Multi-core tube inserted cable
专利汇可以提供Multi-core tube inserted cable专利检索，专利查询，专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To efficiently manufacture multi-core tube inserted cable, which is formed by inserting plural insulated wires having a small diameter conductor into a small diameter and relatively long tube, by using the tube, in which litz wires are inserted. SOLUTION: A tube 1, which is made of the relatively soft plastic such as polytetrafluoroethylene, polyethylene and soft vinyl chloride resin and which has a length of 5-150cm and which has an inner diameter of 1-5mm, is used. Litz wires 2 are inserted into this tube 1, and as the litz wire 2, a twisted wire formed by twisting plural number of insulated wires 3, which is formed by providing an insulating layer made of formal, polyester, polyurethane and polyimide or the like on a conductor at 0.1-0.5mm of conductor diameter, is used. With this structure, since rigidity of the wire 2 itself is sufficiently improved in relation to the insulated wire, and single wire 2 can be easily inserted into the tube 1. Consequently, lead wire or the like is eliminated, and since the inserting work can be performed by an automatic machine, multi-core tube inserted cable can be efficiently manufactured.，下面是Multi-core tube inserted cable专利的具体信息内容。
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電子機器の内部配線等に使用される多芯チューブ挿通電線に関する。
【０００２】
【従来の技術】電子機器の内部配線の高密度化、効率化などを目的とし、複数本の絶縁電線をフッ素樹脂などのプラスチックからなるチューブに挿通したものが使用されている。 このようなプラスチック製チューブに複数本の絶縁電線を単に挿通しただけのものをここでは多芯チューブ挿通電線と呼称する。
【０００３】このような多芯チューブ挿通電線において、チューブの内径が５ｍｍ以下の細径でかつ長さが５
０ｃｍ以上のものに、導体径０．５ｍｍ以下の絶縁電線を挿通するには、絶縁電線を１本づつチューブに通す方法では、チューブ内で絶縁電線がチューブの内壁に接触する際の抵抗に負けて、折れ曲がってしまい、挿通することはできない。
【０００４】このため、予め鋼線などの剛性の高い線材をリードワイヤとしてチューブ内に挿通しておき、このリードワイヤの一端に複数本の絶縁電線をまとめて接続し、リードワイヤをチューブから引き抜くことによって複数本の絶縁電線をチューブに挿通する方法がとられる。
【０００５】しかしながら、このリードワイヤを利用する方法では、予めリードワイヤを用意し、これをチューブに挿通しておく手間やこのリードワイヤに複数の絶縁電線を取り付け、取り外す手間が必要となり、挿通は可能なものの決して効率のよい方法とは言えない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明における課題は、細径で比較的長いチューブに細径の導体を有する絶縁電線を複数本挿通した多芯チューブ挿通電線を効率よく製造できるようにすることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、多芯チューブ挿通電線の構造として、チューブ内にリッツ線また多芯平行接着線を挿通したものを採用することにより解決する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、詳しく説明する。 図１は、
本発明の多芯チューブ挿通電線の一例を示すもので、図中符号１はチューブである。 このチューブ１は、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、軟質塩化ビニル樹脂などの比較的柔軟なプラスチックからなるもので、
その長さが５〜１５０ｃｍ、内径が１ｍｍ〜５ｍｍの細径のものである。
【０００９】このチューブ１内にはリッツ線２が挿通されている。 ここでのリッツ線２としては、導体径０．１
〜０．５ｍｍの導体上にホルマール、ポリエステル、ポリウレタン、ポリイミドなどからなる絶縁層を設けた絶縁素線３…を複数本撚り合わせた撚線、あるいはこの撚線に樹脂層を被覆したもの、あるいは上記絶縁素線上にナイロン、フェノキシ樹脂などからなる融着層を設けた自己融着絶縁素線を複数本撚り合わせた撚線、あるいはこの撚線を加熱して融着層を溶融して絶縁素線を融着、
一体化したもの、あるいはこのものに樹脂層を被覆したものが用いられる。
【００１０】このリッツ線２の各絶縁素線の導体が０．
５ｍｍを越えるものでは剛性が高くなり、わざわざリッツ線とするまでもなく、絶縁素線単独でチューブ１に挿通することができる。 また、リッツ線２は、単にチューブ１内に挿通されているだけであって、チューブ１に対して固着、固定されておらず、隙間が残っており、ルーズな状態となっている。
【００１１】さらに、リッツ線２の絶縁素線３の導体としては、特に限定されるものではなく、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金などから必要に応じて選択されるが、例えば、硬銅、クロム銅合金、高力アルミニウム合金などの剛性の高い金属からなるものが、リッツ線２としたときの剛性も高くなって好ましい。
【００１２】このような構造の多芯チューブ挿通電線にあっては、リッツ線２自体の剛性が絶縁素線に比べて十分に高いものになるため、このもの単独でチューブ１内に容易に挿入することができる。 このため、リードワイヤなどの補助手段が不要となり、しかも自動機によって挿通作業を行うことができ、極めて効率的に多芯チューブ挿通電線を生産することができる。
【００１３】本発明においては、上述のリッツ線２に代えて多芯平行接着線をチューブ１内に挿通することができる。 この多芯平行接着線とは、上述の絶縁素線を２本以上平行に並べ、一括被覆層を形成して接着一体化したテープ状のもの、あるいは上述の自己融着絶縁素線を２
本以上平行に並べて加熱し、融着層を溶融してこれら絶縁素線を接着一体化したテープ状のもの、さらにはこのような多芯平行接着線を２枚以上積層し、一体化したものを言う。
【００１４】このような多芯平行接着線を用いても、同様にその剛性が大きくなり、腰が強くなって、これ単独でチューブ１内に容易に挿通することができる。 また、
本発明では、リッツ線や多芯平行接着線は、種々の仕様、規格のものが生産されているので、多芯チューブ挿通電線を生産するためにこれらのものを改めて製造する必要はほとんどなく、この点でも有利となる。
【００１５】以下、具体例を示す。 （実施例１）内径１．０ｍｍ、長さ１ｍのポリテトラフルオロエチレン製チューブ内に、導体径０．１５ｍｍ、
仕上り径０．２ｍｍのウレタン線を４本撚り合せてなるリッツ線を挿入したところ、簡単に数秒間で挿通することができた。 （実施例２）内径１．０ｍｍ、長さ１ｍのポリテトラフルオロエチレン製チューブ内に、導体径０．１５ｍｍ、
仕上り径０．２ｍｍのウレタン線を４本平行に並べて接着した多芯平行接着線を挿入したところ、数秒間で容易に挿通することができた。
【００１６】（比較例１）実施例１で用いたチューブに実施例１で用いたウレタン線を１本づつ挿入しようとしたが、チューブの途中でウレタン線が折れ曲がり、挿通することができなかった。 （比較例２）実施例１で用いたチューブに予め、径０．
３ｍｍの鋼線をリードワイヤとして通しておき、このリードワイヤの一端に実施例１で使用したウレタン線を４
本まとめて接続し、ついでリードワイヤをチューブから引き抜くことにより、４本の線を挿通したが、作業時間は実施例１あるいは実施例２のものに比較して３〜５倍必要とした。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多芯チューブ挿通電線は、内径１〜５ｍｍの細径のチューブ内に導体径が０．１〜０．５ｍｍであるリッツ線または多芯平行接着線を挿通したものであるので、絶縁電線単線をチューブに１本づつ挿入するものや、リードワイヤを使用するものに比べてその製造に際して作業性が向上し、
コスト低減を計ることができる。
【図１】本発明の多芯チューブ挿通電線の一例を示す概略断面図である。
１ チューブ ２ リッツ線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 恵司 静岡県沼津市双葉町９−１ 株式会社フジ クラ沼津工場内 (72)発明者 林 秀臣 大阪府大阪市北区西天満５丁目１番11号 株式会社フジクラ関西支店内
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