首页 / 专利库 / 电子零件及设备 / 分频器 / El display device

El display device

阅读:550发布:2024-01-01

专利汇可以提供El display device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To light a plurality of EL(electroluminescent) elements with a simple constitution.
SOLUTION: This display device is provided with EL elements 17, 18, a DC power source 1, a boosting circuit 20, an oscillation circuit 4, an input circuit 6, a frequency divider circuit 15, a switching circuit 30 and a capacitor 14. The frequency divider circuit 15 generates a frequency-divided signal D by frequency dividing a pulse signal (p) from the oscillation circuit 4. A control circuit 7 alternately changes over a state in which transistors 8, 11, 13 are turned on and transistors 9, 10, 12 are turned off and a state in which the transistors 9, 10, 12 are turned on and the transistors 8, 11, 13 are turned off in response to the changeover of the levels of the frequency-divided signal D.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO,下面是El display device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 所定の周波数のパルス信号を発生する発振回路と、 前記パルス信号に応答して電源電圧を昇圧することによって昇圧電圧を生成する昇圧回路と、 前記パルス信号を分周する分周回路と、 複数のEL素子と、 前記分周回路からの信号に応答して前記昇圧電圧の極性を反転させることによって交流信号を生成し、当該交流信号を前記複数のEL素子に供給するスイッチング回路とを備えたことを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項2】 請求項1に記載のEL表示装置において、 前記昇圧回路は、 一端に前記電源電圧を受けるコイルと、 アノードが前記コイルの他端に接続され、カソードから前記昇圧電圧を出力するダイオードと、 前記コイルと前記ダイオードとの相互接続ノードと接地ノードとの間に接続され、前記発振回路からのパルス信号に応答してオン/オフするスイッチ素子とを含むことを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項3】 請求項2に記載のEL表示装置において、 前記スイッチ素子は、トランジスタであることを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項4】 請求項3に記載のEL表示装置において、 前記トランジスタは、前記パルス信号をゲートに受ける高耐圧NチャネルMOSトランジスタであることを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項5】 請求項3に記載のEL表示装置において、 前記トランジスタは、バイポーラトランジスタであることを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項6】 請求項1に記載のEL表示装置において、 前記スイッチング回路は、 前記複数のEL素子の各々に対応して設けられ、前記複数のEL素子の一端または他端を、前記昇圧電圧を受ける昇圧ノードに選択的に接続する複数の第1のスイッチ素子と、 前記複数のEL素子の各々に対応して設けられ、前記複数のEL素子の一端または他端を、接地ノードに選択的に接続する複数の第2のスイッチ素子と、 前記複数の第1および第2のスイッチ素子の接続状態を切り替えるコントロール回路とを備え、 前記コントロール回路は、 前記複数のEL素子の一端が前記昇圧ノードに接続され、他端が接地ノードに接続された第1の接続状態と、
    前記複数のEL素子の他端が前記昇圧ノードに接続され、一端が接地ノードに接続された第2の接続状態とを、前記分周回路からの信号に応答して交互に切り替えることを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項7】 請求項6に記載のEL表示装置において、 前記複数の第1のスイッチ素子の各々は、 前記昇圧ノードと前記複数のEL素子の一端との間に接続された第1のトランジスタと、 前記昇圧ノードと前記複数のEL素子の他端との間に接続された第2のトランジスタとを含み、 前記複数の第2のスイッチ素子の各々は、 接地ノードと前記複数のEL素子の一端との間に接続された第3のトランジスタと、 接地ノードと前記複数のEL素子の他端との間に接続された第4のトランジスタとを含むことを特徴とするEL
    表示装置。
  • 【請求項8】 請求項7に記載のEL表示装置において、 前記第1から第4のトランジスタは、高耐圧NチャネルMOSトランジスタであることを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項9】 請求項7に記載のEL表示装置において、 前記第1および第2のトランジスタは、高耐圧PチャネルMOSトランジスタであり、 前記第3および第4のトランジスタは、高耐圧NチャネルMOSトランジスタであることを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項10】 請求項7に記載のEL表示装置において、 前記第1から第4のトランジスタは、バイポーラトランジスタであることを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項11】 請求項1に記載のEL表示装置において、 前記昇圧電圧を受ける昇圧ノードと接地ノードとの間に接続されたコンデンサをさらに備えたことを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項12】 請求項1または請求項2に記載のEL
    表示装置において、 前記複数のEL素子のうち点灯させるEL素子を選択する入力回路をさらに備え、 前記スイッチング回路は、 前記入力回路によって選択されたEL素子に前記交流信号を供給することを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項13】 請求項12に記載のEL表示装置において、 前記入力回路はさらに、 前記複数のEL素子のいずれも点灯させない場合、前記発振回路および前記分周回路の機能を停止させることを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項14】 請求項2に記載のEL表示装置において、 前記発振回路、前記スイッチング回路、前記分周回路、
    および前記スイッチ素子は、同一半導体基板上に集積化されることを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項15】 請求項2に記載のEL表示装置において、 前記発振回路、前記スイッチング回路、前記分周回路、
    前記スイッチ素子、および前記ダイオードは、同一半導体基板上に集積化されることを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項16】 請求項12に記載のEL表示装置において、 前記発振回路、前記スイッチング回路、前記分周回路、
    前記スイッチ素子、および前記入力回路は、同一半導体基板上に集積化されることを特徴とするEL表示装置。
  • 【請求項17】 請求項12に記載のEL表示装置において、 前記発振回路、前記スイッチング回路、前記分周回路、
    前記スイッチ素子、前記ダイオード、および前記入力回路は、同一半導体基板上に集積化されることを特徴とするEL表示装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】この発明はEL(エレクトロルミネッセンス)表示装置に関し、さらに詳しくは、複数のEL素子をプッシュプル方式で駆動するEL表示装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】腕時計の文字盤や携帯情報機器の表示板には、バックライト用または文字等の表示用としてEL
    素子を用いたEL表示装置が用いられている。 この場合において、バックライトの色を変えたり、文字盤の表示を変えたりするために、複数のEL素子を備えたEL表示装置が用いられることがある。 このようなEL表示装置では、複数のEL素子の各々に対して、昇圧回路、発振回路、分周回路、およびスイッチング回路が設けられる。

    【0003】例えば、図4に示すように、2個のEL素子97,98を備えたプッシュプル駆動方式のEL表示装置では、EL素子97に対して昇圧回路80、発振回路74、分周回路79、およびスイッチング回路81が設けられ、EL素子98に対して昇圧回路90、発振回路84、分周回路89、およびスイッチング回路91が設けられる。

    【0004】このEL表示装置では、分周回路79,8
    9は、それぞれ発振回路74,84からのパルス信号
    1,P2を分周する。 この分周信号D1に応答して、コントロール回路77は、トランジスタ101,104がオン、トランジスタ102,103がオフとなる状態と、トランジスタ102,103がオン、トランジスタ101,104がオフとなる状態とが交互に切り替わるように制御信号A1,NA1,B1,NB1を発生する。 同様に、分周信号D2に応答して、コントロール回路87は、制御信号A2,NA2,B2,NB2を発生する。 このようにして、EL素子97,98に印加する電圧の周波数を分周信号D1,D2の周波数と等しくしている。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】上述のEL表示装置では、複数のEL素子97,98の各々に対して、昇圧回路80,90、発振回路74,84、分周回路79,8
    9、およびスイッチング回路81,91が必要となる。
    そのため、半導体で構成される領域109,110のデバイス数が多く、複雑になる。 また、コイル、ダイオード、コンデンサといった周辺部品の数も増え、コストにおいても非常に不利となる。

    【0006】なお、特開平9−171370号公報には、1つの発振回路、昇圧回路、分周回路によって複数のEL素子をシングル方式で駆動するEL表示装置が開示されている。 シングル駆動方式のEL表示装置には、
    プッシュプル駆動方式のEL表示装置に比べてEL素子の輝度が低いという特徴がある。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】この発明によるEL表示装置は、発振回路と、昇圧回路と、分周回路と、複数のEL素子と、スイッチング回路とを備える。 発振回路は、所定の周波数のパルス信号を発生する。 昇圧回路は、パルス信号に応答して電源電圧を昇圧することによって昇圧電圧を生成する。 分周回路は、パルス信号を分周する。 スイッチング回路は、分周回路からの信号に応答して昇圧電圧の極性を反転させることによって交流信号を生成し、当該交流信号を複数のEL素子に供給する。

    【0008】上記EL表示装置においては、スイッチング回路を設けたため、1つの発振回路、1つの昇圧回路、1つのスイッチング回路、および1つの分周回路という簡素な構成で、複数のEL素子を点灯できるEL表示装置を実現することができる。

    【0009】また、一般に、EL素子の点灯時の色合いは、印加する電圧の周波数によって異なる。 上記EL表示装置では、分周回路からの信号に応答して極性が反転する交流信号が複数のEL素子に供給される。 したがって、複数のEL素子へ印加する電圧の周波数は一定となる。 これにより、点灯するEL素子の色合いが均一となる。 また、発振回路からのパルス信号の周波数、分周回路による分周比を変えることによって、複数のEL素子へ印加する電圧の周波数を所望の値にすることができる。

    【0010】好ましくは、上記昇圧回路は、コイルと、
    ダイオードと、スイッチ素子とを含む。 コイルは、一端に電源電圧を受ける。 ダイオードは、アノードがコイルの他端に接続され、カソードから昇圧電圧を出する。
    スイッチ素子は、コイルとダイオードとの相互接続ノードと接地ノードとの間に接続され、発振回路からのパルス信号に応答してオン/オフする。

    【0011】好ましくは、上記スイッチ素子は、トランジスタである。

    【0012】好ましくは、上記トランジスタは、パルス信号をゲートに受ける高耐圧NチャネルMOSトランジスタである。

    【0013】好ましくは、上記トランジスタは、バイポーラトランジスタである。

    【0014】好ましくは、上記スイッチング回路は、複数の第1のスイッチ素子と、複数の第2のスイッチ素子と、コントロール回路とを備える。 複数の第1のスイッチ素子は、複数のEL素子の各々に対応して設けられ、
    複数のEL素子の一端または他端を、昇圧電圧を受ける昇圧ノードに選択的に接続する。 複数の第2のスイッチ素子は、複数のEL素子の各々に対応して設けられ、複数のEL素子の一端または他端を、接地ノードに選択的に接続する。 コントロール回路は、複数の第1および第2のスイッチ素子の接続状態を切り替える。 具体的には、上記コントロール回路は、複数のEL素子の一端が昇圧ノードに接続され、他端が接地ノードに接続された第1の接続状態と、複数のEL素子の他端が昇圧ノードに接続され、一端が接地ノードに接続された第2の接続状態とを、分周回路からの信号に応答して交互に切り替える。

    【0015】上記EL表示装置においては、第1の接続状態のとき複数のEL素子の一端には昇圧電圧が供給され、他端には接地電圧が供給される。 この状態で分周回路からの信号のレベルが切り替わると、コントロール回路によって第2の接続状態に切り替えられる。 そして、
    第2の接続状態のとき複数のEL素子の一端には接地電圧が、他端には昇圧電圧が供給される。 この状態で分周回路からの信号のレベルが切り替わると、コントロール回路は第1の接続状態に切り替える。 このようにして、
    分周回路からの信号の周波数に等しい周波数の交流信号が複数のEL素子に印加される。

    【0016】好ましくは、上記複数の第1のスイッチ素子の各々は、第1のトランジスタと、第2のトランジスタとを含み、上記複数の第2のスイッチ素子の各々は、
    第3のトランジスタと、第4のトランジスタとを含む。
    第1のトランジスタは、昇圧ノードと複数のEL素子の一端との間に接続される。 第2のトランジスタは、昇圧ノードと複数のEL素子の他端との間に接続される。 第3のトランジスタは、接地ノードと複数のEL素子の一端との間に接続される。 第4のトランジスタは、接地ノードと複数のEL素子の他端との間に接続される。

    【0017】上記EL表示装置においては、第1の接続状態のとき、第1のトランジスタはオン、第2のトランジスタはオフ、第3のトランジスタはオフ、第4のトランジスタはオンとなる。 これにより、複数のEL素子の一端には昇圧電圧が供給され、他端には接地電圧が供給される。 また、第2の接続状態のとき、第1のトランジスタはオフ、第2のトランジスタはオン、第3のトランジスタはオン、第4のトランジスタはオフとなる。 これにより、複数のEL素子の一端には接地電圧が供給され、他端には昇圧電圧が供給される。

    【0018】好ましくは、上記第1から第4のトランジスタは、高耐圧NチャネルMOSトランジスタである。

    【0019】好ましくは、上記第1および第2のトランジスタは、高耐圧PチャネルMOSトランジスタであり、上記第3および第4のトランジスタは、高耐圧NチャネルMOSトランジスタである。

    【0020】好ましくは、上記第1から第4のトランジスタは、バイポーラトランジスタである。

    【0021】好ましくは、上記EL表示装置は、コンデンサをさらに備える。 コンデンサは、昇圧電圧を受ける昇圧ノードと接地ノードとの間に接続される。

    【0022】上記EL表示装置においては、EL素子の輝度を高くすることができるとともに、パルス信号と同周期のノイズを低減することができる。

    【0023】好ましくは、上記EL表示装置は、入力回路をさらに備える。 入力回路は、複数のEL素子のうち点灯させるEL素子を選択する。 さらに、上記スイッチング回路は、入力回路によって選択されたEL素子に交流信号を供給する。

    【0024】上記EL表示装置においては、複数のEL
    素子のうち所望のEL素子を選択的に点灯させることができる。

    【0025】好ましくは、上記入力回路はさらに、複数のEL素子のいずれも点灯させない場合、発振回路および分周回路の機能を停止させる。

    【0026】上記EL表示装置においては、複数のEL
    素子のいずれも点灯させない場合の消費電力を低減することができる。

    【0027】好ましくは、上記発振回路、スイッチング回路、分周回路、およびスイッチ素子は、同一半導体基板上に集積化される。

    【0028】好ましくは、上記発振回路、スイッチング回路、分周回路、スイッチ素子、およびダイオードは、
    同一半導体基板上に集積化される。

    【0029】好ましくは、上記発振回路、スイッチング回路、分周回路、スイッチ素子、および入力回路は、同一半導体基板上に集積化される。

    【0030】好ましくは、上記発振回路、スイッチング回路、分周回路、スイッチ素子、ダイオード、および入力回路は、同一半導体基板上に集積化される。

    【0031】

    【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。 なお、図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。

    【0032】図1は、この発明の実施の形態によるEL
    表示装置の全体構成を示すブロック図である。 このEL
    表示装置は、プッシュプル駆動方式のEL表示装置であり、EL素子17,18と、直流電源1と、昇圧回路2
    0と、発振回路4と、入力回路6と、分周回路15と、
    スイッチング回路30と、コンデンサ14とを備える。
    発振回路4、入力回路6、分周回路15、スイッチング回路30、および昇圧回路20に含まれる高耐圧NチャネルMOSトランジスタ5は、同一の半導体基板19上に集積化される。

    【0033】EL素子17は、半導体基板19の端子
    L0と端子EL1との間に接続される。 EL素子18
    は、半導体基板19の端子EL0と端子EL2との間に接続される。 直流電源1は、電源電圧を発生する。 この電源電圧は、半導体基板19の端子Vccに供給される。

    【0034】発振回路4は、所定の周波数のパルス信号Pを発生する。

    【0035】昇圧回路20は、コイル2と、ダイオード3と、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ5とを含む。 コイル2は、直流電源1とダイオード3のアノードとの間に接続される。 ダイオード3は、そのアノードがコイル2に接続され、そのカソードが半導体基板19の端子DCに接続される。 ダイオード3は、コイル2に対して逆方向の電圧が印加されるのを阻止する。 高耐圧N
    チャネルMOSトランジスタ5は、ソースが接地され、
    ドレインが半導体基板19の端子CILに接続され、発振回路4からのパルス信号Pをゲートに受ける。 このパルス信号Pによって高耐圧NチャネルMOSトランジスタ5のスイッチング周波数が定まる。 端子CILは、コイル2とダイオード3との相互接続ノードに接続される。 以上のように構成された昇圧回路20は、発振回路4からのパルス信号Pに応答して直流電源1からの電源電圧を昇圧して、ダイオード3のカソードに出力する。

    【0036】入力回路6は、半導体基板19の端子IN
    1,IN2に入力される信号に応答して、発振回路4および分周回路15の動作を制御する制御信号STと、点灯させるEL素子17,18を選択する選択信号C1,
    C2とを出力する。

    【0037】分周回路15は、発振回路4からのパルス信号Pを分周して分周信号Dを出力する。

    【0038】スイッチング回路30は、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8−13と、コントロール回路7
    とを含む。

    【0039】高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8,
    10が、EL素子17に対する第1のスイッチ素子を構成する。 高耐圧NチャネルMOSトランジスタ9,11
    が、EL素子17に対する第2のスイッチ素子を構成する。 高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8,12が、
    EL素子18に対する第1のスイッチ素子を構成する。
    高耐圧NチャネルMOSトランジスタ9,13が、EL
    素子18に対する第2のスイッチ素子を構成する。

    【0040】高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8
    は、端子DCと端子EL0との間に接続される。 高耐圧NチャネルMOSトランジスタ9は、端子EL0と接地ノードとの間に接続される。 高耐圧NチャネルMOSトランジスタ10は、端子DCと端子EL1との間に接続される。 高耐圧NチャネルMOSトランジスタ11は、
    端子EL1と接地ノードとの間に接続される。 高耐圧N
    チャネルMOSトランジスタ12は、端子DCと端子E
    L2との間に接続される。 高耐圧NチャネルMOSトランジスタ13は、端子EL2と接地ノードとの間に接続される。

    【0041】コントロール回路7は、選択信号C1,C
    2および分周信号Dに応答して、高耐圧NチャネルMO
    Sトランジスタ8−13のゲートに制御信号A−C,N
    A−NCを出力する。

    【0042】コンデンサ14は、ダイオード3のカソードと接地ノードとの間に接続される。 コンデンサ14
    は、EL素子17,18の発光輝度を高くする。 また、
    コンデンサ14は、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ5のスイッチングと同期するノイズを低減する。

    【0043】図2は、図1に示された入力回路6およびコントロール回路7の構成を具体的に示すブロック図である。 以下、図2を参照しつつ説明する。

    【0044】入力回路6は、抵抗34,35,41,4
    2と、インバータ45−47と、NチャネルMOSトランジスタ43,44と、NOR回路48とを含む。

    【0045】抵抗34は、半導体基板19の端子IN1
    と接地ノードとの間に接続される。 抵抗41およびNチャネルMOSトランジスタ43は、電源電圧を受ける電源ノードと接地ノードとの間に直列に接続される。 NチャネルMOSトランジスタ43のゲートは、端子IN1
    に接続される。 インバータ45は、抵抗41とNチャネルMOSトランジスタ43との相互接続ノードの電圧を反転する。 インバータ45の出力が選択信号C1となる。 抵抗35は、半導体基板19の端子IN2と接地ノードとの間に接続される。 抵抗42およびNチャネルM
    OSトランジスタ44は、電源電圧を受ける電源ノードと接地ノードとの間に直列に接続される。 NチャネルM
    OSトランジスタ44のゲートは、端子IN2に接続される。 インバータ46は、抵抗42とNチャネルMOS
    トランジスタ44との相互接続ノードの電圧を反転する。 インバータ46の出力が選択信号C2となる。 NO
    R回路48は、インバータ45の出力とインバータ46
    の出力とのNORを出力する。 インバータ47は、NO
    R回路48の出力を反転する。 インバータ47の出力が制御信号STとなる。

    【0046】以上のように構成された入力回路6では、
    端子IN1,IN2の電圧がともにLレベルのとき、選択信号C1,C2はLレベルとなり、制御信号STはL
    レベルとなる。 端子IN1,IN2の少なくとも一方がHレベルのとき、制御信号STはHレベルとなる。 なお、抵抗34,35を設けているため、端子IN1,I
    N2がオープン状態であってもLレベルの信号が入力されたのと同じ状態となる。

    【0047】コントロール回路7は、抵抗49−51
    と、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ52−54
    と、インバータ55−60と、NAND回路61−66
    とを含む。

    【0048】抵抗49−51は、それぞれ半導体基板1
    9の端子DCと高耐圧NチャネルMOSトランジスタ5
    2−54のドレインとの間に接続される。

    【0049】高耐圧NチャネルMOSトランジスタ52
    は、抵抗49と接地ノードとの間に接続され、インバータ55の出力をゲートに受ける。 高耐圧NチャネルMO
    Sトランジスタ53は、抵抗50と接地ノードとの間に接続され、NAND回路61の出力をゲートに受ける。
    高耐圧NチャネルMOSトランジスタ54は、抵抗51
    と接地ノードとの間に接続され、NAND回路63の出力をゲートに受ける。

    【0050】インバータ56は、分周回路15からの分周信号Dを反転する。 インバータ55は、インバータ5
    6の出力を反転する。 インバータ57は、NAND回路62の出力を反転する。 インバータ58は、NAND回路64の出力を反転する。 インバータ59は、選択信号C1を反転する。 インバータ60は、選択信号C2を反転する。

    【0051】NAND回路62は、インバータ56の出力と選択信号C1とのNANDを出力する。 NAND回路64は、インバータ56の出力と選択信号C2とのN
    ANDを出力する。 NAND回路65は、選択信号C2
    とインバータ59の出力とのNANDを出力する。 NA
    ND回路66は、選択信号C1とインバータ60の出力とのNANDを出力する。 NAND回路61は、NAN
    D回路62の出力とNAND回路65の出力とのNAN
    Dを出力する。 NAND回路63は、NAND回路64
    の出力とNAND回路66の出力とのNANDを出力する。

    【0052】高耐圧NチャネルMOSトランジスタ52
    −54のドレインの電圧は、それぞれ制御信号A,B,
    Cとして高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8,1
    0,12のゲートに供給される。 これにより、高耐圧N
    チャネルMOSトランジスタ8,10,12のソース電位が高電位になる場合でも、EL素子17,18へ印加する電圧の極性反転を制御することができる。

    【0053】インバータ55,57,58の出力は、それぞれ制御信号NA,NB,NCとして高耐圧NチャネルMOSトランジスタ9,11,13のゲートに供給される。

    【0054】次に、以上のように構成されたEL表示装置の動作について説明する。

    【0055】図3は、図1および図2に示されたEL表示装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 以下、図3および図2を参照しつつ説明する。 なお、図3では、図2に示された半導体基板19の端子I
    N1,IN2,CIL,DC,EL0−EL2の電圧を、それぞれの符号で表す。 また、端子EL0と端子E
    L1との間の電圧をEL0−EL1で、端子EL0と端子EL2との間の電圧をEL0−EL2で表す。

    【0056】以下、(1)EL素子17のみを点灯させる場合、(2)EL素子18のみを点灯させる場合、
    (3)EL素子17,18を同時に点灯させる場合、
    (4)EL素子17,18のいずれも点灯させない場合に分けて説明する。

    【0057】(1)EL素子17のみを点灯させる場合 図3の期間T1に相当する場合である。 このとき、半導体基板19の端子IN1をHレベル、端子IN2をLレベルとする。

    【0058】これに応答して、入力回路6の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ43がオンになり、選択信号C1はHレベルとなり、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ44がオフになり、選択信号C2はLレベルとなる。

    【0059】この選択信号C1,C2に応答して、コントロール回路7の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ54がオンになり、制御信号CはLレベルとなる。 また、インバータ58の出力、すなわち、制御信号NCもLレベルとなる。 これによって、高耐圧NチャネルMO
    Sトランジスタ12,13は、ともにオフになる。 この結果、端子EL2はオープン状態となり、EL素子18
    は点灯しない。

    【0060】また、選択信号C1,C2に応答して、制御信号STはHレベルとなる。 Hレベルの制御信号ST
    は、発振回路4および分周回路15に供給される。 発振回路4および分周回路15は、Hレベルの制御信号ST
    を受けて活性化する。

    【0061】<時刻t10−t11>時刻t10において活性化された発振回路4は、所定の周波数のパルス信号Pを発生する。 このパルス信号Pに応答して、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ5はオン/オフする。 これにより、端子CILの電圧は、図3のCILに示すようなる。 端子CILの電圧は、ダイオード3によって整流されて端子DCに供給される。 このように、端子DC
    の電圧は昇圧される。

    【0062】分周回路15は、発振回路4からのパルス信号Pを分周して周波数f0の分周信号Dを発生する。
    分周信号Dは、時刻t10−t12間を一周期とする。
    時刻t10−t11において分周信号DはLレベルである。

    【0063】Lレベルの分周信号Dに応答して、コントロール回路7の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ5
    2はオフになる。 これにより、Hレベルの制御信号Aが高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8はオンになる。

    【0064】また、Lレベルの制御信号NAが高耐圧N
    チャネルMOSトランジスタ9のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ9はオフになる。

    【0065】また、コントロール回路7の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ53はオンになる。 これにより、Lレベルの制御信号Bが高耐圧NチャネルMOSトランジスタ10のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ10はオフになる。

    【0066】また、Hレベルの制御信号NBが高耐圧N
    チャネルMOSトランジスタ11のゲートに供給され、
    高耐圧NチャネルMOSトランジスタ11はオンになる。

    【0067】この結果、端子EL0は端子DCに接続され、端子EL1は接地ノードに接続される。 よって、端子EL0,EL1の電圧は、図3のEL0,EL1に示すようになる。 また、EL素子17の両端に印加される電圧、すなわち、端子EL0と端子EL1との間の電圧は、図3のEL0−EL1に示すようになる。

    【0068】<時刻t11−t12>時刻t11において、分周信号DがLレベルからHレベルに切り替わる。
    時刻t11−t12において分周信号DはHレベルである。

    【0069】Hレベルの分周信号Dに応答して、コントロール回路7の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ5
    2はオフからオンになる。 これにより、Lレベルの制御信号Aが高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8
    はオンからオフになる。

    【0070】また、Hレベルの制御信号NAが高耐圧N
    チャネルMOSトランジスタ9のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ9はオフからオンになる。

    【0071】また、コントロール回路7の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ53はオンからオフになる。 これにより、Hレベルの制御信号Bが高耐圧NチャネルM
    OSトランジスタ10のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ10はオフからオンになる。

    【0072】また、Lレベルの制御信号NBが高耐圧N
    チャネルMOSトランジスタ11のゲートに供給され、
    高耐圧NチャネルMOSトランジスタ11はオンからオフになる。

    【0073】この結果、端子DCに接続されていた端子EL0が接地ノードに接続され、接地ノードに接続されていた端子EL1が端子DCに接続される。 そして、時刻t10−t11におけるのと同様にして、端子DCの電圧が昇圧される。

    【0074】したがって、端子EL0,EL1の電圧は、図3のEL0,EL1に示すようになる。 また、E
    L素子17の両端に印加される電圧は、時刻t10−t
    11における電圧の極性を反転したものとなる。

    【0075】<時刻t12−t13>時刻t12において、分周信号DがHレベルからLレベルに切り替わる。
    時刻t12−t13において分周信号DはLレベルである。 以下、時刻t10−t11におけるのと同様にして、EL素子17の両端に印加される電圧、すなわち、
    端子EL0と端子EL1との間の電圧は、図3のEL0
    −EL1に示すようになる。

    【0076】<時刻t13−t14>時刻t13において、分周信号DがLレベルからHレベルに切り替わる。
    時刻t13−t14において分周信号DはHレベルである。 以下、時刻t11−t12におけるのと同様にして、EL素子17の両端に印加される電圧、すなわち、
    端子EL0と端子EL1との間の電圧は、図3のEL0
    −EL1に示すようになる。

    【0077】以上のように、この実施の形態によるEL
    表示装置では、分周信号Dのレベルが切り替わるごとに、端子EL0,EL1の接続状態が切り替わる。 したがって、端子EL0,EL1の電圧の周波数fEL0,
    fEL1は、分周信号Dの周波数f0と等しくなる。 また、分周信号Dのレベルが切り替わるごとに、EL素子17へ印加する電圧EL0−EL1の極性が反転するため、EL素子17へ印加する電圧EL0−EL1の周波数fELも、分周信号Dの周波数f0と等しくなる。 つまり、分周信号Dの周波数f0によってEL素子17へ印加する電圧EL0−EL1の周波数fELが決まる。

    【0078】(2)EL素子18のみを点灯させる場合 図3の期間T2に相当する場合である。 このとき端子I
    N1をLレベル、端子IN2をHレベルとする。

    【0079】これに応答して、入力回路6の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ43がオフになり、選択信号C1はLレベルとなり、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ44がオンになり、選択信号C2はHレベルとなる。

    【0080】この選択信号C1,C2に応答して、コントロール回路7の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ53がオンになり、制御信号BはLレベルとなる。 また、インバータ57の出力、すなわち、制御信号NBもLレベルとなる。 これによって、高耐圧NチャネルMO
    Sトランジスタ10,11は、ともにオフになる。 この結果、端子EL1はオープン状態となり、EL素子17
    は点灯しない。

    【0081】また、選択信号C1,C2に応答して、制御信号STはHレベルとなる。 Hレベルの制御信号ST
    は、発振回路4および分周回路15に供給される。 発振回路4および分周回路15は、Hレベルの制御信号ST
    を受けて活性化する。 分周回路15は、周波数f0の分周信号Dを発生する。

    【0082】<時刻t20−t21>時刻t10−t1
    1におけるのと同様にして、端子DCの電圧は昇圧される。 また、時刻t20−t21において分周信号DはL
    レベルである。

    【0083】Lレベルの分周信号Dに応答して、時刻t
    10−t11におけるのと同様にして、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8はオンになり、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ9はオフになる。 また、コントロール回路7の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ54
    はオンになる。 これにより、Lレベルの制御信号Cが高耐圧NチャネルMOSトランジスタ12のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ12はオフになる。 また、Hレベルの制御信号NCが高耐圧NチャネルMOSトランジスタ13のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ13はオンになる。

    【0084】この結果、端子EL0は端子DCに接続され、端子EL2は接地ノードに接続される。 よって、端子EL0,EL2の電圧は、図3のEL0,EL2に示すようになる。 また、EL素子18の両端に印加される電圧、すなわち、端子EL0と端子EL2との間の電圧は、図3のEL0−EL2に示すようになる。

    【0085】<時刻t21−t22>時刻t21において、分周信号DがLレベルからHレベルに切り替わる。
    時刻t21−t22において分周信号DはHレベルである。

    【0086】時刻t11−t12におけるのと同様に、
    この分周信号Dに応答して、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8はオンからオフになり、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ9はオフからオンになる。

    【0087】また、コントロール回路7の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ54はオンからオフになる。 これにより、Hレベルの制御信号Cが高耐圧NチャネルM
    OSトランジスタ12のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ12はオフからオンになる。
    また、Lレベルの制御信号NCが高耐圧NチャネルMO
    Sトランジスタ13のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ13はオンからオフになる。

    【0088】この結果、端子DCに接続されていた端子EL0が接地ノードに接続され、接地ノードに接続されていた端子EL2が端子DCに接続される。 そして、時刻t20−t21におけるのと同様にして、端子DCの電圧が昇圧される。 したがって、端子EL0,EL2の電圧は、図3のEL0,EL2に示すようになる。 また、EL素子18の両端に印加される電圧は、時刻t2
    0−t21における電圧の極性を反転したものとなる。

    【0089】<時刻t22−t23>時刻t22において、分周信号DがHレベルからLレベルに切り替わる。
    時刻t22−t23において分周信号DはLレベルである。 以下、時刻t20−t21におけるのと同様にして、EL素子18の両端に印加される電圧、すなわち、
    端子EL0と端子EL2との間の電圧は、図3のEL0
    −EL2に示すようになる。

    【0090】<時刻t23−t24>時刻t23において、分周信号DがLレベルからHレベルに切り替わる。
    時刻t23−t24において分周信号DはHレベルである。 以下、時刻t21−t22におけるのと同様にして、EL素子18の両端に印加される電圧、すなわち、
    端子EL0と端子EL2との間の電圧は、図3のEL0
    −EL2に示すようになる。

    【0091】以上のように、端子EL0,EL2の電圧の周波数fEL0,fEL2は、(1)の場合と同様、
    分周信号Dの周波数f0と等しくなる。 すなわち、fE
    L0=fEL2となる。 また、EL素子18へ印加する電圧EL0−EL2の周波数fELは、分周信号Dの周波数f0と等しい。

    【0092】(3)EL素子17,18を同時に点灯させる場合 図3の期間T3に相当する場合である。 このとき端子I
    N1をHレベル、端子IN2をHレベルとする。

    【0093】これに応答して、入力回路6の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ43,44がオンになり、選択信号C1,C2はHレベルとなる。

    【0094】また、選択信号C1,C2に応答して、制御信号STはHレベルとなる。 したがって、(1),
    (2)の場合と同様に、発振回路4および分周回路15
    が活性化される。 分周回路15は、発振回路4からのパルス信号Pを分周して周波数f0の分周信号Dを発生する。

    【0095】<時刻t30−t31>時刻t10−t1
    1におけるのと同様にして、端子DCの電圧が昇圧される。 また、時刻t30−t31において分周信号DはL
    レベルである。

    【0096】Lレベルの分周信号Dに応答して、時刻t
    10−t11におけるのと同様にして、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8はオンになり、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ9はオフになる。

    【0097】また、Lレベルの分周信号DおよびHレベルの選択信号C1,C2に応答して、コントロール回路7の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ53,54はオンになる。 これにより、Lレベルの制御信号B,Cが高耐圧NチャネルMOSトランジスタ10,12のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ1
    0,12はオフになる。 また、Hレベルの制御信号N
    B,NCが高耐圧NチャネルMOSトランジスタ11,
    13のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ11,13はオンになる。

    【0098】この結果、端子EL0は端子DCに接続され、端子EL1,EL2は接地ノードに接続される。 よって、端子EL0,EL1,EL2の電圧は、図3のE
    L0,EL1,EL2に示すようになる。 また、EL素子17,18の両端に印加される電圧は、図3のEL0
    −EL1,EL0−EL2に示すようになる。

    【0099】<時刻t31−t32>時刻t31において、分周信号DがLレベルからHレベルに切り替わる。
    時刻t31−t32において分周信号DはHレベルである。

    【0100】時刻t11−t12におけるのと同様に、
    この分周信号Dに応答して、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8はオンからオフになり、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ9はオフからオンになる。

    【0101】また、コントロール回路7の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ53,54はオンからオフになる。 これにより、Hレベルの制御信号B、Cが高耐圧N
    チャネルMOSトランジスタ10,12のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ10,12
    はオフからオンになる。 また、Lレベルの制御信号N
    B,NCが高耐圧NチャネルMOSトランジスタ11,
    13のゲートに供給され、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ11,13はオンからオフになる。

    【0102】この結果、端子DCに接続されていた端子EL0が接地ノードに接続され、接地ノードに接続されていた端子EL1,EL2が端子DCに接続される。 そして、時刻t30−t31におけるのと同様にして、端子DCの電圧が昇圧される。 したがって、端子EL0,
    EL1,EL2の電圧は、図3のEL0,EL1,EL
    2に示すようになる。 また、EL素子17,18の両端に印加される電圧EL0−EL1,EL0−EL2は、
    時刻t30−t31における電圧の極性を反転したものとなる。

    【0103】<時刻t32−t33>時刻t32において、分周信号DがHレベルからLレベルに切り替わる。
    時刻t32−t33において分周信号DはLレベルである。 以下、時刻t30−t31におけるのと同様にして、EL素子17,18の両端に印加される電圧は、図3のEL0−EL1,EL0−EL2に示すようになる。

    【0104】<時刻t33−t34>時刻t33において、分周信号DがLレベルからHレベルに切り替わる。
    時刻t33−t34において分周信号DはHレベルである。 以下、時刻t31−t32におけるのと同様にして、EL素子17,18の両端に印加される電圧は、図3のEL0−EL1,EL0−EL2に示すようになる。

    【0105】以上のように、端子EL0,fEL1,E
    L2の電圧の周波数fEL0,fEL1,fEL2は、
    (1),(2)の場合と同様、分周信号Dの周波数f0
    と等しくなる。 すなわち、fEL0=fEL1=fEL
    2となる。 また、EL素子17,18へ印加する電圧E
    L0−EL1,EL0−EL2の周波数fELは、分周信号Dの周波数f0と等しい。

    【0106】一般に、EL素子の点灯時の色合いは、印加する電圧の周波数によって異なる。 この実施の形態によるEL表示装置では、分周回路15からの分周信号D
    のレベルの切り替わりに応答してEL素子17,18へ印加する電圧の極性を反転させている。 したがって、E
    L素子17,18へ印加する電圧の周波数は、(1)−
    (3)のいずれの場合もfELと一定となる。 これにより、点灯するEL素子17,18の色合いが均一となる。 また、発振回路4からのパルス信号Pの周波数、分周回路15による分周数を変えることによって、EL素子17,18への印加電圧の周波数fELを所望の値にすることができる。

    【0107】(4)EL素子17,18のいずれも点灯させない場合 図3の期間T4に相当する場合である。 このとき、半導体基板19の端子IN1をLレベル、端子IN2をLレベルとする。

    【0108】これに応答して、入力回路6の高耐圧NチャネルMOSトランジスタ43,44がオフになり、選択信号C1,C2はLレベルとなる。

    【0109】この選択信号C1,C2に応答して、制御信号STはLレベルとなる。 Lレベルの制御信号ST
    は、発振回路4および分周回路15に供給される。 発振回路4および分周回路15は、Lレベルの制御信号ST
    を受けて不活性化する。 この結果、発振回路4および分周回路15はその機能を停止する。 これにより、発振回路4および分周回路15による消費電力を低減することができる。

    【0110】以上のように、このEL表示装置では、入力回路6と、スイッチング回路30とを設けたため、2
    個のEL素子17,18に対して、1つの発振回路4、
    1つの昇圧回路20、1つのスイッチング回路30、および1つの分周回路15という簡素な構成で、2個のE
    L素子17,18を点灯できるEL表示装置を実現できる。

    【0111】また、EL素子17,18の点灯パターンや面積が違っても、EL素子17,18への印加電圧の周波数は一定値fELとなるため、点灯するEL素子1
    7,18の色合いが均一となる。

    【0112】なお、ここでは、EL素子が2個の場合について説明したが、さらに複数個のEL素子で構成される表示装置においても同様に簡素な構成で実現できる。
    また、複数のEL素子に対する種々の点灯パターンでの印加電圧の周波数は一定となる。

    【0113】また、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ8,10,12に代えて、高耐圧PチャネルMOSトランジスタを用いてもよい。

    【0114】また、高耐圧NチャネルMOSトランジスタ5,8−13に代えて、バイポーラトランジスタを用いてもよい。

    【0115】また、ダイオード3は半導体基板19上に集積化されていないが、これを半導体基板19上に集積化してもよい。

    【0116】

    【発明の効果】この発明によるEL表示装置は、スイッチング回路を設けたため、1つの発振回路、1つの昇圧回路、1つのスイッチング回路、および1つの分周回路という簡素な構成で、複数のEL素子を点灯できるEL
    表示装置を実現することができる。

    【0117】また、分周回路からの信号に応答して極性が反転する交流信号が複数のEL素子に供給されるため、複数のEL素子へ印加する電圧の周波数は一定となる。 これにより、点灯するEL素子の色合いが均一となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この発明の実施の形態によるEL表示装置の全体構成を示すブロック図である。

    【図2】図1に示された入力回路およびコントロール回路の具体的構成を示すブロック図である。

    【図3】図1に示されたEL表示装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。

    【図4】従来のEL表示装置の構成を示すブロック図である。

    【符号の説明】

    17,18 EL素子 4 発振回路 20 昇圧回路 15 分周回路 30 スイッチング回路 6 入力回路 14 コンデンサ 19 半導体基板 2 コイル 3 ダイオード 5,8−13 高耐圧NチャネルMOSトランジスタ 7 コントロール回路

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AB04 DA05 GA00 GA01 5C080 AA06 BB01 CC03 DD22 DD30 FF09 JJ02 JJ03 JJ04 KK07 KK49

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈