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Bit-synchronization circuit

阅读:339发布:2023-12-27

专利汇可以提供Bit-synchronization circuit专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To realize a bit-synchronization circuit which is compact and low cost, operated at a high speed region of Gb/s or higher, capable of synchroniza tion within 10-bit, with a jitter suppression effect that prevents synchronization error even from a signal, whose SNR is deteriorated. SOLUTION: The bit synchronization circuit 1 consists of a polyphase clock generating circuit 2, phase comparator 3, identification circuit 4, majority phase decision circuit 5, data selection circuit 6, clock frequency divider circuit 7, storage circuit 8, and delay circuit 9. The majority phase decision circuit 5 applies time series majority decision to phase comparison outputs, to decide a clock having a level transition timing in the middle of a level transition timings adjacent to each other in input data from the data identified by clocks with different phases. The data identified by the decided clock at the identification circuit 4 are selected by a selection circuit 6, which provides the output of the selected data.,下面是Bit-synchronization circuit专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 入力された基準クロックに同期した互いに異なる位相の複数クロックを発生する多相クロック発生手段と、 前記多相クロック発生手段から出力される互いに異なる複数の位相のクロックをデータ識別クロックとして、入力データをそれぞれ識別する複数のデータ識別手段と、 前記入力データと前記多相クロック発生手段から出力される互いに異なる複数の位相クロックとの位相比較を行う複数の位相比較手段と、 前記複数の位相比較手段の位相比較出力毎に、それぞれ連続する所定数の時系列の値の多数決論理を採ることにより、前記複数の位相比較手段の各出力値を決定する多数決位相決定手段と、 前記多数決位相決定手段により決定された前記複数の位相比較手段の出力値に基づいて、前記複数の位相クロックの中から前記入力データの互いに隣接するレベル遷移タイミングの中央部にレベル遷移タイミングが発生するクロックを前記データ識別クロックとして選択し、該選択されたデータ識別クロックにより識別された前記入力データを出力するデータ選択手段と、を備えていることを特徴とするビット同期回路。
  • 【請求項2】 前記多相クロック発生手段は2N(Nは正の整数)相の多相クロック発生手段であり、前記複数の位相比較手段及び前記多数決位相決定手段は前記2N
    相の内の所定のN相の位相比較値を出力する手段によって構成されていることを特徴とする請求項1記載のビット同期回路。
  • 【請求項3】 前記多数決位相決定手段は、前記基準クロックの分周クロックによって動作することを特徴とする請求項1または2記載のビット同期回路。
  • 【請求項4】 外部からの制御信号に応じて、前記多数決位相決定手段の決定結果を保持する保持手段を含み、
    前記選択手段は前記保持手段の保持出力に従って前記データ識別クロックの選択制御を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のビット同期回路。
  • 【請求項5】 前記識別手段からの各出力タイミングを揃える遅延手段を含むことを特徴とする請求項1〜4記載いずれかに記載のビット同期回路。
  • 【請求項6】 前記複数の識別回路が前記入力データをデータ入力とし、前記クロックの各々をクロック入力とする複数のD−F/Fであることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載のビット同期回路。
  • 【請求項7】 前記位相比較器が前記クロックの各々をデータ入力とし、前記入力データをクロック入力とする複数のD−F/Fであることを特徴とする請求項1〜6
    のいずれかに記載のビット同期回路。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、大型コンピュータや大容量ATMスイッチ、IPルーターにおける大規模光スイッチングネットワークに関し、特に光受信器のビット同期回路に関する。

    【0002】

    【従来の技術】光空間スイッチを用いた大容量光インタコネクションネットワークにおいては、光空間スイッチによって各ノードからの信号が切り替えられる。 この大容量光インタコネクションネットワークのポートあたりの伝送速度は数Gb/s以上、規模は100×100以上なので各ノード間距離をmmオーダーで等長化し同期化することは困難である。

    【0003】そこで光受信器においては、ビット同期回路によって、光スイッチを切り替えた際ビット同期をとり直す必要がある。 その同期時間は、スループットを下げないために、10bit以内であることが望まれる。

    【0004】また、光空間スイッチを用いた大容量光インタコネクションネットワークにおいては、光スイッチ素子や経路の損失補償に用いる光増幅器の自然放出光(ASE)によって信号光の信号/雑音比(SNR)が劣化する。 SNRの劣化は時間成分に対してはジッタの増加となるので、受信器においてはジッタの影響についても考慮する必要がある。

    【0005】さらに、規模が100×100以上と大きく、光受信器も100以上用いるため小型・低価格かつ低消費電であることが要求される。 従来のビット同期方法としては、フェーズロックドループ(PLL)によるもの、タイミングタンクによるもの、ゲート付き発振器(Gated VCO)によるもの、多相クロックによるものが知られている。

    【0006】PLLによるものでは、受信信号と電圧制御発振器(VCO)出力クロックの位相比較を行い、位相差がなくなるようにVCOの電圧を制御する方法である。 同期時間はループの応答時間に依存し、一般にus
    オーダー、10Gb/sでは10,000bit程度となる。

    【0007】タイミングタンクによるものでは、受信信号を微分折り返しして、その出力をバンドパスフィルタ(BPF)を通すことによってビット同期を行う方法である。 同期時間は、BPFのQ値をQ0とすると、ほぼQ0bitかかることが知られている。 一般にQ値はジッタの少ないクロックを得るために100以上のものを用いるので同期時間も100bit以上かかることになる。

    【0008】また、Gated VCOによるものは、受信データの立ち上がり、立ち下がり信号をGated VCOのゲート入力に用いる開Loopによる方法であり、1bitで同期することができるが、ジッタの抑圧効果はない。

    【0009】一方、多相クロックを用いたビット同期回路では、数bitでの同期、ジッタの抑圧が可能である。 例えば、特開平7−193562号公報「ビット同期回路」では、基準クロックからN相の複数クロック信号を出力するクロック多相化回路と受信データとクロック多相化回路出力の多相クロックを入力として識別に用いるクロックを選択するクロック選択回路、受信データをクロック選択回路から出力されたクロックで書き込み基準クロックで読み出すエラスティックストア(メモリ)から構成されており、クロック選択回路で選択されたクロックを用いて受信データを識別し、エラスティックストアにおいて基準クロックで読み出すことによって常に同じ位相の出力を得ることによりビット同期を行っている。

    【0010】また他の多相クロックから識別クロックを選択する回路例として、特開平4−347931号公報「位相同期クロック抽出回路」がある。 この回路は、特開平7−193562号と同様に多相のクロックから識別に用いるクロックを選択する構成であるが、さらにこの回路では、クロック選択時に雑音などによって選択誤りが生じたときの対策として、一旦クロックを選択した後に、同一パルス列に対する時系列の選択結果から多数決回路や平均化回路によってそのクロックパルスが正しく選択されているか否かを判定し実際に使用するクロックを決定する構成となっている。

    【0011】また、この回路におけるクロックを選択する論理回路や多数決を行う回路は、入力データの変化点(立ち上がり、立ち下がり)を検出し、この変化点に対応したパルスをクロックとして用いているので、信号速度をA(b/s)とするとその2倍の速度、2A(H
    z)のクロックで動作している。

    【0012】また、他の多相クロックから識別クロックを選択する回路例として、本出願の発明者に係る、特開平11−215110号公報「ビット同期回路」がある。 この回路は、入力基準クロックに同期した互いに位相が相違する複数のクロックを多相クロック発生回路で発生し、識別回路ではこれら複数のクロックによりそれぞれ入力データを識別し、一方これら複数のクロックの各々と識別すべき入力データとの位相関係を、位相比較回路で判別して位相が最適なクロックを決定し、この最適位相クロックにより識別された入力データを識別回路から選択して出力する構成となっている。

    【0013】

    【発明が解決しようとする課題】従来の多相クロックからクロックを選択する方式のビット同期回路では、エラスティックストアが必要であったが、数Gb/s以上の高速領域で動作するエラスティックストアを実現することが困難であるという問題があった。

    【0014】また、エラスティックストアが動作する速度までシリアル/パラレル変換(S/P変換)し、エラスティックストアを用いてビット同期を行う場合、パラレル展開した数だけのエラスティックストアが必要となり、回路規模が大きくなるため小型低価格化が実現できないという問題があった。

    【0015】また論理回路のクロックとして入力データの変化点に対応したパルスを用いるものでは、信号速度をA(b/s)とするとその2倍の速度、2A(Hz)
    のクロックで動作することになる。 光空間スイッチを用いた大容量光インタコネクションネットワークでは、大容量化のためにポートあたりの容量をできる限り大きくする必要がある。

    【0016】このためポートあたりの伝送速度は回路の動作速度上限にほぼ等しく、上限の70%以上となることが多い。 従って、2倍の速度のクロックで回路を動作させることは困難であるという問題があった。 また、ポートあたりの伝送速度を下げた場合、ネットワーク全体の容量が小さくなるという問題があった。

    【0017】また、多相クロックの中から位相関係が最適なクロックを決定し、この決定されたクロックによる識別データを上記識別回路から選択して出力する上記の位相同期回路は、高速領域での動作が可能であり、位相ずれによる感度劣化も生じないが、複数のクロックの各々と識別すべき入力データとの位相関係を位相比較回路で判別するときに、入力データにジッタが生じていたり、SNRが劣化しているような場合には、最適な位相クロックが決定できないことがあり、同期誤りを生ずる場合がある。

    【0018】本発明の目的は、小型・低価格で、Gb/
    s以上の高速領域で動作し、10bit以内の同期が可能でかつジッタ抑圧効果があり、かつSNRが劣化した信号に対しても同期誤りを防ぐことができるビット同期回路を実現することにある。

    【0019】

    【課題を解決するための手段】本発明のビット同期回路は、入力された基準クロックに同期した互いに異なる位相の複数クロックを発生する多相クロック発生回路と、
    前記多相クロック発生回路から出力される異なる位相の各クロックをデータ識別クロックとして入力データそれぞれを識別する複数の識別回路と、前記入力データと前記多相クロック発生回路から出力される異なる位相の各クロックとの位相比較を行う位相比較回路と、前記複数の位相比較回路の位相比較出力毎に、それぞれ連続する所定数の時系列の値の多数決論理を採ることにより、前記複数の位相比較回路の各出力値を決定する多数決位相決定回路と、前記多数決位相決定回路により決定された前記複数の位相比較回路の出力値に基づいて、前記複数の位相クロックの中から前記入力データの互いに隣接するレベル遷移タイミングの中央部にレベル遷移タイミングが発生するクロックを前記データ識別クロックとして選択し、該選択されたデータ識別クロックにより識別された前記入力データを出力するデータ選択回路とから構成されることを特徴とする。

    【0020】また、上記ビット同期回路において、前記多数決位相決定回路が前記基準クロックの分周クロックによって動作することを特徴とする。

    【0021】また、上記ビット同期回路は、外部からの制御信号に応じて前記多数決位相決定回路の決定結果を保持する保持手段を含み、前記保持手段の保持出力に従って前記選択手段を制御することを特徴とする。

    【0022】また、上記ビット回路は、前記識別手段からの各出力タイミングを揃える遅延手段を含むことを特徴とする。

    【0023】また、上記ビット同期回路において、前記複数の識別回路が前記入力データをデータ入力とし、前記クロックの各々をクロック入力とする複数のD型F/
    Fで構成されていることを特徴とする。

    【0024】また、上記ビット同期回路において、前記位相比較器が前記クロックの各々をデータ入力とし、前記入力データをクロック入力とする複数のD型F/Fで構成されていることを特徴とする。

    【0025】

    【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。 実施例ではクロック相数を4、データ伝送速度を10Gb/sとしている。 本実施の形態のビット同期回路1は、多相クロック発生回路2、位相比較器3、識別回路4、多数決位相決定回路5、データ選択回路6、1/2クロック分周回路7、保持回路8、遅延回路9から構成される。

    【0026】図2〜図8は、それぞれ図1における、多相クロック発生回路2、位相比較器3、識別回路4、多数決位相決定回路5、データ選択回路6、保持回路8、
    遅延回路9の構成例を示すブロック図である。 また、図9〜10は本実施の形態におけるタイミングチャートを表す図である。

    【0027】多相クロック発生回路2は図2の200に示すように、リング発振器201、位相検出器202、
    低域通過フィルタ203によって構成され、入力した1
    0GHz参照クロック(Ref.CLK)に同期し、位相が9
    0度づつずれた4相のクロックPH1、PH2、PH
    3、PH4を出力する位相同期ループ(PLL)回路である。

    【0028】PH1とPH3の位相差は180度なので、PH3はPH1の反転である。 PH2とPH4についても同様である。 従って、PH1とDATAとの位相比較と、PH2とDATAの位相比較を行えば十分なので、位相比較器3はDATAとPH1、DATAとPH
    2の位相比較を行う構成となっている。 すなわち、多相クロック発生回路2が2N相(Nは正の整数)のクロックを出力する回路の場合には、2N相のうち所定のN相の位相をデータと比較すれば最適なデータ識別位相を決定することができる。

    【0029】位相位相比較器3は図3の300に示すように、D型フリップフロップ(F/F)301、302
    のデータ入力にそれぞれ多相クロック発生回路2の出力のうち位相1(PH1)、位相2(PH2)のクロックを入力し、クロック入力にDATAを入力する。 クロックPH1とDATA、クロックPH2とDATAの位相比較を行い、DATAの立ち上がりに対してそれぞれのクロックが進んでいれば“1”、遅れていれば“0”をPD1、2に出力する。

    【0030】識別回路4は図4の400に示すように、
    D型F/F401〜404のデータ入力にDATAを入力し、クロック入力にそれぞれクロック発生回路2の出力である4種類の位相のクロック(PH1〜PH4)を入力して、それぞれのクロックによってDATAを識別し、識別データをそれぞれQ1〜Q4に出力する。 ここで用いているD型F/Fの位相余裕は180度以上あるので、4位相のクロックのどれかで正確にDATAを識別することができる。

    【0031】多数決位相決定回路5は図5の500に示すように、PD1出力の時系列の多数決を行い選択出力S'1を出力するブロック510と、PD2出力の時系列の多数決を行い選択出力S'2を出力するブロック5
    20と、ブロック510、ブロック520の結果S'
    1、S'2の排他的論理和をとって選択出力S'3を出力するEX−OR508によって構成される。 ブロック510とブロック520は同じ構成なので、ブロック5
    10の構成についてのみ説明する。

    【0032】この例では、3ビットの多数決をとる構成となっている。 ブロック510は、1/2クロックで動作する3個のF/F511、512、513による三段シフトレジスタと3ビット多数決論理回路501から構成される。 3ビット多数決回路501は、F/F511
    出力SR11とF/F513出力SR13のANDをとるゲート514、F/F512出力SR12とF/F5
    13出力SR13のANDをとるゲート515、F/F
    511出力SR11とF/F512出力SR12のAN
    Dをとるゲート516、及びANDゲート514、51
    5、516のORをとるゲート517から構成されている。

    【0033】次に図9〜図10のタイムチャートを参照して本実施の形態の動作を説明する。 図9のように、入力データ(DATA)が近傍のタイミングで立ち上がる場合には、入力データを識別する最適クロック位置は入力データのタイムスロットのほぼ真ん中(入力データの互いに隣接するレベル遷移タイミングの略中央部)で立ち上がるクロックPH3である。 このとき位相比較器3では、のタイミングでクロックPH1とPH2が入力データと位相比較されるので、その出力PD1は“1”PD2は“0”となる。

    【0034】この出力PD1、PD2が多数決位相決定回路5(図5)に入力すると、それぞれブロック51
    0、520のシフトレジスタに受け渡され、SR11からSR13の出力は全て“1”、SR21からSR23
    の出力は全て“0”となるので、それぞれの3ビットシフトレジスタ各段の出力の多数決をとったS'1は“1”、S'2は“0”となる。 従って、S'1とS'
    2のEX−OR出力S'3は“1”となる。

    【0035】このS'1、S'2、S'3は、保持回路8(図7)において制御信号BSENが“1”となったとき保持され、選択信号S1、S2、S3が出力される。 選択信号S1、S2、S3によってデータ選択回路6(図6)は、識別回路4の出力Q1〜Q4の内の一つを選択する。 この例ではS1が“1”、S2が“0”、
    S3が“1”なので、DATAタイムスロットのほぼ真ん中で立ち上がるクロックPH3で識別されたQ3が選択される。

    【0036】同様にして、図9において入力データが、、の各タイミングで立ち上がる場合の位相比較器3の出力(PD1、PD2)はそれぞれ(“1”、
    “1”)、(“0”、“1”)、(“0”、“0”)となる。 従って、選択信号(S1、S2、S3)はそれぞれ(“1”、“1”、“0”)、(“0”、“1”、
    “1”)、(“0”、“0”、“0”)となり、識別回路からはそれぞれQ4、Q1、Q2が選択される。

    【0037】また、Q1〜Q4のどの出力が選択されても遅延回路9(図8)により、出力データの遷移タイミングは一定となるようにされている。

    【0038】次に、ジッタの影響により位相比較器から誤った信号が出力された場合の本発明の動作を図10のタイミングチャートを参照して説明する。 なお、図10
    では、DATAを識別する最適クロック位相はDATA
    タイムスロットのほぼ真ん中で立ち上がるPH3が選択される場合を示している。

    【0039】DATAとPH1を位相比較した位相比較器3(図3)の出力PD1は図10に示すように通常は“1”であるが、DATAとPH1の立ち上がりが近くDATAのジッタの影響によって“0”となる瞬間が存在する。

    【0040】このPD1出力を多数決位相決定回路5
    (図5)に入力すると、ブロック510のシフトレジスタに受け渡され、各段の波形はSR11からSR13に示すようなものとなり、この3ビットシフトレジスタ各段の出力の多数決をとったS'1は“1”となる。

    【0041】DATAとPH2のエッジは近接しておらず、DATAとPH2を位相比較した位相比較器3出力PD2はこの例では“0”であり、多数決回路の出力S'2も“0”となり、S'1とS'2のEX−OR出力S'3は“1”となる。 従って、選択信号(S1、S
    2、S3)は、(“1”、“0”、“1”)となり、正常な選択信号が出力される。

    【0042】このように、多数決位相決定回路を設けることにより、ジッタ等による位相比較器の瞬間的な誤り判定を吸収することができ、ジッタあるいはSNRの劣化等による同期誤りを防止することができる。

    【0043】光スイッチの切り替えなどによって、新たな位相のパケット(DATA)を受信する場合は、外部制御信号BSENを一度“0”にして、新たな位相において3ビットの多数決が有効となるようにDATAの立ち上がりを3つ以上受信した後にBSENを“1”にして、パケット受信中保持すればビット同期を確立することができる。

    【0044】図11は、本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。 実施例ではクロック相数を4、データ伝送速度を10Gb/sとしている。 本実施の形態のビット同期回路11は、多相クロック発生回路12、
    位相比較器13、識別回路14、多数決位相決定回路1
    5、データ選択回路16、遅延回路19から構成される。

    【0045】図12〜図14は、それぞれ図11における、多相クロック発生回路12、識別回路14、遅延回路19の構成例を示すブロック図である。 また、図15
    は本実施の形態のタイミングチャートを表す図である。

    【0046】多相クロック発生回路12は図12の21
    0に示すように、バッファ211、212と25ps
    (10GHzで90度に相当)の遅延回路213によって構成され、位相が90度づつずれた4相のクロックを出力する回路である。 位相比較器13、多数決位相決定回路15、データ選択回路16は第1の実施の形態と同じ構成である。

    【0047】識別回路14は図13のように、三段ラッチのMaster-Slave-Master型F/F411、413、通常の二段ラッチのMaster-Slave型F/F412、414
    から構成され、F/F411の出力タイミングとF/F
    412の出力タイミングは同じである。 同様に、F/F
    413の出力タイミングとF/F414の出力タイミングは同じである。

    【0048】遅延回路19は図14の910に示すように、90度の遅延911と912がQ1とQ3出力に接続されている。 従ってこれらの識別回路と遅延回路の組み合わせによってQ'1〜Q'4は同じ出力タイミングとなっている。 多数決位相決定回路は、外部からの制御信号BSENによって動作しているが内部の動作は第1
    の実施の形態と同じである。

    【0049】図15に示すように、BSENに1/2クロック相当のパルス5ビットの後に“1”が続くような信号を入力するとDATAタイムスロットのほぼ真ん中で立ち上がるクロックPH3で識別されたQ3が選択出力され、BSENが“1”の間Q3を出力し続けることがわかる。

    【0050】光スイッチの切り替えなどによって、新たな位相のパケット(DATA)を受信する場合は、外部信号BSENを一度“0”にして、新たな位相において3ビットの多数決が有効となるようにBSENに3ビット以上のパルスの後にパケット受信中“1”が続くような信号を入力すれば良い。

    【0051】上記説明では、クロック相数を4としたがこれは2相以上の任意の相数とすることができる。 またデータ速度も10Gb/sとしたが、1Gb/sでも5
    Gb/sでも問題ない。 多数決を行うビット数も5ビットでも構わない。 分周クロックも1/2でなくても1/
    4でも良い。 このように上記構成において上記機能を満たす限り、使用する相数や速度は自由であり上記説明が本発明を限定するものではない。

    【0052】

    【発明の効果】本発明によれば、小型・低価格で、Gb
    /s以上の高速領域で動作し、10bit以内の同期が可能でかつジッタ抑圧効果がありかつSNRが劣化した信号に対しても同期誤りを防ぐビット同期回路を実現することが可能となり、光空間スイッチを用いた大容量光インタコネクションネットワークが実現可能となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。

    【図2】図1における多相クロック発生回路の構成を示すブロック図である。

    【図3】図1における位相比較器の構成を示すブロック図である。

    【図4】図1における識別回路の構成を示すブロック図である。

    【図5】図1における多数決位相決定回路の構成を示すブロック図である。

    【図6】図1におけるデータ選択回路の構成を示すブロック図である。

    【図7】図1における保持回路の構成を示すブロック図である。

    【図8】図1における遅延回路の構成を示すブロック図である。

    【図9】第1の実施の形態の動作を説明するためのタイムチャートである。

    【図10】第1の実施の形態の動作を説明するためのタイムチャートである。

    【図11】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。

    【図12】図11における多相クロック発生回路の構成を示すブロック図である。

    【図13】図11における識別回路の構成を示すブロック図である。

    【図14】図11における遅延回路の構成を示すブロック図である。

    【図15】第2の実施の形態の動作を説明するためのタイムチャートである。

    【符号の説明】

    1、11 ビット同期回路 2、12、200、210 多相クロック発生回路 201 リング発振器 202 位相検出器 203 低域通過フィルタ 211、212 バッファ 213 遅延回路 3、13、300 位相比較器 301、302 D型F/F 4、14、400、410 識別回路 401、402、403、404 D型F/F 411、413 Master-Slave-MasterD型F/F 412、414 Master-SlaveD型F/F 5、15、500 多数決位相決定回路 501、502 多数決論理回路 510、520 回路ブロック 511、512、513、521、522、523 シフトレジスタF/F 514、515、516、524、525、526 A
    NDゲート 517、527 3入力ORゲート 508 EX−ORゲート 6、16、600 データ選択回路 601、602、603 2:1セレクタ 7 1/2クロック分周回路 8 保持回路 9、19、900、910 遅延回路

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