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Color filter and its production

阅读:325发布:2020-10-22

专利汇可以提供Color filter and its production专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To produce a high-precision color filter excellent in resistance to heat and light and spectral transmission by incorporating cyan, magneta and yellow couplers on a light-transmissive substrate and using a specified compd. for the cyan coupler. CONSTITUTION:A photosensitive material provided with at least three silver halide emulsion layers contg. at least one kind among cyan, magenta and yellow couplers and having a different color sensitivity on a light-transmissive substrate is pattern-exposed, color-developed, bleached, fixed and washed with water to produce a color filter. In this case, a compd. shown by formula is used for the cyan coupler. In the formula, R1 is halogen atom, substituted or unsubstituted alkyls and alkoxyls, (n) is an integer of 0 to 4, R2 and R3 are hydrogen atom and substituted or unsubstituted alkyls and aryls, X is a group capable of being removed by the oxidation coupling reaction with the developing agent, and Ballast is >=12C diffusion-resistant groups.,下面是Color filter and its production专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 光透過性基板上に、各々シアンカプラー、マゼンタカプラー、イエローカプラーのいずれかを少なくとも一種含有し、異なる感色性を持つ少なくとも3つのハロゲン化銀乳剤層を有する感光材料をパターン露光し、発色現像、漂白・定着、水洗処理するカラーフィルターの製造方法において、該シアンカプラーが下記一般式(I)で表わされる化合物であることを特徴とするカラーフィルターの製造方法。 一般式(I) 【化1】 一般式(I)において、R 1はハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ基、カルバモイル基を表わし、また、二つのR 1が互いに結合して5ないし6員環を形成してもよい。 nは0ないし4の整数を表わす。 R 2 、R 3は同一でも異なっていてもよく、置換または無置換のアルキル基、アリール基を表わし、互いに結合して5ないし6員環を形成してもよい。 R 4 、R 5は同一でも異なっていてもよく、水素原子あるいは置換または無置換のアルキル基を表わす。 Xは現像主薬との酸化カップリング反応で離脱しうる基(水素原子を含む)を表わす。 Ballastは総炭素数12以上の耐拡散性基を表わす。
  • 【請求項2】 請求項1に記載の方法で作製したカラーフィルター。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明はカラーフィルターおよびその製造方法に関し、特に耐熱性および耐光性に優れたカラーフィルターを簡易に作製する方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】カラーフィルターはブラウン管表示用カラーフェイスプレート、複写用光電変換素子プレート、
    単管式カラーテレビカメラ用フィルター、液晶を用いたフラットパネルディスプレー、カラー固体撮素子等に用いられている。 通常用いられるカラーフィルターは、青色、緑色および赤色の三原色が規則的に配列して構成されるが、必要に応じて四色あるいはそれ以上の色相からなるものもある。 例えば撮像管用カラーフィルターや液晶表示装置用カラーフィルターでは、種々の目的で黒色のパターンが必要とされる。

    【0003】従来から知られているカラーフィルターの製造方法としては、蒸着法、染着法、印刷法、顔料分散法、電着法、レジスト電着転写法等がある。 しかしながら、これらの方法で得られたカラーフィルターは、複雑な製造工程を必要としたり、ピンホールや傷が生じやすい、歩留まりが悪い、精度が出ない等の欠点を持っている。

    【0004】これらの欠点を解消するため、ハロゲン化銀カラー感光材料を用いた内型現像法(例えば特開昭6
    3−261361号)および外型現像法(例えば特開昭55−6342号)によるカラーフィルターの製造方法が検討された。 しかし後者の方法は少なくとも三回発色現像する必要があり処理工程が簡易とは言い難い。 また両方法とも多層構成の感光材料を必要とし、ガラス基板のようなハードな支持体上に感光層を塗布するにはスピンコートを繰り返す等、製造な十分簡易とは言えない。

    【0005】ハロゲン化銀カラー感光材料を用いてより簡易にカラーフィルターを製造する方法を鋭意検討し、
    出願した。 (特願平5−302804号および同6−1
    363号)しかしながら、ハロゲン化銀カラー感光材料を用いたカラーフィルターは、特にシアン色素の耐熱性が低いため、改良が要望されている。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は前記のごとき諸欠点を改良し、複雑な工程を必要とせず、
    量産適性を有し、かつ耐熱性、耐光性に優れたカラーフィルターおよびその製造方法を提供することにある。 すなわち本発明の第一の目的は耐熱性、耐光性に優れたシアン色素を有するカラーフィルターを作製する方法を提供することである。 第二の目的は滲みがなく分光透過性の優れた青、緑、赤またはシアン、マゼンタ、イエローと分光吸収特性の優れた黒色部を有する高精度のマイクロカラーフィルターを提供することである。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】本発明の目的は、光透過性基板上に、各々シアンカプラー、マゼンタカプラー、
    イエローカプラーのいずれかを少なくとも一種含有し、
    異なる感色性を持つ少なくとも3つのハロゲン化銀乳剤層を有する感光材料をパターン露光し、発色現像、漂白・定着、洗処理するカラーフィルターの製造方法において、該シアンカプラーが下記一般式(I)で表わされる化合物であることを特徴とするカラーフィルターの製造方法およびこの方法により作製したカラーフィルターにより達成された。 一般式(I)

    【0008】

    【化2】

    【0009】一般式(I)において、R 1はハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ基、カルバモイル基を表わし、また、二つのR 1が互いに結合して5ないし6員環を形成してもよい。 nは0ないし4の整数を表わす。 R 2 、R 3は同一でも異なっていてもよく、置換または無置換のアルキル基、アリール基を表わし、互いに結合して5ないし6員環を形成してもよい。 R 4 、R 5は同一でも異なっていてもよく、水素原子あるいは置換または無置換のアルキル基を表わす。 Xは現像主薬との酸化カップリング反応で離脱しうる基(水素原子を含む)を表わす。 Ball
    astは総炭素数12以上の耐拡散性基を表わす。

    【0010】(具体的な態様)以下に本発明のシアンカプラーについてさらに詳しく述べる。 一般式(I)において、R 1はハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ基、カルバモイル基を表わす。 ハロゲン原子としては塩素原子、臭素原子を挙げることができる。 置換または無置換のアルキル基としてはメチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル基、メトキシエチル基、ベンジル基、β−フェネチル基等を挙げることができる。 置換または無置換のアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、メトキシエトキシ基、ドデシルオキシ基等を挙げることができる。 置換または無置換のアシルアミノ基としては、アセチルアミノ基、ブチロイルアミノ基、イソブチロイルアミノ基、ベンゾイルアミノ基、p−トルオイルアミノ基、p−クロロベンゾイルアミノ基等を挙げることができる。 置換または無置換のカルバモイル基としてはメチルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基、
    ブチルカルバモイル基、フェニルカルバモイル基、ピペリジノカルボニル基、モルホリノカルボニル基等を挙げることができる。 また二つのR 1が互いに結合して環を形成する例としては、ベンゼン環の形成、テトラメチレン基で6員飽和環を形成するもの、メチレンジオキシ基で5員環を形成するもの等を挙げることができる。

    【0011】R 2 、R 3は同一でも異なっていてもよく、置換または無置換のアルキル基またはアリール基を表わす。 R 2とR 3の組合わせの例としては(メチル、
    メチル)、(メチル、エチル)、(エチル、エチル)、
    (メチル、プロピル)、(メチル、イソプロピル)、
    (フェニル、フェニル)、(メチル、フェニル)等を挙げることができ、また、R 2とR 3が結合して環をつくる例としてはシクロペンタン環の形成、シクロヘキサン環の形成等を挙げることができる。 これらの中で特に好ましい例はR 2 、R 3が(メチル、メチル)のものおよびシクロヘキサン環を形成するものである。

    【0012】R 4 、R 5は同一でも異なっていてもよく、水素原子あるいは置換または無置換のアルキル基を表わす。 R 4 、R 5の組合わせの例としては(水素原子、水素原子)、(水素原子、メチル)、(水素原子、
    エチル)、(メチル、メチル)等を挙げることができる。 これらの中で、(水素原子、水素原子)のものが特に好ましい。

    【0013】Xは現像主薬との酸化カップリング反応で離脱しうる基(離脱基)および水素原子を表わす。 Xの具体例としては水素原子、ハロゲン原子(塩素原子、臭素原子等)、アルコキシ基(エトキシ基、メタンスルホンアミドエトキシ基、メタンスルホニルエトキシ基等)、アリールオキシ基(フェノキシ基、4−カルボキシフェノキシ基、4−tert−オクチルフェノキシ基等)、アシルオキシ基(アセトキシ基、ベンゾイルオキシ基等)、スルホニルオキシ基(メタンスルホニルオキシ基、ベンゼンスルホニルオキシ基等)、カルボンアミド基(ヘプタフルオロブチロイルアミノ基、トリフルオロアセチルアミノ基等)、スルホンアミド基(メタンスルホニルアミノ基、p−クロロベンゼンスルホニルアミノ基等)、アルコキシカルボニルオキシ基(エトキシカルボニルオキシ基、イソブトキシカルボニルオキシ基等)、アリールカルボニルオキシ基(フェノキシカルボニルオキシ基、1−ナフチルオキシカルボニルオキシ基等)、イミド基(スクシンイミド基、1−メチルヒダントイニル基、5,5−ジメチルヒダントイニル基、5,
    5−ジメチルオキサゾリジン−2,5−ジオン−3−イル基等)等を挙げることができる。 これらの中で好ましい例としては、水素原子、塩素原子、アリールオキシ基、スルホニルオキシ基等を挙げることができる。

    【0014】Ballastは総炭素数(2以上の耐拡散性基を表わす。Ballast基としては、直鎖または分岐のアルキル基(ドデシル基、ヘキサデシル基、イソステアリル基等)、アルコキシ基(ドデシルオキシ基、2−ヘキシルデシルオキシ基、2−オクチルドデシルオキシ基等)、アシルアミノ基(ヘキサデカノイルアミノ基、オクタデカノイルアミノ基、2−(2,4−ジ−tert−アミルフェノキシ)ブチロイルアミノ基、
    2−(2,4−ジ−tert−アミルフェノキシ)オクタノイルアミノ基等)、カルバモイル基(ドデシルカルバモイル基、ドデシルオキシプロピルカルバモイル基、
    2,4−ジ−tert−アミルフェノキシプロピルカルバモイル基、N−メチル−N−オクタデシルカルバモイル基等)等を挙げることができる。 これらの中で、総炭素数が15以上のアルコキシ基、アシルアミノ基、置換カルバモイル基が特に好ましい。 以下に本発明に有用なシアンカプラーの具体例を示す。

    【0015】

    【化3】

    【0016】

    【化4】

    【0017】

    【化5】

    【0018】

    【化6】

    【0019】

    【化7】

    【0020】

    【化8】

    【0021】一般式(I)で表わされるシアンカプラーは公知であり、その合成法は特公平4−20173号に記載されている。

    【0022】本発明の感光材料のハロゲン化銀乳剤層や中間層、保護層に用いることができるバインダーまたは保護コロイドとしては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ以外の親水性ポリマーも用いることができる。 親水性ポリマーとして、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール部分アセタール、ポリビニルブチラール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルイミダゾール、
    ポリビニルピラゾール、カラギーナン、アラビアゴム、
    更にヒドロキシアルキルセルロース、カルボキシメチルセルロース、セルロース硫酸エステル、セルロースアセテート水素フタレートおよびアルギン酸ナトリウムなどのセルロース誘導体等の単一あるいは共重合体を挙げられる。

    【0023】また、ゼラチンと他の高分子とのグラフトポリマーでもよく、ゼラチン、グラフトポリマーとしては、ゼラチンにアクリル酸、メタアクリル酸、それらのエステル、アミドなどの誘導体、アクリロニトリル、スチレンなどのビニル系モノマーの単一または共重合体をグラフトさせたものを用いることができる。 ことにゼラチンとある程度相溶性のあるポリマーたとえばアクリル酸、メタアクリル酸、アクリルアミド、メタアクリルアミド、ヒドロキシアルキルメタアクリレート等の重合体とのグラフトポリマーが好ましい。 これらの例は米国特許2,763,625号、同2,831,767号、同2,956,884号、特開昭56−65133号等に記載がある。

    【0024】代表的な合成親水性高分子物質として、例えば西独特許出願(OLS)2,312,708号、米国特許3,620,751号、同3,879,205
    号、特公昭43−7561号等に記載のものも使用できる。 上記の親水性ポリマーは単独で使用してもよいし、
    2種類以上を併用してもよい。

    【0025】ゼラチンとしてはアルカリ処理、酸処理、
    酵素処理のいずれかを施したもの、あるいはこれらの混合物を用いてもよい。 またゼラチンに例えば酸ハライド、酸無水物、イソシアネート類、ブロモ酢酸、アルカンサルトン酸、ビニルスルホンアミド類、マレインイミド化合物類、ポリアルキレンオキシド類、エポキシ化合物類等種々の化合物を反応させて得られるゼラチン誘導体も用いられる。 ゼラチン誘導体の具体例は米国特許2,614,928号、同3,132,945号、同3,186,846号、同3,312,553号、英国特許861,414号、同1,033,189号、同1,005,784号、特公昭42−26845号等に記載されている。

    【0026】本発明において光透過性基板を構成する素材の例としては、光学的に等方性で、耐熱性に優れているものが望ましく、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、
    ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、酢酸セルロース、ソーダガラス、ホウ珪酸ガラス、
    石英等が挙げられる。 これらの素材で構成される基板の表面は必要に応じて下塗り処理されてもよい。 さらにグロー放電、コロナ放電、紫外線(UV)照射等の処理を施しても良い。 また、ハロゲン化銀乳剤層を別の支持体上に塗設し、この乳剤面を光透過性基板上に転写密着させてカラーフィルター用感光材料を形成してもよい。

    【0027】光透過性基板は、板状、シート状あるいはフィルム状等の形態で使用することができる。 基板の厚みは、用途および材質にあわせて適宜に設定できるが、
    一般には0.01〜10mmである。 例えばガラス基板のときは、厚みが0.3〜3mmの範囲である。

    【0028】本発明に用いることのできる感光材料は、
    以下のものが好ましい。 カラー反転処理によりポジ像を得ることのできる外型カラーリバーサルフィルム、内型カラーリバーサルフィルム、カラーネガ処理によるカラーネガフィルム、ディスプレイ用カラーフィルム、オートポジカラーフィルム等である。 これらについては、科学写真便覧(上)(丸善)559頁〜564頁、569
    頁、ザ・セオリー・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセス(The Theory of the Photographic Process) 第4版、THJames 編などに記載されている。 その他、特開昭63−261361号記載のように同一の感光性ハロゲン化銀乳剤層中に発色現像によって得られる色相が異なる二種類以上のカプラーを含有する内型カラー感光材料や、同64−79701号記載のように同一の感光性ハロゲン化銀に対し異なる発色を示す二種類以上のカプラーおよび一種の現像主薬を含有する現像液を用いて現像する外型カラー感光材料を用いることもできる。

    【0029】以下、本発明に好ましく用いることのできる感光材料および処理方法について概説する。 本発明に用いられる感光材料の乳剤層に含有される好ましいハロゲン化銀は、塩化銀、塩臭化銀、臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀であり、平均沃度含有率は3%以下0%であることが好ましい。 特に好ましくは実質的に純臭化銀ないし純塩化銀である。

    【0030】乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体のような規則的な結晶を有するもの、球状、板状のような変則的な結晶形を有するもの、双晶面などの結晶欠陥を有するもの、あるいはそれらの複合形でもよい。 が特に立方体又は八面体が好ましい。

    【0031】ハロゲン化銀の粒径は、約0.2ミクロン以下の微粒子でも投影面積直径が約10ミクロンに至るまでの大サイズ粒子でもよく、多分散乳剤でも単分散乳剤でもよいが0.15ミクロンから1.5ミクロンの粒子サイズで変動係数15%以下の単分散乳剤の使用が好ましい。

    【0032】本発明に使用できるハロゲン化銀乳剤は、
    例えばリサーチ・ディスクロージャー(RD)誌、17
    6巻No. 17643(1978年12月)、22〜23
    頁、“I.乳剤製造(Emulsion preparation and type
    s)”、および同No. 18716(1979年11
    月)、648頁、グラフキデ著「写真の物理と化学」、
    ポールモンテル社刊(P.Glafkides, Chemic et Phisiqu
    e Photographique Paul Montel, 1967)、ダフイン著「写真乳剤化学」、フォーカルプレス社刊(GFDuff
    in, Photographic Emulsion Chemistry(Focal Press,1
    966))、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と塗布」、フォーカルプレス社刊(VLZelikman etal, Mak
    ing and Coating Photographic Emulsion, Focal Pres
    s,1964)などに記載された方法を用いて調製することができる。

    【0033】米国特許第3,574,628号、同3,
    655,394号および英国特許第1,413,748
    号などに記載された単分散乳剤も好ましい。

    【0034】また、アスペクト比が約5以上であるような平板状粒子も本発明に使用できる。 平板状粒子はガトフ著、フォトグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Gutoff, Photographic Science and Eng
    ineering)、第14巻、248〜257頁(1970
    年):米国特許第4,434,226号、同4,41
    4,310号、同4,433,048号、同4,43
    9,520号および英国特許第2,112,157号などに記載の方法により簡単に調製することができる。

    【0035】結晶構造は一様なものでも、内部と外部とが異質なハロゲン組成からなるものでもよく、層状構造をなしていてもよい、また、エピタキシャル接合によって組成の異なるハロゲン化銀が接合されていてもよく、
    また例えばロダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合されていてもよい。 また種々の結晶形の粒子の混合物を用いてもよい。

    【0036】ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成および分光増感を行ったものを使用する。 このような工程で使用される添加剤は前掲リサーチ・ディスクロージャー誌No. 17643および同No. 18716に記載されており、その該当箇所を後掲の表にまとめた。
    本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つのリサーチ・ディスクロージャー誌に記載されており、下記の表に関連する記載箇所を示した。

    【0037】 添加剤種類 RD17643 RD18716 1 化学増感剤 23頁 648頁右欄 2 感度上昇剤 同上 3 分光増感剤、強色増感剤 23〜24頁 648頁右欄〜649 頁右欄 4 増白剤 24頁 5 かぶり防止剤および安定剤 24〜25頁 649頁右欄 6 光吸収剤、フィルター染料、 25〜26頁 649頁右欄〜 紫外線吸収剤 650頁左欄 7 ステイン防止剤 25頁右欄 650頁左〜右欄 8 色素画像安定剤 25頁 9 硬膜剤 26頁 651頁左欄 10 バインダー 26頁 同上 11 可塑剤、潤滑剤 27頁 650頁右欄 12 塗布助剤、表面活性剤 26〜27頁 同上 13 スタチック防止剤 27頁 同上

    【0038】本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー(RD)No. 17643、VII −C〜Gに記載された特許に記載されている。

    【0039】本発明に用いるカプラーとしては、活性位が水素原子の四当量カラーカプラーよりも離脱基で置換された二当量カラーカプラーの方が、塗布銀量を低減できる点で好ましい。 本発明に使用できるイエローカプラーとしては、オイルプロテクト型のアシルアセトアミド系カプラーが代表例として挙げられる。 その具体例は、
    米国特許第2,407,210号、同第2,875,0
    57号および同第3,265,506号などに記載されている。 本発明には、二当量イエローカプラーの使用が好ましく、米国特許第3,408,194号、同第3,
    447,928号、同第3,935,501号および同第4,022,620号などに記載された酸素原子離脱型のイエローカプラーあるいは特公昭58−10739
    号、米国特許第4,401,752号、同第4,32
    6,024号、DR18053(1979年4月)、英国特許第1,425,020号、西独出願公開第2,2
    19,917号、同第2,261,361号、同第2,
    329,587号および同第2,433,812号などに記載された窒素原子離脱型のイエローカプラーがその代表例として挙げられる。 α−ピバロイルアセトアニリド系カプラーは発色色素の堅牢性、特に光堅牢性が優れており、一方、α−ベンゾイルアセトアニリド系カプラーは高い発色濃度が得られる。

    【0040】本発明に使用できるマゼンタカプラーとしては、オイルプロテクト型の、好ましくは5−ピラゾロン系およびピラゾロトリアゾール類などピラゾロアゾール系のカプラーが挙げられる。 5−ピラゾロン系カプラーは3−位がアリールアミノ基もしくはアシルアミノ基で置換されたカプラーが、発色色素の色相や発色濃度の観点で好ましく、その代表例は、米国特許第2,31
    1,082号、同第2,343,703号、同第2,6
    00,788号、同第2,908,573号、同第3,
    062,653号、同第3,152,896号および同第3,936,015号などに記載されている。 二当量の5−ピラゾロン系カプラーの離脱基として、米国特許第4,310,619号に記載された窒素原子離脱基または米国特許第4,351,897号に記載されたアリールチオ基が特に好ましい。 また欧州特許第73,63
    6号に記載のバラスト基を有する5−ピラゾロン系カプラーは高い発色濃度が得られる。

    【0041】ピラゾロアゾール系カプラーとしては、米国特許第3,369,879号記載のピラゾロベンズイミダゾール類、好ましくは米国特許第3,725,06
    7号に記載されたピラゾロ〔5,1−c〕〔1,2,
    4〕トリアゾール類、リサーチ・ディスクロージャー2
    4220(1984年6月)に記載のピラゾロテトラゾール類およびリサーチ・ディスクロージャー24230
    (1984年6月)に記載のピラゾロピラゾール類が挙げられる。 発色色素のイエロー副吸収の少なさおよび光堅牢性の点で欧州特許第119,741号に記載のイミダゾ〔1,2−b〕ピラゾール類は好ましく、欧州特許第119,860号に記載のピラゾロ〔1,5−b〕
    〔1,2,4〕トリアゾールは特に好ましい。

    【0042】本発明にはシアンカプラーとして、一般式(I)の化合物を使用するがその他、公知のシアンカプラーを併用してもよい。 例えば、米国特許第3,77
    2,002号に記載されたフェノール核のメター位にエチル基以上のアルキル基を有するフェノール系シアンカプラー、米国特許第2,772,162号、同第3,7
    58,308号、同第4,126,396号、同第4,
    334,011号、同第4,327,173号、西独特許公開第3,329,729号および特願昭58−42
    671号などに記載された2,5−ジアシルアミノ置換フェノール系カプラーおよび米国特許第3,446,6
    22号、同第4,333,999号、同第4,451,
    559号および同第4,427,767号などに記載された2−位にフェニルウレイド基を有しかつ5−位にアシルアミノ基を有するフェノール系カプラーなどである。

    【0043】ポリマー化された色素形成カプラーの典型例は、米国特許第3,451,820号、同第4,08
    0,211号、同第4,367,282号、英国特許2,102,173号等に記載されており、本発明に使用できる。

    【0044】カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカプラーもまた本発明で好ましく使用できる。 現像抑制剤を放出するDIRカプラーは、前述のR
    D17643、VII 〜F項に記載された特許、特開昭5
    7−151944号、同57−154234号、同60
    −184248号、米国特許第4,248,962号に記載されたものが好ましい。

    【0045】現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進剤を放出するカプラーとしては、英国特許第2,09
    7,140号、同第2,131,188号、特開昭59
    −157638号、同59−170840号に記載のものが好ましい。

    【0046】その他、本発明の感光材料に用いることのできるカプラーとしては、米国特許第4,130,42
    7号等に記載の競争カプラー、米国特許第4,283,
    472号、同4,338,393号、同第4,310,
    618号等に記載の多当量カプラー、特開昭60−18
    5950号等に記載のDIRレドックス化合物放出カプラー、欧州特許第173,302A号に記載の離脱後復色する色素を放出するカプラー等が挙げられる。

    【0047】本発明に使用するカプラーは、種々の公知分散方法により感光材料に導入できる。 水中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の例は米国特許第2,322,
    027号などに記載されている。 ラテックス分散法の工程、効果、および含浸用のラテックスの具体例は、米国特許第4,199,363号、西独特許出願(OLS)
    第2,541,274号および同第2,541,230
    号などに記載されている。

    【0048】更に、本発明のオートポジカラーフィルム、オートポジカラーペーパー等の直接ポジ感光材料に用いることのできる内部潜像型乳剤及びハロゲン化銀粒子に関しては、特開昭63−81337号、特開平1−
    282545号等に記載されている。 内部潜像型乳剤はコンバージョン型乳剤でもコア/シェル型乳剤でもよいが、コア/シェル型乳剤の方が好ましい。

    【0049】直接ポジ感光材料に用いうるカラーカプラーの詳細については特開昭63−81337号明細書中第19〜27頁に、更に該感光材料に含有させることのできる種々の化合物(色カブリ防止剤、退色防止剤、染料等)については同明細書第28〜30頁にそれぞれ記載されている。

    【0050】本発明に用いる感光材料は、前述のRD.
    No. 17643の28〜29頁、および同No. 1871
    6の651左欄〜右欄に記載された通常の方法によって現像処理することができる。 さらに後硬膜処理を施してもよい。

    【0051】本発明に適用される露光法としては、面露光方式やスキャンニング露光方式がある。 スキャンニング方式としては、ライン(スリット)スキャンニングやレーザー露光などによるポイントスキャンニング方式が適用できる。 光源としては、タングステン灯、ハロゲン灯、ケイ光灯、(3波長型ケイ光灯など)水銀灯、レーザー光、発光ダイオートなどが用いられる。 特に、ハロゲン灯、ケイ光灯、レーザー光が好ましい。

    【0052】本発明において直接ポジ型カラー感光材料を用いる場合には、像様露光の後、光又は造核剤によるかぶり処理を施した後又は施しながら、芳香族第一級アミン系発色現像薬を含む、好ましくはpH12以下の、
    表面現像液で発色現像、漂白・定着処理することにより直接ポジカラー画像を形成するのが好ましい。 この現像液のpHは、11.0〜10.0の範囲であるのが更に好ましい。

    【0053】本発明に用いうるかぶり処理は、いわゆる「光かぶり法」と呼ばれる感光層の全面に第二の露光を与える方法及び「化学的かぶり法」と呼ばれる造核剤の存在下にて現像処理する方法のうちのどちらを用いてもよい。 造核剤およびかぶりの光の存在下で現像処理してもよい。 また、造核剤を含有する感光材料をかぶり露光してもよい。

    【0054】光かぶり法に関しては、前記の特開昭63
    −81337号明細書第33頁17行〜35頁末行に記載されており、本発明に用いうる造核剤に関しては同明細書第50頁〜53頁に記載されており、特に同明細書中一般式〔N−1〕と〔N−2〕で表される化合物の使用が好ましい。

    【0055】本発明に用いうる造核促進剤に関しては、
    同明細書第54頁〜57頁に記載されており、特にこの具体例としては、同第55〜57頁に記載の(A−1)
    〜(A−13)の使用が好ましい。

    【0056】本発明の方法により製造されたカラーフィルターは、最外層に、耐熱性、耐水性、高比電気抵抗率を有する樹脂を保護膜として塗設することができる。 かかる樹脂の例は米国特許4,698,295号、同4,
    668,601号、欧州特許出願EP−179,636
    A号、特開平3−163416号、同1−276101
    号等に記載されている。

    【0057】本発明の方法により製造されたカラーフィルターはさらに蒸着被覆、例えば真空蒸着またはスパッタリング透明電極(ITO)を設けることができる。 また、カラーフィルターの光透過性基板の乳剤面とは反対側の面には偏光板や位相差フィルムを設置してもよい。

    【0058】

    【実施例】以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明の実施の態様はこれらに限定されない。 実施例1 ゼラチン下引きを施した厚さ100μのポリエチレンテレフタレートフィルム上に以下に示す構成の第1層から第9層を多層同時塗布しカラー感光材料101を作成した。 以下に成分と塗布量(g/m 2単位)を示す。 なおハロゲン化銀およびコロイド銀乳剤については銀換算の塗布量を示す。 各層に用いた乳剤は後述の乳剤EM1の製法に準じて調製した。

    【0059】 第1層(剥離層) ヒドロキシエチルセルロース . . . . 0.50 末端アルキル変性ポリビニルアルコール(ケン化度98モル%、重合度300) ・・・・ 0.15

    【0060】 第2層(ゼラチン隣接層) ゼラチン . . . . 0.50

    【0061】 第3層(青感層) 青色増感色素(ExS−5,6)で分光増感した臭化銀(平均粒子サイズ0. 45μ、サイズ分布8%、八面体) . . . . 0.47 ゼラチン . . . . 1.54 イエローカプラー(ExY−1) . . . . 1.13 退色防止剤(Cpd−12) . . . . 0.15 ステイン防止剤(Cpd−7) . . . . 0.07 ポリマー(Cpd−13) . . . . 0.14 高沸点溶媒(Solv−4) . . . . 0.39 混色防止剤(Cpd−18) ・・・・ 0.01

    【0062】 第4層(中間層) ゼラチン . . . . 1.13 混色防止剤(Cpd−3) . . . . 0.08 高沸点溶媒(Solv−1) . . . . 0.05 高沸点溶媒(Solv−2) . . . . 0.12 紫外線吸収剤(Cpd−1) . . . . 0.01 紫外線吸収剤(Cpd−8) . . . . 0.02 紫外線吸収剤(Cpd−9) . . . . 0.06 紫外線吸収剤(Cpd−10) . . . . 0.04 ポリマー(Cpd−11) . . . . 0.05 イエロー染料(YF−1) . . . . 0.15

    【0063】 第5層(緑感層) 緑色増感色素(ExS−4)で分光増感した臭化銀(平均粒子サイズ0.32 μ、サイズ分布8%、八面体) . . . . 0.29 ゼラチン . . . . 1.56 マゼンタカプラー(ExM−1) . . . . 0.41 退色防止剤(Cpd−4) . . . . 0.46 ステイン防止剤(Cpd−5) . . . . 0.02 ステイン防止剤(Cpd−6) . . . . 0.04 退色防止剤(Cpd−7) . . . . 0.06 高沸点溶媒(Solv−2) . . . . 1.11 高沸点溶媒(Solv−3) . . . . 0.29

    【0064】 第6層(中間層) ゼラチン . . . . 1.13 混色防止剤(Cpd−3) . . . . 0.08 高沸点溶媒(Solv−1) . . . . 0.05 高沸点溶媒(Solv−2) . . . . 0.12 紫外線吸収剤(Cpd−1) . . . . 0.01 紫外線吸収剤(Cpd−8) . . . . 0.02 紫外線吸収剤(Cpd−9) . . . . 0.06 紫外線吸収剤(Cpd−10) . . . . 0.04 ポリマー(Cpd−11) . . . . 0.05

    【0065】 第7層(赤感層) 赤色増感色素(ExS−1、2、3)で分光増感した臭化銀(平均粒子サイズ 0.3μ、サイズ分布〔変動係数〕8%、八面体) . . . . 0.40 ゼラチン . . . . 1.89 シアンカプラー(ExC−1) . . . . 0.28 シアンカプラー(ExC−2) . . . . 0.32 退色防止剤(Cpd−1) . . . . 0.04 退色防止剤(Cpd−2) . . . . 0.11 高沸点溶媒(Solv−1) . . . . 0.30 混色防止剤(Cpd−18) . . . . 0.02

    【0066】 第8層(イラジェーション防止染料層) ゼラチン . . . . 0.51 イラジェーション防止染料(Dye−1、2を1:3のモル比で) . . . . 0.02

    【0067】 第9層(保護層) ゼラチン . . . . 1.43 コロイド銀乳剤(平均粒径0.02μ) . . . . 0.20 界面活性剤(Cpd−14) . . . . 0.06 硬膜剤(H−1) . . . . 0.12

    【0068】乳剤EM−1の作り方 臭化カリウムと硝酸銀の水溶液をゼラチン水溶液に激しく攪拌しながら60℃で8分を要して同時に添加し、平均粒径が0.15μの八面体臭化銀粒子を得た。 この際銀1モル当り0.3gの3,4−ジメチル−1,3−チアゾリン−2−チオンを添加した。 この乳剤に銀1モル当り6mgのチオ硫酸ナトリウムと7mgの塩化金酸(4水塩)を順次加え75℃で80分間加熱することにより化学増感処理を行なった。 こうして得た粒子をコアとして、第1回目と同様な沈殿環境で更に成長させ、最終的に平均粒径が0.32μの八面体単分散コア/シェル臭化銀乳剤を得た。 粒子サイズの変動係数は約8%であった。 この乳剤に銀1モル当り1.5mgのチオ硫酸ナトリウムと1.5mgの塩化金酸(4水塩)を加え60℃で6
    0分間加熱して化学増感処理を行ない内部潜像型ハロゲン化銀乳剤を得た。

    【0069】各感光層には、造核剤としてExZK−1
    とExZK−2をハロゲン化銀に対しそれぞれ10 -3
    10 -2重量%、造核促進剤としてCpd−15を10 -2
    重量%用いた。 またハロゲン化銀の安定剤としてCpd
    −16を加えた。 更に各層には乳化分散助剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、補助溶媒として酢酸エチル、塗布助剤としてCpd−17を、更に増粘剤としてポリスチレンスルホン酸カリウムを用いた。

    【0070】

    【化9】

    【0071】

    【化10】

    【0072】

    【化11】

    【0073】

    【化12】

    【0074】

    【化13】

    【0075】

    【化14】

    【0076】感光材料101で用いたシアンカプラー(ExC−1およびExC−2)に代えて第1表に示すシアンカプラーを使用して感光材料102〜108を作製した。

    【0077】

    【表1】

    【0078】

    【化15】

    【0079】光透過性基板として厚さ1.1mmの透明なホウ珪酸ガラス(30cm×30cm)を用い、その表面にゼラチンとコロイダルシリカ(平均粒子サイズ7〜9m
    μ)を重量比で1:3に混合し、界面活性剤としてサポニンを加えて塗布した。 乾膜の塗布厚は0.2μであった。

    【0080】光透過性基板の塗膜面に前述のカラー感光材料101〜108の保護層とを密着させた。 このとき感光材料の乳剤面に若干の湿気を付与した。 その後密着面の温度が約150℃になるように温度設定したラミネーターを用い、線速0.45m/分で通過させた。 ほぼ室温に冷えた後、感光材料の支持体を乳剤面から引き剥がした。 基板上に乳剤面が一様に密着しており白抜けはみられなかった。

    【0081】以上のようにして作成した乳剤層を有する基板上に乳剤面側から青色部、緑色部、赤色部および黒色部からなるカラーフィルター用マスクを重ねてタングステン光を用いて露光した。 露光済基板を下記の工程に従い現像処理し、一回の操作でB、G、R三色および黒に発色したカラーフィルターを作成した。 (処理工程) (温度) (時間) 硬膜処理 38℃ 3分 水洗−1 35℃ 1分 発色現像 38℃ 5分 漂白定着 38℃ 1分 水洗−2 35℃ 40秒 水洗−3 35℃ 40秒 乾 燥 60℃ 2分

    【0082】各処理液の組成は、以下のとおりである。 硬膜液 硫酸ナトリウム(無水) 160.0g 炭酸ナトリウム(無水) 4.6g グルタルアルデヒド(25%) 20.0ml 水を加えて 1リットル pH(25℃)=10.0

    【0083】 発色現像液 D−ソルビット 0.15g ナフタレンスルホン酸ナトリウム・ホルマリン縮合物 0.15g ニトリロトリス(メチレンホスホン酸)5ナトリウム塩 1.80g ジエチレントリアミン5酢酸 0.50g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 0.15g ジエチレングリコール 12.0ml ベンジルアルコール 13.5ml 臭化カリウム 0.70g、 ベンゾトリアゾール 0.003g 亜硫酸ナトリウム 2.40g ジナトリウム−N,N−ビス(スルホナートエチル)ヒドロ キシルアミン 8.0g トリエタノールアミン 6.00g N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミドエチル)−3 −メチル−4−アミノアリン・3/2硫酸・1水塩 6.00g 炭酸カリウム 30.0g 水を加えて 1リットル pH(25℃)=11.0

    【0084】 漂白定着液 エチレンジアミン4酢酸 5.0g エチレンジアミン4酢酸・第二鉄アンモニウム 55.0g チオ硫酸アンモニウム(750g/リットル) 160ml 亜硫酸アンモニウム 40.0g 硝酸アンモニウム 10.0g 水を加えて 1リットル pH(25℃)=6.0

    【0085】水洗水 導電率5μS以下の脱イオン水

    【0086】得られたカラーフィルターの黒色部のシアン濃度を測定した結果を第1表に示す。 次にこれらのカラーフィルターを180℃のオーブンに1時間入れて耐熱性を、また、85000ルックスのキセノン試験器に10日間入れて耐光性を試験した。 耐熱性、耐光性の評価は青色部のシアン濃度の残存率(%)で第1表に示した。 第1表より、本発明のシアンカプラーを使用して作製したカラーフィルターは、いずれも十分な発色性を有し、かつ、耐熱性、耐光性ともに優れていることがわかった。

    【0087】実施例2 発明協会公開技報94−6023号の実施例1に記載のPEN−1Aを用いて実施例1と同様に表面処理し、さらに下塗り層を塗設した後、以下に示す構成の第1層から第9層を多層同時塗布しカラー感光材料201を作成した。 以下に成分と塗布量(g/m 2単位)を示す。 なおハロゲン化銀およびコロイド銀乳剤については銀換算の塗布量を示す。 また化合物については、特記したもの以外は実施例1と同じものを使用した。 ハロゲン化銀乳剤は各層ともネガ型の塩臭化銀である。

    【0088】 第1層(ハレーション防止層) ゼラチン ・・・・ 1.43 コロイド銀乳剤(0.02μ) ・・・・ 0.20 界面活性剤(Cpd−14) ・・・・ 0.06

    【0089】 第2層(イラジェーション防止染料層) ゼラチン ・・・・ 0.70 イラジェーション防止染料(Dye−1、2を1:3のモル比で) . . . . 0.02

    【0090】 第3層(青感層) 青色増感色素(ExS−14)で分光増感した塩臭化銀乳剤(Br:80%、 0.5μ) . . . . 0.54 ゼラチン . . . . 1.60 シアンカプラー(ExC−1) . . . . 0.15 シアンカプラー(ExC−2) . . . . 0.17 マゼンタカプラー(ExM−1) . . . . 0.21 色像安定剤(Cpd−1) . . . . 0.08 色像安定剤(Cpd−9) . . . . 0.05 色像安定剤(Cpd−10) . . . . 0.07 色像安定剤(Cpd−4) . . . . 0.12 色像安定剤(Cpd−18) . . . . 0.01 ポリマー(Cpd−13) . . . . 0.24 高沸点溶媒(Solv−2) . . . . 0.35 高沸点溶媒(Solv−3) . . . . 0.14

    【0091】 第4層(中間層) ゼラチン . . . . 1.20 混色防止剤(Cpd−3) . . . . 0.04 紫外線吸収剤(Cpd−1) . . . . 0.02 紫外線吸収剤(Cpd−8) . . . . 0.04 紫外線吸収剤(Cpd−9) . . . . 0.12 紫外線吸収剤(Cpd−10) . . . . 0.06 ポリマー(Cpd−11) . . . . 0.10

    【0092】 第5層(緑感層) 緑色増感色素(ExS−12、13)で分光増感した塩臭化銀乳剤(Br:3 0%、0.2μ) . . . . 0.45 ゼラチン . . . . 1.55 シアンカプラー(ExC−1) . . . . 0.15 シアンカプラー(ExC−2) . . . . 0.17 イエローカプラー(ExY−1) . . . . 0.55 色像安定剤(Cpd−1) . . . . 0.06 色像安定剤(Cpd−9) . . . . 0.03 色像安定剤(Cpd−10) . . . . 0.50 色像安定剤(Cpd−21) . . . . 0.11 ポリマー(Cpd−13) . . . . 0.17 高沸点溶媒(Solv−2) . . . . 0.11 高沸点溶媒(Solv−1) . . . . 0.25

    【0093】 第6層(中間層) ゼラチン . . . . 1.00 混色防止剤(Cpd−3) . . . . 0.08 紫外線吸収剤(Cpd−1) . . . . 0.01 紫外線吸収剤(Cpd−8) . . . . 0.02 紫外線吸収剤(Cpd−9) . . . . 0.06 紫外線吸収剤(Cpd−10) . . . . 0.03 ポリマー(Cpd−11) . . . . 0.05

    【0094】 第7層(赤感層) 赤色増感色素(ExS−11)で分光増感した塩臭化銀乳剤(Br:25%、 0.2μ) . . . . 0.60 ゼラチン . . . . 1.80 イエローカプラー(ExY−1) . . . . 0.48 マゼンタカプラー(ExM−1) . . . . 0.20 色像安定化剤(Cpd−21) . . . . 0.10 色像安定化剤(Cpd−4) . . . . 0.12 色像安定化剤(Cpd−18) . . . . 0.01 高沸点溶媒(Solv−1) . . . . 0.24 高沸点溶媒(Solv−2) . . . . 0.06 高沸点溶媒(Solv−3) . . . . 0.12 化合物(Cpd−22) . . . . 0.04

    【0095】 第8層(紫外線吸収層) ゼラチン . . . . 0.50 紫外線吸収剤(Cpd−1) . . . . 0.01 紫外線吸収剤(Cpd−8) . . . . 0.02 紫外線吸収剤(Cpd−9) . . . . 0.06 紫外線吸収剤(Cpd−10) . . . . 0.03 ポリマー(Cpd−11) . . . . 0.05

    【0096】 第9層(保護層) ゼラチン . . . . 0.70 界面活性剤(Cpd−14) . . . . 0.06 硬膜剤(H−1) . . . . 0.20

    【0097】各ハロゲン化銀乳剤層には、ハロゲン化銀1モル当たり青感層に4.0×10 -6モル、緑感層に3.0×10 -5モル、赤感層に1.0×10 -5モルのC
    pd−23を添加した。 また青感層および緑感層には、
    ハロゲン化銀1モル当たり青感層に1.2×10 -2モル、緑感層に1.1×10 -2モルのCpd−16を添加した。 更に各層には乳化分散助剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、補助溶媒として酢酸エチル、
    塗布助剤としてCpd−17を、更に増粘剤としてポリスチレンスルホン酸カリウムを用いた。

    【0098】

    【化16】

    【0099】

    【化17】

    【0100】感光材料201で用いたシアンカプラー(ExC−1およびExC−2)に代えて第2表に示すシアンカプラーを使用して感光材料202〜206を作製した。

    【0101】

    【表2】

    【0102】感光材料201〜206に乳剤面側から透明支持体に青色部、緑色部および赤色部からなるカラーフィルター用マスクを重ねてタングステン光を用いて露光した。 その後下記の工程に従い現像処理し、一回の操作でB、G、Rおよび黒に発色したカラーフィルターを作成した。 (処理工程) (温度) (時間) 発色現像 38℃ 1分30秒 漂白定着 38℃ 1分 水洗−2 35℃ 1分 水洗−3 35℃ 1分 水洗−4 35℃ 30秒 乾 燥 80℃ 1分 (水洗−2、3、4は、4から2への3タンク向流方式とした。)

    【0103】発色現像液の組成は以下のとおりであり、
    発色現像液以外は実施例1と同じ組成の処理液を使用した。 発色現像液 水 800ミリリットル エチレンジアミン四酢酸 3.0g 4,5−ジヒドロキシベンセン−1,3−ジスルホン酸 2ナトリウム塩 0.5g トリエタノールアミン 12.0g 塩化カリウム 6.5g 臭化カリウム 0.03g 炭酸カリウム 27.0g 亜硫酸ナトリウム 0.1g ジナトリウム−N,N−ビス(スルホナートエチル) ヒドロキシルアミン 5.0g トリイソプロピルナフタレン(β)スルホン酸ナトリウム 0.1g N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミドエチル) −3−メチル−4−アミノアニリノ・3/2硫酸・ 1水塩 5.0g 水を加えて 1000ミリリットル pH(25℃/水酸化カリウム及び硫酸にて調整) 10.00

    【0104】実施例1と同様に得られたカラーフィルターの耐熱性と耐光性を評価したところ、本発明のシアンカプラーを使用して作製したカラーフィルター203〜
    206は比較のカラーフィルター201、202に比べて耐熱性、耐光性がともに優れていることがわかった。

    【0105】

    【発明の効果】本発明のシアンカプラーを使用することにより、耐熱性、耐光性が優れたカラーフィルターが極めて簡易に作製することができる。 また、分光透過特性の優れた青色部、緑色部、赤色部と高濃度の黒色部を有しておりかつ滲み、白抜けのない高精度のカラーフィルターが得られる。

    ─────────────────────────────────────────────────────

    【手続補正書】

    【提出日】平成6年9月6日

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0004

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0004】これらの欠点を解消するため、ハロゲン化銀カラー感光材料を用いた内型現像法(例えば特開昭6
    3−261361号)および外型現像法(例えば特開昭55−6342号)によるカラーフィルターの製造方法が検討された。 しかし後者の方法は少なくとも三回発色現像する必要があり処理工程が簡易とは言い難い。 また両方法とも多層構成の感光材料を必要とし、ガラス基板のようなハードな支持体上に感光層を塗布するにはスピンコートを繰り返す等、製造は十分簡易とは言えない。

    【手続補正2】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0013

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0013】Xは現像主薬との酸化カップリング反応で離脱しうる基(離脱基)および水素原子を表わす。 Xの具体例としては水素原子、ハロゲン原子(塩素原子、臭素原子等)、アルコキシ基(エトキシ基、メタンスルホンアミドエトキシ基、メタンスルホニルエトキシ基等)、アリールオキシ基(フェノキシ基、4−カルボキシフェノキシ基、4−tert−オクチルフェノキシ基等)、アシルオキシ基(アセトキシ基、ベンゾイルオキシ基等)、スルホニルオキシ基(メタンスルホニルオキシ基、ベンゼンスルホニルオキシ基等)、カルボンアミド基(ヘプタフルオロブチロイルアミノ基、トリフルオロアセチルアミノ基等)、スルホンアミド基(メタンスルホニルアミノ基、p−クロロベンゼンスルホニルアミノ基等)、アルコキシカルボニルオキシ基(エトキシカルボニルオキシ基、イソブトキシカルボニルオキシ基等)、アリールカルボニルオキシ基(フェノキシカルボニルオキシ基、1−ナフチルオキシカルボニルオキシ基等)、イミド基(スクシンイミド基、1−メチルヒダントイニル基、5,5−ジメチルヒダントイニル基、5,
    5−ジメチルオキサゾリジン−2,5−ジオン−3−イル基等)ピラゾール基等を挙げることができる。 これらの中で好ましい例としては、水素原子、塩素原子、アリールオキシ基、スルホニルオキシ基等を挙げることができる。

    【手続補正3】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0014

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0014】Ballastは総炭素数12以上の耐拡散性基を表わす。 Ballast基としては、直鎖または分岐のアルキル基(ドデシル基、ヘキサデシル基、イソステアリル基等)、アルコキシ基(ドデシルオキシ基、2−ヘキシルデシルオキシ基、2−オクチルドデシルオキシ基等)、アシルアミノ基(ヘキサデカノイルアミノ基、オクタデカノイルアミノ基、2−(2,4−ジ−tert−アミルフェノキシ)ブチロイルアミノ基、
    2−(2,4−ジ−tert−アミルフェノキシ)オクタノイルアミノ基等)、カルバモイル基(ドデシルカルバモイル基、ドデシルオキシプロピルカルバモイル基、
    2,4−ジ−tert−アミルフェノキシプロピルカルバモイル基、N−メチル−N−オクタデシルカルバモイル基等)等を挙げることができる。 これらの中で、総炭素数が15以上のアルコキシ基、アシルアミノ基、置換カルバモイル基が特に好ましい。 以下に本発明に有用なシアンカプラーの具体例を示す。

    【手続補正4】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0023

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0023】また、ゼラチンと他の高分子とのグラフトポリマーでもよく、ゼラチン−グラフトポリマーとしては、ゼラチンにアクリル酸、メタアクリル酸、それらのエステル、アミドなどの誘導体、アクリロニトリル、スチレンなどのビニル系モノマーの単一または共重合体をグラフトさせたものを用いることができる。 ことにゼラチンとある程度相溶性のあるポリマーたとえばアクリル酸、メタアクリル酸、アクリルアミド、メタアクリルアミド、ヒドロキシアルキルメタアクリレート等の重合体とのグラフトポリマーが好ましい。 これらの例は米国特許2,763,625号、同2,831,767号、同2,956,884号、特開昭56−65133号等に記載がある。

    【手続補正5】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0030

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0030】乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体のような規則的な結晶を有するもの、球状、板状のような変則的な結晶形を有するもの、双晶面などの結晶欠陥を有するもの、あるいはそれらの複合形でもよい。 特に立方体又は八面体が好ましい。

    【手続補正6】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0031

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0031】ハロゲン化銀の粒径は、約0.2ミクロン以下の微粒子でも投影面積直径が約10ミクロンに至るまでの大サイズ粒子でもよく、多分散乳剤でも単分散乳剤でもよいが0.1ミクロンから1.5ミクロンの粒子サイズで変動係数15%以下の単分散乳剤の使用が好ましい。

    【手続補正7】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0032

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0032】本発明に使用できるハロゲン化銀乳剤は、
    例えばリサーチ・ディスクロージャー(RD)誌、17
    6巻No. 17643(1978年12月)、22〜23
    頁、“I.乳剤製造(Emulsion preparation and type
    s)”、および同No. 18716(1979年11
    月)、648頁、グラフキデ著「写真の物理と化学」、
    ポールモンテル社刊(P.Glafkides, Chemic et Phisiqu
    e Photographique(Paul Montel, 1967))、ダフイン著「写真乳剤化学」、フォーカルプレス社刊(GFDuff
    in, Photographic Emulsion Chemistry(Focal Press,1
    966))、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と塗布」、フォーカルプレス社刊(VLZelikman etal, Mak
    ing and Coating Photographic Emulsion (Focal Pres
    s,1964))などに記載された方法を用いて調製することができる。

    【手続補正8】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0039

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0039】本発明に用いるカプラーとしては、活性位が水素原子の四当量カラーカプラーよりも離脱基で置換された二当量カラーカプラーの方が、塗布銀量を低減できる点で好ましい。 本発明に使用できるイエローカプラーとしては、オイルプロテクト型のアシルアセトアミド系カプラーが代表例として挙げられる。 その具体例は、
    米国特許第2,407,210号、同第2,875,0
    57号および同第3,265,506号などに記載されている。 本発明には、二当量イエローカプラーの使用が好ましく、米国特許第3,408,194号、同第3,
    447,928号、同第3,935,501号および同第4,022,620号などに記載された酸素原子離脱型のイエローカプラーあるいは特公昭58−10739
    号、米国特許第4,401,752号、同第4,32
    6,024号、RD18053(1979年4月)、英国特許第1,425,020号、西独出願公開第2,2
    19,917号、同第2,261,361号、同第2,
    329,587号および同第2,433,812号などに記載された窒素原子離脱型のイエローカプラーがその代表例として挙げられる。 α−ピバロイルアセトアニリド系カプラーは発色色素の堅牢性、特に光堅牢性が優れており、一方、α−ベンゾイルアセトアニリド系カプラーは高い発色濃度が得られる。

    【手続補正9】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0050

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0050】本発明に用いる感光材料は、前述のRD.
    No. 17643の28〜29頁、および同No. 1871
    6の651左欄〜右欄に記載された通常の方法によって現像処理することができる。 さらに前硬膜処理または後硬膜処理を施してもよい。

    【手続補正10】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0057

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0057】本発明の方法により製造されたカラーフィルターはさらに蒸着被覆、例えば真空蒸着またはスパッタリング法により透明電極(ITO)を設けることができる。 また、カラーフィルターの光透過性基板の乳剤面とは反対側の面には偏光板や位相差フィルムを設置してもよい。

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