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Assignment decision support system

阅读:152发布:2021-12-20

专利汇可以提供Assignment decision support system专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To provide an assignment decision support system which can prevent the waste of a space without deciding previously the division of an area for a layout problem occurring in an expert system and, furthermore, can perform the effective assignment in consideration of the areas around (yj) without requiring the calculation of the evaluation value of a long term. CONSTITUTION:The cars xi (i=0,...,n) arriving in time series are assigned to the parking areas yi (j=0,...,m) which are numbered based on a physical standard. Under such conditions, the relationship between the arriving cars xi and the parking area candidates yj is evaluated based on the evaluation functions F (xi, yi-1, yj, yj+1) consisting of the information on only the cars xi and the areas yj and (yj-1) and (yj+1) which are adjacent to the areas yj. Thus, it is possible to assign the proper areas yj to the arriving cars xi of each size even with no long evaluation time required if the area yj are divided to the cars of medium sizes.,下面是Assignment decision support system专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 時系列的に発生する物Xi(i=0,…,n) を物理的な基準により番号付けられた領域yj(j=0,…,m)
    に割当てる割当て決定支援方式において、上記xi とy
    j との関係をxi 、yj 及び該yj に隣接するyj-1 、
    yj+1 のみからなる評価関数 F(xi ,yj-1 ,yj ,yj+1 ) で評価し、最も評価値の高いxi とyj の組合せに応じて領域yj を割当てることを特徴とする割当て決定支援方式。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、エキスパートシステムにおけるレイアウト問題において、時系列的に発生する物を、予めいくつかに区切られた領域に効率的に割当てる割当て決定支援方式に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来より、複数の物Xi(i=0,…,n) を複数の区切られた領域yj(j=0,…,m) に対して割当て配置することが、あらゆる分野で多々行なわれている。

    【0003】図5は車を駐車場に割当てる際の割当て状況を示すもので、例えば駐車場で次々に到着する車xi
    (i=0,…,n) を区切られた駐車領域yj(j=0,…,m) に配置することがある。 この場合、車には、小型、中型、大型等の大きさがある。 まず、1つの割当て方法として、
    駐車場を大きめの駐車領域に均等に区切り、車をランダムに割当てる方法がある。

    【0004】しかし、この割当て方法では、小型の車でも中型や大型の車と同じ区画を占領してしまい、領域の無駄が発生する。 また、上記予め区切られた領域よりも大きい車は該領域内に駐車することができず、この場合、続いて2箇所の領域が空いている場所を探して駐車する等の特別な割当て処置を採らなければならない。

    【0005】また、他の割当て方法として、大型、中型、小型と、予め駐車領域を分けて区切り、それぞれの大きさの車と対応付ける方法がある。 この場合、様々な大きさの車に対応でき、ある程度の領域の無駄は省けるが、この場合でも、予め領域を分割するにあたり、車の大きさより小さい領域に駐車することは不可能であるため、1つの領域をある程度大きめに取る必要がある。

    【0006】そして、上記駐車領域の区切り方によっては、大型の領域に小型が多く駐車されたり、大型の領域が不足して、前記1つ目の割当て方法と同様、特別な割当て処置を採らねばならないことになる。 これら2つの割当て方法では、時系列的に発生する車xを物理的に並んだ領域yj(j=0,…,m) に割当てるにあたり、 F(x,yj ) を評価関数としてxとyj の関係を評価し、その評価値の最も良いyj に割当てを行なっている。

    【0007】すなわち、この場合、全てのyj を固定領域としているため、物xに対して、領域yj の属性、つまり、yj は空いているか、広さが充分あるか等、yj
    に関する情報のみでx,yj の関係を評価している。 このように、xを領域yj に割当てる場合に、yj のみの情報で割当てる方法を採ると、上記のように領域yj を予め大きく取る必要がある。

    【0008】一方、駐車場に拘らず、荷物を倉庫内の領域に配置する場合等では、周辺に似た種類の荷物を配置することにより、出入れが容易になることがあり、xとyjの関係を個々のyj のみでなく、 F(x,y1 ,…,ym ) とし、yj 全体を考慮する方法が採られることがある。
    しかしこの方法では、評価の基になる要素が多過ぎるため、その計算に時間が掛かる問題がある。

    【0009】すなわち、時系列的に発生するxi(i=0,
    …,n) が予め判っている場合、つまり、予めxi の到着スケジュールが判っている場合や、xi の到着以前に到着予告がされる場合、また、複数のxi が同時に到着した場合を考える。 この場合、x1 ,…,xn とy1 ,
    …,ym の全ての組合せの評価値を計算し、xi の順番に拘らず最も良いと思われるxi とyj の組合せから割当てることになる。

    【0010】しかしながら、1つのxi をあるyj に割当てた後、該割当てられたyj の情報が変化するため、
    次のxi+1 の割当てを決めるのにあたり、再び全ての組合せについて評価値を計算し直す必要があり、非常に時間が掛かる問題がある。

    【0011】

    【発明が解決しようとする課題】すなわち、xi とyj
    との関係の評価を、xi と個々のyj のみから計算する従来の方法では、該yj の周辺の領域の状態を考慮しないため、yj の物理的なスペースを予め決定する必要がある。 この場合、yj のスペースをxi の標準より予め大きく取る必要があり、空間の無駄があると共に、予め決められたyj よりも大きなxi は割当て困難になる問題ある。

    【0012】また、yj を予めいくつかの段階に分けて設定する場合でも、xi のばらつきによってyj の分割を正しく考慮しないと、実際のxi の割当てが困難になる場合があり、結果的に空間の無駄が発生する。

    【0013】一方、xi とyj との関係の評価を、xi
    とy1 ,…,ym から計算する従来の方法では、yj 全体を考慮することで効率的な割当て配置が行なえるが、
    評価値の計算に長い時間を要する問題がある。

    【0014】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
    物xi を領域yj に割当てる際に、予め領域の分割を決定することなく、空間的な無駄の発生を防止し、しかも、長時間の評価値計算を要することなく、yj 周辺の領域も考慮した効率的な割当てが可能になる割当て決定支援方式を提供することを目的とする。

    【0015】

    【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わる割当て決定支援方式は、時系列的に発生する物Xi(i=
    0,…,n) を物理的な基準により番号付けられた領域yj
    (j=0,…,m) に割当てるに際し、上記xi とyj との関係を評価するにあたり、xi とyj 及び該yj に隣接するyj-1 及びyj+1 のみの情報からなる評価関数 F(xi ,yj-1 ,yj ,yj+1 ) を作成し、この評価値計算を各yj に対して繰返し行ない、最も評価値の良いxi とyj の組合せから割当てを決定するものである。

    【0016】

    【作用】つまり、xi をyj に割当てるに際し、隣接するyj の情報を考慮するため、例えば隣接する領域に小さめの物がある場合、yj には領域以上の大きさの物を置くことができるという判断や、隣接する領域に領域以上の物がある場合、yjには小さい物のみ置けるという判断が行なえ、yj の大きさを標準に近い大きさとして分割しても、全ての型のxi が効率的に割当てられる。

    【0017】また、yj 以外の情報をyj に隣接するy
    j-1 ,yj+1 に限定することにより、個々のyj 以外の情報をも含んで適切な割当てが行なえるにも拘らず、評価値計算に要する時間が削減されるようになる。

    【0018】

    【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説明する。

    【0019】図1は割当て決定支援方式を適用した情報処理システムの構成を示すブロック図であり、この情報処理システムは、予めある一定の大きさの駐車領域に区切られている駐車場に、順次到着する車の駐車領域を決定する場合の、割当て決定支援システムである。

    【0020】この情報処理システムは、xデータ保持部11と、yデータ記憶部12と、候補作成部13と、条件検査部14と、評価値計算部15と、評価値記憶部1
    6と、候補決定部17と、割当部18とから構成される。

    【0021】xデータ保持部11は、ランダムに発生する駐車場に到着する車xi に関する情報、すなわち、到着した車xi の大きさ情報を割当て終了まで保持するもので、このxデータ保持部11に保持された車xi の大きさ情報は、候補作成部13に与えられる。

    【0022】yデータ記憶部12は、車xi が割当てられる場所yj についての情報、すなわち、yj の物理的な位置情報や現在割当てられている車xi の大きさ情報が記憶されるもので、このyデータ記憶部12に記憶された駐車場所yj に関する情報は、候補作成部13に与えられる。

    【0023】候補作成部13は、上記xデータ保持部1
    1に対し到着した車xi の情報が保持されると、xi とyj の組合せを順次作成するもので、このxi ,yj の組合せデータは条件検査部14に送られる。

    【0024】条件検査部14は、候補作成部13で作成されたxi とyj の組合せについて、後述する予め指定された条件に合致している否かを検査するもので、この条件検査部14における検査結果は候補作成部13に送られ、条件が合致している組合せ候補xi ,yj は評価値計算部15に送られる。

    【0025】評価値計算部15は、上記条件検査後に候補作成部13から送られたxi とyj の組合せに対し、
    予め定義されたxi とyj 及びyj に隣接するyj-1 とyj+1 に関する情報のみからなる評価関数Fを用いて評価関数を計算するもので、この評価値計算部15にて、
    上記条件合致したそれぞれのyj について計算された評価値データは、評価値記憶部16に送られて保存される。

    【0026】候補決定部17は、評価値記憶部16に保持されたそれぞれのyj における評価値データに基づき、到着した車xi に対する最良の駐車場所yj を決定するもので、この候補決定部17により決定された駐車場所yj は割当部18に送られ、到着した車xi に対し最適な駐車場所yj が割当られる。

    【0027】図2は上記情報処理システムが割当て決定支援システムとして運用される駐車場を示すもので、この駐車場は例えば中型の車xi に対応させて区画されており、駐車場所y0 には大型車x0 が、駐車場所y3 には中型車x1 が、駐車場所y6 には小型車x2 がそれぞれ既に駐車されている。

    【0028】ここで、上記駐車場には、大型,中型,小型の車を駐車できるが、隣接する駐車領域間にはいくつかの条件が与えられ、上記条件検査部14では、次の4
    つの条件が検査される。 (条件0)既にyj に車が駐車してある場合、xi は駐車できない。 (条件1)yj の隣に大型の車が駐車されている場合、
    小型以下の車xi のみ駐車できる。 (条件2)yj の隣に中型の車が駐車されている場合、
    中型以下の車xi のみ駐車できる。 (条件3)yj の隣に小型の車が駐車されている場合、
    及び何も駐車されていない場合、全ての車xi を駐車できる。 また、上記評価値計算部15にて、上記条件検査後におけるそれぞれのyj に対する評価計算式となる評価関数Fは、次の式で定義される。 F(xi ,yj-1 ,yj ,yj+1 ) =適合度(xi ,car-of(yj-1 )) +適合度(xi ,car-of(yj+1 )) +便利度(yj ) ここで、xi は到着した車のサイズ、car-of(yk )はyk に現在駐車されている車のサイズを示し、その値si
    ze(xk )は次のように設定される。 size(xk ):xk が大型の時 3 xk が中型の時 2 xk が小型の時 1 xk が存在しない時 0

    【0029】つまり、上記評価関数Fにおける第1項及び第2項それぞれの適合度は、隣接する場所の車の適合の良さを示し、2つの車のサイズ値を加算したものになるので、大型と小型、中型と中型といった上記(条件0)〜(条件3)を最も満たす場合に最高値“4”になる。 そして、上記評価関数Fにおける第1項乃至第2項を展開すると、 size(car-of(yj-1 ))+2size(xi )+size(ca
    r-of(yj+1 )) となり、これにより得られる値の大小が適合度の高低となる。 一方、上記評価関数Fにおける第3項の便利度は次の式で与えられる。 便利度(yk )=−0.1*k ここで、k は駐車場における駐車場所yk の入口からの距離に比例し、その値は次のように設定される。 y0 =0、y1 =1、y2 =2、y3 =3、…、y6 =
    6 つまり、駐車場所yk の便利度は、入口から離れる程“−”値が大きくなり低くなる。 したがって、上記適合度と便利度を加算した評価関数Fは、隣接する車同士の適合が良く、入口に近い駐車場所ほど高い評価値となる。 次に、上記構成による情報処理システムの動作について説明する。 図3は上記情報処理システムにおける割当て決定支援処理を示すフローチャートである。 図4は上記情報処理システムにおける割当て決定支援処理に伴う評価値算出状況を示す図である。

    【0030】ここで、yデータ記憶部12には、予め車x0 ,x1 ,x2 が駐車されているそれぞれの駐車場所y0 ,y3 ,y6 に対応して、その大きさ情報“3”
    “2”“1”が記憶されていると共に、各駐車場所y0
    〜y6 それぞれの入口からの距離に比例する位置情報“0〜6”が記憶されている。 すなわち、例えば図2に示す駐車場に小型車x3 が到着した場合、該小型車x3
    の大きさ情報“1”がxデータ保持部11に保持される(ステップS1)。

    【0031】すると、候補作成部13では、まず、小型車x3 と駐車場所y0 の組合せが検索されるもので、この組合せ(x3 ,y0 )について条件検査部14による前記4つの条件(0〜3)に基づく条件検査が実行される(ステップS2〜S4)。

    【0032】この場合、駐車場所y0 には既に車x0 が駐車してあるので、該駐車場所y0は(条件0)により除外され、再び候補検索部13にて次の駐車場所y1 との組合せが検索されると共に、この組合せ(x3 ,y1
    )についての条件検査が実行される(ステップS5→
    S2〜S4)。

    【0033】この場合、駐車場所y1 の隣には大型車x
    0 が駐車されており、到着車x3 は小型車なので、(条件1)により条件検査OKとなり、組合せ(x3 ,y1
    )についての評価値が評価値計算部15にて計算される(ステップS5→S6)。

    【0034】つまり、小型車x3 に対する駐車場所y1
    の評価値は、xデータ記憶部11に記憶された到着車x
    3 の大きさ情報“1”とyデータ記憶部12に記憶された隣接駐車場所y0 ,y2 それぞれの車両大きさ情報“3”“0”及び駐車場所y1の位置情報“1”を用い、前記評価関数Fにより計算されるもので、すなわち、 F(x3 ,y0 ,y1 ,y2 ) =適合度(x3 ,car-of(y0 )) +適合度(x3 ,car-of(y2 )) +便利度(y1 ) =size(car-of(y0 ))+2size(x3 )+size(ca
    r-of(y2 ))+(−0.1*y1 ) =3+2+0+(−0.1)=4.9 となり、図4(a)の小型車x3 の段に示すように、駐車場所y1 の評価値4.9が評価値記憶部16に記憶される(ステップS7)。

    【0035】この後、上記ステップS2〜S7を繰返し実行することで、各駐車場所y2 〜y6 が条件検査されると共に、その評価値が計算され、上記評価値記憶部1
    6に順次記憶される。

    【0036】そして、上記ステップS3において、到着車xi に対する駐車場所yj の組合せ候補なしと判断されると、上記評価値記憶部16に記憶された各駐車場所y0〜y6 の評価値(図4(a)小型車段参照)に基づき最も高い評価値4.9に対応する組合せ(x3 ,y1
    )が候補決定部17にて検索され、これが割当部18
    に送られて到着車x3 に対する最良駐車場所y1 として割当てられる(ステップS8,S9)。

    【0037】ここで、他の到着車xi が存在する場合には、上記ステップS9による駐車場所y3 の割当てに応じて不要になった駐車場候補yj が条件検査により除外され、この除外駐車場に関連する駐車場候補についての評価値が再計算される(ステップS10〜S12)。

    【0038】一方、例えば図2に示す駐車場に中型車x
    3 が到着した場合、該中型車x3 の大きさ情報“2”がxデータ保持部11に保持される(ステップS1)。 そして、上記ステップS2〜S7の処理が繰返し実行されることで、駐車場所候補y0,y1 ,y3 ,y6 は条件検査により除外され、y2 ,y4 ,y5 に対するそれぞれの評価値が計算され評価値記憶部16に記憶される(図4(a)中型車段参照)。

    【0039】すると、上記評価値記憶部16に記憶された最も高い評価値5.8に対応する駐車場所候補y2 が候補決定部17にて検索され、これが割当部18に送られて中型車x3 に対する最良駐車場所y2 として割当てられる(ステップS8,S9)。

    【0040】一方、例えば図2に示す駐車場に大型車x
    3 が到着した場合、該大型車x3 の大きさ情報“3”がxデータ保持部11に保持される(ステップS1)。 そして、上記ステップS2〜S7の処理が繰返し実行されることで、駐車場所候補y0,y1 ,y2 ,y3 ,y4
    ,y6 は条件検査により除外され、y5 のみに対する評価値が計算され評価値記憶部16に記憶される(図4
    (a)大型車段参照)。

    【0041】すると、上記評価値記憶部16に記憶された最も高い評価値6.5に対応する駐車場所候補y5 が候補決定部17にて検索され、これが割当部18に送られて大型車x3 に対する最良駐車場所y5 として割当てられる(ステップS8,S9)。

    【0042】したがって、中型車を駐車するに適した駐車領域の区画であるにも拘らず、小型、中型、大型の車xi 何れに対しても、適切な駐車場所yj を割当てることができ、しかも、割当て評価値の計算処理を、割当て候補に隣接する駐車場所の情報のみ利用して行なうので、複雑な計算を必要とせず、高速な割当て処理が実現できる。

    【0043】次に、例えば図2に示す駐車場に小型車x
    3 ,中型車x4 ,大型車x5 が同時に到着した場合、各到着車x3 ,x4 ,x5 の大きさ情報“1”“2”
    “3”がそれぞれxデータ保持部11に保持される(ステップS1)。 そして、上記ステップS2〜S7の処理が繰返し実行されることで、到着車x3 ,x4 ,x5 それぞれの駐車場候補y0 〜y6 の全てに対し条件検査が行なわれ、条件合致したそれぞれの駐車場候補に対する評価値が計算され、図4(a)で示すように、評価値記憶部16に記憶される。

    【0044】この場合、大型車x5 と駐車場所y5 における評価値が6.5と最も高いため、まず、大型車x5
    に対して駐車場所y5 が割当てられる(ステップS8,
    S9)。

    【0045】この後、到着車は小型車x3 と中型車x4
    の2台存在するので、この2台x3,x4 について、上記大型車x5 に対する駐車場所y5 の割当てにより不要となる駐車場所候補が除外され、この除外された駐車場候補に隣接して残る駐車場所候補のみに対する評価値の再計算が行なわれる(ステップS10〜S12)。

    【0046】すなわち、評価関数Fにより得られる評価値は、割当て候補としての駐車領域と隣接する駐車領域にのみ依存するので、上記大型車x5 を駐車場所y5 に割当てたことにより評価値を再計算する必要のある駐車場所は、この場合、y4 に関する組合せだけであり、小型車x3 及び中型車x4 についての再計算後の各駐車場所候補に対する評価値は、図4(b)で示すようになる。 この場合、小型車x3 と駐車場所y4 における評価値が6.4と最も高いため、小型車x3 に対して駐車場所y4 が割当てられる(ステップS8,S9)。

    【0047】この後、到着車は中型車x4 が存在するので、上記同様にして小型車x3 に対する駐車場所y4 の割当てにより不要となる駐車場所候補が除外され、この除外された駐車場候補に隣接して残る駐車場所候補のみに対する評価値の再計算が行なわれる(ステップS10
    〜S12)。

    【0048】そして、中型車x4 についての再計算後の各駐車場所候補に対する評価値は、図4(c)で示すようになり、中型車x4 に対しては駐車場所y2 が割当てられる(ステップS8,S9)。

    【0049】したがって、同時に到着した複数の車を対象とする場合でも、そのそれぞれに対して適切な駐車場所を割当てることができ、また、1つの駐車場所割当て毎に残る駐車場所候補の割当て評価値を計算し直すにも、全ての駐車場所候補に対する評価値を計算し直す必要はなく、割当てられた駐車場所と隣接する駐車場所候補にのみ評価値再計算を行なうだけなので、計算時間を節約して高速な割当て処理が実現できる。

    【0050】したがって、上記構成の割当て決定支援方式を適用した情報処理システムによれば、時系列的に到着する車xi(i=0,…,n) を物理的な基準により番号付けられた駐車領域yj(j=0,…,m) に割当てるに際し、到着車xi と駐車場所候補yj との関係を、該xi とyj 及びyj に隣接するyj-1 とyj+1 のみの情報から成る評価関数F(xi ,yj-1 ,yj ,yj+1 )に基づき評価することにより、予め各駐車場所yj を中型車に対応して区画した場合でも、あらゆる大きさの到着車xi に対して適切な駐車場所yj を割当てることができ、空間的無駄を省くことができると共に、1台の車に対する駐車場所割当て後の次の車に対する駐車場所の再評価時間が少くて済み、高速な割当て処理が行なえるようになる。

    【0051】なお、上記実施例における評価関数Fの項目は、適合度と便利度とを含んで設定したが、例えば評価値要素として駐車予定時間を考慮する項目を加え、長く駐車する車を入口から離れた駐車場所に割当てたり、
    初心者かどうかの項目を加え、初心者ならば空間的に余裕のある駐車場所に割当てるようにしてもよい。 また、
    駐車場所yj の区画を一定の広さに分割したが、予め異なる広さに分割し、該yj の広さも考慮して割当てを行なってもよい。 さらに、駐車場に限らず、倉庫内の荷物の置き場を決定する場合に応用してもよい。

    【0052】また、上記実施例では、到着車xi がランダムに発生する駐車場について述べたが、予めスケジュールの定まっている荷物輸送トラックや定期バスの駐車を考え、評価関数Fの評価値要素として、到着予定時刻に関する項目を加えてもよい。

    【0053】また、上記実施例における駐車場は、1次元に並んだ領域について述べたが、2次元平面に格子状に並んだ領域や正6形で区切られた領域に対し、隣接する領域に対する評価関数を作成してもよい。

    【0054】

    【発明の効果】以上のように本発明によれば、時系列的に発生する物Xi(i=0,…,n) を物理的な基準により番号付けられた領域yj(j=0,…,m) に割当てるに際し、上記xi とyj との関係を評価するにあたり、xi とyj 及び該yj に隣接するyj-1 及びyj+1 のみの情報からなる評価関数 F(xi ,yj-1 ,yj ,yj+1 )

    【0055】を作成し、この評価値計算を各yj に対して繰返し行ない、最も評価値の良いxi とyj の組合せから割当てを決定するので、予め領域の分割を決定する必要なく、空間的な無駄の発生を防止し、しかも、長時間の評価値計算を要することなく、yj 周辺の領域も考慮した効率的な割当てが可能になる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例に係わる割当て決定支援方式を適用した情報処理システムの構成を示すブロック図。

    【図2】上記情報処理システムが割当て決定支援システムとして運用される駐車場を示す図。

    【図3】上記情報処理システムにおける割当て決定支援処理を示すフローチャート。

    【図4】上記情報処理システムにおける割当て決定支援処理に伴う評価値算出状況を示す図。

    【図5】車を駐車場に割当てる際の割当て状況を示す図。

    【符号の説明】

    11…xデータ保持部、12…yデータ記憶部、13…
    候補作成部、14…条件検査部、15…評価値計算部、
    16…評価値記憶部、17…候補決定部、18…割当部。

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