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Formatting method for disc memory

阅读:338发布:2020-11-05

专利汇可以提供Formatting method for disc memory专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To increase memory capacity of a disc memory by setting a sector comprising a collating part and a data part within a disc surface without providing any erase part between.
CONSTITUTION: At the time of formatting for setting a sector S with respect to a disc 1, formatting data FDi is written only at a collating part ID at first step. Validity of writing is decided by a read/write circuit 7 based on a counter electromotive force to ice induced upon supply of write current to a head 3, for example. At a second step within a rotational period different from that for the first step, formatting data FDd for the data mart DT of the sector S is written from the rear end of the collating section ID thus performing formatting while arranging the data part DT contiguously to the collating part ID without interpolating an erase part.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio,下面是Formatting method for disc memory专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】データ記録単位として照合部とデータ部を備えるセクタを設定するためにディスクにフォーマッティングを施す方法であって、第1ステップにおいて照合部用のフォーマッティングデータを書き込み、かつそれが正常に書き込まれたことを確認し、ディスクの別の回転周期内の第2ステップにおいて第1ステップでフォーマッティングした照合部の後端からそれに接してデータ部用のフォーマッティングデータを書き込むようにしたことを特徴とするディスク記憶装置のフォーマッティング方法。
  • 【請求項2】請求項1に記載の方法において、第1ステップ中の照合部用のフォーマッティングデータの書き込み時にヘッドに誘起する逆電圧からその書き込みが正常にされたか否かを判定するようにしたことを特徴とするディスク記憶装置のフォーマッティング方法。
  • 【請求項3】請求項1に記載の方法において、ディスク面内を径方向に分割したゾーンごとにフォーマッティングにより設定するセクタのトラックあたりの個数を外径側ゾーンになるほど増加させるようにしたことを特徴とするディスク記憶装置のフォーマッティング方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明はディスク記憶装置のディスクに対しデータの記録単位としてセクタを設定するためフォーマッティングを施す方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】周知のように、ディスク記憶装置ではその各ディスク面にヘッドの位置操作に用いるサーボ情報ないしは位置情報を書き込むことにより多数のトラックを設定した後、フォーマッティングを施すことにより各トラック内にふつうは数十個のセクタをデータ記録上の単位として設定し、かつ各セクタには必ず照合部を付すのが通例である。 よく知られていることではあるが、図4と図5を参照して以下このフォーマッティングの要領を簡単に説明する。

    【0003】図4(a) はディスク1のごく一部の展開図であり、その面内には図の左右方向である周方向に分布して位置情報を含む参照情報RIが書き込まれ、これによって図では2個だけが示されたトラックTが設定されており、フォーマッティングをこれに施すことにより各トラックT内に例えば 512バイトの単位記憶容量をもつセクタSを図の例では参照情報RIの各相互間に設定する。
    図4(b) はこのフォーマッティングによって設定すべきセクタSの1個分の詳細であり、図示のように各セクタSは短い照合部IDと図では短縮して示した長いデータ部
    DTとからなり、それらの前後および相互間にはなにも書かれていないイレーズ部Eが置かれるのがふつうである。

    【0004】図のように、照合部IDは同期化コードSYとアドレスマークAMと照合コードiDとギャップGとを含み、データ部DTは同期化コードSYとアドレスマークAMとデータ本体DとエラーコードECとギャップGとを含む。
    周知のように同期化コードSYはデータ読み書き回路のディスクの回転との同期用, アドレスマークAMはその次が照合コードiDやデータ本体Dである旨の表示用であり、
    さらに照合コードiDにはシリンダ番号とヘッド番号とセクタ番号からなる各セクタSのディスク記憶装置内部のいわゆる物理アドレスが含まれる。 シリンダ番号とヘッド番号とによって特定のディスク面内の特定のトラックTが指定される。 フォーマッティングの際には照合部ID
    のもちろん全部とデータ部DT内のデータ本体DやエラーコードECを除く部分とを書き込むのが通例である。

    【0005】図5(a) にかかる照合部IDとデータ部DTからなるセクタSのほか参照情報RIの詳細例を示す。 参照情報RIはヘッドの移動中でも読み取り可能ないわゆるグレーコードで書かれたシリンダ番号を表す照合情報CI
    と, ヘッドのトラック中心からの位置ずれの検出用の4
    個のバーストサーボ情報を含む位置情報SIとからなる。
    フォーマッティングの際には、照合情報CIを参照してヘッドを所望のトラックTまで移動させかつ位置情報SIを参照してその中心に位置決めした後、図4(b) に示すように参照情報RIに同期した波形をもつ書込指令RWをデータ読み書き回路に与えてそのトラックT内に設定すべきセクタSの照合部IDおよびデータ部DT用のフォーマッティングデータを順次に書き込ませ、かつこの動作をディスク1内のすべてのトラックTに対して繰り返すことでよい。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のような従来のフォーマッティング方法では図4(b) のように各セクタS内の照合部IDとデータ部DTの相互間にイレーズ部Eを置くのが通例であり、このためディスクがもつ記憶容量を充分に利用できない問題がある。 このイレーズ部Eが残るのは、照合部IDがフォーマッティング後に書き換えてはならないディスク記憶装置内の各セクタS
    の内部アドレスを示す重要部分なのでその書き込み後には正常か否かを確かめる必要があり、この確認に要する時間をとるため図5(b) のように書込指令RWをこの間に中断させるからである。 なお、書き込みの良否確認はヘッドに書き込み電流パルスを流した時に誘起する逆起電値から判定するのが現在最も正確で、その値の正確な評価には書き込み電流の停止状態での若干の時間が必要になり、かつ最近の熱容量が小なヘッドでは書き込み再開時に電流が過大でないことを確かめるためにも時間を要する。

    【0007】このため上述のイレーズ部Eに相当する時間は10μS程度になるのが通例で、これは短いようであるがデータに換算すると15〜20バイト分に相当し、トラックごとに 512バイトの記憶容量のセクタSを50個設定する場合にはその2%以上,セクタにして1個分の記憶容量がそれに食われることになる。 なお、図4(b) のように各セクタSの前後にもイレーズ部Eがあるが、参照情報RIとの間を区切る役目をもっておりかつその長さもセクタS内のイレーズ部Eに比べてごく短い。 本発明はかかる従来方法の問題点を解決して、各セクタ内の照合部とデータ部の相互間にイレーズ部を置かずにフォーマッティングを施してディスク記憶装置の記憶容量を増加させることを目的とする。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明方法によれば上記の目的は、前述のように照合部とデータ部とからなるセクタをディスク記憶装置のデータ記録上の単位として設定するためディスクにフォーマッティングを施すに際し、まず第1ステップにおいて照合部用のフォーマッティングデータを書き込み、かつそれが正常に書き込まれたことを確認し、ディスクの別の回転周期内の第2ステップにおいて第1ステップ中にフォーマッティングされた照合部の後端からそれに接してデータ部用のフォーマッティングデータを書き込むことによって達成される。

    【0009】なお、照合部の書き込みが正常か否かの確認はその読み取りによっても可能であるが、第1ステップで照合部を書き込む際にヘッドに誘起する逆起電力値から判定する方が最も簡単かつ正確である。 また、本発明方法はディスクを径方向に複数個に分割したゾーンごとにデータ読み書き時の転送レートをディスク面内で線記録密度がほぼ均一になるように設定するいわゆるCD
    R方式のディスク記憶装置に好適であり、この場合はトラックあたりのセクタの個数が外径側ゾーンになるほど増加するようにフォーマッティングを施すようにし、かつセクタ個数が例えば1個ずつ順次に増えるようにゾーン分割を行なうのがディスク記憶装置の記憶容量を増加させる上で有利である。

    【0010】

    【作用】本発明方法は、照合部とデータ部からなるセクタを設定するためのフォーマッティングを、照合部用のフォーマッティングデータを書き込む第1ステップと,
    ディスクの別の回転周期内のデータ部用のフォーマッティングデータを書き込む第2ステップとに分けて施すことにより、第1ステップの途中ないしはその後に照合部への書き込みが正常なことを時間的にほとんど制約されることなく正確に確認できるようにし、かつ第2ステップで第1ステップ中にフォーマッティングされた照合部の後端からそれに接してデータ部用のフォーマッティングデータを書き込むことにより、照合部とデータ部との間にイレーズ部を介在させる必要をなくしてディスク記憶装置の記憶容量を増加させるものである。

    【0011】

    【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。 図1は本発明のフォーマッティング方法の一実施例をディスク記憶装置の構成例,セクタ等の構成例,およびフォーマッティングに関連する信号のステップごとの波形によって示し、図2は図1の実施例に対応するステップごとの動作の流れを示し、図3はCDR(C
    onstant Density Recording)方式のディスク記憶装置に対し本発明を適用した実施例をゾーンとセクタの構成例,およびフォーマッティングに関連する信号の波形によって示す。 なお、これら図のいずれにも前に説明した図4や図5に対応する部分に同じ符号が付されているので、以下では重複する部分に対する説明は適宜省略することとする。

    【0012】図1(a) に本発明の実施に関連するディスク記憶装置の要部の構成例を示す。 図の上部に示されたその機構部はディスク1と, それを定速駆動するスピンドルモータ2と, ディスク面ごとに設けた読み書き用のヘッド3と, それを支承する例えば揺動アーム4と, それを介してディスク1上のヘッド3の位置を操作する例えばボイスコイルモータ形のアクチュエータ5を備え、
    アクチュエータ5には駆動回路6が付随している。 ヘッド3と接続されたリードライト回路7は通例のようにヘッド選択指令HSで指定されたヘッドをリードライト指令
    RWに応じて読み取りまたは書き込み状態に置くもので、
    読み取り時に読取信号RSを読み書き信号回路8に出力し、書き込み時に逆にそれから書込信号WSを受ける。

    【0013】図ではごく簡略に示された読み書き信号回路8は通例のようにアナログな読取信号RSを復調した上でパルス列信号PSにデコードし、またはそれを書込信号
    WSにエンコードする回路の集合であり、その動作がリードライト指令RWに応じて切り換えられる。 参照情報読取回路9はリードライト回路7から読取信号RSを受けてそれから図1(c) に示す前述の参照情報RIを検出しかつ読み取った上で、それに含まれる照合情報CIや位置情報SI
    の読取値を読取データDrとして出力するものである。 なお、リードライト指令RWは図5(b) の書込指令RWに相当し、書込指令と読取指令が分けられる場合も多いがこの実施例では便宜上そのハイの論理状態で書き込みが, ローの論理状態で読み取りが指令されるものとする。

    【0014】ディスク記憶装置内にはこのほか読み書きプロセッサ10と制御プロセッサ20が図の例では別個に組み込まれている。 読み書きプロセッサ10はホスト計算機とのデータの交換用であって、内部バス11とインタフェース回路12と外部バス13とを介して図示しないホスト計算機と接続され、パルス列信号PSをデータに変換して内部バス11に乗せ、あるいは逆にそれからデータを読み込んでパルス列信号PSに変換する等の役目を果たす。 制御プロセッサ20はディスク記憶装置の内部制御用であり、
    参照情報読取回路9から受ける読取データDrに応じ駆動回路6を介してヘッド3の位置を制御し、リードライト指令RWによりリードライト回路7と読み書き信号回路8
    の動作を切り換え、かつヘッド選択指令HSにより読み書きすべきヘッド3を指定する等の役目を果たし、読み書きプロセッサ10とも連絡バス14を介して連系動作を行なうようになっている。

    【0015】本発明方法を以上の構成をもつディスク記憶装置で実施する際には、制御プロセッサ20にフォーマッティング手段21をそのソフトウエアとして装荷してフォーマッティング動作を制御させ、かつ読み書きプロセッサ10にフォーマッティングデータを編集して出力する役目を持たせる。 図1(b) は本発明によりフォーマッティングされるセクタSを示し、図のように照合部IDとデータ部DTの内容は前に説明した図4(b) と同じであるが両部間にイレーズ部Eを置かない点が異なる。 また、これに応じて読み書きプロセッサ10にかかる照合部ID用とデータ部DT用のフォーマッティングデータFDiとFDdを別個に編集させる。

    【0016】本発明方法では、この各セクタSの照合部
    IDとデータ部DTとを第1ステップとディスク1の別の回転周期内の第2ステップの2段階でフォーマッティングし、かつ照合部IDのフォーマッティング後にその書き込みが正常なことを確認する。 この確認は照合部IDの読み取りによっても可能であるが、この実施例では従来と同様に照合部IDを書き込む際にヘッド3内に誘起する逆起電力値をリードライト回路7に検出させてそれが正常か否かを判定させ、その結果を判定信号Sdとして制御プロセッサ20のフォーマッティング手段21に出力させる。 もちろん、場合によりリードライト回路7に逆起電力値のみを検出させ、その良否判定は別回路に行なわせるようにしてもよい。

    【0017】図1(c) にトラックT内の参照情報RIとセクタSの配列を図5(a) に対応する要領で示す。 図1
    (c) でもセクタSが参照情報RIの相互間にフォーマッティングにより設定されるが、本発明方法ではセクタSを従来の図5(a) の場合より短くできるから、参照情報RI
    は各トラックT内にセクタSを従来より例えば1個多く設定するに適する相互間隔で書き込まれる。 各セクタS
    はこの参照情報RIに引き続いてフォーマッティングする必要があるから、参照情報RIの位置情報SIの次のイレーズ部Eを図1(a) の参照情報読取回路9に検出させてその検出パルスDPをフォーマッティング手段21に与えさせる。 照合部IDのフォーマッティングを指令する図1(d)
    の第1ステップのリードライト指令RWはこの検出パルス
    DPに応じてハイにされる。 データ部DTをフォーマッティングする図1(e) の第2ステップのリードライト指令RW
    もこの実施例では検出パルスDPに応じ図1(a) のタイマ
    22をセットしその時限τの経過後のタイミングでハイにする。

    【0018】ついで、図2の流れ図を参照して本発明方法によるフォーマッティング動作を説明する。 図はフォーマッティング手段21としての動作を示し、図の左側が第1ステップS10の, 右側が第2ステップS20の動作である。 図には簡略化のために1個分のセクタSに対する動作のみが示されている。 図示の流れの開始前に制御プロセッサ20の制御下でヘッド3を参照情報RI内の照合情報CIを参照してフォーマッティングを施すべきトラックTまで移動させた上で、位置情報SIを参照してその中心上に正確に位置決めする。

    【0019】第1ステップS10の最初のステップS11では読み書きプロセッサ10に照合部ID用のフォーマッティングデータFDiを編集させる。 もちろんこのデータFDi
    にはヘッド3が現在置かれているトラックTのシリンダ番号とヘッド番号とを付け、かつ1個のトラックT内に設定すべきすべてのセクタS用のフォーマッティングデータFDiをそれらのセクタ番号を付してこのステップS
    11で編集して置くのがよい。 次のステップS12では前述の検出パルスDPの参照情報読取回路9からの到来を待ち、その到来と同時に動作をステップS13に移す。

    【0020】このステップS13では、各セクタSの照合部IDのフォーマッティングするためリードライト指令RW
    を1,つまり図1(d) のようにハイの状態にして書き込みを指定した上で、読み書きプロセッサ10に照合部ID用のフォーマッティングデータFDiを出力させ、1セクタ分に対応する図1(d) のパルス幅に相当する時間後にリードライト指令RWを0,つまりローの状態に戻す。 かかる1セクタ分のフォーマッティングデータFDiは実際にはパルス列信号PSの形で読み書き信号回路8に与えられ、それにより書込信号WSに変換された後にリードライト回路7によってヘッド3を介してディスク1に書き込まれる。

    【0021】次のステップS14では前のステップS13における照合部IDの書き込みが正常であったか否かをリードライト回路7による前述の判定信号Sdから調べ、否の場合には動作をステップS11に戻すが、然りの場合は図示の1セクタ分の照合部IDのフォーマッティング動作を終了させる。 もちろん実際には図のステップS12からステップS14までの流れがトラック内のすべてのセクタに対して繰り返される。 なお、この過程中で1回でも書き込みが正常でなかった場合は図示のようにこの第1ステップS10の動作を最初から繰り返すのがよい。

    【0022】データ部DTをフォーマッティングするための第2ステップS20はディスク1の上述とは別の回転周期内に動作させる。 最初のステップS21ではデータ部DT
    用のフォーマッティングデータFDdを読み書きプロセッサ10に編集させる。 図4(b)からわかるようにその内容は照合部IDと異なりトラックやセクタに関せず同じでよいので、例えばRAMに記憶しておいてすべてのセクタに対し繰り返して使うことでよい。 次のステップS22では原理的には照合部IDの終端を検出して動作を最後のステップS25に移すことでよいが、この実施例では参照情報読取回路9が照合部IDの直前のイレーズ部Eを検出した検出パルスDPを発するのを待ち、その発生と同時にステップS23で時限τのタイマ22をセットし、ステップS
    24でそのタイムアップを待って動作をステップS25に移す。

    【0023】データ部DTをフォーマッティングするこのステップS25では、ステップS13と同様にリードライト指令RWを1にした上で読み書きプロセッサ10に1セクタ分のフォーマッティングデータFDdを出力させかつリードライト指令RWを図1(e) の波形になるように0に戻す。 これにより、図1(b) のように各セクタSのデータ部DTが照合部IDの後端からそれに接してフォーマッティングされる。 なお、実際にはトラックT内のすべてのセクタSのデータ部DTがフォーマッティングされるまでステップS22〜S25の動作が繰り返される。 また、このデータ部DTのフォーマッティングは照合部IDと比べると重要度が低いので、この実施例ではその書き込みが正常か否かの確認はなされない。

    【0024】次に、図3に示す本発明をCDR方式のディスク記憶装置に適用した実施例を説明する。 この方式では図3(a) の一部展開図に示すようにディスク1の面内を径方向に複数のゾーンZ1やZ2に分割し、ディスク内のデータの線記録密度がほぼ均一になるよう各ゾーン内の複数のトラックTにセクタSを設定する。 この方式でも参照情報IRはディスク1内の周方向に分布して一定度間隔で書き込まれ、セクタSは先頭の参照情報IR0 に続く場合を除き図のように参照情報IRを跨いで設定される。 線記録密度が一定なので各セクタSの実際の長さはディスク面内でほぼ同じであるが、図3(a) の展開図上では外径側のゾーンZI内の方が内径側のゾーンZ2内より短くなる。 ゾーンZ1, Z2等は各トラックTに設定するセクタSが外径側になるに従い例えば1個ずつ増えるように分割するのがよい。

    【0025】図3(b) はこの方式によりトラックT内にセクタSが設定された様子を示す。 各セクタSはその前後に置かれた例えば短いイレーズEにより区切られ、先頭の参照情報RI0 に続く場合を除きセクタS内に参照情報RIが割り込むことになる。 図3(c) および図3(d) に各セクタSの照合部IDとデータ部DTにそれぞれフォーマッティングを施す本発明の第1および第2ステップ中のリードライト指令RWの波形を図3(b) に対応して示す。
    図のようにその第1ステップ中の波形は図1の実施例と同様であるが、第2ステップ中の波形は参照情報RIに対応する時間内にハイをローにする必要があり、この波形は図1(a) のフォーマッティング手段21により参照情報読取回路9の出力を参照して発生される。 図3(d) のように第2ステップ中のリードライト指令RWが各照合部ID
    の直前のイレーズ部Eを検出してから時限τの経過後にハイにされる点は前実施例と同じである。

    【0026】以上からわかるように、図3の実施例でもフォーマッティング手段21の動作は図2の流れ図とその第2ステップS20のステップS25中のリードライト指令
    RWの波形が異なる点を除いて同じでよい。 なお、このC
    DR方式ではディスク1内の線記録密度を一定にするためゾーンZ1やZ2ごとにデータ転送レートを切り換える必要があるので、第1および第2ステップ中にフォーマッティングデータFDiやFDdを書き込む際には図1(a) の読み書き信号回路8と読み書きプロセッサ10に対し書き込みデータの転送レートを指定するためのクロックパルスCPの周波数が制御プロセッサ20によりゾーンごとに切り換えられる。

    【0027】

    【発明の効果】以上のとおり本発明では、ディスク内に照合部とデータ部とからなるセクタを設定するに際して、まず第1ステップでは照合部のみをフォーマッティングし、フォーマッティングデータの書き込みが正常なことを確認した上で、ディスクの別の回転周期内の第2
    ステップでデータ部を照合部に続けてフォーマッティングすることにより、(a) 従来のように照合部とデータ部との間にイレーズ部を置く必要をなくしてディスク記憶装置の記憶容量を最低でも2%以上増加させ、かつ(b)
    第1ステップでの各照合部のフォーマッティング後,ないしは第2ステップまでの間にフォーマッティングデータの書き込みが正常か否かを判定するための時間的な余裕をもたせてその確認の精度を高めることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明によるディスク記憶装置のフォーマッティング方法の一実施例を示し、同図(a) は本発明方法を実施したディスク記憶装置の内部構成例を示すその構成回路図、同図(b) は本発明方法により設定されるセクタの構成例を示す構成図、同図(c) はトラック内のセクタ等の配置図、同図(d) および同図(e) はそれぞれ第1および第2ステップ用のリードライト指令の波形図である。

    【図2】図1に対応する第1および第2ステップ中の動作を示す流れ図である。

    【図3】本発明をCDR方式のディスク記憶装置に適用した実施例を示し、同図(a) はゾーンとセクタの設定要領を例示するCDR方式のディスクの一部拡大展開図、
    同図(b) はトラック内のセクタ等の配置図、同図(c) および同図(d) はそれぞれ第1および第2ステップ用のリードライト指令の波形図である。

    【図4】従来のフォーマッティング方法を示し、同図
    (a) はセクタが設定された状態を示すディスクの一部拡大展開図、同図(b) はセクタの内部構成図である。

    【図5】従来のフォーマッティング方法を示し、同図
    (a) はトラック内へのセクタ等の配置図、同図(b) はフォーマッティング用の書込指令の波形図である。

    【符号の説明】

    1 ディスク 3 ヘッド 7 リードライト回路 8 読み書き信号回路 10 読み書きプロセッサ 20 制御プロセッサ 21 フォーマッティング手段 22 タイマ DT セクタのデータ部 FDd データ部用フォーマッティングデータ FDi 照合部用フォーマッティングデータ ID セクタの照合部 RI 参照情報 RW リードライト指令 S セクタ S10 第1ステップ S20 第2ステップ T トラック τ タイマの時限

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