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Lossless compression method for full motion video

阅读:848发布:2021-09-22

专利汇可以提供Lossless compression method for full motion video专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To provide a method for executing lossless compression for a full motion video by utilizing redundancy among frames more than that of conventional technology. CONSTITUTION: The feature of a change is determined by analyzing each frame (122) and only change information in the whole frame sequence is stored (134). Basic information is stored in a library to use it together with a future frame by utilizing also the knowledge of the future frame.,下面是Lossless compression method for full motion video专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】ビデオ・シーン内の最初のビデオ・フレームから後続ビデオ・フレームへの変化の特徴を決定するステップと、 前記変化の特徴に基づいて前記後続フレームを符号化するための命令を提供するステップとを含む、ディジタル化ビデオを圧縮する方法。
  • 【請求項2】前記決定ステップが、局所的変化、直線変化、角度変化、ランダム変化、経時変化、および以前のフレームから表示されたシーンの一部分があるかどうか前記フレームを分析するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  • 【請求項3】さらに、前記ディジタル化ビデオを再構成してアナログ・ビデオにするため、前記命令を復号するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  • 【請求項4】複数のフレームの各フレーム内の、以前のフレームからの変化だけを符号化するステップを含む、
    ディジタル化ビデオに必要な記憶空間を減らす方法。
  • 【請求項5】ビデオ・シーン内の最初のビデオ・フレームから後続ビデオ・フレームへの変化の特徴を決定する手段と、 前記変化の特徴に基づいて前記後続フレームを符号化するための命令を提供する手段とを含む、ディジタル化ビデオを圧縮するシステム。
  • 【請求項6】前記決定手段が、局所的変化、直線変化、
    角度変化、ランダム変化、経時変化、および以前のフレームから表示されたシーンの一部分があるかどうか前記フレームを分析する手段を含むことを特徴とする、請求項5に記載のシステム。
  • 【請求項7】さらに、前記ディジタル化ビデオを再構成してアナログ・ビデオにするため、前記命令を復号する手段を含むことを特徴とする、請求項5に記載のシステム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、全般的にコンピュータ・ソフトウェアに関し、具体的には、フル・モーション・ビデオの無損失圧縮の方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】アナログ・データのディジタル化は、当技術分野で周知の技法である。 ディジタル化データを使用すると、アナログ・データに比べて多くの利益が得られる。 このような利益には、データが劣化せず寿命が長くなること、データが操作しやすいこと、データの伝送が容易なこと、データの記憶が容易なこと、ディジタル・コンピュータ処理が利用できることなどが含まれる。
    したがって、アナログ・データをディジタル・データに変換するのが好ましいことがしばしばである。

    【0003】たとえば、ディジタル化されたビデオ・データは、そのアナログ版より高品質になる可能性があり、劣化せずに長持ちする可能性がある。 したがって、
    ビデオ・カセット・レコーダ・(VCR)テープ上に見られるようなアナログ・ビデオを、ビデオ・ディスクやCD上に見られるようなディジタル・ビデオに変換すると、ビデオの品質と寿命が改善される。 困ったことに、
    非圧縮のフル・モーション・ディジタル・ビデオは、毎秒20メガバイトを超える記憶速度を必要とする可能性がある。 このように大きな記憶要件は、重荷となり、非圧縮ディジタル化ビデオの記憶、検索および伝送を困難にする。 したがって、ディジタル化の際にビデオを圧縮するのが非常に有利である。

    【0004】いくつかのビデオ圧縮技法が、当技術分野で知られている。 これらの従来技法は、1フレーム内および2つの連続するフレーム間に存在する大量の冗長性を利用するものである。 困ったことに、冗長性の利用を連続するフレーム間だけに制限すると、同一データが繰り返し伝送されることになり、より長いフレーム・シーケンスに存在する冗長性が除去されない。 したがって、
    より長いフレーム・シーケンスの分析から導出できる知識を利用して、現フレームの再作成のために記憶または伝送する必要のあるデータの量の大幅な減少を達成する方法が求められている。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来技術のビデオ圧縮方法に伴う問題を除去または実質的に減少させる、フル・モーション・ビデオの無損失圧縮の方法を提供することである。 本発明では、ビデオのより長いシーケンスに存在する冗長性を利用して、フレームの記憶と複製に必要な情報の量を減らす。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明の1態様によれば、ディジタル化ビデオを圧縮する方法が提供される。
    1シーン内のあるフレームから次のフレームへの変化の特徴を決定する。 そのシーンの各フレームを符号化するための命令は、決定された変化の特徴に基づく。

    【0007】本発明のもう1つの態様によれば、シーンのフレームを、局所的変化、直線変化、度変化、ランダム変化、経時変化、および以前のフレームから表示されたシーンの一部分があるかどうか分析する。 変化のタイプに応じて、そのフレームを符号化するための命令が提供される。

    【0008】より長いフレーム・シーケンスに含まれる冗長性を利用することが、本発明の技術的利点である。
    この冗長性を利用することによって、アナログ・ビデオをディジタル化するのに必要な記憶域の量が、従来技術に比べて少なくなる。

    【0009】

    【実施例】図1および図2に、本発明と共に使用される、当技術分野で既知の符号化圧縮コンピュータ10の概略図を示す。 アナログ・ビデオ12が、符号化圧縮コンピュータ10への入として使用される。 符号化圧縮コンピュータ10内での操作の結果、出力データと、シーンまたはシーンのシーケンスを作成するための命令が、符号化圧縮コンピュータ10によって生成される。
    図2に、符号化圧縮コンピュータ10をさらに詳細に示す。 符号化圧縮コンピュータ10は、ディジタイザ1
    4、分析器ハードウェア16、およびアナログ・ビデオ12の圧縮に使用される圧縮方法18を備える。

    【0010】本発明によれば、ビデオ圧縮に、従来技術で使用できるよりも長いフレーム・シーケンスの分析から導出できる知識を利用する。 (事前に記録されたビデオの)将来のフレームの知識と分析は、フル・モーション・ビデオから見て非常に重要な特定のパターンの変化を検出する助けとなる。 過去のフレームのより長いシーケンスの使用可能性を利用することによって、現フレームを再作成するために記憶または伝送する必要のあるデータの量の大きな減少が達成される。

    【0011】ビデオ・シーケンスは、演劇のシーンの変化に類似した、舞台面に対する1つまたは複数の主要な変化からなる。 1シーン内の変化は、漸進的または連続的であると感じられる。 たとえば、監視を行うためにカメラを置く場合、舞台面の走査および舞台面の変化は、
    低速であり連続している。 本発明によれば、事前に記録されたビデオ・シーケンスを、次のタイプの特徴が存在するかどうか分析する。 1)直線移動、2)ランダム移動、3)角度移動、4)表示された舞台面の記憶、5)
    1シーン内の変化領域、および6)経時データ。 これらの特徴の分析と識別によって、より長いフレーム・シーケンス間の冗長性を減らすことによりディジタル化ビデオの圧縮が可能になる。

    【0012】各フレームは、所定の寸法(すなわち、8
    ×8画素、16×16画素など)の複数のブロックを含む。 フレームごとの対応するブロック間の変化を、「デルタ」と定義する。 したがって、シーンが変化するにつれて、ブロックは、あるデルタだけ変化するか、同一のままであるかのどちらかになる。 一度ビデオを圧縮した後は、それ以上の圧縮は不要である(圧縮は時間のかかる処理になり得るので、このことは重要である)。 さらに、圧縮解除には、圧縮よりはるかに短い時間しかかからない。

    【0013】最初に本発明は、前に遭遇したことのないシーンの最初のフレームを符号化しなければならない。
    このようなフレームでの出発点は、優勢色を識別し符号化することである。 他のすべての色は、優勢色に対する変化(デルタ)として符号化される。 たとえば、図3を参照すると、空21が優勢色である場合、このフレーム全体がその色として符号化されることになる。 その後、
    残りの色に関してデルタが符号化されることになる。 ビデオ・シーケンスの最初のフレームを符号化した後、後で詳細に説明する、上で識別した特徴の分析が進行する。

    【0014】図3、図4、図5および図6を参照して、
    直線移動の特徴を説明する。 図3および図4には、シーンを横切る物体の直線移動が示されている。 図3では、
    背景20(たとえば空、山、砂漠など)は変化せず、たとえば自動車22などの物体が、左から右に直線的に移動する。 ブロックの概念を使用して、自動車22をある個数のブロック内で定義する。 自動車22は、直線的に移動する際に、1組のブロックとして、フレームごとに増分的に移動する。 自動車の形状が各ブロックで接する背景舞台面に変化があると、デルタが必要になる。 図5
    および図6では、物体ではなく、カメラが直線的に移動する。 図5から図6へと、カメラが左から右に直線的に移動することがわかる。 図5(開始点)には、カメラが右に移動した時の図6に見られる構造24がない。 どちらの場合でも、物体またはカメラは直線的に移動し、その間記録されるシーンは静止している。 たとえば、2〜
    3秒の間に、物体またはカメラがある速度で移動する間にシーンの"n"個のフレームを記録することができる。
    2つの連続するフレームの間には非常に多くの冗長性があり、変化は、そのシーケンス全体を通じた直線経路内か、あるいはシーンの一方の端にあり、後者の場合は、
    シーンの新しい追加部分に入り、そのシーンの反対の端にある部分が次のフレームから削除される。

    【0015】図7および図8を参照すると、シーンを通る物体のランダム移動が示されている。 物体、たとえば自動車40は、図7の左端42から図7に入るように見える。 その後、自動車40は、左(図7)から右(図8)へとこのシーンを横切る。 図3および図4に示した物体の直線移動と対照的に、自動車40は、シーンを直線的に横切らず、道路44に沿ってランダムなパターンでシーンを横断する。 したがって、このシーンの大半は変化しないが、自動車40は、シーケンス内で表示されるフレーム群の一連の開始座標(すなわち、自動車40
    を含むブロックの左上角)を、そのシーンに対する他のデルタと共に指定することによって、そのランダム経路に沿って符号化される。

    【0016】図9、図10および図11を参照すると、
    角度移動が示されている。 図9で、時計50は振り子5
    2を有する。 振り子52の端にある重り54は、破線の位置56と58の間で角度移動するように見える。 図1
    0および図11には、シーンを横切るカメラの角度移動が示されている。 図10では、矢印60で示すように、
    カメラが徐々に右下の向きに移動しながら、シーンが記録される。 カメラが矢印60の向きに右下に移動するにつれて、構造62は、矢印64で示す左上の向きに移動するように見える。 さらに、カメラが矢印60の向きに移動して追加の舞台面を取り込むにつれて、人物66が図11に現れるように見える。 直線移動と同じ原理を使用して、記録中にカメラが移動していた角度経路の中心、角速度および半径を指定することによって、より大きなシーンから、シーンを横切るカメラの角度移動を再作成することができる。

    【0017】図12、図13および図14を参照すると、ある物体が他の物体の前を横切って移動する間、変化しない背景の例が示されている。 これらの図を同時に眺めればわかるように、山70は、この3つのフレームの間で変化しない。 しかし、構造72は、図12および図14には示されているが、図13のシーンでは自動車74に隠されている。 構造72の記憶を維持することによって、自動車74がこれを隠す位置を越えて移動した後に、記憶から構造72を再作成することができ、従来技術に従って新しいシーンである場合のように構造72
    を作成する必要はない。

    【0018】図15を参照すると、変化の領域または区域が示されている。 変化の領域は、全体的に破線80によって示されている。 変化領域80中では、シーンの進行につれてそこにある画像が変化する。 しかし、そのフレームの残りの部分は同じままである。 図15に示すように、全体的に符号82で示される部屋は、連続するフレーム全体を通じて実質的に同じままであるが、変化の領域80内の区域(あるプログラムを表しているテレビジョン画面)はフレームごとに変化する。 変化の領域8
    0は、かなり局所的である。 この場合、受信側(すなわち、符号化されたビデオを復号する装置)に、その後の"n"個のフレームの間、シーンが同じであると知らせることができる。 しかし、その全体的なシーンの上に別のミニ・フレームが重なっている。 他の情報が与えられるまで、その時点以降の符号化は、この小さなフレームを厳密に記述する。 その結果、より大きな寸法のフレームを記述するのに必要なオーバーヘッドが大幅に減少する。 さらに、受信側は、同一の全体シーンを用いて一連のフレームを事前に作成することができる。 この一連のシーンのそれぞれに、適当なミニ・フレーム(すなわち変化の領域)が重なる。

    【0019】図16を参照すると、シーンのライブラリが示されている。 符号90で全体的に示した最初のシーンには、フレームからフレームへのシーンの進行の全体を通じてある量だけ変化する、基礎フレームがある。 ある時点で、符号90で示すシーンが、符号92で全体的に示すシーン2に変化する。 ここでは、符号92で示すシーンの基礎フレームに類似のシーンが、前に説明したのと同じやり方で作成される。 ある時点で、符号94で全体的に示すシーン3が、後続フレームでのそれに対する一連の変化によって開始する。 本発明を使用すると、
    各シーンの基礎フレームが記憶され、後続フレームでは、その基礎フレームに対する変化だけを記憶すればよい。

    【0020】長いフレーム・シーケンスでは、たとえば、符号96で全般的に示すシーン4など、一部のシーンが再び現れる傾向をもつことがある。 符号96で示すシーンは、人物98が登場している点を除いて、符号9
    0で示すシーンと実質的に同一である。 同一の画像の部分を何度も伝送するのを避けるため、受信側に、過去に受け取ったフレームの活動記録を維持するよう指令する。 その後、経時フレームからの画像の断片から現フレームを再作成する命令を受信側に送ることができる。

    【0021】受信側のもつ記憶域は有限なので、最近受け取ったフレームの巨大な活動記録を維持するのは実用的でない。 送信側には将来のフレームがわかっているので、これらのフレームを分析すると、将来の参照のためにセーブする経時フレームの数を増減する命令を受信側に出すことができる。 言い換えると、セーブされるフレームの数が、動的に制御され、シーンの変化に合わせて適応される。

    【0022】たとえば、シーンが完全に変化し、将来のフレームの分析から、これまで維持されてきた経時フレームの価値がほとんどないことがわかった場合、受信側に、それらを破棄するよう指令することができる。 さらに、将来のフレームの分析から、以前のフレームの一部だけをセーブする必要があることが明らかになることもある。 これらの結果、受信側での資源利用度が大きく向上する。 さらに、ビデオ・シーケンス全体の分析から、
    特定の画像断片が頻繁に使用されることが示される場合、これらの画像断片のカタログまたはライブラリを維持し、画像断片のライブラリから現フレームを再構成する命令を受信側に送る。

    【0023】図17および図18に、本発明を利用するビデオの符号化を示す流れ図を示す。 ブロック100で開始した後、次のフレームがあれば、ブロック102
    で、それを読み取る。 次のフレームがない場合は、ブロック103で終了する。 次のフレームがある場合、ブロック104で、そのフレームを分析して、それに対する変化の正確な性質を決定する。 判断ブロック106で、
    そのフレームが新しいシーンを描いたものであるか否かを判定する。 判断ブロック106に対する応答が肯定である場合、判断ブロック108で、そのシーンが前に表示されたか否かを判定する。 判断ブロック108に対する応答が肯定である場合、ブロック110で、ライブラリからそのシーンを突きとめ識別する。 ブロック112
    で、表示命令を作成し、その後ブロック102に戻って、次のフレームを読み取る。

    【0024】判断ブロック108に対する応答が否定である場合、ブロック114で優勢な背景色を識別する。
    ブロック116で、優勢色に対する変化(デルタ)としてフレームの残りの部分を作成する命令を与える。 将来のフレームでそのシーンが繰り返される場合、ブロック118で、将来の使用のためそのフレームをセーブする命令を与える。 その後ブロック102に戻って、次のフレームを読み取る。

    【0025】判断ブロック106に戻って、それに対する応答が否定である場合、判断ブロック120で、変化が局所的である(すなわち変化の領域または区域)か否かを判定する。 判断ブロック120に対する応答が肯定である(変化の領域)場合、ブロック119で、変化の位置をフレーム数と共に与える。 ブロック121で、変化の領域に関するデルタを与え、その後ブロック102
    に戻って、次のフレームを読み取る。

    【0026】判断ブロック120に対する応答が否定である場合、ブロック122(図18参照)で、変化の正確なタイプを分析する。 変化は、経時変化、直線変化、
    角度変化、ランダム変化、以前のフレームから表示されたシーンの一部分、またはそれ以外である。 変化が経時変化(すなわち、ライブラリに記憶されている以前のシーン)である場合、ブロック123で、そのフレームをライブラリ内で突きとめる。 変化が直線変化である場合、ブロック124で、開始座標、方向、相対速度、およびフレームの最大数を提供する。 変化が角度変化である場合、ブロック126で、カメラまたは物体の開始座標、半径、中心、角速度、およびフレームの最大数を提供する。 変化がランダム変化である場合、ブロック12
    8で、合成画像内の連続フレームの最大数に対する座標のシーケンスを与える。 変化が以前のフレームから表示されたシーンの一部分である場合、ブロック130で、
    以前のフレームからそのフレームを作成する命令を提供する。 変化が上記の変化タイプのどれでもない場合、ブロック131でデルタを与え、その後ブロック102
    (図17参照)に戻る。 ブロック123、124、12
    6、128または130の後に、そのシーンに対するデルタがあれば、ブロック125でこれを与える。 その後、判断ブロック132で、現フレームが、新フレーム(所与の所定のフレーム数の範囲内)を構成するのに有用であるか否かを判定する。 判断ブロック132に対する応答が肯定である場合、ブロック134で、そのフレームをセーブする命令を与える。 判断ブロック132に対する応答が否定である場合、またはブロック134の後、ブロック102(図17参照)に戻る。

    【0027】図19に、本発明を使用するディジタル化ビデオの復号の流れ図を示す。 ブロック140で開始した後に、ブロック142で、次のフレームを作成するための次の1組の命令があれば、それを読み取る。 次のフレームがない場合は、ブロック143で終了する。 次のフレームがある場合、ブロック144で、新シーンを構成するか否かを判定する。 判断ブロック144に対する応答が肯定である場合、判断ブロック146で、まったく新規のフレームを構成するか否かを判定する。 判断ブロック146に対する応答が否定である場合、ブロック148で、ライブラリからそのフレームを再構成し、その後ブロック142に戻る。 判断ブロック146に対する応答が肯定である場合、ブロック150で優勢色を塗り、ブロック151で、変化(デルタ)を与え、その後ブロック142に戻る。

    【0028】判断ブロック144に対する応答が否定である場合、判断ブロック145で、その変化が局所的であるか否かを判定する。 判断ブロック145に対する応答が肯定である場合、ブロック147で、変化の区域を作成するための変化(デルタ)を与え、その後ブロック142に戻る。

    【0029】判断ブロック145に対する応答が否定である場合、ブロック152で、変化の方法を識別する。
    変化の方法が、以前のフレームから表示されたシーンの一部分である場合、ブロック154で、一時的に一部分を隠した物体の移動前に存在した以前のフレームから、
    そのフレームを構成する。 変化の方法が直線変化である場合、ブロック156で、開始座標、移動の方向、およびフレームの最大数に基づいてフレームを構成する。 変化の方法が角度変化である場合、ブロック158で、開始座標、中心、半径、角速度、およびフレームの最大数に基づいて、最初のフレームと連続するフレーム群とを構成する。 変化の方法が経時変化である場合、ブロック160で、経時フレームを検索し、現フレームを再構成する。 変化の方法がランダム変化である場合、ブロック162で、座標(すなわち、ブロックの左上角とフレームの最大数)に基づいて、最初のフレームと連続するフレーム群とを構成する。 ブロック154、156、15
    8、160または162の後に、ブロック163で、変化(デルタ)があればそれを与える。 その後、ブロック164で、指示されていれば、このフレームを将来の使用のためにセーブする。 その後ブロック142に戻って、次の1組の命令を読み取る。

    【0030】要約すると、本発明は、より長いフレーム・シーケンスに存在する冗長性を利用して、記憶しなければならない情報の量を減らす。 最初に、前のフレームからの変化の性質がどのようなものであるかを決定する。 変化が、局所的、直線変化、角度変化、ランダム変化、経時変化、以前のフレームから表示されたシーンの一部分、またはそれ以外の変化のどれであるかに応じて、変化だけを記憶する命令を提供する。 したがって、
    ディジタル化ビデオを記憶するのに必要なオーバーヘッドを減らすことができる。

    【0031】好ましい実施例を参照して本発明を具体的に図示し、説明してきたが、当業者なら、本発明の趣旨と範囲を逸脱することなく、形態と詳細な点について様々な変更を行えることを理解するであろう。

    【0032】以下、本発明の実施態様を示す。 (1)ビデオ・シーン内の最初のビデオ・フレームから後続ビデオ・フレームへの変化の特徴を決定するステップと、前記変化の特徴に基づいて前記後続フレームを符号化するための命令を提供するステップとを含む、ディジタル化ビデオを圧縮する方法。 (2)前記決定ステップが、局所的変化、直線変化、角度変化、ランダム変化、経時変化、および以前のフレームから表示されたシーンの一部分があるかどうか前記フレームを分析するステップを含むことを特徴とする、
    (1)に記載の方法。 (3)前記命令提供ステップが、前記特徴が前記局所的変化である場合に、変化の位置とフレーム数とを与えるステップを含むことを特徴とする、(2)に記載の方法。 (4)前記命令提供ステップが、前記特徴が前記直線変化である場合に、開始座標、方向、物体を含む1組のブロックの増分移動、およびフレームの最大数を提供するステップを含むことを特徴とする、(2)に記載の方法。 (5)前記命令提供ステップが、前記特徴が前記角度変化である場合に、開始座標、半径、中心、角速度、およびフレームの最大数を提供するステップを含むことを特徴とする、(2)に記載の方法。 (6)前記命令提供ステップが、前記特徴が前記ランダム変化である場合に、連続フレームの最大数に対して座標のシーケンスを提供するステップを含むことを特徴とする、(2)に記載の方法。 (7)前記命令提供ステップが、前記特徴が以前のフレームから表示されたシーンの一部分である場合に、以前のフレームから再表示される部分を作成する命令を提供するステップを含むことを特徴とする、(2)に記載の方法。 (8)前記命令提供ステップが、前記変化が経時変化である場合に、シーンのライブラリ内でフレームを突きとめ、変化があればそれも突きとめる命令を提供するステップを含むことを特徴とする、(2)に記載の方法。 (9)さらに、前記ディジタル化ビデオを再構成してアナログ・ビデオにするため、前記命令を復号するステップを含むことを特徴とする、(1)に記載の方法。 (10)複数のフレームの各フレーム内の、以前のフレームからの変化だけを符号化するステップを含む、ディジタル化ビデオに必要な記憶空間を減らす方法。 (11)ビデオ・シーン内の最初のビデオ・フレームから後続ビデオ・フレームへの変化の特徴を決定する手段と、前記変化の特徴に基づいて前記後続フレームを符号化するための命令を提供する手段とを含む、ディジタル化ビデオを圧縮するシステム。 (12)前記決定手段が、局所的変化、直線変化、角度変化、ランダム変化、経時変化、および以前のフレームから表示されたシーンの一部分があるかどうか前記フレームを分析する手段を含むことを特徴とする、(11)
    に記載のシステム。 (13)前記命令提供手段が、前記特徴が前記局所的変化である場合に、変化の位置とフレーム数とを与える手段を含むことを特徴とする、(12)に記載のシステム。 (14)前記命令提供手段が、前記特徴が前記直線変化である場合に、開始座標、方向、物体を含む1組のブロックの増分移動、およびフレームの最大数を提供する手段を含むことを特徴とする、(12)に記載のシステム。 (15)前記命令提供手段が、前記特徴が前記角度変化である場合に、開始座標、半径、中心、角速度、およびフレームの最大数を提供する手段を含むことを特徴とする、(12)に記載のシステム。 (16)前記命令提供手段が、前記特徴が前記ランダム変化である場合に、連続フレームの最大数に対して座標のシーケンスを提供する手段を含むことを特徴とする、
    (12)に記載のシステム。 (17)前記命令提供手段が、前記特徴が以前のフレームから表示されたシーンの一部分である場合に、以前のフレームから再表示される部分を作成する命令を提供する手段を含むことを特徴とする、(12)に記載のシステム。 (18)前記命令提供手段が、前記特徴が経時変化である場合に、シーンのライブラリ内でフレームを突きとめ、変化があればそれも突きとめる命令を提供する手段を含むことを特徴とする、(12)に記載のシステム。 (19)さらに、前記ディジタル化ビデオを再構成してアナログ・ビデオにするため、前記命令を復号する手段を含むことを特徴とする、(11)に記載のシステム。

    【0033】

    【発明の効果】本発明により、従来技術のビデオ圧縮方法に伴う問題を除去または実質的に減少させる、フル・
    モーション・ビデオの無損失圧縮の方法が得られる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施に使用できる、符号化圧縮コンピュータの概略図である。

    【図2】本発明の実施に使用できる、符号化圧縮コンピュータの概略図である。

    【図3】物体の直線移動を示す図である。

    【図4】物体の直線移動を示す図である。

    【図5】カメラの直線移動を示す図である。

    【図6】カメラの直線移動を示す図である。

    【図7】ランダム移動を示す図である。

    【図8】ランダム移動を示す図である。

    【図9】物体の角度移動を示す図である。

    【図10】カメラの角度移動を示す図である。

    【図11】カメラの角度移動を示す図である。

    【図12】以前のフレームから表示された舞台面の一部分を示す図である。

    【図13】以前のフレームから表示された舞台面の一部分を示す図である。

    【図14】以前のフレームから表示された舞台面の一部分を示す図である。

    【図15】変化領域を示す図である。

    【図16】シーンの経時ライブラリを示す図である。

    【図17】本発明に従ってビデオをディジタル化するのに使用されるステップの流れ図である。

    【図18】本発明に従ってビデオをディジタル化するのに使用されるステップの流れ図である。

    【図19】本発明を使用してディジタル化されたビデオを復号するステップの流れ図である。

    【符号の説明】

    10 符号化圧縮コンピュータ 12 アナログ・ビデオ 14 ディジタイザ 16 分析器ハードウェア 18 圧縮方法

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 7/36 8842−5J 9061−5L G06F 15/70 405 (72)発明者 ハリ・レディー アメリカ合衆国76051 テキサス州グレー プバイン アパートメント・ナンバー 1422

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