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Zn-ni alloy plating method

阅读:176发布:2021-10-10

专利汇可以提供Zn-ni alloy plating method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To conveniently and rapidly control the ion concns. of Zn and Ni.
CONSTITUTION: A peak area rate defined by the second peak dissolution amt. corresponding to a second peak potential divided by the first peak dissolution amt. corresponding to the first peak potential plus the second peak dissolution amt. corresponding to the second peak potential is obtained from a cathodic polarization curve obtained by cyclic voltammetry incorporating a first peak potential (about -800mV) and a second peak potential (about -500mV) into the cathode potential. The Ni content of a plating film electrodeposited by the Zn-Ni alloy plating soln. is then estimated from the peak area ratio according to the relation between the previously obtained peak area ratio and the Ni content of the plating film. When the Ni content is within a specified range, the concn. is judged to be appropriate, and operation is continued. When the Ni content is beyond the range, the Zn ion concn. and then the respective ion concns. are adjusted within the above specified range.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO,下面是Zn-ni alloy plating method专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 Znイオン濃度および/またはNiイオン濃度が未知のZn−Ni系合金めっき液において、陰極電位に第一ピーク電位および第二ピーク電位を含ませるサイクリックボルタンメトリー法により得られた陰分極曲線から、(該第二ピーク電位に対応する第二ピーク溶解量)/(該第一ピーク電位に対応する第一ピーク溶解量+該第二ピーク電位に対応する第二ピーク溶解量)
    で定義されるピーク面積比を求め、次に、該ピーク面積比から、予め求めておいたピーク面積比とめっき被膜のNi含有量との関係によって該Zn−Ni系合金めっき液で電着するめっき被膜のNi含有量を推定し、該Ni
    含有量が所定範囲の内にあれば、該Zn−Ni系合金めっき液のZnイオン濃度やNiイオン濃度が適正であると判定し、該所定範囲の外にあれば、更に該Zn−Ni
    系合金めっき液のZnイオン濃度および/またはNiイオン濃度を分析した後、夫々のイオン濃度を前記所定範囲の内に調整することを特徴とするZn−Ni系合金めっき方法。
  • 【請求項2】 陰分極曲線をサイクリックボルタンメトリー法により得た電解条件と、ピーク面積比とめっき被膜のNi含有量との関係を予め求めておいた電解条件とが実質的に同一である請求項1記載のZn−Ni系合金めっき方法。
  • 【請求項3】 陰分極曲線をサイクリックボルタンメトリー法により得た電解条件と、ピーク面積比とめっき被膜のNi含有量との関係を予め求めておいた電解条件とが相違し、該相違により修正したピーク面積比からめっき被膜のNi含有量を推定する請求項1記載のZn−N
    i系合金めっき方法。
  • 【請求項4】 相違する電解条件が、合金めっき液の(1)温度、(2)pH、(3)流速、(4)Ni/Z
    nモル比、(5)合金めっき液中の添加物あるいは不純物の種類および量、並びに(6)電流密度のうちの少なくとも1種である請求項3記載のZn−Ni系合金めっき方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、Zn−Ni系合金めっき方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】Zn−Ni系合金めっきでは、陰極に電着するめっき被膜の耐食性を優れたものとするため、その被膜のNi含有量を10〜18重量%とすることが望ましい。 これを実現するためには、合金めっき液のZn
    イオン濃度およびNiイオン濃度の管理を充分に行うことが最も重要なことの一つである。

    【0003】しかるに、Zn−Ni系合金めっきでは、
    めっき操業の経過につれて合金めっき液中のZnイオンおよびNiイオンが消費され、これらイオンの濃度が減少する。 そこで、これら減少分を適宜補給して、これらイオン濃度を調整する必要がある。

    【0004】従来、Zn−Ni系合金めっき液のZnイオン濃度およびNiイオン濃度の管理は、適宜の時間をおいてフローセルを用い化学分析をして行っていた。 しかしながら、この方法では長時間を要するので、上記管理に遅れを生じて充分に狭い管理幅を得ることができないだけでなく、上記管理に要するコストも高価になっていた。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的は、上記問題を解消し、Zn−Ni系合金めっき液のZ
    nイオン濃度およびNiイオン濃度を簡便かつ迅速に管理することができる方法を提供することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明は,上記目的を達成するものとして、Znイオン濃度および/またはNi
    イオン濃度が未知のZn−Ni系合金めっき液において、陰極電位に第一ピーク電位および第二ピーク電位を含ませるサイクリックボルタンメトリー法により得られた陰分極曲線から、(該第二ピーク電位に対応する第二ピーク溶解量)/(該第一ピーク電位に対応する第一ピーク溶解量+該第二ピーク電位に対応する第二ピーク溶解量)で定義されるピーク面積比を求め、次に、該ピーク面積比から、予め求めておいたピーク面積比とめっき被膜のNi含有量との関係によって該Zn−Ni系合金めっき液で電着するめっき被膜のNi含有量を推定し、
    該Ni含有量が所定範囲の内にあれば、該Zn−Ni系合金めっき液のZnイオン濃度やNiイオン濃度が適正であると判定し、所定範囲の外にあれば、更に該Zn−
    Ni系合金めっき液のZnイオン濃度および/またはN
    iイオン濃度を分析した後、夫々のイオン濃度を所定範囲の内に調整することを特徴とするZn−Ni系合金めっき方法である。

    【0007】

    【作用】本発明において、まず、Znイオン濃度およびNiイオン濃度が未知で操業中のZn−Ni系合金めっき液を試料電解液として、その陰分極曲線をサイクリックボルタンメトリー法により得、ピーク面積比を求める。 サイクリックボルタンメトリー法は、電気化学測定法として知られており、本発明においては、レスト電位から卑電位側へ電位を走査し設定電位で折り返し逆方向即ち貴電位側へ電位を走査することにより、銀塩化銀電極を基準として約−800mVおよび約−500mVにおける電流量ピーク(以下、夫々第一ピーク電位、第二ピーク電位という)を得た後、もう1つの設定電位で再び折り返してレスト電位に戻るサイクルを取る。

    【0008】得られた陰分極曲線から(第二ピーク電位に対応する第二ピーク溶解量)/(第一ピーク電位に対応する第一ピーク溶解量+第二ピーク電位に対応する第二ピーク溶解量)で定義されるピーク面積比を求める。

    【0009】本発明者の研究により、上記第一ピークはη相(Znメタル)の溶解に起因し、上記第二ピークはγ相(Ni 5 Zn 21合金)の溶解に起因することが判った。 このような陰分極曲線の測定やピーク面積比の算出は簡便かつ迅速に行うことができる。

    【0010】このピーク面積比は、めっき被膜のNi含有量と正の相関を有する。 そこで、ピーク面積比とめっき被膜のNi含有量との関係を予め定量的に求めておくことにより前記ピーク面積比からめっき被膜のNi含有量を推定することができる。

    【0011】めっき被膜のNi含有量は、合金めっき液の(1)温度、(2)pH、(3)流速、(4)Ni/
    Znモル比、(5)合金めっき液中の添加物あるいは不純物の種類および量、並びに(6)電流密度などの種々の電解条件の影響を受けるので、上記推定の際は、陰分極曲線を得た電解条件と上記関係を予め求めておいた電解条件とが実質的に同一である場合と相違する場合とで次のように行う。

    【0012】即ち同一である場合、得られた陰分極曲線から求めたピーク面積比をそのまま、めっき被膜のNi
    含有量を求めるピーク面積比とする。

    【0013】相違する場合、種々の電解条件のうち、上記6種の電解条件は夫々前記ピーク面積比と相関を有しているので、それらの相関関係を予め定量的に求めておくことにより電解条件の相違により修正したピーク面積比を求めることができ、その修正したピーク面積比をめっき被膜のNi含有量を求めるピーク面積比とする。

    【0014】操業中に電着するめっき被膜のNi含有量を推定すると、このNi含有量が、所定範囲の内にある場合と所定範囲の外にある場合とで、更に次のように行う。

    【0015】即ち所定範囲の内にある場合、Znイオン濃度やNiイオン濃度が適正であると判定して、操業に特にアクションを加える必要はなく、そのまま操業を続ける。

    【0016】所定範囲の外にある場合、Zn−Ni系合金めっき液のZnイオン濃度およびNiイオン濃度を分析した後、夫々のイオン濃度を所定範囲の内に調整するため、Znイオン源およびNiイオン源を炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩、酸化物、酸化物などの形で供給する。 このような操作では、従来のようにイオン源を供給する必要のない場合、長時間を有する化学分析を行う必要がなく、即ちイオン源を供給する必要がある場合のみ化学分析を行えばよい。

    【0017】

    【実施例】表1に示す9種類のZn−Ni系合金めっき液を調整し、夫々についてサイクリックボルタンメトリー法による陰分極曲線の測定およびフローセルを用いて電着させためっき被膜のNi含有量の分析を行った。 なお、合金めっき液は、NiをNiCO 3で、ZnをZn
    SO 4で調製し、更にすべての液に電導度の支持塩としてNa 2 SO 4を71g/lになるように添加した。

    【0018】(1)陰分極曲線の測定:陰極としてダル仕上げしたSPCC板(陰極面積:10mm)、陽極として亜鉛板を使用し、極間距離を30mmとした。 また、電位走査は、走査速度を10mV/秒とし、レスト電位から走査を開始し卑電位側へ電位を走査し、−12
    00mV(銀塩化銀電極基準)で折り返し貴電位側へ電位を走査した。 そして、−300mV(銀塩化銀電極基準)で再び折り返し卑電位側へ走査した後、レスト電位で走査を終了した。

    【0019】得られた9種類の陰分極曲線のうち、試験No. 1のものを図1に示す。 これらの分極曲線から前記定義にかかるピーク面積比を算出した。 なお、この算出に必要なピーク溶解量は図1におけるピーク曲線で囲まれる面積に相当するから、ピーク曲線の形状を三角形とみなしてその面積をピーク溶解量として次の式によりもとめた。 得られた結果を表1に示す。

    【0020】ピーク溶解量(A・秒)=溶解電流(A)
    ×溶解時間(秒) =ピーク電流密度(A/dm 2 )×電極面積(dm 2 )×
    ピークの幅(mV)/走査速度(10mV/秒)/2

    【0021】(2)めっき被膜のNi含有量の分析:フローセル中に陰極としてダル仕上げしたSPCC板(陰極面積:70mm×150mm)、陽極としてSUS板を極間距離が30mmになるようにセットした。 なお、
    流速は、0.6、1.0、1.3m/秒とし、めっき被膜を20g/m 2電着させた後、Ni含有量を分析した。 得られた結果を表1に示す。

    【0022】

    【表1】

    *:Bi

    2 (S0

    4 )

    3で添加した。

    【0023】

    【0024】(3)ピーク面積比とNi含有量および電解条件との関係:(1)、(2)の結果から、ピーク面積比とNi含有量および電解条件との関係は表2の通りとなり、いずれも相関を有していることが判る。 なお、
    ピーク面積比と流速との間に負相関があるのは、流速が増大するとNi含有量が減少し、Ni含有量が減少するとピーク面積比が減少するからである。

    【0025】

    【表2】

    【0026】以上、(1)、(2)、(3)から、サイクリックボルタンメトリー法によって得た陰分極曲線から求めたピーク面積比を必要により電解条件との相違による修正を加えた上、めっき被膜のNi含有量を推定することができる。

    【0027】

    【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれば、Zn−Ni系合金めっき液のZnイオン濃度およびNiイオン濃度を簡便かつ迅速に管理することができる。 また、このことによって、合金めっき被膜のNi含有量の管利幅を更に狭くすることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】図1は、実施例の試験No. 1で得られた陰分極曲線を示すグラフである。

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