deformed from an extending state to a curved state while a width W1 of the sheet at the extending state is greater than a width W2 of the frame body 10. Edges 31a at both sides of the globe 31 are supported with the both frame materials 11, both ends in a longitudinal direction of the globe 31 are closed with the end plates 21, and the globe 31 covers the lamp 9 from its lower part in a curved state projected downward, according to a dimensional difference of both widths W1, W2.,下面是Lighting fixture专利的具体信息内容。

  • 平面視長四角形状で下方に開放された器具本体と;
    この器具本体に支持された光源と;
    前記器具本体の長手方向に延びる一対の枠材、及びこれら枠材の端間にわたって配設された端板を備えて、前記器具本体に開閉可能に取付けられた枠体と;
    ガラス繊維を基材として形成され、自由状態で平板状に展開可能で展開状態での幅が前記枠体の幅より大きくかつ展開状態から湾曲された状態に変形し得る透光性のシートからなり、両側縁部を前記一対の枠材に夫々支持させて前記枠体に取付けられているとともに長手方向両端が前記端板で閉じられていて、前記両幅の寸法差に従い下方に突出した湾曲状態で前記光源を下方から覆っているグローブと;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  • 前記一対の枠材の夫々が前記グローブの側縁部の外面に接するカバー部を有していて、このカバー部側に設けられた係止部に、前記側縁部に設けられた係合孔を引掛けて、前記グローブが支持されていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  • 前記カバー部との間に前記グローブの側縁部を挟む押え部、及びこの押え部に前記係止部が形成されたグローブ押えを備え、このグローブ押えを前記一対の枠材の夫々に固定し、前記係止部が入り込む逃げ部を前記カバー部が有していることを特徴とする請求項2に記載の照明器具。
  • 前記一対の枠材が、前記カバー部の内側面及び長手方向両端に夫々開放する溝条を有した押出し型材からなり、この溝条が前記逃げ部を兼ねていて、前記端板が前記溝条の長手方向の端部にねじ込まれたねじで前記一対の枠材に固定されていることを特徴とする請求項3に記載の照明器具。
  • 下方に凸となるように湾曲された段差を前記端板の下部に設け、この段差に湾曲された前記グローブの長手方向両端部内面を係合させて、前記グローブの湾曲された状態が維持されていることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか一項に記載の照明器具。
  • 说明书全文

    本発明は、グローブを備えた照明器具に関する。

    直管形蛍光ランプが取付けられる器具本体に枠体を開閉可能に取付け、この枠体に不燃性のグローブを取付けて構成されて、電車の車内灯に用いられる照明器具が、従来技術として知られている(例えば、特許文献1参照。)。

    この照明器具のグローブは、グローブ本体と、その長手方向両端を閉塞する端板と、補助部材を備えている。 グローブ本体はガラス繊維を基材とした透光性シートを曲面状に成形されていて、その両側縁には外側方に向けて突出する縁部が折り曲げられている。 端板はガラス繊維を基材として略半円状に形成され、補助部材はグローブ本体に対応して湾曲された棒状に形成されている。 グローブ本体の長手方向の端部内面が補助部材に接着され、端板が補助部材の外端面に接着されている。 それにより、補助部材を介してグローブ本体と端板が貼り合わせられて、グローブの形状が保持されている。

    こうした構成のグローブは、そのグローブ本体の縁部を利用して枠体に取付けられている。

    特開2008−27751号公報

    特許文献1に記載の照明器具はそのグローブが不燃性である点で好ましい。 しかし、このグローブのグローブ本体は、ガラス繊維を基材とした透光性シートを成形して予め使用状態の形状を保持する構成である。 そのため、形状保持のために前記シートを熱成形する必要があるとともに、成形されたグローブ本体の端部に補助部材を介して端板を接着することも必要であるので、グローブの製造性が良くなくコスト高である、という課題がある。

    更に、グローブ本体の素材はガラス繊維を基材としたシートであるので、前記熱成形後における湾曲形状及び枠体への取付け用の縁部の寸法精度が十分に保証されない。 こうした寸法のばらつきにより、グローブの形状が安定しないので、この点を原因としてグローブを支持する枠体へのグローブの取付けが不良になることがある、という課題がある。

    したがって、本発明の目的は、不燃性グローブの製造性及び形状安定性を向上できるとともに、枠体に対するグローブの取付け不良を生じ難い照明器具を提供することにある。

    前記課題を解決するために、請求項1の発明は、平面視長四形状で下方に開放された器具本体と;この器具本体に支持された光源と;前記器具本体の長手方向に延びる一対の枠材、及びこれら枠材の端間にわたって配設された端板を備えて、前記器具本体に開閉可能に取付けられた枠体と;ガラス繊維を基材として形成され、自由状態で平板状に展開可能で展開状態での幅が前記枠体の幅より大きくかつ展開状態から湾曲された状態に変形し得る透光性のシートからなり、両側縁部を前記一対の枠材に夫々支持させて前記枠体に取付けられているとともに長手方向両端が前記端板で閉じられていて、前記両幅の寸法差に従い下方に突出した湾曲状態で前記光源を下方から覆っているグローブと;を具備することを特徴としている。

    本発明で、光源には、蛍光ランプを用いることができる他、半導体発光素子例えばLED(発光ダイオード)チップやEL(エレクトロ・ルミネッセンス)素子を複数並べて設けた発光装置等を用いることも可能である。 本発明で、枠材には、押出し材例えばアルミニウム合金の押出し型材を好適に用いることができるが、鉄製であっても合成樹脂製であっても差し支えないとともに、端板は、枠材の端枠部材を兼ねていても兼ねていなくてよい。 本発明で、ガラス繊維を基材として形成されるシートとは、ガラス繊維からなる不燃層を主材料としたシートを指しており、例えば単層の前記不燃層からなる構成のシートであってもよく、又は、前記不燃層の少なくとも一面に例えば四弗化エチレン製の耐熱層を積層してなる構成のシート等であっても差し支えない。 本発明で、グローブの側縁部を枠材に支持する構成はいかなる構成であってもよく、例えば、請求項2,3に記載の構成の他、枠材に取付けたグローブ押えと枠材とでグローブの側縁部を挟持することによってグローブを枠材に支持することも可能である。

    請求項1の発明で、透光性のシートからなるグローブは、端板を有していないとともに、このグローブは、湾曲された状態に変形されてその両側縁部を枠体が有した一対の枠材に夫々支持された状態で、平板状に展開された自由状態での幅と湾曲された状態を規定する枠体の幅との寸法差に従い下方に突出して湾曲された状態となり、光源を下方から覆って設けられる。 そのため、不燃性グローブがガラス繊維を基材として形成されるにも拘らず、このグローブを所定の湾曲形状に保持するための熱成形が不要である。 それに伴い、グローブの製造性を向上できるとともに、熱成形に基づく寸法のばらつきに起因する枠体へのグローブの取付け不良を抑制でき、しかも、前記寸法差に従い下方に突出して湾曲された状態が保持されるので、グローブの形状安定性を向上できる。

    請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記一対の枠材の夫々が前記グローブの側縁部の外面に接するカバー部を有していて、このカバー部側に設けられた係止部に、前記側縁部に設けられた係合孔を引掛けて、前記グローブが支持されていることを特徴としている。

    この請求項2の発明で、係止部がカバー部側に設けられたとは、枠体の内方に突出する係止部がカバー部に一体に形成されている形態、及び枠材にグローブ押えを取付けた場合、カバー部の内側面に対して枠体の内側から重なるように配設されたグローブ押えの押え部に係止部が一体に突出形成されている形態等を指している。

    請求項2の発明では、グローブの側縁部に設けられた係合孔がカバー部側の係止部に引掛けられているので、グローブがその自重で下方へ脱落することを防止できる。

    請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記カバー部との間に前記グローブの側縁部を挟む押え部、及びこの押え部に前記係止部が形成されたグローブ押えを備え、このグローブ押えを前記一対の枠材の夫々に固定し、前記係止部が入り込む逃げ部を前記カバー部が有していることを特徴としている。

    この請求項3の発明で、カバー部の逃げ部は、このカバー部に専用に形成された凹みであっても、或いは請求項4の発明が備える溝条が兼ねていても差し支えない。

    請求項3の発明では、グローブの側縁部が、厚み方向に自由に動いて、この側縁部の係合孔が係止部から外れることがない。 これとともに、枠材に固定されたグローブ押えの係止部が枠材のカバー部に設けられた逃げ部に入り込んでいて、この係止部にグローブの側縁部の係合孔が引掛っているので、グローブがその自重で下方へ脱落することを防止する前記引っ掛かりが不用意に解消される恐れがない。

    請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記一対の枠材が、前記カバー部の内側面及び長手方向両端に夫々開放する溝条を有した押出し型材からなり、この溝条が前記逃げ部を兼ねていて、前記端板が前記溝条の長手方向の端部にねじ込まれたねじで前記一対の枠材に固定されていることを特徴としている。

    この請求項4の発明で、枠材をなす押出し型材は、鉄やアルミニウム合金等の金属製、又は合成樹脂製とすることができる。

    請求項4の発明では、溝条に端板を貫通するねじを枠体のカバー部に形成された溝条にねじ込むことで、端板を枠材に固定できるとともに、溝条をグローブ押えの係止部が入り込む逃げ部として用いたので、カバー部に逃げ部を加工する手間が不要である。

    請求項5の発明は、請求項1から4のうちのいずれか一項の発明において、下方に凸となるように湾曲された段差を前記端板の下部に設け、この段差に湾曲された前記グローブの長手方向両端部を係合させて、前記グローブの湾曲された状態が維持されていることを特徴としている。

    この請求項5の発明では、湾曲されたグローブの長手方向両端部内面に端板の段差が係合しているので、グローブの長手方向両端部が縒れるように変形することが抑制され、したがって、グローブの形状安定性をより向上できる。

    請求項1の発明によれば、不燃性グローブの製造性及び形状安定性を向上できるとともに、枠体に対するグローブの取付け不良を生じ難い照明器具を提供できる、という効果がある。

    請求項2の発明によれば、請求項1の発明において、更に、グローブがその自重で下方へ脱落することを防止できる、という効果がある。

    請求項3の発明によれば、請求項2の発明において、更に、グローブがその自重で下方へ脱落することを防止する信頼性が高い、という効果がある。

    請求項4の発明によれば、請求項3の発明において、更に、カバー部に逃げ部を加工する手間が不要である、という効果がある。

    請求項5の発明によれば、請求項1から4のうちのいずれかの発明において、更に、グローブの長手方向両端部が縒れるように変形することが抑制されるので、グローブの形状安定性をより向上できるという効果がある。

    本発明の一実施形態に係る照明器具を示す平面図である。

    図1の照明器具をその長手方向一端から他端方向に見て一部切欠して示す端面図である。

    図2中F3部を拡大して示す断面図である。

    図1の照明器具が備える枠体の一部を示す斜視図である。

    図1の照明器具が備えるグローブ押えを一部切り欠いて示す斜視図である。

    図1の照明器具の長手方向一端部を一部切り欠いて示す拡大側面図である。

    以下、本発明の一実施形態について、図1〜図6を参照して詳細に説明する。

    図1及び図2中符号1は例えば電車の車内灯として用いられる照明器具を示している。 この照明器具1は、器具本体2と、電源ユニット6と、ランプソケット8と、光源例えば直管形の蛍光ランプ9と、枠体10と、グローブ31と、複数のグローブ押え35を具備している。

    器具本体2は、本体主部3と一対の本体端板4(図2に一方のみ図示する。)とから形成されていて、図1に示すように平面視長四角形状であるとともに、図2に示すように下方に開放されている。 本体端板4は、本体主部3の長手方向両端部にこの端部の開口を閉じて取付けられている。 本体主部3及び本体端板4は、いずれも鋼板例えば白色プレコート鋼板製であり、そのコーティングされた内面は、器具本体2の内部空間に臨んでいて反射面として機能するようになっている。

    図2に示すように本体主部3は、平状の中央壁部3a、一対の斜状壁部3b、一対の水平状の張出し壁部3c、及び一対の側壁部3dを有している。 一対の斜状壁部3bは、中央壁部3aの両側に斜め下向きに折り曲げられていて、互に逆方向に傾斜してハの字状に配設されている。 一対の張出し壁部3cは、互に反対向きに斜状壁部3bの下縁から外側方に向けて折り曲げられている。 一対の側壁部3dは張出し壁部3cから下方に直角に折り曲げられている。

    電車の天井面(図示しない)に開けられた埋め込み開口に、中央壁部3a及び一対の斜状壁部3bに挿入するとともに、一対の張出し壁部3cを天井面に当接させた状態で、これら張出し壁部3cの複数個所を天井面にねじ止めすることで、器具本体2が天井面に設置される。 図1中符号3eは天井面にねじ込まれるねじが通されるねじ通孔を示している。 又、図1中符号3fは図示しない電源線が通される電線通孔を示している。

    電源ユニット6は例えば点灯装置からなる。 この電源ユニット6は中央壁部3aの長手方向中央部上面にねじ止めされている。 中央壁部3aの長手方向両端部の下面に、夫々ソケット台7を介して一対のランプソケット8(一方のみ図2に図示する。)がねじ止めされている。 一対のランプソケット8間にはこれらにわたる長さの蛍光ランプ9が取外し可能に支持されている。 ランプソケット8及び蛍光ランプ9の下部は、器具本体2の下方に突出されている(図2参照)。

    枠体10は、一対の枠材11と、一対の端枠材12と、一対の端板21を具備している。 枠材11と端枠材12は、直角をなして隣接され、これらは図示しない連結金具及びこの金具に通されるねじを用いて連結されている。 枠体10は、平面視長四角枠状をなすとともに、器具本体2の下部外周を囲む大きさに作られている。

    一対の枠材11は、アルミニウム合金の押出し型材製であって、線対称に配設されているとともに、器具本体2の長手方向に延びている。 これらの枠材11は、内方突出部13とカバー部14を備えている。

    図3及び図4に示すように内方突出部13は、枠材11の高さ方向中間部においてその内面から蛍光ランプ9側に突出されている。 この内方突出部13は、枠材11の内面から水平状に突出された根元部位13aと、この根元部位13aから上向きに折れ曲がった立ち上がり部位13bと、この立ち上がり部位13bの上端から折れ曲がったパッキン受け部13cを有して形成されている。 パッキン受け部13cの上面に弾性変形が可能な防虫パッキン17が接着されている。

    カバー部14は根元部位13aの突出基部から蛍光ランプ9側に寄るように斜めに突出されている。 このカバー部14の内側面と根元部位13aの下面とが挟む角は鋭角である。 カバー部14には溝条15が形成されている。 溝条15は、カバー部14の長手方向両端部夫々開放されているとともにカバー部14の内側面側にこのカバー部14の長手方向全長にわたって開放されている。 この溝条15は、タッピングホールとして利用するとともに、後述する係止部35の入り込みを許す逃げ部として利用するために設けられている。

    一対の端枠材12もアルミニウム合金の押出し型材製である。 これらの端枠材12は図4に示すように断面コの字状をなしている。 端枠材12の上側の折り曲げ部はパッキン受け部12aをなしている。 このパッキン受け部12aは前記枠材11のパッキン受け部13cに直角に連続していて、その上面に防虫パッキン18(図2,3参照)が取付けられている。 したがって、これら防虫パッキン17,18は直角に連続している。

    図2及び図4に示すように端板21は、例えば略半円弧状をなす端板本体21aと、この端板本体21aの下部内面にねじ止めされた円弧状の積層板21bとで形成されている。 端板本体21a及び積層板21bはいずれもアルミニウム合金板からなるが、これらは一体に成形することも可能であり、又、合成樹脂製とすることもできる。

    端板21は、その上部を端枠材12の外面及び枠材11の端面に重ねた状態で、これらにねじ込まれた第1のねじ22及び第2のねじ23で枠材11及び端枠材12に固定されている。 第1のねじ22は端枠材12にねじ込まれている。 第2のねじ23は、例えばタッピングねじからなり、端板21を貫通して溝条15の長手方向の端部にねじ込まれている。 したがって、端板21は端枠材12と同様に一対の枠材11の端間にわたって配設されている。

    図4及び図6に示すように端板21はその下部に湾曲された段差24を有している。 段差24は端板本体21aの下部周縁と積層板21bとの間に形成されている。 この段差24の高さh(図6参照)は、後述するグローブをなすシートの厚みに略等しい。

    以上の構成の枠体10の一方の枠材11は、その長手方向複数個所(図1参照)で、器具本体2の一方の側壁部3dにヒンジ26により回転可能に連結されている。 更に、図1に示すように枠体10の他方の枠材11の長手方向複数個所にラッチ金具27が取付けられている。

    枠体10は、ヒンジ26を支点として回転することにより器具本体2に対して開閉される。 この開閉はランプ交換等の際に行われる。 ラッチ金具27は、前記他方の側壁部3dに設けられたラッチ係合部(図示しない)に係脱可能であり、このラッチ係合部にラッチ金具27が引掛けられることで、枠体10が閉じ位置に保持される(この保持状態を図2に示す)。 この閉じ位置に枠体10が配置された状態では、防虫パッキン17,18が弾性変形を伴って器具本体2の張出し壁部3cの下面に密接して、照明器具1の防虫が図られている。 ラッチ金具27が有した押込み部27a(図3参照)は他方の枠材11に設けられた切欠き3g(図3参照)内に配置されていて、ラッチ金具27をラッチ係合部から外す際に枠体10の外側から手で押し込まれ、それに伴い枠体10を開くことができるようになっている。

    グローブ31はガラス繊維を基材として形成された透光性のシートからなる。 このグローブ31をなすシートの厚みは例えば0.5±0.1mmである。 したがって、グローブ31は樹脂成形品のグローブに比較しては遥かに軽量であるとともに、自由状態で平板状に展開可能であるとともに、この展開状態から湾曲された状態に自在に変形し得る。

    このグローブ31の全長は一対の端板21の離間距離に略等しいとともに、このグローブ31の展開状態での幅W1(図2参照)は、枠体10の幅W2、より正確には一対の枠材11の内方突出部13とカバー部14とがなす角同士の離間距離より大きい。

    グローブ31の両側縁部31aを一対の枠材11に夫々支持することにより、グローブ31は枠体10に取付けられている。 こうした取付け完了状態でグローブ31は、前記両幅W1,W2の寸法差に従い下方に突出した湾曲状態で蛍光ランプ9を下方から覆っている。 これとともに、湾曲されたグローブ31の長手方向両端は枠体10の端板21で閉じられている。 この場合、図6に示すように湾曲されたグローブ31の長手方向両端部の内面は、端板21が有した円弧状の段差24に沿って係合されていて、それにより、グローブ31の長手方向両端部の形状が保持されている。

    一対の枠材11に対してグローブ31の両側縁部31aを夫々支持するために、複数のグローブ押え35が用いられているとともに、グローブ31の側縁部31aには、例えば角孔からなる複数の係合孔(図3に一個のみ図示する。)32が形成されている。

    図3及び図5に示すように各グローブ押え35は、金属板からなり、ベース部35a、位置決め部35b、押え部35c、及び係止部36を有している。

    ベース部35aは枠材11の根元部位13aの下面に重なる部位である。 位置決め部35bは、ベース部35aの一端から垂直上向きに折れ曲がって形成されており、枠材11の立ち上がり部位13bに枠体10の内側から重なる部位である。 押え部35cは、ベース部35aの他端から斜状に折れ曲がって形成されており、グローブ31の側縁部31aを枠材11のカバー部14との間に挟持する部位である。 この押え部35cとベース部35aとがなす角は、鋭角であって、前記内方突出部13の下面とカバー部14の内側面とがなす角に略等しい。

    係止部36は押え部35cに形成されている。 即ち、係止部36は、押え部35cの中央部に入れた二本の平行な切り込み間の部位を、プレス成形により押え部35cを境にベース部35aと反対側に突出させて設けられている。 この係止部36の大きさはカバー部14の溝条15に入り込むことができる大きさである。

    次に、照明器具1を天井に設置する手順を説明する。

    第1手順として、電源ユニット6、ランプソケット8が既に取付けられているとともに、ヒンジ26の器具本体側部分が取付けられた器具本体2を天井面にねじ止めする。

    第2手順として、地上側で、防虫パッキン17,18が既に装着された枠体10に、更に、ヒンジ26の枠体側部分を取付けるとともに、ラッチ金具27を取付ける。

    この後、地上側で、枠体10にグローブ31を以下の手順で取付ける。

    初めに、一方の枠材11のカバー部14がグローブ31の一方の側縁部31aの外面に接触するように、一方の側縁部31aを枠体10の内側に臨んだカバー部14の内側面に重ねる。 この場合、一方の側縁部31aを、カバー部14と内方突出部13とがなす角に当たるようにすることで、一方の側縁部31aの係合孔32がカバー部14の溝条15に対向するように位置決めされる。

    次に、複数のグローブ押え35を用いて枠体10にグローブ31を取付ける。

    この取付けは、初めに、グローブ31の一方の側縁部31aを枠体10の一方の枠材11に支持させ、次に、グローブ31の他方の側縁部31aを枠体10の他方の枠材11に支持させることで実施される。

    一方の側縁部31aを枠体10の一方の枠材11に支持させる手順は以下の通りである。 まず、グローブ押え35の係止部36を、一方の側縁部31aに形成された係合孔32及びこれに対向している溝条15に挿入する。 これにより、係止部36がカバー部14側に配設されるとともに一方の側縁部31aが係止部36に引っ掛かった状態となる。 この後に、溝条15を支点にグローブ押え35を内方突出部13側に回動させて、グローブ押え35のベース部35aを内方突出部13の根元部位13aの下面に接触させる。 最後に、ねじ38(図2,3参照)を、グローブ押え35の位置決め部35bに挿通させるとともに、内方突出部13の立ち上がり部位13bにねじ込んで、グローブ押え35を一方の枠材11に固定する。

    それにより、グローブ押え35の押え部35cが、カバー部14との間に一方の側縁部31aを挟むように配設されて、一方の側縁部31aが係止部36に引っ掛かった状態が保持される。 そのため、グローブ31にいかなる方向の外が作用しても、その一方の側縁部31aが一方の枠材11に対して外れないように取付けられる。

    又、グローブ31の他方の側縁部31aを枠体10の他方の枠材11に支持させる手順は、以下の通りである。 まず、グローブ31を変形させてその長手方向両端部の夫々を端板21の段差24に接触させながら湾曲形状とする。 これと同時に、グローブ31の他方の側縁部31aを、一方の側縁部31aの場合と同様の手順で、枠体10の内側に臨んだ他方の枠材11のカバー部14の内側面に重ねる。

    これにより、他方の側縁部31aの外面に他方の枠材11のカバー部14が接触するようになった状態で、この他方の側縁部31aを複数のグローブ押え35を用いて他方の枠材11に取付ける。 これらグローブ押え35の取付け手順は既述の通りである。

    こうして枠体10に取付けられたグローブ31は、自由状態で平板状に展開された状態での幅W1と、枠体10の幅W2で規定される湾曲された状態での幅との寸法差に従い、下方に突出した湾曲状態となる。 しかも、この場合、既述のようにグローブ31の長手方向両端部が端板21の段差24に係合しているので、薄肉であるグローブ31の長手方向両端部が縒れるように変形することが抑制され、グローブ31の形状安定性をより向上できる。 又、湾曲状態に保持されたグローブ31の長手方向両端は、端板21によって夫々閉じられる。

    第3手順として、既述のようにグローブ31が取付けられた枠体10を器具本体2に取付ける。 この取付けは、ヒンジ26の枠体側部分をヒンジ26の器具本体側部分に連結して、ヒンジ26を組立てることによって実施する。

    最後に、第4手順として、ランプソケット8に蛍光ランプ9を支持させた後に、グローブ31が取付けられた枠体10を、そのラッチ金具27側を押上げてヒンジ26を支点に回動させる。 それにより、枠体10が器具本体2に対し閉じ位置に配置されると同時に、ラッチ金具27が器具本体2の図示しないラッチ係合部に係合されて、図2に示すようにグローブ31が蛍光ランプ9を下方から覆って配設される。

    以上の手順で組立てられた照明器具1のグローブ31は、既述のようにガラス繊維を基材とした不燃層を有して、不燃性のグローブ31として構成されている。 このため、難燃性のグローブと異なり、車両の火災持に器具本体2の外部から火炎が作用した場合に、グローブ31が燃えるということがなく、グローブ31が薄肉であっても優れた耐火性を発揮できる。

    この照明器具1のグローブ31は端板21を有していない構成である。 これとともに、既述の組立て手順で明らかにしたように、長四角形のシート状グローブ31の両側縁部31aを枠体10が有した一対の枠材11に夫々支持させることで、平板状に展開された自由状態での幅W1と枠体10の幅W2で規定される湾曲された状態での幅と寸法差に従い下方に突出して湾曲された状態となって、枠体10に取付けられていて、蛍光ランプ9を下方から覆っている。

    そのため、不燃性のグローブ31がガラス繊維を基材として形成されるにも拘らず、このグローブ31を所定の湾曲形状等に保持するための熱成形が不要である。 それに伴い、グローブ31の製造性を向上できるので、コストダウンを図ることができるとともに、熱成形に基づくグローブ31の各部の寸法のばらつきに起因する枠体10へのグローブ31の取付け不良を抑制できる。 しかも、グローブ31は前記寸法差に従い下方に突出して湾曲された状態が保持されるので、このグローブ31の形状安定性を向上できる。

    更に、照明器具1のグローブ31の側縁部31aの係合孔32が、枠材11のカバー部側の係止部36に引掛けられていることにより、グローブ31がその自重で下方へ脱落することを防止できる。

    この場合、カバー部14とグローブ押え36の押え部36cとが、グローブ31の側縁部31aを挟んでいるので、側縁部31aがその厚み方向に移動されることがない。 その上、枠材11に固定されたグローブ押え36の係止部36が枠材11のカバー部14に設けられた逃げ部を兼ねた溝条15に入り込んでいるので、係止部36に対する係合孔32の引掛かりが不用意に解消される恐れがない。 したがって、グローブ31がその自重等により下方へ脱落することをより確実に防止することができる。

    又、照明器具1の枠体10が備えた一対の枠材11は、そのカバー部14の内側面及び長手方向両端に夫々開放する溝条15を有した押出し型材からなる。 そして、この溝条15は、グローブ押え35の係止部36を受入れる逃げ部を兼ねているとともに、この溝条15の長手方向の端部にねじ込まれたタ第2のねじ23で、枠体10の端板21が一対の枠材11にわたって固定されている。

    したがって、照明器具1の枠体10を組立てるに際して、端板21を貫通する第2のねじ23を溝条15ねじ込むことで、端板21を枠材11に固定できるとともに、こうしてタッピングホールとして用いられた溝条15を係止部36の逃げ部として用いたので、カバー部14に逃げ部を加工する手間を不要にできる。

    1…照明器具、2…器具本体、9…蛍光ランプ(光源)、10…枠体、11…枠材、14…カバー部、15…溝条、21…端板、23…第2のねじ、24…段差、31…グローブ、31a…側縁部、32…係合孔、35…グローブ押え、36…係止部、W1…グローブをなすシートの展開状態での幅、W2…枠体の幅

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