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Optical scanner and image forming apparatus with same

阅读:753发布:2024-01-20

专利汇可以提供Optical scanner and image forming apparatus with same专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an optical scanner capable of forming a clear electrostatic latent image on a scan surface of a scanned body with precision.
SOLUTION: This laser scanner unit 8 is so configured as to deflect laser light from a laser diode 81 by a polygon mirror 84, thereafter, to guide the light to the photoreceptor drum 31 outside of a housing 80 through fθ lenses 85, 86, and to write the electrostatic latent image by performing horizontal scanning on the drum surface 31a of the photoreceptor drum 31. Also the laser scanner 8 is provided with a dust protective glass 88 to prevent foreign substances from entering the housing 80 between the fθ lenses 85, 86 and the photoreceptor drum 31. This dust protective glass 88 has a function of reducing light quantity of the laser light so that light quantity of the laser light having passed through the dust protective glass two or more times is smaller than a lower limit of the light quantity capable of writing onto the drum surface 31a. Moreover, the laser light having passed through the dust protective glass 88 is made incident to the drum surface 31a almost at a right angle thereto.
COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT,下面是Optical scanner and image forming apparatus with same专利的具体信息内容。

  • レーザ光を射出可能な光源と、前記光源から射出されたレーザ光を偏向する偏向器と、前記偏向器で偏向されたレーザ光を結像させる結像手段とを装置本体内に備え、前記光源からのレーザ光を前記偏向器で偏向したのち前記結像手段を介して前記装置本体の外部に配設された被走査体に導光し、前記被走査体の走査面で水平走査を実行して静電潜像の書き込みを行う光走査装置において、
    レーザ光の光路上の前記結像手段と前記被走査体との間に配設され、前記装置本体内への異物の侵入を防止するガラス部材をさらに備え、
    前記ガラス部材は、当該ガラス部材を複数回通過したレーザ光の光量が前記被走査体の走査面への書き込み可能な光量の下限値よりも小さくなるように、レーザ光の光量を減少させる減光機能を有しており、
    前記ガラス部材を通過したレーザ光が前記被走査体の走査面に略垂直に入射することを特徴とする光走査装置。
  • 前記ガラス部材は、減光フィルタを含むことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  • 請求項1または2に記載の光走査装置からのレーザ光により被走査体の走査面に静電潜像を形成して記録媒体に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  • 说明书全文

    本発明は、光走査により被走査体に静電潜像を形成する光走査装置およびそれを備える画像形成装置に関するものである。

    従来、複写機やファクシミリ装置、さらにはプリンタ等の画像形成装置に装着され、光走査により被走査体の走査面に静電潜像の書き込みを行う光走査装置が知られている。

    図6は、従来のレーザスキャナユニットにおけるレーザ光の光路を示した概略図である。 従来のレーザスキャナユニット108(光走査装置)は、図6に示すように、光源(図示せず)からのレーザ光をポリゴンミラー184で偏向したのち、fθレンズ185,186、反射ミラー187および防塵ガラス188を介してハウジング180の外部に配設された感光体ドラム131に導光し、該感光体ドラム131のドラム面131aで平走査を実行するように構成されている。

    ところで、このレーザスキャナユニット108において、反射ミラー187で反射したレーザ光を感光体ドラム131のドラム面131aに略垂直に入射させた場合(図6中の点線参照)に、該入射光のうちドラム面131aで正反射したレーザ光が逆路を辿ったのちポリゴンミラー184で偏向(反射)され、再び感光体ドラム131のドラム面131aに入射する。 このとき、各部材184〜188を複数回経由することでレーザ光の光量が次第に減少するものの、その減少の度合いが比較的小さいことから、再度ドラム面131aに入射するレーザ光の光量が、感光体ドラム131のドラム面131aへの書き込み可能な光量の下限値よりも小さくなり難い。 これにより、感光体ドラム131のドラム面131aに、光源から射出され各部材184〜188を経由してドラム面131aに入射したレーザ光に加えてドラム面131aで正反射したのち各部材184〜188を複数回経由して再度ドラム面131aに入射したレーザ光によっても静電潜像の書き込みが行われるので、感光体ドラム131のドラム面131aにゴースト像が形成されるという不都合があった。

    そこで、上記不都合を回避するために、従来のレーザスキャナユニット108では、反射ミラー187で反射されたレーザ光の光路をずらすことにより、該レーザ光を感光体ドラム131のドラム面131aの垂線に対して所定度傾斜させて入射させ(図6中の1点鎖線参照)、ドラム面131aでの反射光が防塵ガラス188を通ってハウジング180内に戻ることがないようにしている。

    なお、特許文献1には、防塵ガラスの表面に反射防止膜を蒸着して感光体ドラムのドラム面におけるレーザ光の光量分布が均一になるように構成したオーバーフィルド光学系を用いた走査光学装置が開示されている。

    特開2001−75036号公報

    しかしながら、上記した従来のレーザスキャナユニット108では、反射ミラー187で反射したレーザ光が感光体ドラム131のドラム面131aの垂線に対して傾斜して入射するため、図7に示すように、ドラム面131aに投影されるレーザ光の投影形状S´が感光体ドラム131の回転方向(矢印C方向)に引き伸ばされて変形するという不都合がある。 これにより、レーザ光の投影形状S´が該レーザ光の断面形状(略円形状)と異なるため、感光体ドラム131のドラム面131aに静電潜像を精度良く形成するのが困難であるという問題点がある。

    この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、被走査体の走査面に鮮明な静電潜像を精度良く形成することが可能な光走査装置およびそれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。

    上記目的を達成するために、この発明の請求項1に記載の光走査装置は、レーザ光を射出可能な光源と、前記光源から射出されたレーザ光を偏向する偏向器と、前記偏向器で偏向されたレーザ光を結像させる結像手段とを装置本体内に備え、前記光源からのレーザ光を前記偏向器で偏向したのち前記結像手段を介して前記装置本体の外部に配設された被走査体に導光し、前記被走査体の走査面で水平走査を実行して静電潜像の書き込みを行う光走査装置において、レーザ光の光路上の前記結像手段と前記被走査体との間に配設され、前記装置本体内への異物の侵入を防止するガラス部材をさらに備え、前記ガラス部材は、当該ガラス部材を複数回通過したレーザ光の光量が前記被走査体の走査面への書き込み可能な光量の下限値よりも小さくなるように、レーザ光の光量を減少させる減光機能を有しており、前記ガラス部材を通過したレーザ光が前記被走査体の走査面に略垂直に入射することを特徴とする。

    この請求項1に記載の光走査装置では、上記のように、ガラス部材を通過したレーザ光を被走査体の走査面に略垂直に入射させることによって、被走査体の走査面に投影されるレーザ光の投影形状が例えば所定方向に引き伸ばされて変形するのを抑制することができるので、レーザ光の投影形状を該レーザ光の断面形状(略円形状)に略合致させることができる。 これにより、被走査体の走査面に静電潜像を精度良く形成することができる。 また、異物侵入防止用のガラス部材に、当該ガラス部材を複数回通過したレーザ光の光量が被走査体の走査面への書き込み可能な光量の下限値よりも小さくなるようにレーザ光の光量を減少させる減光機能を付加することによって、ガラス部材を通過したレーザ光を被走査体の走査面に略垂直に入射させた際に、該入射光のうち被走査体の走査面で正反射したレーザ光が逆路を辿ったのち偏向器で偏向(反射)され再び被走査体の走査面に入射したとしても、再度走査面に入射したレーザ光がガラス部材を3度に亘って通過していることから、該レーザ光の光量を被走査体の走査面への書き込み可能な光量の下限値よりも十分に小さくすることができる。 これにより、被走査体の走査面に、ガラス部材を1回だけ通過して被走査体の走査面に入射したレーザ光のみによる静電潜像の書き込みを行うことができるので、被走査体の走査面にゴースト像が形成されるのを十分に抑制することができる。 その結果、被走査体の走査面に鮮明な静電潜像を形成することができる。 以上のことから、この請求項1に記載の光走査装置では、被走査体の走査面に鮮明な静電潜像を精度良く形成することができる。

    上記請求項1に記載の光走査装置において、好ましくは、前記ガラス部材は、減光フィルタを含む(請求項2)。 このように構成すれば、ガラス部材を通過するレーザ光の光量を容易に減少させることができる。

    この発明の請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1または2に記載の光走査装置からのレーザ光により被走査体の走査面に静電潜像を形成して記録媒体に画像を形成することを特徴とする。

    この請求項3に記載の画像形成装置では、上記のように、被走査体の走査面に鮮明な静電潜像を精度良く形成することが可能な光走査装置を用いたので、容易に、記録媒体に鮮明な画像を精度良く形成することができる。

    この発明の光走査装置によれば、被走査体の走査面に投影されるレーザ光の投影形状が変形するのを抑制することによって、レーザ光の投影形状を該レーザ光の断面形状に略合致させることができる一方、被走査体の走査面に、ガラス部材を1回だけ通過して被走査体の走査面に入射したレーザ光のみによる静電潜像の書き込みを行うことによって、被走査体の走査面にゴースト像が形成されるのを十分に抑制することができるので、被走査体の走査面に鮮明な静電潜像を精度良く形成することができる。 また、この発明の画像形成装置によれば、上記効果を有する光走査装置を用いたので、記録媒体に鮮明な画像を精度良く形成することができる。

    以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。

    図1は、本発明の一実施形態によるプリンタの全体構成を示した断面図であり、図2および図3は、図1に示したプリンタのレーザスキャナユニットの構成を説明するための斜視図および平面図である。 また、図4は、図2に示したレーザスキャナユニットにおけるレーザ光の光路を示した概略図であり、図5は、図4に示した感光体ドラムのドラム面に投影されるレーザスキャナユニットのレーザ光の投影形状を示した部分拡大図である。 まず、図1を参照して、本発明の一実施形態によるプリンタ1の全体構成について説明する。 なお、本実施形態では、本発明の画像形成装置をプリンタ1に適用した例について説明する。

    プリンタ1は、図1に示すように、箱状の筐体1aを備えており、その筐体1a内に設けられた搬送路Lに沿って用紙(記録媒体)を搬送しながら、図略の端末等から送信された画像データに基づいて前記用紙に画像を形成するものである。 搬送路Lは、当該プリンタ1の前方から後方(図1では右方から左方)に略水平に延びる水平部L1と、水平部L1の後端部から略垂直に立ち上がる垂直部L2とを有しており、側面視で略L字状となるように構成されている。

    プリンタ1は、用紙を収納するとともにその用紙を次述の画像形成部3に供給する給紙部2と、給紙部2から供給された用紙に画像を形成する画像形成部3と、画像形成部3で用紙に転写されたトナー像を当該用紙に定着させる定着部4とを備えている。

    給紙部2は、当該給紙部2に前方に引出し可能に装着され、かつ、その装着状態で搬送路Lの水平部L1の下方に配設される給紙カセット21を含んでいる。 この給紙部2は、給紙カセット21内の用紙をピックアップローラ22によって1枚ずつ取り出すとともに、その用紙を給紙ローラ23、24、25および26によって搬送路Lの水平部L1に送り出し、さらに、レジストローラ27によって一時待機させた後、所定のタイミングで画像形成部3に供給するように構成されている。

    また、給紙部2は、筐体1aの正面に取り付けられる手差しトレイ28を有しており、手差しトレイ28に載置された用紙をピックアップローラ29によって取り出すとともに、その用紙を給紙ローラ24および26によって1枚ずつ搬送路Lの水平部L1に送り出すことが可能となっている。

    給紙カセット21は、上面が開放された略直方体形状を有しており、用紙を積載して収納可能なように構成されている。

    画像形成部3は、感光体ドラム31のドラム面31aにトナー像を形成した後にそのトナー像を用紙に転写するように構成されている。 すなわち、この画像形成部3は、搬送路Lの水平部L1の前後方向の略中央に配設される感光体ドラム31と、感光体ドラム31の上方に配設される帯電部32と、感光体ドラム31の前方に配設される現像部33と、感光体ドラム31の下方に配設される転写部34と、感光体ドラム31の後方に配設されるクリーニング部35と、当該画像形成部3および前記定着部4の上方に配設されるレーザスキャナユニット(LSU)8とを有している。 なお、感光体ドラム31およびドラム面31aは、本発明の「被走査体」および「走査面」の一例であり、レーザスキャナユニット8は、本発明の「光走査装置」の一例である。

    感光体ドラム31は、図1において時計回りに回転するようになっており、そのドラム面31aには、当該ドラム面31aが帯電部32によって一様に帯電された後に、レーザスキャナユニット8によって画像データに基づくレーザ光が帯電部32と現像部33との間から照射されることにより静電潜像が形成され、さらに静電潜像が形成されたドラム面31aに、現像部33からトナーが供給されることによってトナー像が形成されるようになっている。

    そして、給紙部2から供給された用紙は、転写部34の転写ローラ34aによって感光体ドラム31に押し付けられながら搬送されることにより、用紙表面に、感光体ドラム31のドラム面31aに形成されたトナー像が転写され、その後に定着部4に送り込まれる。 なお、転写後の感光体ドラム31のドラム面31aに残留したトナー及び残留電荷は、クリーニング部35によって除去されるようになっている。

    定着部4は、ヒートローラ41と、圧ローラ42とを有しており、これらのローラ41および42でトナー像が転写された用紙を挟み込むことにより、熱と圧力とでトナー像を用紙に定着するようになっている。

    そして、トナー像が定着された用紙は、排出ローラ51によって筐体1aの上面に形成された排出部5に排出される。

    なお、本実施形態のプリンタ1では、搬送路Lの水平部L1と給紙カセット21との間にスイッチバック部6が設けられており、用紙の両面に画像を形成できるようになっている。 また、定着部4と排出ローラ51との間、および、上記スイッチバック部6の搬送路L'には、その適所に搬送ローラ7が配設されている。

    次に、図2〜図5を参照して、上記レーザスキャナユニット8の構成について説明する。

    レーザスキャナユニット8は、図2および図3に示すように、ハウジング80内にレーザダイオード81と、レンズ部82,83と、ポリゴンミラー84と、fθレンズ85,86と、折返し鏡87と、防塵ガラス88とを備えている。 なお、ハウジング80は、本発明の「装置本体」の一例であり、ポリゴンミラー84は、本発明の「偏向器」の一例である。 また、fθレンズ85,86は、本発明の「結像手段」の一例であり、防塵ガラス88は、本発明の「ガラス部材」の一例である。 また、レーザスキャナユニット8は、実際には図略の遮光用カバーが装着されて構成されているが、図2では説明の便宜上、同カバーを取り外した状態を示している。

    レーザダイオード81は、図外の画像メモリで生成されて出力された画像データ信号をレーザ光に変調して発射する、本発明の「光源」としての機能を有している。 このレーザダイオード81は、レーザ光の発射タイミング等の制御を行う回路基板89に電気的に接続されている。 レンズ部82,83は、例えばコリメータレンズやプリズム等により構成されており、入射したレーザ光を平行光に変換する機能を有している。

    また、ポリゴンミラー84は、平面視正六角形の平板状に形成されており、図略のモータ駆動により所定方向(図3では反時計回りの方向)に一定速度で回転しながらレンズ部83からのレーザ光をfθレンズ85に向けて偏向するように構成されている。 fθレンズ85,86は、互いのアーチ部分が対向するようにハウジング80内の適所に配設されており、ポリゴンミラー84で偏向されたレーザ光を感光体ドラム31上で等速走査させる機能を有している。 折返し鏡87は、fθレンズ86からのレーザ光を反射して感光体ドラム31に導くために設けられている。

    また、防塵ガラス88は、ハウジング80内への粉塵等の異物の侵入を防止する異物侵入防止機能を有しており、折返し鏡87と感光体ドラム31との間のレーザ光の光路に対応してハウジング80の底面に設けられた開口部80aに嵌め込まれることにより該ハウジング80に取り付けられている。

    このレーザスキャナユニット8では、レーザダイオード81から射出されたレーザ光がレンズ部82,83を介してポリゴンミラー84へと導かれる。 そして、回転するポリゴンミラー84に入射したレーザ光は、ポリゴンミラー84の鏡面で反射偏向されたのちfθレンズ85,86を通って折返し鏡87で反射され、防塵ガラス88を通過する。 これにより、所定の走査方向(図2の矢印A方向)に水平走査されながら前記走査方向と直交する軸心回り(図2の矢印B方向)に回転する感光体ドラム31のドラム面31aの露光位置に導かれるようになっている。

    ここで、本実施形態では、折返し鏡87で反射されたのち防塵ガラス88を通過したレーザ光が感光体ドラム31のドラム面31aに略垂直に入射するように構成されている(図4参照)。 これにより、感光体ドラム31のドラム面31aに投影されるレーザ光の投影形状S(図5参照)が例えば感光体ドラム31の回転方向(矢印B方向)に引き伸ばされて変形するのを抑制することができるので、レーザ光の投影形状Sを該レーザ光の断面形状(略円形状)に略合致させることができる。

    また、本実施形態では、防塵ガラス88は、上記した異物侵入防止機能に加えて、当該防塵ガラス88を通過するレーザ光の光量を減少させる減光機能をも有している。 すなわち、この防塵ガラス88は、当該防塵ガラス88を1回だけ通過して感光体ドラム31のドラム面31aに入射したレーザ光の光量を該ドラム面31aへの書き込み可能な光量の下限値以上とする一方で、防塵ガラス88を複数回通過してドラム面31aに入射したレーザ光の光量を該ドラム面31aへの書き込み可能な光量の下限値未満とするようにレーザ光の光量を減少させるように構成されている。

    防塵ガラス88は、図示は省略するが、ガラス本体の表面にフィルム状の減光(ND)フィルタを貼り付けて構成されている。 このような減光フィルタとして、当該減光フィルタを通過後のレーザ光の光量を通過前のレーザ光の光量に比べて約20%に減少させることが可能なものを用いるのが好ましい。 なお、比較的肉厚の減光(ND)フィルタそのものを、防塵ガラス88として用いてもよい。

    上記構成の防塵ガラス88によれば、折返し鏡87で反射し防塵ガラス88を通過したレーザ光が感光体ドラム31のドラム面31aに略垂直に入射した際に、該入射光のうちドラム面31aで正反射したレーザ光が逆路を辿ったのちポリゴンミラー84で偏向(反射)され再び感光体ドラム31のドラム面31aに入射したとしても、再度ドラム面31aに入射したレーザ光が防塵ガラス88を3度に亘って通過していることから、該レーザ光の光量をドラム面31aへの書き込み可能な光量の下限値よりも十分に小さくすることができる。 したがって、感光体ドラム31のドラム面31aに、防塵ガラス88を1回だけ通過してドラム面31aに入射したレーザ光のみによる静電潜像の書き込みを行うことができるので、感光体ドラム31のドラム面31aにゴースト像が形成されるのを十分に抑制することができる。

    また、レーザスキャナユニット8は、水平同期信号を検出し、この信号に基づいてレーザ光の発射タイミングの調整を行うことにより、感光体ドラム31への書き込みタイミングを制御するようになっている。

    すなわち、レーザスキャナユニット8は、ハウジング80内に反射鏡90と、センサ部材91と、センサ用回路基板92と、集光レンズ93とをさらに備えている。

    反射鏡90は、図3ではfθレンズ86の左端前部に配設されており、ポリゴンミラー84で偏向されたのちfθレンズ85を通ってfθレンズ86の走査開始端(左端)近傍に入射するレーザ光をセンサ部材91に向かって反射するように構成されている。

    センサ部材91は、反射鏡90からのレーザ光を、集光レンズ93を介して受光可能な位置に配設されており、その受光面がレーザ光を受光することによりセンサ用回路基板92で水平同期信号が取得されるようになっている。

    集光レンズ93は、反射鏡90とセンサ部材91との間に配設されており、上記水平同期信号をセンサ用回路基板92に正確に取得させるべく反射鏡90からのレーザ光を集光してセンサ部材92に入射させる機能を有している。

    本実施形態では、上記のように、防塵ガラス88を通過したレーザ光を感光体ドラム31のドラム面31aに略垂直に入射させることによって、ドラム面31aに投影されるレーザ光の投影形状Sが例えば感光体ドラム31の回転方向(矢印B方向)に引き伸ばされて変形するのを抑制することができるので、レーザ光の投影形状Sを該レーザ光の断面形状(略円形状)に略合致させることができる。 これにより、感光体ドラム31のドラム面31aに静電潜像を精度良く形成することができる。 また、異物侵入防止用の防塵ガラス88に、当該防塵ガラス88を複数回通過したレーザ光の光量が感光体ドラム31のドラム面31aへの書き込み可能な光量の下限値よりも小さくなるようにレーザ光の光量を減少させる減光機能を付加することによって、防塵ガラス88を通過したレーザ光を感光体ドラム31のドラム面31aに略垂直に入射させた際に、該入射光のうちドラム面31aで正反射したレーザ光が逆路を辿ったのちポリゴンミラー84で偏向(反射)され再び感光体ドラム31のドラム面31aに入射したとしても、再度ドラム面31aに入射したレーザ光が防塵ガラス88を3度に亘って通過していることから、該レーザ光の光量をドラム面31aへの書き込み可能な光量の下限値よりも十分に小さくすることができる。 これにより、感光体ドラム31のドラム面31aに、防塵ガラス88を1回だけ通過してドラム面31aに入射したレーザ光のみによる静電潜像の書き込みを行うことができるので、ドラム面31aにゴースト像が形成されるのを十分に抑制することができる。 その結果、感光体ドラム31のドラム面31aに鮮明な静電潜像を形成することができる。 以上のことから、本実施形態によるレーザスキャナユニット8では、感光体ドラム31のドラム面31aに鮮明な静電潜像を精度良く形成することができる。

    また、本実施形態では、上記のように、ハウジング80内への粉塵等の異物の侵入を防止する異物侵入防止機能を有する防塵ガラス88に、レーザ光の光量を減少させる減光機能を付加したので、減光機能のみを有する減光部材を別途設ける場合と異なり、部品点数が増加するのを抑制することができる。

    また、本実施形態では、上記のように、ガラス本体の表面に減光(ND)フィルムを貼り付けることにより防塵ガラス88を構成したので、当該防塵ガラス88を通過するレーザ光の光量を容易に減少させることができる。

    また、本実施形態では、上記のように、感光体ドラム31のドラム面31aに鮮明な静電潜像を精度良く形成することが可能なレーザスキャナユニット8を用いたので、容易に、用紙に鮮明な画像を精度良く形成することができる。

    なお、上記実施形態では、本発明を、画像形成装置の一例としてのプリンタに適用した例について示したが、これに限らず、プリンタ以外の複写機やファクシミリ、それらの複合機等にも適用可能である。

    また、上記実施形態では、光源として1つのレーザダイオード81を備えた例について示したが、これに限らず、2つ以上のレーザダイオードからなる光源であってもよい。

    本発明の一実施形態によるプリンタの全体構成を示した断面図である。

    図1に示したプリンタのレーザスキャナユニットの構成を説明するための斜視図である。

    図2に示したレーザスキャナユニットの平面図である。

    図2に示したレーザスキャナユニットにおけるレーザ光の光路を示した概略図である。

    図4に示した感光体ドラムのドラム面に投影されるレーザスキャナユニットのレーザ光の投影形状を示した部分拡大図である。

    従来のレーザスキャナユニットにおけるレーザ光の光路を示した概略図である。

    図6に示した感光体ドラムのドラム面に投影されるレーザスキャナユニットのレーザ光の投影形状を示した部分拡大図である。

    符号の説明

    1 プリンタ(画像形成装置)
    8 レーザスキャナユニット(光走査装置)
    31 感光体ドラム(被走査体)
    31a ドラム面(走査面)
    80 ハウジング(装置本体)
    81 レーザダイオード(光源)
    84 ポリゴンミラー(偏向器)
    85,86 fθレンズ(結像手段)
    88 防塵ガラス(ガラス部材)

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