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Method for informing vm of virtual computer system of vp machine check

阅读:416发布:2022-03-29

专利汇可以提供Method for informing vm of virtual computer system of vp machine check专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To recognize that the value of a vector register is not guaranteed by reporting a VP machine check without stopping the virtual CPU of a corre sponding virtual computer as to a method for informing the virtual computer (VM) of the virtual computer system of a VP machine check.
CONSTITUTION: When a control program which controls a specified virtual computer (VM) saves and restores the vector register of the specified virtual computer (VM), information on the VP machine check is stored without stopping the virtual CPU of the corresponding VM even if the VP machine check is generated, and, when an OS run on the virtual CPU of the corresponding VM detects a general instruction being issues through the control program, the information of the VP machine check is reported to the virtual CPU and the control is passed to the machine check handler of the OS under the control of the VM, thereby entrusting its countermeasure.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio,下面是Method for informing vm of virtual computer system of vp machine check专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】仮想計算機システムにおいて、複数の仮想計算機(2) の切り換え制御をする制御プログラム(1)
    が、上記仮想計算機(2) の切り換え制御時に、上記仮想計算機(2) のベクトルレジスタを退避・復元しているときにVPマシンチェックの発生を検出すると、検出したVPマシンチェックを、上記制御プログラム(1) 配下の所定のデータ域(10)に記憶しておき、 対応する仮想計算機(2) 配下のオペレイティングシステム(20)上で実行される、一般のベクトル命令 () の発行を監視して、対応する仮想計算機(2) 配下のオペレイティングシステム(20)上で実行される、一般のベクトル命令 () の発行を検出したとき、上記仮想計算機(2)
    配下の仮想CPU(21) に、上記制御プログラム(2) 配下の所定のデータ域(10)に記憶しておいたVPマシンチェックを通知し、 上記仮想計算機(2) 配下の上記仮想CPU(21) が実行するオペレイティングシステム(20)のマシンチェックハンドラ(20a) に制御を渡して、その対処を委ねることを特徴とする仮想計算機システムにおけるVMへのVPマシンチェックの通知方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】近年、仮想計算機システムは、オペレイティングシステム(OS)のバージョンアップや移行のためのツールとしての利用から、実計算機を有効的に使用する1手段などのように利用分野が、日々拡大している。

    【0002】そのため、仮想計算機システムの信頼性に対する要求が増加している。 然して、従来の仮想計算機システムにおいては、仮想計算機の切り換える制御を行う制御プログラムにおいて、上記仮想計算機を切り換える制御時に行う、ベクトルレジスタの退避・復元中において、VPマシンチェックが発生すると、従来の仮想計算機システムでは、上記VPマシンチェックの詳細情報が得られないことに起因して、上記切り換え制御に対応する仮想計算機を停止せざるを得ない問題があり、仮想計算機システムの信頼度を低下させていた。

    【0003】このようなことから、上記VPマシンチェックが発生したとき、対応する仮想計算機を停止させることなく、VPマシンチェックを通知して、処理を続けることができる制御方法が必要とされる。

    【0004】

    【従来の技術】図6は、仮想計算機システムにおけるV
    Pマシンチェックの従来の処理方法を説明する図である。

    【0005】図6は、仮想計算機システムを模式的に示しており、制御プログラム(CP) 1が、複数個の各仮想計算機(VM) 2に割当てられている、仮想CPU 21に対して、
    CPU時間 (図6で“時間”で示す)を時分割に与えることにより、各仮想計算機(VM)2が時分割で動作する。

    【0006】上記制御プログラム(CP) 1が各仮想計算機
    (VM) 2の切り換え制御を行うとき、それぞれの仮想計算機(VM) 2が使用していた汎用レジスタ, ベクトルレジスタ,コントロールレジスタ,CPUタイマ等を、所定のデータ域 19 に退避, 復元することで、各仮想計算機 2は、
    自己に与えられた時間で、各オペレイティングシステム
    (OS1〜) 20の制御の元にアプリケーションを実行する。

    【0007】上記制御プログラム(CP) 1が、例えば、ベクトルレジスタ等を退避、復元しているとき、ハードウェアエラーが発生すると、VPマシンチェックとして、
    マシンチェック割り込みが発生する。

    【0008】このときのVPマシンチェック情報としては、命令損傷と,詳細情報の有無を指示する、例えば、
    バックアップビットであるが、従来方法では、図示されていないバックアップビットは“0”であり、詳細情報が得られないものであった。

    【0009】

    【発明が解決しようとする課題】即ち、従来、制御プログラム(CP) 1がベクトルレジスタの退避・復元している時に、VPマシンチェックが発生した場合は、上記のように詳細情報が得られないものである為、そのマシンチェックに対する回復が不可能として、動作していた処理単位{ここでは、仮想計算機 (以下、VMということがある) 2 の仮想CPU 21 が制御する処理単位}を異常終了させていた。

    【0010】その結果として、退避・復元しようとしていたベクトルレジスタに対応したVM 2の仮想CPU 2
    1 がマシンチェック停止状態となる。 そのため、前述のように、仮想計算機システムの信頼性に対する要求が増加しているにもかかわらず、現状では、信頼性が高い仮想計算機システムとは言えなかった。

    【0011】本発明は上記従来の欠点に鑑み、仮想計算機システムにおいて、1)VMの仮想CPUのベクトルレジスタを制御プログラム(CP)が退避・復元中にVPマシンチェックが発生しても、対応するVMの仮想CPU
    をチェック停止状態にしない。 2)VMの仮想CPUにはVPマシンチェックを通知して、その時点でのベクトルレジスタの値が保証されていないことを通知し、後は、VM配下のオペレイティングシステム(OS1〜) に、
    その対処を委ねることができるVPマシンチェックの通知方法を提供することを目的とするものである。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理説明図である。 上記の問題点は、下記のように構成したV
    Pマシンチェックの通知方法によって解決される。

    【0013】仮想計算機システムにおいて、複数の仮想計算機 2の切り換え制御をする制御プログラム 1が、上記仮想計算機 2の切り換え制御時に、上記仮想計算機 2
    のベクトルレジスタを退避・復元しているときにVPマシンチェックの発生を検出すると、検出したVPマシンチェックを、上記制御プログラム 1配下の所定のデータ域 10 に記憶しておき、対応する仮想計算機 2配下のオペレイティングシステム 20 上で実行される、一般のベクトル命令の発行を監視して、対応する仮想計算機 2
    配下のオペレイティングシステム 20 上で実行される、
    一般のベクトル命令の発行を検出したとき、上記仮想計算機 2配下の仮想CPU 21に、上記制御プログラム 2配下の所定のデータ域 10 に記憶しておいたVPマシンチェックを通知し、上記仮想計算機 2配下の上記仮想CPU
    21が実行するオペレイティングシステム20 のマシンチェックハンドラ 20aに制御を渡して、その対処を委ねるように構成する。

    【0014】

    【作用】上記の課題を解決するための手段としては、以下に記すハードウェア機構を利用する。 a:VMの仮想CPUでベクトル命令を実行しようとした時にオペレーション例外にする. b:VMの仮想CPUが動作している時に発生するオペレーション例外すべてを,制御プログラム(CP)に割り出し、オペレーション例外となった命令の命令コードを制御プログラムのデータ域に格納する。 c:VMの仮想CPUで1命令実行すると、制御プログラム(CP)に割り出す。

    【0015】又、ソフトウェア機構として、以下の機構を用意する。 A:ベクトルレジスタの退避ルーチン,ベクトルレジスタの復元ルーチンに、VPマシンチェックが発生した時の異常出口を設け、その異常出口では、上記ハードウェア機構のaとbをそれぞれ有効にする。

    【0016】B:マシンチェック処理では、VPマシンチェックが発生して異常出口が登録されている時に、その異常出口に制御を渡す。 C:上記ハードウェア機構のaとbにより制御プログラム(CP)に割り出された時、オペレーション例外となった命令がベクトル命令であれば、ハードウェア機構のaとbを無効にする。 そして、ベクトル命令の種類を識別し、マシンチェック反映か,上記ハードウェア機構のc
    を有効にする。

    【0017】D:ハードウェア機構のcにより制御プログラム(CP) 2に割り出された時、上記ハードウェア機構のcを無効にし、ハードウェア機構のaとbをそれぞれ有効にする。

    【0018】即ち、本発明においては、元々、仮想計算機システムに備わっている、例えば、ハードウェア機構として、上記VMでのベクトル命令をオペレーション例外とする機能aと、VMでのオペレーション例外が発生したとき、制御プログラム(CP)に割り出す機能bと、V
    Mで1命令の実行が完了すると、制御プログラム(CP)に割り出す機能cとがあり、制御プログラム(CP)には、マシンチェックハンドラと、割り出しハンドラ等があることに着目して、複数の仮想計算機(VM)の切り換え制御をする制御プログラム(CP)が、上記仮想計算機(VM)の切り換え制御時に、上記仮想計算機(VM)のベクトルレジスタを退避・復元しているときにVPマシンチェックの発生を検出すると、検出したVPマシンチェックを、上記制御プログラム(CP)配下の所定のデータ域に記憶しておき、対応する仮想計算機(VM)配下のオペレイティングシステム(OS1〜) 上で実行される、一般のベクトル命令の発行を監視するようにする。

    【0019】仮想計算機システムでは、制御レジスタ等を扱うベクトル命令と、一般のベクトルレジスタを扱うベクトル命令があり、上記制御レジスタを扱うベクトル命令に、上記VPマシンチェックを通知すると、システムダウンとなることがあるので、上記制御レジスタを扱うベクトル命令と、一般のベクトルレジスタを扱うベクトル命令とを識別する必要がある。

    【0020】そこで、本発明では、上記ハードウェア機構としての、VMでのベクトル命令をオペレーション例外とする機能aと、VMでのオペレーション例外が発生したとき、制御プログラム(CP)に割り出す機能bと、V
    Mで1命令の実行が完了すると、制御プログラム(CP)に割り出す機能cとを用いて、上記ベクトル命令の識別を行う。

    【0021】図2, 図3は、本発明の一実施例での制御の流れ図である。 上記ベクトル命令の種別の識別を、図2,図3を使用して説明する。 先ず、制御プログラム(C
    P) 1において、ベクトルレジスタに、VMの値を復元中に、ハードウェアがVPマシンチェックを検出すると、
    制御プログラム(CP)配下のマシンチェックハンドラにより制御プログラム(CP) 1に割り込む。 {図2の処理ステップ 100,101参照} 制御プログラム(CP) 1では、例えば、異常出口機能 (図4参照)が登録されていると、異常出口に制御が渡り、
    上記ハードウェア機構の「VMでのベクトル命令をオペレーション例外にする機能」aと、「VMでのオペレーション例外を制御プログラム(CP) 1に割り出す機能」b
    を有効にして、所定のVMをディスパッチ(使用権を与える)する。 {図2の処理ステップ 102参照} ディスパッチされたVM配下のオペレイティングシステム(OS) 20 において、制御系のベクトル命令(制御レジスタ等を扱うベクトル命令)が発行されると、上記有効にされたハードウェア機構a,bにより、制御系のベクトル命令の実行前に、制御プログラム(CP) 2に割り出される。 {図2の処理ステップ 103,104参照} 割り出された制御プログラム(CP) 2では、上記ハードウェア機構a,bを無効にして、上記ベクトル命令が、上記制御系のベクトル命令であることを、例えば、命令コード,ベクトル命令のレジスタ指定部等を見て認識すると、上記VPマシンチェックを通知することを抑止して、他のハードウェア機構である「VMで1命令の実行が完了すると制御プログラムに割り出す機能」cを有効にして、上記VMを再度ディスパッチする。 {図2の処理ステップ 105参照} 上記VM配下のオペレイティングシステム(OS) 20 では、制御系のベクトル命令を実行し、実行が完了すると、上記ハードウェア機構cにより、ベクトル命令実行後に制御プログラム(CP) 2に割り出す。 {図2の処理ステップ 106,107参照} 割り出された制御プログラム(CP) 2では、上記ハードウェア機構cを無効として、前述のハードウェア機構a,
    bを有効にして、上記VMをディスパッチする。 {図2
    の処理ステップ 108参照} ディスパッチされたVM配下のオペレイティングシステム(OS) 20 において、一般のベクトル命令 (一般のベクトルレジスタを扱うベクトル命令) が発行されると、上記有効にされたハードウェア機構a,bにより、上記一般のベクトル命令の実行前に、制御プログラム(CP) 2に割り出す。 {図2,図3の処理ステップ109,110参照} 割り出された制御プログラム(CP) 2では、上記ハードウェア機構a,bを無効にして、上記ベクトル命令が、上記一般のベクトル命令であることを、例えば、命令コード,ベクトル命令のレジスタ指定部等を見て認識すると、上記ハードウェア機構a,bを無効にして、VPマシンチェックをVMに通知する為の環境を整える。

    【0022】具体的には、図1に示したVPマシンチェック情報(VPマシンチェックが発生したアドレス,マシンチェックの詳細情報)を、対応するVMの所定のデータ域に設定して、VMのマシンチェックハンドラ{図1参照}をディスパッチする。 {図3の処理ステップ 1
    11参照} このようにして、上記処理ステップ 101で、制御プログラム(CP) 2のマシンチェックハンドラが検出したVPマシンチェックが、VMのマシンチェックハンドラに割り込みを発生させる。

    【0023】VMのマシンチェックハンドラでは、上記所定のデータ域に設定されているVPマシンチェックの情報を見て、リカバリ処理とか、動作していたジョブのアベンド(異常終了)を行う。 {図3の処理ステップ 1
    12参照}

    【0024】上記の手段を実施することにより、制御プログラム(CP)がベクトルレジスタを退避・復元中に発生したVPマシンチェックを、対応するVMの仮想CPU
    に通知することが可能となり、従来のように、対応するVMの動作を停止させることが無くなり、仮想計算機システムにおける信頼性が向上できる効果が得られる。

    【0025】

    【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述する。 前述の図1は、本発明の原理説明図であり、図2,
    図3は、本発明の一実施例での制御の流れ図であり、図4は、本発明の一実施例の構成例図であり、図5は、本発明で使用するハードウェア機構で行われる制御の流れ図である。

    【0026】本発明においては、所定の仮想計算機(VM)
    2を制御する制御プログラム(CP) 1が、仮想計算機(VM)
    2のベクトルレジスタを退避・復元しているとき、VPマシンチェックが発生しても、対応する仮想計算機(VM) 2
    の仮想CPU 21を停止させないで、そのVPマシンチェックの情報を、制御プログラム(CP) 1配下の所定のデータ域
    10 に記憶しておき、対応する仮想計算機(VM) 2の仮想
    CPU 21で実行される一般のベクトル命令を発行したことを上記制御プログラム(CP) 1が検出したとき、仮想CP
    U 21に、上記VPマシンチェックの情報を通知し、仮想計算機(VM) 2配下のオペレイティングシステム(OS) 20 のマシンチェックハンドラ 20aに制御を渡して、その対処を委ねるようにする手段が、本発明を実施するのに必要な手段である。 尚、全図を通して同じ符号は同じ対象物を示している。

    【0027】以下、図1を参照しながら、図2〜図5を用いて、本発明の仮想計算機システムにおけるVMへのVPマシンチェックの通知方法を説明する。 本発明においては、前述のように、元々、仮想計算機システムに備わっている以下に記すハードウェア機構(図4参照)を利用する。

    【0028】ハードウェア機構a:VM 2の仮想CPU
    21 でベクトル命令を実行しようとした時にオペレーション例外にする. ハードウェア機構b:VM 2の仮想CPU 21 が動作している時に発生するオペレーション例外すべてを、制御プログラム(CP) 1に割り出し、オペレーション例外となった命令の命令コードを制御プログラム(CP) 1のデータ域 11 に格納する。 {図1, 図4参照} ハードウェア機構c:VM 2の仮想CPU 21 で1命令実行すると、制御プログラム(CP) 1に割り出す。

    【0029】上記ハードウェア機構a,b,cの制御の流れを図示すると、図5に示すものとなる。 以下、図1,図4,図5を参照しながら、図2,図3によって、
    本発明によるVPマシンチェックの通知方法を詳細に説明する。

    【0030】(1) ベクトル機構が有効なVM 2の仮想C
    PU 21 をディスパッチするため、前回ディスパッチが終了した時に退避していたベクトルレジスタの値を、ベクトルレジスタに復元する。

    【0031】この時、ベクトルレジスタの復元ルーチン(図4参照)12の動作開始時に異常出口 14 を登録しておく。 {図2の処理ステップ 100参照} (2) (1) で制御プログラム(CP) 1がベクトルレジスタを復元している時、VPマシンチェックの条件が成立し、
    ハードウエアが制御プログラム(CP) 1に対してマシンチェック割り込みを発生させる。

    【0032】(3) 制御プログラム(CP) 1のマシンチェックハンドラ (図4参照) 13では、VPマシンチェックであることを認識したので、異常出口 (図4参照) 14が登録されていれば、異常出口 14 へと制御を渡す。

    【0033】(4) 異常出口(図4参照) 14では、復元しようとしていたベクトルレジスタに対応したVM 2の仮想CPU 21 で、ベクトル命令がオペレーション例外となり、そのオペレーション例外により制御プログラムに割り出されるように環境を設定する{図4のハードウェア機構aとbを有効にする。 }{図2の処理ステップ10
    1,102参照} (5) VM 2をディスパッチして、VM 2が一般のベクトル命令を実行するのを待つ。

    【0034】(6) VM 2の仮想CPU 21 が制御系のベクトル命令 (制御レジスタを扱うベクトル命令) を実行しようとした。 {図2の処理ステップ 103参照} (7) ハードウエア{図4のハードウェア機構aとb}
    は、VM 2の仮想CPU21 で制御系ベクトル命令を実行しようとしたため、制御プログラム(CP) 1からの指示により、ベクトル命令をオペレーション例外にし、且つ、オペレーション例外となる命令の命令コードを所定のデータ域 11 に格納して、制御プログラム(CP) 1へ割り出す。 {図2の処理ステップ 104参照} (8) 制御プログラム(CP) 1の割り出しハンドラ(図4参照)16は、オペレーション例外となった命令がベクトル命令であり、VPマシンチェック制御中であることを認識した時、図4のハードウエア機構aとbを無効にする。

    【0035】(9) オペレーション例外となったベクトル命令が、制御系ベクトル命令であることを認識すると、
    制御系のベクトル命令の1命令の実行が完了したら、制御プログラム(CP) 1に割り出す環境を設定する。 具体的には、図4のハードウェア機構cを有効にする。

    【0036】(10) 制御系ベクトル命令の1命令だけを実行させるため、VM 2をディスパッチする。 {図2の処理ステップ 105参照} (11) VM 2の仮想CPU 21 で、制御系ベクトル命令の1命令の実行が完了した。 {図2の処理ステップ 106
    参照} (12) 図3のハードウエア機構cは、VM 2の仮想CP
    U 21 で1命令の実行が完了したので、制御プログラム
    (CP) 1からの実行完了指示により、制御プログラム(CP)
    1へ割り出す。 {図2の処理ステップ 107参照} (13) 制御プログラム(CP) 1の割り出しハンドラ(図4
    参照)16は、1命令の実行が完了したことを認識して、
    図4のハードウエア機構cを無効にする。

    【0037】(14) 一般のベクトル命令が実行されることを期待して、VM 2の仮想CPU21 で、ベクトル命令がオペレーション例外となり、そのオペレーション例外により制御プログラムに割り出されるように環境を設定する。 具体的には、図4のハードウェア機構aとb
    を有効にする。

    【0038】(15) VM 2をディスパッチして、VM 2
    が一般のベクトル命令を実行するのを待つ。 {図2の処理ステップ 108参照} (16) VM 2の仮想CPU 21 が、一般のベクトル命令を実行しようとした。 {図2の処理ステップ 109参照} (17) 図4のハードウエア機構aとbは、VM 2の仮想CPU 21 で、一般のベクトル命令を実行しようとしたため、制御プログラム(CP) 1からの指示により、上記一般のベクトル命令をオペレーション例外にし、且つ、オペレーション例外となる命令の命令コードを、前記の制御プログラム(CP) 1のデータ域 11 に格納して、
    制御プログラム(CP) 1へ割り出す。 {図3の処理ステップ 110参照} (18) 制御プログラム(CP) 1の割り出しハンドラ(図4
    参照)16は、オペレーション例外となった命令が、一般のベクトル命令であり、VPマシンチェック制御中であることを認識した時、図4のハードウエア機構aとb
    を無効にする。

    【0039】(19) オペレーション例外となったベクトル命令が一般のベクトル命令なので、VPマシンチェックを反映することが可能であると認識し、図3のマシンチェック通知機構 18 により、VPマシンチェックを通知する環境を設定する。

    【0040】具体的には、前述のように、図1に示したVPマシンチェック情報(VPマシンチェックが発生したアドレス,マシンチェックの詳細情報)を、対応するVMの所定のデータ域に設定して、VM 2のマシンチェックハンドラ{図1参照}20a をディスパッチする。
    {図2の処理ステップ 111参照} (20) VM 2の仮想CPU 21 では、VPマシンチェックが発生して、その時点でのベクトルレジスタの値が保証されていないことを認識して、例えば、ジョブアベンドなのど処置を取る。

    【0041】或いは、上記マシンチェック詳細情報を見て、命令損傷で、前述のバックアップビットが“1”であると、対象のレジスタのリカバリを行う。 このように、本発明によるマシンチェックの通知方法は、所定の仮想計算機(VM)を制御する制御プログラム(CP)が、仮想計算機のベクトルレジスタを退避・復元しているとき、
    VPマシンチェックが発生しても、対応するVMの仮想CPU
    を停止させないで、そのVPマシンチェックの情報を記憶しておき、対応するVMの仮想CPU で実行されるOSで、一般のベクトル命令を発行したことを上記制御プログラム(CP)が検出したとき、仮想CPU に、上記VPマシンチェックの情報を通知し、VM配下のOSのマシンチェックハンドラに制御を渡して、その対処を委ねるようにしたところに特徴がある。

    【0042】

    【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明によるマシンチェック通知方法によれば、以下の効果がある。

    【0043】1) VMの仮想CPUのベクトルレジスタを制御プログラムが退避・復元中にVPマシンチェックが発生しても,対応するVMの仮想CPUがチェック停止状態とならない。

    【0044】2) VMの仮想CPUが、一般のベクトル命令を実行しようとした時にVPマシンチェックが通知されるため、VM配下のOSで,ベクトルレジスタの値が保証されていないことを容易に認識することができる。

    【0045】3) VM配下のOSでは、動作していた処理(ジョブなど)別に、発生した異常の回復処理を実行することが可能となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の原理説明図

    【図2】本発明の一実施例での制御の流れ図(その1)

    【図3】本発明の一実施例での制御の流れ図(その2)

    【図4】本発明の一実施例の構成例図

    【図5】本発明で使用するハードウェア機構で行われる制御の流れ図

    【図6】仮想計算機システムにおけるVPマシンチェックの従来の処理方法を説明する図

    【符号の説明】

    1 制御プログラム(CP) 10 データ域
    (マシンチェック情報) 11 データ域 (命令コード) 12 ベクトルレジスタ退避復元機構 13 マシンチェックハンドラ 14 異常出口機構 15 ディスパッチャ 16 割り出しハンドラ機構 18 マシンチェック通知機構 2 仮想計算機(VM) 20 仮想計算機(VM)配下のオペレイティングシステム
    (OS1〜) 20a 仮想計算機(VM)配下のマシンチェックハンドラ 21 仮想CPU a,b,c ハードウェア機構 一般のベクトル命令

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