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Optical fiber sensor

阅读:866发布:2024-02-28

专利汇可以提供Optical fiber sensor专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an optical fiber sensor having high processing resolution.
SOLUTION: The modulated wave outputted from a modulated wave generator 11 is inputted to a light source 12 and passed through an interferometer 18. The interfered light is converted by an O/E converter 14a and an O/E converter 14b and divided by an analog divider 15 to output only a sub-carrier component. The sub-carrier component is squared n times by a square device 16-n, and the frequency of the sub-carrier component is measured by a frequency measuring instrument 17, whereby the temperature is determined.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO,下面是Optical fiber sensor专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 変調波を発生する変調波発生器と、 前記変調波発生器で発生した変調波によって周波数変調された光を出力する光源と、 前記光源から出力される周波数変調された光が入射する干渉計であって、光路差に応じて干渉光を出力する干渉計と、 前記干渉計の光路差に応じて出力された干渉光からサブキャリアを抽出するサブキャリア抽出手段と、 前記サブキャリア抽出手段で抽出されたサブキャリアを自乗する自乗器と、 前記自乗器で自乗されたサブキャリアの周波数を測定するサブキャリア周波数測定器と、 を備えたことを特徴とする光ファイバセンサ。
  • 【請求項2】 前記変調波発生器で発生する変調波は、 光路差または反射点間隔が一定の状態においてサブキャリアの周波数が一定となる変調波であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバセンサ。
  • 【請求項3】 前記サブキャリア抽出手段で抽出されたサブキャリアの振幅を一定にする振幅変動補償手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバセンサ。
  • 【請求項4】 前記振幅変動補償手段は、 前記干渉計の光路差に応じて出力された干渉光の光強度を前記光源から出力される周波数変調された光の光強度で除算する除算器であることを特徴とする請求項3に記載の光ファイバセンサ。
  • 【請求項5】 前記サブキャリア抽出手段で抽出されたサブキャリアの周波数を帯域を制限して通過させる帯域通過フィルタを備え、 前記自乗器は、前記帯域通過フィルタを通過した周波数を持つサブキャリアを自乗する自乗器であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバセンサ。
  • 【請求項6】 前記干渉計は、 熱膨張率が異なり、かつ、弾性係数が等しい2種類のプローブを用いたことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバセンサ。
  • 【請求項7】 前記プローブは、 一方はアルミニウム、他方は石英ガラス、を用いたことを特徴とする請求項6に記載の光ファイバセンサ。
  • 【請求項8】 前記プローブは、 光ファイバからなるアームをプローブの中央に配置したことを特徴とする請求項6または7に記載の光ファイバセンサ。
  • 【請求項9】 前記プローブは、 光ファイバからなるアームを円筒に巻き付けたことを特徴とする請求項6または7に記載の光ファイバセンサ。
  • 【請求項10】 前記光源から出力される周波数変調された光は、周波数多重かつ時分割多重した光であり、 前記周波数多重かつ時分割多重した光が入射する干渉計であって、光路差に応じて干渉光を出力する干渉計を複数備えたことを特徴とする請求項1から5に記載の光ファイバセンサ。
  • 【請求項11】 前記自乗器で自乗されたサブキャリアの周波数に対して時分割多重のチャンネル分離を行うことを特徴とする請求項10に記載の光ファイバセンサ。
  • 【請求項12】 前記帯域通過フィルタは周波数多重のチャンネル分離も行うことを特徴とする請求項11に記載の光ファイバセンサ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、直流信号を検出する光ファイバセンサに関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、直流信号を検出する光ファイバセンサとして次に示すものがある。 M. Corke, AD Ker
    sey, DA Jackson,JDC Jones,"All-Fiber 'M
    ichelson' Thermometer",Electronics Letters, vol.
    19. No. 13,pp 471-472,1983。 以下に、この文献に紹介された技術を簡単に説明する。 レーザ光源から出される鋸歯状波で周波数変調された光を干渉計に通す。
    干渉計のセンシングアームには熱膨張の大きい材料をコーティングしたプローブを用い、干渉計の光路差が温度により変化する構成とする。 干渉計からの出力光をO/E
    変換器(フォトダイオード)で電気信号に変換して得られるサブキャリア(光ビートとも言う)の周波数は干渉計の光路差に比例しているため、サブキャリアの周期を測定してプローブの温度を検出する。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかし上記の構造では、以下のような問題が生じてしまう。 1.位相が不安定なサブキャリアの周期を測定するため、
    複雑な処理が必要となる。 2.処理分解能を高くするには高周波かつ高精度のクロックが必要とされ、処理分解能を高くすることが難しい。 3.測定環境の圧力が大きく変化する場合、測定対象の温度だけでなく圧力でも光路差が変化するため測定誤差が生じてしまう。 4.大きな振動が加わったときにサブキャリアの位相が高速でシフトするため測定誤差が生じる。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するために、本願発明の光ファイバセンサは、変調波を発生する変調波発生器と、変調波発生器で発生した変調波によって周波数変調された光を出力する光源と、光源から出力される周波数変調された光が入射する干渉計であって、光路差に応じて干渉光を出力する干渉計と、干渉計の光路差に応じて出力された干渉光からサブキャリアを抽出するサブキャリア抽出手段と、サブキャリア抽出手段で抽出されたサブキャリアを自乗する自乗器と、自乗器で自乗されたサブキャリアの周波数を測定するサブキャリア周波数測定器と、を備える。

    【0005】

    【発明の実施の形態】《具体例1》 <構成>図1は本発明による具体例1の光ファイバセンサの構成図である。 変調波発生器11の出力が光源12
    に入力し、光源12の出力は光カプラ13に入力し、2
    つに分割された光の一方は干渉計18、もう一方はO/E
    変換器14bに入力する。 干渉計18に入力した光は光カプラ2で分割され、それぞれセンシングアームとリファレンスアームを通過し、ミラーで反射し、再度センシングアームとリファレンスアームを通過し光カプラ2で干渉した後、O/E変換器14aに入力する。 O/E変換器14aおよびO/E変換器14bの出力は除算器15に入力し、除算器15の出力は自乗器16−1に入力し、自乗器16−1の出力は自乗器16−2に入力し、をn回繰り返して最終段の自乗器16−nの出力は周波数測定器17に入力する。 周波数測定器17には、変調波発生器11からのタイミング信号が入力される。

    【0006】<動作>変調波発生器11から出力する変調波は光源12に入力する。 変調波発生器11で生成する変調波は干渉計18の光路差が一定の状態でサブキャリアの周波数が一定になる関数とする。 本具体例では、
    変調波として鋸歯状波を用いる。

    【0007】光源12では入力された変調波で周波数変調された光を出力する。 光源12の出力光を光ファイバを通して光カプラ13に入力し、2つに分割された光の一方は干渉計18、もう一方はO/E変換器14bに出力する。 干渉計18に入力した光は光カプラ2で分割され、それぞれセンシングアームとリファレンスアームを通過し、ミラーで反射し、再度センシングアームとリファレンスアームを通過し光カプラ2で干渉した後、O/E
    変換器14aで電気信号に変換される。 この時、O/E変換した出力V STDは、周波数変調が連続的な範囲内では
    (1)式で表される。 光源12の特性で周波数変調と同時に強度も変調されるため、O/E変換器14aの出力波形はサブキャリア成分と光源12での強度変調成分I(t)
    との積となる。 V STD = I(t)・{a+b・cos[2π(fs+fd(t))+θ(t)]} ・・・( 1) ここで、tは時間、πは円周率、I(t)は光源12の特性で、周波数変調と同時に起こる強度変調の変調度を表す関数、aは干渉計18に一定強度の光が入力したときにO
    /E変換器14aから出力される直流成分、bはサブキャリア成分の振幅、fSは直線的な周波数変調が成されたときに得られるサブキャリア周波数、fd(t)は光源12で起こる周波数変調の歪みで、光ファイバ内での光速の周波数依存性などで発生するサブキャリア周波数の変化分を表す関数、θ(t)はサブキャリア成分の位相で、干渉計18における光路差の微小な変化で変動する量である。 本具体例ではfd(t)が零となるように光源12に入力する変調波を変形してあるためO/E変換器14aの出力V O/E1は(2) 式で表される。 V O/E1 = I(t)・{a+b・cos[2πfs+θ(t)]} ・・・(2) O/E変換器14bの出力V O/E2は光源12での強度変調成分I(t)に比例し、(3)式で表される。 O/E変換器14
    bの出力波形は光源12での強度変調成分となる。 V O/E2 =k・ I(t) ・・・(3) ここでkは定数である。 O/E変換器14aの出力V O/E1
    およびO/E変換器14bの出力V O/E2が入力される除算器15は、O/E変換器14aの出力V O/E1をO/E変換器1
    4bの出力V O/E2で除算し、さらに干渉出力波形の直流成分の除去も行い、(4)式で表されるサブキャリア成分V 0だけを自乗器16−1に出力する。 V 0 = A・cos[2πfs+θ(t)] ・・・(4) ここでAは定数である。 直流成分が除かれてサブキャリア成分のみが入力される自乗器16−1はサブキャリア成分を自乗することにより周波数が2倍になったサブキャリア成分V 1を出力する。 自乗器16−2はサブキャリア成分V 1を自乗してさらに周波数が2倍になったサブキャリア成分V 2を出力する。 最終段の自乗器16−
    nの出力は周波数測定器17に入力する。 n回の自乗処理と直流成分の除去が成された自乗器16−nから出力されるサブキャリア成分V nは(5) 式で表され、 サブキャリア成分V 0の周波数fSが2 n倍された出力が得られる。 V n = A・(1/2) n・cos[2π2 n f0+2 n θ(t)] ・・・(5) 自乗器の数nは周波数測定に必要なS/N比が確保できる範囲内で設定する。 周波数測定器17は、変調波発生器11からのタイミング信号を受けて、サブキャリアが連続的に変化する変調波1周期の間に最終段の自乗器16
    −nの出力である2 n倍されたサブキャリア周波数2 n fS
    を零クロスカウント法やフーリエ変換法などの手段を用いて測定し、プローブの温度を検出する。 プローブの長さは加わる温度により変化するため、干渉計18の光路差も温度により変化する。 測定した周波数からプローブの温度を求める方法は公知の方法により行う。

    【0008】本具体例では変調波発生器11から光源1
    2に送る変調波を、鋸歯状波を光源12の特性に合わせて変形した波形とする例で説明したが、三波など波形の一部が傾斜を持った直線となる他の形の波形を光源1
    2の特性に合わせて変形した波形とすることもできる。
    また、具周波数測定器17では変調波発生器11からのタイミング信号を受けてサブキャリアが連続して発生している時間内に測定する例を示したが、変調波の不連続点で発生する測定誤差が無視できる場合はタイミング信号は不要になる。

    【0009】干渉計は、マイケルソン型干渉計を用いる例で説明したが、マッハツェンダ型干渉計を構成して光路差を測定する構成、ファブリペロー型干渉計を構成して複数の反射点の間隔を測定する構成など、他の型の干渉計を用いることもできる。 光源12からO/E変換器の間の光を光ファイバで伝搬させ、光カプラで分割する例で説明したが、空中を伝搬させハーフミラーで分割し、
    プローブにミラーを取り付けるバルク干渉計を用いてを構成することもできる。

    【0010】<効果>本具体例によれば、サブキャリア周波数を2 n倍にしたため、高い分解能が得られる。 自乗器の数を多くすることによって高い分解能を得ることができるが、サブキャリアの振幅が変化する場合、自乗を繰り返すと振幅変化幅が助長されるためにサブキャリアのスペクトルの広がりなどの現象が起こりS/N比が低下してしまう。 よって自乗器の数が制約されてしまう。
    本具体例ではサブキャリアの振幅を一定にしたことにより自乗器の数nを多くでき、よって分解能が高くなる。

    【0011】変調の直線性が悪い光源を用いた場合においても、変調波を変形させることで光路差が一定の場合にサブキャリア周波数も一定になるようにしたことにより、サブキャリアのスペクトルの広がりを防ぐことができ、サブキャリア周波数の変動とフィルタなどの周波数特性の偏差により発生するサブキャリアの振幅変化を防ぐことができる。 よってサブキャリアのスペクトルが尖鋭になり、自乗器の数を多くできるので分解能が高くなる。

    【0012】また、周期ではなく周波数を測定することにより、零クロスカウント法などの周波数測定手段を用いた単純な構成を使用することができる。

    【0013】《具体例2》 <構成>図2は本発明による具体例2の光ファイバセンサの構成図である。 具体例1と同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。 O/E変換器14の出力はBPF
    (Band Pass Filter:帯域通過フィルタ)21に入力し、 BPF21の出力は振幅変動補償器22に入力される。 振幅変動補償器22の出力は自乗器16とHPF
    (High Pass Filter:高域通過フィルタ)23を交互にn回通過する構成とする。 最終段のHPF23−nの出力は周波数測定器17に入力する。

    【0014】BPF21の低域遮断周波数fLと高域遮断周波数fH、m番目(m=1〜n)のHPF23の遮断周波数fmは次の条件を満たす設定とする。 fL ≦ fSL ・・・(6) fSH ≦ fH ・・・(7) fH−fSL ≦fm ・・・(8) fSH−fL ≦fm ・・・(9) fm ≦ 2 m fSL ・・・(10) ここで、fSLとfSHは測定する温度範囲内で発生するサブキャリア周波数の下限と上限である。 自乗器とHPF2
    3の数nは周波数測定に必要なS/N比が確保できる範囲で設定する。

    【0015】<動作>具体例1と同様に光源12から出力された光は、分割せずに干渉計18に入力した後に光カプラ2で分割され、具体例1と同様に干渉計18を通過した後O/E変換器14で電気信号に変換される。 電気信号が入力されるBPF21では、使用帯域(低域遮断周波数fL以上かつ高域遮断周波数fH以下)外の周波数成分を雑音成分として除去して出力する。 振幅変動補償器22は入力波形の振幅を一定にして出力する機能を持ち、光源12の特性で周波数変調と同時に発生する強度変調、伝送損失の変動などで発生するBPF21の出力での振幅変動を除去し(4)式で表される波形を出力する。

    【0016】BPF21で帯域外雑音成分が除去された自乗器16−1の入力スペクトル、自乗器16−1の出力スペクトル、HPF23−1の出力スペクトルおよびHPF23−nの出力スペクトルを図3(a)〜(d)
    に示す。 図3(a) に示す自乗器16−1の入力スペクトルは、周波数fSのサブキャリア成分とBPF21を通過したfL〜fHの雑音成分の和となる。 図3(b) に示す自乗器16−1の出力スペクトルは、入力スペクトル2つの畳み込み積分で表され、周波数が2倍の2fSになったサブキャリア成分、fS+fL〜fS+fHの雑音成分、fH
    -fS(fH-fS<fS-fLの場合はfS-fLとなる)以下の雑音成分と直流成分の和となる。 BPF21でfHより高い周波数帯の雑音とfLより低い周波数帯の雑音が除去されているため、自乗により高い周波数からシフトして使用帯域に漏れ込む雑音成分および低い周波数からシフトして使用帯域に漏れ込む雑音成分は現れなくなる。 HPF2
    3−1は使用帯域外であるfH-fS(fH-fS<fS-fLの場合は
    fS-fLとなる)以下の雑音成分と直流成分を除去する。
    従って図3(c) に示すHPF23−1の出力スペクトルは自乗器16−1入力のスペクトルがfSだけ高い周波数にシフトし、サブキャリアの振幅が1/2になった形になる。 自乗器16−nとHPF23−nを交互に通過し、図3(d) に示す最終段のHPF23−nから出力されるスペクトルは自乗器16−1の入力スペクトルが(2n-1)fSだけ高い周波数にシフトし、サブキャリアの振幅が1/2nになった形になる。 周波数測定器17
    では周波数が2n倍されたサブキャリアの周波数2nfSを測定することによりプローブの温度を検出する。

    【0017】本具体例ではBPF21の出力を振幅変動補償器22の入力に接続する例で示したが、順番を逆にすることもできる。 また、帯域外の雑音の漏れ込みが零となる遮断周波数設定例を示したが所要分解能が高くない場合には多少の漏れ込みを許す設定にしても動作する。

    【0018】また、サブキャリアの振幅を一定にする方法に具体例1では光源12出力光の強度をO/E変換器1
    4bで検出してO/E変換器14aの出力と除算する例、
    具体例2では振幅変動補償回路を用いる例で説明したが、光源12内部に出力光強度を一定にする機構を設けるなどで振幅を一定にする構成とすることもできる。 また、振幅変動が無視できる程度に小さい場合はこれらの装置は不要になる。

    【0019】<効果>本具体例によれば、振幅変動補償器により振幅変動を除去することによってサブキャリアのスペクトルが尖鋭になり、自乗器の数を多くできるので分解能が高くなる。

    【0020】さらにBPFにより帯域外雑音成分を除去することによってサブキャリアの振幅が1/2になり、自乗器でのS/N比低下量が具体例1より少なくなる。 よって、自乗器の数をより多くして分解能をより高く設定することができる。 ただし、干渉計における光路差の測定可能範囲は具体例1より狭くなる。 したがって、狭い範囲で高い分解能が要求される用途に適している。

    【0021】《具体例3》 <構成>図4は本発明の具体例3の干渉計の構成図である。 干渉計以外は具体例1または具体例2と同様に構成する。 図示しない光源を出力した光が光カプラ31で分割され、それぞれアーム32Aとアーム32Bを通過し、ミラー34Aとミラー34Bで反射し、再度アーム32Aとアーム32Bを通過し光カプラ31で干渉した後、図示しないO/E変換器に伝送されるように干渉計1
    8を構成する。

    【0022】<動作>アーム32Aとアーム32Bはプローブ33Aとプローブ33Bの中央に配置し、半田付け、圧着、接着などの手段で固定する。 温度を測定する場合、プローブ33Aとプローブ33Bに熱膨張係数が異なり、かつ弾性係数(ヤング率)がほぼ等しいアルミニウムと石英ガラスを用い、同じ形状にし、同じ温度になるように近接した配置とする。 また、プローブ33A
    とプローブ33Bは不均一な振動が起きない範囲で細くして熱容量を小さくする。 このように構成することで、
    温度によりプローブ33Aとプローブ33Bが熱膨張する際、熱膨張係数の差でアーム32Aとアーム32Bが違った変化をするため干渉計18に光路差が生じる。 この光路差を具体例1または具体例2と同様に測定して温度を検出する。 干渉計18に加わる圧力が変化した場合でも、弾性係数はほぼ等しいため、アーム32Aとアーム32Bの長さ変化がほぼ等しくなり、干渉計18の光路差変化はわずかになる。 干渉計18が振動した場合でも、プローブ33Aとプローブ33Bの中央では歪みが零となるため干渉計18の光路差は変化しない。

    【0023】本具体例ではプローブに熱膨張の大きい材料を用いて温度を検出する例で説明したが、プローブに圧電材料を用いて電圧を検出するセンサ、磁歪材料を用いて磁気を検出するセンサ、圧力で光路差または反射点間隔が変化する機構を付けて圧力を検出するセンサなど他の量を検出するセンサを構成することもできる。 また、具体例1または具体例2で示した光路差測定手段を用いる例で示したが、他の光路差、反射点間隔測定手段を用いることもできる。

    【0024】<効果>本具体例によれば、熱膨張係数が異なり、かつ弾性係数がほぼ等しい材料をプローブに用いることにより、圧力や振動による干渉計の光路差変化が抑制されるため、これらの外乱による測定誤差が小さくなる。 また、プローブを細くすることにより熱容量を小さくできるため、応答速度が速くなる。

    【0025】《具体例4》 <構成>図4は本発明の具体例4の干渉計の構成図である。 干渉計18以外は具体例1または具体例2と同様に構成する。 光ファイバをプローブ円筒43Aとプローブ円筒43Bに各々コイル状に巻き付けて固定し、光ファイバコイル45A 、光ファイバコイル45Bとする。
    図示しない光源を出力した光が光カプラ31で分割され、光ファイバコイル45Aと光ファイバコイル45B
    を通過し、ミラー44Aと ミラー44Bとで反射し、
    再度光ファイバコイル45Aと光ファイバコイル45B
    を通過し、光カプラ31で干渉した後、図示しないO/E
    変換器に伝送されるように干渉計18を構成する。

    【0026】<動作>光カプラ31、プローブ円筒43
    Aとプローブ円筒43Bは固定する。 温度を測定する場合、プローブ円筒43Aとプローブ円筒43Bに熱膨張係数が異なり、かつ弾性係数(ヤング率)がほぼ等しいアルミニウムと石英ガラスを用い、同じ形状にし、同じ温度になるように近接した配置とする。

    【0027】また、不均一な振動が起きない範囲でプローブ円筒の厚みを薄くする。 熱膨張でプローブ円筒43
    Aとプローブ円筒43Bの円周が温度により変化する際、熱膨張係数の差で円筒に巻いて固定した光ファイバコイル45Aと光ファイバコイル45Bの長さが違った変化をするため干渉計18の光路差が温度により変化する。 この光路差を具体例1または具体例2と同様に測定して温度を検出する。 干渉計18に加わる圧力が変化した場合、アーム32Aとアーム32Bの長さ変化がほぼ等しいため干渉計18の光路差変化はわずかになる。 干渉計18が振動した場合でも、プローブ円筒43Aとプローブ円筒43Bの円周上で発生する歪みを周回積分すると零になる。 したがって、干渉計18が振動した場合でも光ファイバコイル45Aと光ファイバコイル45B
    の長さが変化しないため、測定誤差を防止できる。

    【0028】<効果>干渉計のアームとなる光ファイバを長くして、円筒に巻き付けた構造であるため振動感度が低く温度感度が高い小型のセンサとなる。 圧力感度も抑制されているため外乱による測定誤差が小さくなる。
    また、プローブを薄くして熱容量を小さくしたため応答速度が速くなる。

    【0029】《具体例5》 <構成>図6はこの発明の具体例5を示す構成図である。 具体例1または2と同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。 具体例5では、光変調波ゲート信号発生器51、光パルスゲート52および遅延線53−
    iを備え、具体例2で用いたファイバセンサを多重化する構成とする。

    【0030】<動作>変調波で周波数変調され、パルス状に強度変調された光が出力されるように変調波ゲート信号発生器51、光源12と光パルスゲート52を構成する。 光パルスゲートを出力した光は光カプラ0-0を通過したのち光ファイバで光カプラ0-1に伝送され、光カプラ0-1で分岐された光の一方は干渉計アレイ58−1
    に、もう一方は遅延線53−1を介して光カプラ0-2に伝送される。 最後の光カプラ0- (i-1)で分岐された光の一方は干渉計アレイ58−(i−1)に、もう一方は遅延線53−(i−1)を介して干渉計アレイ58−i
    に伝送されるように構成する。 干渉計アレイ58− i
    に入力した光は光カプラi-1から光カプラi-(N-1)で分岐され干渉計18−i1から干渉計18−iNに入力する。 Nは干渉計アレイ内の干渉計の数を示す。 干渉計18−iNは具体例3または具体例4の干渉計18と同様に動作する。 干渉計18アレイ58−1から干渉計1
    8アレイ58−iで反射した光パルスはパルス列となって時分割多重で光カプラ0-0に到達する。 干渉計アレイ58−iの干渉計18−i1から干渉計18−iNはO/
    E変換器14で発生するサブキャリアの周波数が異なるので周波数分割多重で伝送されており、それぞれに対応した通過帯をもつBPF21−Nを通過するとき各センサごとに分離される。 BPF21−Nは対象外となる干渉計18−iNでのサブキャリアを除去すると同時に使用帯域外の雑音成分も除去する。

    【0031】振幅変動補償器22−N、自乗器16−
    N、およびHPF23 −Nは具体例2の振幅変動補償器22−n、自乗器16−n、およびHPF23 −n
    と同様に動作する。 周波数測定器17−Nは変調波ゲート信号発生器からのタイミング信号を受けて、干渉計1
    8−i1から干渉計18−iNの光路差に比例する、2 N
    倍されたサブキャリア周波数を順次測定し、各干渉計のプローブの温度を検出する。

    【0032】本具体例では光カプラi−Nと干渉計18
    − iNにそれぞれ1×2ポートの光カプラを用いる例で説明したが1×3ポートの光カプラ13個で構成することもできる。 また、光パルスの分岐にi−1個の1×2ポート光カプラを直列に接続する例で説明したが、並列接続するか多ポートの光カプラを用いるなど他の構成で光パルスを分割することもできる。

    【0033】<効果>具体例3または4と具体例2の効果に加え、多くの干渉計18で検出した信号(温度)を時分割多重と周波数多重で伝送するため少ない構成品で多くの測定点の温度を検出することができる。 特に、使用帯域外の雑音除去と周波数多重のチャンネル分離を一箇所で行う構成にしたこと、自乗処理後に時分割多重のチャンネル分離を行う構成にしたことによりO/E変換器後の処理器の構成品が大幅に削減されている。 干渉計アレイ部分にマルチプレキサなどの電子回路を使わないため、高圧力下などの環境でも高い信頼性が得られる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による具体例1の光ファイバセンサの構成図である。

    【図2】本発明による具体例2の光ファイバセンサの構成図である。

    【図3】本発明による具体例2の光ファイバセンサの入出力スペクトルを示す図である。

    【図4】本発明による具体例3の干渉計の構成図である。

    【図5】本発明による具体例4の干渉計の構成図である。

    【図6】本発明による具体例5の光ファイバセンサシステムの構成図である。

    【符号の説明】

    2:光カプラ 11:変調波発生器 12:光源 13:光カプラ 14b:O/E変換器 14a:O/E変換器 15:除算器 16−n:自乗器 17:周波数測定器 18:干渉計

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