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Image device and its manufacture

阅读:303发布:2024-02-27

专利汇可以提供Image device and its manufacture专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent the occurrence of release of wiring conductors to which electrodes of image element arrays are connected and securely and firmly con nect the electrodes of the image element areas with an external electric circuit. SOLUTION: This image array device is composed of a lens plate arranging a plurality of lenses at given intervals in a straight line shape and supporting them and an image element component composed of a plurality of image element arrays 2 having light receiving faces or luminous faces on their base plates 4 and arranged and fitted in the straight line shape, and the lens plate and the image element component are combined fixed so that respective image element arrays correspond to respective lenses by 1:1. A hole 6a formed by etching is provided on a light base 5 of the base plate 4 of the image element component, and a resin sheet 6 from which a plurality of wiring conductors 7 are led out from the periphery of the hole 6a is stuck on the base plate. Respective electrodes 2a of the image element arrays 2 are flip tip connected with the wiring conductors 7 in the state of facing light receiving faces or luminous faces of the image element arrays 2 to the hole 6a.,下面是Image device and its manufacture专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】複数個のレンズを所定の間隔で直線状に配列支持したレンズプレートと、ベースプレートに受光面もしくは発光面を有する複数の画像素子アレイを直線状に配列実装させた画像素子部材とから成り、前記レンズプレートと画像素子部材とを各画像素子アレイと各レンズとが1対1に対応するように併設固定させた画像装置であって、 前記画像素子部材のベースプレートは透光性基板にエッチングにより開けられた穴を有し、且つ該穴周辺から複数個の配線導体が導出している樹脂シートを貼着して形成されており、前記配線導体に画像素子アレイの各電極が、該画像素子アレイの受光面もしくは発光面を穴に対向させた状態でフリップチップ接続されることを特徴とする画像装置。
  • 【請求項2】前記請求項1記載の画像装置に用いる樹脂シートを下記工程a乃至cにより形成したことを特徴とする画像装置の製造方法。 工程a:少なくとも一主面全面に金属箔を被着させた樹脂シートをケミカルエッチングし、樹脂シート及び金属箔に穴を形成する。 工程b:前記金属箔上で前記穴の周辺に所定パターンの第1レジスト膜を被着させるとともに、該第1レジスト膜と前記穴との間に帯状の第2レジスト膜を被着させる。 工程c:前記第1,第2レジスト膜が被着された樹脂シートをエッチング液に浸漬し金属箔の露出部分をエッチング除去して、所定パターンの複数個の配線導体を形成する。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は光プリンタヘッド等の画像形成装置やイメージセンサ等の画像読み取り装置等に使用されている画像装置に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、画像装置、例えば光プリンタヘッド等の画像形成装置に使用される画像装置は通常、複数個のレンズをエポキシ樹脂等の接着剤を介し所定の間隔で直線状に配列支持させたポリカーボネート等の樹脂から成るレンズプレートと、多数の発光ダイオード素子アレイが直線状に配列実装されたポリカーボネート等の樹脂から成るベースプレートとを、各レンズと各発光ダイオード素子アレイとが1対1に対応するように併設固定させた構造を有しており、各発光ダイオード素子アレイの各発光ダイオード素子を外部電気信号に対応させて個々に選択的に発光させるとともに、該各発光ダイオード素子が発光した光をレンズを介して外部の感光体面に結像させ、感光体に潜像を形成させることによって画像形成装置として機能する。

    【0003】尚、前記ベースプレート上に直線状に配列実装される発光ダイオード素子アレイは一般にその内部に64個の発光ダイオード素子が直線状に配列されて構成されており、B4サイズの画像形成装置に使用する場合には前記発光ダイオード素子アレイはその32個が各々を各レンズに1対1に対応するようにしてベースプレート上に載置されることとなる。

    【0004】また前記ベースプレート上に直線状に配列実装させた発光ダイオード素子アレイはその各電極がベースプレート表面に予め被着させておいた配線導体にボンディングワイヤを介して電気的に接続されており、ベースプレート表面の配線導体を外部電気回路に接続することによって各発光ダイオード素子アレイの発光ダイオード素子は配線導体及びボンディングワイヤを介し外部電気回路に接続されることとなる。

    【0005】しかしながら、この従来の画像装置においては、発光ダイオード素子アレイの各電極がベースプレートの配線導体にボンディングワイヤを介して接続されており、発光ダイオード素子アレイの電極数は極めて多いことから発光ダイオード素子アレイの電極をベースプレートの配線導体に電気的接続するのに長時間が必要で、画像装置の製造作業性が悪く、製品としての画像装置を高価とする欠点を有していた。

    【0006】尚、上述の従来例においては、光プリンタヘッド等の画像形成装置に使用される画像装置を例に採って説明したが、固体撮像素子アレイを用いたイメージセンサ等の画像読み取り装置等に使用される画像装置においても同様の欠点を有する。

    【0007】そこで上記欠点を解消するために本願出願人は先に結晶化ガラスや石英等の透光性材料から成るベースプレートの表面に予め薄膜形成法によって所定パターンの配線導体を被着させておき、該配線導体に画像素子アレイの各電極を半田を介しフリップチップ接続により接続させた画像装置を提案した。

    【0008】かかる画像装置によれば画像素子アレイの電極がベースプレートに被着させた配線導体にフリップチップ接続により接続されることから、画像素子アレイの多数の電極がベースプレートの配線導体に全て一度に、且つ強固に接続されることとなり、画像装置の生産性が極めて優れたものとなる。

    【0009】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従来の画像装置においては、結晶化ガラスや石英等から成るベースプレートの表面が平滑であることから、ベースプレートに蒸着法やスパッタリング法、イオンプレーティング法等の薄膜形成法によって所定パターンに被着された配線導体の被着強度が弱く、そのためベースプレートに被着させた配線導体に画像素子アレイの電極を半田を介してフリップチップ接続する際、配線導体がベースプレートより剥離し、画像素子アレイの各電極を外部電気回路に確実、且つ強固に電気的接続することができないという欠点を誘発した。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】本発明は上記諸欠点に鑑み案出されたもので、複数個のレンズを所定の間隔で直線状に配列支持したレンズプレートと、ベースプレートに受光面もしくは発光面を有する複数の画像素子アレイを直線状に配列実装させた画像素子部材とから成り、前記レンズプレートと画像素子部材とを各画像素子アレイと各レンズとが1対1に対応するように併設固定させた画像装置であって、前記画像素子部材のベースプレートは透光性基板にエッチングにより開けられた穴を有し、
    且つ該穴周辺から複数個の配線導体が導出している樹脂シートを貼着して形成されており、前記配線導体に画像素子アレイの各電極が、該画像素子アレイの受光面もしくは発光面を穴に対向させた状態でフリップチップ接続されることを特徴とするものである。

    【0011】本発明の画像装置によれば、ベースプレートを透光性基板にエッチングにより開けられた穴を有し、且つ該穴周辺から複数個の配線導体が導出している樹脂シートを貼着することによって形成したことから、
    配線導体の透光性基板に対する取着強度が極めて強いものとなり、その結果、配線導体に画像素子アレイの電極を半田を介しフリップチップ接続しても、配線導体が透光性基板より剥離することはなく、画像素子アレイの各電極を外部電気回路に確実、且つ強固に電気的接続することが可能となる。

    【0012】更に本発明の画像装置によれば、画像素子アレイの各電極をベースプレートの配線導体にフリップチップ接続により電気的に接続することから、各画像素子アレイの電極数が極めて多い場合でも、その全てがベースプレートの配線導体に一度に、且つ強固に電気的接続されることとなり、その結果、画像装置の生産性が極めて優れたものとなり、製品としての画像装置が安価になる。

    【0013】また、本発明の画像装置の製造方法は、前記樹脂シートを下記工程a乃至cにより形成したことを特徴とするものである。

    【0014】工程a:少なくとも一主面全面に金属箔を被着させた樹脂シートをケミカルエッチングし、樹脂シート及び金属箔に穴を形成する。

    【0015】工程b:前記金属箔上で前記穴の周辺に所定パターンの第1レジスト膜を被着させるとともに、該第1レジスト膜と前記穴との間に帯状の第2レジスト膜を被着させる。

    【0016】工程c:前記第1,第2レジスト膜が被着された樹脂シートをエッチング液に浸漬し金属箔の露出部分をエッチング除去して、所定パターンの複数個の配線導体を形成する。

    【0017】本発明の画像装置の製造方法によれば、樹脂シートの穴と第1レジスト膜との間に被着させた帯状の第2レジスト膜が穴より流れ込むエッチング液を良好にせき止めることから、流れの強いエッチング液が第1
    レジスト膜の直下に位置する金属箔のエッジ部に当たることはない。 これによって金属箔のオーバーエッチングが有効に防止され、所定パターンの配線導体を正確に形成することができる。

    【0018】

    【発明の実施の形態】次に本発明を添付図面に基づき詳細に説明する。 図1〜図3は本発明の画像装置を画像形成装置としての光プリンタヘッドに採用した場合の一形態を示し、1は画像素子部材、2は発光ダイオード素子アレイ、3はレンズプレートである。

    【0019】前記画像素子部材1はベースプレート4と複数個の発光ダイオード素子アレイ2とから成り、前記ベースプレート4は発光ダイオード素子アレイ2を支持する支持部材として作用し、その下面に複数個の発光ダイオード素子アレイ2が直線状に配列実装されている。

    【0020】前記画像素子部材1のベースプレート4は図3に示すように配線導体7を有する樹脂シート6を透光性基板5の下面に接着剤を介し貼着させて形成されており、該透光性基板5は石英やサファイア、結晶化ガラス、ホウケイ酸系の透光性ガラス等の透光性材料から成り、配線導体7を有する樹脂シート6を支持するとともに発光ダイオード素子アレイ2を支持する支持母材として作用する。

    【0021】また前記透光性基板5に貼着される樹脂シート6はポリイミドやポリエステル等の有機樹脂をシート状に成形したものから成り、下面に銅等の金属材料から成る配線導体7が所定パターンに被着されている。

    【0022】前記樹脂シート6はその中央部にエッチングにより開けられた穴6aを有しており、該穴6aは発光ダイオード素子アレイ2と後述するレンズ8との光の通路を形成するための窓部となる。

    【0023】更に前記樹脂シート6の下面には穴6aの周辺から複数個の配線導体7が導出されており、配線導体7には発光ダイオード素子アレイ2の各電極2aが該発光ダイオード素子アレイ2の発光面を穴6aに対向させた状態で接続されている。 前記配線導体7は発光ダイオード素子アレイ2の各電極2aを所定の外部電気回路に電気的に接続する作用を為し、銅等の良導電性の金属材料で形成される。 また前記配線導体7には発光ダイオード素子アレイ2の各電極2aが半田等を介してフリップチップ接続、具体的には配線導体7に各発光ダイオード素子アレイ2の各電極2aを、該配線導体7と発光ダイオード素子アレイ2の各電極2aとが間に半田を挟み対向するようにして載置させ、しかる後、前記半田を加熱溶融させ、配線導体7と発光ダイオード素子アレイ2
    の各電極2aとを半田接合させることによって各発光ダイオード素子アレイ2はベースプレート4の下面に実装される。 この場合、各発光ダイオード素子アレイ2の各電極2aはその総数が極めて多かったとしてもその全てが透光性基板5の下面に貼着されている樹脂シート6の配線導体7に半田を介して一度に、且つ強固に電気的接続されることから、発光ダイオード素子アレイ2の各電極2aと樹脂シート6の配線導体7との電気的接続を極めて短時間に行うことができ、画像装置の組立の作業性、生産性が大きく向上する。

    【0024】更に前記配線導体7を有する樹脂シート6
    は透光性基板5に例えば、エポキシ樹脂等から成る接着剤を介して貼着されており、その接合強度は表面が平滑な透光性基板に薄膜形成法により配線導体を被着させた時と比べて極めて強く、そのため配線導体7に発光ダイオード素子アレイ2の各電極2aを半田を介してフリップチップ接続する際、配線導体7を有する樹脂シート6
    が透光性基板5より剥離することはなく、これによって発光ダイオード素子アレイ2の各電極2aを外部電気回路に確実、且つ強固に電気的接続することが可能となる。

    【0025】また更に前記樹脂シート6の配線導体7にフリップチップ接続される発光ダイオード素子アレイ2
    は複数個の発光ダイオード素子2bから成り、該発光ダイオード素子2bは外部電気信号に対応して個々に選択的に発光し、発光した光を外部の感光体P表面に照射することによって感光体Pに画像を形成するための潜像を形成する。

    【0026】前記発光ダイオード素子2bはGaAsP
    系、GaP系の発光ダイオードが使用され、例えばGa
    AsP系の発光ダイオードの場合には、まずGaAsの基板を炉中にて高温に加熱するとともにAsH 3 (アルシン)とPH 3 (ホスヒン)とGa(ガリウム)を適量に含むガスを接触させて基板表面にn型半導体のGaA
    sP(ガリウム−砒素−リン)の単結晶を成長させ、次にGaAsP単結晶表面にSi 34 (窒化シリコン)
    の窓付膜を被着させるとともに該窓部にZn(亜鉛)のガスをさらし、n型半導体のGaAsP単結晶の一部にZnを拡散させてp型半導体を形成し、pn接合をもたすことによって形成される。

    【0027】尚、前記発光ダイオード素子2bはB4サイズの光プリンタヘッドの場合、2048個(1mm当たり8個)が直線状に配列されており、具体的には64
    個の発光ダイオード素子2bを一単位とした発光ダイオード素子アレイ2を32個、直線状に配列することによって2048個の発光ダイオード素子2bがベースプレート4に配列実装される。

    【0028】更に前記ベースプレート4に発光ダイオード素子アレイ2を配列実装させて成る画像素子部材1はその上部に一定間隔を隔てて液晶ポリマー樹脂等から成るレンズプレート3が併設されており、該レンズプレート3には複数個の穴3aが直線状に配列形成されているとともに穴3aを塞ぐようにしてレンズ8が樹脂等の接着剤を介して接着固定されている。

    【0029】前記レンズプレート3は複数個のレンズ8
    を所定の間隔で支持する支持部材として作用し、また穴3aは発光ダイオード素子アレイ2の各発光ダイオード素子2bが発する光をレンズ8へ透過させる作用を為す。

    【0030】また前記レンズプレート3に支持された各レンズ8は各発光ダイオード素子2bが発する光を感光体P面に照射させる作用を為し、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透明樹脂、或いはガラス等の透明無機物で形成されたレンズが好適に使用される。

    【0031】前記各レンズ8のレンズプレート3への固定は、各レンズ8の外表面の一部をレンズプレート3に例えば、エポキシ樹脂系の接着剤を介し接着することによって行われる。

    【0032】更に前記画像素子部材1及び複数個のレンズ8を有するレンズプレート3はその各々を一対の支持体9,9に固定させることによって各発光ダイオード素子アレイ2と各レンズ8とが所定間隔を隔てて1対1に対応するように併設されている。

    【0033】前記一対の支持体9,9はその上部に第1
    の基準面9aを、下部に第2の基準面9bを有しており、支持体9の第1基準面9aにレンズプレート3の下面外周部を、支持体9の第2基準面9bに画像素子部材1を構成する透光性基板5の上面外周部を各々、当接固定させることによって各発光ダイオード素子アレイ2と各レンズ8とは間に所定距離を隔てて1対1に対応するようになっている。

    【0034】かくして、上述の画像形成装置は、画像素子部材1の直線状に配列実装されている発光ダイオード素子アレイ2の各発光ダイオード素子2bに所定の電を印加させ、各発光ダイオード素子2bを個別に選択的に発光させるとともに該各発光ダイオード素子2bが発光した光をレンズ8を介して外部の感光体P面に結像させ、感光体Pに所定の潜像を形成することによって画像形成装置として機能する。

    【0035】次に上述の画像形成装置に用いる樹脂シート6の製法について各工程毎に説明する。

    【0036】(工程a)まず下面全体に銅箔を被着させた樹脂シート6を準備し、これをケミカルエッチングして樹脂シート6及び銅箔に穴6aを形成する。

    【0037】前記樹脂シート6の穴6aは、例えば樹脂シート6がポリイミドから成る場合はジメチルホルムアミドで、ポリエステルから成る場合はジメチルスルホン酸オキサイドでケミカルエッチングすることによって所定形状に形成される。 この場合、樹脂シート6の穴6a
    はケミカルエッチングにより形成されることから、穴6
    aを任意の所定寸法、形状に極めて高精度に形成することができる。

    【0038】(工程b)次に、前記樹脂シート6の下面に従来周知のフォトリソグラフィー技術を採用することによって複数個の配線導体7をパターン形成する。

    【0039】まず、図4に示す如く、前記銅箔上で前記穴6aの周辺に、露光及び現像の工程を経て、配線導体7のパターン形状に応じた所定パターンの第1レジスト膜11aを被着させるとともに、該第1レジスト膜11
    aと前記穴6aとの間に帯状の第2レジスト膜11bを被着させる。

    【0040】(工程c)そして最後に、前記第1レジスト膜11a,第2レジスト膜11bが被着された樹脂シート6を塩化第二銅溶液や塩化第二鉄水溶液、過酸化水素/硫酸溶液等のエッチング液に所定時間浸漬し銅箔の露出部分(レジスト膜11a,11bが被着されていない部分)をエッチング除去し、しかる後、前記第1レジスト膜11a,第2レジスト膜11bを樹脂シート6
    上から剥離・除去することによって所定パターンの複数個の配線導体7を有した樹脂シート6が得られる。

    【0041】尚、上述のエッチング工程において、樹脂シート6の穴6aと第1レジスト膜11aとの間に被着させた帯状の第2レジスト膜11bは、穴6aより流れ込むエッチング液を良好にせき止め、流れの強いエッチング液が第1レジスト膜11aの直下に位置する銅箔のエッジ部に当たらないようにするためのもので、これによって銅箔のオーバーエッチングが有効に防止され、所定パターンの配線導体7を正確に形成することができる。 このとき、樹脂シート下面の、穴6aと配線導体7
    との間には帯状の銅箔が残ることとなるが、第1レジスト膜11aと第2レジスト膜11bとの間に十分な間隔を設けておけば配線導体7と帯状銅箔との間に短絡が発生することはなく、またこのような帯状銅箔を各発光ダイオード素子アレイ2のグランド端子に接続させておけば、これをそのままグランド電極として用いることもできる。

    【0042】また、このようなオーバーエッチングの防止方法として、前述の方法以外に、穴6a近傍の第1レジスト膜11aをオーバーエッチングされる分だけ予め幅広になしておいても良く、このような方法によっても所定パターンの配線導体7を得ることができる。

    【0043】尚、本発明は上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更は可能であり、例えば、上述の形態では光プリンタヘッド等の画像形成装置に使用する場合を例に採って説明したが、発光ダイオード素子アレイを固体撮像素子アレイに変えてイメージセンサ等の画像読み取り装置に適用しても良い。

    【0044】また上述の形態において、前記画像素子部材1の透光性基板5とレンズプレート3との間で、且つ隣接する発光ダイオード素子アレイ2間に光遮光板10
    を配置させておくと、該光遮光板10によって発光ダイオード素子アレイ2の各発光ダイオード素子2bが発した光は隣接する発光ダイオード素子アレイ2側に広がることはなく、その結果、各発光ダイオード素子2bが発した光はそれに対向するレンズ8のみを介して外部の感光体P面に照射結像され、感光体Pに鮮明で、且つ正確な潜像を形成することが可能となる。 従って、前記画像素子部材1の透光性基板5とレンズプレート3との間で、且つ隣接する発光ダイオード素子アレイ2間には光遮光板10を配置させておくことが好ましい。

    【0045】

    【発明の効果】本発明の画像装置によれば、画像素子部材のベースプレートを、エッチングにより開けられた穴を有し、且つ該穴周辺から複数個の配線導体が導出している樹脂シートを透光性基板に貼着して形成したことから、配線導体の透光性基板に対する取着強度が極めて強いものとなり、その結果、配線導体に画像素子アレイの電極を半田を介しフリップチップ接続しても配線導体が透光性基板より剥離することはなく、画像素子アレイの各電極を外部電気回路に確実、且つ強固に電気的接続することが可能となる。

    【0046】また本発明の画像装置によれば、画像素子アレイの各電極をベースプレートの配線導体にフリップチップ接続により電気的接続することから、画像素子アレイの電極数が極めて多い場合であってもその全てがベースプレートの配線導体に一度に、且つ強固に電気的接続されることとなり、その結果、画像装置の生産性が極めて優れたものとなり、製品としての画像装置が安価になる。

    【0047】そして本発明の画像装置の製造方法によれば、前記樹脂シートにフォトリソグラフィー技術によって複数個の配線導体を形成する際、配線導体をパターン形成するための第1レジスト膜と前記穴との間に帯状の第2レジスト膜を被着させ、この状態で樹脂シートをエッチング液に浸漬することから、前記第2レジスト膜が穴より流れ込むエッチング液を良好にせき止め、流れの強いエッチング液が第1レジスト膜の直下に位置する金属箔のエッジ部に当たることはない。 これにより、金属箔のオーバーエッチングが有効に防止され、所定パターンの配線導体を正確に形成することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の画像装置を画像形成装置としての光プリンタヘッドに採用した場合の一形態を示す断面図である。

    【図2】図1のX−X線断面図である。

    【図3】図1に示す光プリンタヘッドの要部拡大断面図である。

    【図4】本発明の画像装置の製造方法を説明するための図である。

    【符号の説明】

    1・・・・・画像素子部材 2・・・・・発光ダイオード素子アレイ 2a・・・・発光ダイオード素子アレイの電極 2b・・・・発光ダイオード素子 3・・・・・レンズプレート 4・・・・・ベースプレート 5・・・・・透光性基板 6・・・・・樹脂シート 6a・・・・樹脂シートの穴 7・・・・・配線導体 8・・・・・レンズ P・・・・・感光体 11a・・・第1レジスト膜 11b・・・第2レジスト膜

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/036 // H05K 1/18

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