首页 / 专利库 / 电子零件及设备 / 灌封材料 / Protection structure for electronic circuit, and method of manufacturing the same

Protection structure for electronic circuit, and method of manufacturing the same

阅读:809发布:2024-01-16

专利汇可以提供Protection structure for electronic circuit, and method of manufacturing the same专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To make the consumption of a potting material less without impairing resistance against vibration although an ECU electronic control unit used for a general engine or a power generator has a potting material charged in the whole case conventionally. SOLUTION: An electronic circuit protection structure has a recessed portion 11 made on the case 3 to correspond to the shape of a large-size electronic component 2a mounted on a substrate 1. Then, the potting material 6 is charged only between the large-size electronic component 2a and recessed portion 11. COPYRIGHT: (C)2010,JPO&INPIT,下面是Protection structure for electronic circuit, and method of manufacturing the same专利的具体信息内容。

  • 基板と、
    前記基板に実装される電子部品と、
    前記基板を収容するケースと、
    前記ケースに設けられた前記電子部品の内少なくとも1つの電子部品を受容する凹部と、
    前記少なくとも1つの電子部品と前記凹部との間に概ね充填されるポッティング材とを有することを特徴とする電子回路保護構造。
  • 基板を収納するケースであって、電子部品の実装配置に合わせて、前記電子部品の内少なくとも1つの電子部品を受容する凹部を有するケースを作成する工程と、
    前記凹部にポッティング材を入れる工程と、
    前記ポッティング材が硬化する前に、前記少なくとも1つの電子部品を前記凹部に入れ、前記電子部品が実装された前記基板を前記ケースに配置する工程と、
    前記基板を前記ケースに固定する工程と、
    前記ポッティング材を硬化させる工程とを有することを特徴とした電子回路保護構造の製造方法。

  • 说明书全文

    本発明は、電子回路を有する電装品に関する。

    電子回路は、保護材と一体となって部品として使用されることがある。 例えばECU(電子コントロールユニット)がそのような物である。 ECUは、汎用エンジンや発電機等で使用される電子回路の入出デバイスの制御を行うものである。

    ≪従来のECUの構造≫
    図1に従来のECUの構造を示す。 ECU10は、主に、基板1、基板1に実装された電子部品2、基板1を収納するケース3及びケース3に充填し基板1をケース3に固定するポッティング材6を含む(例えば特許文献1参照)。 電子部品2は、大型電子部品2a(例えばトランス)及び小型電子部品2b(面実装部品、小型ディスケート部品)に分類できる。

    ≪従来のECUの製造方法≫
    図2に、従来のECUの製造方法を示す。 まず、基板1に電子部品2を実装する(ST21)。 次に、基板をケースに入れ、位置決めと仮固定を行う(ST22)。 例えば、コネクタ4と一体化したケースにおいてインサート成形されたターミナル5を、基板1のハンダ用ホール7に通すことにより、位置決めと仮固定が行える(図1参照)。 次に、ポッティング材6が電子部品2全体を覆うように、ポッティング材6をケース3内に流し込む(ST23)。 その後、ポッティング材を硬化させる(ST24)。

    ≪ポッティング材の機能≫
    ポッティングの機能として、耐振性及び耐湿性が挙げられる。

    ポッティング材がない場合、外部振動により電子部品2が振られ、その慣性力により、基板1と電子部品2との間の接合部のハンダが機械的に劣化する。 ポッティング材6で電子部品全体を覆うと、基板1と電子部品2とは固定される。 固定されると、基板1と電子部品2との接合部のハンダに負担がかからず、機械的劣化を防げる。

    また、基板1及び電子部品2はポッティング材6によって密封される。 よって、分が基板1又は電子部品2に付着することはなく、漏電の発生を防ぐことができる。

    ≪文献公知発明について≫
    なお、耐振性を向上させる構造に関して、特許文献1が開示されている。 開示されている構造は、電子部品ユニットの基板を含む面を船外機に生ずる振動の主方向に略直交配置したことを特徴とする電子部品ユニットの船外機用エンジンへの取り付け構造である。

    また、ポッティング材の使用量が多いという問題に対して、特許文献2が開示されている。 開示されている構造は、ポッティングする部品群と、樹脂をコーティングする部品群に分けて基板に実装した部品実装基板の保護構造である。

    特開昭59−190086

    特開2002−271002

    ポッティング材の使用量をさらに減少させることが求められていた。

    また、特許文献2に記載の技術は、ポッティング材の使用量を減らすことはできるが、耐振性は考慮されていない。 よって、従来は、耐振性を確保しようとすると、ポッティング材の使用量が減らすことができないという問題があった。 従って、耐振性を犠牲にすることなく、ポッティング材の使用量を減少させることが求められていた。

    本発明は、このような背景に基づいてなされたものであり、ポッティング材の使用量が少なく、かつ、耐振性を有する電子回路の保護構造、及びその製造方法を提供することを目的とする。

    本発明の請求項1に係る電子回路保護構造は、基板(1)と、基板(1)に実装される電子部品(2)と、基板(1)を収容するケース(3)と、ケース(3)に設けられた電子部品(2)の内少なくとも1つの電子部品(2a)を受容する凹部(11)と、少なくとも1つの電子部品(2a)と凹部(11)との間に概ね充填されるポッティング材(6)とを有することを特徴とする(図3、図4参照)。

    本発明の請求項2に係る電子回路保護構造の製造方法は、基板(1)を収納するケース(3)であって、電子部品(2)の実装配置に合わせて、電子部品(2)の内少なくとも1つの電子部品(2a)を受容する凹部(11)を有するケース(3)を作成する工程と、凹部(11)にポッティング材(6)を入れる工程と、ポッティング材(6)が硬化する前に、少なくとも1つの電子部品(2a)を凹部(11)に入れ、電子部品(2)が実装された基板(1)をケース(3)に配置する工程と、基板(1)をケース(3)に固定する工程と、ポッティング材(6)を硬化させる工程とを有することを特徴とする(図5参照)。

    基板から突出した大型の電子部品が基板との接合によってのみ固定されている場合、外部振動によってそれらの接合部が機械的に劣化しやすい。 なぜなら、当該電子部品にかかる慣性力のため、当該電子部品の変位は基板の変位に比べ大きくなり、接合部に機械的負荷がかかるためである。 これに対し、当該電子部品をポッティング材でケースにも固定すると、基板及び当該電子部品の変位が等しくなり、その接合部にかかる機械的負荷を軽減できる。 そこで、基板から突出した大型の電子部品2aと凹部11との間にポッティング材6を概ね充填し、基板1は別途ケース3に固定する。 電子部品2の内、外部振動により影響を受けやすい部品をポッティング材6で固定することにより、耐振性を犠牲にすることなく、ポッティング材6の使用量を減らすことができる。

    また、使用するポッティング材が減少することから、電子回路保護構造が全体として軽くなる、ポッティング材の硬化に要する時間が短くなり電子回路保護構造全体の作成時間を短縮できる、及び材料費を抑えることができるという効果が生じる。

    以下に、電子回路保護構造の実施形態として、ECU(電子コントロールユニット)を採り上げ、添付図面を参照して本発明について詳細に説明する。

    ≪実施形態の構成≫
    <実施形態1>
    図3は、本発明の実施形態に係るECUの構造を示す断面図である。

    電子部品2は基板1に実装されている。 ここで電子部品2は少なくとも1つの大型電子部品2aを含む。 ここで、大型部品2aとは、相対的に大型の部品、基板から突出した部品及び相対的に重い部品のことをいう。 仕様により異なるが、例えば、トランスが大型電子部品2aに該当する場合がある。 そのほかに、電子部品2は、小型電子部品2b(面実装部品、小さいディスクリート部品等)を含んでもよい。

    ケース3はECU10の外層を兼ねる。 ケース3の材料はプラスチックとすることができる。 また、ケース3には、大型電子部品2aを挿入する凹部11が設けられている。 図3に示した実施形態においては、挿入される大型電子部品2aの外形を包む形状の窪みをケース底部8に設けて、凹部11としている。 凹部11とそれに対応する大型電子部品2aとの組み合わせは1つ又は複数である。 図3に示した実施形態においては、ケース3は、コネクタ4と一体化しており、ターミナル5をインサート成形して作られている。

    基板1は、電子部品2を実装した面をケース底部8に向けた状態でケース3に収納されている。 ここで、大型電子部品2aは、凹部11に挿入されている。 ハンダフロー処理等により、基板1はターミナル5と電気的に接合されている。 このハンダによる接続はまた、基板1をケース3に固定している。

    ポッティング材6は、大型電子部品2aと凹部11との間に概ね充填されている。 ポッティング材6は、絶縁性の材料であり、例えば、室温硬化型のシリコーンとすることができる。

    <実施形態2>
    図4は、他の実施形態を示している。

    図4では、大型電子部品2aの側面に沿った筒状の突起をケース底部8の基板1収納側に設けて、凹部11としている。

    また、ネジ12を用いて、基板1をケース3に固定している。 なお、基板1をどのように、又はどの程度の強さでケース3に固定するかは、凹部11の形状とは無関係であり、要求される耐振性能による。

    ≪実施形態の製造方法≫
    図5は、本発明に係るECUの製造方法を示すフローチャートである。

    まず、基板1に電子部品2を実装する(ST51)。 なお、ST51は、次に述べるST52及びST53と並行して行うこともできる。

    次に、ケース3に大型電子部品2aの凹部11を作成する(ST52)。 凹部11の大きさ及び配置は、当該大型電子部品2aの大きさ及び基板での配置に対応する。

    次に、凹部11にポッティング材6を入れる(ST53)。 具体的な量は、シミュレーション又は予備試験で求めてもよい。

    次に、ポッティング材1が硬化する前に、ST51で作成した基板1をケース3に入れる(ST54)。 ここで、大型電子部品2aを該当する凹部11に入れる。

    次に、基板1のケース3への固定及び基板1とターミナル5との電気的接合を行う(ST55)。 電気的接合はハンダフロー処理により行うことができる。 また、ハンダによる接続で、基板1はケース3に固定される。 しかし、要求される耐振要件が高い場合には、基板の一部をネジ12で固定する等、より強固に基板1をケース3に固定してもよい。

    最後に、ポッティング材を硬化させる(ST56)。

    ≪実施形態の機能≫
    <耐振性を有することについて>
    外部振動による基板1と電子部品2との接合部の機械的劣化は、電子部品が大型で重く突出しているほど影響が大きく、小型なほど影響がない。 従って、電子部品2のうち大型の部品に振動対策を施すことは、ECU10全体の振動対策となる。

    基板1と大型電子部品2aとは、共にケース3に固定されている。 従って、外部振動を受けても、基板1及び大型電子部品2aの変位は等しいので、両者の接合部は外部振動によって機械的負荷がかからず、劣化しにくい。

    なお、大型電子部品2aとは、ポッティング材による振動対策の対象とする部品のことである。 小型電子部品2bとは、これらの大型電子部品2a以外の電子部品2のことである。

    以上より、本発明に係るECU10は耐振性を有する。

    <ポッティング材の使用量が少ないことの効果について>
    従来品がケース3の全体にポッティング材6を充填していたのに対し(図1参照)、本発明では、大型電子部品2aと凹部11との間にのみポッティング材が充填される(図3、図4参照)。 このポッティング材の量は少量とすることができる。 ポッティング材の量が少量で済むように、大型電子部品2aの大きさに合わせて凹部を作ることができるからである。 従って、従来品に比べ、ポッティング材6の使用量が激減している。 ポッティング材の使用量が減ったことから、主として次の3つの効果が生じる。

    第1に、ECU全体が軽くなる。 使用するポッティング材が減るためである。

    第2に、ECUの製作に要する時間が短縮される。 ポッティング材は硬化させる必要があり、その量が多いほど硬化に要する時間が長い。 本発明はポッティング材の使用量を減少させるので、ポッティング材硬化の工程に要する時間を短縮できる。 従って、ECU全体の製作に要する時間が短縮される。

    第3に、材料費を削減できる。 使用するポッティング材が減るためである。

    <耐湿性について>
    耐湿性が要求される場合には、基板表面にコーティング材を塗布することで、対応可能である。

    以上で本発明の具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。 例えば、本発明の対象は、ECU以外の電子回路保護構造を含む。 その他にも、本発明は、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、幅広く変形実施をすることができる。

    従来のECUの構造を示す断面図である。

    従来のECUの製造方法を示すフローチャートである。

    本発明の実施形態に係るECUの構造を示す断面図である。

    本発明の他の実施形態に係るECUの構造を示す断面図である。

    本発明に係るECUの製造方法を示すフローチャートである。

    符号の説明

    1 基板2 電子部品(2a;大型電子部品、2b;小型電子部品)
    3 ケース4 コネクタ5 ターミナル6 ポッティング材7 ハンダ用ホール8 ケース底部10 ECU
    11 凹部12 ネジ

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈